JPH07181795A - 画像濃度検出装置 - Google Patents

画像濃度検出装置

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JPH07181795A
JPH07181795A JP5345172A JP34517293A JPH07181795A JP H07181795 A JPH07181795 A JP H07181795A JP 5345172 A JP5345172 A JP 5345172A JP 34517293 A JP34517293 A JP 34517293A JP H07181795 A JPH07181795 A JP H07181795A
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JP
Japan
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image
image density
transfer material
transfer
transfer belt
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Application number
JP5345172A
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English (en)
Inventor
Toru Yoshida
徹 吉田
Matsuyuki Aoki
松之 青木
Toshiyuki Sasaki
利之 佐々木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH07181795A publication Critical patent/JPH07181795A/ja
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像濃度検出用トナー像の作成に先立って、
必ずADCパッチ部の除電を行う。 【構成】 画像濃度検出基準パターン16(ADCパッ
チ)を転写材担持体の用紙15と用紙15のインターイ
メージに転写し、搬送下流側に配置された濃度検出器に
より、透過光量が測定され、転写トナー像濃度を検出す
る。ADCパッチをパッチ部の同一位置、つまり除電の
充分になされていない領域に続けて転写されないよう
に、先の画像濃度検出用トナー像の作成位置に対して、
像担持体軸方向またはプロセス方向にずらすか、あるい
はパッチ部自体を転写材担持体のサイクルによって変え
るなどの手段を選択して用いることにより、精度よくカ
ラー画像濃度調整を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に形成され
る静電潜像をトナー現像して顕像化されたトナー像を転
写材担持体上の転写材に直接転写するタンデム方式等の
画像形成装置における画像濃度検出装置に係り、特に中
間転写体または被転写保持体(以下転写材担持体とい
う)に転写された濃度検出用トナー像(以下ADCパッ
チという)による濃度検出を精度よく行うのに好適な画
像濃度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を形成する画像形成装置にお
いて、色調再現性を安定させるためには、使用されるト
ナー各色の画像濃度を精度よく制御する必要がある。そ
こで、その制御方法として、従来からいくつかの方法が
とられている。ここでは、転写材担持体ないしは、中間
転写体上にトナー像を転写して、その濃度を検出する方
法について説明する。
【0003】第1の方法として、受光素子が発光素子か
ら発光された光のトナー像での正反射光を検出する構成
を持つものが知られているが、この方法においては、カ
ラートナー像の場合は、検出したいトナー像濃度が大き
くなってくると、誤差要因としてトナー自身による乱反
射光の影響を受けはじめ、正確に検出できなくなってき
てしまうという欠点がある。
【0004】また、第2の方法として、転写材担持体の
内外に配置された発光/受光素子によりトナー像の透過
光量を検出する方法があげられる(特開平3−1745
60)。この方法においては、カラートナー像の場合で
もトナー像濃度が大きくなっても正確に検出できる。そ
の他に、特開平1−161384、特開平2−1080
86、特開平3−226778等に開示されている、A
