JPH0719211U - 圧縮装置を備えた不燃物回収車 - Google Patents

圧縮装置を備えた不燃物回収車

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JPH0719211U
JPH0719211U JP5475193U JP5475193U JPH0719211U JP H0719211 U JPH0719211 U JP H0719211U JP 5475193 U JP5475193 U JP 5475193U JP 5475193 U JP5475193 U JP 5475193U JP H0719211 U JPH0719211 U JP H0719211U
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茂徳 長岡
勇吉 左右田
勝彦 秋田
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空びん、空缶等の回収不燃物の全体的破砕に
より減容化を充分に行い、効率の良い回収、輸送を可能
とする「圧縮装置を備えた不燃物回収車」を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 後方傾斜可能な荷台を有するトラックのシャ
シー上部に圧縮装置を備えた不燃物回収車であって、シ
ャシー12上の支持台17には回収カート14を懸架さ
せる懸架部材15を介して昇降自在にさせる昇降部材1
6を設けるとともに、上記懸架部材15は支持台17の
上端にて回収カート14を傾動させる傾動手段15aを
備え、前記支持台17の上部には回収不燃物を圧縮又は
圧縮により破砕する圧縮装置23を設け、圧縮装置23
の下方にはトラックの荷台13を指向したシュート26
を具備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空びん、空缶等の不燃物の回収に適する圧縮装置を備えた不燃物回 収車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空びん、空缶等の不燃物の回収を行うようにした不燃物回収車としては 、バケットに回収した不燃物を破砕棒の上下移動によりバケット内で破砕させ、 バケットを荷箱ゲートにて傾動させることにより破砕不燃物を荷箱内に収容させ るようにしたものが知られている(実開昭63−71107号公報)。
【0003】 この形式の不燃物回収車では、バケット内にて丸棒状の破砕棒の上下移動によ りバケット内に収容した不燃物充填層に対してバケット底面との間においてのみ 破砕する局部的破砕を行うようにされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の構成は、バケット内に収容した不燃物の局部的破砕を行 うことができる点で有効であるが、凡ての回収不燃物について全体的破砕を行い 、規制した破砕動作のもとで規則的に確実に、しかも連続した破砕をすることが できず、さらに不燃物の減容を充分に行うことができないことがあり好ましくな い。
【0005】 本考案は上述の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、回収不 燃物の全体的圧縮又は圧縮による破砕により減容化を充分に行うようにし、しか も圧縮動作を自動的に行うことができる圧縮装置を備えた不燃物回収車を提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案によれば、後方傾斜可能な荷台を有するトラックのシャシー上部に圧縮 装置を備えた不燃物回収車であって、シャシー上の支持台には回収カートを懸架 させる懸架部材を介して昇降自在にさせる昇降部材を設けるとともに、上記懸架 線部材は支持台の上端にて回収カートを傾動される傾動手段を備え、前記支持台 の上部には回収不燃物を圧縮する圧縮装置を設け、圧縮装置の下方にはトラック の荷台を指向したシュートを具備している。
【0007】
【作用】
以上の構成により、回収不燃物を収容した回収カートを昇降部材により昇降さ せ、支持台の上端にて回収カートを傾動させ圧縮装置に供給して回収不燃物を全 体的に圧縮又は圧縮による破砕を行い、引続き圧縮装置から排出されてシュート を介して後方傾斜可能な荷台に移行され、上記回収不燃物の供給、圧縮又は圧縮 による破砕、排出等の処理動作は自動的に行われ、しかも規制した圧縮又は圧縮 による破砕処理動作のものとで規則的に確実に、しかも連続して凡ての回収不燃 物について全体的に圧縮又は圧縮による破砕ができるので回収不燃物の減容を充 分に達成でき、再生工程のための良質な減容化された不燃物を得ることができる 。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に参照して説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す圧縮装置を備えた不燃物回収車の全体構成図 、図2は、図1のII−IIにおける要部断面図、図3は、図2の III−III におけ る要部断面図である。
【0009】 図1〜3において、10は不燃物回収車を示し、トラックのシャシー12には 、荷台13を設けており、荷台13後端部とシャシー12を連結するブラケット 13aの軸を支点として荷台13を押上げ、鎖線にて示すように荷台13を後方 傾斜させることが可能である。
【0010】 トラックの運転台と荷台13の中間位置にてシャシー12上には支持台17が 設けられ、例えば4本の支柱などを組合せてシャシー12上に固定されている。
【0011】 トラックの側面方向において支持台17の側面には昇降部材16が設けられて おり、空びん、空かん等の回収不燃物を収容した自在扉を有する箱状の回収カー ト14は、回収カート14を懸架させる懸架部材15を介して昇降部材16の取 付部材16aに取付けられる。
【0012】 昇降部材16は図示しない油圧シリンダ等を備え、上記回収カート14を取付 けた取付部材16aを昇降自在となし、回収カート14をほぼ地上面から支持台 17の上端まで上昇もしくは下降させることができる。
