JP2883786B2 - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2883786B2
JP2883786B2 JP16438993A JP16438993A JP2883786B2 JP 2883786 B2 JP2883786 B2 JP 2883786B2 JP 16438993 A JP16438993 A JP 16438993A JP 16438993 A JP16438993 A JP 16438993A JP 2883786 B2 JP2883786 B2 JP 2883786B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、レー
ザファクス、デジタル複写機等に使用する光走査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばレーザプリンタに使用する光走査
装置はレーザ光を偏向走査して感光面に照射するように
なっているが、このような光走査装置では主走査・副走
査像面湾曲、走査線湾曲、fθ補正、面倒れ等の各光学
収差の補正を純光学的に行うことが一般的で、複数枚の
fθレンズと面倒れ補正シリンダー状レンズを組合わせ
る構造が知られている。また光学系を簡単にするため、
fθレンズを使用せずに楕円筒ポリゴンミラーと両面非
球面補正レンズの組合わせで光学収差補正を行うものも
知られている。
【0003】また光学収差のうち、fθ誤差(レーザ光
を一定角速度で走査した場合に走査面上でのレーザ光の
走査速度が走査位置によって変化するため、画素の間隔
が一定にならないという誤差)については電気的補正に
より行い、その他の収差を光学的に補正するものも知ら
れている。
【0004】例えば特開平2−131212号公報のも
のは、図11に示すように、半導体レーザ1からの発散
レーザ光をコリメータレンズ2で収束又は平行光束に修
正し、その修正したレーザ光をシリンドリカルレンズ3
を介してポリゴンミラー4に照射して偏向走査し、その
偏向光をトロイダルレンズ5を介して折り返しミラー
6,7で反射させて感光体ドラム8上に結像させ、主走
査ライン9上を走査させる場合に、主走査ライン9にお
いて、中心部から端部にわたって走査速度に差が生じる
ため、すなわち中央部に比べて端部の走査速度が大きく
なるため、等時的なタイミングで露光したのではドット
ピッチにばらつきが生じる。
【0005】そこで主走査ライン9の全領域を中央で二
分し、それぞれの半分の領域を図12に示すようにa〜
gの7ブロックに分割し、各ブロックa〜gにおいて印
字クロックの10倍の基準クロックの10パルス分で1
ドットを構成する部分と9パルス分で1ドットを構成す
る部分との比率を変化させて、端部になるに従ってドッ
ト印字タイミングを早め、それにより巨視的に中央部か
ら端部にわたって印字間隔が均一になるようにし電気的
にfθ誤差の補正を行うようにしている。
【0006】そしてこのようなドット印字タイミングを
決めるfθ誤差補正用パルス幅データをROMに記憶
し、1走査毎にROMからfθ誤差補正用パルス幅デー
タを読出してレーザ光をオン、オフ制御するようになっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの公報のもの
は、解像度に対する対策が何等講じられていないので、
複数の解像度を選択して使用できる装置には適用できな
かった。
【0008】そこで本発明は、電気的にfθ誤差の補正
を行うものにおいて、選択する解像度に応じて使用する
fθ誤差補正用パルス幅データの切換えができ、汎用性
を向上できる光走査装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録情報に基
づいてオン、オフするレーザ光を偏向走査し、感光面に
レーザ光を結像してドット単位で情報を記録する光走査
装置において、レーザ光の1走査中における走査速度の
変化により発生するfθ誤差を補正するために、1走査
における各ドットに対応する駆動パルス幅を決めるfθ
誤差補正用パルス幅データを各種解像度に対応して複数
パータン記憶した記憶手段と、解像度選択に応じて1走
査毎に記憶手段から選択した解像度に対応するfθ誤差
補正用パルス幅データを読出してレーザ光をオン、オフ
制御する制御手段を設けたものである。
【0010】
【作用】本発明においては、解像度選択に応じて1走査
毎に記憶手段から選択した解像度に対応するfθ誤差補
正用パルス幅データを読出してレーザ光をオン、オフ制
御する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1及び図2に示すように、半導体レーザ
発振器11からのレーザ光を収束レンズ12で発散気味
の光束に変換させた後スリット13で円形のビームに成
