JPH07230050A - 光走査装置の書き込み開始位置調整機構 - Google Patents

光走査装置の書き込み開始位置調整機構

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JPH07230050A
JPH07230050A JP33597994A JP33597994A JPH07230050A JP H07230050 A JPH07230050 A JP H07230050A JP 33597994 A JP33597994 A JP 33597994A JP 33597994 A JP33597994 A JP 33597994A JP H07230050 A JPH07230050 A JP H07230050A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
receiving element
light receiving
light beam
photodetector
Prior art date
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Pending
Application number
JP33597994A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tonomura
哲 外村
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光素子による光ビームの検出タイミングの
微調整を行い、またその調整幅を拡大する。 【構成】 支持板31の背面に、エリアセンサである受
光素子29を垂直に固定する。受光素子29の直前であ
って光ビームの走査方向Fとは反対方向の側、すなわち
受光素子29よりも先に光ビームが照射される位置に、
遮光板33を配設する。遮光板33はビス34を緩める
ことにより、ビス34の回りに変位可能である。受光素
子29の受光部29aは、遮光板33の変位によって光
ビームの入射タイミングを調整するのに充分な幅Eを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ等にお
いて、印刷データを感光ドラム上に書き込むために光ビ
ームを走査させる光走査装置に関し、より詳しくは、感
光ドラム上への書き込み開始位置を調整する機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の光走査装置として、図1に
示すものが知られている。光源部11により発生せしめ
られた光情報すなわち光ビームB1は、補正シリンダレ
ンズ12を通過し、一定の速度で回転するポリゴンミラ
ー13の反射面に入射する。ポリゴンミラー13の回転
に伴って、光ビームB1は矢印A方向に走査し、fθレ
ンズ14、15においてその走査速度が一定値に補正さ
れる。
【0003】感光ドラムD上への光情報の書き込みが開
始される前において、fθレンズ15から出射した光ビ
ームB2は、ビーム検出ミラー16により反射され、補
正シリンダレンズ17を介して受光素子18に照射され
る。受光素子18の受光量が所定値を越えると、ビーム
検出回路19から水平同期信号が出力される。水平同期
信号が光源部11の制御部(図示せず)に入力される
と、この入力時点を基準として所定時間経過後に光源部
11が駆動され、走査光ビームB3によって感光ドラム
Dへの光情報の書き込みが開始される。
【0004】このように感光ドラムD上への書き込み開
始位置は、受光素子18への光ビームB2の入射タイミ
ングに依存しており、この書き込み開始位置を調整する
ため、受光素子18が取り付けられた基板を移動させた
り、あるいはビーム検出ミラー16の角度位置を変化さ
せることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような調
整方法によると、基板の固定用のネジを締めることによ
り受光素子18の位置がずれやすく、またビーム検出ミ
ラー16は小さいため微調整が困難である。本発明は、
受光素子への光ビームの入射タイミングの微調整が容易
であり、しかもその調整幅を従来よりも拡大して受光素
子の取付け作業を簡単にすることができる書き込み位置
調整機構を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る書き込み開
始位置調整機構は、感光部材上への情報の書き込み開始
位置よりも光ビーム走査方向の上流位置において光ビー
ムを検出可能な受光素子と、この受光素子の直前に設け
られ、この受光素子に入射する光ビームの走査方向に沿
って変位可能に設けられた遮光部材とを備え、受光素子
は、受光部が遮光部材の変位によって光ビームの入射タ
イミングを調整するのに充分な幅を有するエリアセンサ
であることを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
2は本発明の第1実施例である書き込み開始位置調整機
構を備えた光走査装置の構成を示す平面図である。
【0008】ハウジング21内には、ポリゴンミラー
(光偏向器)22が設けられ、このポリゴンミラー22
は図示しないモータにより駆動され、図の反時計方向に
一定速度で回転する。ハウジング21に固定された支持
板31の前面には、光情報を発生するための光源部23
が設けられている。この光源部23とポリゴンミラー2
2の間には、fθレンズ24、25の加工誤差による非
点収差等の光学特性を補正する補正シリンダレンズ26
が配設されており、光源部23により発生せしめられた
光情報すなわち光ビームB1は、補正シリンダレンズ2
6を通過し、ポリゴンミラー22の反射面に入射する。
【0009】fθレンズ24、25は、ポリゴンミラー
22に対して、ハウジング21の射出口27側に設けら
れている。ポリゴンミラー22の回転により、光ビーム
B1は矢印A方向に主走査し、fθレンズ24、25を
