JPH07168086A - 視線検出機能付カメラ - Google Patents

視線検出機能付カメラ

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Publication number
JPH07168086A
JPH07168086A JP34204893A JP34204893A JPH07168086A JP H07168086 A JPH07168086 A JP H07168086A JP 34204893 A JP34204893 A JP 34204893A JP 34204893 A JP34204893 A JP 34204893A JP H07168086 A JPH07168086 A JP H07168086A
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JP
Japan
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focus detection
line
camera
sight
photographer
Prior art date
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Application number
JP34204893A
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English (en)
Inventor
Yukio Odaka
幸雄 小高
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間等のように極めて暗い状態での撮影時で
あっても、選択可能な情報検出領域がファインダ内のど
こにあるかを撮影者に知らせる。 【構成】 測光手段10,102の出力に基づいて、フ
ァインダ視野内における複数の情報検出領域の位置を表
示する表示手段21,106を設け、測光手段の出力か
ら被写体の輝度を判断して、複数の例えば焦点検出領域
の位置の表示を行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の情報検出領域、
例えば焦点検出領域のうちの何れかを撮影者の視線入力
によって選択することを可能とする視線検出機能付カメ
ラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮影者の視線方向を検知し、
撮影者がファインダ視野内のどの領域(位置)を観察し
ているかを検出する、所謂撮影者の注視方向をカメラの
一部に設けられた視線検出手段で検出し、該視線検出手
段からの信号に基づいて自動焦点調節や自動露出等の各
種の撮影機能を制御するようにしたカメラが種々提案さ
れている。
【0003】例えば特開昭61−61135号公報で
は、視線検出手段からの出力に基づいて焦点検出装置を
機能させる領域を選択し、撮影系の焦点状態を調節する
ようにしたカメラが提案されている。
【0004】また、本出願人により特開平1−2415
11号公報において、撮影者の注視方向を検出する視線
検出手段と、複数個の測距視野を持つ焦点検出手段と、
複数個の測光感度分布を持つ自動露出制御手段とを有
し、前記視線検出手段からの出力信号に基づいて焦点検
出手段や自動露出制御手段の駆動を制御するようにした
カメラを提案している。
【0005】ここで、従来の視線検出手段と焦点検出手
段とを有するカメラの概略動作を説明する。
【0006】先ず、カメラのレリーズ釦が半押し状態に
なると、撮影者の視線によりファインダ内の複数の焦点
検出領域(測距点)のうち、1つの焦点検出領域を選択
すると共に、選択した焦点検出領域を撮影者に知らせる
為に、この焦点検出領域をファインダ視野内で表示す
る。次いで、焦点検出手段により、上記の視線により選
択した焦点検出領域の焦点状態を検出して、その焦点信
号に基づいて撮影レンズを合焦状態まで移動させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来装置においては、日中の様に明るい状態であれば、
ファインダ視野内の情報検出領域の位置は判かり易い
が、夜間の撮影等のように、極めて暗い状態であると、
選択可能な焦点検出領域がファインダ内のどこにあるか
判断つかないため、視線情報を入力しにくくなるという
問題があった。
【0008】(発明の目的)本発明の目的は、夜間等の
ように極めて暗い状態での撮影時であっても、選択可能
な情報検出領域がファインダ内のどこにあるかを知らし
めることのできる視線検出機能付カメラを提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、測光手段の出
力に基づいて、ファインダ視野内における複数の情報検
出領域の位置を表示する表示手段を設け、測光手段の出
