JP3111710B2 - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザプリンタやLED
アレイヘッドを用いたLEDプリンタなどの電子写真方
式のプリンタ、さらにCRTなどライン走査を行うこと
によって画像信号に基づいた画像を再現する技術に関す
るものであり、特に文字などのエッジのジャギーをスム
ージングし、さらに細線および孤立ドットを十分に再現
して、再現画像の高画質化を行うための画像処理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタやCRTの画質を向上させる従
来の第1の方法は、画像データをより高解像度で生成
し、画像再現装置の解像度もそれに合わせて高解像度化
する方法がある。
【0003】しかしながら、この方法では画像データを
生成するときに画像データを記憶するメモリ容量が大き
くなり費用がかさむ。さらに画像再現装置を高解像度化
するため露光系の必要精度などが上がりコストアップと
なる。
【0004】第2の方法が、Tung他により発明された”
PIECE-WISE PRINT IMAGE ENHANCEMENT FOR DOT MATRIX
PRINTERS"と題する米国特許第4847641号が1989年7月11
日に公開されている。
【0005】以下図面を参照しながら、上記第2の方法
を用いた画像処理装置について説明する。
【0006】図33はエッジスムージングを行う従来の
画像処理装置のブロック図である。ラスタースキャンさ
れたビットマップ画像信号100は、画素ウインドウ走
査回路101に入力される。画素ウインドウ走査回路1
01はライン遅延を行うためのラインバッファメモリと
画素遅延を行うシフトレジスタを備える。画素ウインド
ウ走査回路101は、中心画素を処理対象画素とするM
×N画素のデータ102を出力する。パターンマッチン
グおよび補正画像信号発生手段103には、M×N画素
のデータ102が入力される。パターンマッチングおよ
び補正画像信号発生回路103は、あらかじめ決められ
た複数のパターンと入力されたM×N画素データの比較
を行い、いずれかのパターンと一致した場合にはパター
ンマッチ信号106をアクティブにする。また、パター
ンマッチングおよび補正画像信号発生回路103は、パ
ターンマッチング信号106がアクティブの時、補正し
た中心画素データ105を出力する。
【0007】セレクタ107には、補正された中心画素
データ105と補正していない中心画素データ104が
入力される。パターンマッチ信号106がアクティブの
時、セレクタ107は補正された中心画素データ105
を選択する。セレクタの出力108は、レーザプリンタ
の半導体レーザの変調信号として用いられる。
【0008】上記従来の画像処理装置において、どのよ
うにエッジがスムージングされるかを以下に説明する。
【0009】エッジスムージング処理を行わない場合、
図34(a)に示す入力画像データに対するレーザ変調
信号は図34(b)の実線のようになる。レーザビーム
のスポット形状が円であることを考慮しても、再現画像
は図34(c)のようになりジャギーが発生する。
【0010】エッジスムージング処理を行う場合、パタ
ーンマッチングにより図34(a)のA,B,C,D,
EおよびFの画素を検出し、レーザ変調信号を補正す
る。例えば、図35のようなテンプレートパターンと中
心画素を処理対象画素とする9×9画素のデータと比較
する。図35において網かけされた画素は比較するとき
ドントケアの画素であり、ハッチングされた画素は露光
画素、白画素は非露光画素である。一致した場合は、図
36に示すように中心画素データを1画素分レーザオフ
するデータから右側1/2画素分レーザオンするような
データに置換する。図35のテンプレートパターンは、
図34(a)の画素Eを処理する場合一致する。図35
のようなテンプレートパターンを複数種類用意し、テン
プレートに一致した場合はジャギーがなくなるように中
心画素データを置換する。例えば図34(b)の点線で
示すようなレーザドライブ信号になるように中心画素デ
ータを置換する。このとき再現画像は図34(d)のよ
うになりジャギーが減少し、高解像度な画像が得ること
ができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
エッジスムージング方法では孤立ドットや1ドット幅の
細線を再現する場合、露光スポット形状がガウシアン分
布などのブロードなプロフィールを持っているため、線
がかすれたり細ったり孤立ドットが確実に再現できな
い。あるいは、細線や孤立ドットを再現するために露光
エネルギーを大きくする必要があるため、再現した文字
画像が太り、文字のつぶれが生じるという問題点があっ
た。
【0012】さらに、1画素あたりの露光画素の露光エ
ネルギー密度を、エッジスムージング処理のために通常
より大きくすることができないため、十分なエッジスム
ージング効果が得られないという問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の画像処理方法は 、主走査または副走査方
向に入力画素をN個の微画素に分割して露光する手段を
備え、入力画素データの処理すべき画素と複数の周辺画
