JPH0750545B2 - デイスク再生装置 - Google Patents

デイスク再生装置

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JPH0750545B2
JPH0750545B2 JP455984A JP455984A JPH0750545B2 JP H0750545 B2 JPH0750545 B2 JP H0750545B2 JP 455984 A JP455984 A JP 455984A JP 455984 A JP455984 A JP 455984A JP H0750545 B2 JPH0750545 B2 JP H0750545B2
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恒雄 古谷
和年 清水目
俊介 古川
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Sony Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1813Pulse code modulation systems for audio signals by adding special bits or symbols to the coded information

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、2チヤンネルのデイジタルオーデイオ信号
が記録されるデイジタルオーデイオデイスクと、2チヤ
ンネルのデイジタルオーデイオ信号以外のデイジタルデ
ータが記録されたデイジタルデータデイスクとの両者の
再生を行なうようにしたデイスク再生装置に関する。
「背景技術とその問題点」 光学式のデイジタルオーデイオデイスク(コンパクトデ
イスクと称される)を用いたシステムは、高品質のステ
レオ音楽を再生できるデイスクシステムである。このデ
イスクシステムによつて、ステレオ音楽信号以外に文字
を表わすデータ、表示用データ、プログラムのデータな
どのデイジタルデータを再生できれば、表示装置を付加
することによつてグラフイツクスによる図表、統計や、
スチル画像による図鑑などの視覚的情報の再生装置や、
ビデオゲーム装置を実現することができ、コンパクトデ
イスクシステムの応用範囲を広げることができる。現行
のコンパクトデイスクのデータ記憶容量は、約500Mバイ
トであり、従来のフレキシブルデイスクの記憶容量より
かなり大きい利点を有している。
ステレオ音楽信号の場合は、1サンプルデータが16ビツ
トのデイジタル信号とされ、この16ビツトが上位の8ビ
ツトと下位の8ビツトとに分けられ、8ビツトを1シン
ボルとしてエラー訂正符号の符号化がなされている。デ
イジタルデータの場合には、8ビット(即ち1バイト)
を単位とすることにより、上述のステレオ音楽信号と同
じエラー訂正符号を用いることができる。
デイスク再生時には、デイスク表面に生じた大きな傷な
どにより訂正不可能なエラーが発生することがある。デ
イスクの再生データが正しいデータであるか、又はエラ
ーデータであるかを示すポインタが再生データと共に出
力される。ステレオ音楽信号に関しては、16ビツトの1
サンプルデータ毎にデータの有効性を示すポインタが付
加される。しかしながら、デイジタルデータに関して
は、1バイト毎にポインタが付加される必要がある。
「発明の目的」 したがつて、この発明の目的は、デイジタルオーデイオ
デイスクとデイジタルデータデイスクとの一方を再生す
るようにしたデイスク装置であつて、夫々のデイスクの
再生データに適合したポインタを形成できるデイスク再
生装置の提供を目的とするものである。
この発明の他の目的は、コンパクトデイスクの再生装置
の構成を殆ど変更せずに、デイジタルデータの再生を行
なうと共に、ポインタを付加することができるデイスク
再生装置の提供を目的とするものである。
「発明の概要」 この発明は、デイジタルオーデイオ信号の1サンプルデ
ータの各々が2個のシンボルに分割され、上記シンボル
を単位とするエラー訂正符号化がなされたデータが記録
されたデイジタルオーデイオデイスクと、シンボルの各