力から被写体の輝度を判断して、複数の情報検出領域の
位置の表示を行うようにしている。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0011】図1は本発明を一眼レフカメラに適用した
場合における第1の実施例を示す要部概略図、図2はフ
ァインダ内を示す図である。
【0012】これらの図において、1は撮影レンズで、
便宜上2枚のレンズで示したが、実際はさらに多数のレ
ンズから構成されている。2は主ミラーで、ファインダ
系による被写体像の観察状態と被写体像の撮影状態に応
じて撮影光路へ斜設され或は退去される。3はサブミラ
ーで、主ミラー2を透過した光束をカメラボディの下方
の後述する焦点検出装置6へ向けて反射する。
【0013】4はシャッタ、5は感光部材で、銀塩フィ
ルム或はCCDやMOS型等の固体撮像素子、或はビデ
ィコン等の撮像管である。
【0014】6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配
置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6
c,二次結像レンズ6d,絞り6e、複数のCCDから
成るラインセンサ6f等から構成されている。
【0015】本実施例における焦点検出装置6は、周知
の位相差方式にて焦点検出を行うものであり、図2に示
すように、観察画面内(ファインダ視野内)の複数の領
域(5箇所)を焦点検出領域として、該焦点検出領域が
焦点検出可能となるように構成されている。
【0016】7は撮影レンズ1の予定結像面に配置され
たピント板、8はファインダ光路変更用のペンタプリズ
ムである。9,10は各々観察画面内の被写体輝度を測
定するための結像レンズと測光センサであり、結像レン
ズ9はペンタプリズム8内の反射光路を介してピント板
7と測光センサ10を共役に関係付けている。
【0017】11は、ペンタプリズム8の射出後方に配
置される、光分割器11aを備えた接眼レンズ11であ
り、撮影者の眼15によるピント板7の観察に使用され
る。光分割器11aは、例えば可視光を透過し赤外光を
反射するダイクロイックミラーより成っている。
【0018】12は受光レンズ、14はCCD等の光電
変換素子列を二次元的に配したイメージセンサで、受光
レンズ12に関して所定の位置にある撮影者の眼球15
の瞳孔近傍と共役になるように配置されている。13a
〜13fは各々照明光源であるところの赤外発光ダイオ
ード(IRED)である。
【0019】21は明るい被写体の中でも視認できる高
輝度のスーパーインポーズ用LEDで、ここから発光さ
れた光は投光用プリズム22を介し、主ミラー2で反射
されてピント板7の表示部に設けた微小プリズムアレイ
7aで垂直方向に曲げられ、ペンタプリズム8,接眼レ
ンズ11を通って撮影者の眼15に達する。
【0020】そこで、ピント板7の焦点検出領域に対応
する複数の位置にこの微小プリズムアレイ7aを枠状に
形成し、これを各々に対応した5つのスーパーインポー
ズ用LED21(各々をLED−L1,LED−L2,
LED−C,LED−R1,LED−R2とする)によ
って照明する。
【0021】これによって図2に示したファインダ視野
から判かるように、各々の焦点検出領域を示すマーク
(以下、単に焦点検出領域と記す)200,201,2
02,203,204がファインダ視野内で光り、焦点
検出領域を表示させることができるものである(以下、
これをスーパーインポーズ表示という)。
【0022】23はファインダ視野領域を形成する視野
マスク、24はファインダ視野外に撮影情報を表示する
ためのファインダ内LCDで、照明用LED(F−LE
D)25によって照明される。
【0023】ファインダ内LCD24を透過した光は三
角プリズム26によってファインダ視野内に導かれ、図
2の207で示したようにファインダ視野外に表示さ
れ、撮影者は撮影情報を知ることができる。
【0024】31は撮影レンズ1内に設けた絞り、32
は後述する絞り駆動回路111を含む絞り駆動装置、3
3はレンズ駆動用モータ、34は駆動ギヤ等から成るレ
ンズ駆動部材である。35はフォトカプラで、前記レン
ズ駆動部材34に連動するパルス板36の回転を検知し
てレンズ焦点調節回路110に伝えている。焦点調節回
路110は、この情報とカメラ側からのレンズ駆動量の
情報に基づいて前記レンズ駆動用モータ33を所定量駆
動させ、撮影レンズ1を合焦位置に移動させるようにな
っている。37は公知のカメラとレンズとのインターフ
ェイスとなるマウント接点である。
【0025】図2は上記構成の一眼レフカメラに内蔵さ
れた電気的構成を示すブロック図であり、図1及び図2
と同じ部分は同一符号を付してある。
【0026】カメラ本体に内蔵されたマイクロコンピュ
ータの中央処理装置(以下、CPUと記す)100に
は、視線検出回路101,測光回路102,自動焦点検
出回路103,信号入力回路104,LCD駆動回路1
