JP3403236B2 - コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置 - Google Patents
コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置Info
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Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技装置・メ
ダルゲーム機などにおいて使用するコイン・メダル・硬
貨等のコイン類（以下コイン類という）の表面を研磨・
洗浄するコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置に関す
る。
ダルゲーム機などにおいて使用するコイン・メダル・硬
貨等のコイン類（以下コイン類という）の表面を研磨・
洗浄するコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】パチンコ遊技装置・メダルゲーム機など
において使用されるコイン・メダル・硬貨は、人の手に
触れたり機械内を通ったりするので、人の手の汚れ・
脂、室内の空気の汚れ、タバコのヤニ、機械の潤滑油等
がコイン類の表面や裏面に付着するので、コイン類の表
面や裏面を研磨・洗浄して再使用している。従来のコイ
ン・メダル・硬貨の研磨装置は研磨布を接触するように
対向させ、各研磨布の裏面に固定のガイド案内板を配置
させ、コイン・メダル・硬貨を研磨布に対し相対的に移
動させて、コイン・メダル・硬貨の表面や裏面を研磨布
で擦って、コイン・メダル・硬貨の表面や裏面を研磨・
洗浄するものである。しかしながら、コイン・メダル・
硬貨の表面や裏面を研磨布だけで拭いただけでは強力に
付着した人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、タバコ
のヤニ、機械の潤滑油等を充分に除去することが出来な
かった。
において使用されるコイン・メダル・硬貨は、人の手に
触れたり機械内を通ったりするので、人の手の汚れ・
脂、室内の空気の汚れ、タバコのヤニ、機械の潤滑油等
がコイン類の表面や裏面に付着するので、コイン類の表
面や裏面を研磨・洗浄して再使用している。従来のコイ
ン・メダル・硬貨の研磨装置は研磨布を接触するように
対向させ、各研磨布の裏面に固定のガイド案内板を配置
させ、コイン・メダル・硬貨を研磨布に対し相対的に移
動させて、コイン・メダル・硬貨の表面や裏面を研磨布
で擦って、コイン・メダル・硬貨の表面や裏面を研磨・
洗浄するものである。しかしながら、コイン・メダル・
硬貨の表面や裏面を研磨布だけで拭いただけでは強力に
付着した人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、タバコ
のヤニ、機械の潤滑油等を充分に除去することが出来な
かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】発明が解決しようとす
る課題は、従来のこれらの問題点を解消し、研磨・洗浄
力の高いコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置を提供す
ることにある。
る課題は、従来のこれらの問題点を解消し、研磨・洗浄
力の高いコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置を提供す
ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 １） 研磨布の一端側を収納部に収納し、収納部より出
た一対の同研磨布の途中を互いに接触させた状態に対向
させ、この接触した状態の研磨布間にコイン・メダル・
硬貨を通過させる搬送手段を設けるとともに前記研磨布
を収納部外へ導いて硬貨の送り方向と逆方向に移動させ
る研磨布の送り手段を設け、一対の研磨布の接触部分と
収納部との間の少なくとも一方の研磨布に洗浄液を塗布
する洗浄液塗布部を設けたことを特徴とするコイン・メ