通過することによって、その走査速度が一定値に補正さ
れる。fθレンズ24、25から出射した光ビームB3
は、射出口27を通過し、感光ドラム(感光部材)D上
に照射され、これにより感光ドラムD上に、光情報に対
応した電荷信号が形成される。
【0010】感光ドラムDは、長軸の周り、すなわち副
走査方向に回転する。光ビームB3はオンオフ変調され
るレーザ光であり、感光ドラムD上に照射されて点列の
潜像が形成される。これらの点列は、感光ドラムDが回
転することにより、他の点列とともに潜像を形成し、こ
の潜像は公知の方法によって所定の面上に印刷される。
【0011】fθレンズ25より射出口27側であって
感光ドラムD上への情報の書き込み開始位置に対応した
部位の近傍には、ビーム検出ミラー28が配置されてい
る。すなわちビーム検出ミラー28は、光ビームB3が
主走査する面内に設けられている。
【0012】ビーム検出ミラー28の反射面28aは光
源部23側を向いており、光源部23が取り付けられた
支持板31の背面には、ビーム検出ミラー28によって
反射された光ビームB4を検出可能な受光素子29が設
けられている。ビーム検出ミラー28と受光素子29と
の間には、補正シリンダレンズ32が配設されている。
ビーム検出ミラー28により反射された光ビームB4
は、支持板31に平行に進み、補正シリンダレンズ32
を通過して受光素子29に入射する。補正シリンダレン
ズ32は光ビームB4を主走査方向に垂直な副走査方向
に集光させ、これにより光ビームB4は受光素子29に
対して充分なエネルギで照射し、ポリゴンミラー22の
反射面の面倒れの影響が補償される。
【0013】受光素子29にはビーム検出回路51が接
続されており、ビーム検出回路51は、受光素子29が
光ビームB4を受光した時、光源部23の制御部52に
対して水平同期信号を出力する。
【0014】受光素子29と補正シリンダレンズ32と
の間には、遮光板33が設けられており、この遮光板3
3は受光素子29の一部に対向している。図3はこの遮
光板33と受光素子29を図2の矢印C方向から見た図
である。次に、図2および図3を参照して遮光板33と
受光素子29の構成を説明する。
【0015】遮光板33は、受光素子29に平行に延び
る遮光部33aと、この遮光部33aに垂直であって補
正シリンダレンズ32側に延びるフランジ33bとを有
し、フランジ33bはビス34によってハウジング21
の底面に固定されている。遮光板33は受光素子29の
直前に設けられており、ビス34を緩めることにより、
ビス34の回りに回動可能である。また遮光板33は、
受光素子29に対して、光ビームB4の走査方向Fの上
流側、すなわち受光素子29よりも、光ビームB4の走
査において光ビームB4が先に照射される位置に設けら
れている。したがって遮光板33の位置を調整すること
により、後述するように、光ビームB4が受光素子29
へ入射し始めるタイミングが調整される。
【0016】受光素子29は略正方形の受光部29aを
有するエリアセンサであり、支持板31の背面に垂直に
固定されている。受光部29aは、遮光板33の変位に
よって光ビームB4の入射タイミングを調整するのに充
分な幅Eを有している。すなわち、もし受光素子29が
ラインセンサであって受光部29aの幅Eが小さいと、
遮光板33の位置によっては受光部29aの全面が遮光
されてしまい、光ビームB4の入射タイミングの調整が
不可能であるが、本実施例では受光部29aの一部のみ
が遮光され、入射タイミングの微調整が可能である。
【0017】本実施例の作用を説明する。光源部23か
ら出力された光ビームB1は、補正シリンダレンズ26
を通過し、ポリゴンミラー22の反射面において反射さ
れ、fθレンズ24、25に入射する。ポリゴンミラー
22の回転に伴い、光ビームB1はビーム検出ミラー2
8において反射され、受光素子29に入射する。受光素
子29が光ビームB4を検出すると、ビーム検出回路5
1から水平同期信号が出力され、光源部23の制御部5
2に入力される。これにより、この入力時点を基準とし
て所定時間経過後に光源部23が駆動され、走査光ビー
ムB3によって感光ドラムDへの光情報の書き込みが開
始される。
【0018】感光ドラムDへの光情報の書き込み開始位
置を調整するには、ビーム検出ミラー28により反射さ
れた光ビームB4の受光素子29への入射タイミングを
調整すればよい。すなわち、ビス34が緩められて遮光
板33がビス34の回りに回転移動され、遮光部33a
の受光部29aに対する位置が調整される。光ビームB
4は、図3において矢印F方向に走査するので、遮光部
33aの位置に応じて光ビームB4が受光部29aへ入
射するタイミングが調整される。
【0019】以上のように本実施例は、遮光板33を変
位させることにより、受光素子29への光ビームB4の
入射タイミングが調整されるように構成されている。こ
の遮光板33の位置調整はビス34を緩めて締めるだけ
の作業でよく、細かい調整作業が容易である。すなわち
本実施例によれば、従来のようにビーム検出ミラー28
あるいは受光素子29の位置を調整する必要がなく、書
き込み開始位置の微調整を簡単に行うことができる。
【0020】また本実施例によれば、受光素子29がエ
リアセンサであるため、光ビームB4の入射タイミング
の調整幅は充分に大きく、したがって受光素子29の取
付け位置を高精度に定める必要がなく、受光素子29の
組立て作業が容易になる。
【0021】さらに本実施例では、受光素子29とビー
ム検出ミラー28は、光ビームB3が感光ドラムD上に
光情報を書き込むために走査する領域Rに対して、走査
方向の上流側(図2の右側)に設けられている。したが
って本実施例によれば、受光素子29等の光学部材が光
ビームB3に干渉することがないので、これらの光学部
材の配置の自由度が向上し、光走査装置の小型化を図る
ことが容易である。
【0022】図4および図5は、本発明の第2実施例を
示している。これらの図において、図2および図3に対
応した部材には同一符号を付しており、以下、第1実施
