JPH07199042A - 視線検出機能付カメラ - Google Patents

視線検出機能付カメラ

Info

Publication number
JPH07199042A
JPH07199042A JP5349114A JP34911493A JPH07199042A JP H07199042 A JPH07199042 A JP H07199042A JP 5349114 A JP5349114 A JP 5349114A JP 34911493 A JP34911493 A JP 34911493A JP H07199042 A JPH07199042 A JP H07199042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
line
mode
focus detection
sight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5349114A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Odaka
幸雄 小高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5349114A priority Critical patent/JPH07199042A/ja
Priority to EP94120747A priority patent/EP0662624B1/en
Priority to DE69432457T priority patent/DE69432457T2/de
Publication of JPH07199042A publication Critical patent/JPH07199042A/ja
Priority to US08/760,329 priority patent/US5835797A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0093Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for monitoring data relating to the user, e.g. head-tracking, eye-tracking
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/287Systems for automatic generation of focusing signals including a sight line detecting device
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/02Viewfinders
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影者の意図しないモードへの切り換わりを
防止する。 【構成】 視線入力により選択される焦点検出領域に対
して、撮影レンズが合焦状態に至るまで焦点検出及び焦
点調整光学系の駆動を行い、合焦後は焦点検出動作は行
わない第1のモードと、一度合焦状態になった後も、繰
り返し焦点検出動作を実行する第2のモードを有するも
のにおいて、視線検出手段101からの信号に基づいて
ファインダ視野内の焦点検出領域を決定し、この領域
の、焦点検出手段6f,103にて得られる今回及び前
回を含む複数回の焦点信号に基づいて、第1のモートと
第2のモードとを切り換える切換手段100を設け、第
1のモードで合焦後、第2のモードに切り換えるかの判
別を、撮影者の視線によって選択される焦点検出領域の
焦点状態に応じて行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の焦点検出領域の
うちの何れかを撮影者の視線入力によって選択すること
を可能とする視線検出機能付カメラの改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮影者の視線方向を検知し、
撮影者がファインダ視野内のどの領域(位置)を観察し
ているかを検出する、所謂撮影者の注視方向をカメラの
一部に設けられた視線検出手段で検出し、該視線検出手
段からの信号に基づいて自動焦点調節や自動露出等の各
種の撮影機能を制御するようにしたカメラが種々提案さ
れている。
【0003】例えば特開昭61−61135号公報で
は、視線検出手段からの出力に基づいて焦点検出装置を
機能させる領域を選択し、撮影系の焦点状態を調節する
ようにしたカメラが提案されている。
【0004】また、本出願人により特開平1−2415
11号公報において、撮影者の注視方向を検出する視線
検出手段と、複数個の測距視野を持つ焦点検出手段と、
複数個の測光感度分布を持つ自動露出制御手段とを有
し、前記視線検出手段からの出力信号に基づいて焦点検
出手段や自動露出制御手段の駆動を制御するようにした
カメラを提案している。
【0005】ここで、従来よりカメラに設けられている
焦点調節モードには、静止被写体向きのモードと、動的
被写体向きのモードがある。
【0006】静止被写体向きのモードは、撮影レンズが
合焦状態になるまでレンズ駆動を行い、一度合焦になる
と、以後、焦点検出動作を行わないものである。又、動
的被写体向きのモードは、撮影レンズが合焦状態となっ
た後でも引き続き焦点検出動作を行い、焦点状態に応じ
てレンズ駆動を行うものである。
【0007】また、最近のカメラにおいては、カメラが
被写体の“静”“動”を自動的に検知し、静止被写体に
も、動く被写体にも、同じ単一の焦点調節モードでピン
トを合せようというものも提案されている(以下、この
モードを自動切換モードとする)。
【0008】この自動切換モードは、最初は静的被写体
向きのモードで動作し、一旦合焦状態となった後、被写
体が動体か否かを検知し、被写体が動体である判別する
と自動的に動的被写体モードに切り換えるというもので
ある。
【0009】以下、視線検出機能を備えたカメラの視線
検出と焦点検出に関する部分の動作について、焦点調節
モード別に説明していく。
【0010】1)静的被写体向きモード まず、レリーズ釦が半押し状態になると、焦点検出に先
立ち、視線検出手段が動作し、撮影者のファインダ視野
内の注視点を求める。
【0011】この手順は、視線検出用光源を点灯し、視
線検出用エリアセンサの蓄積を行い、撮影者の眼球像信
号を読み出す。そして、その眼球像信号から撮影者の視
線方向を求める。次に、視線方向からファイダ視野内の