05,LED駆動回路106,IRED駆動回路10
7,シャッタ制御回路108,モータ制御回路109が
接続されている。また、撮影レンズ1内に配置された焦
点調節回路110,絞り駆動回路111とは、図1で示
したマウント接点37を介して信号の伝達がなされる。
【0027】CPU100に付随したEEPROM10
0aは記憶手段としての視線の個人差を補正する視線補
正データの記憶機能を有している。
【0028】前記視線検出回路101は、イメージセン
サ14(CCD−EYE)からの眼球像の信号をA/D
変換し、この像情報をCPU100に送信する。CPU
100は後述するように視線検出に必要な眼球像の各特
徴点を所定のアルゴリズムにしたがって抽出し、さらに
各特徴点の位置から撮影者の視線を算出する。
【0029】前記測光回路102は、測光センサ10か
らの信号を増幅後、対数圧縮,A/D変換し、各センサ
の輝度情報としてCPU100に送信する。測光センサ
10は、図2に示した、ファインダ視野内の左側焦点検
出領域200,201を含む左領域210を測光するS
PC−Lと、焦点検出領域202を含む中央領域211
を測光するCSPC−Cと、右側の焦点検出領域20
3,204を含む右側領域212を測光するSPC−R
と、これらの周辺領域213を測光するSPC−Aの、
4つの領域を測光するフォトダイオードから構成されて
いる。
【0030】ラインセンサ6fは、前述の図2に示す画
面内の5つの焦点検出領域200〜204に対応した5
組のラインセンサCCD−L2,CCD−L1,CCD
−C,CCD−R1,CCD−R2から構成される公知
のCCDラインセンサである。
【0031】前記自動焦点検出回路103は、上記のラ
インセンサ6fから得た電圧をA/D変換し、CPU1
00に送る。
【0032】SW1はレリーズ釦の第1ストロークでO
Nし、測光,AF,視線検出動作等を開始させる為のス
イッチ、SW2はレリーズ釦の第2ストロークでONす
るレリーズスイッチ、SW−AELは不図示のAEロッ
ク釦を押すことによってONするAEロックスイッチ、
SW−DIAL1とSW−DIAL2は、不図示の電子
ダイヤル内に設けられたダイヤルスイッチで、信号入力
回路104のアップダウンカウンタに入力され、ここで
該電子ダイヤルの回転クリック量がカウントされる。
【0033】前記LCD駆動回路105は、液晶表示素
子であるところのLCDを表示駆動させるための公知の
構成より成るもので、CPU100からの信号にしたが
い、絞り値,シャッタ秒時,設定した撮影モード等の表
示をモニタ用LCD42とファインダ内LCD24の両
方に同時に表示させることができる。
【0034】前記LED駆動回路106は、照明用LE
D(F−LED)25とスーパーインポーズ用LED2
1を点灯,点滅制御する。また、該LED駆動回路10
6は各LED21,25を定電流駆動する回路構成とな
っており、その電流値も複数の中から選択できるように
なっている。この電流値はCPU100によって照明用
LED(F−LED)25とスーパーインポーズ用LE
D21とで独立に制御できるようになっていて、明るさ
をコントロールできるようになっている。
【0035】前記IRED駆動回路107は、赤外発光
ダイオード(IRED1〜6)13a〜13fを状況に
応じて選択的に点灯させる。
【0036】前記シャッタ制御回路108は、通電する
と先幕を走行させるマグネットMG−1と、後幕を走行
させるマグネットMG−2を制御し、感光部材に所定光
量を露光させる。前記モータ制御回路109は、フィル
ムの巻き上げ、巻き戻しを行うモータM1と主ミラー2
及びシャッタ4のチャージを行うモータM2を制御する
ためのものである。
【0037】図4は視線検出の原理説明の為の図であ
る。また、図5(A)は図4のイメージセンサ14面上
に投影されるごく通常の場合の眼球像を、図5(B)の
60は図5(A)のラインE−E´での像信号出力を、
それぞれ示した図である。
【0038】図5において、50は眼球の所謂白目の部
分、51は瞳孔を表し、52a,52bは眼球照明光源
の角膜反射像を表している。
【0039】次に、これら図4及び図5を用いて視線検
出方法について説明する。
【0040】各赤外発光ダイオード13a,13bは受
光レンズ12の光軸アに対してx方向に略対称に配置さ
れ、各々観察者(撮影者)の眼球を発散照明している。
【0041】上記赤外発光ダイオード13bより投射さ
れた赤外光は眼球15の角膜16を照明する。この時、
角膜16の表面で反射した赤外光の一部による角膜反射
像dは受光レンズ12により集光され、イメージセンサ
14上の位置d´に再結像する。
【0042】同様に、赤外発光ダイオード13aより投
射された赤外光は眼球15の角膜16を照明する。この
時、角膜16の表面で反射した赤外光の一部による角膜
反射像eは受光レンズ12により集光され、イメージセ
ンサ14上の位置e´に再結像する。