ダル・硬貨用研磨洗浄装置 ２） 研磨布の一端側を収納部に収納し、収納部より出
た一対の同研磨布の途中を互いに接触させた状態に対向
させ、この接触した状態の研磨布間にコイン・メダル・
硬貨を通過させる搬送手段を設けるとともに前記研磨布
を収納部外へ導いて硬貨の送り方向と逆方向に移動させ
る研磨布の送り手段を設け、一対の研磨布の接触部分と
収納部との間の少なくとも一方の研磨布に洗浄液を吹付
又は滴下する洗浄液塗布部を設けたことを特徴とするコ
イン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置にある。
発明の構成は、 １） 研磨布の一端側を収納部に収納し、収納部より出
た一対の同研磨布の途中を互いに接触させた状態に対向
させ、この接触した状態の研磨布間にコイン・メダル・
硬貨を通過させる搬送手段を設けるとともに前記研磨布
を収納部外へ導いて硬貨の送り方向と逆方向に移動させ
る研磨布の送り手段を設け、一対の研磨布の接触部分と
収納部との間の少なくとも一方の研磨布に洗浄液を塗布
する洗浄液塗布部を設けたことを特徴とするコイン・メ
ダル・硬貨用研磨洗浄装置 ２） 研磨布の一端側を収納部に収納し、収納部より出
た一対の同研磨布の途中を互いに接触させた状態に対向
させ、この接触した状態の研磨布間にコイン・メダル・
硬貨を通過させる搬送手段を設けるとともに前記研磨布
を収納部外へ導いて硬貨の送り方向と逆方向に移動させ
る研磨布の送り手段を設け、一対の研磨布の接触部分と
収納部との間の少なくとも一方の研磨布に洗浄液を吹付
又は滴下する洗浄液塗布部を設けたことを特徴とするコ
イン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置にある。
【０００５】尚、一対の研磨布それぞれに洗浄液を含浸
したり、塗布したり、吹き付けたり、滴下したりしても
よい。又、少なくとも一方の研磨布に洗浄液を含浸した
り、吹き付けたり、滴下したりした場合は、一対の研磨
布が接触した状態の際に他方の研磨布に洗浄液が染みわ
たり、一対の研磨布ともども洗浄液を含浸した状態とな
る。
したり、塗布したり、吹き付けたり、滴下したりしても
よい。又、少なくとも一方の研磨布に洗浄液を含浸した
り、吹き付けたり、滴下したりした場合は、一対の研磨
布が接触した状態の際に他方の研磨布に洗浄液が染みわ
たり、一対の研磨布ともども洗浄液を含浸した状態とな
る。
【０００６】
【作用】本発明では、接触するように対向した一対の研
磨布の接触部分に洗浄液を含浸させ、この研磨布間にコ
インを通過させてコイン類を洗浄するので、コインの表
面や裏面に付着した人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚
れ、タバコのヤニ、機械の潤滑油等を洗浄液の洗浄力で
分解除去するとともに、研磨布の研磨力でコイン類を磨
きながら研磨洗浄していく。又、本発明では接触させた
状態に対向して設けた一対の研磨布の少なくとも一方の
研磨布に予め洗浄液を含浸させたり、又、一対の研磨布
の未接触部分で洗浄液を吹き付けたり、滴下したりして
一対の研磨布が接触するように送り手段で展開させれば
コイン類が通過しない場合に一対の研磨布が接触した状
態となり、他方の研磨布に洗浄液が浸透し、一対の研磨
布の接触部分が互いに洗浄液を帯びた研磨布となり、搬
送手段でコイン類をこの研磨布間に通過させればコイン
類の表面や裏面は洗浄液を帯びた研磨布と摩擦しながら
通過し、洗浄液がコイン類の表面や裏面に付着した人の
手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、タバコのヤニ、機械
の潤滑油等を分解除去するとともに研磨布の摩擦でコイ
ン類を磨きがら研磨洗浄していくので、多数のコイン類
も連続的に研磨洗浄していくことが出来る。
磨布の接触部分に洗浄液を含浸させ、この研磨布間にコ
インを通過させてコイン類を洗浄するので、コインの表
面や裏面に付着した人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚
れ、タバコのヤニ、機械の潤滑油等を洗浄液の洗浄力で
