JPH07191271A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH07191271A
JPH07191271A JP5332997A JP33299793A JPH07191271A JP H07191271 A JPH07191271 A JP H07191271A JP 5332997 A JP5332997 A JP 5332997A JP 33299793 A JP33299793 A JP 33299793A JP H07191271 A JPH07191271 A JP H07191271A
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敦 久保田
Nobuhiko Nakahara
信彦 中原
Noriyuki Kato
宣之 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気的にfθ誤差の補正を行うものにおいて、
縦線のモアレ発生を防止し、しかも各ライン間のドット
のずれを極力小さくする。 【構成】レーザ光を偏向走査するものにおいて、fθ誤
差補正を行なうための画素クロックを発生するために各
ドット毎に異なる分周比で基準クロックを分周するよう
にし、この補正のための分周比データをROMに予め記
憶させる場合に、分周比データを1走査のドット数25
98より1ドット多い2599ドット分、0〜2598
の番地を付して記憶し、奇数ラインを走査するときには
0〜2597番地の分周比を読出し、偶数ラインを走査
するときには1〜2598番地の分周比を読出してドッ
ト毎の画素クロックを発生させ、その場合に最初の0番
地と1番地に記憶する分周比を使用する最小の分周比
「12」と最大の分周比「16」の中間である「14」
に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、レー
ザファクシミリ、デジタル複写機等に使用するレーザ光
を使用した光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真式プリンタの露光光学系
はLEDや液晶シャッタなどの固体デバイスを使用した
ものとレーザ光を走査する方式を使用したものとに大別
され、最近では後者のものが主流となっている。そして
レーザ光を走査する方式を使用するものでは、主走査・
副走査像面湾曲、走査線湾曲、fθ補正、面倒れ等の各
光学収差の補正を準光学的に行うことが一般的で、複数
枚のfθレンズと面倒れ補正シリンダー状レンズを組合
わせる構造が知られている。また光学系を簡単にするた
め、fθレンズの1面をトーリック面にして面倒れ補正
までfθレンズで行うものも知られている。
【0003】しかしfθレンズは大きく、またコストも
高く、このためfθレンズを使用せずに楕円筒ポリゴン
ミラーと両面非球面補正レンズの組合わせで光学収差補
正を行うものも知られている。
【0004】また、光学収差のうち、fθ誤差について
は電気的補正により行い、その他の収差を光学的に補正
するものも知られている。fθ誤差を電気的に補正する
ものとしては、例えば特開平2−131212号公報の
ものある。
【0005】これは図11に示すように、半導体レーザ
1からの発散レーザ光をコリメータレンズ2で収束又は
平行光束に修正し、その修正したレーザ光をシリンドリ
カルレンズ3を介してポリゴンミラー4に照射して偏向
走査し、その偏向光をトロイダルレンズ5を介して折り
返しミラー6,7で反射させて感光体ドラム8上に集光
させ、主走査ライン9上を走査させる走査装置を開示し
ている。
【0006】そしてこの公報のものでは、このような走
査装置を使用した場合に、主走査ライン9において、中
心部から端部にわたって走査速度に差が生じるため、す
なわち中央部に比べて端部の走査速度が大きくなるた
め、等時的なタイミングで露光したのではドットピッチ
にばらつきが生じる、すなわちfθ誤差が生じるため、
それを電気的に補正する技術を開示している。
【0007】具体的には、主走査ライン9の全領域を中
央で二分し、それぞれの半分の領域をa〜gの7ブロッ
クに分割し、図12に示すように各ブロックa〜gにお
いて印字クロックの10倍の基準クロックの10パルス
分で1ドットを構成する部分と9パルス分で1ドットを
構成する部分との比率を変化させて、端部になるに従っ
てドット印字タイミングを早め、それにより巨視的に中
央部から端部にわたって印字間隔が均一になるようにし
電気的にfθ誤差の補正を行うようにしている。
【0008】しかしこのように10パルス分で1ドット
を構成する部分と9パルス分で1ドットを構成する部分
との比率を変化させるものでは、1ドットの1/10の
パルス幅の誤差が生じることになるが、このように単に
比率を変化させるのみでは各ドットライン間で9パルス
と10パルスが一定周期で並ぶため、各ドットライン間
に各ブロック毎に異なる縦線のモアレが発生するという
問題が生じる。
【0009】そこで本出願人は、このような縦線のモア
レ発生を防止する技術を開発し、先に出願した。(特願
平4−319017号)この先願のものは、図13に示
す光走査装置を開示している。この光走査装置は、偏平
なアーキシャルギャップタイプのスキャナモータ11上
に配置したプリズムミラー12で半導体レーザ光を偏向
走査する構成になっている。
【0010】すなわち、レーザダイオード13からの半
導体レーザ光をコリメータレンズ14で収束した後、折
返しミラー15によりスキャナモータ11の回転軸近傍
に平行に入射している。この入射レーザ光はスキャナモ
ータ11により回転するプリズムミラー12の反射面、
すなわちモータの回転軸に対して45度傾斜した反射面
に反射して偏向走査される。この偏向走査されたレーザ
光はメニスカスレンズ16により反射面から距離L離れ
た位置にある感光ドラム17上に結像するようになって
いる。感光ドラム17上での情報の記録範囲は、レーザ
光が中心から左右に角度θ走査する範囲となっている。
【0011】このような光学系は、小形化、低価格化を
目指したために像面湾曲補正のみ光学的に行ない、fθ
誤差の補正は考慮していないため、感光ドラム17上で
のレーザ光の走査速度は中央部に比べ周辺部に行くに従
って速くなる。
【0012】そこで、例えば中央から110mm離れた位
置で最大画角となるようにクロックを決めると、図14
に示すように走査位置65mm付近の走査速度が平均、す
なわち基準走査速度となり、これを基にドット印字のた
めの画素クロックを決めると、中央部では正規ドット位
置より中央部に縮まり、周辺部では徐々に正規位置に近
付き、110mmの位置で正規の位置と重なる。
