JPH07306561A - タンデムエンジンタイプのカラー画像形成装置 - Google Patents
タンデムエンジンタイプのカラー画像形成装置Info
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- JPH07306561A JPH07306561A JP6098424A JP9842494A JPH07306561A JP H07306561 A JPH07306561 A JP H07306561A JP 6098424 A JP6098424 A JP 6098424A JP 9842494 A JP9842494 A JP 9842494A JP H07306561 A JPH07306561 A JP H07306561A
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- Japan
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- image forming
- engine
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- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タンデムエンジン型画像形成装置の、非作像
サイクルのエンジンがトナーバンド形成に消費したトナ
ー量を捕らえ、作像サイクル復帰時に最適なトナー濃度
を維持する。 【構成】 カラーモード設定信号と複写枚数信号とから
非作像エンジンのトナーバンド作成信号を発生するトナ
ーバンド作成信号発生手段１５とこの信号に基づいて現
像器４へのトナー供給を制御するトナー供給制御手段１
６とからなるトナー補充手段を設けた、画像を形成する
複数のエンジン１０，１１，１２，１３を備え、非作像
サイクルにあるエンジンの感光体ドラム１上に用紙９へ
載せないようなタイミングでトナーバンドを形成するタ
ンデムエンジン型カラー画像形成装置。
サイクルのエンジンがトナーバンド形成に消費したトナ
ー量を捕らえ、作像サイクル復帰時に最適なトナー濃度
を維持する。 【構成】 カラーモード設定信号と複写枚数信号とから
非作像エンジンのトナーバンド作成信号を発生するトナ
ーバンド作成信号発生手段１５とこの信号に基づいて現
像器４へのトナー供給を制御するトナー供給制御手段１
６とからなるトナー補充手段を設けた、画像を形成する
複数のエンジン１０，１１，１２，１３を備え、非作像
サイクルにあるエンジンの感光体ドラム１上に用紙９へ
載せないようなタイミングでトナーバンドを形成するタ
ンデムエンジン型カラー画像形成装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真画像形成装
置、とくにカラー画像形成装置におけるトナーバンド形
成時の画像濃度維持方法に関する。
置、とくにカラー画像形成装置におけるトナーバンド形
成時の画像濃度維持方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子写真画像形成装置とくに複数の画像
形成部が縦１列に並べられたタンデムエンジンタイプの
カラー画像形成装置は、図４に示される構成を有してい
る。すなわち、複数の画像形成部（以下、エンジンとい
う）１０，１１，１２，１３が、転写ベルト１４に沿っ
て縦１列に配置されており、各エンジンは、それぞれ、
黒、イエロー、マゼンタ、シアンの異なる色を現像す
る。転写材としての用紙９は、転写ベルト１４上に乗っ
て移動し、各エンジンの転写部を経由して転写された各
色が重ねられてカラー画像が形成される。
形成部が縦１列に並べられたタンデムエンジンタイプの
カラー画像形成装置は、図４に示される構成を有してい
る。すなわち、複数の画像形成部（以下、エンジンとい
う）１０，１１，１２，１３が、転写ベルト１４に沿っ
て縦１列に配置されており、各エンジンは、それぞれ、
黒、イエロー、マゼンタ、シアンの異なる色を現像す
る。転写材としての用紙９は、転写ベルト１４上に乗っ
て移動し、各エンジンの転写部を経由して転写された各
色が重ねられてカラー画像が形成される。
【０００３】図２は、エンジンの構成を示しており、各
エンジンは同じ構成をとっている。黒色の作像を行うＫ
エンジン１０を例にとると、このエンジン１０は、感光
体ドラム１と、該感光体ドラム１を帯電させる帯電コロ
トロン２と、感光体ドラム１上に静電的な潜像を形成す
る画像形成用レーザ光３と、感光体ドラム１上に形成さ
れた潜像をトナー（現像剤）を用いて現像する現像器４
と、現像された画像を用紙９に転写する転写コロトロン
５と、感光体ドラム上に残ったトナーを取り除くクリー
ナブラシ６と、感光体ドラム１の電荷を除く除電ランプ
８と、感光体ドラム１の表面に接して感光体ドラム１上
に残っているトナーをはぎ落すクリーナーブレード８と
から構成されている。
エンジンは同じ構成をとっている。黒色の作像を行うＫ
エンジン１０を例にとると、このエンジン１０は、感光
体ドラム１と、該感光体ドラム１を帯電させる帯電コロ
トロン２と、感光体ドラム１上に静電的な潜像を形成す
る画像形成用レーザ光３と、感光体ドラム１上に形成さ
れた潜像をトナー（現像剤）を用いて現像する現像器４
と、現像された画像を用紙９に転写する転写コロトロン
５と、感光体ドラム上に残ったトナーを取り除くクリー