分解除去するとともに、研磨布の研磨力でコイン類を磨
きながら研磨洗浄していく。又、本発明では接触させた
状態に対向して設けた一対の研磨布の少なくとも一方の
研磨布に予め洗浄液を含浸させたり、又、一対の研磨布
の未接触部分で洗浄液を吹き付けたり、滴下したりして
一対の研磨布が接触するように送り手段で展開させれば
コイン類が通過しない場合に一対の研磨布が接触した状
態となり、他方の研磨布に洗浄液が浸透し、一対の研磨
布の接触部分が互いに洗浄液を帯びた研磨布となり、搬
送手段でコイン類をこの研磨布間に通過させればコイン
類の表面や裏面は洗浄液を帯びた研磨布と摩擦しながら
通過し、洗浄液がコイン類の表面や裏面に付着した人の
手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、タバコのヤニ、機械
の潤滑油等を分解除去するとともに研磨布の摩擦でコイ
ン類を磨きがら研磨洗浄していくので、多数のコイン類
も連続的に研磨洗浄していくことが出来る。
【０００７】洗浄液の洗浄力が低下したり研磨布の研磨
力が低下したりすれば、送り手段により研磨布を定期的
又は非定期的に送って一対の研磨布の接触部分を研磨布
の新しい面の接触部分とすれば、コイン類を連続的にむ
らなく研磨洗浄していくものとなる。一対の研磨布それ
ぞれに洗浄液を含浸・塗布・吹付・滴下させたり、又研
磨布の接触部分と収納部との間の研磨布に洗浄液を含浸
・塗布・吹付・滴下させたりして、送り手段により洗浄
液を塗布した研磨布の面を一対の接触状態となるように
送ってもよい。
力が低下したりすれば、送り手段により研磨布を定期的
又は非定期的に送って一対の研磨布の接触部分を研磨布
の新しい面の接触部分とすれば、コイン類を連続的にむ
らなく研磨洗浄していくものとなる。一対の研磨布それ
ぞれに洗浄液を含浸・塗布・吹付・滴下させたり、又研
磨布の接触部分と収納部との間の研磨布に洗浄液を含浸
・塗布・吹付・滴下させたりして、送り手段により洗浄
液を塗布した研磨布の面を一対の接触状態となるように
送ってもよい。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の実施例の搬送手段を示す説明図、
図２は本発明の実施例を示す説明図、図３は本発明の他
の実施例を示す説明図、図４は本発明の他の実施例を示
す説明図である。
する。図１は本発明の実施例の搬送手段を示す説明図、
図２は本発明の実施例を示す説明図、図３は本発明の他
の実施例を示す説明図、図４は本発明の他の実施例を示
す説明図である。
【０００９】図１，図２中、１，２は研磨布、３はコイ
ン導入路、４はコイン排出路、５，６は研磨布１，２を
接触状態とする箱体、７はコイン、８はコイン７を送る
送りベルト、９は送りベルト８のローラー、１０はコイ
ンガイド、１１，１２は研磨布１，２のローラー、１３
は洗浄液、１４は洗浄液切りローラー、１５，１６は収
納箱、１７，１８は巻取箱、１９，２０はモーター、２
１，２２は収納箱１５，１６の中心軸、２３，２４は巻
取箱１７，１８の巻取軸、２５，２６はチェーン、２７
はコインカウントセンサー、２８はコントローラーであ
る。図３中、２９は洗浄液槽、３０，３１は洗浄液槽２
９から供給する洗浄液１３を研磨布１，２に塗布する塗
布具、３２はパイプである。図４中、３３は洗浄液１３
を充填したスプレー缶、３４，３５はノズルである。図
１，２に示す実施例では、上下一対の箱体５，６間に上
下一対の研磨布１，２をやや接触する状態に対向させ、
それぞれの研磨布１，２の一端側の大部分を収納箱１
５，１６の中心軸２１，２２に巻着するとともに、他端
側を巻取箱１７，１８の巻取軸２３，２４にそれぞれ研
磨布１，２を少し巻着した状態とし、モーター１９，２
０の駆動によりチェーン２５，２６を介して連結した巻
取軸２３，２４を回転させて、研磨布１，２を巻取って
いく。研磨布１，２に洗浄液１３を含浸するために収納
箱１５，１６中に洗浄液１３を充填して、この収納箱１
５，１６内の洗浄液１３内に研磨布１，２を常に浸漬し
た状態としている。研磨布１，２が収納箱１５，１６外
へ導かれる際には、洗浄液切りローラー１４で研磨布