【0013】そこで、fθ誤差をデジタル的に補正する
ため、図15に示すように、中央から片側に110mmの
領域をb1 ,b2 ,b3 ,b4 ,b5 の領域に分割し、
一番中央部よりのb1 ブロックを40mm、次のb2 ブロ
ックを18mm、次のb3 ブロックを16mm、次のb4 ブ
ロックを18mm、中央部から一番離れたb5 ブロックを
18mmとし、主走査方向(レーザ光が走査する方向)の
解像度を300dpi、1走査幅を220mmとすると、
1走査では2598ドットとなるので、b1 ブロックは
473ドット、b2 ブロックは212ドット、b3 ブロ
ックは189ドット、b4 ブロックは213ドット、b
5 ブロックは212ドットとなる。
【0014】そして画素クロックの16倍の基準クロッ
クを使用し、b1 ブロックを基準クロック16個で1ド
ットを構成するものを1/18の割合、基準クロック1
5個で1ドットを構成するものを17/18の割合と
し、b2 ブロックを基準クロック15個で1ドットを構
成するものを1/2の割合、基準クロック14個で1ド
ットを構成するものを1/2の割合とし、b3 ブロック
を基準クロック14個で1ドットを構成するもののみと
する。また、b4 ブロックを基準クロック14個で1ド
ットを構成するものを1/3の割合、基準クロック13
個で1ドットを構成するものを2/3の割合とし、b5
ブロックを基準クロック13個で1ドットを構成するも
のを1/3の割合、基準クロック12個で1ドットを構
成するものを2/3の割合とする。すなわち、各画素ク
ロックに対する基準クロックの分周比を決める。
【0015】このような分周比に設定することによって
fθ誤差の補正を行なっている。
【0016】しかし、単にこのように分周比を設定した
のでは、副走査方向に縦線のモアレが発生する。
【0017】そこで先願では、図16の(a) に示すよう
に1走査が2598ドットに対して1番地から2599
番地という1走査分よりも1ドット多い2599ドット
分のfθ誤差補正のための分周比データを記憶装置に格
納し、アドレスカウンタで記憶装置のアドレス指定を行
なって記憶装置から1走査分の分周比データを走査毎に
範囲パターンを変えて読出すようにしている。すなわ
ち、印字範囲に対して図16の(a) に示すように1番地
から2598番地までの分周比データと図16の(b) に
示すように2番地から2599番地までの分周比データ
を各走査毎に交互に読出している。
【0018】このようにすることにより、各走査ライン
間でドットの並びが一致することがなくなるので縦線の
モアレ発生を防止できる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような方法
でfθ誤差の補正を行なうと、走査中心において奇数ラ
インと偶数ラインとで大きな位置ずれが発生する。例え
ば図16に示すように2番地から走査中心の1299番
地までの分周比に使用する基準クロック数をxとする
と、1ライン目は1番地から2598番地までの分周比
データを使用するので、1番地から走査中心の1299
番地までの分周比に使用する基準クロック数は12+x
となる。また、2ライン目は2番地から2599番地ま
での分周比データを使用するので、2番地から走査中心
の1300番地までの分周比に使用する基準クロック数
はx+16となる。
【0020】すなわち、1ライン目と2ライン目とで走
査中心が4クロック分ずれることになる。これは1画素
の幅を84.7μmとすると、(4/16)×84.7
μmで略21μmずれることになる。
【0021】このずれは同一の範囲パターンを繰返し使
用するときのライン間隔が大きくなればなるほど大きく
なり、縦線がギザギザになる。
【0022】そこで本発明は、電気的にfθ誤差の補正
を行うものにおいて、縦線のモアレ発生を防止でき、し
かも各ライン間でドットのずれを極力小さくでき、プリ
ンタに適用した場合に印字品質を高めることができる光
走査装置を提供する。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
記録情報に基づいてオン、オフ制御させるレーザ光を偏
向走査し、結像面にレーザ光を集光してドット単位で情
報を記録する光走査装置において、基準クロックを発生
する基準クロック発生手段と、この基準クロック発生手
段からの基準クロックを分周し、各ドットに対応した画
素クロックを発生する画素クロック発生手段とを設け、
画素クロック発生手段は、レーザ光の1走査中における
走査速度の変化により発生するfθ誤差を補正するため
の、各画素クロックを発生させる基準クロックの分周比
データを1走査分以上記憶した記憶手段と、この記憶手
段からn(n≧2)走査毎に1走査分の分周比データを
同じ範囲で読出すと共にn走査間では前記記憶手段から
1走査分の分周比データを異なる範囲パータンで読出す
アドレス指定を行なうアドレス指定手段を備え、憶手段
に記憶した分周比データの最初のn個又はn−1個を、
情報記録時に使用する分周比データの最大値と最小値の
間の値に設定したものである。
【0024】請求項2対応の発明は、画素クロック発生
手段は、レーザ光の1走査中における走査速度の変化に
より発生するfθ誤差を補正するための、各画素クロッ
クを発生させる基準クロックの分周比データを1走査分
記憶した記憶手段と、この記憶手段から分周比データを
各ドット毎に読出すためのアドレス指定を行なうアドレ
ス指定手段を備え、アドレス指定手段は、記憶手段に記
憶した分周比データを複数区間に区切り、その各区間内
において各走査毎に分周比データの読出し順序を、区間
内における分周比の合計が変化しないように変えるアド
レス指定を行なうものである。
【0025】請求項3対応の発明は、画素クロック発生
手段は、レーザ光の1走査中における走査速度の変化に
より発生するfθ誤差を補正するための、各画素クロッ
クを発生させる基準クロックの分周比データを1走査分
以上記憶したデータの書替えが可能な記憶手段と、この
記憶手段から各走査毎に1走査分の分周比データを異な
る範囲パータンで読出すアドレス指定を行なうアドレス
指定手段と、記憶手段に記憶した分周比データを書替え
るデータ書替え手段を備え、アドレス指定手段は、記憶
手段から1走査分の分周比データを読出す時、分周比デ
ータを複数区間に区切り、その各区間内において各走査
毎に分周比データの読出し順序を変えるアドレス指定を
行ない、データ書替え手段は、記憶手段から1走査分の
分周比データを読出す時、各区間内において分周比の合
計が各走査毎に一致するように分周比データの一部を書
替えるものである。
【0026】
【作用】請求項1対応の発明においては、1走査毎に記
憶手段から異なる範囲パータンの分周比データを読出す
