JPH07224272A - 排ガス量が低い耐熱性結合および被覆剤およびそれらの使用 - Google Patents

排ガス量が低い耐熱性結合および被覆剤およびそれらの使用

Info

Publication number
JPH07224272A
JPH07224272A JP7023345A JP2334595A JPH07224272A JP H07224272 A JPH07224272 A JP H07224272A JP 7023345 A JP7023345 A JP 7023345A JP 2334595 A JP2334595 A JP 2334595A JP H07224272 A JPH07224272 A JP H07224272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acidic metal
metal phosphate
parts
amine salt
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7023345A
Other languages
English (en)
Inventor
Bonin Wulf Von
ブルフ・フオン・ボニン
Gert Jabs
ゲルト・ヤプス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH07224272A publication Critical patent/JPH07224272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/069Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of intumescent material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D1/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on inorganic substances
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J1/00Adhesives based on inorganic constituents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Fireproofing Substances (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Glanulating (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排ガス量が低い耐熱性結合および被覆剤およ
びそれらの使用。 【構成】 任意にホウ酸のアミン塩類と混合した、ケイ
酸の水系ゾルと酸性金属燐酸塩のアミン塩が入ってい
る、排ガス量が低い、フィルムを生じる耐熱性結合およ
び被覆剤、並びにそれらの使用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ケイ酸の水系ゾルと酸性金属燐
酸塩のアミン塩が入っている、排ガス(flue ga
s)量が低い耐熱性結合および被覆剤、並びにそれらの
使用に関するものである。
【0002】コロイド状ケイ酸類の水系ゾルは長い間知
られていた。これらのゾルは時には結合剤または被覆剤
として用いられているが、これらは乾燥工程中にフィル
ムを生じず、これが大きな欠点になっている。コロイド
状ケイ酸を用いることの利点は、これが温度に対して安
定性を示す結果として、これを用いると、高温抵抗力を
示す層を生じさせることができる点である。しかしなが
ら、一般に知られているように、水系シリカゾルは電解
質に敏感性を示すことで、例えば電解質が少量でも加え
られると凝集を生じ得ることから、特に被覆剤または結
合剤としてコロイド状ケイ酸類の使用が考慮されるの
は、例外的な場合および特定の環境下のみであった。
【0003】従って、本発明の目的は、結合剤として用
いるか或は被覆を行うに適したケイ酸系を提供すること
にあり、ここで、上記系は耐熱性を示すばかりでなくフ
ィルムを生じると共に排ガス量が低い、即ち加熱時に気
体が全く発生しないか或は発生したとしても僅かのみで
ある。
【0004】この目的は、驚くべきことに、酸性金属燐
酸塩のアミン塩を追加的に含んでいるか、或はホウ酸の
アミン塩と一緒に酸性金属燐酸塩のアミン塩を追加的に
含んでいる、任意にコロイド状の、水系シリカゾルを用
いることによって達成される。上記電解質を加えても凝
集は全く観察されない。フィルムを生じる特性を示しそ
して更に乾燥時に透明になる、低粘性の混合物が得られ
る。
【0005】本発明は、コロイド状ケイ酸の水系ゾルを
含んでいる、排ガス量が低いと共に貯蔵安定性を示す、
