JPH07211013A - デイジタル信号符号化方法、デイジタル信号復号化方法、デイジタル信号符号化装置、デイジタル信号復号化装置及びデイジタル信号記録媒体 - Google Patents

デイジタル信号符号化方法、デイジタル信号復号化方法、デイジタル信号符号化装置、デイジタル信号復号化装置及びデイジタル信号記録媒体

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JPH07211013A
JPH07211013A JP1593794A JP1593794A JPH07211013A JP H07211013 A JPH07211013 A JP H07211013A JP 1593794 A JP1593794 A JP 1593794A JP 1593794 A JP1593794 A JP 1593794A JP H07211013 A JPH07211013 A JP H07211013A
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frame
digital signal
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Jun Yonemitsu
潤 米満
Ryuichi Iwamura
隆一 岩村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、デイジタル信号符号化及び復号化方
法、デイジタル信号符号化及び復号化装置、デイジタル
信号記録媒体において、CDとの互換性を維持しながら
簡易な構成で誤り訂正能力を向上し得ると共に冗長度を
低減する。 【構成】デイジタル信号を符号化する際に、符号長を数
フレーム長とし、誤り訂正用の訂正パリテイ数をコンパ
クトデイスク規格より増して符号化するようにしたこと
により、コンパクトデイスク規格に比して冗長度を低減
して、記録可能なデータ量を増加し得、また1セクタを
コンパクトデイスク規格の1セクタの実データ数に等し
くし、フレーム長をコンパクトデイスク規格のフレーム
長とほぼ同じ大きさとし、サブコードをコンパクトデイ
スク規格と同じくフレームの先頭に1バイト付加するよ
うにしたことにより、CDとの互換性を維持し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図9〜図13) 発明が解決しようとする課題(図9〜図13) 課題を解決するための手段(図1〜図8) 作用(図1〜図8) 実施例(図1〜図8) (1)実施例によるデイスク上の記録フオーマツト(図
1〜図3) (2)実施例による符号化装置(図1〜図5) (3)実施例による復号化装置(図1〜図3、図6及び
図7) (4)他の実施例(図8) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデイジタル信号符号化方
法、デイジタル信号復号化方式、デイジタル信号符号化
装置、デイジタル信号復号化装置及びデイジタル信号記
録媒体に関し、例えばコンパクトデイスクとの互換性を
維持しながらデイジタル信号を符号化し復号化するもの
に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、コンパクトデイスク(CD)にお
いては、オーデイオ信号がデイジタル化されてCD規格
に応じた符号化方法で符号化されて記録されている。C
Dの信号フオーマツトを図9に示す。1フレームは1バ
イトのサブコードと24バイトの実データ、各4バイトの
C1、C2誤り訂正符号(CIRC(Cross Interleave
Reed-Solomon Code))の合計33バイトより構成されて
いる。また1フレームの先頭にはフレーム同期信号が付
加されている。これによりサブコードを除いた全データ
量に占める誤り訂正符号の割合、すなわち冗長度は8バ
イト/32バイトであり25%になる。
【0004】またCDの信号フオーマツトの場合、図1
0に示すように、98フレームで1ブロツクが形成され、
これが1セクタと呼ばれる。この1セクタの実データは
2352バイトである。また1セクタの先頭の2フレームの
サブコードには、S0、S1という固有のパターンが記
録されており、これによりセクタの先頭が判別される。
なお誤り訂正符号CIRCは、2段のリードソロモン符
号、すなわちC1、C2符号をインターリーブで結合し
たものである。
【0005】このCDの符号化/復号化装置の構成を図
11に示す。まず符号化装置において、デイジタルオー
デイオのデータは、L、R各チヤンネルの6サンプル分
すなわち24バイトが1つの単位となつて、CIRC符号
化回路1に入力される。このCIRC符号化回路1は、
図12に示すような回路で構成されている。すなわち偶
数サンプル遅延回路21、スクランブル回路22は、偶
数番目のサンプルのデータをそれぞれ2フレーム分遅延
させ、データの並び換えを行う。これは、訂正不能が生
じた場合、隣接データより訂正不能で欠落した部分を補
間し、聴感上目立たなくするためである。
【0006】またC2符号化回路23は、元の符号24バ
イトに対しC2パリテイの4バイトを算出して加える。
インターリーブ回路24は、最大遅延が 108フレームに
およぶインターリーブをかける。C1符号符号化回路2
5は、元の符号とC2パリテイを含めた28バイトに対し
4バイトのC1パリテイを算出して加え、この結果全デ
ータ長が32バイトになる。
【0007】奇数シンボル遅延回路26は、奇数番目の
シンボルのみをさらに1フレーム分遅延させる。遅延さ
せる理由は、ランダムエラーが2バイトにまたがつて発
生した場合、その影響が1つのC1符号系列上において
1シンボルにしかおよばないようにするためである。パ
リテイ反転回路27は、パリテイの極性を反転させ、こ
れによりすべてのデータが誤りで0になつた場合に、誤
りなしと判断されることを防ぐようになされている。
【0008】このようにして得られたCIRCの符号化