素を一時的に記憶し、複数の所定のパターン画像と前記
一時的に記憶した入力画像パターンマッチングを行う。
パターンマッチングの結果、処理すべき画素が露光画素
であり、かつ複数の所定のパターン画像と前記一時的に
記憶した入力画像がマッチングしないとき、N個の微画
素のうちM(<N)個の微画素を露光するためN個の微
画素データを発生する。あるいは、複数の所定のパター
ン画像のうち少なくとも1つと前記一時的に記憶した入
力画像がマッチングしたとき、前記所定パターンにあら
かじめ対応して決められた露光すべき微画素の数および
位置で露光するためN個の微画素データを発生すること
を特徴とする。
【0014】さらに、パターンマッチングにより、処理
すべき画素が露光画素でありかつ細線および孤立ドット
画素であることを検出したとき、前記Mより大きいL個
の微画素データを発生することを特徴とする。
【0015】
【作用】上記した手法によって、本発明の画像処理方法
は、孤立ドットや1ドット幅の細線を忠実に再現し、か
つ、再現した文字画像が太ったり、つぶれたりしない。
【0016】さらに、従来以上のエッジスムージング効
果を得ることが可能である。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の画像処理装置の第1の実施
例により処理された画像信号に基づき、画像を再現する
レーザプリンタの記録部の概略構成図である。半導体レ
ーザ31からの変調されたレーザ光は、コリメータレン
ズ45でコリメートされる。次に、レーザ光は回転する
ポリゴンミラー46により反射され、fθレンズ47に
よってfθ補正され、感光体ドラム48上を走査する。
感光体ドラム48は図中矢印の方向に回転する。感光体
ドラム48上には静電潜像が形成される。感光体ドラム
48上の静電潜像に基づいて、周知の電子写真方式によ
り記録紙に画像が形成される。ピンフォトダイオード3
0はレーザビームの1ラインの走査開始位置近傍に設け
られ、レーザ光のライン走査タイミングを検出する。
【0018】図2は、本発明の画像処理装置の第1の実
施例の概略ブロック図である。ライン走査された画像デ
ータ11は、画素クロックCLK22の立ち上がりエッ
ジに同期して画素ウインドウ走査回路12に入力され
る。ラインイネーブル信号LEN_21は、画像データ
の1ライン間の有効期間を示すアクティブローの信号で
あり、画素ウインドウ走査回路12に入力される。画素
ウインドウ走査回路12は、中心画素を被処理画素とす
る7×7画素の画像データ13を出力する。画素ウイン
ドウ走査回路については後述する。
【0019】微画素発生回路14には、7×7画素の画
像データ13が入力される。微画素発生回路14は、中
心画素1画素の入力データを8個の微画素データ15に
変換しパラレルに出力する。微画素発生回路14は、再
現画像のエッジがスムーズになるように、または細線の
太りや細りが無いように、あるいは、孤立ドットの消去
やつぶれが無いように、中心画素およびその周辺画素デ
ータに基づいて8個の微画素データ15を発生する。微
画素発生回路14についての詳細は後述する。
【0020】パラレル−シリアル変換回路16は、パラ
レルに入力される8個の微画素データ15をシリアルデ
ータ列に変換して、レーザ変調信号17を出力する。パ
ラレル−シリアル変換回路16は、画素クロックCLK
22の1/8の周期を持つクロックMCLKに同期して
レーザ変調信号17を出力する。パラレルーシリアル変
換回路16については後述する。レーザ変調信号17
は、図示していないレーザプリンタの半導体レーザ駆動
回路に接続される。
【0021】図3は画素ウインドウ走査回路12のブロ
ック図である。図3を用いて画素ウインドウ走査回路1
2について、その動作を説明する。ラインバッファメモ
リ51は7ビット幅のデータを入出力するバッファメモ
リである。ラインバッファメモリ51のリードリセット
端子およびライトリセット端子には、反転されたライン
イネーブル信号LEN_が入力される。ラインバッファ
メモリ51のリードクロック端子およびライトクロック
端子には、反転された画素クロックCLKが入力され
る。ラインバッファメモリ51のリードイネーブル端子
およびライトイネーブル端子には、ラインイネーブルL
EN_21が入力される。
【0022】ラインバッファメモリ51のデータ入力端
子I0には画像データ11が入力され、データ出力端子
O0には1ライン遅延された画像信号が出力される。デ
ータ出力端子O0からの出力される1ライン遅延された
画像信号は、データ入力端子I1に入力され、データ出
力端子O1には画像データ11に対して2ライン遅延さ
れた画像信号が出力される。同様に、データ出力端子O
2には3ライン、O3には4ライン、O4には5ライ
ン、O5には6ライン、O6には7ライン遅延された画
像信号が出力される。7ビット幅のラッチ52〜58
は、ラインバッファ51から出力されるライン遅延され
た画像信号をラッチして1画素ずつ遅延する。以上に示
した構成により、画素ウインドウ走査回路12は、7×
7画素ウインドウ内の49個の画素からなる画像データ
13を出力する。
【0023】微画素発生回路14について説明する前
に、レーザビームスポットの露光エネルギー分布につい
