JP2780531B2 - 板状物保管設備 - Google Patents

板状物保管設備

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JP2780531B2
JP2780531B2 JP3214006A JP21400691A JP2780531B2 JP 2780531 B2 JP2780531 B2 JP 2780531B2 JP 3214006 A JP3214006 A JP 3214006A JP 21400691 A JP21400691 A JP 21400691A JP 2780531 B2 JP2780531 B2 JP 2780531B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば鉄板など板状
物を保管し、必要に応じて入出庫し得る板状物保管設備
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、保管設備としては、たとえば特開
昭58−42505 号公報に見られるように、上下方向ならび
に水平方向に複数の区画収納空間を有する棚と、この棚
の前方で棚に沿って移動自在な走行装置とにより構成さ
れる自動倉庫設備が提供されている。この場合に走行装
置は、前後一対のポストを有し、これらポストに案内さ
れて昇降可能な昇降台に横方向に出退自在な荷受け渡し
具が設けられている。
【0003】そして走行装置は、走行動と、昇降台の昇
降動と、荷受け渡し具の出退動との組み合わせ動作によ
り、棚の外方に設けた荷捌き場と目的とする区画収納空
間との間で荷の受け渡しを行っている。この場合に荷が
鉄板などの板状物であったときには、この板状物をパレ
ット上に積み重ねた状態で取り扱われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の自動倉
庫設備で板状物を取り扱うとき、走行装置によりパレッ
ト単位での入出庫は行えるが、板状物の単枚の入出庫は
行えない。すなわち板状物をたとえば一枚だけ出庫する
とき、まずパレット単位で荷捌き場に出庫し、次いで荷
捌き場のパレット上から一枚の板状体を除去し、そして
残りの板状物群をパレットとともに再び入庫させていた
のであり、この場合、走行装置は入庫動作と出庫動作と
を行うことから効率が悪く、使い勝手が悪かった。
【0005】本発明の目的とするところは、板状物のパ
レット単位の入出庫とともに、板状物の単枚の入出庫も
行える板状物保管設備を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の板状物保管設備は、水平方向に複数の収納空間を
有する棚と、この棚の前方で棚に沿って移動自在な出し
入れ装置とを有する保管設備であって、前記出し入れ装
置を、床レールに支持案内される機体と、この機体から
立設したポストに案内されて昇降自在なキャリッジと、
このキャリッジに左右方向に出退自在に設けられその突
出動により収納空間に突入される出し入れ具と、この出
し入れ具の上面に対して所定間隔を置いて上方から対向
すべく出し入れ具側に設けた吸着装置とにより構成し
この吸着装置は、出し入れ具と一体にして左右方向に出
退自在に構成している。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成によると、機体の走行動
と、キャリッジの昇降動と、出し入れ具の左右方向への
出退動との組み合わせ動作によって、目的とする収納空
間と荷捌き場との間で、板状物のパレット単位の出し入
れを行える。
【0008】そして板状物の単枚の出庫を行うとき、ま
ず出し入れ具を収納空間側に突出動してパレットの下方
に位置させるとともに、出し入れ具と一体移動される
着装置を板状物群の最上面に対して所定間隔を置いて上
方から対向させる。次いでキャリッジとともに出し入れ
ならびに吸着装置を下降して最上位の板状物の上面
に吸着装置を当接させる。そして吸着装置を吸着動させ
たのち、キャリッジを少し上昇させて、出し入れ具と一
体上昇される吸着装置により最上位の板状物を持ち上げ
る。この状態で出し入れ具ならびに吸着装置をキャリッ
ジ内に退入動して荷捌き場へと搬送する。
【0009】荷捌き場においては、出し入れ具ならびに
吸着装置を突出動して板状物を受け部の上方に位置させ