出力は、サブコード付加回路2で32バイト毎に1バイト
のサブコードが付加される。ここで上述のセクタ先頭を
示すコードS0、S1もサブコードとして付加される。
そして次のEFM(Eight Fourteen Modulation )変調
回路3でEFM変調され、フレーム同期信号付加回路4
においてフレーム先頭にフレーム同期信号が付加され
て、カツテイング装置5に送られる。カツテイング装置
5によりマスタリングが行なわれ、このようにしてCD
規格に応じてデイジタルオーデイオ信号が記録されたデ
イスク6が製造される。
【0009】一方復号化装置においては、復号化として
符号化の逆の処理を行なう。すなわちデイスク6から読
まれた信号は、RFアンプ7を経て、フレーム同期信号
検出分離回路8にて、フレーム同期信号が検出されて分
離される。次にEFM復調回路9でEFM復調されサブ
コード検出分離回路10で、1フレームの先頭のサブコ
ードが検出されて分離され、CIRC復号化回路11に
入力される。このサブコード検出分離回路10では、コ
ードS0、S1を検出することにより、セクタの先頭を
判別する。このCIRC復号化回路11は、図13に示
すような回路で構成され、1フレーム分32バイトが入さ
れる。
【0010】すなわち偶数シンボル遅延回路31は、1
フレーム分の32バイトのうち偶数番目のシンボルを1フ
レーム分遅延させる。次のパリテイ反転回路32はパリ
テイを反転させる。C1符号復号化回路33はC1符号
を用いて誤り訂正処理を行う。これよりC1パリテイを
除いた28バイトが、次のデインターリーブ回路34に送
られデインターリーブされる。C2符号復号化回路35
は、C2符号を用いて誤り訂正処理を行う。これにより
C2パリテイを除いた24バイトが次のデスクランブル回
路36に送られ、スクランブルが解かれる。奇数サンプ
ル遅延回路37はスクランブルが解かれたデータの奇数
番目のサンプルを2フレーム分遅延させ、このようにし
て1フレーム分24バイトのデータが出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
にCDで使用されているCIRCは、ランダムエラー、
バーストエラー両方に有効な誤り訂正符号であるが、そ
の訂正能力には限界があり、デイジタル信号を高密度で
記録しようとすると訂正不能や誤り訂正を起こしやす
い。またデイスクにより多くのデータを記録しようとし
ても、全データ量に占める誤り訂正符号の割合、すなわ
ち冗長度がすでに決まつているので、記録できるデータ
量には限界がある。
【0012】これらの問題を解決するために、セクタや
符号長、誤り訂正パリテイ等記録フオーマツトを変更す
ることが考えられるが、従来のCDの符号化装置や復号
化装置と共用できる部分をできるだけ残したいという要
求がある。特に復号化装置では、CDと新たなフオーマ
ツトのデイジタル信号の両方を再生できる再生装置を考
えたとき、両者の回路の共用化を図り、回路規模を全体
としてできるだけ小さくする必要がある。
【0013】またCDの信号フオーマツトに対応して、
1セクタとして2352バイトにセクタ分割済みのデータ
を、再度セクタ分割処理せずに、新たなフオーマツトの
デイスクに記録できれば、有用性を一段と向上し得ると
考えられる。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、CDの信号フオーマツトとの互換性を維持しながら
簡易な構成で誤り訂正能力を向上し得ると共に冗長度を
低減し得るデイジタル信号符号化方法、デイジタル信号
復号化方法、デイジタル信号符号化装置、デイジタル信
号復号化装置及びデイジタル信号記録媒体を提案しよう
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、デイジタル信号を符号化するデイ
ジタル信号符号化方法において、1セクタをコンパクト
デイスク規格の1セクタの実データ数に等しくし、フレ
ーム長をコンパクトデイスク規格のフレーム長とほぼ同
じ大きさとし、符号長を数フレーム長とし、サブコード
をコンパクトデイスク規格と同じくフレームの先頭に1
バイト付加し、誤り訂正用の訂正パリテイ数をコンパク
トデイスク規格の訂正パリテイ数より増やすようにし
た。
【0016】また本発明においては、1セクタがコンパ
クトデイスク規格の1セクタの実データ数に等しくさ
れ、フレーム長がコンパクトデイスク規格のフレーム長
とほぼ同じ大きさとされ、符号長が数フレーム長とさ
れ、サブコードがコンパクトデイスク規格と同じくフレ
ームの先頭に1バイト付加され、誤り訂正用の訂正パリ
テイ数がコンパクトデイスク規格の訂正パリテイ数より
増やされて符号化されたデイジタル信号を復号化するデ
イジタル信号復号化方法において、コンパクトデイスク
規格の1セクタの実データ数に等しい1セクタと、コン
パクトデイスク規格のフレーム長とほぼ同じ大きさのフ
レームとに応じて付加されたフレーム同期信号を検出す
ると共に分離し、コンパクトデイスク規格と同じフレー
ムの先頭に付加された1バイトのサブコードを検出する
と共に分離し、コンパクトデイスク規格の1セクタの実
データ数に等しい1セクタと、コンパクトデイスク規格
のフレーム長とほぼ同じ大きさのフレームと、数フレー
ム長の符号長と、コンパクトデイスク規格の誤り訂正用
の訂正パリテイ数より増やされて付加された訂正パリテ
イに応じて誤り訂正復号化するようにした。
【0017】また本発明においては、デイジタル信号を
符号化するデイジタル信号符号化装置において、1セク
タをコンパクトデイスク規格の1セクタの実データ数に
等しくし、フレーム長をコンパクトデイスク規格のフレ
ーム長とほぼ同じ大きさとし、符号長を数フレーム長と
し、誤り訂正用の訂正パリテイ数をコンパクトデイスク
規格の訂正パリテイ数より増やすように誤り訂正符号化
する誤り訂正符号化手段303と、サブコードをコンパ
クトデイスク規格と同じくフレームの先頭に1バイト付
加するサブコード付加手段305と、コンパクトデイス