てのべる。図4はレーザビームの露光エネルギー分布を
示す図である。通常、レーザビーム径wは、画像データ
11の解像度の1.3倍程度に設計する。例えば画像デ
ータ11の解像度が300dpiの場合、レーザビーム
径wは110μm程度となる。画像データ11が図5に
示すデータであったとき、画像信号11で直接半導体レ
ーザを駆動すると、図6に示す画像がレーザプリンタに
より再現される。図6からわかるように、300dpi
のジャギーが発生している。
【0024】画像信号11の解像度で決まるジャギーを
なくすため、微画素発生回路14は主走査方向に1/8
に分割された微画素を発生してエッジスムージングを行
う。微画素発生回路14では、補正の必要の無い露光画
素(黒画素)は、図7に示すように8個の微画素のうち
センターの4つの微画素を露光するような微画素データ
15を発生する。
【0025】(1)主走査方向のエッジスムージング処
理の例 図8は図5に示した画像データ11のA部の拡大図であ
る。図8のB部の画像データを例にして、微画素発生回
路14の動作を説明する。
【0026】図9は、中心画素を被処理画素とする画素
ウインドウ内の画素とパターンマッチングを行うための
テンプレートパターンと、各テンプレートパターンとマ
ッチングしたときに生成される微画素データを示す。テ
ンプレートパターンにおいて、ハッチングされた画素は
露光画素、白画素は非露光画素、網掛けされた画素はマ
ッチングに無関係な画素である。微画素データの図にお
いて、ハッチングされた微画素は露光微画素を示してい
る。レーザビームを1画素の1.3倍程度の径の円であ
ることを考慮すると、生成された微画素データにより露
光し、再現した画像は図8Cのようになり、エッジがス
ムージングされる。
【0027】ここで特徴的なのは、図9(e)の微画素
生成の場合である。補正の必要がない露光画素は、4つ
の微画素を露光するように微画素データを生成する。図
9(e)の場合は、1画素あたりの露光時間が、補正を
行わない露光画素より大きくなる。このように、補正し
ない露光画素を4つの露光微画素に変換しているので、
補正する場合の自由度が大きい。
【0028】(2)副走査方法のエッジスムージング処
理の例 図10は図5に示した画像データ11のD部の拡大図で
ある。図10のE部の画像データを例にして、微画素発
生回路14の動作を説明する。
【0029】図11および図12は、中心画素を被処理
画素とする画素ウインドウ内の画素とパターンマッチン
グを行うためのテンプレートパターンと、各テンプレー
トパターンとマッチングしたときに生成される微画素デ
ータを示す。生成された微画素データにより露光するこ
とによって、再現した画像は図10のFのようになり、
エッジがスムージングされる。
【0030】ここで特徴的なのは、図11の(b)
(c)および図12の(f)の微画素生成の場合であ
る。補正の必要がない露光画素は、4つの微画素を露光
するように微画素データを生成する。これらの微画素生
成の場合は、1画素あたりの露光時間が、補正を行わな
い露光画素より大きくなる。このように、補正しない露
光画素を4つの露光微画素に変換するので、補正する場
合の1画素あたり露光エネルギーを補正しない画素より
も大きくも小さくもでき、微画素生成による補正の自由
度が大きい。
【0031】(3)副走査方向の細線のエッジスムージ
ング処理の例 図13は1画素幅の副走査方向の細線の画像データであ
る。図13の画像データを例にして、微画素発生回路1
4の動作を説明する。
【0032】図14は、中心画素を被処理画素とする画
素ウインドウ内の画素とパターンマッチングを行うため
のテンプレートパターンと、各テンプレートパターンと
マッチングしたときに生成される微画素データを示す。
図14には示していないが、図14のテンプレートパタ
ーンを上下左右を反転し、微画素データの左右を反転し
た微画素生成パターンも、パターンマッチングに用い
る。
【0033】テンプレートパターン(b)と(e)の両
方にマッチングする場合は、テンプレートパターン
(b)とのマッチングが優先される。また、テンプレー
トパターン(c)と(f)の両方にマッチングする場合
は、テンプレートパターン(c)とのマッチングが優先
される。テンプレートパターン(g)とのマッチングは
最も優先度が低い。
【0034】このようにして生成された微画素データに
より露光することにより、エッジがスムージングされる
とともに、かすれや途切れ無しに細線を再現できる。補
正の必要がない露光画素は、4つの微画素を露光するよ
うに微画素データを生成するのに対して、これらの微画
素生成による補正の場合は、1画素あたりの露光時間
を、補正を行わない露光画素より25%大きくするとと
もに、ジャギーをなくすため露光位置のシフトを行う。
例えば、マッチングパターン(b)と(c)の処理によ
り、露光位置を4微画素分(1/2画素相当)右側へシ
フトするとともに、連続して5つの微画素分を露光する
ことになる。
【0035】従来のエッジスムージング方法では、1画
素あたりの露光エネルギーを露光エネルギーを、補正し
ない露光画素よりも大きくすることができなかった。こ
のため、細線がかすれないように露光エネルギーを必要
以上に大きくしなければならないので、文字画像などが
つぶれたり太ったりしていた。