【0043】また、虹彩17の端部a,bからの光束
は、受光レンズ12を介してイメージセンサ14上の不
図示の位置a′,b′に該端部a,bの像を結像する。
受光レンズ12の光軸アに対する眼球15の光軸イの回
転角θが小さい場合、虹彩17の端部a,bのx座標を
xa,xbとすると、瞳孔19の中心位置cの座標xc
は、 xc≒(xa+xb)/2 と表される。
【0044】また、角膜反射像d及びeの中点のx座標
と角膜16の曲率中心oのx座標xoとは一致するた
め、角膜反射像d,eの発生位置のx座標をxd,x
e、角膜16の曲率中心oと瞳孔19の中心cまでの標
準的な距離をLocとし、この距離Locに対する個人差を
考慮する係数をA1とすると、眼球15の光軸イの回転
角θは、 (A1*Loc)*sinθ≒xc−(xd+xe)/2 ………(1) の関係式を略満足する。このため、視線検出回路101
において、イメージセンサ14上の一部に投影された各
特徴点(角膜反射像d,e及び虹彩17の端部a,b)
の位置を検出することにより、眼球15の光軸イの回転
角θを求めることができる。この時上記(1)式は、 β(A1*Loc)*sinθ≒(xa´+xb´)/2 −(xd´+xe´)/2 ………(2) と書き換えられる。但し、βは受光レンズ12に対する
眼球15の位置により決まる倍率で、実質的には赤外発
光ダイオード13a,13bの角膜反射像の間隔|x
d′−xe′|の関数として求められる。眼球15の光
軸イの回転角θは θ≒ARCSIN{(xc′−xf′)/β/(A1*Loc)}…(3) と書き換えられる。但し xc′≒(xa′+xb′)/2 xf′≒(xd′+xe′)/2 である。
【0045】ところで、多くの場合、撮影者の眼球15
の視軸と光軸イと視軸とは一致しないため、光軸イの水
平方向の回転角θが算出されると、光軸イと視軸との角
度補正δをすることにより、撮影者の水平方向の視線θ
Hは求められる。眼球15の光軸イと視軸との補正角度
δに対する個人差を考慮する係数をB1とすると、撮影
者の水平方向の視線θHは θH=θ±(B1*δ) ………………(4) と求められる。
【0046】ここで符号±は、撮影者に関して右への回
転角を正とすると、観察装置を覗く撮影者の目が左目の
場合は+、右目の場合は−の符号が選択される。
【0047】また図4においては、撮影者の眼球がz−
x平面(例えば水平面)内で回転する例を示している
が、撮影者の眼球がz−y平面(例えば垂直面)内で回
転する場合においても同様に検出可能である。但し、撮
影者の視線の垂直方向の成分は眼球15の光軸イの垂直
方向の成分θ′と一致するため垂直方向の視線θVは θV=θ′ となる。更に、視線デ−タθH、θVより撮影者が見て
いるファインダ視野内のピント板上の位置(xn,y
n)は xn≒m*θH ≒m*[ARCSIN{(xc′−xf′)/β/(A1*Loc)} ±(B*α)] ………………(5) yn≒m*θV と求められる。但し、mはカメラのファインダ光学系で
決まる定数である。
【0048】ここで、撮影者の眼球15の個人差を補正
する係数A1,B1の値は、撮影者にカメラのファイン
ダ内の所定の位置に配設された視標を固視してもらい、
該視標の位置と上記(5)式に従い算出された固視点の
位置とを一致させることにより求められる。
【0049】通常、撮影者の視線及び注視点を求める演
算は、前記各式に基づきCPU100においてソフト的
に実行される。
【0050】視線の個人差を補正する係数が求まり、上
記(5)式を用いてカメラのファインダを覗く撮影者の
視線のピント板上の位置を算出し、その視線情報を撮影
レンズの焦点調節あるいは露出制御等に利用している。
【0051】次に、視線検出手段と焦点検出手段を有し
た上記一眼レフカメラの動作を、図6及び図7のフロー
チャートにより説明する。
【0052】不図示のモードダイヤルを回転させて、カ
メラを不作動状態から所定の撮影モードに設定すると
(この実施例では、シャッタ秒時優先モードに設定され
た場合を基に説明する)、カメラの電源がONし(ステ
ップ000)、CPU100内の焦点検出と視線検出に
使われる変数をリセットする(ステップ001)。ま
た、被写体がある所定の輝度に満たない事を示すフラグ
Low−flagをクリアする(ステップ002)。
【0053】次に、ファインダ視野内の焦点検出領域
(マーク)200〜204を、まず全て消灯させる(ス
テップ003)。これは、測光動作を実行する時に、フ
ァインダ視野内の焦点検出領域が点灯していると、その
光に測光センサ10が反応してしまい、正しく被写体の
輝度を測定できなくなる可能性があるからである。
【0054】次いで、CPU100は測光動作を実行す
る(ステップ004)。そして、測光動作の結果、被写
体が所定量の輝度に達していないと判別すると(ステッ
プ005)、被写体が低輝度である事を示すフラグLo
w−flagを“1”にする(ステップ006)。そし