耐熱性結合および被覆剤を提供するものであり、これ
は、酸性金属燐酸塩のアミン塩か或は酸性金属燐酸塩と
ホウ酸のアミン塩混合物を追加的に含んでいることを特
徴としている。
【0006】好適には、50から500m2/g、特に
好適には100から300m2/gの比表面積(BET
方法およびG.N.Sears、Analytical
Chemistry、Vol.28、No.12、1
981−1983、1959年12月の方法で測定)を
示す粒子が入っておりそして10から55重量%、好適
には20から45重量%の固体含有量を示す水系シリカ
ゾルを用いる。
【0007】この用いるアミン塩は、好適にはホウ酸お
よび酸性金属燐酸塩のアルカノールアミン塩類、特に好
適にはモノエタノールアミン塩類および/またはポリエ
タノールアミン塩類である。
【0008】元素周期律表の第二および第三主要族およ
び第二亜族の金属、特にMg、Ca、B、Al、Znの
酸性燐酸塩が好適である。金属の酸性燐酸塩が示すpH
値は一般に6未満である。
【0009】任意にホウ酸のアルカノールアミン塩と組
み合わせて、アルミニウムの酸性燐酸塩のアルカノール
アミン塩が入っている、pH値が約7の水溶液が特に好
適である。
【0010】これらの結合および被覆剤は、好適には、
金属、好適にはアルミニウムとホウ素の原子比が1:0
から1:12、好適には1:0.1から1:6であるホ
ウ酸と酸性金属燐酸塩のアミン塩混合物を含んでいる。
【0011】本発明はまた、本発明に従う結合および被
覆剤の製造方法も提供し、これは、水系のシリカゾル
と、酸性金属燐酸塩のアミン塩か或は酸性金属燐酸塩と
ホウ酸のアミン塩混合物が入っている水溶液とを密に混
合することを特徴としている。
【0012】この用いる酸性金属燐酸塩のアミン類が入
っている水溶液のpH値は好適には5から8、特に6か
ら7.5である。
【0013】好適には50から500m2/g、特に1
00から300m2/gの比表面積を示す粒子が入って
おりそして10から55重量%、特に20から45重量
%の固体含有量を示す水系シリカゾルと、酸性金属燐酸
塩のアミン塩が入っている水溶液か或は酸性金属燐酸塩
とホウ酸のアミン塩が入っている水溶液とを、好適には
3℃から100℃、特に10℃から40℃で混合する。
【0014】酸性金属燐酸塩のアルカノールアミン塩類
か、或は酸性金属燐酸塩とホウ酸のアルカノールアミン
塩混合物が25から85重量%、特に45から80重量
%入っている水溶液が好適である。
【0015】フィラメント状、球形、薄片状、ダンベル
形状、結晶性または粉末状、固体状または多孔質、塊形
態、中空、発泡またはシート状であってもよい、有機、
無機または鉱物の部品または粒子のための接着剤として
か或は結合剤、含浸剤または被覆剤として、本発明に従
う水系結合および被覆剤を用いる。
【0016】上述した粒子から任意に圧縮またはプレス
加工した構造部品を製造する時の結合剤としてまた、本
発明に従う水系結合剤または被覆剤を用いるが、ここで
は次に、これらの構造部品を乾燥させた後、任意に加熱
(例えば80から1100℃、好適には150℃から7
00℃の温度)してもよい。
【0017】好適には、金属、炭素、グラファイト、膨
張させた(expanded)グラファイト、粘土、パ
ーライト、ひる石、ガラス、マイカ、ボロシリケート、
木、コルク、果物の皮および種、澱粉製品、蛋白質製品
または合成セルロース調剤の、膨張性を示す(expa
ndable)か或は膨張させた粒子のための結合剤と
して、本発明に従う結合および被覆剤を用いる。
【0018】本発明に従う結合および被覆剤で改質した
粒子か或はそれから製造した複合体は、防火用途、機械
および装置の構築、地上および地下作業、熱および電流
を伝導させる系の絶縁および維持、並びに電磁影響を遮
蔽する用途で用いられる。
【0019】本発明に従う水系結合および被覆剤は、1
200℃に及ぶ非常に高い温度でも使用可能であること
と同時に、フィルムを生じる良好な特性を示すと共に、
驚くべきことに、高い濃度でも凝集しないと言った利点
を示す。
【0020】この用いる水系シリカゾルは商業的に入手
可能なシリカゾルである。これらの製造は、一般に、ア
ルカリ性のケイ酸塩希釈溶液をイオン交換処理すること
によって行われ、そしてこれらは、この方法を実施する
様式に応じて、50から500m2/gの粒子表面を有
すると共に、10から50重量%の範囲の濃度を示す。
上記ゾルのpH値は7から8である。
【0021】酸性金属燐酸塩としては、好適にはオルト
燐酸の酸性塩類を用いる。しかしながら、ピロ燐酸塩ま
たはポリ燐酸塩も使用可能であると共に、その他、燐の
多価酸類および異なる燐酸混合物の酸性塩類もまた使用
可能である。
【0022】この酸性金属燐酸塩は好適にはアルミニウ
ムの酸性オルト燐酸塩である。例えば、1モルの水酸化
アルミニウムと1モル以上のオルト燐酸、好適には1.