【0036】(4)主走査方向の細線のエッジスムージ
ング処理の例 図15は1画素幅の主走査方向の細線の画像データであ
る。図15の画像データを例にして、微画素発生回路1
4の動作を説明する。
【0037】図16は、中心画素を被処理画素とする画
素ウインドウ内の画素とパターンマッチングを行うため
のテンプレートパターンと、各テンプレートパターンと
マッチングしたときに生成される微画素データを示す。
図16には示していないが、図16のテンプレートパタ
ーンを上下左右を反転したテンプレートパターンもパタ
ーンマッチングに用いる。
【0038】このようにして生成された微画素データに
より露光することにより、エッジがスムージングされる
とともに、かすれや途切れ無しに細線を再現できる。細
線のかすれや途切れをなくすし、かつ、ジャギーを低減
するため露光微画素の追加を行う。例えば、マッチング
パターン(a)の処理により、もとの画像データでは非
露光画素であった画像データが、2つの微画素を露光す
る微画素データとなり、ジャギーを低減する。また、図
16(d)の微画素生成により、補正を行わない露光画
素よりも露光エネルギーを25%大きくし、細線のかす
れを防止する。
【0039】(5)斜め方向の細線の処理 図17は、中心画素を被処理画素とする画素ウインドウ
内の画素とパターンマッチングを行うためのテンプレー
トパターンと、各テンプレートパターンとマッチングし
たときに生成される微画素データを示す。
【0040】このようにして生成された微画素データに
より露光することにより、補正しない露光画像データは
4つの微画素データに変換されるのに対して、斜め方向
の1画素幅の細線に含まれる画素は、6つの連続する微
画素の変換されるので、1画素あたりの露光エネルギー
が50%大きくなる。主走査方向もしくは副走査方向の
細線に含まれる露光画素に対して、斜め細線に含まれる
画素は隣接する露光画素との距離が長いので、このよう
にかなり露光エネルギーを大きくしないと、再現した細
線がかすれることになる。
【0041】(6)孤立点の処理 図18は、中心画素を被処理画素とする画素ウインドウ
内の画素とパターンマッチングを行うためのテンプレー
トパターンと、テンプレートパターンとマッチングした
ときに生成される微画素データを示す。
【0042】補正しない露光画像データは4つの微画素
データに変換されるのに対して、孤立露光画素は、8つ
の連続する微画素の変換されるので、1画素あたりの露
光エネルギーが100%大きくなる。孤立露光画素は隣
接する露光画素がないので、このように露光エネルギー
を十分に大きくしないと、孤立点が再現できない。
【0043】(7)反転された細線や孤立点の処理 図19に反転された1画素幅の細線の画像データの例を
示す。図19に示すように、周辺画素のほとんどが露光
画素であり、非露光画素により形成される細線が形成さ
れている。このような細線を反転された細線という。同
様に、周辺画素が露光画素であり、孤立した1つの非露
光画素により形成される孤立点を反転された孤立点とい
う。
【0044】反転された細線や孤立点の場合、周辺の露
光画素による非露光画素位置へ露光エネルギーの漏れに
より、再現画像が黒くつぶれてしまう。図20は、中心
画素を被処理画素とする画素ウインドウ内の画素とパタ
ーンマッチングを行うためのテンプレートパターンの一
つの例と、テンプレートパターンとマッチングしたとき
に生成される微画素データを示す。再現画像のつぶれを
防ぐために、テンプレートパターンとのマッチングによ
り反転された細線周辺の露光画素や反転された孤立点に
隣接する露光画素を検出し、図20に示す2つの微画素
を生成する。よって、反転細線や反転孤立点に隣接する
露光画素の露光エネルギーを50%減少させ、反転細線
や反転孤立点がつぶれること無く再現することができ
る。
【0045】実際には、図に示した以外にも多くのテン
プレートパターンを用いて、入力画像データとのマッチ
ングを行い、1画素あたり8個の微画素を生成する。テ
ンプレートパターンと入力画像データとのマッチング処
理および8個の微画素の生成は、49入力8出力の真理
値表で表すことができる。真理値表の入力はドントケア
を含んでも良い。論理合成ソフトウエアを用いることに
より、真理値表で表した微画素発生回路14の処理を、
論理圧縮した上でアンド・オアゲートの組み合わせで実
現できる。
【0046】図2におけるパラレル−シリアル変換器1
6の動作を図面を用いて説明する。図21はパラレル−
シリアル変換器16のブロック図である。図22は、図
21のパラレルシリアル変換器のタイミング図である。
シフトレジスタ61は非同期8ビットパラレルロード入
力,シリアル出力機能を持つ。D−フリップフロップ6
3は画素クロックCLK22をMCLK23の半周期分
遅延すると共に反転する。NANDゲート62は、CL
K22に立ち上がりエッジからMCLK23の半周期分
の時間幅のローパルス信号であるパラレルロード信号6
5を出力する。シフトレジスタ61の8ビットパラレル
ロード入力端子AからHには8つの微画素データ15が
入力される。シフトレジスタ61は画素クロック22に
同期した8つの微画素データ15を、画素クロックの8
倍の周波数を持つMCLK23に同期してレーザ変調信
号17として出力する。