と共にn走査毎に同じ範囲パータンの分周比データを使
用する。このとき記憶手段に記憶している分周比データ
の最初のn個又はn−1個が情報記録時に使用する分周
比データの最大値と最小値の間の値になっているので、
各走査ライン間でのドットの位置ずれは小さくなる。
【0027】請求項2対応の発明においては、記憶手段
に記憶した分周比データを複数区間に区切り、その各区
間内において各走査毎に分周比データの読出し順序を、
区間内における分周比の合計が変化しないように変える
ので、各走査ライン間で各区間のドットの位置ずれは生
じない。従って、ドットの位置ずれは各区間内においい
てのみ生じ、ドットの位置ずれは小さくなる。
【0028】請求項3対応の発明においては、記憶手段
から1走査分の分周比データを読出す時、分周比データ
を複数区間に区切り、その各区間内において各走査毎に
分周比データの読出し順序を変えるアドレス指定を行な
うとともに、各区間内において分周比の合計が各走査毎
に一致するように分周比データの一部を書替えるので、
各走査ライン間で各区間のドットの位置ずれは生じな
い。従って、ドットの位置ずれは各区間内においいての
み生じ、ドットの位置ずれは小さくなる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0030】図1に示すようにホストコンピュータ(図
示せず)からのパラレルな画像データをインターフェー
ス21を介して画像メモリ22に蓄えるようになってい
る。前記画像メモリ22は1頁分の画像データを蓄える
と、印字のために画像データをパラレル/シリアル変換
器23に出力する。
【0031】前記パラレル/シリアル変換器23は、入
力する画像データをシリアルデータに変換すると共に、
画素クロック発生回路24から発生する画素クロックを
取込み、その画素クロックに同期してシリアルな画像デ
ータを各画素毎に光走査装置25に出力するようになっ
ている。
【0032】前記光走査装置25は図13と同様の構成
になっている。この光走査装置25では画像データに基
づいてレーザダイオードがオン、オフ動作し、プリズム
ミラーで偏向走査されたレーザ光がメニスカスレンズを
介して感光ドラム上を走査し、一様に帯電した感光ドラ
ム面を露光して画像データを静電潜像として記録するよ
うになっている。
【0033】感光ドラム上に形成した静電潜像は、電子
写真プロセスに基づいてトナーによる現像、用紙への転
写の過程を経て用紙に記録され、最後に用紙が加圧・加
熱定着されて印字が終了するようになっている。
【0034】前記画素クロック発生回路24は、図2に
示すように、例えば1ビットのラインカウンタ240、
12ビットのアドレスカウンタ242、発生する画素ク
ロックの16倍の周波数の基準クロックを発生する基準
クロック発生器243、この基準クロック発生器243
からの基準クロックを分周するプログラマブルカウンタ
244、1走査線分以上、例えば1走査線分のドット
(画素)数よりも1ドット分多い各ドット毎の分周比デ
ータをfθ誤差を補正するための補正データとして記憶
した補正データROM(リード・オンリー・メモリ)2
45で構成している。
【0035】前記画素クロック発生回路24は、走査線
の開始を示す同期信号を取込むと、アドレスカウンタ2
42がラインカウンタ240に格納しているデータをプ
リセット値として取込む。そしてラインカウンタ240
は1カウントアップする。
【0036】前記補正データROM245は、アドレス
カウンタ242によりアドレス指定されて1ドット(画
素)目の分周比データX1 をプログラマブルカウンタ2
44に出力する。
【0037】前記プログラマブルカウンタ244は、分
周比データX1 を取込み、基準クロック発生器243か
らの基準クロックをカウントする。そしてX1 個の基準
クロックをカウントすると、画素クロックを発生する。
【0038】前記プログラマブルカウンタ244からの
画素クロックは、前記パラレル/シリアル変換器23に
出力されると共に、前記アドレスカウンタ242にも送
られる。
【0039】前記アドレスカウンタ242は、画素クロ
ックを取込むと、1つカウントアップし、補正データR
OM245に対して次のアドレス指定を行なう。これに
より前記補正データROM245からは2ドット(画
素)目の分周比データX2 が出力されプログラマブルカ
ウンタ244に供給されるようになる。
【0040】前記プログラマブルカウンタ244は、分
周比データX2 を取込み、基準クロック発生器243か
らの基準クロックをカウントする。そしてX2 個の基準
クロックをカウントすると、画素クロックを発生する。
【0041】以上の処理を1走査の終了まで繰り返し行
ない、1走査が終了すると次の走査に対する処理に移行
するようになっている。
【0042】前記ラインカウンタ240は、例えば走査
の1ライン目が「0」、2ライン目が「1」、3ライン
目が「0」、4ライン目が「1」というように奇数ライ
ンでは「0」となり、偶数ラインでは「1」となるよう
にカウントを行なう。
【0043】前記補正データROM245に記憶してい
る分周比データの一例について述べると、図3の(a) に
示すように0番地〜2598番地に2599個の分周比
データを記憶している。
【0044】1走査における分周比データは、前述した
ように、印字範囲の半分を中央から端に向かってb1 〜
b5 の5ブロックに分け、b1 ブロックを473ドッ
ト、b2 ブロックを212ドット、b3 ブロックを18
9ドット、b4 ブロックを213ドット、b5 ブロック
を212ドットとし、b1 ブロックを基準クロック16
個で1ドットを構成するものを1/18の割合、基準ク
ロック15個で1ドットを構成するものを17/18の
割合とし、b2 ブロックを基準クロック15個で1ドッ
トを構成するものを1/2の割合、基準クロック14個
で1ドットを構成するものを1/2の割合とし、b3 ブ
ロックを基準クロック14個で1ドットを構成するもの
のみとし、b4 ブロックを基準クロック14個で1ドッ
トを構成するものを1/3の割合、基準クロック13個
で1ドットを構成するものを2/3の割合とし、b5 ブ
ロックを基準クロック13個で1ドットを構成するもの
を1/3の割合、基準クロック12個で1ドットを構成
するものを2/3の割合としている。
【0045】そして最初の2個を分周比の最小値である
「12」と最大値である「16」の中間である「14」
に設定している。
【0046】このような構成の実施例においては、アド
レスの1番地から1298番地までの基準クロック数を
xとすると、奇数ラインで使用する分周比データの半分
である0番地から1298番地までの基準クロック数は
図3の(b) に示すように、14+x個となる。また、偶