5から3モルの燐酸と反応させることによって、これら
を入手する。
【0023】ホウ酸のアミン塩を一緒に用いないでこの
操作を実施することも可能であるが、しかしながら好適
にはこれを用いる、と言うのは、本発明に従う結合剤内
で生じさせる次の反応を高温で行うとこれらはボロホス
フェート類(borophosphates)を生じる
ことでこの結合の安定性と中性度を改良し得るからであ
る。化学量論が理由で、アルミニウム1原子当たり好適
には0から12個のホウ素原子、特に好適には0.1か
ら6個のホウ素原子を用いる。
【0024】好適にはオルトホウ酸(B(OH)3)を
用いる。しかしながら、酸化ホウ素およびそれらの水和
生成物も適切であると共に、その他、水系媒体内でホウ
酸を生じ得るホウ素化合物もまた適切である。
【0025】アミン類か或は任意のアミン混合物として
は、アンモニアおよびヒドラジンに加えて、原則として
全ての水溶性アミン類が適切である。しかしながら、例
えば従来技術に従ってアンモニアか或は第一級もしくは
第二級アミン類とエポキシド類、例えばプロピレンオキ
サイドまたはエチレンオキサイドなどとを反応させるこ
とによって入手可能な、脂肪族のアルカノールアミン類
を用いるのが好適である。これらのアルカノールアミン
類は第一級、第二級または第三級であってもよく、例え
ばモノ−、ジ−またはトリプロパノールアミンもしくは
−エタノールアミンであってもよく、特に好適なアミン
はモノエタノールアミンである。
【0026】適切には、使用するアミン全体量を用い
て、任意に水の存在下、最初にホウ酸を溶解させた後、
完全混合しながら約10℃から120℃、好適には30
℃から100℃でこのアミン溶液と酸性金属燐酸塩水溶
液とを反応させることで、乾燥時に透明なままである透
明な溶液を生じさせることにより、上述したアミン塩類
が入っている溶液の製造を行う。このアミン塩類の水溶
液のpH値が室温で5から8、好適には6.5から7.
5、特に7になるように、このアミンの量を計算する。
上記溶液、特にホウ素が入っている、固体含有量が25
から85重量%、好適には45から80重量%の溶液
は、非常に高い貯蔵安定性を示すことによって特徴づけ
られる。
【0027】適切には、3℃から100℃でこのアミン
塩溶液を調製した後、密に混合しながらシリカゾルを加
えることによって、このアミン塩溶液とシリカゾルとを
一緒にする。
【0028】安定な明るい半透明の調製物が生じ、好適
にはこれの固体含有量を20から70重量%、特に30
から70重量%に調整する。この固体のSiO2含有量
は好適には0.1から80重量%、特に20から60重
量%である。このようにして得られた溶液は、それを乾
燥させると大部分がフィルムを生じ、特に150m2
g以上の粒子表面を示すシリカゾルを用いた場合、水の
ような透明さを示す。
【0029】本剤を20℃から150℃で乾燥させたも
のは、特にSiO2含有量が60重量%未満である場合
しばしば、約120℃から200℃の温度で熱可塑的に
加工可能な性質を示し、その結果として、これのプレス
加工または押し出しを行うことによって、ガラス様性質
を示す固体状および/または多孔質の成形部品を生じさ
せることができる。
【0030】本発明に従う結合および被覆剤は、これを
約200℃以上、好適には250℃以上にまで加熱する
と水に不溶になり、そしてこれは1100℃に及ぶ温度
でさえ溶融しないばかりでなく、温度範囲が約300℃
以下であると、これらは軟化したとしても若干のみであ
る。
【0031】本結合剤を室温から約200℃の温度で乾
燥させることによって製造した粉末または粒子状材料を
急速に250℃以上の温度、好適には350℃から90
0℃にまで加熱するか、或はこれらにガス炎(gas
flames)を受けさせた場合、かなりの泡沸を生じ
ることから、発泡製品もしくは中空ビードが生じ、これ
らは例えば衝撃吸収の目的で使用可能であるが、特に、
これらは低い火負荷(fire loads)を示すこ
とから絶縁および防火目的で使用可能である。
【0032】従って、本発明に従う結合および被覆剤は
泡沸挙動を示すことから、これらは例えば、 − 任意に補強されている成形部品の形態でか、 − 本剤を用いて結合させた、例えばパーライト、ひる
石、軽石、粘土、ガラス、グラファイトなどの、膨張性
を示すか或は膨張させた粒子で出来ている複合体の形態
でか、 − 不織物、織物、編み物、硬質もしくは軟質フォーム
か、或は多少とも吸収性を示す基質、例えばガラス、コ
ンクリート、石膏、木、厚紙、プラスチックなどの被覆
または含浸でか、 − 消火のための水への添加剤としてか、或は − ケーブル、包装材料、モルタル、シーリングまたは
充填材料、パイプ用詰物、被覆材、排ガスに対するバリ
ヤー、或は絶縁材料のためであるか否かに拘らず、防火
目的のための構造要素または構造要素成分として、用い
られる。
【0033】本発明に従う結合および被覆剤は高い耐熱
性を示すと共に、高い比率でグラファイト類、金属粉末
または金属粒子材料と混合した時でさえも、その熱およ
び電流を伝導する能力が悪化する度合は若干のみである
ことから、これらは、例えば加熱技術に関する装置、並
びに電磁の影響に対抗する遮蔽装置か或は望ましくない
電圧を放出させる装置などの構築において可能な種々の
用途を有している。
【0034】従って、例えば、膨張性を示すグラファイ
トを完全に膨張させたもの(いわゆる膨張させたグラフ
ァイト)と本発明に従う結合剤とを、例えば固体比が
1:1になるように60重量%の量で水溶液内に存在さ
せることにより、混合物を生じさせることができる。上
記混合物を成形し、乾燥させた後、約270℃でまたこ
れの焼き戻しを行ってもよい。かさ密度が500g/L
未満の成形体が得られ、これは高い機械強度で優れた導
電性を示すことから、例えば熱を伝導するサンドイッチ
型素子としてプレートの形態で利用可能であるか、或は
電磁の影響を遮蔽する備え付け構造要素として利用可能
であり、そしてこれは音および火の通過を防止し、そし
て必要ならばまだ泡沸を生じさせ得る。
【0035】以下に示す実施例を用いて本発明の説明を
行う。ここで示す部およびパーセントは特に明記しない
限り重量を表す。この表面積のデータは、BET方法ま
たはG.N.Searsの方法で得られた値を表してい
る。
【0036】
【実施例】燐酸Al溶液(A)の製造 78部(1モル)のAl(OH)3および196部(2
モル)のオルト燐酸を202部の水と一緒に80℃で完
全混合することによって、50%溶液を生じさせる。次
に、この溶液を、また完全混合しながら、水の中に3.