ク規格の実データ数に等しい1セクタ、コンパクトデイ
スク規格のフレーム長とほぼ同じ大きさのフレーム及び
符号長に応じてEFM変調するEFM変調手段306
と、コンパクトデイスク規格の実データ数に等しい1セ
クタ、コンパクトデイスク規格のフレーム長とほぼ同じ
大きさのフレーム及び符号長に応じてフレーム同期信号
を付加するフレーム同期信号付加手段307とを設ける
ようにした。
【0018】また本発明においては、1セクタがコンパ
クトデイスク規格の1セクタの実データ数に等しくさ
れ、フレーム長がコンパクトデイスク規格のフレーム長
とほぼ同じ大きさとされ、符号長が数フレーム長とさ
れ、サブコードがコンパクトデイスク規格と同じくフレ
ームの先頭に1バイト付加され、誤り訂正用の訂正パリ
テイ数がコンパクトデイスク規格の訂正パリテイ数より
増やされて符号化されたデイジタル信号を復号化するデ
イジタル信号復号化装置において、コンパクトデイスク
規格の1セクタの実データ数に等しい1セクタと、コン
パクトデイスク規格のフレーム長とほぼ同じ大きさのフ
レームとに応じて付加されたフレーム同期信号を検出す
ると共に分離するフレーム同期信号検出分離手段311
と、コンパクトデイスク規格の1セクタの実データ数に
等しい1セクタと、コンパクトデイスク規格のフレーム
長とほぼ同じ大きさのフレームと、数フレーム長の符号
長とに応じてEFM復調するEFM復調手段312と、
コンパクトデイスク規格と同じフレームの先頭に付加さ
れた1バイトのサブコードを検出すると共に分離するサ
ブコード検出分離手段313と、コンパクトデイスク規
格の1セクタの実データ数に等しい1セクタと、コンパ
クトデイスク規格のフレーム長とほぼ同じ大きさのフレ
ームと、数フレーム長の符号長と、コンパクトデイスク
規格の誤り訂正用の訂正パリテイ数より増やされて付加
された訂正パリテイに応じて誤り訂正復号化する誤り訂
正復号化手段315とを設けるようにした。
【0019】また本発明においては、デイジタル信号が
符号化されて記録されるデイジタル信号記録媒体におい
て、1セクタをコンパクトデイスク規格の1セクタの実
データ数に等しくし、フレーム長をコンパクトデイスク
規格のフレーム長とほぼ同じ大きさとし、符号長を数フ
レーム長とし、サブコードをコンパクトデイスク規格と
同じくフレームの先頭に1バイト付加し、誤り訂正用の
訂正パリテイ数をコンパクトデイスク規格の訂正パリテ
イ数より増やすようにして記録するようにした。
【0020】
【作用】デイジタル信号を符号化する際に、符号長を数
フレーム長とし、誤り訂正用の訂正パリテイ数をコンパ
クトデイスク規格より増して符号化するようにしたこと
により、コンパクトデイスク規格に比して冗長度を低減
して、記録可能なデータ量を増加し得る。また1セクタ
をコンパクトデイスク規格の1セクタの実データ数に等
しくし、フレーム長をコンパクトデイスク規格のフレー
ム長とほぼ同じ大きさとし、サブコードをコンパクトデ
イスク規格と同じくフレームの先頭に1バイト付加する
ようにしたことにより、CDとの互換性を維持し得る。
さらに1セクタがコンパクトデイスク規格の1セクタの
実データ数に等しくしたことにより、コンパクトデイス
ク用のデータをセクタ分割せずに記録し得る。
【0021】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0022】(1)実施例によるデイスク上の記録フオ
ーマツト 図1においては、全体として本発明によるデイジタル信
号符号化方法を用いて記録されたデイスク上の記録フオ
ーマツトを示し、1フレームは1バイトのサブコードと
30バイトのデータ及び又は誤り訂正パリテイR1、R2
から構成される。フレーム先頭にはCDのフレームフオ
ーマツトと同様にフレーム同期信号が付加されている。
【0023】このデイジタル信号符号化方法の場合、図
2に示すように、この1フレームを4個横に並べたもの
を1符号長として取り扱うようになされている。実際上
最初のフレームと3番目のフレームには、データのみの
30バイトが記録されている。また2番目のフレームに
は、18バイトのデータとCIRCのC2パリテイに対応
するR2誤り訂正パリテイが12バイトで記録され、さら
に4番目のフレームには18バイトのデータとCIRCの
C1パリテイに対応するR1誤り訂正パリテイが12バイ
トで記録されている。
【0024】従つてこのデイジタル信号符号化方法の場
合、1符号長は96バイトの実データと、R1、R2誤り
訂正パリテイのそれぞれ12バイトとの合計 120バイトか
ら構成されている。これにより、サブコードを除いた全
データ量に占める誤り訂正符号の割合、すなわち冗長度
は24バイト/ 120バイトであり20%となる。
【0025】また図3にこのデイジタル信号符号化方法
を用いて記録されたデイスク上のセクタ構造を示す。な
お図中では簡略化のため、フレーム同期部分は図示して
いない。この実施例の場合、1セクタは24.5符号長に設
定されている。従つてセクタ先頭より1符号長毎にD
1、D2、……と番号を振ると、D25の第2フレームま
でがAセクタである。またD25の第3フレームから、D
49の第4フレームまでがBセクタである。以後、Aセク
タとBセクタの繰り返しとなる。このようにして、A、
Bセクタ共にパリテイを除いた実データを2352バイトと
し、CDの1セクタの実データ数に等しくなるように設
定されている。
【0026】なおA及びBセクタの最初の2フレームの
サブコードには、CDと同じく固有のパターンS0、S
1が記録される。またセクタ先頭以外の符号長の第1フ
レームには、S0、S1とは異なる固有のコードHが記
録される。このコードHは、S0、S1とは異なり、第
2フレーム以降のサブコードには現われないコードが選
定される。これらのコードにより、A及びBセクタの先
頭と符号長の先頭とを判別し得るようになされている。
またAセクタとBセクタの判別は、前後のコードHとの
間隔を調べることにより、容易に判別し得るようになさ