【0047】図23は、本発明の画像処理装置の第2の
実施例により処理された画像信号に基づき、画像を再現
するLEDプリンタの記録部の概略構成図である。LE
Dアレイ231からの光は、ロッドレンズアレイ245
で集束され感光体ドラム248上を走査する。感光体ド
ラム248は図中矢印の方向に回転する。感光体ドラム
248上には静電潜像が形成される。感光体ドラム24
8上の静電潜像に基づいて、周知の電子写真方式により
記録紙に画像が形成される。
【0048】図24は、本発明の画像処理装置の第2の
実施例の概略ブロック図である。ライン走査された画像
データ311は、画素クロックCLK322の立ち上が
りエッジに同期して画素ウインドウ走査回路312に入
力される。ラインイネーブル信号LEN_321は、画
像データの1ライン間の有効期間を示すアクティブロー
の信号であり、画素ウインドウ走査回路312に入力さ
れる。マスターラインイネーブル信号MLEN_323
は、画素ウインドウ走査回路312が画像データ313
を出力するときの1ライン間の有効期間を示すアクティ
ブローの信号である。ラインイネーブル信号LEN_3
21とマスターラインイネーブルMLEN_323のタ
イミング図を図25に示す。図25からわかるように、
LEN_の1周期の間にMLEN_は8回アクティブに
なる。1つのアクティブ時間は、LEN_およびMLE
N_とも同じである。
【0049】画素ウインドウ走査回路312は、中心画
素を被処理画素とする7×7画素の画像データ313を
出力する。画素ウインドウ走査回路については後述す
る。
【0050】微画素発生回路314には、7×7画素の
画像データ313が入力される。微画素発生回路314
は、中心画素1画素の入力データを8個の微画素データ
315に変換しパラレルに出力する。微画素発生回路3
14は、再現画像のエッジがスムーズになるように、ま
たは細線の太りや細りが無いように、あるいは、孤立ド
ットの消去やつぶれが無いように入力画像がプリンタで
再現できるように、中心画素およびその周辺画素データ
に基づいて8個の微画素データ315を発生する。微画
素発生回路314については後述する。
【0051】ラインセレクタ316は、パラレルに入力
される8個の微画素データ315をLEDのライン露光
ごとに順次切り換えて、LED露光データ317を出力
する。LEDアレイは入力画像データの1ライン周期の
間に8回のライン露光を行う。ラインセレクタ316に
ついては後述する。LED露光データ317は、図示し
ていないLEDプリンタのLEDアレイ駆動回路に接続
される。
【0052】図26は画素ウインドウ走査回路312の
ブロック図である。図26を用いて画素ウインドウ走査
回路312について、その動作を説明する。ラインバッ
ファメモリ351は7ビット幅のデータを入出力するバ
ッファメモリである。ラインバッファメモリ351のラ
イトリセット端子には反転されたラインイネーブル信号
LEN_が入力され、リードリセット端子には反転され
たマスターラインイネーブル信号MLEN_が入力され
る。ラインバッファメモリ351のライトイネーブル端
子にはラインイネーブル信号LEN_321が入力さ
れ、リードイネーブル端子にはマスターラインイネーブ
ル信号MLEN_323が入力される。ラインバッファ
メモリ51のリードクロック端子およびライトクロック
端子には、反転された画素クロックが入力される。
【0053】ラインバッファメモリ51のデータ入力端
子I0には画像データ11が入力され、データ出力端子
O0には1ライン遅延された画像信号が出力される。デ
ータ出力端子O0からの出力される1ライン遅延された
画像信号は、データ入力端子I1に入力され、データ出
力端子O1には画像データ11に対して2ライン遅延さ
れた画像信号が出力される。同様に、データ出力端子O
2には3ライン、O3には4ライン、O4には5ライ
ン、O5には6ライン、O6には7ライン遅延された画
像信号が出力される。7ビット幅のラッチ52〜58
は、ラインバッファ51から出力されるライン遅延され
た画像信号をラッチし1画素ずつ遅延する。ラインバッ
ファメモリ51のリードイネーブル端子は、入力される
画像信号311が1ライン入力されるとMLEN_に基
づいて8回同じデータを出力することになる。以上に示
した構成により、画素ウインドウ走査回路12は、7×
7画素ウインドウの49個の画像データ13を出力す
る。
【0054】第1の実施例では画像を再現するプリンタ
をレーザプリンタとしているので、1画素のデータから
主走査方向に8個の微画素に分割したが、第2の実施例
ではLEDプリンタを用いるので、1画素のデータを副
走査方向に8個の微画素を生成する。よって、微画素発
生回路の動作は、主走査方向と副走査方向の関係が逆に
なるだけの相違である。図2における7×7画素ウイン
ドウの画像データ13の各画素に番号を付けたものを図
27に示す。図27に示した画像データ並びを、図28
に示す画素並びに変えて図24の微画素発生回路314
に入力することにより、図2の微画素発生回路14と、
図24の微画素発生回路314はまったく同じ回路を用
いることができる。微画素発生回路314の動作は、第
1の実施例の微画素発生回路14と同じであるので説明
は省略する。