どの部分を注目しているか、即ち注視点を求める。この
点はファインダ視野内の座標で表現される。
【0012】そして、このファインダ視野内の座標か
ら、これに対応する焦点検出領域を決定する。この様に
して求めた焦点検出領域に対し、焦点検出手段により焦
点状態を検出し、その情報に基づいて撮影レンズを合焦
状態まで駆動する。
【0013】以上のように、一度、視線検出手段により
焦点検出領域が決定したら、以後はその焦点検出領域の
焦点状態だけに注目して合焦操作を行う。
【0014】2)動的被写体向きモード 前述の静的被写体向きのモードと同じで、レリーズ釦が
半押し状態になると、視線検出手段を動作させ、焦点検
出領域を決定する。以後はその焦点検出領域の焦点状態
だけに注目してレンズ駆動を行い、続けていく。
【0015】3)自動切換モード このモードは性格上カメラの全自動モードにだけ設定さ
れることが多い。よって、今までは視線検出動作による
焦点検出領域の設定ではなく、焦点検出領域の選択をカ
メラに任せる焦点検出領域自動選択による方法にて行っ
ていた。
【0016】まず、レリーズ釦が半押し状態になると、
焦点検出手段により全ての焦点検出領域に対する焦点状
態の検出を行う。
【0017】次に、焦点検出領域の選択を行うが、この
アルゴリズムはいくつかの方法があり、そのうち、焦点
検出可能であって一番至近側に位置する焦点検出領域を
選択方法を用いるのが一般的である。
【0018】以後はこの焦点検出領域の焦点状態に基づ
いて、撮影レンズを合焦状態まで駆動する。合焦状態に
なると、再び焦点検出動作を行い、中央部の焦点検出領
域の焦点状態に基づいて被写体が動体か否かを判別す
る。ここで、被写体が動体と判別すると、上記の動的被
写体向きのモードに自動的に移行する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な自動切換モードにおいて、被写体が動体か否かを判
別する際、前述の様に中央部の焦点検出領域の焦点状態
に基づいて行うため、主被写体が中央部以外に居ると、
主被写体が動いても的確に動体の判別ができなかった
り、撮影者の意図しない時に動的被写体向きのモードに
移行してしまうという問題点があった。
【0020】また、該自動切換モードでは、動的被写体
向きのモードに切り換わった後は、中央部の焦点検出領
域が焦点検出可能であると、この中央部の焦点検出領域
の焦点状態に基づいて合焦操作を行う(中央部優先とな
る)為、被写体を常に中央部に位置するように保持しな
ければならず、誤って被写体が中央部から外れると、主
被写体以外のところに合焦動作してしまうという問題点
があった。
【0021】(発明の目的)本発明の目的は、撮影者が
意図しないモードに切り換わってしまうことを防止する
と共に、常に撮影者の意図する焦点検出領域にて得られ
る情報により焦点調節を実行することのできる視線検出
機能付カメラを提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、視線入力によ
り選択される焦点検出領域に対して、撮影レンズが合焦
状態に至るまで焦点検出及び焦点調整光学系の駆動を行
い、合焦後は焦点検出動作は行わない第1のモードと、
一度合焦状態になった後も、繰り返し焦点検出動作を実
行する第2のモードを有するものにおいて、視線検出手
段からの信号に基づいてファインダ視野内の焦点検出領
域を決定し、この領域の、焦点検出手段にて得られる今
回及び前回を含む複数回の焦点信号に基づいて、前記第
1のモートと第2のモードとを切り換える切換手段を設
け、第1のモードで合焦後、第2のモードに切り換える
かの判別を、撮影者の視線によって選択される焦点検出
領域の焦点状態に応じて行うようにしている。
【0023】また、第1のモードと第2のモードとで、
焦点検出動作に連動する視線検出手段の作動開始タイミ
ングを異ならせる制御手段を設け、第1のモード時に
は、最初の焦点検出動作に連動して1回だけ視線検出手
段を作動させ、第2のモード時には、所定の時間間隔で
繰り返し視線検出手段を作動させ、第1のモードから第
2のモードに切り換わった後は、撮影者の視線情報を所
定の時間間隔で繰り返し入力するようにしている。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0025】図1は本発明を一眼レフカメラに適用した
場合における第1の実施例を示す要部概略図、図2はフ
ァインダ内を示す図である。
【0026】これらの図において、1は撮影レンズで、
便宜上2枚のレンズで示したが、実際はさらに多数のレ
ンズから構成されている。2は主ミラーで、ファインダ
系による被写体像の観察状態と被写体像の撮影状態に応
じて撮影光路へ斜設され或は退去される。3はサブミラ
ーで、主ミラー2を透過した光束をカメラボディの下方
の後述する焦点検出装置6へ向けて反射する。
【0027】4はシャッタ、5は感光部材で、銀塩フィ
ルム或はCCDやMOS型等の固体撮像素子、或はビデ
ィコン等の撮像管である。
【0028】6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配
置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6
c,二次結像レンズ6d,絞り6e、複数のCCDから
成るラインセンサ6f等から構成されている。
【0029】本実施例における焦点検出装置6は、周知
の位相差方式にて焦点検出を行うものであり、図2に示
すように、観察画面内(ファインダ視野内)の複数の領
域(5箇所)を焦点検出領域として、該焦点検出領域が
焦点検出可能となるように構成されている。
【0030】7は撮影レンズ1の予定結像面に配置され
たピント板、8はファインダ光路変更用のペンタプリズ
ムである。9,10は各々観察画面内の被写体輝度を測
定するための結像レンズと測光センサであり、結像レン
ズ9はペンタプリズム8内の反射光路を介してピント板
7と測光センサ10を共役に関係付けている。
【0031】11は、ペンタプリズム8の射出後方に配
置される、光分割器11aを備えた接眼レンズ11であ
り、撮影者の眼15によるピント板7の観察に使用され
る。光分割器11aは、例えば可視光を透過し赤外光を
反射するダイクロイックミラーより成っている。
【0032】12は受光レンズ、14はCCD等の光電
変換素子列を二次元的に配したイメージセンサで、受光
レンズ12に関して所定の位置にある撮影者の眼球15
の瞳孔近傍と共役になるように配置されている。13a