数ラインで使用する分周比データの半分である1番地か
ら1299番地までの基準クロック数は図3の(c) に示
すように、x+16個となる。
【0047】すなわち、奇数ラインと偶数ラインでは中
央部付近で基準クロック2個分のずれが生じる。これは
1画素の幅を84.7μmとすると、(2/16)×8
4.7μmで略10.5μmずれることになる。すなわ
ち、最大10.5μm程度のずれとなる。
【0048】これは前述した先願の場合のずれに比べて
半分と小さくできる。従って多少のギザギザがあっても
ほとんど問題にはならない。
【0049】勿論、この実施例では奇数ラインと偶数ラ
インとで分周比の並びを変えているので、各ラインのド
ットの並びが揃うことはなく、縦線のモアレ発生を防止
できる。
【0050】従って、全体として印字品質を高めること
ができる。
【0051】また、先頭位置では、奇数ラインでは分周
比が「14」、また偶数ラインでも分周比が「14」と
なるので、先頭位置でのドットのずれはない。
【0052】また、2画素目の場合は、奇数ラインでは
最初の2画素はアドレス0,1でその分周比の合計が1
4+14となるのに対し、偶数ラインでは最初の2画素
はアドレス1,2でその分周比の合計が14+12とな
り、基準クロックの2個分のずれが生じる。
【0053】しかし、このずれも10.5μm程度で小
さく、ずれはほとんど問題にはならない。
【0054】以上は印字幅が2598ドット、すなわち
220mmの場合について述べたが、印字幅が左右にb1
〜b3 ブロックまでの1748ドット、すなわち148
mmの場合について述べる。
【0055】この場合は、実際の印字に使用する分周比
は最小値が「14」、最大値が「16」となるので、補
正データROM245に記憶する分周比データの最初の
2個を図4の(a) に示すように最小値と最大値の中間で
ある「15」に設定する。
【0056】アドレスの1番地から1298番地までの
基準クロック数をxとすると、奇数ラインにおける0番
地から1298番地までの基準クロック数は図4の(b)
に示すように、15+x個となる。また、偶数ラインに
おける1番地から1299番地までの基準クロック数は
図4の(c) に示すように、x+16個となる。
【0057】すなわち、奇数ラインと偶数ラインでは中
央部付近で基準クロック1個分のずれが生じる。これは
(1/16)×84.7μmで略5.3μmずれること
になる。
【0058】このずれは前記の場合のさらに半分とな
り、ほとんど問題にならなくなる。
【0059】また、先頭位置について述べると、先頭位
置は奇数ラインでは425番地となり、偶数ラインでは
426番地となる。従って、先頭位置は、0番地から4
24番地までの基準クロック数をx′とすると、奇数ラ
インでは15+x′となり、また偶数ラインではx′+
14となる。
【0060】すなわち、書き出し位置でのずれは,(1
/14)×84.7μmで略6.1μmずれることにな
る。このずれも小さくほとんど問題にならなくなる。
【0061】なお、この実施例では分周比の範囲として
最小クロック数が「12」で最大クロック数が「16」
の場合について述べたが、この分周比は適宜設定するこ
とができ、例えば最小クロック数を「11」、最大クロ
ック数を「16」に設定することもできる。そしてこの
ように分周比を設定したときには1ライン2598ドッ
トを印字するときには最初の2個の分周比を「13」に
設定すればよい。
【0062】また、前記実施例では最初の2個の分周比
を最大値と最小値の中間の値に設定したが必ずしもこれ
に限定するものではなく、最初の1個のみの分周比を最
大値と最小値の中間の値に設定してもよい。
【0063】なお、前記実施例では同じ範囲の分周比デ
ータを2走査毎に繰返して使用する場合について述べた
が必ずしもこれに限定するものではなく、3走査毎ある
いはそれ以上の走査毎に同じ範囲の分周比データを繰返
して使用するようにしてもよい。この場合、補正データ
ROM245に記憶する分周比データは1走査のドット
数よりも2ドット以上多くする必要がある。そして、例
えば同じ範囲の分周比データを繰返し使用する周期を3
走査毎にした場合に、最初の3個又は2個を、使用する
分周比の最大値と最小値の中間の値に設定すればよい。
【0064】一般に、同じ範囲の分周比データを繰返し
使用する周期をn走査毎にした場合に、最初のn個又は
n−1個を、使用する分周比の最大値と最小値の中間の
値に設定すればよい。
【0065】次に本発明の他の実施例を図面を参照して
説明する。なお、前記実施例と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0066】図5に示すものは、画素クロック発生回路
24を構成するアドレスカウンタとして、2ビットの副
アドレスカウンタ246と12ビットの主アドレスカウ
ンタ247を使用し、また2ビットのラインカウンタ2
41を使用し、さらに補正データROM248は図6の
(a) に示すように0番地から1走査分の各ドット毎の分
周比データを記憶している。
【0067】画素クロック発生回路24は、走査線の開
始を示す同期信号を取込むと、副アドレスカウンタ24
6がラインカウンタ241に格納しているデータをプリ
セット値として取込む。このとき主アドレスカウンタ2
47はリセットされ、また、ラインカウンタ241は1
カウントアップする。
【0068】次に前記副アドレスカウンタ246の2ビ
ットと主アドレスカウンタ247の上位10ビットの1
2ビットで前記補正データROM248のアドレスを指
定する。すなわち、主アドレスカウンタ247の下位2
ビットは使用せず、代わりに副アドレスカウンタ246
の2ビットを使用する。
【0069】この実施例では、ラインカウンタ241の
値が例えば「0」であるとすると、同期信号により副ア
ドレスカウンタ246はこの値を読込む。主アドレスカ
ウンタ247はこのときリセットされるので、補正デー
タROM248のアドレスは「0」となる。
【0070】そして最初は0番地が指定され補正データ
ROM248からは分周比データ「12」が呼出されて
プログラマブルカウンタ244に供給される。これによ
りプログラマブルカウンタ244は基準クロックを12
個カウントするタイミングで画素クロックを発生する。
そしてこの画素クロックで副アドレスカウンタ246及
び主アドレスカウンタ247はカウントアップする。
【0071】このとき主アドレスカウンタ247の値は
「1」なので、この時点では主アドレスカウンタ247
の出力端子Q2 〜Q11からの出力は0のままであり、副
アドレスカウンタ246の値は「1」なので、アドレス
は「1」となる。
【0072】こうして今度は補正データROM248の
1番地が指定され、補正データROM248からは分周