形し、そのビームを反射ミラー14に反射させ直角に光
路を変更させた後、スキャナモータ15のロータ15a
の回転軸15b上に配置されている直角プリズム16の
2つの45°反射面に照射させている。すなわち前記直
角プリズム16は、互いに直交する2つの面を反射面と
している。そしてこの2つの反射面に挟まれた長方形の
面の中心をスキャナモータ15の回転軸15bに合わせ
て配置し、反射ミラー14からの反射光をスキャナモー
タ15の回転軸15bから数mm程度離れた位置にその回
転軸15bに平行に入射している。
【0013】前記スキャナモータ15はロータ15aに
マグネット15cを一体に取付けている。前記回転軸1
5bはステータ部材15dにボールベアリング15eを
介して回転自在に取付けている。前記ステータ部材15
dにはスペーサ15fを介して回路基板15gを固定
し、この回路基板15gの前記マグネット15cと対向
した部位の裏面側にはコイル15hを取付けている。
【0014】前記反射ミラー14からの反射光は前記ス
キャナモータ15で回転駆動する直角プリズム16の反
射面で反射してスキャナモータ15の回転軸15bに垂
直な平面方向に偏向走査する偏向光に変換した後、入射
面よりも出射面の曲率半径が小さく、外側に向かって凸
のメニスカスレンズ17に入射し、図3に示すように偏
向点、すなわち直角プリズム16の反射点から距離L隔
てた位置にある感光体ドラムの感光面40に結像するよ
うになっている。この偏向光の中心からの最大振れ角は
θとなっている。
【0015】前記半導体レーザ発振器11、収束レンズ
12及びスリット13は光出射ユニット18として一体
化している。前記メニスカスレンズ17はケース19内
に組み込まれている。そして前記光出射ユニット18を
例えば合成樹脂等からなる装置全体を包囲するハウジン
グ20の上部後方に嵌め込み、前記反射ミラー14を前
記ハウジング20の上部前方の傾斜部に埋設し、前記ケ
ース19を前記ハウジング20の前部開口部に嵌め込ん
でいる。
【0016】前記スキャナモータ15のステータ部材1
5dの周縁部に前記ハウジング20のフランジ部をネジ
止めしている。
【0017】前記直角プリズム16の反射面からの偏向
光は、感光体ドラムの感光面40に結像するが、その感
光面での走査スピードは図4に示すように中央部から端
部へ行くに従って速くなる。
【0018】そこで中央から110mm離れた位置で最大
画角となるようにクロックを決めると、走査位置65mm
付近での速度が平均(基準)走査速度なり、これを基準
に印字クロックを決めると中央部では正規ドット位置よ
り中央部に縮まり、端部では徐々に正規位置に近付き1
10mmの位置で正規位置と重なるようになる。すなわち
走査位置と最大位置誤差の関係は図4のグラフ(イ)に
示すようになる。
【0019】そこでこのようなfθ誤差をデジタル的に
補正するため、中央から端部までの走査距離110mmを
図5に示すようにb1 〜b5 の5ブロックの領域に分割
する。そしてb1 ブロックを40mm、b2 ブロックを1
8mm、b3 ブロックを16mm、b4 ブロックを18mm、
b5 ブロックを18mmに設定する。
【0020】例えば1走査幅を220mmとすると、解像
度が300dpi では2598ドット、400dpi では3
464ドットとなる。そして300dpi では、b1 ブロ
ックは473ドット、b2 ブロックは212ドット、b
3 ブロックは189ドット、b4 ブロックは213ドッ
ト、b5 ブロックは212ドットとなる。また、400
dpi では、b1 ブロックは630ドット、b2 ブロック
は283ドット、b3ブロックは252ドット、b4 ブ
ロックは284ドット、b5 ブロックは283ドットと
なる。
【0021】そこで基準クロックとして印字クロックの
16倍のクロックを使用するとすると、300dpi で
は、b1 ブロックは基準クロック16個で1ドットを構
成するものを1/18の割合とし、基準クロック15個
で1ドットを構成するものを17/18の割合とする。
またb2 ブロックは基準クロック15個で1ドットを構
成するものを1/2の割合とし、基準クロック14個で
1ドットを構成するものを1/2の割合とする。またb
3 ブロックは基準クロック14個で1ドットを構成す
る。またb4 ブロックは基準クロック14個で1ドット
を構成するものを1/3の割合とし、基準クロック13
個で1ドットを構成するものを2/3の割合とする。さ
らにb5 ブロックは基準クロック13個で1ドットを構
成するものを1/3の割合とし、基準クロック12個で
1ドットを構成するものを2/3の割合とする。
【0022】また400dpi では、b1 ブロックは基準
クロック12個で1ドットを構成するものを4/19の
割合とし、基準クロック11個で1ドットを構成するも