々がデイジタルデータとされ、エラー訂正符号化がなさ
れたデータが記録されたデイジタルデータデイスクの両
者の再生を行なうようにしたデイスク再生装置であっ
て、 再生されたデイスクがデイジタルオーデイオデイスクで
あるか、デイジタルデータデイスクであるかを判別する
デイスク判別手段(14)と、 デイスクからの再生信号を複号してエラー訂正を行なう
と共に、このエラー訂正処理結果に応じたエラーポイン
タを出力する復号手段(15、16、17)と、 デイスク判別手段によりデイジタルオーデイオデイスク
が判別されたときには、エラー訂正処理後に1サンプル
データを構成する2シンボルの少なくとも一方がエラー
を含む場合に、1サンプルデータがエラーデータである
ことを示すポインタを出力し、デイスク判別手段により
デイジタルデータデイスクが判別されたときには、エラ
ー訂正処理後のシンボル毎のエラーの有無を示すポイン
タを出力するデータ出力手段(18)とを有することを特
徴とするデイスク再生装置である。
「実施例」 以下、この発明の一実施例について説明する。デイスク
に記録される信号がオーデイオデータの場合(即ち現行
のコンパクトデイスク)のデータ構成について第1図及
び第2図を参照して説明する。
第1図は、コンパクトデイスクに記録されているデータ
ストリームを示すものである。記録データの588ビツト
を1フレームとし、この1フレーム毎の特定のビツトパ
ターンのフレーム同期パルスFSの後には、3ビツトの直
流分抑圧ビツトRBが設けられ、更に、その後に各々が14
ビツトの0〜32番のデータビツトDBと、3ビツトの直流
分抑圧ビツトRBとが交互に設けられている。このデータ
ビツトDBのうちで0番目のものは、サブコーデイング信
号あるいはユーザーズビツトと呼ばれ、デイスクの再生
制御,関連する情報の表示などに使用されるものであ
る。1〜12,17〜28番目のデータビツトDBは、メインチ
ヤンネルのオーデイオデータに割当てられ、残る13〜1
6,29〜32番目のデータビツトDBは、メインチヤンネルの
エラー訂正コードのパリテイデータに割当てられる。各
データビツトDBは、記録時に8−14変換により8ビツト
のデータが14ビツトに変換されたものである。
第2図は、直流分抑圧ビツトを除き、各データビツトDB
を8ビツトとして、98フレームを順に並列に並べた状態
を示す。0及び1のフレームのサブコーデイング信号P
〜Wは、所定のビツトパターンであるシンクパターンを
形成している。また、Qチヤンネルに関しては、98フレ
ームのうちの終端側の16フレームにエラー検出用のCRC
コードが挿入されている。
Pチヤンネルは、ポーズ及び音楽を示すフラツグであつ
て、音楽で低レベル,ポーズで高レベルとされ、リード
アウト区間で2Hz周期のパルスとされる。したがつて、
このPチヤンネルの検出及び計数を行なうことによつ
て、指定された音楽を選択して再生することが可能とな
る。Qチヤンネルは、同種の制御をより複雑に行なうこ
とができ、例えばQチヤンネルの情報をデイスク再生装
置に設けられたマイクロコンピュータに取り込んで、音
楽の再生途中でも直ちに他の音楽の再生に移行するなど
のランダム選曲を行なうことができる。これ以外のRチ
ヤンネル〜Wチヤンネルは、デイスクに記録されている
曲の作詞者,作曲者,その解説,詩などを表示したり、
音声で解説するために用いられる。
Qチヤンネルの98ビツトのうちで、先頭の2ビツトがシ
ンクパターンとされ、次の4ビツトがコントロールビツ
トとされ、更に、次の4ビツトがアドレスビツトとさ
れ、その後の72ビツトがデータビツトとされ、最後にエ
ラー検出用のCRCコードが付加される。データビツトの7
2ビツト内に、トラツク番号コードTNRとインデツクスコ
ードXとが含まれている。トラツク番号コードTNRは、0
0〜99まで変化しうるもので、インデツクスコードXも
同様に00〜99まで変化しうるものである。更に、Qチヤ
ンネルのデータとして、曲及びポーズの時間を示す時間
表示コードと、コンパクトデイスクのプログラムエリア
の最初から再外周側の終端まで連続的に変化する絶対時
間を表示する時間表示コードとが含まれる。これらの時
間表示コードは、各々が2桁の分,秒,フレームのコー