例と異なる部分のみを説明する。
【0023】光源部23から出力された光ビームB1
は、補正シリンダレンズ26を通過してポリゴンミラー
22の反射面に入射し、ここで反射され、補正シリンダ
レンズ32を通過して受光素子29に入射する。光源部
23はハウジング21に取り付けられており、光源部2
3の後端に接続された支持板31の前面、すなわち光源
部23が接続された面に、受光素子29が設けられてい
る。すなわち受光素子29は支持板31の面に平行であ
る。
【0024】ハウジング21であって受光素子29の直
前の部位には、遮光ボルト41が螺合されている。遮光
ボルト41の脚部41aは、ハウジング21の内壁面か
ら受光素子29の前方に突出しており、受光素子29よ
りも、光ビームB4の走査において光ビームB4が先に
照射される位置に配設されている。したがって、遮光ボ
ルト41を回転させることにより、遮光ボルト41のハ
ウジング21の内壁面からの突出量が変化し、光ビーム
B4が受光素子29へ入射し始めるタイミングが調整さ
れる。
【0025】このように第2実施例においても、受光素
子29に対する遮光ボルト41の突出量を変化させるだ
けで、光ビームB4の受光素子29への入射タイミング
を微調整することができ、感光ドラムDの書き込み開始
位置の微調整が容易に行われ、第1実施例と同様な効果
が得られる。
【0026】なお遮光板33および遮光ボルト41等の
遮光部材の構成は、上記各実施例に限定されず、目的に
応じた形状の部材を採用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受光素子
への光ビームの入射タイミングの微調整が容易であり、
またその調整幅が充分に大きいため、受光素子の組付け
作業が簡単になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光走査装置の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例である書き込み開始位置調
整機構を備えた光走査装置の構成を示す平面図である。
【図3】遮光板と受光素子を図2の矢印C方向から見た
図である。
【図4】本発明の第2実施例である書き込み開始位置調
整機構を備えた光走査装置の構成を示す平面図である。
【図5】遮光板と受光素子を図4の矢印G方向から見た
図である。
【符号の説明】
21 ハウジング 22 ポリゴンミラー(光偏向器) 23 光源部 28 ビーム検出ミラー 29 受光素子 29a 受光部 31 支持板 33 遮光板 34 ビス 41 遮光ボルト D 感光ドラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から照射された光ビームを光偏向器
    により偏向させて走査させることにより、所定の情報を
    感光部材上に書き込む光走査装置であって、前記感光部
    材上への情報の書き込み開始位置よりも走査方向の上流
    位置において前記光ビームを検出可能な受光素子と、こ
    の受光素子の直前に設けられ、この受光素子に入射する
    光ビームの走査方向に沿って変位可能に設けられた遮光
    部材とを備え、前記受光素子は、受光部が前記遮光部材
    の変位によって光ビームの入射タイミングを調整するの
    に充分な幅を有するエリアセンサであることを特徴とす
    る光走査装置の書き込み開始位置調整機構。
  2. 【請求項2】 前記遮光部材が前記受光素子よりも、光
    ビームの走査方向の上流側の位置に設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の光装置装置の書き込み開
    始位置調整機構。
JP33597994A 1993-12-24 1994-12-22 光走査装置の書き込み開始位置調整機構 Pending JPH07230050A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33597994A JPH07230050A (ja) 1993-12-24 1994-12-22 光走査装置の書き込み開始位置調整機構

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JP7396293 1993-12-24
JP5-73962 1993-12-24
JP33597994A JPH07230050A (ja) 1993-12-24 1994-12-22 光走査装置の書き込み開始位置調整機構

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JPH07230050A true JPH07230050A (ja) 1995-08-29

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JP33597994A Pending JPH07230050A (ja) 1993-12-24 1994-12-22 光走査装置の書き込み開始位置調整機構

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JP (1) JPH07230050A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175996A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2014115670A (ja) * 2014-01-22 2014-06-26 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175996A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
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