JP3752415B2 - ダブルストレージ型自動倉庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【従来の技術】
従来より多段積層棚において、棚における荷の収容数を増加するため、各棚列毎に移載装置の移動方向に前後して複数の棚、すなわち前棚と後棚を設けるいわゆるダブルストレージ型の棚構造のものが用いられてきた。このダブルストレージ方式による棚構造のものにおいて、後棚に収納された荷をスタッカークレーンによって出庫する場合に、前棚に収納されている荷を他の棚に移動した後に、後棚に収納されている荷の出庫が行われていた。そのため、ダブルストレージ型の棚構造のものでは、必ず前棚に収納されている荷を収納する入替用の棚を設けることが必要であり、そのため棚総数を荷の収納用にすべて活用できないという欠点があった。
【0002】
以下、図6,7を用いて従来の自動倉庫における棚構造について説明する。
【0003】
図6〜7において、1aは各棚列9の端部に棚柱5a,5b間に設けられた荷の出入庫ステーションで、ステーション部1aの両側には空き空間15を有する。
【0004】
4は梁と棚柱5a,5bにより支持される棚で、9は棚列、10は各棚列に設けた前棚、11は後棚、12は移載装置用通路、13は移載装置、14はパレット受けである。
【0005】
このように従来の自動倉庫においては、ステーション1の移載装置通路12側には、棚柱5bが設けられていたため、ステーション1を棚柱5a,5b間に設けなくてはならず、ステーション部の両側にはデッドスペース15が生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した通り、従来のダブルストレージ型棚構造のものにおいては、後棚に収納されている荷を出庫する場合に前棚に収納されている荷を退避するための退避用棚を棚列内に設けることが必要であり、この退避用棚は常時は荷の収納用には用いられないものであるため、棚の収納効率を低下させる原因となっている。そこで、本発明はダブルストレージ型棚において、退避用棚を従来デッドスペースとして使用されていないステーション部に設けることにより、上記した従来の課題を解決するものである。そして従来装置として説明したように、従来ステーション部の移載装置の通路側には、吊棚を支える棚柱が設けられているため、ステーション部は棚柱間の中間部に設けられ、そのためステーション部の両側はデッドスペースが生じていた。本発明は上記課題を解決するため、棚柱の設置を変更してステーション部のデッドスペースを退避用棚として使用するように構成することにより、棚の収納効率の改善を図るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するもので、ダブルストレージ型自動倉庫において、荷の出入庫用ステーションを各棚列の端部の移載装置通路側に設け、その後部に退避用棚退避用棚を設けるとともに、移載装置通路側の棚柱を吊棚上に立設したことを特徴とするものである。
【0008】
本発明は上記の構成とすることによって、従来倉庫用のスペースとして全く活用されていなかったステーション部の両側の空きスペースを退避用棚として活用することができるため、棚部を総て荷の収納用に利用できるとともに、従来の棚構造のものであっても、低コストで改修可能な自動倉庫を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、床面から立設された支柱により連方向が区画され、支柱間に設けられた棚材により移載装置の通路に対して前後に区分された棚と、棚列の端部に出入庫用ステーションを備えたダブルストレージ型自動倉庫において、出入庫用ステーションの移載装置通路側の棚柱を出入庫用ステーションの上部に設けた吊り棚上に立設し、出入庫用ステーションを移載装置の通路側に、退避用棚を出入庫用ステーションの後部に設けたことを特徴とするもので、従来倉庫用スペースとして全く活用されていなかったステーション部の空きスペースを退避用棚として活用することができるため、棚部は総て荷の収納用に利用できるとともに、従来の棚構造のものを上記した棚構造に改修する場合であっても、低コストで改修することができる作用を有する。
【0010】
請求項2に記載の発明は、床面から立設された支柱により連方向が区画され、支柱間に設けられた棚材により移載載置の通路に対して前後に区分された棚と、棚列の端部に出入庫用ステーションを備えたダブルストレージ型自動倉庫において、出入庫用ステーションの移載装置通路側の棚柱を移載装置の通路上に立設し、出入庫用ステーションを移載装置の通路側に、退避用棚を出入庫用ステーションの後部に設けた吊棚上に立設したことを特徴とするもので、請求項1記載の発明と同じ作用を有する。
【0012】