て、極めて暗い状態であるため、ファインダ内の焦点検
出領域の位置を撮影者に知らせる為に、全ての焦点検出
領域200〜204を点灯させる(ステップ007)。
この時、スーパーインポーズ用LED21に流す電流値
は極微小な電流値でも良い。何故なら、ファインダ内は
暗い為、極微小な電流値でスーパーインポーズ用LDE
21を駆動すれば、撮影者は充分に焦点検出領域の位置
を確認できるからである。これは省電力にもつながる。
【0055】また、上記の測光動作の結果、被写体が所
定量の輝度に達していると判別すると(ステップ00
5)、被写体が低輝度である事を示すフラグLow−f
lagを“0”にする(ステップ023)。そして、極
めて暗い状態ではないため、撮影者は焦点検出領域の位
置を判断できるので、ファインダ内の全ての焦点検出領
域200〜204は消灯させておく(ステップ02
4)。
【0056】次に、一定時間待機する(ステップ00
8)。つまり、被写体が所定量の輝度に達していない
と、焦点検出領域200〜204を点灯させるが、実際
の制御は、測光動作前に一度全て消灯させてから測光動
作を行い、その後低輝度であると点灯させるため、表示
のON,OFFを短い周期で繰り返す事になり、焦点検
出領域200〜204がちらついて見えてしまうことが
あるので、ある一定時間は点灯状態を確保させるために
一定時間待たせている。
【0057】次いで、レリーズ釦から手が離されてスイ
ッチSW1がOFFしていると(ステップ009)、焦
点検出領域200〜204を全て消灯させるステップ0
03へ戻る。
【0058】また、レリーズ釦が押し込まれてスイッチ
SW1がONしていることを信号入力回路104を介し
て検知すると(ステップ009)、視線検出に先立って
焦点検出領域200〜204を全て消灯させる(ステッ
プ010)。
【0059】次に、CPU100は視線検出動作を実行
し、何れの焦点検出領域が選択されているかを検知する
(ステップ011)。そして、LED駆動回路106を
介して照明用LED(F−LED)25を点灯させ、
又、LCD駆動回路105を介してファインダ内LCD
24の視線入力マーク78(図2参照)を点灯させる
(ステップ012)。したがって、ファインダ画面外2
07で撮影者はカメラが視線検出を行っている状態であ
ることを確認することができる。
【0060】次いで、視線検出回路101において検出
された視線によって選択された焦点検出領域を、撮影者
に知らせるべくLED駆動回路106に信号を送信して
スーパーインポーズ用LED21を用いて選択焦点検出
領域を点滅表示させる(ステップ013)。
【0061】撮影者が視線によって選択された焦点検出
領域の表示を見て、その焦点検出領域が正しくないと認
識してレリーズ釦から手を離しスイッチSW1をOFF
すると(ステップ014)、ステップ003へ戻る。
【0062】このように、視線情報によって焦点検出領
域が選択されたことをファインダ視野内の焦点検出領域
を点滅表示させて撮影者に知らせるようになっているの
で、撮影者は意志通りに選択されたかどうかを確認する
ことができる。
【0063】また、撮影者が視線によって選択された焦
点検出領域の表示を見て、引き続きスイッチSW1をO
Nし続けたならば(ステップ014)、自動焦点検出回
路103を介して選択された1つ以上の焦点検出領域で
の焦点検出を実行する(ステップ015)。そして、選
択された焦点検出領域が焦点検出不能であるかを判定し
(ステップ016)、不能であればCPU100はLC
D駆動回路105に信号を送ってファインダ内LCD2
4の合焦マーク79(図2参照)を点滅させ、焦点検出
がNG(不能)であることを撮影者に警告し(ステップ
025)、スイッチSW1がOFFされるまでこの動作
を続ける(ステップ026)。
【0064】又、焦点検出が可能であり、所定のアルゴ
リズムで選択された焦点検出領域の焦点調節状態が合焦
でなければ(ステップ017)、CPU100はレンズ
焦点調節回路110に信号を送って所定量撮影レンズ1
を駆動させる(ステップ027)。レンズ駆動後、自動
焦点検出回路103により再度焦点検出を行い(ステッ
プ015)、撮影レンズ1が合焦しているか否かの判定
を行う(ステップ017)。
【0065】所望とされる焦点検出領域において撮影レ
ンズ1が合焦していたならば(ステップ017)、CP
U100はLCD駆動回路105に信号を送ってファイ
ンダ内LCD24の合焦マーク79を点灯させるととも
に、LED駆動回路106にも信号を送って合焦してい
る焦点検出領域に合焦表示させる(ステップ018)。
【0066】この時、前記視線によって選択された焦点
検出領域の点滅表示は消灯するが、合焦表示される焦点
検出領域と前記視線によって選択された焦点検出領域と
は一致する場合が多いので、合焦したことを撮影者に認
識させるために合焦焦点検出領域は点灯状態に設定され
る。
【0067】合焦した焦点検出領域がファインダ内に表