れている。
【0027】以上の構成によれば、1バイトのサブコー
ドと30バイトのデータ及び又は誤り訂正パリテイR1、
R2でなる1フレームの4個分を1符号長として取扱
い、この1符号長についてCIRCのC1、C2パリテ
イと同様の誤り訂正パリテイR1、R2をそれぞれ12バ
イトで付加するようにしたことにより、CDの冗長度の
25%に比して冗長度を20%に削減することができ、その
結果記録可能なデータ量を一段と向上し得る。さらに誤
り訂正符号長を3倍にしたことにより、その分ランダム
エラーに対する誤り訂正能力を向上し得る。
【0028】さらに上述の構成によれば、24.5符号長を
1セクタとしたことにより、パリテイを除いた実データ
を2352バイトとして、CDの1セクタの実データ数に等
しくすることができ、かくしてCDの信号フオーマツト
に対応して、1セクタとしてセクタ分割済みのデータを
そのままデイスク上に記録し得、有用性を格段的に向上
し得る。
【0029】(2)実施例による符号化装置 図11との対応部分に同一符号を付した図4は、全体と
して符号化装置を示し、従来について上述したCDの符
号化方法によるフオーマツト及び本発明によるデイジタ
ル信号符号化方法によるフオーマツトの双方を選択的に
符号化し得るようになされている。実際には外部より与
えられるフオーマツト切換信号により、各回路をCDの
符号化方法あるいは本発明による符号化方法のフオーマ
ツトを処理するよう切り換える。実際上CDの符号化方
法によるCIRC符号化回路1と本発明による誤り訂正
符号化回路303に対する入力及び出力が、スイツチ3
01及び304で選択される。
【0030】まずフオーマツト切換信号によりCDのフ
オーマツトが選択された場合、スイツチ301及び30
4は、それぞれa端に接続される。従つて入力信号はC
IRC符号化回路1に入力され、図11及び図12につ
いて上述したと同様にして、CIRC誤り訂正符号が付
加される。この後、サブコード付加回路305、EFM
変調回路306、フレーム同期信号付加回路307を経
て、カツテイング装置308に送られ、CDのフオーマ
ツトによるデイスク309が製造される。
【0031】次にフオーマツト切換信号により本発明の
デイジタル信号符号化方法のフオーマツトが選択された
場合、スイツチ301及び304は、それぞれb端に接
続される。従つて入力信号は、誤り訂正符号化回路30
3に入力される。この誤り符号化回路303は図5に示
すように構成されている。基本的な構成は図12に上述
したCIRC符号化回路1と同様である。まず1符号長
分のデータ96バイトが、データa0 〜a95としてR2符
号符号化回路101に入力され、R2パリテイの12バイ
トが計算され付加される。
【0032】なおCIRC符号化回路1では、偶数サン
プル遅延回路21、スクランブル回路22により入力デ
ータがスクランブルされるが、この実施例の場合には特
にオーデイオ信号の記録を前提にしていないので、誤り
訂正不能時に補間する必要がなく、スクランブルの機能
はない。同様に後述する誤り訂正復号化回路において
も、デスクランブルの機能はない。
【0033】R2符号符号化回路101の出力は、イン
ターリーブ回路102により4フレーム単位で遅延さ
れ、最大遅延が 428フレームにおよぶインターリーブが
かけられる。次のR1符号符号化回路103では、これ
ら 108バイトに対して12バイトのR1パリテイが計算さ
れ付加される。
【0034】この後、奇数シンボル遅延回路104で、
奇数番目のシンボルのみさらに4フレーム分遅延させ
る。遅延させる理由は、CIRC符号化回路1と同様に
ランダムエラーが2バイトにまたがつて発生した場合、
その影響が1つのR1符号系列上において1バイトにし
か及ばないようにするためである。次のパリテイ反転回
路105では、R1、R2パリテイの極性を反転させ
る。これもCIRC符号化回路1と同様に、誤りにより
すべてのデータが0になつた場合に誤りなしと判断され
ることを防ぐためである。
【0035】このようにして、1符号長 120バイトのデ
ータは、スイツチ304を経て、次のサブコード付加回
路305に送られる。サブコード付加回路305では、
1符号長 120バイトを図1について上述したように30バ
イトごとに区切り、その先頭にサブコード1バイトを付
加する。CDの場合と異なるのは、32バイトではなく30
バイトおきにサブコードを付加する処理で、フオーマツ
ト切換信号によりその処理が切り換えられる。
【0036】またサブコード付加回路305では、図3
で上述したAセクタ、Bセクタ先頭を示すコードS0、
S1と各符号長先頭を示すコードHをサブコードとして
付加する。この処理はCDの場合と異なるもので、これ
をフオーマツト切換信号により処理が切り換えられる。
次のEFM変調回路306では、EFM変調を行なう。
これは、CDと同様に1シンボルである1バイト、すな
わち8ビツトを14ビツトに変換する処理である。1フレ
ームの長さがCDと異なるので、その切り換えがフオー
マツト切換信号により制御される。
【0037】次のフレーム同期信号付加回路307で
は、フレーム先頭にCDと同じく、フレーム同期信号を
付加する。これも1フレームの長さがCDと異なるの
で、その切り換えがフオーマツト切換信号により制御さ
れる。このようにして得られるフレーム同期信号付加回
路307の出力はカツテイング装置308に送られ、こ
のようにして図1〜図3のデイジタル信号符号化方法で
符号化されたフオーマツトを有するデイスク309が製
造される。
【0038】ここで上述の説明では、フオーマツト切換
信号により処理を選択的に切り換えて、CDの場合と本
発明によるデイジタル信号符号化方法の場合を処理する
ようにしている。ところが実際サブコード付加回路30
5、EFM変調回路306及びフレーム同期信号付加回
路306においては、バツフアメモリ(図示せず)の書
き込み及び読み出しアドレスを、フオーマツト切換信号
により選択するのみで良い。従つて構成自体は、従来の