DCバッチの作成周期を変更するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−174560に開示された実施例では、トナー像の
透過光量の検出は、画像形成と平行して行わず、検出タ
イミングとしては、電源投入時、画像の形成が所定数に
達した時、人為的の操作による場合としている。そし
て、その検出される基準トナー像濃度が一定になるよう
に現像条件を変更、制御している。これをイエロー、マ
ゼンダ、シアン、ブラック各色毎に順次繰り返し行って
いる。これでは、通常の画像形成時において常に透過タ
イプで検出できないことにより正確な感度のよい検出が
できないばかりでなく、通常の画像形成時の濃度の維持
は、従来の現像機内のトナー濃度センサにより現像剤の
トナー濃度を一定にする方法をとらなければならなくな
る。さらには、カラー画像形成装置のように複数の現像
機が必要ない場合には、各々にトナー濃度センサが必要
になり、コストアップにつながってしまう。
【0006】また、従来のADCバッチの作成周期を変
更するものは、トナー供給における濃度の不安定を改善
するもので、ADCバッチ部の除電のされ方のよるAD
Cバッチ濃度の不安定性を改善することはできない。ま
た、図1において、転写ベルト除電器12が転写ベルト
クリーナー13の上流にある構成の場合は、転写ベルト
9上の同一位置に続けてADCバッチ16を作成する
と、転写ベルトのADCバッチ部の除電が転写ベルトに
トナーが乗った状態で行われる。そのため、除電が正常
に行われず、転写ベルト上のADCバッチ部の残留電位
が部分的に高くなる。この位置に続けてADCバツチの
作成を行うと、転写ベルトの2サイクル目(2周目)以
降の像担持体から転写ベルトへのADCバッチの転写が
正常に行われず、転写ベルト上のADCバッチに濃度ム
ラが生じる。したがって、濃度検出時の値が変動または
シフトしてしまい、正しい濃度が測定できないという問
題がある。
【0007】本発明の目的は、画像濃度検出用トナー像
の作成に先立って、必ずADCパッチ部の除電を行うよ
うにした画像濃度検出装置を提供することにある。また
他の目的は、画像濃度検出用トナー像の透過光量の検出
を、通常の画像形成時に常に可能とし、かつ精度よく検
出できるようにした画像濃度検出装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は像担持体上に形成される静電潜像をトナー
現像し、それにより顕像化されたトナー像を転写材担持
体上の転写材に転写する画像形成装置に於ける、カラー
の画像形成を行うエンジンの画像濃度検出用トナー像を
転写材担持体に転写し、該トナー像を光学センサにより
検出する画像濃度検出装置において、前記カラー毎の画
像濃度検出用トナー像を、前記像担持体の軸方向に対し
てずらして、前記転写材担持体上の転写材と転写材との
ギャップに作成する手段を備えた構成にある。
【0009】また他の発明は、上記請求項1に記載の発
明において、次のいずれかの構成を備えたことを特徴と
するものである。すなわち、 (1)光学センサは転写材担持体の内外に配置され、各
エンジンの濃度検出用トナー像の照射用発光素子部およ
び検出用受光素子部から成り、該素子部が各々一体のハ
ウジングに収納されている構成にある。 (2)転写材担持体に継ぎ目が存在している場合は、継
ぎ目のある転写材担持体上の転写材と転写材とのギャッ
プには、画像濃度検出用トナー像が作成されないように
した構成にある。 (3)転写材担持体は転写ベルトからなり、該転写ベル
ト1周あたりa枚(aは自然数)の画像を作成するとき
は、aの約数枚以外の周期でパッチ作成を行うようにし
た構成にある。 (4)転写材担持体は転写ベルトからなり、該転写ベル
ト1周あたりa枚(aは、自然数)の画像を作成すると
きは、aの約数枚以外の最小値の周期でパッチ作成を行
うようにした構成にある。 (5)転写材担持体を転写ベルトで構成し、該転写ベル
トの1周あたりa枚(aは、自然数)の画像を作成する
ときは転写ベルトの奇数サイクル目、偶数サイクル目は
偶数枚目、または、奇数サイクル目は、偶数枚目、偶数
サイクル目は、奇数枚目に、それぞれADCパッチの作
成を行うようにした構成にある。 (6)転写材担持体を転写ベルトで構成し、該転写ベル
ト1周毎にパッチ作成位置を、同一のパッチ作成領域内
でプロセス方向に変えた構成にある。 (7)転写材担持体を転写ベルトで構成し、該転写ベル
ト1周毎にパッチ作成位置を、同一のパッチ作成領域内
で感光体の軸方向に変えた構成にある。 (8)転写担持体の除電器を、転写担持体を清浄にする