るとともに、キャリッジとともに出し入れ具ならびに吸
着装置を下降して板状物を受け部上に載置させる。そし
て吸着装置の吸着を解除したのち、キャリッジを少し上
昇させて板状物から吸着装置を離間させる。その後、出
し入れ具ならびに吸着装置をキャリッジ内に退入動させ
る。なお上述の逆動作により板状物の単枚の入庫を行え
る。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1〜図4において棚1は、前後方向および水平
方向に所定間隔をあけて立設された支柱2を有し、そし
て前後方向の支柱2間は、上端部間および下端部間に位
置する水平材3と、複数の斜材4とで互いに連結固定さ
れる。また水平方向の支柱2間は、棚1の前面および背
面の所定位置で横方向に連続する横ビーム5により互い
に連結固定され、その際に連結はボルトやリベツトなど
で行われる。棚1の背面側において、支柱2と横ビーム
5との間にブレース6がクロス状に取り付けられる。
【0011】各支柱2には、それぞれ左右の支柱2に向
かって水平方向に突出する腕木装置7が、前後で対向し
た支柱2間に設けられる。そして左右の腕木装置7間
で、パレツト11を介して板状物12を支持すべく構成され
る。さらに支柱2の下端部には着座部材13が取り付けら
れている。また腕木装置7の上下間に収納空間14が形成
される。
【0012】このように構成された棚1の前方に通路15
が形成され、この通路15内には、床レール16に支持案内
されて棚1に沿った一定経路17で移動自在な出し入れ装
置20が配設される。
【0013】すなわち出し入れ装置20は、前記床レール
16に車輪21を介して支持案内される機体22と、この機体
22の前後部から立設した一対のポスト23と、これらポス
ト23に案内されて昇降自在なキャリッジ24と、このキャ
リッジ24上に左右方向に出退自在に設けた出し入れ具
(フォーク)25と、両ポスト23の上端間を連結する上部
フレーム26とにより構成される。ここで上部フレーム26
は、前記一定経路17に沿った天井レール18にローラを介
して案内される。
【0014】前記出し入れ具25は、前後方向に一対であ
って同期作動される。そして両出し入れ具25には、この
出し入れ具25の上面25aに所定間隔Hを置いて対向する
吸着装置30が設けられる。この吸着装置30は、前記出し
入れ具25の一方端から立設した縦ブラケット31と、この
縦ブラケット31の上端から出し入れ具25に平行に連設し
た横ブラケット32と、この横ブラケット32に固定した下
向きの吸着具33とからなる。ここで吸着具33は、バキュ
ーム式やマグネット式などが使用される。
【0015】前記棚1の端部外方で、一方側には板状物
12の搬入出装置35が配設され、この搬入出装置35は受け
部36やコンベヤ37などから構成される。また他方側には
パレット11を取り扱う荷捌き場38が設けられ、この荷捌
き場38は荷受台などから構成される。
【0016】上記のようにして構成された板状物保管設
備においては、機体22の走行動と、キャリッジ24の昇降
動と、出し入れ具20の左右方向への出退動との組み合わ
せ動作(図4,図5参照)によって、目的とする収納空
間14と荷捌き場38との間で、板状物12を積み重ねて載置
したパレット11をパレット単位で出し入れし得る。
【0017】そして板状物12の単枚の出庫を行うとき、
前述したように機体22の走行動と、キャリッジ24の昇降
動とにより、出し入れ具20を目的とする収納空間14に対
向させた状態で、まず出し入れ具25を突出動して、図4
に示すようにパレット11の下方に位置させるとともに、
吸着装置30の吸着具33を板状物12群の上方に位置させ
る。
【0018】次いでキャリッジ24とともに出し入れ具25
を下降して、図6の実線に示すように最上位の板状物12
の上面に吸着具33を当接させる。そして吸着具33を吸着
動させたのち、図6の仮想線に示すようにキャリッジ24
を少し上昇させて最上位の板状物12を持ち上げる。この
状態で出し入れ具25をキャリッジ24内に退入動して搬入
出装置35部へと搬送する。
【0019】搬入出装置35においては、出し入れ具25を
受け部36に対向して停止される。この状態で、まず出し
入れ具25を突出動して、図7の実線に示すように板状物
12を受け部36の上方に位置させる。このとき出し入れ具