CDについて上述したサブコード付加回路2、EFM変
調回路3及びフレーム同期信号付加回路4を応用するこ
とが可能である。
【0039】また同様に誤り訂正符号化回路303とC
IRC符号化回路1については、同時に処理するデータ
量が誤り訂正符号化回路303の方が多いため、これに
合わせたバツフアメモリ(図示せず)を用意し、この書
き込み及び読み出しアドレスを必要に応じて制御するこ
とにより双方の機能を実現できる。従つて構成上は従来
のCDの符号化装置の構成に対して、わずかな変更、追
加のみで、CDの符号化及び本発明によるデイジタル信
号符号化の双方を選択的に符号化し得る。
【0040】以上の構成によれば、CIRC符号化回路
1と誤り訂正符号化回路303をフオーマツト切換信号
に応じて選択すると共に、サブコード付加回路305、
EFM変調回路306及びフレーム同期信号付加回路3
06の内部処理をフオーマツト切換信号に応じて切り換
え制御するようにしたことにより、簡易な構成で誤り訂
正能力を向上し得ると共に冗長度を低減し得る符号化装
置を実現できる。
【0041】さらに上述の構成によれば、インターリー
ブ長をCDの場合の最大 108フレームに比して、最大 4
28フレーム長と長くしたことにより、バーストエラーに
対する誤り訂正能力を格段的に向上し得る。
【0042】(3)実施例による復号化装置 図11との対応部分に同一符号を付した図6は、全体と
して復号化装置を示し、従来について上述したCD及び
本発明によるデイジタル信号符号化で記録されたデイス
クの双方を選択的に再生して復号化し得るようになされ
ている。実際には符号化装置と同様に外部より与えられ
るフオーマツト切換信号により、各回路をCDの復号化
方法あるいは本発明による復号化方法のフオーマツトを
処理するよう切り換える。
【0043】まずフオーマツト切換信号によりCDのフ
オーマツトが選択された場合、デイスク309より読み
出された信号は、図11のCDと同じくRFアンプ31
0を経て、フレーム同期信号検出分離回路311にて、
フレーム同期信号が検出されて分離される。次にEFM
復調回路312でEFM復調され、サブコード検出分離
回路313でサブコードが検出されて分離される。この
ときスイツチ314及び316は、それぞれa端に接続
されている。従つてサブコード分離回路313の出力
は、CIRC復号化回路11に入力され、図11及び図
13について上述したと同様にして、CIRC誤り訂正
復号化が行なわれ、スイツチ316を経て出力される。
【0044】次にフオーマツト切換信号により本発明に
よる復号化方法のフオーマツトが選択された場合、デイ
スク309より読み出された信号は、RFアンプ310
を経て、次のフレーム同期信号検出分離回路311で、
31バイトごとに挿入されたフレーム同期信号が検出され
て分離される。CDとフレーム同期信号の間隔が異なる
のでフオーマツト切換信号により、その処理が切り換え
制御される。
【0045】この後、次のEFM復調回路312にてE
FM復調される。CDとフレーム長が異なるのでフオー
マツト切換信号により、その処理が切り換え制御され
る。次のサブコード検出分離回路313でフレームの先
頭1バイトがサブコードとして検出されて分離される。
またAセクタ、Bセクタ先頭を示すコードS0、S1と
各符号長先頭を示すコードHを検出することで、各セク
タ及び符号長の先頭が検出される。これらの処理は、C
Dの場合と異なり、その切り換えがフオーマツト切換信
号により制御される。
【0046】このときスイツチ314及び316はそれ
ぞれb端に接続されており、サブコード分離回路313
の出力は、誤り訂正復号化回路315に入力される。こ
の誤り訂正復号化回路315は、図7に示すように構成
されている。この誤り訂正復号化回路315には、フレ
ーム同期信号とサブコードを除いた、1フレーム分 120
バイトのデータが入力される。復号化回路の基本的な構
成は図13に示したCIRC復号化回路11と同様であ
る。
【0047】すなわちまず入力された信号は、偶数シン
ボル遅延回路201において偶数番目のシンボルが4フ
レーム分遅延される。次にパリテイ反転回路202で、
R1、R2パリテイを反転させる。その後R1符号復号
化回路203にてR1符号を用いて誤り訂正処理を行
う。これによりR1パリテイを除いた 108バイトが次の
デインターリーブ回路204に送られ、デインターリー
ブされる。次にR2符号復号化回路205にてR2符号
を用いて誤り訂正処理を行う。このようにして得られた
R2パリテイを除いた96バイトが1符号長のデータとし
て、スイツチ316を経て出力される。
【0048】ここで上述の説明でも、フオーマツト切換
信号により処理を選択的に切り換えて、CDの場合と本
発明によるデイジタル信号復号化方法の場合を処理する
ようにしている。ところが実際フレーム同期信号検出分
離回路311、EFM復調回路312及びサブコード検
出分離回路313においては、バツフアメモリ(図示せ
ず)の書き込み及び読み出しアドレスを、フオーマツト
切換信号により選択するのみで良い。従つて構成自体
は、従来のCDについて上述したフレーム同期信号検出
分離回路8、EFM復調回路9及びサブコード検出分離
回路10を利用することが可能である。
【0049】また同様に誤り訂正復号化回路315とC
IRC復号化回路11については、同時に処理するデー
タ量が誤り訂正復号化回路315の方が多いため、これ
に合わせたバツフアメモリ(図示せず)を用意し、この
書き込み及び読み出しアドレスを必要に応じて制御する
ことにより双方の機能を実現できる。従つて構成上は従
来のCDの復号化装置の構成に対して、わずかな変更、
追加のみで、CD及び本発明によるデイジタル信号符号
化で記録されたデイスクの双方を選択的に復号化し得
る。
【0050】以上の構成によれば、フレーム同期信号検
出分離回路311、EFM復調回路312及びサブコー
ド検出分離回路313の内部処理をフオーマツト切換信
号に応じて切り換え制御すると共に、CIRC復号化回