比データ「12」が呼出されてプログラマブルカウンタ
244に供給される。これによりプログラマブルカウン
タ244は基準クロックを12個カウントするタイミン
グで画素クロックを発生する。そしてこの画素クロック
で副アドレスカウンタ246及び主アドレスカウンタ2
47はカウントアップする。
【0073】以降、画素クロックが発生する毎に補正デ
ータROM248を指定するアドレスが1つずつ増加す
る。そして4回目の画素クロックで副アドレスカウンタ
246の値は0に戻る。このとき副アドレスカウンタ2
46は主アドレスカウンタ247に対して何の影響も与
えないが、主アドレスカウンタ247の値が「4」にな
って出力端子Q2 〜Q11から始めてアドレス値「4」を
出力するので、主アドレスカウンタ247は、あたかも
副アドレスカウンタ246から桁上がり(キャリー)信
号が入ったかのように動作しつつROMアドレスのカウ
ントを続ける。そして最初の1ライン目の走査が終了す
ると2ライン目の走査が開始されるが、今度はラインカ
ウンタ241の値が「1」になっているので、同期信号
が入力すると副アドレスカウンタ246はその値「1」
を読込む。
【0074】こうして2ライン目のアドレス指定は1番
地から始まることになる。そして2ライン目も1ライン
目と同様にプログラマブルカウンタ244から画素クロ
ックが発生する毎に副アドレスカウンタ246及び主ア
ドレスカウンタ247はカウントアップする。そして今
度は3回目の画素クロックで副アドレスカウンタ246
の値は0に戻る。
【0075】このとき主アドレスカウンタ247の値は
「3」なので、補正データROM248を指定するアド
レスは「0」に変化する。すなわち、この時点では主ア
ドレスカウンタ247の出力端子Q2 〜Q11からの出力
は0のままであり、副アドレスカウンタ246の値も0
であるので、アドレスは「0」となる。
【0076】そして4回目の画素クロックが入力する
と、副アドレスカウンタ246の値は「1」に、また主
アドレスカウンタ247の値は「4」となる。従って、
補正データROM248を指定するアドレスは「5」と
なる。
【0077】こうして2ライン目においては補正データ
ROM248を指定するアドレスは図6の(b) に示すよ
うに「1,2,3,0,5,6,7,4,9,10,1
1,8,…」のように変化する。
【0078】こうして2ライン目においては、4画素を
1区間として、各区間内において1ライン目で最初に指
定されたアドレスが4番地となり、2番地〜4番地に指
定されたアドレスが1つずつ繰り上る。
【0079】そして2ライン目の走査が終了すると3ラ
イン目の走査が開始されるが、今度はラインカウンタ2
41の値が「2」になっているので、同期信号が入力す
ると副アドレスカウンタ246はその値「2」を読込
む。
【0080】こうして3ライン目のアドレス指定は2番
地から始まることになる。そして3ライン目も前のライ
ンと同様にプログラマブルカウンタ244から画素クロ
ックが発生する毎に副アドレスカウンタ246及び主ア
ドレスカウンタ247はカウントアップする。そして今
度は2回目の画素クロックで副アドレスカウンタ246
の値は0に戻る。
【0081】このとき主アドレスカウンタ247の値は
「2」なので、補正データROM248を指定するアド
レスは「0」に変化する。すなわち、この時点では主ア
ドレスカウンタ247の出力端子Q2 〜Q11からの出力
は0のままであり、副アドレスカウンタ246の値も0
であるので、アドレスは「0」となる。
【0082】続いて3回目の画素クロックが入力する
と、副アドレスカウンタ246の値は「1」に、また主
アドレスカウンタ247の値は「3」となる。この時点
でも主アドレスカウンタ247の出力端子Q2 〜Q11か
らの出力は0のままとなる。従って補正データROM2
48を指定するアドレスは「1」となる。
【0083】続いて4回目の画素クロックが入力する
と、副アドレスカウンタ246の値は「2」に、また主
アドレスカウンタ247の値は「4」となる。
【0084】従って、今度は補正データROM248を
指定するアドレスは「6」となる。こうして3ライン目
においては補正データROM248を指定するアドレス
は図6の(c) に示すように「2,3,0,1,6,7,
4,5,10,11,8,9,…」のように変化する。
【0085】こうして3ライン目においては、4画素を
1区間として、各区間内において1ライン目で最初に指
定されたアドレスが3番地となり、2ライン目で最初に
指定されたアドレスが4番地となり、その他のアドレス
が1つずつ繰り上る。
【0086】そして3ライン目の走査が終了すると4ラ
イン目の走査が開始されるが、今度はラインカウンタ2
41の値が「3」になっているので、同期信号が入力す
ると副アドレスカウンタ246はその値「3」を読込
む。
【0087】こうして4ライン目のアドレス指定は3番
地から始まることになる。そして4ライン目も前のライ
ンと同様にプログラマブルカウンタ244から画素クロ
ックが発生する毎に副アドレスカウンタ246及び主ア
ドレスカウンタ247はカウントアップする。そして今
度は1回目の画素クロックで副アドレスカウンタ246
の値は0に戻る。
【0088】このとき主アドレスカウンタ247の値は
「1」なので、補正データROM248を指定するアド
レスは「0」に変化する。すなわち、この時点では主ア
ドレスカウンタ247の出力端子Q2 〜Q11からの出力
は0のままであり、副アドレスカウンタ246の値も0
であるので、アドレスは「0」となる。
【0089】続いて2回目の画素クロックが入力する
と、副アドレスカウンタ246の値は「1」に、また主
アドレスカウンタ247の値は「2」となる。この時点
でも主アドレスカウンタ247の出力端子Q2 〜Q11か
らの出力は0のままとなる。従って補正データROM2
48を指定するアドレスは「1」となる。
【0090】続いて3回目の画素クロックが入力する
と、副アドレスカウンタ246の値は「2」に、また主
アドレスカウンタ247の値は「3」となる。この時点
でも主アドレスカウンタ247の出力端子Q2 〜Q11か
らの出力は0のままとなる。従って補正データROM2
48を指定するアドレスは「2」となる。
【0091】続いて4回目の画素クロックが入力する
と、副アドレスカウンタ246の値は「3」に、また主
アドレスカウンタ247の値は「4」となる。
【0092】従って、今度は補正データROM248を
指定するアドレスは「7」となる。こうして4ライン目
においては補正データROM248を指定するアドレス
は図6の(d) に示すように「3,0,1,2,7,4,
5,6,11,8,9,10,…」のように変化する。