〜13fは各々照明光源であるところの赤外発光ダイオ
ード(IRED)である。
【0033】21は明るい被写体の中でも視認できる高
輝度のスーパーインポーズ用LEDで、ここから発光さ
れた光は投光用プリズム22を介し、主ミラー2で反射
されてピント板7の表示部に設けた微小プリズムアレイ
7aで垂直方向に曲げられ、ペンタプリズム8,接眼レ
ンズ11を通って撮影者の眼15に達する。
【0034】そこで、ピント板7の焦点検出領域に対応
する複数の位置にこの微小プリズムアレイ7aを枠状に
形成し、これを各々に対応した5つのスーパーインポー
ズ用LED21(各々をLED−L1,LED−L2,
LED−C,LED−R1,LED−R2とする)によ
って照明する。
【0035】これによって図2に示したファインダ視野
から判かるように、各々の焦点検出領域を示すマーク
(以下、単に焦点検出領域と記す)200,201,2
02,203,204がファインダ視野内で光り、焦点
検出領域を表示させることができるものである(以下、
これをスーパーインポーズ表示という)。
【0036】23はファインダ視野領域を形成する視野
マスク、24はファインダ視野外に撮影情報を表示する
ためのファインダ内LCDで、照明用LED(F−LE
D)25によって照明される。
【0037】ファインダ内LCD24を透過した光は三
角プリズム26によってファインダ視野内に導かれ、図
2の207で示したようにファインダ視野外に表示さ
れ、撮影者は撮影情報を知ることができる。
【0038】31は撮影レンズ1内に設けた絞り、32
は後述する絞り駆動回路111を含む絞り駆動装置、3
3はレンズ駆動用モータ、34は駆動ギヤ等から成るレ
ンズ駆動部材である。35はフォトカプラで、前記レン
ズ駆動部材34に連動するパルス板36の回転を検知し
てレンズ焦点調節回路110に伝えている。焦点調節回
路110は、この情報とカメラ側からのレンズ駆動量の
情報に基づいて前記レンズ駆動用モータ33を所定量駆
動させ、撮影レンズ1を合焦位置に移動させるようにな
っている。37は公知のカメラとレンズとのインターフ
ェイスとなるマウント接点である。
【0039】図2は上記構成の一眼レフカメラに内蔵さ
れた電気的構成を示すブロック図であり、図1及び図2
と同じ部分は同一符号を付してある。
【0040】カメラ本体に内蔵されたマイクロコンピュ
ータの中央処理装置(以下、CPUと記す)100に
は、視線検出回路101,測光回路102,自動焦点検
出回路103,信号入力回路104,LCD駆動回路1
05,LED駆動回路106,IRED駆動回路10
7,シャッタ制御回路108,モータ制御回路109が
接続されている。また、撮影レンズ1内に配置された焦
点調節回路110,絞り駆動回路111とは、図1で示
したマウント接点37を介して信号の伝達がなされる。
【0041】CPU100に付随したEEPROM10
0aは記憶手段としての視線の個人差を補正する視線補
正データの記憶機能を有している。
【0042】前記視線検出回路101は、イメージセン
サ14(CCD−EYE)からの眼球像の信号をA/D
変換し、この像情報をCPU100に送信する。CPU
100は後述するように視線検出に必要な眼球像の各特
徴点を所定のアルゴリズムにしたがって抽出し、さらに
各特徴点の位置から撮影者の視線を算出する。
【0043】前記測光回路102は、測光センサ10か
らの信号を増幅後、対数圧縮,A/D変換し、各センサ
の輝度情報としてCPU100に送信する。測光センサ
10は、図2に示した、ファインダ視野内の左側焦点検
出領域200,201を含む左領域210を測光するS
PC−Lと、焦点検出領域202を含む中央領域211
を測光するCSPC−Cと、右側の焦点検出領域20
3,204を含む右側領域212を測光するSPC−R
と、これらの周辺領域213を測光するSPC−Aの、
4つの領域を測光するフォトダイオードから構成されて
いる。
【0044】ラインセンサ6fは、前述の図2に示す画
面内の5つの焦点検出領域200〜204に対応した5
組のラインセンサCCD−L2,CCD−L1,CCD
−C,CCD−R1,CCD−R2から構成される公知
のCCDラインセンサである。
【0045】前記自動焦点検出回路103は、上記のラ
インセンサ6fから得た電圧をA/D変換し、CPU1
00に送る。
【0046】SW1はレリーズ釦の第1ストロークでO
Nし、測光,AF,視線検出動作等を開始させる為のス
イッチ、SW2はレリーズ釦の第2ストロークでONす
るレリーズスイッチ、SW−AELは不図示のAEロッ
ク釦を押すことによってONするAEロックスイッチ、
SW−DIAL1とSW−DIAL2は、不図示の電子
ダイヤル内に設けられたダイヤルスイッチで、信号入力
回路104のアップダウンカウンタに入力され、ここで
該電子ダイヤルの回転クリック量がカウントされる。
【0047】前記LCD駆動回路105は、液晶表示素
子であるところのLCDを表示駆動させるための公知の
構成より成るもので、CPU100からの信号にしたが
い、絞り値,シャッタ秒時,設定した撮影モード等の表
示をモニタ用LCD42とファインダ内LCD24の両
方に同時に表示させることができる。
【0048】前記LED駆動回路106は、照明用LE
D(F−LED)25とスーパーインポーズ用LED2
1を点灯,点滅制御する。前記IRED駆動回路107
は、赤外発光ダイオード(IRED1〜6)13a〜1
3fを状況に応じて選択的に点灯させる。
【0049】前記シャッタ制御回路108は、通電する
と先幕を走行させるマグネットMG−1と、後幕を走行
させるマグネットMG−2を制御し、感光部材に所定光
量を露光させる。前記モータ制御回路109は、フィル
ムの巻き上げ、巻き戻しを行うモータM1と主ミラー2
及びシャッタ4のチャージを行うモータM2を制御する
ためのものである。
【0050】図4は視線検出の原理説明の為の図であ
る。また、図5(a)は図4のイメージセンサ14面上
に投影されるごく通常の場合の眼球像を、図5(b)の
60は図5(a)のラインE−E´での像信号出力を、
それぞれ示した図である。
【0051】図5において、50は眼球の所謂白目の部
分、51は瞳孔を表し、52a,52bは眼球照明光源
の角膜反射像を表している。
【0052】次に、これら図4及び図5を用いて視線検
出方法について説明する。
【0053】各赤外発光ダイオード13a,13bは受
光レンズ12の光軸アに対してx方向に略対称に配置さ
れ、各々観察者(撮影者)の眼球を発散照明している。
【0054】上記赤外発光ダイオード13bより投射さ
れた赤外光は眼球15の角膜16を照明する。この時、