クリーナーの下流側または上流側と下流側の両方に配置
した構成にある。
【0010】
【作用】請求項1に記載された発明によると、カラー画
像形成を行うエンジンの画像濃度検出用トナー像を、像
担持体軸方向に対してずらして、転写材担持体上の転写
材と転写材との間(パッチ部)に作成することにより、
精度よくカラー画像濃度調整を行うことができる。好ま
しくは画像濃度検出用トナー像をパッチ部の同一位置、
つまり除電の充分になされていない領域に続けて転写さ
れないように、先の画像濃度検出用トナー像の作成位置
に対して、像担持体軸方向またはプロセス方向にずらす
か、あるいはパッチ部自体を転写ベルトのサイクルによ
って変えるなどの手段を選択して用いることができる。
好ましくは除電とクリーニングを確実に行わせるため
に、転写材担持体のクリーナーに対して、転写材担持体
の除電器の配置および個数が適宜選択することにより、
要求される画像濃度検出用トナー像を転写材担持体上に
転写することができる。また光学センサの発光部と受光
部を一体のハウジングに収納したことにより、用紙詰ま
り等での転写材担持体モジュールが脱着されても、その
前後で受光光量が変化しないため、検出値のバラツキが
少なくなる。好ましくは最終エンジンの後に光学センサ
を配置する。また転写材担持体の継ぎ目を避けてパッチ
作成を行うようにしたことにより、転写材担持体のクリ
ーニング性を安定に保つことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明が適用されたカラー複写機の概略を
示す。本実施例では、帯電装置、露光装置、現像装置、
転写装置、クリーナー、除電装置、感光ドラムを1単位
としたゼログラフィーモジュールをエンジンまたはゼロ
グラフィーエンジンと呼ぶことにする。原稿ガラス(図
示せず)上に置かれた原稿は、露光ランプによりCCD
センサに露光される。読取られた画像信号は、画像処理
部(図示せず)を通され、各カラー(K,Y,M,C)
毎の画像処理が行われる。この処理されたカラー画像信
号がK,Y,M,Cエンジンの像形成用レーザー光学系
に与えられる。各エンジンはそのエンジン間隔による、
タイミングのずれを持って、同様な動作が行われる。
【0012】まず、Kエンジンにおいて、帯電コロトロ
ン1により帯電された感光ドラム5は、像形成用レーザ
ー光2により露光され、静電潜像が作成され、その静電
潜像は現像機4によりトナー像となる。感光ドラム5上
に形成されたトナー像は、転写材担持体9の転写コロト
ロン6の位置に移送される。一方、転写材(以下用紙記
す)は、図示しない給紙カセットより供給され、転写材
担持体9に吸着、保持され、転写コロトロン6の位置に
移送される。そして、形成されたトナー像は用紙上にコ
ロトロン6により転写される。
【0013】転写後の感光ドラム5は、クリーナー7に
より清掃され、除電ランプ8により除電される。Y,
M,Cエンジンでも、同様な動作が行われトナー像が用
紙上に転写される。その後、剥離コロトロン11を通
り、図示しない定着器に移送、定着させることになる。
用紙の移送と、感光ドラム5上のトナー像の形成される
タイミングを一致させるための基準は、給紙カセットと
転写材担持体9間に設けたレジストレーション調整用用
紙搬送ロール14(以下レジロールと記す)の駆動スタ
ート信号を使用している。
【0014】(第1の実施例)上記の画像形成動作と同
時に、レジロール14の駆動スタート信号を基準にし
て、像形成用レーザー光2により露光され、静電潜像が
作成され、現像機4によりトナー像となった画像濃度検
出基準パターン16(以下ADCパッチと記す)は、図
2に示すように、転写材担持体9の用紙15と用紙15
のインターイメージ(INTER IMAGE)に転写され、転写
材担持体9上を搬送される。このADCパッチ16は、
転写材担持体9の内外に配置された濃度検出器(発光
部)10−2により、透過光量が測定され、転写トナー
像濃度が検出される。
【0015】この時のADCパッチ16は、転写材担持
体9上で重ならないように感光ドラム5の軸方向にずら
して作成されている。16−KはKエンジンで作成され
たものであり、同様に16−Y、16−M、16−Cは
各々Y,M,Cエンジンで作成されたものである。ここ
では、画像濃度検出基準パターンの作像タイミングを、
用紙を搬送する駆動スタート信号を基準にしているが、
第1のエンジンの像形成用レーザー光の書込みスタート
信号を基準にしてもよい。
【0016】図3は濃度検出器の構成を示す。また図4