【0093】こうして4ライン目においては、4画素を
1区間として、各区間内において1ライン目で最初に指
定されたアドレスが2番地となり、2ライン目で最初に
指定されたアドレスが3番地となり、3ライン目で最初
に指定されたアドレスが4番地となり、1番地に指定さ
れるアドレスは「3」となる。
【0094】そして4ライン目の走査が終了すると5ラ
イン目の走査が開始されるが、このときラインカウンタ
241の値が「0」に戻るので、1ライン目と同様のア
ドレス指定が行なわれることになる。
【0095】このように4ライン毎の周期で補正データ
ROM248のアドレス指定パターンが変化するので、
縦線のモアレ発生を防止できる。
【0096】また、4ライン毎の周期で各4画素区間内
でアドレスの順序が変化しているので、各区間の基準ク
ロックの総数は各ライン間では変化しない。
【0097】従って、区間内ではドットのずれが生じて
も最大1クロック程度であり、各ライン間でドットずれ
が生じることはほとんどない。
【0098】従ってこの実施例も前記実施例と同様の効
果が得られる。
【0099】図7に示すものは、画素クロック発生回路
24を構成するアドレスカウンタとして、12ビットの
アドレスカウンタ249を使用し、このアドレスカウン
タ249の出力Q0 〜Q11により補正データROM25
0のアドレスA0 〜A11を指定し、ラインカウンタ24
1の出力により前記補正データROM250のアドレス
A12,A13を指定するようになっている。
【0100】前記補正データROM250は、図8の
(a) 〜(d) に示すように、分周比配列を各4画素区間内
で異ならせた4つのパターンのそれぞれ1走査分の分周
比データを記憶している。この各分周比データは4つの
バンクにそれぞれ別れて記憶され、各バンクの開始アド
レスは0000H,1000H,2000H,3000
Hとなっている。そこで前記ラインカウンタ241をバ
ンク切替え用のカウンタとして使用する。
【0101】この実施例では走査線の開始を示す同期信
号を入力すると、アドレスカウンタ249はリセットす
る。また、ラインカウンタ241は1だけカウントアッ
プする。
【0102】ラインカウンタ241により補正データR
OM250内のあるバンクが指定される。そしてアドレ
スカウンタ249の値「0」により指定されたバンクの
0番地目が指定され、1画素目の分周比データがプログ
ラマブルカウンタ244に供給される。例えばラインカ
ウンタ241の値が「0」であれば、図8の(a) に示す
分周データを記憶したバンクが指定され1画素目の分周
比データ「12」が読み出されてプログラマブルカウン
タ244に供給される。
【0103】プログラムカウンタ244は、分周比デー
タ「12」を取込むと基準クロック発生器243からの
基準クロックをカウントし、基準クロックを12個カウ
ントすると、1画素目の画素クロックを発生する。
【0104】この画素クロックによりアドレスカウンタ
249は1つカウントアップする。これにより今度は2
画素目の分周比データ「12」が読み出されてプログラ
マブルカウンタ244に供給される。
【0105】以降同様に動作が行なわれ、3画素目以降
は図8の(a) に示すように「13,12,13,13,
14,13,14,14,15,14,…」という分周
データが各画素毎に順次読み出されてプログラマブルカ
ウンタ244に供給される。そして最初の1ライン目の
走査が終了すると2ライン目の走査が行なわれるが、同
期信号によりラインカウンタ241のカウント値が1つ
カウントアップして「1」となるので、今度は図8の
(b) に示す分周データを記憶したバンクが指定される。
【0106】しかして、2ライン目では画素クロックに
よりアドレスカウンタ249が1つずつカウントアップ
し、「12,13,12,12,13,14,13,1
3,14,15,14,14,…」という分周比データ
が各画素毎に順次読み出されてプログラマブルカウンタ
244に供給される。
【0107】そして2ライン目の走査が終了すると3ラ
イン目の走査が行なわれるが、同期信号によりラインカ
ウンタ241のカウント値が1つカウントアップして
「2」となるので、今度は図8の(c) に示す分周比デー
タを記憶したバンクが指定される。
【0108】しかして、3ライン目では画素クロックに
よりアドレスカウンタ249が1つずつカウントアップ
し、「13,12,12,12,14,13,13,1
3,15,14,14,14,…」という分周比データ
が各画素毎に順次読み出されてプログラマブルカウンタ
244に供給される。
【0109】そして3ライン目の走査が終了すると4ラ
イン目の走査が行なわれるが、同期信号によりラインカ
ウンタ241のカウント値が1つカウントアップして
「3」となるので、今度は図8の(d) に示す分周比デー
タを記憶したバンクが指定される。
【0110】しかして、4ライン目では画素クロックに
よりアドレスカウンタ249が1つずつカウントアップ
し、「12,12,12,13,13,13,13,1
4,14,14,14,15,…」という分周比データ
が各画素毎に順次読み出されてプログラマブルカウンタ
244に供給される。
【0111】そして4ライン目の走査が終了すると5ラ
イン目の走査が行なわれるが、同期信号によりラインカ
ウンタ241のカウント値は最初の「0」に戻る。これ
により再び図8の(a) に示す分周比データを記憶したバ
ンクが指定される。
【0112】従って、この実施例においても4ライン毎
の周期で補正データROM250から読み出される分周
比データのパターンが変化するので、縦線のモアレ発生
を防止できる。
【0113】また、補正データROM250の各バンク
に記憶した1走査分の分周比データは、4画素を1区画
として、その各区間内での基準クロックの総数は各ライ
ン間では変化しない。すなわち、図8の(a) に示す分周
比データの最初の4画素の基準クロックの総数は(12
+12+13+12)=49となり、図8の(b) に示す
分周比データの最初の4画素の基準クロックの総数は
(12+13+12+12)=49となり、図8の(c)
に示す分周比データの最初の4画素の基準クロックの総
数は(13+12+12+12)=49となり、図8の
(d) に示す分周比データの最初の4画素の基準クロック
の総数は(12+12+12+13)=49となり、い
ずれも一致する。
【0114】従って、区間内ではドットのずれが生じて
も最大1クロック程度であり、各ライン間でドットずれ
が生じることはほとんどない。
【0115】従って、この実施例も前記実施例と同様の
効果が得られる。
【0116】図9に示すものは、画素クロック発生回路
24に補正データROMに代えてデータの書替えが可能
な補正データRAM(ランダム・アクセス・メモリ)2