角膜16の表面で反射した赤外光の一部による角膜反射
像dは受光レンズ12により集光され、イメージセンサ
14上の位置d´に再結像する。
【0055】同様に、赤外発光ダイオード13aより投
射された赤外光は眼球15の角膜16を照明する。この
時、角膜16の表面で反射した赤外光の一部による角膜
反射像eは受光レンズ12により集光され、イメージセ
ンサ14上の位置e´に再結像する。
【0056】また、虹彩17の端部a,bからの光束
は、受光レンズ12を介してイメージセンサ14上の不
図示の位置a′,b′に該端部a,bの像を結像する。
受光レンズ12の光軸アに対する眼球15の光軸イの回
転角θが小さい場合、虹彩17の端部a,bのx座標を
xa,xbとすると、瞳孔19の中心位置cの座標xc
は、 xc≒(xa+xb)/2 と表される。
【0057】また、角膜反射像d及びeの中点のx座標
と角膜16の曲率中心oのx座標xoとは一致するた
め、角膜反射像d,eの発生位置のx座標をxd,x
e、角膜16の曲率中心oと瞳孔19の中心cまでの標
準的な距離をLocとし、この距離Locに対する個人差を
考慮する係数をA1とすると、眼球15の光軸イの回転
角θは、 (A1*Loc)*sinθ≒xc−(xd+xe)/2 ………(1) の関係式を略満足する。このため、視線検出回路101
において、イメージセンサ14上の一部に投影された各
特徴点(角膜反射像d,e及び虹彩17の端部a,b)
の位置を検出することにより、眼球15の光軸イの回転
角θを求めることができる。この時上記(1)式は、 β(A1*Loc)*sinθ≒(xa´+xb´)/2 −(xd´+xe´)/2 ………(2) と書き換えられる。但し、βは受光レンズ12に対する
眼球15の位置により決まる倍率で、実質的には赤外発
光ダイオード13a,13bの角膜反射像の間隔|x
d′−xe′|の関数として求められる。眼球15の光
軸イの回転角θは θ≒ARCSIN{(xc′−xf′)/β/(A1*Loc)}…(3) と書き換えられる。但し xc′≒(xa′+xb′)/2 xf′≒(xd′+xe′)/2 である。
【0058】ところで、多くの場合、撮影者の眼球15
の視軸と光軸イと視軸とは一致しないため、光軸イの水
平方向の回転角θが算出されると、光軸イと視軸との角
度補正δをすることにより、撮影者の水平方向の視線θ
Hは求められる。眼球15の光軸イと視軸との補正角度
δに対する個人差を考慮する係数をB1とすると、撮影
者の水平方向の視線θHは θH=θ±(B1*δ) ………………(4) と求められる。
【0059】ここで符号±は、撮影者に関して右への回
転角を正とすると、観察装置を覗く撮影者の目が左目の
場合は+、右目の場合は−の符号が選択される。
【0060】また図4においては、撮影者の眼球がz−
x平面(例えば水平面)内で回転する例を示している
が、撮影者の眼球がz−y平面(例えば垂直面)内で回
転する場合においても同様に検出可能である。但し、撮
影者の視線の垂直方向の成分は眼球15の光軸イの垂直
方向の成分θ′と一致するため垂直方向の視線θVは θV=θ′ となる。更に、視線デ−タθH、θVより撮影者が見て
いるファインダ視野内のピント板上の位置(xn,y
n)は xn≒m*θH ≒m*[ARCSIN{(xc′−xf′)/β/(A1*Loc)} ±(B*α)] ………………(5) yn≒m*θV と求められる。但し、mはカメラのファインダ光学系で
決まる定数である。
【0061】ここで、撮影者の眼球15の個人差を補正
する係数A1,B1の値は、撮影者にカメラのファイン
ダ内の所定の位置に配設された視標を固視してもらい、
該視標の位置と上記(5)式に従い算出された固視点の
位置とを一致させることにより求められる。
【0062】通常、撮影者の視線及び注視点を求める演
算は、前記各式に基づきCPU100においてソフト的
に実行される。
【0063】視線の個人差を補正する係数が求まり、上
記(5)式を用いてカメラのファインダを覗く撮影者の
視線のピント板上の位置を算出し、その視線情報を撮影
レンズの焦点調節あるいは露出制御等に利用している。
【0064】次に、視線検出手段と焦点検出手段を有し
た上記一眼レフカメラの動作を、図6乃至図8のフロー
チャートにより説明する。
【0065】不図示のモードダイヤルを回転させて、カ
メラを不作動状態から所定の撮影モードに設定すると
(この実施例では、全自動モードに設定された場合を基
に説明する)、カメラの電源がONし(ステップ00
0)、CPU100内の焦点検出と視線検出に使われる
変数をリセットする(ステップ001)。
【0066】次に、レリーズ釦が押し込まれてスイッチ
SW1がONするまで待機する(ステップ002)。レ
リーズ釦が押し込まれてスイッチSW1がONしたこと
を信号入力回路104を介して検知すると、CPU10
0は視線検出動作を実行する(ステップ003)。そし
て、LED駆動回路106を介して照明用LED(F−
LED)25を点灯させ、LCD駆動回路105を介し
てファインダ内LCD24の視線入力マーク78を点灯
させる(ステップ004)。これにより、ファインダ画
面外207で撮影者はカメラが視線検出を行っている状
態であることを確認することができる。
【0067】次に、視線検出回路101において検出さ
れた視線によって選択された焦点検出領域を撮影者に知
らせるべくLED駆動回路106に信号を送信してスー
パーインポーズ用LED21を用いて、前記焦点検出領
域を点滅表示させる(ステップ005)。そして、撮影
者が、視線入力によって選択した焦点検出領域が表示さ
れたのを見て、その焦点検出領域が正しくないと認識し
てレリーズ釦から手が離されてスイッチSW1がOFF
すると(ステップ006)、該スイッチSW1がONさ
れるまで待機する(ステップ002)。
【0068】このように、視線情報によって焦点検出領
域が選択されたことをファインダ視野内の焦点検出領域
を点滅表示させて撮影者に知らせるようになっているの
で、撮影者は意志通りに選択されたかどうかを確認する
ことができる。
【0069】また、撮影者が視線によって選択された焦
点検出領域の表示を見て、引き続きスイッチSW1をO
Nし続けたならば(ステップ006)、自動焦点検出回
路103を介して選択された1つ以上の焦点検出領域の
焦点検出を実行する(ステップ007)。そして、選択
された焦点検出領域が焦点検出不能であるかを判定し
(ステップ008)、不能であればCPU100はLC
D駆動回路105に信号を送ってファインダ内LCD2
4の合焦マーク79(図2参照)を点滅させ、焦点検出