ドにより構成される。1秒は、75フレームに分割され
る。デイジタルデータのように、音楽より短かい単位で
コンパクトデイスクをアクセスするためには、上述の絶
対時間に関する時間表示コードが用いられる。
この一実施例は、メインチヤンネルのデータとしてデイ
ジタルデータを記録する時に、サブコーデイング信号の
Pチヤンネル及びQチヤンネルのデータ構成は、コンパ
クトデイスクと同じものとしている。第3図は、デイジ
タルデータの記録フオーマツトを示す。デイジタルデー
タは、(588×4バイト=2352バイト)を単位とするも
ので、この単位が1ブロツクとされる。第3図で左チヤ
ンネル及び右チヤンネルは、ステレオ音楽データの左右
のチヤンネルのサンプルデータとの対応を示すものであ
る。前述のように、ステレオ音楽データの場合には、フ
レーム同期信号で規定される区間内に(6×2×2=24
バイト)のデータが記録されているので、ステレオ音楽
データと同一の信号フオーマツト(第1図)によりデイ
ジタルデータを記録すると、1ブロツク(2352バイト)
は、第0フレームから第97フレームまでに記録される。
したがつて、サブコーデイング信号の変化の周期の98フ
レームをくずすことなくデイジタルデータを記録でき
る。
1ブロツクのデイジタルデータの最初の1バイトは、全
て0のビツトとされ、その後の10バイトが全て1のビツ
トとされ、更にその後の1バイトが全て0のビツトとさ
れる。この12バイトの区間が1ブロツクのデイジタルデ
ータの先頭を示すヘツダとされる。ヘツダの後に、各1
バイトの分,秒,セクター,モードのデータが付加され
る。分,秒,セクターは、1ブロツクのアドレスであつ
て、セクターは、フレームと同様に75セクターで1秒と
なるものである。モードのデータは、そのブロツクのデ
イジタルデータの種類などを示すものである。ヘツダ,
アドレス(分,秒,セクター)、モードを除く残りの23
36バイトに、スチル画データなどのデイジタルデータが
挿入される。
第4図は、この発明の一実施例の構成を示すものであ
る。第4図において、1が上述のフオーマツトのデイジ
タル信号がスパイラル状に記録されたデイジタルデイス
クを示す。デイスク1は、スピンドルモータ2によつ
て、回転される。この場合、線速度一定でもつてデイス
ク1が回転するように、スピンドルサーボ回転3によつ
てスピンドルモータ2が制御される。
4がオプテイカルヘツドを示し、オプテイカルヘツド4
は、読取用のレーザ光を発生するレーザー源,ビームス
プリツタ,対物レンズ等の光学系,デイスク1で反射さ
れたレーザー光の受光素子等を有している。オプテイカ
ルヘツド4は、スレツド送りモータ5によつて、デイス
ク1の半径方向を移動できるようにされている。スレツ
ド送りモータ5は、スレツドドライブ回路6によつてド
ライブされる。また、オプテイカルヘツド4は、デイス
ク1の信号面と直交する方向及びこれと平行する方向の
2方向において変位可能とされ、再生時のレーザー光の
フオーカシング及びトラツキングが常に良好とされるよ
うに制御される。このために、フオーカスサーボ回路7
及びトラツキングサーボ回路8が設けられている。
オプテイカルヘツド4の再生信号がRFアンプ9に供給さ
れる。オプテイカルヘツド4には、例えばシリンドリカ
ルレンズと4分割デイテクタの組合せからなるフオーカ
スエラー検出部と3つのレーザースポツトを用いるトラ
ツキングエラー検出部とが設けられている。RFアンプ9
の出力信号がクロツク抽出回路10に供給される。このク
ロツク抽出回路10の出力(データ及びクロツク)がフレ
ーム同期検出回路11に供給される。デイスク1に記録さ
れているデイジタル信号は、EFM変調されている。EFM変
調は、8ビツトのデータを14ビツトの好ましい(即ち、
変調された信号の最小反転時間が長く、その低域成分が
少なくなるような14ビツト)パターンにブロツク変換す
る方法である。デイジタル復調回路12は、EFMの復調を
行なう構成とされる。クロツク抽出回路10により取り出
されたビツトクロツク及びフレーム同期検出回路11で検
出されたフレーム同期信号がデイジタル復調回路12及び
スピンドルサーボ回路3に供給される。
デイジタル復調回路12では、サブコーデイング信号の分