示されたのを撮影者が見て、その焦点検出領域が正しく
ないと認識してレリーズ釦から手を離しスイッチSW1
がOFFすると(ステップ019)、ステップ003へ
戻る。
【0068】また、撮影者が合焦表示された焦点検出領
域を見て、引き続きスイッチSW1をONし続けたなら
ば(ステップ019)、CPU100は測光回路102
に信号を送信して測光を行わせる(ステップ020)。
この時、合焦した焦点検出領域を含む測光領域210〜
213に重み付けを行った露出値が演算される。
【0069】更に、レリーズ釦が押し込まれてスイッチ
SW2がONされているかどうかの判定を行い(ステッ
プ021)、スイッチSW2がOFF状態であれば再び
スイッチSW1の状態の確認を行う(ステップ01
9)。この結果、スイッチSW2がONされたならばC
PU100はシャッタ制御回路108,モータ制御回路
109,絞り駆動回路111にそれぞれ信号を送信す
る。
【0070】つまり、まず、モータM2に通電し、主ミ
ラー2をアップさせ、絞り31を絞り込んだ後、マグネ
ットMG1に通電してシャッタ4の先幕を解放する。絞
り31の絞り値及びシャッタ4のシャッタ速度は、前記
測光回路102にて検知された露出値とフィルム5の感
度から決定される。所定のシャッタ速度(例えば1/2
50秒)経過後にマグネットMG2に通電し、シャッタ
4の後幕を閉じる。フィルム5への露光が終了すると、
次にモータM2に再度通電し、フィルムの駒送りを行
い、一連のレリーズシーケンスの動作が終了する(ステ
ップ114)。その後、ステップ003へ戻る。
【0071】(第2の実施例)上記の第1の実施例で
は、不図示のモードダイヤルを回転させ、カメラを不作
動状態から所定の撮影モードに設定すると、レリーズ釦
の半押し状態がなされるまでの間に、カメラは自動的の
測光動作を行い、被写体が暗いと判別すると、ファイン
ダ視野内の全ての焦点検出領域を極薄暗く点灯させ、撮
影者に焦点検出領域の位置を知らせるようにしていた。
【0072】この第2の実施例では、レリーズ釦が半押
しでONするスイッチSW1とは別に、レリーズ釦に触
るだけでONするスイッチSW0を設け、撮影者がレリ
ーズ釦に触る事により、被写体が暗い状態であれば、フ
ァインダ視野内の焦点検出領域を全て表示するようにし
ようとするものである。
【0073】図8及び図9を一眼レフカメラに適用した
場合におけるは本発明の第2の実施例における動作を示
すフローチャートである。なお、該カメラの電気的,機
械的構成は第1の実施例と同様であるので、ここでは省
略する。
【0074】不図示のモードダイヤルを回転させて、カ
メラを不作動状態から所定の撮影モードに設定すると
(この実施例においても、シャッタ秒時優先モードに設
定された場合を基に説明する)、カメラの電源がONし
(ステップ100)、CPU100内の焦点検出と視線
検出に使われる変数をリセットする(ステップ10
1)。また、被写体がある所定の輝度に満たない事を示
すフラグLow−flagをクリアする(ステップ10
2)。
【0075】そして、レリーズ釦が触られるまで待機す
る(ステップ103)。そして、レリーズ釦が触わら
れ、スイッチSW0がONすると、次に、ファインダ視
野内の焦点検出領域(マーク)200〜204を、まず
全て消灯させる(ステップ104)。これは、測光動作
を実行する時に、ファインダ視野内の焦点検出領域が点
灯していると、その光に測光センサ10が反応してしま
い、正しく被写体の輝度を測定できなくなる可能性があ
るからである。
【0076】次いで、CPU100は測光動作を実行す
る(ステップ105)。そして、測光動作の結果、被写
体が所定量の輝度に達していないと判別すると(ステッ
プ106)、被写体が低輝度である事を示すフラグLo
w−flagを“1”にする(ステップ107)。そし
て、極めて暗い状態であるため、ファインダ内の焦点検
出領域の位置を撮影者に知らせる為に、全ての焦点検出
領域200〜204を点灯させる(ステップ108)。
この時、スーパーインポーズ用LED21に流す電流値
は極微小な電流値でも良い。何故なら、ファインダ内は
暗い為、極微小な電流値でスーパーインポーズ用LDE
21を駆動すれば、撮影者は充分に焦点検出領域の位置
を確認できるからである。これは省電力にもつながる。
【0077】また、上記の測光動作の結果、被写体が所
定量の輝度に達していると判別すると(ステップ10
6)、被写体が低輝度である事を示すフラグLow−f
lagを“0”にする(ステップ125)。そして、極
めて暗い状態ではないため、撮影者は焦点検出領域の位
置を判断できるので、ファインダ内の全ての焦点検出領
域200〜204は消灯させておく(ステップ12
6)。
【0078】次に、被写体が所定量の輝度に達していな
いと、焦点検出領域200〜204を点灯させるが、実
際の制御は、測光動作前に一度全て消灯させてから測光
動作を行い、その後低輝度であると点灯させるため、表