以下本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1〜4において、1は各棚列9の端部に設けられた荷の出入庫用ステーションで、該ステーション1は移載装置の通路側12に沿って設けられており、その後部には荷を退避するための退避用棚2が設けられている。3は各棚列の端部から荷捌き部側に突出する吊棚支持用梁で、梁3上には吊棚4が取着されている。5aは退避用棚2側に設けられられた棚柱で、5bはステーション1側すなわち移載装置の通路12側に設けられた棚柱で、本実施の形態では、吊棚4上に立設されている。6は建屋柱、7は荷捌き部に設けた屋根、8は荷捌き部、9は棚列、10は各棚毎に設けた前棚、11は後棚、12は移載装置用通路、13は移載装置、14aは退避用棚2のパレット受け、14bはステーション1のパレット受けである。
【0013】
従来は図6,7に示すようにステーション部の移載装置用通路12側には棚柱5bが設けられていたため、ステーション1を棚柱5a,5b間に設けなくてはならず、ステーション部の両側にはデッドスペースが生じていたが、本実施の形態においては、ステーション部1の移載装置用通路12側の棚柱5bを吊棚4上に立設したので、棚柱が荷の出入庫の支障にならないため、ステーション部1を移載装置用通路12に面して設けることができるため、ステーション1の後部にはスペースが生じそのスペースを退避用棚2として使用することができ、ステーション部のスペースを有効に活用することができる。
【0014】
なお本実施の形態において、退避用棚2のパレット受け14aは、上下動するステーション部のパレット受け14bの上昇位置における高さと同じか、それより上方に設けられる。
(実施の形態2)
図5は本発明の他の実施の形態を示し、実施の形態1と相違する点は、ステーション部の移載装置用通路12側の棚柱5cを通路上に延ばして棚柱5a,5cを門状に立設したもので、このように構成することによって、実施の形態1と同様に、従来のステーション部のスペースに、ステーション部とその後側に退避用棚を設けることができるものである。
【0015】
なお、上記実施の形態では、ステーションは棚列の下端部に設けているが、必要に応じて2階や3階に設けることも可能であり、またステーションはパレット受けとコンベヤにより構成されているいるが、この構成に限定されるものではなく、電動台車等の入出庫搬送手段を用いることもできる。
【0016】
【発明の効果】
本発明は上記の通り、従来倉庫用スペースとして全く活用されていなかったステーション部の空きスペースを退避用棚として活用することができるため、棚部は総て荷の収納用に利用できるとともに、従来の棚構造のものを本発明の棚構造に改修する場合であっても、低コストで改修することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動倉庫を示す平面図である。
【図2】本発明の自動倉庫を示す側面図である。
【図3】本発明の自動倉庫を示す正面図である。
【図4】本発明の自動倉庫のステーション部を示す拡大平面図である。
【図5】本発明の自動倉庫の他の形態を示す正面図である。
【図6】従来の自動倉庫を示す正面図である。
【図7】従来の自動倉庫のステーション部を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ステーション
2 退避用棚
3 梁
4 吊棚
5a 棚柱
5b 棚柱
5c 棚柱
6 建屋柱
7 屋根
8 荷捌き部
9 棚列
10 前棚
11 後棚
12 移載装置用通路
13 移載装置
14a パレット受け
14b パレット受け
15 デッドスペース

Claims (2)

  1. 床面から立設された支柱により連方向が区画され、支柱間に設けられた棚材により移載装置の通路に対して前後に区分された棚と、棚列の端部に出入庫用ステーションを備えたダブルストレージ型自動倉庫において、出入庫用ステーションの移載装置通路側の棚柱を出入庫用ステーションの上部に設けた吊り棚上に立設し、出入庫用ステーションを移載装置の通路側に、退避用棚を出入庫用ステーションの後部に設けたことを特徴とするダブルストレージ型自動倉庫。
  2. 床面から立設された支柱により連方向が区画され、支柱間に設けられた棚材により移載載置の通路に対して前後に区分された棚と、棚列の端部に出入庫用ステーションを備えたダブルストレージ型自動倉庫において、出入庫用ステーションの移載装置通路側の棚柱を移載装置の通路上に立設し、出入庫用ステーションを移載装置の通路側に、退避用棚を出入庫用ステーションの後部に設けたことを特徴とするダブルストレージ型自動倉庫。
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