路1と誤り訂正復号化回路303をフオーマツト切換信
号に応じて選択するようにしたことにより、簡易な構成
でCDに加えて誤り訂正能力を向上し冗長度を低減した
デイスクをも復号化し得る。
【0051】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、フレーム、符号長、パリ
テイ及びインタリーブ等の長さを、それぞれ図1〜図7
に示すように設定した場合について述べたが、これに限
らず必要に応じて種々設定するようにしても、上述の実
施例と同様の効果を実現できる。
【0052】因に図8は1符号長を7フレーム 210バイ
トとし、R1パリテイを20バイト、R2パリテイを22バ
イト、実データを 168バイト、1セクタを14符号長とし
た場合を示す。この場合セクタ先頭の第1フレームのサ
ブコードをS0、第2フレームのサブコードをS1とし
て、セクタ先頭の判別を行なう。なお図中では簡略化の
ためフレーム同期信号を省略してある。この場合も、1
セクタの実データは2352バイトとなり、CDとの互換が
とれる。
【0053】また上述の実施例においては、記録するデ
ータがオーデイオ信号に限定されていないため、データ
のスクランブル、デスクランブルを行なつていないが、
CDにおけるCIRCのように、符号化回路の入力側に
スクランブル回路を、また復号化回路の出力側にデスク
ランブル回路を付加するようにしてもよい。
【0054】また上述の実施例においては、符号化装置
及び復号化装置でフオーマツト切換信号に応じて、CD
のフオーマツトの場合と本発明によるデイジタル信号符
号化方法の場合とで処理を切り換えるようにした場合に
ついて述べたが、CDとの互換性を考慮しなければ、C
Dの符号化装置及び復号化装置を流用して、簡易な構成
で本発明によるデイジタル信号符号化方法及び復号化方
法のみを実現するデイジタル信号符号化装置及び復号化
装置を実現できる。
【0055】さらに上述の実施例では、CDのような読
み出し専用の光デイスクを前提にした場合について述べ
たが、これに限らず光磁気デイスクや記録可能な光デイ
スクのように書き込み可能なメデイアに対しても適用で
き、この場合カツテイング装置が記録装置に変更され
る。
【0056】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、デイジタ
ル信号を符号化する際に、符号長を数フレーム長とし、
誤り訂正用の訂正パリテイ数をコンパクトデイスク規格
より増して符号化するようにしたことにより、コンパク
トデイスク規格に比して冗長度を低減して、記録可能な
データ量を増加し得るデイジタル信号符号化方法、デイ
ジタル信号復号化方法、デイジタル信号符号化装置、デ
イジタル信号復号化装置及びデイジタル信号記録媒体を
実現できる。。
【0057】また1セクタをコンパクトデイスク規格の
1セクタの実データ数に等しくし、フレーム長をコンパ
クトデイスク規格のフレーム長とほぼ同じ大きさとし、
サブコードをコンパクトデイスク規格と同じくフレーム
の先頭に1バイト付加するようにしたことにより、CD
との互換性を維持し得るデイジタル信号符号化方法、デ
イジタル信号復号化方法、デイジタル信号符号化装置、
デイジタル信号復号化装置及びデイジタル信号記録媒体
を実現できる。
【0058】さらに1セクタがコンパクトデイスク規格
の1セクタの実データ数に等しくしたことにより、コン
パクトデイスク用のデータをセクタ分割せずに記録し得
るデイジタル信号符号化方法、デイジタル信号復号化方
法、デイジタル信号符号化装置、デイジタル信号復号化
装置及びデイジタル信号記録媒体を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデイジタル信号符号化方法及びデ
イジタル信号復号化方法によるデイジタル信号記録媒体
の一実施例におけるフレームの構成を示す略線図であ
る。
【図2】図1の実施例における1符号長の構成を示す略
線図である。
【図3】図1の実施例における1セクタの構成を示す略
線図である。
【図4】本発明によるデイジタル信号符号化装置の一実
施例の構成を示すブロツク図である。
【図5】図4のデイジタル信号符号化装置における誤り
訂正符号化回路の構成を示すブロツク図である。
【図6】本発明によるデイジタル信号復号化装置の一実
施例の構成を示すブロツク図である。
【図7】図6のデイジタル信号復号化装置における誤り
訂正復号化回路の構成を示すブロツク図である。
【図8】他の実施例におけるフレーム、符号長及びセク
タの構成を示す略線図である。
【図9】CDにおける1フレームの構成を示す略線図で
ある。
【図10】CDにおける1セクタの構成を示す略線図で
ある。
【図11】CDの符号化/復号化装置を示すブロツク図
である。
【図12】CDにおけるCIRC符号化回路を示すブロ
ツク図である。
【図13】CDにおけるCIRC復号化回路を示すブロ
ツク図である。
【符号の説明】
1……CIRC符号化回路、2、305……サブコード
付加回路、3、306……EFM変調回路、4、307
……フレーム同期信号付加回路、5、308……カツテ
イング装置、6、309……デイスク、7、310……
RFアンプ、8、311……フレーム同期信号検出分離
回路、9、312……EFM復調回路、10、313…
…サブコード検出分離回路、11……CIRC復号化回
路、21……偶数サンプル遅延回路、22……スクラン
ブル回路、23……C2符号化回路、24、102……
インターリーブ回路、25……C1符号符号化回路、2
6、104……奇数シンボル遅延回路、27、32、1
05、202……パリテイ反転回路、31、201……
偶数シンボル遅延回路、33……C1符号復号化回路、
34、204……デインターリーブ回路、35……C2
符号復号化回路、36……デスクランブル回路、37…
…奇数サンプル遅延回路、301、304、314、3
16……スイツチ、303……誤り訂正符号化回路、3
15……誤り訂正復号化回路、101……R2符号符号