【0013】 前記懸架部材15は、一面は取付部材16aに取付けられるとともに他面は、 回収カート14の背面を懸架させるようにしている。 懸架部材15は、図示を省略したリンク、油圧シリンダ機構などからなる傾動 手段15aを備えており、上記傾動手段15aを動作させて懸架部材15の両面 を折畳みもしくは展開状態を行わせるようにしている。
【0014】 図2において回収カート14が支持台17の下方から上端aまで上昇するさい には懸架部材15は折畳み状態とされ、支持台17の上端aにおいては展開状態 とされ、引続き下降するさいには、折畳み状態に復帰される。
【0015】 回収カート14が実線にて示したものは、支持台17の下方にあって懸架部材 15が折畳み状態にあり鎖線14′にて示すように上端aまで上昇し、引続き、 懸架部材15の展開状態のもとで鎖線14″にて示すように所要の傾動角のもと で傾動される。上記傾動に伴って回収カート14内の回収不燃物が自在扉を自力 にて開放して排出せられる。
【0016】 支持台17の上部には回収不燃物を圧縮するための圧縮装置23が設けられ、 圧縮装置23の上部にはホッパ18を備え、回収カート14内の回収不燃物を受 入れるとともに、供給口22から圧縮装置23へ供給する。
【0017】 圧縮装置23は押出し圧縮式のものであって、筒状の圧縮室23aの一端には 押し材21を有し他端は固定壁を有している。押し材21は案内部材19内に設 けられた油圧シリンダ20のピストン棒20aに取付けられている。
【0018】 圧縮室23aにおいては、供給口23の反対側に排出口24が設けられ、排出 口24の開口部には排出ダンパ25が設けられ、図示しない開閉手段により片側 支点25aの回りに開閉自在とされ、さらに圧縮装置23の排出口24の下方に はトラックの荷台13を指向して傾斜しているシュート26が支持台17に取付 けられて圧縮又は圧縮により破砕処理された不燃物が荷台13内に移送される。
【0019】 荷台13のシュート26付近において処理された不燃物が堆積されるが、この さいテールゲート13bを閉じたまま荷台13を後方傾斜させて後方に移動させ 、上記後方傾斜の繰返へしにより、荷台13全域にわたり処理された不燃物を多 量に積込むことができる。そして、上記積込まれて処理済の不燃物は再生処理場 に輸送され、テールゲート13bを開けて荷台13を後方傾斜させることにより 再生処理工程へ供給される。
【0020】 上述したように圧縮装置23は押出し圧縮式構造であるので、所要の装置高さ を低くすることができるので、シャシー上の高さも低くできて、支持台17等の 構造を簡易化でき、圧縮又は圧縮による破砕で大きく減容化できる荷台13にお ける処理済の不燃物の積載量も増大させることができる。
【0021】 このようにして、回収不燃物を収容した回収カート14を懸架部材15に懸架 されると回収カート14は昇降部材16により、支持材17の下方から上端aま で上昇移動され、上端aにおいて傾動手段15aの動作により、懸架部材15を 展開状態のもとで回収カート14は反転され、回収不燃物をホッパ18に受入れ て、圧縮装置23へ供給される。
【0022】 排出を終了した回収カート14は、上記動作との反対動作により懸架部材15 を折畳み状態に復帰させ、自在扉を閉鎖状態にして支持台17の下方まで下降移 動する。引続き、回収カート14の上昇、反転、下降の動作サイクルが自動的に 繰返される。これら自動操作手段についての説明は省略する。
【0023】 本実施例の圧縮装置23により不燃物である空びんを圧縮破砕する場合、とく に細粉となるまで破砕するものでなく、例えば空びんを2m程度の高さから自重 落下したさい破砕物の粒度程度までに破砕するものである。
【0024】 そして、圧縮装置23の圧縮工程においては、排出ダンパ25は閉状態にされ て破砕室23a内に供給され充填された回収不燃物を圧縮又は圧縮により破砕し た後、戻り工程においては排出ダンパ25を閉状態にされて破砕不燃物はシュー ト26を移動して荷台13内に移送される。 このように得られた処理済の不燃物は回収不燃物に比して著しく減容、例えば 減容率0.5程度にすることができて、荷台13における積載量も増大できて、 効率の良い輸送を可能とする。
【0025】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、空びん、空缶等の不燃物の 回収に当り、回収不燃物の圧縮又は圧縮による破砕処理により、充分な減容が達 成できて、不燃物回収車における効率の良い回収、輸送を可能とすることができ 、しかも、再生処理場での再生工程のための良質な処理済み不燃物を得ることが できる等、格別な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す圧縮装置を備えた不燃
物回収車の全体構成図である。
【図2】図1のII−IIにおける要部断面図である。
【図3】図2の III−III における要部断面図である。
【符号の説明】
10 不燃物回収車 12 シャシー 13 荷台 14 回収カート 15 懸架部材 15a 傾動手段 16 昇降部材 23 圧縮装置 26 シュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 左右田 勇吉 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重工 業株式会社八千代工場内 (72)考案者 秋田 勝彦 東京都荒川区西日暮里5丁目34番2号 株 式会社三裕内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方傾斜可能な荷台を有するトラックの
    シャシー上部に圧縮装置を備えた不燃物回収車であっ
    て、シャシー上の支持台には回収カートを懸架させる懸
    架部材を介して昇降自在にさせる昇降部材を設けるとと
    もに、上記懸架部材は支持台の上端にて回収カートを傾
    動させる傾動手段を備え、前記支持台の上部には回収不
    燃物を圧縮する圧縮装置を設け、圧縮装置の下方にはト
    ラックの荷台を指向したシュートを具備してなることを
    特徴とする圧縮装置を備えた不燃物回収車。
JP1993054751U 1993-09-14 1993-09-14 圧縮装置を備えた不燃物回収車 Expired - Fee Related JP2598169Y2 (ja)

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