5モルのエタノールアミンが入っている50%溶液の中
に導入した後、撹拌を80℃で約1時間継続する。約
7.5のpH値を示す、おおよそ透明な、燐酸アルミニ
ウム−エタノールアミン塩の50%溶液が生じる。
【0037】実施例1 200部の溶液Aを30℃で調製する。次に、完全混合
しながら、約150m2/gの平均粒子表面を示す市販
の30%シリカゾルを200部加える。明るい半透明の
安定な生成物溶液(1)が生じ、これを乾燥させると、
ほとんど透明で均一なガラス様フィルムが生じる。
【0038】この乾燥させた材料をBunsenバーナ
ーの炎に暴露すると、これは泡沸を生じる。しかしなが
ら、これを1℃/分の割合でゆっくりとオーブン中で加
熱した場合、高温でも泡沸は全く観察されない。
【0039】ホウ素含有燐酸Alアミン塩溶液(B)の
製造 692部(6モル)の85%o−燐酸と165部の水と
156部(2モル)の水酸化アルミニウムを80℃で撹
拌することによって、溶液を生じさせる。
【0040】次に、この溶液を、70℃で完全混合しな
がら、370部のモノエタノールアミンの中に185.
4部のB(OH)3が入っている溶液の中に導入する。
更に80℃で1時間撹拌しそして続いて冷却した後、約
6のpH値を示す、透明な、約76%のホウ素含有アミ
ン塩溶液が得られ、これのpH値をモノエタノールアミ
ンで7に調整する。
【0041】実施例2 密に混合しながら室温で、上記76%塩溶液Bの100
部に、粒子表面積がそれぞれ a)100m2/g、 b)200m2/g、および c)300m2/g、である30%シリカゾルを各々1
00部導入する。各場合とも、安定な、即ち凝集を生じ
ない、半透明の生成物溶液が生じる(2a−c)。
【0042】実施例3 実施例2と同様にして、75部の溶液Bに、粒子表面積
が約220m2/gである30%シリカゾルを25部加
える。固体含有量が64.5%である、ほとんど透明
な、安定性を示す生成物溶液(3)が得られる。
【0043】実施例4 実施例3と同じシリカゾルの50部と溶液Bの50部と
を密に混合する。固体含有量が53%である、明るい半
透明の生成物溶液(4)が得られる。
【0044】実施例5 実施例3と同じシリカゾルの75部と溶液Bの25部と
を密に混合する。固体含有量が41.5%である、明る
い半透明の生成物溶液(5)が得られる これらの生成
物溶液3、4および5を80℃から120℃で乾燥させ
ると、ほとんど透明なフィルムが生じる。
【0045】実施例6 上記生成物溶液2aの中に綿繊維布(600m2/g)
を完全に浸した後、絞り出し、そしてこの湿った材料を
裁断して幅が6cmの片を生じさせ、ポリエチレンフィ
ルムの中に水密密封する。6カ月間貯蔵した後、この材
料をその包装から取り出し、そしてポリプロピレン管の
回りに巻き付けることによって、3層を生じさせた。乾
燥させている間にこの材料(結合させた物)が硬化す
る。次に、この管の、材料を巻き付けた場所を天然ガス
バーナーの炎に暴露する。この管構造物の、材料を巻き
付けた所は30分後でも生き残るが、この材料を巻き付
けた所に隣接している場所は熱で溶融することが見られ
る。
【0046】不織物または織物を基として上記のように
結合させた物も、プラスチック部品の構造物を火災時に
保護する目的で使用可能である。
【0047】実施例7 飽和するまで、上記生成物溶液1で1片の厚紙を被覆し
た後、このようにして生じさせた被覆物または含浸物の
乾燥を行う。次に、この厚紙の被覆されている側を天然
ガスバーナーの炎に暴露する。この生成物溶液で処理し
た厚紙は単に炭化するのみで崩壊を生じず、この炎に暴
露された被覆側は生き残っている。このようにして耐火
性厚紙箱を製造することができる。
【0048】実施例8 上記生成物溶液2cの中に芳香族ポリアミド繊維(Ke
vlar繊維)を完全に浸した後、100℃で乾燥させ
る。同じ工程を繰り返す。100−160℃で乾燥させ
た後、このようにして得られる材料の硬質シートには、
本発明に従う結合剤が約50%の割合で含まれている。
次に、この平らな材料を、予め400℃に加熱したプレ
スの中に入れた後、プレス加工を行うことによって、半
球形の殻を生じさせる。この得られる殻は炎および水の
作用に対して抵抗力を示すことで、セラミックの特徴を
示す。この実施例は、含浸を行うと熱可塑的加工性がも
たらされることを示している。
【0049】実施例9 膨張させたグラファイト(SOx型)の100部と上記
生成物溶液2bの100部とを混合した後、乾燥させ
る。このようにして改質したその膨張グラファイトを、
次に、1000体積部の容量を有する、アルミ箔が内張
りされている平らなシート状鋼製鋳型の中に入れ、そし
てこの全体を、予め600℃に加熱したオーブンの中に
入れる。1時間後、この鋼製鋳型をそのオーブンから取
り出し、冷却を行った後、それを開ける。機械安定性を
示す軽量グラファイトプレートが生じ、これのかさ密度
は約90g/Lであり、これは、天然ガスバーナーで3
0分間加熱した後でも損傷を受けないままである。これ
は導電性を示す。
【0050】実施例10 フェノール樹脂で糊付けした合板パネルを上記生成物溶
液3で完全に被覆した後、120℃から150℃で乾燥
させた。このように厚さが約0.5mmの被覆が備わっ
ているパネル表面を次に天然ガスバーナーで加熱する。
絶縁性を示すと共に耐火性を示す、厚さが10mm以下
の泡沸フォームの層が生じ、ここで、これの後側にある
木は燃焼を通して保護された。
【0051】実施例11(対照実施例) 650℃で処理した、即ち完全に膨張させたグラファイ