化回路、103……R1符号符号化回路、203……R
1符号復号化回路、205……R2符号復号回路。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デイジタル信号を符号化するデイジタル信
    号符号化方法において、 1セクタをコンパクトデイスク規格の1セクタの実デー
    タ数に等しくし、フレーム長を上記コンパクトデイスク
    規格のフレーム長とほぼ同じ大きさとし、符号長を数フ
    レーム長とし、サブコードを上記コンパクトデイスク規
    格と同じくフレームの先頭に1バイト付加し、誤り訂正
    用の訂正パリテイ数を上記コンパクトデイスク規格の訂
    正パリテイ数より増やすようにしたことを特徴とするデ
    イジタル信号符号化方法。
  2. 【請求項2】インタリーブ長を上記コンパクトデイスク
    規格のインターリーブ長より増やすようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載のデイジタル信号符号化方法。
  3. 【請求項3】上記符号長を4フレーム長又は7フレーム
    長に選定することを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のデイジタル信号符号化方法。
  4. 【請求項4】上記誤り訂正用の訂正パリテイ数を上記コ
    ンパクトデイスク規格の訂正パリテイ数の3倍以上に選
    定することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項
    3に記載のデイジタル信号符号化方法。
  5. 【請求項5】1セクタがコンパクトデイスク規格の1セ
    クタの実データ数に等しくされ、フレーム長が上記コン
    パクトデイスク規格のフレーム長とほぼ同じ大きさとさ
    れ、符号長が数フレーム長とされ、サブコードが上記コ
    ンパクトデイスク規格と同じくフレームの先頭に1バイ
    ト付加され、誤り訂正用の訂正パリテイ数が上記コンパ
    クトデイスク規格の訂正パリテイ数より増やされて符号
    化されたデイジタル信号を復号化するデイジタル信号復
    号化方法において、 上記コンパクトデイスク規格の1セクタの実データ数に
    等しい1セクタと、上記コンパクトデイスク規格のフレ
    ーム長とほぼ同じ大きさのフレームとに応じて付加され
    たフレーム同期信号を検出すると共に分離し、 上記コンパクトデイスク規格と同じフレームの先頭に付
    加された1バイトのサブコードを検出すると共に分離
    し、 上記コンパクトデイスク規格の1セクタの実データ数に
    等しい1セクタと、上記コンパクトデイスク規格のフレ
    ーム長とほぼ同じ大きさのフレームと、数フレーム長の
    符号長と、上記コンパクトデイスク規格の誤り訂正用の
    訂正パリテイ数より増やされて付加された訂正パリテイ
    に応じて誤り訂正復号化するようにしたことを特徴とす
    るデイジタル信号復号化方法。
  6. 【請求項6】上記誤り訂正復号化する際に、上記コンパ
    クトデイスク規格のインターリーブ長より増やされたイ
    ンターリーブ長に応じて誤り訂正復号化するようにした
    ことを特徴とする請求項5に記載のデイジタル信号復号
    化方法。
  7. 【請求項7】上記誤り訂正復号化する際に、4フレーム
    長又は7フレーム長に選定された符号長に応じて誤り訂
    正復号化するようにしたことを特徴とする請求項5又は
    請求項6に記載のデイジタル信号復号化方法。
  8. 【請求項8】上記コンパクトデイスク規格の誤り訂正用
    の訂正パリテイ数の3倍以上に選定された上記訂正パリ
    テイに応じて誤り訂正復号化するようにしたことを特徴
    とする請求項5、請求項6又は請求項7に記載のデイジ
    タル信号復号化方法。
  9. 【請求項9】デイジタル信号を符号化するデイジタル信
    号符号化装置において、 1セクタをコンパクトデイスク規格の1セクタの実デー
    タ数に等しくし、フレーム長を上記コンパクトデイスク
    規格のフレーム長とほぼ同じ大きさとし、符号長を数フ
    レーム長とし、誤り訂正用の訂正パリテイ数を上記コン
    パクトデイスク規格の訂正パリテイ数より増やすように
    誤り訂正符号化する誤り訂正符号化手段と、 サブコードを上記コンパクトデイスク規格と同じくフレ
    ームの先頭に1バイト付加するサブコード付加手段と、 上記コンパクトデイスク規格の実データ数に等しい1セ
    クタ、上記コンパクトデイスク規格のフレーム長とほぼ
    同じ大きさのフレーム及び符号長に応じてEFM変調す
    るEFM変調手段と、 上記コンパクトデイスク規格の実データ数に等しい1セ
    クタ、上記コンパクトデイスク規格のフレーム長とほぼ
    同じ大きさのフレーム及び符号長に応じてフレーム同期
    信号を付加するフレーム同期信号付加手段とを具えるこ
    とを特徴とするデイジタル信号符号化装置。
  10. 【請求項10】上記インタリーブ長を上記コンパクトデ
    イスク規格のインターリーブ長より増やすようにしたこ
    とを特徴とする請求項9に記載のデイジタル信号符号化
    装置。
  11. 【請求項11】上記符号長を4フレーム長又は7フレー
    ム長に選定することを特徴とする請求項9又は請求項1
    0に記載のデイジタル信号符号化装置。
  12. 【請求項12】上記誤り訂正用の訂正パリテイ数を上記
    コンパクトデイスク規格の訂正パリテイ数の3倍以上に
    選定することを特徴とする請求項9、請求項10又は請
    求項11に記載のデイジタル信号符号化装置。
  13. 【請求項13】上記誤り訂正符号化手段に加えて上記コ
    ンパクトデイスク規格に応じたCIRC誤り訂正符号化
    手段を有すると共に、上記サブコード付加手段、上記E