51を使用し、かつこの補正データRAM251のデー
タ書替えを行なうCPU(中央処理装置)252を設け
ている。
【0117】また、アドレスカウンタ249から前記補
正データRAM251へのアドレスバスライン253と
前記CPU252から前記補正データRAM251への
アドレスバスライン254を切替える第1のバス切替器
255及び前記補正データRAM251からプログラマ
ブルカウンタ244へのデータバスライン256と前記
CPU252から前記補正データRAM251へのデー
タバスライン257を切替える第2のバス切替器258
を設けている。そして前記各バス切替器255,258
の切替えを前記CPU252が行なうようになってい
る。
【0118】また、ラインカウンタとして2ビットでは
あるが、カウント値が0,1,2とカウントアップした
後、1,0とカウントダウンするラインカウンタ259
を使用している。
【0119】この実施例では、印字開始前にCPU25
2は、各バス切替器255,258をCPU252が補
正データRAM251をアクセスできるように切替え
る。
【0120】この状態でCPU252は1走査分よりも
2ドット分だけ多い分周比データをアドレス指定を行な
って補正データRAM251に転送する。
【0121】その後CPU252は、アドレスカウンタ
249が補正データRAM251のアドレス指定を行な
い、補正データRAM251から読み出される分周比デ
ータがプログラマブルカウンタ244に供給できるよう
に各バス切替器255,258を切替え、CPU252
を補正データRAM251から切り離す。
【0122】この状態で印字が開始されると、走査線の
開始を示す同期信号の入力により、アドレスカウンタ2
49は下位2ビットにラインカウンタ259の値をロー
ドする。それ以外のビットはリセットする。ラインカウ
ンタ259はカウント値を出力すると1だけカウントア
ップする。
【0123】補正データRAM251からは1画素目の
分周比としてアドレスで示された番地の内容X1 が分周
比データとしてプログラマブルカウンタ244に出力さ
れる。
【0124】プログラマブルカウンタ244はこの値を
読み込んで基準クロック発生器243からの基準クロッ
クをカウントする。そしてX1 個の基準クロックをカウ
ントすると、画素クロックを発生する。
【0125】この画素クロックはパラレル/シリアル変
換器23及びアドレスカウンタ249に供給される。
【0126】アドレスカウンタ249は画素クロックに
より1つカウントアップする。これにより次のアドレス
が指定され、補正データRAM251からは2画素目の
分周比としてアドレスで示された番地の内容X2 が分周
比データとしてプログラマブルカウンタ244に出力さ
れる。
【0127】プログラマブルカウンタ244はこの値を
読み込んで基準クロック発生器243からの基準クロッ
クをカウントする。そしてX2 個の基準クロックをカウ
ントすると、画素クロックを発生する。
【0128】以降同様の処理が繰り返され、1ライン目
の各ドット毎の分周比データがプログラマブルカウンタ
244に出力され、画素クロックの発生が繰り返し行な
われることになる。
【0129】そして1走査が終了するとブランク信号が
CPU252に入力し、これによりCPU252は1走
査が終了したことを知り、次の走査が開始されるまでの
間に各バス切替器255,258を切替えて補正データ
RAM251に記憶している分周比データの書替えを行
なう。
【0130】例えば印字開始前に、CPU252により
補正データRAM251に対して図10の(a) に示す分
周比データを書き込んだとすると、最初ラインカウンタ
241の値が「0」であれば、1ライン目の分周比は0
番地から順に読み出される。すなわち、「12,12,
13,12,13,13,14,13,14,14,1
5,14,…」の順に読み出されてプログラマブルカウ
ンタ244に出力される。
【0131】1ライン目が終了すると、CPU252は
各バス切替器255,258を切替えて4番地の分周比
データ「13」、8番地の分周比データ「14」、…を
それぞれ0番地の分周比データ「12」、4番地の分周
比データ「13」、…に書替える。
【0132】そして2ライン目の走査が開始されると、
ラインカウンタ259の値が「1」になっているので、
1画素目は1番地からスタートすることになる。
【0133】従って、2ライン目に補正データRAM2
51から読み出される分周比データは、図10の(b) に
示すように、「12,13,12,12,13,14,
13,13,14,15,14,14,…」の順にな
る。
【0134】2ライン目が終了すると、CPU252は
各バス切替器255,258を切替えて5番地の分周比
データ「13」、9番地の分周比データ「14」、…を
それぞれ1番地の分周比データ「12」、5番地の分周
比データ「13」、…に書替える。
【0135】そして3ライン目の走査が開始されると、
ラインカウンタ259の値が「2」になっているので、
1画素目は2番地からスタートすることになる。
【0136】従って、3ライン目に補正データRAM2
51から読み出される分周比データは、図10の(c) に
示すように、「13,12,12,12,14,13,
13,13,15,14,14,14,…」の順にな
る。
【0137】3ライン目が終了すると、CPU252は
各バス切替器255,258を切替えて1番地の分周比
データ「12」、5番地の分周比データ「12」、…を
それぞれ5番地の分周比データ「12」、9番地の分周
比データ「13」、…に書替える。
【0138】そして4ライン目の走査が開始されると、
ラインカウンタ259の値が「1」になっているので、
1画素目は1番地からスタートすることになる。
【0139】従って、4ライン目に補正データRAM2
51から読み出される分周比データは、図10の(d) に
示すように、「12,13,12,12,13,14,
13,13,14,15,14,14,…」の順にな
る。
【0140】4ライン目が終了すると、CPU252は
各バス切替器255,258を切替えて0番地の分周比
データ「12」、4番地の分周比データ「12」、…を
それぞれ4番地の分周比データ「12」、8番地の分周
比データ「13」、…に書替える。
【0141】そして5ライン目の走査が開始されると、
ラインカウンタ259の値が「0」になっているので、
1画素目は0番地からスタートすることになる。
【0142】従って、5ライン目に補正データRAM2
51から読み出される分周比データは、図10の(e) に
示すように、「12,12,13,12,13,13,
14,13,14,14,15,14,…」の順にな
る。
【0143】従って、この実施例においても上下のライ