がNG(不能)であることを撮影者に警告し(ステップ
011)、スイッチSW1がOFFされるまでこの動作
を続ける(ステップ012)。
【0070】又、焦点検出が可能であり、所定のアルゴ
リズムで選択された焦点検出領域の焦点調節状態が合焦
でなければ(ステップ009)、CPU100はレンズ
焦点調節回路110に信号を送って所定量撮影レンズ1
を駆動させる(ステップ013)。レンズ駆動後、自動
焦点検出回路103により再度焦点検出を行い(ステッ
プ007)、撮影レンズ1が合焦しているか否かの判定
を行う(ステップ009)。
【0071】所望とされる焦点検出領域において撮影レ
ンズ1が合焦していたならば(ステップ009)、CP
U100はLCD駆動回路105に信号を送ってファイ
ンダ内LCD24の合焦マーク79を点灯させるととも
に、LED駆動回路106にも信号を送って合焦してい
る焦点検出領域に合焦表示させる(ステップ010)。
【0072】この時、前記視線によって選択された焦点
検出領域の点滅表示は消灯するが、合焦表示される焦点
検出領域と前記視線によって選択された焦点検出領域と
は一致する場合が多いので、合焦したことを撮影者に認
識させるために合焦焦点検出領域は点灯状態に設定され
る。
【0073】一度合焦状態になると、今度は被写体が動
体か否かの検知と判別の動作に移行する。
【0074】まず、動体判別のための焦点状態の検出動
作をどの焦点検出領域に対して行うかを設定するため
に、一度だけ視線検出を実行する(ステップ014)。
そして、被写体が動体か否かを判別するために必要な焦
点状態を検出するために自動焦点検出回路103を介し
て検出された視線情報を用いて選択された焦点検出領域
の焦点検出を実行する(ステップ015)。そして、前
記ステップ015において得られた焦点情報に基づい
て、被写体が動体であるか否かの検知を行う(ステップ
016)。
【0075】動体であるか否かの検知の結果、動体でな
いと判別すると(ステップ017)、再び被写体が動体
か否かを検知するために必要な情報を得るために、繰り
返し焦点検出を実行していく(ステップ015)。
【0076】被写体が動体と判別すると(ステップ01
7)、次に焦点検出動作が静的被写体向きのモードから
動的被写体向きのモードに移行する際に必要な、焦点検
出演算関係のフラグ変数の初期化を行う(ステップ01
8)。
【0077】ここより、動的被写体向きのモードとな
る。
【0078】次に、CPU100は視線検出動作を実行
する(ステップ019)。本実施例では、動的被写体向
きのモードにおいては、焦点検出動作1回に対して、視
線検出動作を1回実行するようにしている。
【0079】次いで、自動焦点検出回路103を介して
検出された視線情報を用いて、1つ以上の焦点検出領域
の焦点検出動作を実行する(ステップ020)。次に、
選択された焦点検出領域の焦点検出状態が合焦かどうか
を調べ(ステップ021)、合焦であれば、繰り返し撮
影者の意図する焦点検出領域の焦点状態を検出し続ける
ために、視線検出動作を実行する(ステップ019)。
【0080】また、視線検出動作で選択された焦点検出
領域の焦点検出状態が合焦でなければ(ステップ02
1)、CUP100はレンズ焦点調節回路110に信号
を送って所定量撮影レンズ1を駆動し(ステップ02
2)、繰り返し撮影者の意図する焦点検出領域の焦点状
態を検出し続けるために、視線検出動作を実行する(ス
テップ019)。
【0081】次に、上記ステップ016において実行さ
れる“動体検知”の動作について、図7のフローチャー
トにしたがって説明する。
【0082】まず、前記ステップ014において得られ
た焦点検出領域が焦点検出不能であるかを判別し(ステ
ップ101)、前記ステップ014で得られた焦点検出
領域が焦点検出不能であれば、後述のステップ110へ
移行する。
【0083】また、焦点検出可能であれば、前回の動体
検知のための焦点検出、すなわち前回のステップ015
にて得られたデフォーカス量LAST_DEFと、今回
の動体検知のための焦点検出、すなわち今回のステップ
015にて得られたデフォーカス量DEFとに基づい
て、ピント変化量DIF_DEFを求める(ステップ1
02)。具体的には、ピント変化量DIF_DEFは今
回のデフォーカスDEF量と前回のデフォーカス量LA
ST_DEFの差により求められる。
【0084】次に、ピント変化量DIF_DEFが所定
値よりも大きいか否かの判別を行い(ステップ10
3)、所定値よりも大きければ、被写体が急に焦点検出
領域から外れてしまったと判断し、ステップ110へ移
動する。
【0085】また、ピント変化量DIF_DEFが所定
置よりも小さければ(ステップ103)、次いで、動体
と推定する条件が連続して何回発生しているかをカウン
トする変数MOVECNTが「1」以上か否かを判別す
る(ステップ104)。もし変数MOVECNTが
「1」以上であれば、次に、今回のピント変化量DIF
_DEFと前回のピント変化量LAST_DIFの方向
が逆であるか、同一方向であるかの判別を行う(ステッ
プ105)。この結果、ピント変化量の方向が反転した
場合は、ステップ110ヘ移行する。
【0086】また、MOVECNTが「0」であると判
別した場合は(ステップ104)、ステップ105の動
作をスキップしてステップ106へ移行する。これは、
変数MOVECNTが「0」の時は、今回のピント変化
量DIF_DEFに誤った値が入ることが起こり得るた
め、ステップ105の動作を実行すると誤った判定をし
てしまうのを防止するためである。
【0087】次いで、今回のピント変化量DIF_DE
FをLAST_DIFに、今回のデフォーカス量DEF
をLAST_DEFへ格納し、次回の動体検知に必要な
データを記憶させる(ステップ106)。次に、動体と
推定する条件が連続して何回発生したかをカウントする
変数MOVECNTに「1」を加算する(ステップ10
7)。そして、変数MOVECNTが「4」以上か否か
の判定を行う(ステップ108)。これは、動体と推定
する条件が連続して4回発生したときに始めて動体であ
ると認識するために行われる。
【0088】変数MOVECNTが「4」以上であれば
(ステップ108)、“動体”であると記憶して(ステ
ップ109)、動体検知動作を終了する(ステップ11
3)。また、変数MOVECNTが「4」未満であれば
(ステップ108)、まだ動体であると認識するには早
いとしてステップ112へ移行する。
【0089】上記ステップ101にて焦点検出不能であ
ると判別した場合や、ステップ103にてピント変化量