    FM変調手段及び上記フレーム同期信号付加手段をそれ
    ぞれ設定によりコンパクトデイスク規格にも対応するよ
    うにし、 デイジタル信号の符号化方法を選択する信号に応じて、
    上記誤り訂正符号化手段又は上記CIRC誤り訂正符号
    化手段を選択すると共に、上記サブコード付加手段、上
    記EFM変調手段及び上記フレーム同期信号付加手段の
    設定を選択するようにしたことを特徴とする請求項9、
    請求項10、請求項11又は請求項12に記載のデイジ
    タル信号符号化装置。
  14. 【請求項14】1セクタがコンパクトデイスク規格の1
    セクタの実データ数に等しくされ、フレーム長が上記コ
    ンパクトデイスク規格のフレーム長とほぼ同じ大きさと
    され、符号長が数フレーム長とされ、サブコードが上記
    コンパクトデイスク規格と同じくフレームの先頭に1バ
    イト付加され、誤り訂正用の訂正パリテイ数が上記コン
    パクトデイスク規格の訂正パリテイ数より増やされて符
    号化されたデイジタル信号を復号化するデイジタル信号
    復号化装置において、 上記コンパクトデイスク規格の1セクタの実データ数に
    等しい1セクタと、上記コンパクトデイスク規格のフレ
    ーム長とほぼ同じ大きさのフレームとに応じて付加され
    たフレーム同期信号を検出すると共に分離するフレーム
    同期信号検出分離手段と、 上記コンパクトデイスク規格の1セクタの実データ数に
    等しい1セクタと、上記コンパクトデイスク規格のフレ
    ーム長とほぼ同じ大きさのフレームと、数フレーム長の
    符号長とに応じてEFM復調するEFM復調手段と、 上記コンパクトデイスク規格と同じフレームの先頭に付
    加された1バイトのサブコードを検出すると共に分離す
    るサブコード検出分離手段と、 上記コンパクトデイスク規格の1セクタの実データ数に
    等しい1セクタと、上記コンパクトデイスク規格のフレ
    ーム長とほぼ同じ大きさのフレームと、数フレーム長の
    符号長と、上記コンパクトデイスク規格の誤り訂正用の
    訂正パリテイ数より増やされて付加された訂正パリテイ
    に応じて誤り訂正復号化する誤り訂正復号化手段とを具
    えることを特徴とするデイジタル信号復号化装置。
  15. 【請求項15】上記誤り訂正復号化する際に、上記コン
    パクトデイスク規格のインターリーブ長より増やされた
    インターリーブ長に応じて誤り訂正復号化するようにし
    たことを特徴とする請求項14に記載のデイジタル信号
    復号化装置。
  16. 【請求項16】上記誤り訂正復号化する際に、4フレー
    ム長又は7フレーム長に選定された符号長に応じて誤り
    訂正復号化するようにしたことを特徴とする請求項14
    又は請求項15に記載のデイジタル信号復号化装置。
  17. 【請求項17】上記コンパクトデイスク規格の誤り訂正
    用の訂正パリテイ数の3倍以上に選定された上記訂正パ
    リテイに応じて誤り訂正復号化するようにしたことを特
    徴とする請求項14、請求項15又は請求項16に記載
    のデイジタル信号復号化装置。
  18. 【請求項18】上記フレーム同期信号検出分離手段、上
    記EFM復調手段及び上記サブコード検出分離手段をそ
    れぞれ設定によりコンパクトデイスク規格にも対応する
    ようにすると共に、上記誤り訂正復号化手段に加えて上
    記コンパクトデイスク規格に応じたCIRC誤り訂正復
    号化手段を備え、 デイジタル信号の復号化方法を選択する信号に応じて、
    上記フレーム同期信号検出分離手段、上記EFM復調手
    段及び上記サブコード検出分離手段の設定を選択すると
    共に、上記誤り訂正復号化手段及び上記CIRC誤り訂
    正復号化手段を選択するようにしたことを特徴とする請
    求項14、請求項15、請求項16又は請求項17に記
    載のデイジタル信号復号化装置。
  19. 【請求項19】デイジタル信号が符号化されて記録され
    るデイジタル信号記録媒体において、 1セクタをコンパクトデイスク規格の1セクタの実デー
    タ数に等しくし、フレーム長を上記コンパクトデイスク
    規格のフレーム長とほぼ同じ大きさとし、符号長を数フ
    レーム長とし、サブコードを上記コンパクトデイスク規
    格と同じくフレームの先頭に1バイト付加し、誤り訂正
    用の訂正パリテイ数を上記コンパクトデイスク規格の訂
    正パリテイ数より増やして記録するようにしたことを特
    徴とするデイジタル信号記録媒体。
  20. 【請求項20】インタリーブ長を上記コンパクトデイス
    ク規格のインターリーブ長より増やして記録することを
    特徴とする請求項19に記載のデイジタル信号記録媒
    体。
  21. 【請求項21】上記符号長を4フレーム長又は7フレー
    ム長に選定して記録することを特徴とする請求項19又
    は請求項20に記載のデイジタル信号記録媒体。
  22. 【請求項22】上記誤り訂正用の訂正パリテイ数を上記
    コンパクトデイスク規格の誤り訂正用の訂正パリテイ数
    の3倍以上に選定することを特徴とする請求項19、請
    求項20又は請求項21に記載のデイジタル信号記録媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109217982A (zh) * 2017-07-07 2019-01-15 华为技术有限公司 传输数据的方法、装置、发送设备和接收设备
CN109217982B (zh) * 2017-07-07 2020-11-10 华为技术有限公司 传输数据的方法、装置、发送设备和接收设备

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