のを15/19の割合とする。またb2 ブロックは基準
クロック11個で1ドットを構成するものを17/20
の割合とし、基準クロック10個で1ドットを構成する
ものを3/20の割合とする。またb3 ブロックは基準
クロック11個で1ドットを構成するものと、基準クロ
ック10個で1ドットを構成するものを1/2ずつの割
合とする。またb4 ブロックは基準クロック10個で1
ドットを構成するものを39/40の割合とし、基準ク
ロック9個で1ドットを構成するものを1/40の割合
とする。さらにb5 ブロックは基準クロック10個で1
ドットを構成するものを2/9の割合とし、基準クロッ
ク9個で1ドットを構成するものを7/9の割合とす
る。
【0023】以上のような規則に従って印字パルス幅を
規定することにより解像度300dpi 及び400dpi の
場合のfθ誤差をデジタル的に補正することが可能とな
る。
【0024】図7は回路構成を示すブロック図で、31
は書出し位置検出信号によりカウントを開始するライン
カウンタである。このラインカウンタ31のカウント出
力をアドレスカウンタ32に入力している。
【0025】33はメモリで、このメモリ33には前述
したfθ誤差をデジタル的に補正するfθ誤差補正用パ
ルス幅データを格納している。すなわち図8に示すよう
にアドレス「0000」〜「0FFF」に解像度300dpi のf
θ誤差補正用パルス幅データを格納し、アドレス「100
0」〜「1FFF」に解像度400dpi のfθ誤差補正用パ
ルス幅データを格納している。解像度300dpi のfθ
誤差補正用パルス幅データは2598画素+n画素のデ
ータからなり、また解像度400dpi のfθ誤差補正用
パルス幅データは3464画素+m画素のデータからな
る。(n,m≧1の整数)。なお、この実施例ではn=
m=1としている。
【0026】画素データを1ライン分よりも多くするの
は、隣接する主走査間で使用する画素のfθ誤差補正用
パルス幅データをずらせることにより各ラインにおいて
ドットの周期が一定になるのを防止し、これにより縦線
のモアレ発生を防止している。
【0027】300dpi と400dpi のfθ誤差補正用
パルス幅データの切換えは、解像度切換信号により行
い、解像度切換信号が「0」のときは300dpi のfθ
誤差補正用パルス幅データを選択し、解像度切換信号が
「1」のときは400dpi のfθ誤差補正用パルス幅デ
ータを選択する。
【0028】前記アドレスカウンタ32からのカウント
データにより前記メモリ33から読み出されたfθ誤差
補正用パルス幅データはラッチ回路34でラッチし、こ
のラッチ回路34の出力をプログラマブルカウンタ35
に入力している。
【0029】36は印字クロックの16倍の基準クロッ
クを発生する基準クロック発振器で、この発振器36か
らの基準クロックを前記プログラマブルカウンタ35で
カウントしている。
【0030】前記プログラマブルカウンタ35はラッチ
回路34からのデータと基準クロックのカウント値を比
較し、カウント値がデータに達するタイミングで入力し
た画像データをレーザダイオードドライバ37に出力し
ている。
【0031】前記レーザダイオードドライバ37は、入
力する画像データに基づいて前述した半導体レーザ発振
器11を駆動するようになっている。
【0032】このような構成の実施例においては、半導
体レーザ発振器11からのレーザ光は収束レンズ12で
発散気味の光束に変換した後スリット13で円形のビー
ムとなる。円形のビームとなったレーザ光は反射ミラー
14で反射し直角に光路を変更してスキャナモータ15
の回転軸15b上に配置している直角プリズム16の反
射面に照射する。そしてレーザ光は回転する直角プリズ
ム16により回転軸に垂直な平面方向を走査する偏向走
査光となる。この走査光はメニスカスレンズ17を介し
て感光面40に結像する。
【0033】ラインカウンタ31は図6の(a) に示す書
出し位置検出信号Sによりカウント動作を開始する。そ
してラインカウンタ31が所定値になるとアドレスカウ
ンタ32はメモリ33のアドレス指定を行う。
【0034】例えば、アドレスカウンタ32に入力する
解像度切換信号が解像度300dpiを指定する「0」の
信号であれば、メモリ33からは解像度300dpi のf
θ誤差補正用パルス幅データが出力してラッチ回路34
に入力する。そしてプログラマブルカウンタ35により
ラッチ回路34からのデータと基準クロック発振器36
からの基準クロックをカウントした結果に応じた長さで
画像データをレーザダイオードドライバー37に供給
し、半導体レーザ発振器11の発振を制御する。
【0035】こうして図6の(b) に示すように1走査に
おいてb5 、b4 、b3 、b2 、b1 、b1 、b2 、b
3 、b4 、b5 という各ブロックの出力制御を行い、全