１，２に含浸した余分な洗浄液１３を切っていく。コン
トローラー２８は、モーター１９，２０とコインカウン
トセンサー２８とに接続し、コインカウントセンサー２
７からの信号でモーター１９，２０を駆動する。コイン
７はコイン導入路３により箱体５，６間の研磨布１，２
間に導かれ、搬送手段としての箱体５，６側面の一方に
設けた研磨布１，２の送り方向と逆に送られる送りベル
ト８の駆動と他方の側面に設けたコインガイド１０とに
よりコイン７は回転させられながら強制的に研磨布１，
２の送り方向と逆方向に送られていく。これにより、研
磨布１，２間に挟まれ回転させられながら送られていく
コイン７を上下一対の洗浄液１３を含浸した研磨布１，
２がコイン７表面や裏面に付着した汚れを洗浄液１３で
分解させるとともに研磨布１，２で拭いていき、研磨洗
浄していく。コイン７は送りベルト８に一端が接触し、
研磨布１，２の送り方向と逆方向に回転させながら強制
的に送られるので、表面や裏面を均一に研磨洗浄し、効
果的な研磨洗浄力が得られる。コインカウントセンサー
２７により研磨洗浄したコイン７が予め設定したコイン
７の枚数に達した際には、コイン７の研磨洗浄中でもコ
ントローラー２８によりモーター１９，２０が駆動さ
れ、巻取軸２３，２４が研磨布１，２を巻取ることで箱
体５，６間の一対の研磨布１，２の面を新しい面とすり
替える。これにより、研磨布１，２が汚れたりして研磨
力が低下したり、洗浄液１３の洗浄力が低下したりする
前に研磨布１，２の面を新しい面とすり替えてコイン７
を研磨洗浄するので、コイン７を多数連続して研磨洗浄
してもむらなく確実に研磨洗浄出来るものとなる。
ン導入路、４はコイン排出路、５，６は研磨布１，２を
接触状態とする箱体、７はコイン、８はコイン７を送る
送りベルト、９は送りベルト８のローラー、１０はコイ
ンガイド、１１，１２は研磨布１，２のローラー、１３
は洗浄液、１４は洗浄液切りローラー、１５，１６は収
納箱、１７，１８は巻取箱、１９，２０はモーター、２
１，２２は収納箱１５，１６の中心軸、２３，２４は巻
取箱１７，１８の巻取軸、２５，２６はチェーン、２７
はコインカウントセンサー、２８はコントローラーであ
る。図３中、２９は洗浄液槽、３０，３１は洗浄液槽２
９から供給する洗浄液１３を研磨布１，２に塗布する塗
布具、３２はパイプである。図４中、３３は洗浄液１３
を充填したスプレー缶、３４，３５はノズルである。図
１，２に示す実施例では、上下一対の箱体５，６間に上
下一対の研磨布１，２をやや接触する状態に対向させ、
それぞれの研磨布１，２の一端側の大部分を収納箱１
５，１６の中心軸２１，２２に巻着するとともに、他端
側を巻取箱１７，１８の巻取軸２３，２４にそれぞれ研
磨布１，２を少し巻着した状態とし、モーター１９，２
０の駆動によりチェーン２５，２６を介して連結した巻
取軸２３，２４を回転させて、研磨布１，２を巻取って
いく。研磨布１，２に洗浄液１３を含浸するために収納
箱１５，１６中に洗浄液１３を充填して、この収納箱１
５，１６内の洗浄液１３内に研磨布１，２を常に浸漬し
た状態としている。研磨布１，２が収納箱１５，１６外
へ導かれる際には、洗浄液切りローラー１４で研磨布
１，２に含浸した余分な洗浄液１３を切っていく。コン
トローラー２８は、モーター１９，２０とコインカウン
トセンサー２８とに接続し、コインカウントセンサー２
７からの信号でモーター１９，２０を駆動する。コイン
７はコイン導入路３により箱体５，６間の研磨布１，２
間に導かれ、搬送手段としての箱体５，６側面の一方に
設けた研磨布１，２の送り方向と逆に送られる送りベル
ト８の駆動と他方の側面に設けたコインガイド１０とに
よりコイン７は回転させられながら強制的に研磨布１，
２の送り方向と逆方向に送られていく。これにより、研
磨布１，２間に挟まれ回転させられながら送られていく
コイン７を上下一対の洗浄液１３を含浸した研磨布１，
２がコイン７表面や裏面に付着した汚れを洗浄液１３で
分解させるとともに研磨布１，２で拭いていき、研磨洗
浄していく。コイン７は送りベルト８に一端が接触し、
研磨布１，２の送り方向と逆方向に回転させながら強制
的に送られるので、表面や裏面を均一に研磨洗浄し、効