【0055】図24におけるラインセレクタ316につ
いて図29を用いて説明する。図29はラインセレクタ
316のブロック図である。図30は図29に示したラ
インセレクタのタイミング図である。ラッチ330は画
素クロックCLK322の立ち上がりで8個の微画素デ
ータ315をラッチする。D−フリップフロップ332
はマスターラインイネーブルMLEN_323を1画素
クロック分遅延するとともに反転する。カウンタ333
は、同期クリア入力を備える3ビットバイナリカウンタ
である。カウンタ333のクリア入力にはラインイネー
ブルLEN_321が入力される。カウンタ333は、
LEN_331によりクリアされ、D−フリップフロッ
プの出力信号により0から7までカウントアップする。
セレクタ331は8to1セレクタであり、ラッチ33
0より出力される8つの微画素データを入力とする。セ
レクタ331はカウンタ333の出力値に応じて、8つ
の入力のうち1つを選択してLED露光データ317を
出力する。
【0056】以上の説明からわかるように、画素ウイン
ドウ走査回路312は、ラインイネーブルLEN_32
1が次にアクティブになるまでは、マスターラインイネ
ーブルMLEN_323の8ライン走査分は同じ画素ウ
インドウデータ313を出力する。微画素発生回路31
4もMLEN_8ライン走査分は同じ微画素データ31
5を出力する。ラインセレクタ316はマスターライン
イネーブルMLEN_323にしたがって、入力画像デ
ータの1ライン分入力に対して、8つの微画素データ3
15を順次選択し、8ライン分のLED露光データを出
力する。すなわち、1ラインの入力画像データに基づ
き、8ライン分の露光データを得る。この8ライン分の
露光データを用いて、LEDアレイは1ラインを8ライ
ンに分割して露光する。
【0057】第2の実施例のように、レーザプリンタの
代わりにLEDプリンタを画像再現の為のプリンタとし
て用いる場合でも、第1の実施例と同様にエッジスムー
ジング効果と、細線や孤立点の再現性の向上が得られ
る。
【0058】図31は、本発明の画像処理装置の第3の
実施例の概略ブロック図である。出力モード切り換え信
号MODE424は画像データを再現するプリンタの種
類を設定するための信号である。モード切り換え信号4
24は、レーザプリンタを使用する場合はハイレベル
に、LEDプリンタを使用する場合はローレベルにセッ
トする。ライン走査された画像データ411は、画素ク
ロックCLK422の立ち上がりエッジに同期して画素
ウインドウ走査回路412に入力される。ラインイネー
ブル信号LEN_421は、画像データ411の1ライ
ン間の有効期間を示すアクティブローの信号であり、画
素ウインドウ走査回路412に入力される。マスターラ
インイネーブル信号MLEN_423は、画素ウインド
ウ走査回路412が画像データ413を出力するときの
1ライン間の有効期間を示すアクティブローの信号であ
り、LEDプリンタを使用する場合は第2の実施例にお
けるMLEN_と同じである。出力プリンタにレーザプ
リンタを使用する場合は、MLEN_423はラインイ
ネーブルLEN_421と同じ信号を入力する。画素ウ
インドウ走査回路412は、中心画素を被処理画素とす
る7×7画素の画像データ413を出力する。画素ウイ
ンドウ走査回路413の構成は、図26に示した第2の
実施例における画素ウインドウ走査回路312と同じで
あるので詳しい説明は省略する。
【0059】データ並びセレクト回路425には、7×
7画素ウインドウ内の49画素の画像データ413が入
力される。データ並びセレクト回路425は、モード切
り換え信号MODE424がハイレベルの時は第1の実
施例のような7×7画素のデータ並び(図27)で出力
する。また、MODE424がローレベルの時は第2の
実施例のようなデータ並び(図28)で出力する。デー
タ並びセレクト回路は、モード切り換え信号MODE4
24により決まるデータ並びで7×7画素の画像データ
426を出力する。
【0060】微画素発生回路414には、7×7画素の
画像データ426が入力される。微画素発生回路414
は、中心画素1画素の入力データを8個の微画素データ
415に変換しパラレルに出力する。微画素発生回路4
14は、再現画像のエッジがスムーズになるように、ま
たは細線の太りや細りが無いように、あるいは、孤立ド
ットの消去やつぶれが無いように入力画像がプリンタで
再現できるように、中心画素およびその周辺画素データ
に基づいて8個の微画素データ415を発生する。微画
素発生回路14の動作は、第1に実施例における図2の
微画素発生回路14と同じであるので詳細は省略する。
【0061】図32に出力切り換え回路416のブロッ
ク図を示す。パラレル−シリアル変換回路501は第1
の実施例におけるパラレルーシリアル変換回路16と同
じであり、パラレルに入力される8個の微画素データ4
15をシリアルデータ列に変換して、レーザ変調信号5
03を出力する。ラインセレクタ502は第2の実施例
におけるラインセレクタ316と同じであり、パラレル
に入力される8個の微画素データ415をLEDアレイ
のライン露光ごとに順次切り換えてLED露光データ5
04を出力する。セレクタ505はモード信号MODE
424がハイレベルの時レーザ変調信号507を選択