体で2598ドットのドット印字を行う。
【0036】そして解像度300dpi のときは、偶数ラ
インの走査では図9の(a) に示すように1〜2598番
目のデータをメモリ33から読出してラッチ回路34に
ラッチし、奇数ラインの走査では図9の(b) に示すよう
に2〜2599番目のデータをメモリ33から読出して
ラッチ回路34にラッチする。
【0037】すなわち偶数ラインの走査ではb5 ブロッ
クにおいては先ず基準クロック13個で1ドットを構成
する出力を1回行い、次に基準クロック12個で1ドッ
トを構成する出力を2回行い、以降この出力制御を繰り
返す。
【0038】またb4 ブロックにおいては基準クロック
14個で1ドットを構成する出力を1回行い、次に基準
クロック13個で1ドットを構成する出力を2回行い、
以降この出力制御を繰り返す。
【0039】またb3 ブロックにおいては基準クロック
14個で1ドットを構成する出力制御のみを行う。
【0040】またb2 ブロックにおいては基準クロック
15個で1ドットを構成する出力と基準クロック14個
で1ドットを構成する出力を交互に繰り返す出力制御を
行う。
【0041】さらにb1 ブロックにおいては基準クロッ
ク16個で1ドットを構成する出力を1回行い、次に基
準クロック15個で1ドットを構成する出力を17回行
い、以降この出力制御を繰り返す。
【0042】以上により1走査の半分の出力制御が終了
し、残りの半分は逆にb1 、b2 、b3 、b4 、b5 ブ
ロックの順に出力制御を行う。
【0043】こうして偶数ラインの走査が終了すると次
に奇数ラインの走査を行うがこのときにはb5 ブロック
の最初は2番目のデータから始まる。すなわち奇数ライ
ンのb5 ブロックにおいては先ず基準クロック12個で
1ドットを構成する出力を2回行い、次に基準クロック
13個で1ドットを構成する出力を1回行い、次に基準
クロック12個で1ドットを構成する出力を2回行い、
以降1回の基準クロック13個で1ドットを構成する出
力と2回の基準クロック12個で1ドットを構成する出
力を繰り返す。
【0044】こうして偶数ラインと奇数ラインとでfθ
誤差補正用パルス幅データのパターンをずらせているの
で、各ライン間で主走査方向の同じ位置で同じパルス幅
となるようにことがなく、縦線のモアレ発生を極力防止
することができる。
【0045】また、アドレスカウンタ32に入力する解
像度切換信号が解像度400dpi を指定する「1」の信
号であれば、メモリ33からは解像度400dpi のfθ
誤差補正用パルス幅データが出力してラッチ回路34に
入力する。そしてプログラマブルカウンタ35によりラ
ッチ回路34からのデータと基準クロック発振器36か
らの基準クロックをカウントした結果に応じた長さで画
像データをレーザダイオードドライバー37に供給し、
半導体レーザ発振器11の発振を制御する。
【0046】こうして1走査においてb5 、b4 、b3
、b2 、b1 、b1 、b2 、b3 、b4 、b5 という
各ブロックの出力制御を行い、全体で3464ドットの
ドット印字を行う。
【0047】そして解像度400dpi のときは、偶数ラ
インの走査では図10の(a) に示すように4096〜7
560番目のデータをメモリ33から読出してラッチ回
路34にラッチし、奇数ラインの走査では図10の(b)
に示すように4097〜7561番目のデータをメモリ
33から読出してラッチ回路34にラッチする。
【0048】すなわち偶数ラインの走査ではb5 ブロッ
クにおいては先ず基準クロック10個で1ドットを構成
する出力を1回行い、次に基準クロック9個で1ドット
を構成する出力を3回行い、次に基準クロック10個で
1ドットを構成する出力を1回行い、次に基準クロック
10個で1ドットを構成する出力を4回行い、以降この
出力制御を繰り返す。
【0049】またb4 ブロックにおいては基準クロック
10個で1ドットを構成する出力を39回行い、次に基
準クロック9個で1ドットを構成する出力を1回行い、
以降この出力制御を繰り返す。
【0050】またb3 ブロックにおいては基準クロック
11個で1ドットを構成する出力と基準クロック10個
で1ドットを構成する出力を交互に行う。
【0051】またb2 ブロックにおいては基準クロック
11個で1ドットを構成する出力を17回行い、次に基
準クロック10個で1ドットを構成する出力を3回行
い、以降この出力制御を繰り返す。
【0052】さらにb1 ブロックにおいては基準クロッ
ク12個で1ドットを構成する出力を4回行い、次に基
準クロック11個で1ドットを構成する出力を15回行
い、以降この出力制御を繰り返す。
【0053】以上により1走査の半分の出力制御が終了
し、残りの半分は逆にb1 、b2 、b3 、b4 、b5 ブ
ロックの順に出力制御を行う。