DIF_DEFが所定値よりも大きいと判別した場合
や、ステップ1035にてピント変化量の方向が前回と
今回とで異なると判別した場合は、何れも前述した様に
ステップ110ヘ移行する。
【0090】ステップ110においては、動体と推定す
る条件が連続して何回発生しているかをカウントする変
数MOVECNTをクリアする。これは、動体と推定す
る条件を満たしていないからである。次いで、今回のデ
フォーカス量DEFをLAST_DEFに格納し、次回
の動体検知に必要なデータを記憶させる(ステップ11
1)。次いで、被写体は“静体”である(まだ動体と判
断できない)と記憶して(ステップ112)、動体検知
動作を終了する(ステップ113)。
【0091】これまで説明してきた実施例では、静的被
写体向きのモードで合焦後、一度だけ動体検知を行う焦
点検出領域を選択するための視線検出を実行し、そこで
選択された焦点検出領域について、焦点検出動作と動体
検知を繰り返し実行するようにしているが、静的被写体
向きのモードで実行した合焦動作のための視線検出動作
で得られた焦点検出領域を、そのまま動体検知のための
焦点検出領域とし、静的被写体向きのモードで合焦後
は、焦点検出と動体検知を繰り返し実行する事も可能で
ある。
【0092】また、この実施例では、動的被写体向きの
モードに移行した後は、まず、視線検出動作を実行し、
その後、焦点検出動作を実行し、その動作を繰り返し実
行していくようにしているが、図9に示すように、焦点
検出動作2回実行に対し、視線検出動作を1回の割合で
繰り返し実行していくようにする事も有効である。
【0093】本実施例によれば、静的被写体向きのモー
ドと動的被写体向きのモードとを同一焦点調整モード内
で切り換えられるものにおいて、視線検出状態により選
択した焦点検出領域の焦点状態により、前記一方のモー
ドと他方のモードを切り換える様にしているため、撮影
者の意図する焦点検出領域の焦点状態によって各モード
の切り換えが可能となり、撮影者の意図しないときに動
的被写体向きのモードに移行するのを防止することがで
きる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
視線入力により選択される焦点検出領域に対して、撮影
レンズが合焦状態に至るまで焦点検出及び焦点調整光学
系の駆動を行い、合焦後は焦点検出動作は行わない第1
のモードと、一度合焦状態になった後も、繰り返し焦点
検出動作を実行する第2のモードを有するものにおい
て、視線検出手段からの信号に基づいてファインダ視野
内の焦点検出領域を決定し、この領域の、焦点検出手段
にて得られる今回及び前回を含む複数回の焦点信号に基
づいて、第1のモートと第2のモードとを切り換える切
換手段を設け、第1のモードで合焦後、第2のモードに
切り換えるかの判別を、撮影者の視線によって選択され
る焦点検出領域の焦点状態に応じて行うようにしてい
る。
【0095】また、第1のモードと第2のモードとで、
焦点検出動作に連動する視線検出手段の作動開始タイミ
ングを異ならせる制御手段を設け、第1のモード時に
は、最初の焦点検出動作に連動して1回だけ視線検出手
段を作動させ、第2のモード時には、所定の時間間隔で
繰り返し視線検出手段を作動させ、第1のモードから第
2のモードに切り換わった後は、撮影者の視線情報を所
定の時間間隔で繰り返し入力するようにしている。
【0096】よって、撮影者が意図しないモードに切り
換わってしまうことを防止すると共に、常に撮影者の意
図する焦点検出領域にて得られる情報により焦点調節を
実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を一眼レフカメラに適用した場合におけ
る第1の実施例における要部構成図である。
【図2】図1のカメラのファインダ内を示す図である。
【図3】図1のカメラの電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】この種のカメラにおける視線検出の原理につい
て説明する為の図である。
【図5】図4等のイメージセンサ上に投影される眼球像
及びその像信号出力の一例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例における概略動作を示す
フローチャートである。
【図7】図6の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図8】図7のステップ015における動体検知の動作
を示すフローチャートである。
【図9】動的被写体向きのモードの他の例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
6 焦点検出装置 6f,14 イメージセンサ 100 CPU 101 視線検出回路 102 測光回路 103 自動焦点検出装置 106 LED駆動回路 107 IRED駆動回路 200〜204 焦点検出領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダ視野内を覗く撮影者の注視方
    向を検出する視線検出手段と、撮影画面内の複数の焦点
    検出領域の焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記視
    線検出手段からの信号に基づいて前記複数の焦点検出領
    域のうちの少なくとの一つの領域を選択する選択手段
    と、該選択手段にて選択された領域に関する焦点信号に
    基づいて撮影レンズの焦点調節光学系を駆動するレンズ
    駆動手段とを備え、視線入力により選択される焦点検出
    領域に対して、撮影レンズが合焦状態に至るまで焦点検
    出及び焦点調整光学系の駆動を行い、合焦後は焦点検出
    動作は行わない第1のモードと、一度合焦状態になった
    後も、繰り返し焦点検出動作を実行する第2のモードを
    有する視線検出機能付カメラにおいて、前記視線検出手
    段からの信号に基づいてファインダ視野内の焦点検出領
    域を決定し、この領域の前記焦点検出手段にて得られる
    今回及び前回を含む複数回の焦点信号に基づいて、前記
    第1のモートと第2のモードとを切り換える切換手段を
    設けたことを特徴とする視線検出機能付カメラ。
  2. 【請求項2】 ファインダ視野内を覗く撮影者の注視方
    向を検出する視線検出手段と、撮影画面内の複数の焦点
    検出領域の焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記視