示のON,OFFを短い周期で繰り返す事になり、焦点
検出領域200〜204がちらついて見えてしまうこと
があるので、ある一定時間は点灯状態を確保させるため
に、ここで一定時間待機する(ステップ109)。
【0079】次いで、レリーズ釦を触わるとONするス
イッチSW0がONのままであれば(ステップ11
0)、レリーズ釦が押し込まれてスイッチSW1がON
しているかどうかを調べ(ステップ111)、ONして
いれば視線検出に先立ち、焦点検出領域200〜204
を全て消灯させる(ステップ112)。そして、CPU
100は視線検出動作を実行する(ステップ113)。
【0080】また、レリーズ釦が離されて、スイッチS
W0がOFFされていると(ステップ110)、焦点検
出領域200〜204を全て消灯させ(ステップ12
7)、スイッチSW0がONされるまで待機する(ステ
ップ103)。
【0081】また、レリーズ釦を触ってはいるが、半押
し状態ではない時(ステップ111)も同様に、ステッ
プ103へ戻る。
【0082】視線検出実行の後、LED駆動回路106
を介して照明用LED(F−LED)25を点灯させ、
又、LCD駆動回路105を介してファインダ内LCD
24の視線入力マーク78を点灯させる(ステップ11
4)。したがって、ファインダ画面外207で撮影者は
カメラが視線検出を行っている状態であることを確認す
ることができる。
【0083】次いで、視線検出回路101において検出
された視線によって選択された焦点検出領域を、撮影者
に知らせるべくLED駆動回路106に信号を送信して
スーパーインポーズ用LED21を用いて選択焦点検出
領域を点滅表示させる(ステップ115)。
【0084】撮影者が視線によって選択された焦点検出
領域の表示を見て、その焦点検出領域が正しくないと認
識してレリーズ釦から手を離しスイッチSW1をOFF
すると(ステップ116)、ステップ103へ戻る。
【0085】このように、視線情報によって焦点検出領
域が選択されたことをファインダ視野内の焦点検出領域
を点滅表示させて撮影者に知らせるようになっているの
で、撮影者は意志通りに選択されたかどうかを確認する
ことができる。
【0086】また、撮影者が視線によって選択された焦
点検出領域の表示を見て、引き続きスイッチSW1をO
Nし続けたならば(ステップ116)、自動焦点検出回
路103を介して選択された1つ以上の焦点検出領域の
焦点検出を実行する(ステップ117)。そして、選択
された焦点検出領域が焦点検出不能であるかを判定し
(ステップ118)、不能であればCPU100はLC
D駆動回路105に信号を送ってファインダ内LCD2
4の合焦マーク79を点滅させ、焦点検出がNG(不
能)であることを撮影者に警告し(ステップ128)、
スイッチSW1がOFFされるまでこの動作を続ける
(ステップ129)。
【0087】又、焦点検出が可能であり、所定のアルゴ
リズムで選択された焦点検出領域の焦点調節状態が合焦
でなければ(ステップ119)、CPU100はレンズ
焦点調節回路110に信号を送って所定量撮影レンズ1
を駆動させる(ステップ130)。レンズ駆動後、自動
焦点検出回路103により再度焦点検出を行い(ステッ
プ117)、撮影レンズ1が合焦しているか否かの判定
を行う(ステップ117)。
【0088】所望とされる焦点検出領域において撮影レ
ンズ1が合焦していたならば(ステップ119)、CP
U100はLCD駆動回路105に信号を送ってファイ
ンダ内LCD24の合焦マーク79を点灯させるととも
に、LED駆動回路106にも信号を送って合焦してい
る焦点検出領域に合焦表示させる(ステップ120)。
【0089】この時、前記視線によって選択された焦点
検出領域の点滅表示は消灯するが、合焦表示される焦点
検出領域と前記視線によって選択された焦点検出領域と
は一致する場合が多いので、合焦したことを撮影者に認
識させるために合焦焦点検出領域は点灯状態に設定され
る。
【0090】合焦した焦点検出領域がファインダ内に表
示されたのを撮影者が見て、その焦点検出領域が正しく
ないと認識してレリーズ釦から手を離しスイッチSW1
がOFFすると(ステップ121)、ステップ103へ
戻る。
【0091】また、撮影者が合焦表示された焦点検出領
域を見て、引き続きスイッチSW1をONし続けたなら
ば(ステップ121)、CPU100は測光回路102
に信号を送信して測光を行わせる(ステップ122)。
この時、合焦した焦点検出領域を含む測光領域210〜
213に重み付けを行った露出値が演算される。
【0092】更に、レリーズ釦が押し込まれてスイッチ
SW2がONされているかどうかの判定を行い(ステッ
プ123)、スイッチSW2がOFF状態であれば再び
スイッチSW1の状態の確認を行う(ステップ12
1)。この結果、スイッチSW2がONされたならばC
PU100はシャッタ制御回路108,モータ制御回路
109,絞り駆動回路111にそれぞれ信号を送信す
る。