離がなされ、このサブコーデイング信号がバツフアメモ
リ13を介してシステムコントローラ14に供給される。シ
ステムコントローラ14には、CPUが設けられ、コンパク
トデイスク1の回転動作,スレツド送り動作,オプテイ
カルヘツド4の読取動作などがシステムコントローラ14
によつて制御される構成とされる。システムコントロー
ラ14には、後述のインターフエース19を介して制御指令
が供給される。つまり、サブコーデイング信号を用いる
コンパクトデイスク1から希望するデイジタル信号の読
出しを行なうための制御がシステムコントローラ14によ
つて行なわれる。
デイジタル復調回路12から出力されるメインデイジタル
データがRAMコントローラ15を経てRAM16及びエラー訂正
回路17に供給される。このRAMコントローラ15,RAM16及
びエラー訂正回路17により、時間軸変動の除去,エラー
訂正の処理がなされ、その出力にメインデイジタルデー
タが取り出される。このRAMコントローラ15の出力がデ
マルチプレクサ18に供給される。デマルチプレクサ18
は、再生しているデイスクがステレオ音楽信号用のコン
パクトデイスクであるか、デイジタルデータ記憶用のデ
イジタルデータデイスクかによつて制御されるもので、
システムコントローラ14により出力系路の切替を行な
う。一例として、デイスク1のリードイントラツクに記
録されているサブコーデイング信号のQチヤンネルのコ
ントロールビツトにより、再生しているデイスクがステ
レオ音楽信号用のものか、デイジタルデータ記憶用のも
のかが識別される。
デイジタルデイスク再生時に選択される出力系路には、
データ変換回路19が接続されている。このデータ変換回
路19には、再生デイジタルデータと共に、再生サブコー
デイング信号がバツフアメモリ13から供給され、再生デ
ータがシリアル信号の形態に変換される。このシリアル
信号がインターフエース20に供給され、また、システム
コントローラ14に対するデータがインターフエース20を
介してマイクロコンピュータシステム21から供給され
る。マイクロコンピュータシステム21は、読出しアドレ
スを指定し、この読出しアドレスの他にスタート信号な
どのドライブコントロール信号をインターフエース20及
びシステムコントローラ14に与える。
再生しているデイスクがステレオ音楽信号用のものの時
に選択されるデマルチプレクサ18の出力系路には、補間
回路22が接続され、エラー訂正できなかつたエラーデー
タの修整がなされる。補間回路22により、左右のチヤン
ネルに分けられ、各チヤンネルのデータがD/Aコンバー
タ23L,23Rによりアナログ信号とされ、ローパスフイル
タ24L,24Rを夫々介して出力端子25L,25Rに取り出され
る。
この発明の一実施例では、バツフアメモリ13によりサブ
コーデイング信号の時間軸変動分を除去している。この
時間軸補正は、メインチヤンネルのデイジタル信号に関
して、RAMコントローラ15及びRAM16によつてなされるの
と同様のものである。つまり、RAMコントローラ15は、
検出されたフレーム同期信号から再生信号に同期したラ
イトクロツクを形成し、このライトクロツクによつて、
RAM16にデイジタル信号を書込み、RAM16からデイジタル
信号を読出す時には、水晶発振器の出力から形成された
リードクロツクを用いるようにしている。このライトク
ロツク及びリードクロツクがバツフアメモリ13へのサブ
コーデイング信号の書込み及び読出しに用いられる。し
たがつてバツフアメモリ13から読出されたサブコーデイ
ング信号は、時間軸変動を含まず、メインチヤンネルの
デイジタル信号との時間的関係がこの時間軸変動によつ
て変化してしまうことが防止される。
この発明の一実施例では、まず、マイクロコンピュータ
システム21において、所定のアドレスに対するリード命
令が実行される。このアドレスは、Qチヤンネルの絶対
時間表示用のコードそのものであつて、インターフエー
ス20を介して、アドレスがシステムコントローラ14に供
給される。システムコントローラ14は、スレツドドライ
ブ回路を制御し、オプテイカルヘツド4により再生され
たサブコーデイング信号を見ながら、目的とする読取り
位置の近傍の位置にオプテイカルヘツド4を移動させ