果的な研磨洗浄力が得られる。コインカウントセンサー
２７により研磨洗浄したコイン７が予め設定したコイン
７の枚数に達した際には、コイン７の研磨洗浄中でもコ
ントローラー２８によりモーター１９，２０が駆動さ
れ、巻取軸２３，２４が研磨布１，２を巻取ることで箱
体５，６間の一対の研磨布１，２の面を新しい面とすり
替える。これにより、研磨布１，２が汚れたりして研磨
力が低下したり、洗浄液１３の洗浄力が低下したりする
前に研磨布１，２の面を新しい面とすり替えてコイン７
を研磨洗浄するので、コイン７を多数連続して研磨洗浄
してもむらなく確実に研磨洗浄出来るものとなる。
【００１０】図３に示す他の実施例では、箱体５，６間
で接触した状態の一対の研磨布１，２と収納箱１５，１
６との間のそれぞれの研磨布１，２に洗浄液槽３１から
パイプ３２を介して洗浄液１３を供給され、コントロー
ラー２８により制御される塗布具３０，３１を離して配
置する。コントローラー２８は、モーター１９，２０と
コインカウントセンサー２７と塗布具３０，３１とに接
続し、コインカウントセンサー２７からの信号でモータ
ー１９，２０と塗布具とを駆動する。このコントローラ
ー２８によりモーター１９，２０が駆動され、巻取軸２
３，２４が研磨布１，２を巻取る際に同コントローラー
２８により塗布具３０，３１が研磨布１，２表面に接触
し、研磨布１，２に洗浄液１３を塗布する。巻取軸２
３，２４による研磨布１，２の巻取りが完了すれば、研
磨布１，２表面に接触した塗布具３０，３１は研磨布
１，２より離れる。これにより、塗布具３０，３１で洗
浄液１３を塗布された研磨布１，２の洗浄液塗布面は箱
体５，６間に送られ、接触した状態の一対の研磨布１，
２表面のそれぞれを洗浄液塗布面とし、コイン７を研磨
洗浄していく。このため、洗浄液１３の蒸発を防ぎ、確
実に接触した状態の研磨布１，２に洗浄液１３を含浸さ
せる。その他の構造・符号・作用効果は図１，２に示す
前記実施例と同じである。
で接触した状態の一対の研磨布１，２と収納箱１５，１
６との間のそれぞれの研磨布１，２に洗浄液槽３１から
パイプ３２を介して洗浄液１３を供給され、コントロー
ラー２８により制御される塗布具３０，３１を離して配
置する。コントローラー２８は、モーター１９，２０と
コインカウントセンサー２７と塗布具３０，３１とに接
続し、コインカウントセンサー２７からの信号でモータ
ー１９，２０と塗布具とを駆動する。このコントローラ
ー２８によりモーター１９，２０が駆動され、巻取軸２
３，２４が研磨布１，２を巻取る際に同コントローラー
２８により塗布具３０，３１が研磨布１，２表面に接触
し、研磨布１，２に洗浄液１３を塗布する。巻取軸２
３，２４による研磨布１，２の巻取りが完了すれば、研
磨布１，２表面に接触した塗布具３０，３１は研磨布
１，２より離れる。これにより、塗布具３０，３１で洗
浄液１３を塗布された研磨布１，２の洗浄液塗布面は箱
体５，６間に送られ、接触した状態の一対の研磨布１，
２表面のそれぞれを洗浄液塗布面とし、コイン７を研磨
洗浄していく。このため、洗浄液１３の蒸発を防ぎ、確
実に接触した状態の研磨布１，２に洗浄液１３を含浸さ
せる。その他の構造・符号・作用効果は図１，２に示す
前記実施例と同じである。
【００１１】図４に示す他の実施例では、箱体５，６間
で接触した状態の一対の研磨布１，２と収納箱１５，１
６との間のそれぞれ研磨布１，２表面に向けてコントロ
ーラー２８により制御される洗浄液１３を充填したスプ
レー缶３３のノズル３４，３５をそれぞれ設ける。コン
トローラー２８は、モーター１９，２０とコインカウン
トセンサー２７とスプレー缶３３とに接続し、コインカ
ウントセンサー２７からの信号でモーター１９，２０と
スプレー缶３３とを駆動する。このコントローラー２８
によりモーター１９，２０が駆動され、巻取軸２３，２
４が研磨布１，２を巻取る際に、同コントローラー２８
によりスプレー缶３３から洗浄液１３を研磨布１，２表
面に吹付ける。巻取軸２３，２４による研磨布１，２の
巻取りが完了すれば、研磨布１，２表面に洗浄液１３を
吹付けるスプレー缶３３の吹付けを止める。これによ