は濃度検出器の配置を示す。図3において、濃度検出器
(発光部)10−1および濃度検出器(受光部)10−
2は、K,Y,M,C画像濃度を検出するためのADC
パッチ16−K,Y,M,Cの軸方向の中心に一致する
ように、各々K,Y,M,C用の発光素子/受光素子
が、各々一体のハウジングに収納されている。発光素子
部は、画像形成装置本体の軸方向の位置規定がされてい
る部分に、受光素子部は転写材担持体モジュールに取付
けられている。つまり、用紙詰まりなどで転写材担持体
モジュールが引出された時には、受光素子部は一緒に引
出され、その度に発光素子/受光素子の光軸がズレてし
まうことになる。
【0017】そこで、本発明においては、転写材担持体
モジュールの脱着による光軸ズレ、発光素子ハウジン
グ、受光素子ハウジングの取付け誤差による光軸ズレ、
ハウジング内の発光素子/受光素子のスリット位置およ
び素子の取付け誤差による光軸ズレにより、転写トナー
像濃度に対する感度が変動しないように、図4に示すよ
うに、発光素子部のハウジング10−1の高さ方向の取
付け位置を、転写担持体から遠く、具体的には、発光素
子部の検出面と転写材担持体との距離aは7〜10mm
とし、発光素子スリット20−1径は約3mmとするこ
とで、受光素子に入る光量が変動しないようになってい
る。また、受光素子部のハウジング10−2は、転写材
担持体9との間隔bを0.3〜1.0mmと近づけるこ
とで、トナーの乱反射を拾わずに検出感度が大きくなる
ように取付けられている。また、各エンジン用の発光/
受光素子の間隔は、相互の発光光が影響を受けないよう
に感光ドラムア5の軸方向に十分とられている。
【0018】図5は転写材担持体9との間隔bを0.7
mmに固定し、発光素子部の検出面と転写材担持体との
距離aを5〜10mm変化させたときの転写トナー像濃
度検出感度バラツキ(許容範囲±3%)の光軸ズレに対
するラチチュードを示している。図5から明らかなよう
に、距離a=7mmの場合には光軸ズレがトータルで
1.9mmまで許容できることになる。実際の画像形成
装置における光軸ズレは、転写材担持体モジュールの脱
着による光軸ズレも含め1.5mm以下になっているた
め、以上の構成で検出感度バラツキの問題は解決できた
たことが分かる。本実施例では、転写材担持体の継ぎ目
の位置を常に、記憶できるように、転写材担持体に位置
検知用のホール(図示せず)を設けている。つまり、A
DCパッチ16と継ぎ目が重ならないときは、ADCパ
ッチ16用のイメージは書込まなくなっている。これに
より、継ぎ目部における転写材担持体の清掃不良を発生
しないようになっている。
【0019】(第2の実施例)本実施例は、ADCパッ
チの作成位置及びインターバルを特徴とするものであ
る。図6は転写ベルトの分割数とADCパッチ作成イン
ターバルの関係を示す。転写ベルト1周あたりa枚(a
は自然数)の画像を作成する場合について説明する。 (1)aの約数枚以外の周期でADCパッチを作成する
ものでは、図6の中欄に示すADCパッチ作成インター
バルが適用される(具体例1)。このインターバルに
て、ADCパッチ作成を行うことにより、転写ベルトう
の同じ場所に、ADCパッチを続けて2回作成しないこ
とを実現させることができる。このような位置にて、A
DCパッチ作成を行うことにより、転写ベルト上の同じ
場所に、ADCパッチを続けて2回作成しないので、A
DCパッチの作成に先立って、必ずADCパッチ部の除
電を行うことができる。その結果、感光ドラムからの転
写材担持体上への転写が安定した状態で行われ、ADC
パッチの濃度を精度よく検出でき、画像形成時において
常に、安定した濃度を維持することができる。
【0020】(2)aの約数枚以外の最小値の周期でA
DCパッチを作成するものでは、図6の右欄に示すaの
約数枚以外の周期で最も短いインターバルが適用される
(具体例2)。このインターバルにて、ADCパッチ作
成を行うことにより、上記具体例1の改善効果に加え最
も短いインターバルにて濃度検出を行い、より安定した
濃度を維持することができる。さらに、用紙サイズの変
更等により転写ベルトの分割数が変更された場合も、具
体例1または具体例2の条件を満たす範囲でADCパッ
チ作成インターバルを、変更することが可能である。例
として、用紙がA3の時は転写ベルトを5分割し、A4
の時は転写ベルトを10分割している構成では、A3は
2枚に1回、A4は3枚に1回のインターバルでADC
パッチ作成を実施する。
【0021】(3)転写ベルトの奇数サイクル目は奇数