    線検出手段からの信号に基づいて前記複数の焦点検出領
    域のうちの少なくとの一つの領域を選択する選択手段
    と、該選択手段にて選択された領域に関する焦点信号に
    基づいて撮影レンズの焦点調節光学系を駆動するレンズ
    駆動手段とを備え、視線入力により選択される焦点検出
    領域に対して、撮影レンズが合焦状態に至るまで焦点検
    出及び焦点調整光学系の駆動を行い、合焦後は焦点検出
    動作は行わない第1のモードと、一度合焦状態になった
    後も、繰り返し焦点検出動作を実行する第2のモードを
    有する視線検出機能付カメラにおいて、前記第1のモー
    ドと第2のモードとで、焦点検出動作に連動する前記視
    線検出手段の作動開始タイミングを異ならせる制御手段
    を設けたことを特徴とする視線検出機能付カメラ。
  3. 【請求項3】 制御手段は、第1のモード時には、最初
    の焦点検出動作に連動して1回だけ視線検出手段を作動
    させ、第2のモード時には、所定の時間間隔で繰り返し
    視線検出手段を作動させる手段であることを特徴とする
    請求項2記載の視線検出機能付カメラ。
JP5349114A 1993-12-28 1993-12-28 視線検出機能付カメラ Pending JPH07199042A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349114A JPH07199042A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 視線検出機能付カメラ
EP94120747A EP0662624B1 (en) 1993-12-28 1994-12-27 Optical apparatus with visual axis detecting device
DE69432457T DE69432457T2 (de) 1993-12-28 1994-12-27 Optischer Apparat mit Vorrichtung zur Detektion der Blickrichtung
US08/760,329 US5835797A (en) 1993-12-28 1996-12-05 Optical apparatus with visual axis detecting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349114A JPH07199042A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 視線検出機能付カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07199042A true JPH07199042A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18401586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5349114A Pending JPH07199042A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 視線検出機能付カメラ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5835797A (ja)
EP (1) EP0662624B1 (ja)
JP (1) JPH07199042A (ja)
DE (1) DE69432457T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10664991B2 (en) 2016-07-20 2020-05-26 Fujifilm Corporation Attention position recognizing apparatus, image pickup apparatus, display apparatus, attention position recognizing method and program

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08271784A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Canon Inc 視線検出機能付き光学機器
GB2328029B (en) * 1997-06-18 2001-12-05 Asahi Optical Co Ltd Photometering apparatus
JP2000171695A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Asahi Optical Co Ltd 焦点検出装置
DE10108797A1 (de) * 2001-02-21 2002-09-05 Zeiss Carl Jena Gmbh Verfahren zur Ermittlung von Abständen am vorderen Augenabschnitt
US7860382B2 (en) * 2006-10-02 2010-12-28 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Selecting autofocus area in an image
JP2012155655A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Sony Corp 情報処理装置、報知方法及びプログラム
KR101745140B1 (ko) * 2015-09-21 2017-06-08 현대자동차주식회사 시선 추적 장치 및 방법
IL252585A0 (en) * 2017-05-29 2017-08-31 Eyeway Vision Ltd System and method for projection to the eye with focus control

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161135A (ja) * 1984-09-03 1986-03-28 Omron Tateisi Electronics Co 自動焦点調整カメラ
JP2540827B2 (ja) * 1986-12-12 1996-10-09 株式会社ニコン 自動焦点調節装置