【0054】こうして偶数ラインの走査が終了すると次
に奇数ラインの走査を行うがこのときにはb5 ブロック
の最初は4097番目のデータから始まる。すなわち奇
数ラインのb5 ブロックにおいては最初が基準クロック
9個で1ドットを構成する出力から始まり、この出力を
3回行い、次に基準クロック10個で1ドットを構成す
る出力を1回行い、次に基準クロック9個で1ドットを
構成する出力を4回行い、次に基準クロック10個で1
ドットを構成する出力を1回行い、以降この出力制御を
繰り返す。
【0055】こうして解像度400dpi のときも偶数ラ
インと奇数ラインとでfθ誤差補正用パルス幅データの
パターンをずらせているので、縦線のモアレ発生を極力
防止することができる。
【0056】以上のようにメモリ33に300dpi のf
θ誤差補正用パルス幅データと400dpi のfθ誤差補
正用パルス幅データを記憶し、解像度切換信号によりそ
の各データを選択的に読出して画像データの出力タイミ
ングを制御しているので、300dpi と400dpi の解
像度切換えに容易に対処することができ、汎用性を向上
できる。
【0057】なお、前記実施例ではメモリ33に300
dpi と400dpi の2種類の解像度のfθ誤差補正用パ
ルス幅データを記憶し、解像度切換えにより対応するデ
ータを選択的に読出すようにしたが必ずしもこれに限定
するものではなく、例えば300dpi 、400dpi 、6
00dpi の解像度のデータを記憶し、解像度切換えによ
り対応するデータを選択的に読出すなど3種類以上の解
像度のデータを選択するものであってもよい。
【0058】また、前記実施例では各解像度においてf
θ誤差補正用パルス幅データの長さを2599ドット、
3465ドットとして1走査のデータの読出し範囲を3
00dpi では0〜2598と1〜2599の2種類と
し、また400dpi では4096〜7560と4097
〜7561の2種類としてモアレ発生を防止したが必ず
しもこれに限定するものではなく、データの長さをさら
に長くして同一解像度における読出しパターンを3種類
以上設定し、それにより3種類以上のパターンを選択的
に読出すことによりモアレ発生を防止するものであって
もよい。
【0059】
【発明の効果】以上、本発明によれば、電気的にfθ誤
差の補正を行うものにおいて、選択する解像度に応じて
使用するfθ誤差補正用パルス幅データの切換えがで
き、汎用性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す筐体を省いた状態の平
面図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】同実施例における感光面での走査範囲を示す
図。
【図4】同実施例における走査スピードの変化と最大位
置誤差との関係を示す図。
【図5】同実施例における走査位置と分割ブロック及び
最大位置誤差の関係を示す図。
【図6】同実施例における書出し位置検出信号と印字走
査範囲を示す図。
【図7】同実施例の制御回路構成を示すブロック図。
【図8】同実施例におけるメモリ部のアドレス関係を示
す図。
【図9】同実施例における解像度300dpi のfθ誤差
補正用パルス幅データパターンを示す図。
【図10】同実施例における解像度400dpi のfθ誤
差補正用パルス幅データパターンを示す図。
【図11】従来例を示す斜視図。
【図12】同従来例における走査位置に対するレーザ制
御信号の周期を示す図。
【符号の説明】
11…半導体レーザ発振器 15…スキャナモータ 16…直角プリズム 31…ラインカウンタ 32…アドレスカウンタ 33…メモリ 35…プログラマブルカウンタ 37…レーザダイオードドライバ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報に基づいてオン、オフするレー
    ザ光を偏向走査し、感光面にレーザ光を結像してドット
    単位で情報を記録する光走査装置において、レーザ光の
    1走査中における走査速度の変化により発生するfθ誤
    差を補正するために、1走査における各ドットに対応す
    る駆動パルス幅を決めるfθ誤差補正用パルス幅データ
    を各種解像度に対応して複数記憶した記憶手段と、解像
    度選択に応じて1走査毎に前記記憶手段から選択した解
    像度に対応するfθ誤差補正用パルス幅データを読出し
    てレーザ光をオン、オフ制御する制御手段を設けたこと
    を特徴とする光走査装置。
JP16438993A 1993-07-02 1993-07-02 光走査装置 Expired - Fee Related JP2883786B2 (ja)

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