り、スプレー缶３３により洗浄液１３を吹付けられた研
磨布１，２表面は箱体５，６間に送られ、接触した状態
の一対の研磨布１，２表面のそれぞれを洗浄液１３を吹
付けた面とし、コイン７を研磨洗浄していく。このた
め、洗浄液１３の蒸発を防ぎ、確実に接触した状態の研
磨布１，２に洗浄液１３を含浸させる。その他の構造・
符号・作用効果は図１，２に示す前記実施例と同じであ
る。
で接触した状態の一対の研磨布１，２と収納箱１５，１
６との間のそれぞれ研磨布１，２表面に向けてコントロ
ーラー２８により制御される洗浄液１３を充填したスプ
レー缶３３のノズル３４，３５をそれぞれ設ける。コン
トローラー２８は、モーター１９，２０とコインカウン
トセンサー２７とスプレー缶３３とに接続し、コインカ
ウントセンサー２７からの信号でモーター１９，２０と
スプレー缶３３とを駆動する。このコントローラー２８
によりモーター１９，２０が駆動され、巻取軸２３，２
４が研磨布１，２を巻取る際に、同コントローラー２８
によりスプレー缶３３から洗浄液１３を研磨布１，２表
面に吹付ける。巻取軸２３，２４による研磨布１，２の
巻取りが完了すれば、研磨布１，２表面に洗浄液１３を
吹付けるスプレー缶３３の吹付けを止める。これによ
り、スプレー缶３３により洗浄液１３を吹付けられた研
磨布１，２表面は箱体５，６間に送られ、接触した状態
の一対の研磨布１，２表面のそれぞれを洗浄液１３を吹
付けた面とし、コイン７を研磨洗浄していく。このた
め、洗浄液１３の蒸発を防ぎ、確実に接触した状態の研
磨布１，２に洗浄液１３を含浸させる。その他の構造・
符号・作用効果は図１，２に示す前記実施例と同じであ
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明では、一対の研磨布の接触部分に
洗浄液を含浸・塗布・吹付・滴下した状態とし、この研
磨布間にコイン・メダル・硬貨を搬送手段により通過さ
せていくことで洗浄液がコイン・メダル・硬貨の表面や
裏面に付着した人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、
タバコのヤニ、機械の潤滑油等を容易に分解除去すると
ともに、研磨布との摩擦で強力に付着した汚れをより一
層確実に除去する。又、多数のコイン・メダル・硬貨を
搬送手段により連続的に研磨洗浄出来るが、洗浄液の洗
浄力や研磨布の研磨力が低下すれば、送り手段により研
磨布を送って接触部分の研磨布を新しい研磨布の面での
接触状態としてやれば、連続的な研磨洗浄中でも研磨洗
浄力の低下を防ぐことが出来、多数のコタン・メダル・
硬貨でもむらなく確実に又迅速な研磨洗浄が出来るもの
となった。
洗浄液を含浸・塗布・吹付・滴下した状態とし、この研
磨布間にコイン・メダル・硬貨を搬送手段により通過さ
せていくことで洗浄液がコイン・メダル・硬貨の表面や
裏面に付着した人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、
タバコのヤニ、機械の潤滑油等を容易に分解除去すると
ともに、研磨布との摩擦で強力に付着した汚れをより一
層確実に除去する。又、多数のコイン・メダル・硬貨を
搬送手段により連続的に研磨洗浄出来るが、洗浄液の洗
浄力や研磨布の研磨力が低下すれば、送り手段により研
磨布を送って接触部分の研磨布を新しい研磨布の面での
接触状態としてやれば、連続的な研磨洗浄中でも研磨洗
浄力の低下を防ぐことが出来、多数のコタン・メダル・
硬貨でもむらなく確実に又迅速な研磨洗浄が出来るもの
となった。
【００１３】一対の研磨布の接触部分と収納箱との間の
少なくとも一方の研磨布へ洗浄液塗布具や洗浄液付着部
により洗浄液を塗布又は吹き付けてやれば、洗浄液が途
中で蒸発することなく洗浄液の塗布した研磨布の面を確
実に接触部分へ送り、一対の接触した状態の研磨布に洗
浄液を確実に含浸させることが出来る。
少なくとも一方の研磨布へ洗浄液塗布具や洗浄液付着部
により洗浄液を塗布又は吹き付けてやれば、洗浄液が途
中で蒸発することなく洗浄液の塗布した研磨布の面を確
実に接触部分へ送り、一対の接触した状態の研磨布に洗
浄液を確実に含浸させることが出来る。