トの100部を、実施例4および実施例5で用いたシリ
カゾルの330部と混合する。次に、この湿った塊をレ
ンガ製鋳型の中に入れて乾燥させた後、オーブン内の温
度を室温から350℃にまで1℃/分の割合で上昇させ
ることで、その乾燥後に得られるレンガの焼き戻しを行
う。焼き戻しを行った後、膨張したグラファイトのレン
ガが得られ、これは、例えば指で押えることによる軽い
機械的荷重下でも崩壊する。
【0052】実施例12 純粋なシリカゾルを用いる代わりに、同じ固体重量(1
90部)で生成物溶液4を用いる以外は、実施例11に
記述した方法に従う。
【0053】良好な抵抗力を示す、即ち約250g/L
のかさ密度および7.8x10-3オーム/cm3以下の
電気抵抗において15kg/cm2以上の押し込み抵抗
力を示す、機械安定性を示すレンガが得られる。
【0054】実施例13 かさ密度が約150g/Lでありそして粒子直径が1m
m未満である、市販の中空ガラスビードの100部を、
上記生成物溶液5の100部と一緒に混合することで、
ペーストを生じさせ、レンガ製鋳型の中に導入した後、
そこで軽く圧縮する。乾燥を120℃で実施した後、こ
の複合体を取り出して、400℃で焼く。耐水性を示す
安定な軽量複合体が得られ、これのかさ密度は約150
g/Lであり、耐火性を示し、そして炎で加熱しても実
質的に排ガスを生じないことで、これは、絶縁の目的お
よび音を吸収させるに適切である。
【0055】実施例14 290℃で処理した、従って膨張が部分的のみである、
SOxで膨張させたグラファイトの50部を、上記生成
物溶液4の250部と一緒に撹拌することによって、ペ
ーストを生じさせる。このペーストをカートリッジ内で
用いて、これのプレス加工を行うと、安全継ぎ手(sa
fety joints)を生じさせることができ、こ
れをその中で乾燥させると硬化を生じる。炎で加熱する
と、このようにして固定した継ぎ手内に入っている膨張
グラファイトが膨張すると同時に、この結合剤がセラミ
ック的安定性を示す被覆を生じる。
【0056】炎を用い、幅が3cmで深さが3cmの充
填継ぎ手をDIN 4102に従う標準温度曲線で4時
間加熱した後でも、これはこの形状を維持していた。
【0057】実施例15 実施例12で得られる焼き戻しレンガから厚さが2cm
の盤を切り取る。この盤を、各々の厚さが1mmである
2枚の酸化アルミニウムセラミックプレートで覆う。こ
れを行う前に、このカバープレートの両支持側を上記生
成物溶液3で被覆しておく。このようにして得られるサ
ンドイッチ状物を、次に、加熱可能なプレス内で30分
間260℃に加熱することにより、このセラミックカバ
ープレートを固定させる。このようにして得られるサン
ドイッチ状物には、導電性を示す軽い内側層と、絶縁性
を示す2枚の被覆層が備わっている。これは、電磁遮蔽
目的のための構造要素として適切である。
【0058】実施例16 セラミック酸化物としての使用目的で商業的に入手可能
な、焼き戻し酸化アルミニウム粉末の100部を、実施
例2cで得られる溶液の30部と一緒に混練りすること
で、ペーストを生じさせた後、これの成形を行ってプレ
ートを生じさせる。
【0059】このプレートを120℃で乾燥させた後、
1℃/分の温度上昇率で300℃にまで加熱する。安定
性を示す実質的にセラミックのプレートが得られ、これ
は、電気絶縁目的か或は電子構造要素のための基本プレ
ート材料として使用可能である。
【0060】実施例17 布の形態である厚いガラス繊維織物を、実施例2cで得
られる溶液の中に完全に浸した後、150℃で乾燥させ
る。このようにして得られる前成形体を、次に、300
℃に加熱した板プレスの中で30分間、約100バール
でプレス加工する。安定性を示す実質的にセラミックの
プレートが得られ、これは、電気構造要素のアセンブリ
における基本材料として使用可能である。
【0061】1200℃の空気中で、実施例16および
17で得られるプレートの焼き戻しを行うことによっ
て、これらにさらなるセラミック処理を受けさせること
ができる。電気装置内の構造要素としてまた使用可能な
無色材料が得られる。
【0062】本明細書および請求の範囲は説明の目的で
示すものであり制限するものでないこと、そして本発明
の精神および範囲から逸脱しない限り種々の修飾および
変更を成し得ることは理解されるであろう。
【0063】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0064】1. コロイド状ケイ酸の水系ゾルを含ん
でいることに加えて、酸性金属燐酸塩のアミン塩か或は
酸性金属燐酸塩とホウ酸のアミン塩混合物を含んでい
る、排ガス量が低いと共に貯蔵安定性を示す、フィルム
を生じる耐熱性結合および被覆剤。
【0065】2. 該ケイ酸が約50から500m2
gの比表面積を示す粒子を構成している第1項記載の結
合および被覆剤。
【0066】3. 該ゾルがアンモニウム塩、ヒドラジ
ン塩、水溶性第一級、第二級または第三級アミン塩、ま
たは脂肪族アルカノールアミン塩を含んでいる第1項記
載の結合および被覆剤。
【0067】4. 該酸性金属燐酸塩の金属が元素周期
律表の第二または第三主要族または第二亜族の金属であ
る第1項記載の結合および被覆剤。
【0068】5. 約20から70重量%の固体含有量
を示す第1項記載の結合および被覆剤。
【0069】6. 該ケイ酸が約100から300m2
/gの比表面積を示す粒子を構成しておりそして該酸性