し、MODE424がローレベルの時LED露光データ
504を選択して、データ417を出力する。データ4
17は図示していないレーザ駆動回路もしくはLEDア
レイ駆動回路に接続される。レーザプリンタを使用する
場合、すなわちMODE424がハイレベルの時は、出
力切り換え回路416にはLEN_421およびMLE
N_423を入力する必要はない。また、LEDプリン
タを使用する場合、すなわちMODE424がローレベ
ルの時は、出力切り換え回路416にはMCLK427
を入力する必要はない。
【0062】モード信号MODE424を設定すること
により、第3の実施例で示した画像処理装置は、画像の
再現にレーザプリンタとLEDプリンタのどちらでも使
用することができる。特に第3の実施例の画像処理装置
をLSIで構成するときに有利である。
【0063】上記実施例ではLEDプリンタを用いる場
合を説明したが、液晶シャッタアレイやサーマルヘッド
などアレイ状のの画像書き込みヘッドを用いるプリンタ
を用いる場合でも同様の効果を得ることができる。
【0064】また、実施例では、画像の再現装置として
プリンタを用いたが、CRTを用いる場合でも同様な効
果が得られる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像処理方法ま
たは画像処理装置を用いれば、孤立ドットや1ドット幅
の細線を忠実に再現し、かつ、再現した文字画像が太っ
たり、つぶれたりしないで、従来以上のエッジスムージ
ング効果を得ることができる。
【0066】さらに、画像を再現するプリンタとしてレ
ーザビームプリンタもしくはLEDプリンタどちらでも
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザビームプリンタの記録部の概略構成図
【図2】本発明の画像処理装置の第1の実施例の概略ブ
ロック図
【図3】図2における画素ウインドウ走査回路12のブ
ロック図
【図4】レーザビームの露光エネルギー分布図
【図5】画像データ11の例の図
【図6】図5に示した画像データをそのままレーザプリ
ンタで再現した画像
【図7】補正の必要の無い露光画素の場合に生成される
微画素データの図
【図8】図5の画像データのA部の拡大図
【図9】パターンマッチングのためのテンプレートパタ
ーンと、生成される微画素の図
【図10】図5の画像データのD部の拡大図
【図11】パターンマッチングのためのテンプレートパ
ターンと、生成される微画素の図
【図12】パターンマッチングのためのテンプレートパ
ターンと、生成される微画素の図
【図13】1画素幅の副走査方向の細線の画像データの
【図14】パターンマッチングのためのテンプレートパ
ターンと、生成される微画素の図
【図15】1画素幅の主走査方向の細線の画像データの
【図16】図15における画像信号圧縮伸長回路817
のブロック図
【図17】パターンマッチングのためのテンプレートパ
ターンと、生成される微画素の図
【図18】パターンマッチングのためのテンプレートパ
ターンと、生成される微画素の図
【図19】反転された1画素幅の細線の画像データの例
の図
【図20】パターンマッチングのためのテンプレートパ
ターンと、生成される微画素の図
【図21】パラレル−シリアル変換器16のブロック図
【図22】図21のパラレルシリアル変換器のタイミン
グ図
【図23】LEDプリンタの記録部の概略構成図
【図24】本発明の画像処理装置の第2の実施例の概略
ブロック図
【図25】ラインイネーブル信号LEN_321とマス
ターラインイネーブルMLEN_323のタイミング図
【図26】画素ウインドウ走査回路312のブロック図
【図27】図2における7×7画素ウインドウの画像デ
ータ13の各画素に番号を付けた図
【図28】図24の微画素発生回路314に入力する画
素並びを示す図
【図29】ラインセレクタ316のブロック図
【図30】図29に示したラインセレクタのタイミング
【図31】本発明の画像処理装置の第3の実施例の概略
ブロック図
【図32】出力切り換え回路416のブロック図
【図33】従来のエッジスムージングを行う画像処理装
置のブロック図
【図34】エッジスムージング処理の図
【図35】テンプレートパターンの図
【図36】置換すべき画像データの図
【符号の説明】
31 半導体レーザ 45 コリメータレンズ 46 ポリゴンミラー 47 fθレンズ 48 感光体ドラム 11 画像データ 13 7×7画素ウインドウデータ 14 微画素発生回路 15 微画素データ 17 レーザ変調信号 51 ラインバッファ 100 画像データ 107 セレクタ 231 LEDアレイ 245 ロッドレンズアレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査または副走査方向に入力画素をN個
    の微画素に分割して露光する手段を備え、入力画素デー
    タの処理すべき画素と複数の周辺画素を一時的に記憶
    し、複数の所定のパターン画像と前記一時的に記憶した
    入力画像パターンマッチングを行うと共に、処理すべき
    画素が露光画素であり、かつ複数の所定のパターン画像
    と前記一時的に記憶した入力画像がマッチングしないと
    き、N個の微画素のうちM(<N)個の微画素を露光す