【図１】本発明の実施例の搬送手段を示す説明図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施例を示す説明図である。
【図３】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図４】本発明の他の実施例を示す説明図である。
１ 研磨布
２ 研磨布
３ コイン導入路
４ コイン排出路
５ 箱体
６ 箱体
７ コイン
８ 送りベルト
９ ローラー
１０ コインガイド
１１ ローラー
１２ ローラー
１３ 洗浄液
１４ 洗浄液切りローラー
１５ 収納箱
１６ 収納箱
１７ 巻取箱
１８ 巻取箱
１９ モーター
２０ モーター
２１ 中心軸
２２ 中心軸
２３ 巻取軸
２４ 巻取軸
２５ チェーン
２６ チェーン
２７ コインカウントセンサー
２８ コントローラー
２９ 洗浄液槽
３０ 塗布具
３１ 塗布具
３２ パイプ
３３ スプレー缶
３４ ノズル
３５ ノズル
Claims (2)
- 【請求項１】 研磨布の一端側を収納部に収納し、収納
部より出た一対の同研磨布の途中を互いに接触させた状
態に対向させ、この接触した状態の研磨布間にコイン・
メダル・硬貨を通過させる搬送手段を設けるとともに前
記研磨布を収納部外へ導いて硬貨の送り方向と逆方向に
移動させる研磨布の送り手段を設け、一対の研磨布の接
触部分と収納部との間の少なくとも一方の研磨布に洗浄
液を塗布する洗浄液塗布部を設けたことを特徴とするコ
イン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置。 - 【請求項２】 研磨布の一端側を収納部に収納し、収納
部より出た一対の同研磨布の途中を互いに接触させた状
態に対向させ、この接触した状態の研磨布間にコイン・
メダル・硬貨を通過させる搬送手段を設けるとともに前
記研磨布を収納部外へ導いて硬貨の送り方向と逆方向に
移動させる研磨布の送り手段を設け、一対の研磨布の接
触部分と収納部との間の少なくとも一方の研磨布に洗浄
液を吹付又は滴下する洗浄液塗布部を設けたことを特徴
とするコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03533694A JP3403236B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03533694A JP3403236B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07220136A JPH07220136A (ja) | 1995-08-18 |
| JP3403236B2 true JP3403236B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=12439005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03533694A Expired - Lifetime JP3403236B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3403236B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11249355A (ja) * | 1998-03-02 | 1999-09-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 拭取り装置 |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP03533694A patent/JP3403236B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07220136A (ja) | 1995-08-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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