金属燐酸塩の金属が元素周期律表の第二または第三主要
族または第二亜族の金属である、約30から70重量%
の固体含有量を示す第3項記載の結合および被覆剤。
【0070】7. 水系のシリカゾルと、酸性金属燐酸
塩のアミン塩か或は酸性金属燐酸塩とホウ酸のアミン塩
混合物が入っている水溶液とを密に混合することを含
む、第1項記載の結合および被覆剤の製造方法。
【0071】8. 該酸性金属燐酸塩のアミン塩か或は
酸性金属燐酸塩とホウ酸のアミン塩混合物が入っている
水溶液が約25から85重量%の固体濃度を有する第7
項記載の方法。
【0072】9. 該水系シリカゾルが約10から55
重量%の固体濃度を有する第7項記載の方法。
【0073】10. 該アミン塩の水溶液が約45から
80重量%の濃度を有しそして該水系シリカゾルが約2
0から45重量%の固体濃度を有する第7項記載の方
法。
【0074】11. 第1項記載の結合および被覆剤で
結合させたか或は被覆した、フィラメント状、球形、薄
片状、ダンベル形状、結晶性または粉末状、固体状また
は多孔質、塊形態、中空、発泡またはシート状であって
もよい、有機、無機または鉱物の部品または粒子。
【0075】12. フィラメント状、球形、薄片状、
ダンベル形状、結晶性または粉末状、固体状または多孔
質、塊形態、中空、発泡またはシート状であってもよ
い、有機、無機または鉱物の部品または粒子から、任意
に圧縮またはプレス加工して、構造部品を製造するが、
ここで、上記有機、無機または鉱物の部品または粒子で
この構造部品を形作り、乾燥させた後、任意に80から
1100℃に加熱することで構造部品の製造を行うにお
いて、第1項記載の結合剤を用いて上記有機、無機また
は鉱物の部品または粒子を一緒に結合させることから成
る改良を含む製造。
【0076】13. 第1項記載の結合および被覆剤で
結合させた、金属、炭素、グラファイト、膨張させたグ
ラファイト、粘土、パーライト、ひる石、ガラス、マイ
カ、ボロシリケート、木、コルク、果物の皮および種、
澱粉製品、蛋白質製品または合成セルロース調剤の、膨
張性を示すか或は膨張させた粒子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 1/00 C09J 1/00 C09K 21/04 D06M 11/79 E04B 1/62

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コロイド状ケイ酸の水系ゾルを含んでい
    ることに加えて、酸性金属燐酸塩のアミン塩か或は酸性
    金属燐酸塩とホウ酸のアミン塩混合物を含んでいる、排
    ガス量が低いと共に貯蔵安定性を示す、フィルムを生じ
    る耐熱性結合および被覆剤。
  2. 【請求項2】 水系のシリカゾルと、酸性金属燐酸塩の
    アミン塩か或は酸性金属燐酸塩とホウ酸のアミン塩混合
    物が入っている水溶液とを密に混合することを含む、請
    求項1記載の結合および被覆剤の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の結合および被覆剤で結合
    させたか或は被覆した、フィラメント状、球形、薄片
    状、ダンベル形状、結晶性または粉末状、固体状または
    多孔質、塊形態、中空、発泡またはシート状であっても
    よい、有機、無機または鉱物の部品または粒子。
  4. 【請求項4】 フィラメント状、球形、薄片状、ダンベ
    ル形状、結晶性または粉末状、固体状または多孔質、塊
    形態、中空、発泡またはシート状であってもよい、有
    機、無機または鉱物の部品または粒子から、任意に圧縮
    またはプレス加工して、構造部品を製造するが、ここ
    で、上記有機、無機または鉱物の部品または粒子でこの
    構造部品を形作り、乾燥させた後、任意に80から11
    00℃に加熱することで構造部品の製造を行うにおい
    て、請求項1記載の結合剤を用いて上記有機、無機また
    は鉱物の部品または粒子を一緒に結合させることから成
    る改良を含む製造。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の結合および被覆剤で結合
    させた、金属、炭素、グラファイト、膨張させたグラフ
    ァイト、粘土、パーライト、ひる石、ガラス、マイカ、
    ボロシリケート、木、コルク、果物の皮および種、澱粉
    製品、蛋白質製品または合成セルロース調剤の、膨張性
    を示すか或は膨張させた粒子。
JP7023345A 1994-01-21 1995-01-19 排ガス量が低い耐熱性結合および被覆剤およびそれらの使用 Pending JPH07224272A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4401636.0 1994-01-21
DE4401636A DE4401636C2 (de) 1994-01-21 1994-01-21 Rauchgasarme, temperaturbeständige Binde- und Beschichtungsmittel, Verfahren zu deren Herstellung sowie deren Verwendung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07224272A true JPH07224272A (ja) 1995-08-22