25は受け部36の下方に位置される。次いで、キャリッジ
24とともに出し入れ具25を下降して、図7の仮想線に示
すように板状物12を受け部36上に載置させる。そして吸
着具33による吸着を解除したのち、キャリッジ24を少し
上昇させて板状物12から吸着具33を離間させる。その
後、出し入れ具25をキャリッジ24内に退入動させる。
【0020】以上により板状物12の単枚の出庫を行える
のであり、そして上述の逆動作により板状物12の単枚の
入庫を行える。そして入庫の際にはコンベヤ37は逆方向
に作動される。なお単枚の出庫を可能にしたことによ
り、板金加工自動機との接続が可能となる。
【0021】上記実施例では、出し入れ具25の出退方向
の一方端から縦ブラケット31を立設することで吸着装置
30を配設しているが、これは両出し入れ具25の並設方向
の一端から縦ブラケット31立設して配設してもよく、こ
の場合には、並設した一対の棚1間に形成した通路15内
に出し入れ装置20を配設した形式を採用し得る。また棚
1として上下方向で複数の収納空間14を有する形式を示
したが、これは上下方向で一段の収納空間14を有する棚
1であってもよい。
【0022】さらに出し入れ装置20として二本のポスト
23と一つのキャリッジ24とからなる形式を示したが、こ
れは三本(複数本)のポスト23と二つ(複数)のキャリ
ッジ24とからなる出し入れ装置20や、一本のポスト23と
一つのキャリッジ24とからなる形式などであってもよ
い。
【0023】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、機体の走行
動と、キャリッジの昇降動と、出し入れ具の左右方向へ
の出退動との組み合わせ動作によって、目的とする収納
空間と荷捌き場との間で、板状物のパレット単位の出し
入れを行うことができる。そして出し入れ具と吸着装置
とが一体動されていることにより、出し入れ具を突出動
させた状態で、キャリッジの昇降動と、吸着装置を吸着
動または吸着解除動を行うことで、目的とする収納空間
と搬入出装置との間において板状物の単枚の入出庫を行
うことができ、しかも吸着装置を別個に昇降させないこ
とで、単枚の入出庫は、簡単な制御でかつ効率良く行う
ことができる。
【0024】このように本発明によると、板状物のパレ
ット単位の入出庫とともに、板状物の単枚の入出庫も行
うことができ、走行装置は単枚を取り扱う作業時に入庫
動作と出庫動作との一方を省略できて効率良く、かつ使
い勝手を良くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、板状物保管設備の要
部の斜視図である。
【図2】同キャリッジ部の斜視図である。
【図3】同板状物保管設備の平面図である。
【図4】同棚側へ出し入れ具が突出したときの説明図で
ある。
【図5】同パレット持ち上げ時の説明図である。
【図6】同吸着具が当接したときの説明図である。
【図7】同搬入出装置側へ出し入れ具が突出したときの
説明図である。
【符号の説明】
1 棚 7 腕木装置 11 パレット 12 板状物 14 収納空間 15 通路 16 床レール 17 一定経路 18 天井レール 20 出し入れ装置 22 機体 23 ポスト 24 キャリッジ 25 出し入れ具 25a 上面 26 上部フレーム 30 吸着装置 33 吸着具 35 搬入出装置 36 受け部 37 コンベヤ 38 荷捌き場 H 所定距離

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に複数の収納空間を有する棚
    と、この棚の前方で棚に沿って移動自在な出し入れ装置
    とを有する保管設備であって、前記出し入れ装置を、床
    レールに支持案内される機体と、この機体から立設した
    ポストに案内されて昇降自在なキャリッジと、このキャ
    リッジに左右方向に出退自在に設けられその突出動によ
    り収納空間に突入される出し入れ具と、この出し入れ具
    の上面に対して所定間隔を置いて上方から対向すべく出
    し入れ具側に設けた吸着装置とにより構成し、この吸着
    装置は、出し入れ具と一体にして左右方向に出退自在に
    構成したことを特徴とする板状物保管設備。
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