JP2505854B2 (ja) * 1988-03-23 1996-06-12 キヤノン株式会社 視線検出手段を備えるカメラ
EP0347042B1 (en) * 1988-05-13 1995-01-25 Nikon Corporation Automatic focusing apparatus
US5187515A (en) * 1988-05-13 1993-02-16 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera having automatic focus adjusting apparatus
JP2950546B2 (ja) * 1988-08-31 1999-09-20 キヤノン株式会社 視線検出装置及び視線検出装置を有するカメラ
US5225862A (en) * 1989-02-08 1993-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Visual axis detector using plural reflected image of a light source
JPH0242430A (ja) * 1989-07-19 1990-02-13 Minolta Camera Co Ltd カメラシステム
US5253008A (en) * 1989-09-22 1993-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Camera
US5214466A (en) * 1990-04-11 1993-05-25 Canon Kabushiki Kaisha Camera having visual axis detecting apparatus
US5182443A (en) * 1990-09-29 1993-01-26 Canon Kabushiki Kaisha Optical apparatus having visual axis detector and determining whether eyeglasses are worn
JP2910258B2 (ja) * 1991-01-08 1999-06-23 キヤノン株式会社 視線検出装置
US5386258A (en) * 1991-01-17 1995-01-31 Canon Kabushiki Kaisha Optical apparatus having a visual axis direction detecting device
JP3166179B2 (ja) * 1991-01-22 2001-05-14 キヤノン株式会社 視線検出装置
US5245371A (en) * 1991-02-08 1993-09-14 Canon Kabushiki Kaisha Camera provided with a visual axis direction detecting portion
JP3183902B2 (ja) * 1991-04-02 2001-07-09 オリンパス光学工業株式会社 自動焦点装置
JP3136661B2 (ja) * 1991-06-24 2001-02-19 株式会社ニコン 自動焦点調節装置
JP3158643B2 (ja) * 1992-04-20 2001-04-23 キヤノン株式会社 焦点検出手段と視線検出手段とを有したカメラ
JP3218730B2 (ja) * 1992-10-19 2001-10-15 株式会社ニコン 予測機能を有する焦点調節装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10664991B2 (en) 2016-07-20 2020-05-26 Fujifilm Corporation Attention position recognizing apparatus, image pickup apparatus, display apparatus, attention position recognizing method and program

Also Published As

Publication number Publication date
DE69432457D1 (de) 2003-05-15
EP0662624A1 (en) 1995-07-12
DE69432457T2 (de) 2004-01-29
US5835797A (en) 1998-11-10
EP0662624B1 (en) 2003-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5987151A (en) Apparatus for detecting visual axis
US5835797A (en) Optical apparatus with visual axis detecting
US5402199A (en) Visual axis detecting apparatus
JP2004008323A (ja) 視線機能付光学装置
US5576796A (en) Optical apparatus having function to detect visual axis
JP4054436B2 (ja) 光学装置
JP3176147B2 (ja) 視線検出装置
JP3647088B2 (ja) 視線検出手段を有するカメラ
JP2004012503A (ja) カメラ
JPH0954239A (ja) 視線検出機能付光学装置及びカメラ
JP3211427B2 (ja) 視線検出装置
JP3391892B2 (ja) 視線検出装置、光学装置及び視線検出方法
JP3605080B2 (ja) 視線検出装置
JP3605081B2 (ja) 視線検出装置
JP2000131599A (ja) 視線選択機能を有する装置およびカメラ
JPH07168086A (ja) 視線検出機能付カメラ
JP2001004906A (ja) 視線検出機能付き光学機器及びカメラ
JPH07323008A (ja) 視線検出装置、カメラ、及び、視線補正方法
JPH08191797A (ja) 視線検出機能付き観察装置
JPH08191798A (ja) 視線検出機能付き観察装置
JPH0688934A (ja) 視線検出機能付光学装置
JPH0954235A (ja) 光学装置
JPH06304141A (ja) 視線検出装置
JPH08194154A (ja) 視線検出機能付き観察装置
JPH0682681A (ja) 視線検出装置を有するカメラ