Family

ID=6508346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7023345A Pending JPH07224272A (ja) 1994-01-21 1995-01-19 排ガス量が低い耐熱性結合および被覆剤およびそれらの使用

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5693260A (ja)
EP (1) EP0671452B1 (ja)
JP (1) JPH07224272A (ja)
DE (2) DE4401636C2 (ja)
ES (1) ES2115988T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137823A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Sumitomo Chemical Co Ltd 接着方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6153674A (en) * 1998-01-30 2000-11-28 3M Innovative Properties Company Fire barrier material
DE10147401A1 (de) * 2001-09-26 2003-04-17 Schott Glas Brandschutzgläser aus Glasscheiben und Gelschichten im Sandwichaufbau
JP4566149B2 (ja) * 2006-03-27 2010-10-20 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 独立ガラスフィルムの製造方法
JP4573790B2 (ja) * 2006-03-27 2010-11-04 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 独立ガラスフィルムの製造方法
CN113234397B (zh) * 2021-06-03 2022-05-27 哈尔滨工程大学 一种发泡隔热磷酸盐胶黏剂的制备方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL135602C (ja) * 1965-04-29
US3945987A (en) * 1974-05-30 1976-03-23 Ernest Stossel Carbamide adducts of polymetalophosphamate
US4076540A (en) * 1976-12-09 1978-02-28 Ernest Stossel Fire extinguishing composition
US4319926A (en) * 1980-12-22 1982-03-16 Ppg Industries, Inc. Curable silicate compositions containing condensed phosphate hardeners and pH controlling bases
DE3506132C2 (de) * 1985-02-22 1994-06-30 Brandschutz Indverband Lichtdurchlässige Festkörperbrandschutzmasse
DE3530358A1 (de) * 1985-08-24 1987-02-26 Bayer Ag Fuellstoffhaltige intumeszenzmassen und konstruktionselemente
DE3912552A1 (de) * 1989-04-17 1990-10-18 Bayer Ag Waermebestaendige schaumstoffe, deren herstellung und verwendung
US5425901A (en) * 1990-07-21 1995-06-20 Bayer Aktiengesellschaft Fireproofing gels, processes for their preparation and their use, in particular for fireproof glazing
DE4126702A1 (de) * 1991-08-13 1993-02-18 Bayer Ag Brandschutzgele, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung, insbesondere fuer brandschutzverglasungen
DE4023310A1 (de) * 1990-07-21 1992-01-23 Bayer Ag Intumeszenztraeger und deren verwendung
DE4137593C2 (de) * 1991-11-15 1994-01-20 Fraunhofer Ges Forschung Modifizierte, transparente, wässrige Alkalisilicat-Lösung, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung zur Herstellung von transparenten Hydrogelen