枚目、偶数サイクル目は偶数枚数目、又は奇数サイクル
目は偶数枚目、偶数サイクル目は奇数枚目にそれぞれA
DCパッチを作成する(具体例3)。図7は分割数5の
例を示し、転写材担持体9およびADCパッチ16のみ
を抜き出したものである。図7において、1サイクル目
は、1枚目16−K,Y、M、C−1、3枚目16−
K、Y,M,C−3、5枚目16−K,Y,M,C−5
の位置にADCパッチを作成し、2サイクル目は2枚目
16−K,Y,M,C−2、4枚目16−K,Y,M,
C−4の位置にADCパッチを作成する。以下同様に、
3サイクル目は1,3,5枚目、4サイクル目は2,4
枚目の位置にADCパッチを作成する。
【0022】又は、1サイクル目は、2枚目16−K,
Y,M,C−2、4枚目16−K,Y,M,C−4の位
置にADCパッチを作成し、2サイクル目は1枚目16
−K,Y,M,C−1、3枚目16−K,Y,M,C−
3、5枚目16−K,Y,M,C−5の位置にADCパ
ッチを作成し、以下同様の位置にADCパッチを作成す
る。ここで、図8は分割数1〜5の例で、転写ベルトの
分割数と、奇数、偶数枚目のADCパッチの位置関係を
示す。上記具体例の構成を取ることにより、転写ベルト
上の同じ場所に、ADCパッチを続けて2回作成しない
ことを実現することができる。
【0023】(4)転写ベルト1周毎に、同一インター
イメージ内でプロセス方向に変えてADCパッチを作成
する(具体例4)。図9ないし図12は転写ベルトの1
周目と2周目のADCパッチ作成位置の関係を示す。転
写ベルトの1周目は、図10に示すAの位置にADCパ
ッチを作成し、2周目は、図12に示すBの位置にAD
Cパッチを作成する。
【0024】(5)転写ベルト1周毎に、同一インター
イメージ内で感光ドラムの軸方向に変えてADCパッチ
を作成する(具体例5)。図13ないし図15は転写ベ
ルトの1周目と2周目のADCパッチ作成位置の関係を
示す。転写ベルトの1周目は、図14に示すAの位置に
ADCパッチを作成し、2周目はBの位置にADCパッ
チを作成する。このような位置にADCパッチを作成す
ることにより、上記具体例4と同様の効果が得られる。
なお、具体例5では、各色に2組のADCセンサが必要
となる。
【0025】(第3の実施例)本実施例は、転写ベルト
除電器と転写ベルトクリーナの配置を特徴とするもので
ある。図16および図17は、転写ベルト除電器12−
1と転写ベルトクーナー13の関係を示す。転写ベルト
除電器12−1は、転写ベルトクリーナ13に対して上
流側および/または下流側に配置される。図1の例で
は、転写ベルトクリーナ13に対して、転写ベルト除電
器12−1は下流側、また図16の例では下流側、さら
に図17の例では上流側と下流側にそれぞれ配置されて
いる。ここで、図17の例ではあらかじめADCパッチ
が作成される部分のみ、第2の転写ベルト除電器12−
2を、はたらかせることも可能である。上記の実施例に
よれば、ADCパッチに先立って、必ずADCパッチ部
の除電が行われるため、感光ドラムからの転写材担持体
上への転写が安定した状態で行われ、ADCパッチの濃
度をよく検出でき、画像形成時において、常に、安定し
た濃度を維持することができる。
【0026】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ADC
パッチの作成に先立って、必ずADCパッチ部の除電が
行われるため、像担持体からの転写材担持体上への画像
濃度検出用トナー像の転写が安定した状態で行われると
共に、ADCパッチの濃度を精度よく検出でき、画像形
成時において常に、安定した濃度を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されたカラー複写機の概略構成
図である。
【図2】 ADCパッチの作成位置を説明する図であ
る。
【図3】 濃度検出器の構成を示す斜視図である。
【図4】 発光素子部と受光素子部の配置図である。
【図5】 発光素子部の検出面と転写材担持体との距離
を変化させたときの転写トナー像濃度検出感度バラツキ
の光軸ズレに対するラチチュードを示す図である。
【図6】 転写ベルトの分割数とADCパッチ作成イン
ターバルの関係を示す図である。
【図7】 分割数5の場合のADCパッチ作成インター
バルの関係を示す図である。
【図8】 分割数1〜5における転写ベルトの分割数
と、奇数、偶数枚目のADCパッチの位置関係を説明す
るための図である。
【図9】 ADCパッチ作成位置をプロセス方向に変え