    るためN個の微画素データを発生させ、複数の所定のパ
    ターン画像のうち少なくとも1つと前記一時的に記憶し
    た入力画像がマッチングしたとき、前記所定のパターン
    にあらかじめ対応して決められた露光すべき微画素の数
    および位置で露光するため、N個の微画素データを発生
    することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】前記所定のパターンとのマッチングによ
    り、処理すべき画素が露光画素でありかつ細線および孤
    立ドット画素であることを検出したとき、前記Mより大
    きいL個の微画素データを発生することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】前記パターンマッチングにより、処理すべ
    き画素が露光画素でかつ細線非露光画素および孤立非露
    光画素に隣接することを検出したとき、前記Mより小さ
    いI個の微画素データを発生することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】副走査方向に入力画素をN個の微画素に分
    割して露光する手段は、発光素子をアレイ状に並べたア
    レイプリントヘッドを用いて、1画素に相当するライン
    をN回に分割して露光することを特徴とする請求項1記
    載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】主走査方向に入力画素をN個の微画素に分
    割して露光する手段は、半導体レーザにより出力された
    レーザビームを偏向してラスタースキャンを行い、半導
    体レーザの1画素に相当する発光時間をN分割して露光
    するすることを特徴とする請求項1記載の画像処理方
    法。
  6. 【請求項6】2値画像のエッジをスムージングし、ライ
    ン走査により高品位の再現画像を得るためのエッジスム
    ージング処理を行う画像処理装置において、主走査また
    は副走査方向に、入力画素をN個の微画素に分割して露
    光する手段と、入力画素データの処理すべき画素と複数
    の周辺画素を一時的に記憶する手段と複数の所定のパタ
    ーン画像と前記一時的に記憶した入力画像パターンマッ
    チングを行う比較手段と、処理すべき画素が露光画素で
    あり、かつ複数の所定のパターン画像と前記一時的に記
    憶した入力画像がマッチングしないとき、N個の微画素
    のうちM(<N)個の微画素を露光するため、N個の微
    画素データを発生する手段と、複数の所定のパターン画
    像のうち少なくとも1つと前記一時的に記憶した入力画
    像がマッチングしたとき、前記所定パターンにあらかじ
    め対応して決められた露光すべき微画素の数および位置
    で露光するためN個の微画素データを発生する手段とを
    備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記所定のパターンとのマッチングによ
    り、処理すべき画素が露光画素でありかつ細線および孤
    立ドット画素であることを検出したとき、前記Mより大
    きいL個の微画素を露光するためのN個の微画素データ
    を発生する手段を備えることを特徴とする請求項6記載
    の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記パターンマッチングにより、処理すべ
    き画素が露光画素でかつ細線非露光画素および孤立非露
    光画素に隣接することを検出したとき、前記Mより小さ
    いI個の微画素を露光するためN個の微画素データを発
    生する手段を備えることを特徴とする請求項6記載の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】副走査方向に入力画素をN個の微画素に分
    割して露光する手段は、発光素子をアレイ状に並べたア
    レイプリントヘッドと、1画素に相当するラインをN回
    に分割して露光する手段を備えることを特徴とする請求
    項6記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】主走査方向に入力画素をN個の微画素に
    分割して露光する手段は、半導体レーザと、半導体レー
    ザにより出力されたレーザビームを偏向してラスタース
    キャンを行う手段と、半導体レーザの1画素に相当する
    発光時間をN分割して露光する手段を備えることを特徴
    とする請求項6記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】発生したN個の微画素データをシリアル
    に出力する第1のモードと、ラインごとにN個の微画素
    データのうち一つを順次出力する第2のモードを備える
    ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
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