【0093】つまり、まず、モータM2に通電し、主ミ
ラー2をアップさせ、絞り31を絞り込んだ後、マグネ
ットMG1に通電してシャッタ4の先幕を解放する。絞
り31の絞り値及びシャッタ4のシャッタ速度は、前記
測光回路102にて検知された露出値とフィルム5の感
度から決定される。所定のシャッタ速度(例えば1/2
50秒)経過後にマグネットMG2に通電し、シャッタ
4の後幕を閉じる。フィルム5への露光が終了すると、
次にモータM2に再度通電し、フィルムの駒送りを行
い、一連のレリーズシーケンスの動作が終了する(ステ
ップ124)。その後、ステップ103へ戻る。
【0094】以上の各実施例によれば、不図示のモード
ダイヤルを回転させ、カメラを不作動状態から所定の撮
影モードに設定すると、レリーズ釦の半押し、或は、触
られるまでの間に、カメラは自動的の測光動作を行い、
被写体が暗いと判別すると、ファインダ視野内の全ての
焦点検出領域(を示すマーク)を極薄暗く点灯させるよ
うにしている為、例えば夜間撮影等のように極めて暗い
状況での撮影時あっても、撮影者は視線入力するべく焦
点検出領域の位置を知ることができ、視線入力による焦
点検出領域の選択が容易なものとなる。
【0095】なお、上記の各実施例では、本発明を一眼
レフカメラに適用した例を示したが、これに限定される
ものではなく、SVカメラ等にも同様に適用可能であ
る。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測光手段の出力に基づいて、ファインダ視野内における
複数の情報検出領域の位置を表示する表示手段を設け、
測光手段の出力から被写体の輝度を判断して、複数の例
えば焦点検出領域の位置の表示を行うようにしている。
【0097】よって、夜間等のように極めて暗い状態で
の撮影時であっても、選択可能な情報検出領域がファイ
ンダ内のどこにあるかを撮影者に知らせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を一眼レフカメラに適用した場合におけ
る第1の実施例における要部構成図である。
【図2】図1のカメラのファインダ内を示す図である。
【図3】図1のカメラの電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】この種のカメラにおける視線検出の原理につい
て説明する為の図である。
【図5】図4等のイメージセンサ上に投影される眼球像
及びその像信号出力の一例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例における概略動作を示す
フローチャートである。
【図7】図6の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明を一眼レフカメラに適用した場合の第2
の実施例における概略動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】図8の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
6 焦点検出装置 6f,14 イメージセンサ 10 測光センサ 21 スーパーインポーズ用LED 24 ファインダ内LCD 25 照明用LED 100 CPU 101 視線検出回路 102 測光回路 103 自動焦点検出装置 106 LED駆動回路 107 IRED駆動回路 200〜204 焦点検出領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダ視野内を覗く撮影者の注視方
    向を検出する視線検出手段と、撮影画面内の複数の情報
    検出領域のうちの少なくとも選択される領域における物
    体情報状態を検出する情報検出手段と、被写体の輝度を
    測定する測光手段とを備えた視線検出機能付カメラにお
    いて、前記測光手段の出力に基づいて、ファインダ視野
    内における前記複数の情報検出領域の位置を表示する表
    示手段を設けたことを特徴とする視線検出機能付カメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、視線検出手段が動作を
    開始する前に作動する手段であることを特徴とする請求
    項1記載の視線検出機能付カメラ。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、測光手段の出力より、
    被写体輝度が所定の輝度以下であることを検知した場合
    に作動する手段であることを特徴とする請求項1又は2
    記載の視線検出機能付カメラ。
JP34204893A 1993-12-14 1993-12-14 視線検出機能付カメラ Pending JPH07168086A (ja)

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