る場合の転写ベルトの1周目の説明図である。
【図10】 図9の部分拡大図である。
【図11】 ADCパッチ作成位置をプロセス方向に変
える場合の転写ベルトの2周目の説明図である。
【図12】 図11の部分拡大図である。
【図13】 ADCパッチ作成位置を軸方向に変える場
合の転写ベルトの1周目の説明図である。
【図14】 図14の部分拡大図である。
【図15】 ADCパッチ作成位置を軸方向に変える場
合の転写ベルトの2周目の説明図である。
【図16】 転写ベルト除電器12−1を転写ベルトク
ーナー13の下流側に配置したシステム構成図である。
【図17】 転写ベルト除電器12−1を転写ベルトク
ーナー13の上流側と下流側に配置したシステム構成図
である。
【符号の説明】
1…帯電コロトロン、2…像形成用レーザ光、3…電位
センサ、4…現像機、5…感光ドラム、6…転写コロト
ロン、7…クリーナー、8…除電ランプ、9…転写材担
持体、10−1…濃度検出器(発光部)、10−2…濃
度検出器(受光部)、11…剥離コロトロン、12…転
写材担持体除電コロトロン、13…転写材担持体クリー
ナー、14…レジストレーション調整用転写材搬送ロー
ル、15…転写材(用紙)、16…画像濃度検出基準パ
ターン(ADCパッチ)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成されるトナー像を転写
    材担持体上の転写材に転写する画像形成装置に於ける、
    カラー画像形成を行うエンジンの画像濃度検出用トナー
    像を前記転写材担持体に転写し、該トナー像を光学セン
    サにより検出する画像濃度検出装置において、 前記カラー毎の画像濃度検出用トナー像を前記像担持体
    軸方向に対してずらして、前記転写材担持体上の転写材
    と転写材とのギャップに作成する手段を備えていること
    を特徴とする画像濃度検出装置。
  2. 【請求項2】 光学センサは転写材担持体の内外に配置
    され、各エンジンの濃度検出用トナー像の照射用発光素
    子部および検出用受光素子部から成り、該素子部が各々
    一体のハウジングに収納されていることを特徴とする請
    求項1記載の画像濃度検出装置。
  3. 【請求項3】 転写材担持体に継ぎ目が存在している場
    合は、継ぎ目のある転写材担持体上の転写材と転写材と
    のギャップには、画像濃度検出用トナー像が作成されな
    いように構成したことを特徴とする請求項1記載の画像
    濃度検出装置。
  4. 【請求項4】 転写材担持体は転写ベルトからなり、該
    転写ベルト1周あたりa枚(aは自然数)の画像を作成
    するときは、aの約数枚以外の周期で画像濃度検出用ト
    ナー像の作成を行うことを特徴とする請求項1記載の画
    像濃度検出装置。
  5. 【請求項5】 転写材担持体は転写ベルトからなり、該
    転写ベルト1周あたりa枚(aは、自然数)の画像を作
    成するときは、aの約数枚以外の最小値の周期で画像濃
    度検出用トナー像の作成を行うことを特徴とする請求項
    1記載の画像濃度検出装置。
  6. 【請求項6】 転写材担持体を転写ベルトで構成し、該
    転写ベルトの1周あたりa枚(aは、自然数)の画像を
    作成するときは転写ベルトの奇数サイクル目、偶数サイ
    クル目は偶数枚目、または、奇数サイクル目は偶数枚
    目、偶数サイクル目は奇数枚目に、それぞれ画像濃度検
    出用トナー像の作成を行うことを特徴とする請求項1記
    載の画像濃度検出装置。
  7. 【請求項7】 転写材担持体を転写ベルトで構成し、該
    転写ベルト1周毎に画像濃度検出用トナー像の作成位置
    を、同一の画像濃度検出用トナー像の作成領域内でプロ
    セス方向に変えることを特徴とする請求項1記載の画像
    濃度検出装置。
  8. 【請求項8】 転写材担持体を転写ベルトで構成し、該
    転写ベルト1周毎に画像濃度検出用トナー像の作成位置
    を、同一の画像濃度検出用トナー像の作成領域内で感光
    体の軸方向に変えることを特徴とする請求項1記載の画
    像濃度検出装置。
  9. 【請求項9】 転写担持体の除電器を、転写担持体を清
    浄にするクリーナーの下流側または上流側と下流側の両
    方に配置することを特徴とする請求項1記載の画像濃度
    検出装置。
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