る。この例では再生されたサブコーデイング信号にエラ
ーが含まれることによつて、設定されたサブコーデイン
グ信号が再生されないでアクセス動作が終了しない誤動
作を防止するために、数ブロツク離れた位置より再生を
開始するようにしている。そして、再生されたサブコー
デイング信号が指定されたアドレスに一致することによ
り、又は近傍の正しいサブコード信号の位置から再生を
開始してフレーム同期信号をカウントすることの何れか
の方法で目的とするブロツクを捕えるようにしている。
上述のRAMコントローラ15,RAM16及びエラー訂正回路17
によつてなされるエラー訂正について説明する。第6図
は、理解の容易のため、エラー訂正の順序に従つて書か
れた復号器を示す。第5図は、デイスクの作成時にマス
ターデイスクに記録されるデータに対する符号器の構成
を示す。
第5図において、31は、スクランブル回路を示す。この
スクランブル回路31は、Lチヤンネル及びRチヤンネル
の夫々の偶数サンプルデータL6n,R6n,L6n+2,R6n+2,L6
n+4,R6n+4と奇数サンプルデータL6n+1,R6n+1,L6n
+3,R6n+3,L6n+5,R6n+5,とのインターリーブ及び1
フレーム内でのシンボルの位置を変換するものでる。1
サンプルデータの16ビツトは、その上位8ビツト及びそ
の下位8ビツトに2分され、8ビツトを1シンボルとし
て符号化の処理を受ける。スクランブル回路31には、音
楽データの12サンプルデータ(24シンボル)が供給さ
れ、スクランブル回路31から出力される24シンボルがC2
符号器32に供給され、(28,24)リードソロモン符号の
符号化がなされる。
このC2符号器32の出力に生じる4シンボルのパリテイと
24シンボルのデータとがインターリーブ回路33に供給さ
れる。インターリーブ回路33は、C2符号の1符号系列に
含まれる28シンボルの記録位置を離してバーストエラー
訂正能力の向上を図るために設けられている。インター
リーブ回路33から出力される28シンボルがC1符号器34に
供給され、(32,28)リードソロモン符号の符号化がな
される。このC1符号器34により形成された4個のパリテ
イを含む32シンボルが遅延回路35に供給される。この遅
延回路35は、1フレーム内の奇数シンボルのみを遅延さ
せるためのものである。遅延回路35から出力される32シ
ンボルに1シンボルのサブコーデイング信号が付加さ
れ、その後にEFM変調される。このEFM変調時に、フレー
ム同期信号が付加され、第1図に示すような記録信号と
なされる。
デイジタルデータを記録する時には、デイジタルオーデ
イオ信号の12個のサンプルデータに代えて、1シンボル
が8ビツトの24シンボルがスクランブル回路31に供給さ
れ、上述と同様の符号化がなされる。
デイスクからの再生信号は、EFM復調され、第6図に示
す複号器に供給され、エラー訂正処理を受ける。1フレ
ーム内の32シンボルが遅延回路45に供給され、偶数シン
ボルのみが遅延され、符号器の遅延回路35で与えられた
遅延がキヤンセルされ、C1符号器44に供給され、(32,2
8)リードソロモン符号のエラー訂正が行なわれ、訂正
されたデータ及びポインタがデインターリーブ回路43に
供給される。デインターリーブ回路43は、インターリー
ブ回路33で行なわれたインターリーブを元に戻す処理を
行ない、デインターリーブ回路43の出力がC2復号器42に
供給される。
C1復号により発生した各シンボルのポインタも、デイン
ターリーブ回路43でデータと同様のデインターリーブ処
理を受ける。デインターリーブは、RAMコントローラ15
がRAM16に関する所定のアドレスを発生することでなさ
れる。C1復号器44で形成されたポインタは、RAM16の一
部のメモリ領域に書込まれ、データと同一のアドレス制
御を受ける。C2復号器42では、C1復号のポインタを用い
て、(28,24)リードソロモン符号の復号がなされる。C
2復号器42からのエラー訂正後のデータ及びポインタが
デスクランブル回路41に供給される。デスクランブル回
路41は、スクランブル回路31と逆の操作を行ない、その
出力には、元の順序でもつて、24シンボルの再生データ
が得られる。
C1復号器44及びC2復号器42においてなされる復号方法に