DE4140966A1 (de) * 1991-12-12 1993-06-17 Bayer Ag Dichtungsmaterialien mit hoher temperaturbestaendigkeit
DE4226044A1 (de) * 1992-08-06 1994-02-10 Bayer Ag Verbesserte Intumeszenzträger und deren Verwendung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137823A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Sumitomo Chemical Co Ltd 接着方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0671452B1 (de) 1998-04-29
DE59502028D1 (de) 1998-06-04
DE4401636C2 (de) 1995-12-21
DE4401636A1 (de) 1995-07-27
ES2115988T3 (es) 1998-07-01
US5693260A (en) 1997-12-02
EP0671452A3 (de) 1995-11-15
EP0671452A2 (de) 1995-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2772354B2 (ja) 難燃剤添加組成物
CA1075096A (en) Granulated fire retardant material
US6084008A (en) Fire retardant coating composition
US5604024A (en) Products of reaction of an aluminum compound, a boron-containing acid, a phosphorus-containing acid and an amine
US5182049A (en) Intumescence media and the use thereof
US20040121152A1 (en) Flame-resistant insulation
JPH02293383A (ja) 耐熱性フオーム、その製造及び使用
CA1333745C (en) Water-soluble, film-forming inorganic compounds, fireproof and fire-resistance composites and fire-resistance, flexible, sheet composite covering materials formed by the use of the compounds, and fire-resistance-covering process
KR20140080791A (ko) 친환경 건축 불연과 단열과 흡음과 보온과 방수성과 미네랄 바이오 기능성 내장 마감 보드 제조 방법 및 이 제조 방법에 의해 제조된 친환경 건축 불연과 단열과 흡음과 보온과 방수성과 미네랄 바이오 기능성 내장 마감 보드
US4263048A (en) Self-hardening composition and composite therefrom
JPH05208851A (ja) 絶縁用ガラス繊維及びその製造方法
JPH07224272A (ja) 排ガス量が低い耐熱性結合および被覆剤およびそれらの使用
EP0634377B1 (de) Verfahren zur Herstellung von Formkörpern mit wärmedämmenden Eigenschaften
US4172744A (en) Granulated fire-retardant materials and their applications
KR101532274B1 (ko) 스티로폼 코팅용 난연재 조성물 및 이러한 조성물로 코팅된 스티로폼 및 이의 제조방법
US3383230A (en) Phosphoric acid bonded asbestos fiber sheets and method of manufacture
US5234631A (en) Fireproof or refractory materials containing fire-resistant, water soluble, film-forming inorganic compounds
US4600437A (en) Inorganic material, a process for producing same and a solidifying method thereof
US10280118B1 (en) Non-flamable materials, products, and method of manufacture
GB2234754A (en) Fire-retardant additives and their uses
JPS6158735A (ja) 耐火性複合板の製造方法
JPS6268737A (ja) 難燃性断熱材料及びその製造方法
JPS5947984B2 (ja) 耐火、耐熱性繊維積層体
JPS5832174B2 (ja) タイカ タイネツセイジユシソセイブツ
CA1293002C (en) Fire retardant additives and their uses