ン間では分周比データのパターンが変化するので、縦線
のモアレ発生を防止できる。
【0144】また、印字するときの分周比データは、4
画素を1区画として、その各区間内での基準クロックの
総数は各ライン間では変化しないようにCPU252が
各区間内の分周比データを書替えているので、区間内で
はドットのずれが生じても最大1クロック程度であり、
各ライン間でドットずれが生じることはほとんどない。
なお、前記各実施例では基準クロックの総数を変えな
い区間を4画素区間としたが必ずしもこれに限定するも
のでないのは勿論である。
【0145】
【発明の効果】以上、本発明によれば、電気的にfθ誤
差の補正を行うものにおいて、縦線のモアレ発生を防止
でき、しかも各ライン間のドットのずれを極力小さくで
き、印刷に適用した場合に印刷品質を高めることができ
る光走査装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例の画素クロック発生回路の構成を示す
ブロック図。
【図3】同実施例の補正データROMに記憶した分周比
データ及びライン間のアドレス変化と分周比との関係を
示す図。
【図4】同実施例の補正データROMに記憶した分周比
データ及びライン間のアドレス変化と分周比との関係を
示す図。
【図5】本発明の他の実施例における画素クロック発生
回路の構成を示すブロック図。
【図6】同実施例の補正データROMに記憶した分周比
データ及びライン間のアドレス変化と分周比との関係を
示す図。
【図7】本発明の他の実施例における画素クロック発生
回路の構成を示すブロック図。
【図8】同実施例の補正データROMに記憶した分周比
データを示す図。
【図9】本発明の他の実施例における画素クロック発生
回路の構成を示すブロック図。
【図10】同実施例の補正データRAMに記憶する分周
比データとその書替えを説明するための図。
【図11】従来例を示す斜視図。
【図12】同従来例における走査位置に対するレーザ制
御信号の周期を示す図。
【図13】光走査装置の構成を示す図。
【図14】光走査のときの走査スピードの変化と最大位
置誤差との関係を示す図。
【図15】走査位置と分割ブロック及び最大位置誤差の
関係を示す図。
【図16】先願の分周比変更処理を説明するための図。
【符号の説明】
24…画素クロック発生回路 25…光走査装置 241…ラインカウンタ 242…アドレスカウンタ 243…基準クロック発生器 244…プログラマブルカウンタ 245…補正データROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/113

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報に基づいてオン、オフ制御させ
    るレーザ光を偏向走査し、結像面にレーザ光を集光して
    ドット単位で情報を記録する光走査装置において、基準
    クロックを発生する基準クロック発生手段と、この基準
    クロック発生手段からの基準クロックを分周し、各ドッ
    トに対応した画素クロックを発生する画素クロック発生
    手段とを設け、 前記画素クロック発生手段は、レーザ光の1走査中にお
    ける走査速度の変化により発生するfθ誤差を補正する
    ための、各画素クロックを発生させる基準クロックの分
    周比データを1走査分以上記憶した記憶手段と、この記
    憶手段からn(n≧2)走査毎に1走査分の分周比デー
    タを同じ範囲で読出すと共にn走査間では前記記憶手段
    から1走査分の分周比データを異なる範囲パータンで読
    出すアドレス指定を行なうアドレス指定手段を備え、前
    記記憶手段に記憶した分周比データの最初のn個又はn
    −1個を、情報記録時に使用する分周比データの最大値
    と最小値の間の値に設定したことを特徴とする光走査装
    置。
  2. 【請求項2】 記録情報に基づいてオン、オフ制御させ
    るレーザ光を偏向走査し、結像面にレーザ光を集光して
    ドット単位で情報を記録する光走査装置において、基準
    クロックを発生する基準クロック発生手段と、この基準
    クロック発生手段からの基準クロックを分周し、各ドッ
    トに対応した画素クロックを発生する画素クロック発生
    手段とを設け、 前記画素クロック発生手段は、レーザ光の1走査中にお
    ける走査速度の変化により発生するfθ誤差を補正する
    ための、各画素クロックを発生させる基準クロックの分
    周比データを1走査分記憶した記憶手段と、この記憶手
    段から分周比データを各ドット毎に読出すためのアドレ
    ス指定を行なうアドレス指定手段を備え、前記アドレス
    指定手段は、前記記憶手段に記憶した分周比データを複
    数区間に区切り、その各区間内において各走査毎に分周
    比データの読出し順序を、区間内における分周比の合計
    が変化しないように変えるアドレス指定を行なうことを
    特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】 記録情報に基づいてオン、オフ制御させ
    るレーザ光を偏向走査し、結像面にレーザ光を集光して
    ドット単位で情報を記録する光走査装置において、基準
    クロックを発生する基準クロック発生手段と、この基準
    クロック発生手段からの基準クロックを分周し、各ドッ
    トに対応した画素クロックを発生する画素クロック発生
    手段とを設け、 前記画素クロック発生手段は、レーザ光の1走査中にお
    ける走査速度の変化により発生するfθ誤差を補正する
    ための、各画素クロックを発生させる基準クロックの分
    周比データを1走査分以上記憶したデータの書替えが可
    能な記憶手段と、この記憶手段から各走査毎に1走査分
    の分周比データを異なる範囲パータンで読出すアドレス
    指定を行なうアドレス指定手段と、前記記憶手段に記憶
    した分周比データを書替えるデータ書替え手段を備え、
    前記アドレス指定手段は、前記記憶手段から1走査分の
    分周比データを読出す時、分周比データを複数区間に区
    切り、その各区間内において各走査毎に分周比データの
    読出し順序を変えるアドレス指定を行ない、前記データ
    書替え手段は、前記記憶手段から1走査分の分周比デー
    タを読出す時、各区間内において分周比の合計が各走査
    毎に一致するように分周比データの一部を書替えること
    を特徴とする光走査装置。
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