ついて説明する。まず、C1復号器44では、以下の復号が
なされる。再生データから計算されたシンドロームをS1
とし、C2復号器42にわたすポインタをP1とする。
(1) シンドロームS1がエラー無しの時 訂正を行なわず、(P1=0)とする。
(2) シンドロームS1から一重エラーが検出される時 一重エラーの訂正を行ない、(P1=0)とする。
(3) シンドロームS1から二重エラーが検出される時 二重エラーの訂正を行ない、(P1=1)とする。
(4) シンドロームS1から三重以上のエラーが検出さ
れる時 訂正せず、(P1=1)とする。
即ち、C1復号器44では、二重エラー訂正まで行ない、そ
の時には、誤つた訂正のおそれがあるので、(P1=1)
として、C2復号で再度チエツクする。
C2複号器42における複号について次に説明する。C2復号
器42で計算されたシンドロームをS2,C1復号器からのポ
インタ情報をP1,N(P1)をC2復号器42に入力される28シ
ンボルのうちでC1のポインタP1の数,L(P1=S2)をシン
ドロームS2から計算されたエラーロケーションと一致し
たC1のポインタP1の数,P2を補間回路22にわたす補間フ
ラツグとしている。
(1) シンドロームS2からエラー無しと判定される時 訂正を行なわず、(P2=0)とする。
(2) シンドロームS2から一重エラーが検出される時 一重エラー訂正を行ない、(P2=0)とする。
(3) シンドロームS2から二重エラーが検出される時 (i) N(P1)≦4でかつL(P1=S2)=2の時に
は、二重エラー訂正を行ない、(P2=0)とする。
(ii) N(P1)≦3でかつL(P1=S2)=1又はN
(P1)≦2でかつL(P1=S2)=0の時には、訂正を行
なわず、(P2=1)とする。
(iiii) (i)及び(ii)以外の時は、訂正を行なわ
ず、P1をそのままP2とする。
(4) シンドロームS2から三重以上のエラーが検出さ
れる時 (i) N(P1)≦2の時には、訂正を行なわず、(P2
=1)とする。
(ii) 上記以外の時には、訂正を行なわず、P1をその
ままP2とする。
上述の復号動作は、8ビツトのシンボル毎になされる。
デイジタルオーデイオ信号の1サンプルデータを構成す
る2個のシンボルのうちで1個のシンボルでもエラーを
含む時には、そのサンプルデータは、補間回路22により
補間する必要がある。したがつて、同一のサンプルデー
タを構成する2個のシンボルのポインタをP2A及びP2B
すると、サンプルデータに付随するポインタPABは、ポ
インタP2A及びP2BのOR出力とされる。一方、デイジタル
データは、8ビツト単位であるから、ポインタP2A及びP
2Bが各シンボルに関するポインタとして用いられる。
RAM16のポインタのためのメモリー領域を8ビツト単位
としておくことにより、RAMコントローラ15からは、第
7図に示すように、1サンプルデータを形成する2個の
シンボルWA,WBと共に、8ビツトのポインタ情報が出力
される。この8ビツトのポインタ情報のうちで、最上位
ビツトがサンプルデータ単位のポインタPABとされ、そ
の次のビツトがシンボルWBのポインタP2Bとされ、更
に、その次のビツトがシンボルWAのポインタP2Aとされ
る。デイジタルオーデイオデイスクの再生時には、補間
回路22において、ポインタPABを見て補間を行なうかど
うかが制御される。デイジタルデータデイスクの再生時
には、データ変換回路19において、ポインタP2A,P2B
デイジタルデータと共に、シリアルデータに変換され
る。
RAMコントローラ15,RAM16及びエラー訂正回路17によつ
て行なわれる復号の結果、出力に取り出されるポインタ
がシンボルのエラーの有無と対応していない場合にも、
この発明は適用することができる。
一例として、3ビツトのポインタD1,D2,D3が以下のよう
に出力される場合について述べる。
シンボルWA及びWBが共に、エラー無しの時では、(D1
D2=D3=0)となる。シンボルWA及びWBが共に、エラー
有りの時では、(D1=D2=D3=1)となる。シンボルWA
がエラー無しで、シンボルWBがエラー有りの時に、(D1
=1,D2=1,D3=0)となる。シンボルWAがエラー有り
で、シンボルWBがエラー無しの時に、(D1=1,D2=0,D3
=1)となる。
このようなポインタD1,D2,D3が発生する場合、デイジタ
ルデータ用のポインタPA及びPBは、第8図に示す論理回
路により形成できる。ポインタD1は、インバータ51を介
してNORゲート52に供給され、ポインタD2は、NORゲート
52及びORゲート53に供給され、ポインタD3は、NORゲー
ト52及びORゲート54に供給され、ORゲート54からポイン
タPAが取り出され、ORゲート53からポインタPBが取り出
される。この論理回路により、ポインタPA及びPBがシン
ボルWA及びWBのエラーの有無と対応したものとなる。例
えば、(D1=D3=1,D2=0)の時では、(PA=1,PB
0)となる。
「発明の効果」 この発明に依れば、デイジタルオーデイオデイスク及び
デイジタルデータデイスクの何れも再生するようにした
場合、デイジタルオーデイオデータに関しては、サンプ
ルデータ単位でポインタを形成することができ、デイジ
タルデータの場合には、シンボル単位でポインタを形成
することができる。また、ポインタメモリとして、デイ
ジタルオーデイオデータ及びデイジタルデータの両者で
同一のアドレス制御がなされる複数ビツト単位のものを
用いることにより、両者でポインタの処理を変える必要
がなく、したがつて、現行のコンパクトデイスク再生装
置のハードウエアを殆どそのまま利用してデイジタルデ
ータの再生を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はコンパクトデイスクの記録信号の説
明に用いる略線図、第3図はデイジタルデータを記録す
る時のデータ構成を示す略線図、第4図はこの発明の一
実施例のブロツク図、第5図はエラー訂正符号器の説明
に用いるブロツク図、第6図はエラー訂正復号器の説明
に用いるブロツク図、第7図はこの発明の一実施例の説
明に用いる略線図、第8図はこの発明の他の実施例の説
明に用いるブロツク図である。 1……デイジタルデイスク、4……オプテイカルヘツ
ド、15……RAMコントローラ、16……RAM、17……エラー
訂正回路、19……データ変換回路、20……インターフエ
ース、22……補間回路、23L,23R……D/Aコンバータ、32
……C2符号器、34……C1符号器、42……C2復号器、44…
…C1復号器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 574 D 9074−5D E 9074−5D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デイジタルオーデイオ信号の1サンプルデ
    ータの各々が2個のシンボルに分割され、上記シンボル
    を単位とするエラー訂正符号化がなされたデータが記録
    されたデイジタルオーデイオデイスクと、上記シンボル
    の各々がデイジタルデータとされ、上記エラー訂正符号
    化がなされたデータが記録されたデイジタルデータデイ
    スクの両者の再生を行なうようにしたデイスク再生装置
    であって、 再生されたデイスクが上記デイジタルオーデイオデイス
    クであるか、上記デイジタルデータデイスクであるかを
    判別するデイスク判別手段(14)と、 デイスクからの再生信号を複号してエラー訂正を行なう
    と共に、該エラー訂正処理結果に応じたエラーポインタ
    を出力する復号手段(15、16、17)と、 上記デイスク判別手段によりデイジタルオーデイオデイ
    スクが判別されたときには、上記エラー訂正処理後に上
    記1サンプルデータを構成する2シンボルの少なくとも
    一方がエラーを含む場合に、上記1サンプルデータがエ
    ラーデータであることを示すポインタを出力し、上記デ
    イスク判別手段によりデイジタルデータデイスクが判別
    されたときには、上記エラー訂正処理後の上記シンボル
    毎のエラーの有無を示すポインタを出力するデータ出力
    手段(18)とを有することを特徴とするデイスク再生装
    置。
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