ナブラシ６と、感光体ドラム１の電荷を除く除電ランプ
８と、感光体ドラム１の表面に接して感光体ドラム１上
に残っているトナーをはぎ落すクリーナーブレード８と
から構成されている。
【０００４】このようなエンジンを縦１列に並べたタン
デムエンジンタイプのカラー画像形成装置を用いてカラ
ー画像を形成するときには、黒を現像するＫエンジン１
０と、イエローを現像するＹエンジン１１と、マゼンタ
を現像するＭエンジン１２と、シアンを現像するＣエン
ジン１３とが、順次用紙が搬送されるタイミングにあわ
せて作動してカラー画像が形成される。
デムエンジンタイプのカラー画像形成装置を用いてカラ
ー画像を形成するときには、黒を現像するＫエンジン１
０と、イエローを現像するＹエンジン１１と、マゼンタ
を現像するＭエンジン１２と、シアンを現像するＣエン
ジン１３とが、順次用紙が搬送されるタイミングにあわ
せて作動してカラー画像が形成される。
【０００５】このようなタンデムエンジンタイプのカラ
ー画像形成装置で単色の画像、例えば、黒色の画像を形
成するときには、黒色用のＫエンジン１０のみが作像サ
イクルで動作する。しかしながら、他のエンジン１１，
１２，１３は、非作像サイクルにあって、感光体ドラム
１は、回転するが潜像の形成および現像などの動作は行
われない。非作像エンジンでは、感光体ドラム１上に像
を形成しないので当然にトナーが感光体ドラム上に供給
されることはない。ところが、非作動エンジンにあって
も回転ドラム１は、画像形成装置が作像動作していると
きには回転しており、その表面をクリーナーブレード８
が接して相対移動している。
ー画像形成装置で単色の画像、例えば、黒色の画像を形
成するときには、黒色用のＫエンジン１０のみが作像サ
イクルで動作する。しかしながら、他のエンジン１１，
１２，１３は、非作像サイクルにあって、感光体ドラム
１は、回転するが潜像の形成および現像などの動作は行
われない。非作像エンジンでは、感光体ドラム１上に像
を形成しないので当然にトナーが感光体ドラム上に供給
されることはない。ところが、非作動エンジンにあって
も回転ドラム１は、画像形成装置が作像動作していると
きには回転しており、その表面をクリーナーブレード８
が接して相対移動している。
【０００６】このような状態で、長時間単色の画像形成
を行うと、非作像エンジンのクリーナーブレード８に
は、潤滑剤としての働きをも持つトナーが長時間にわた
って供給されないので、ブレードのめくれや変形を生
じ、クリーナーとしての働きが劣化する恐れがある。
を行うと、非作像エンジンのクリーナーブレード８に
は、潤滑剤としての働きをも持つトナーが長時間にわた
って供給されないので、ブレードのめくれや変形を生
じ、クリーナーとしての働きが劣化する恐れがある。
【０００７】このような問題を解決するために、作像エ
ンジンが形成した画像に影響をおよぼさない非作像エン
ジンの感光体ドラム１上の個所に、所定の量のトナーの
バンド（以下、トナーバンドという）を形成して、クリ
ーナーブレード８と回転体ドラム１との間の潤滑性を維
持し、ドラムのクリーニング性を保つことが、例えば、
特開昭６３−９５７４６号公報、特開昭６３−１９４３
２９号公報、特開昭６３−２９５６３７号公報、特開平
１−５０６６７号公報、特開平１−２６７６７８号公
報、特開平１−３１６９６８号公報、特開平２−４４３
８８号公報、特開平２−１４０７６５号公報、特開平２
−２３０１６７号公報、特開平３−１７７８７６号公
報、特開平４−５７３１９号公報、特開平５−２２４４
９７号公報等々に提案されている。
ンジンが形成した画像に影響をおよぼさない非作像エン
ジンの感光体ドラム１上の個所に、所定の量のトナーの
バンド（以下、トナーバンドという）を形成して、クリ
ーナーブレード８と回転体ドラム１との間の潤滑性を維
持し、ドラムのクリーニング性を保つことが、例えば、
特開昭６３−９５７４６号公報、特開昭６３−１９４３
２９号公報、特開昭６３−２９５６３７号公報、特開平
１−５０６６７号公報、特開平１−２６７６７８号公
報、特開平１−３１６９６８号公報、特開平２−４４３
８８号公報、特開平２−１４０７６５号公報、特開平２
−２３０１６７号公報、特開平３−１７７８７６号公
報、特開平４−５７３１９号公報、特開平５−２２４４
９７号公報等々に提案されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特にカ
ラーモードをユーザーが指定可能なタンデムエンジン構
成のカラー電子写真画像形成装置では、３色カラー指定
時にはＫエンジン１０が、白黒指定時にはＹエンジン１
１、Ｍエンジン１２、Ｃエンジン１３が非作像サイクル
に入るため、これらの非作像サイクルにあるエンジンが
消費するトナーは、トナーバンドのみということにな
る。
ラーモードをユーザーが指定可能なタンデムエンジン構
成のカラー電子写真画像形成装置では、３色カラー指定
時にはＫエンジン１０が、白黒指定時にはＹエンジン１
１、Ｍエンジン１２、Ｃエンジン１３が非作像サイクル
に入るため、これらの非作像サイクルにあるエンジンが
消費するトナーは、トナーバンドのみということにな
る。
【０００９】トナーバンドの作成１回当たりに消費され
るトナー量は、それほど多くないので現像器４内のトナ
ー濃度をそれほど低下させるものではなく、画像濃度に
それほどの影響をきたすものではないが、特定のカラー
モードのみが大量に使用され、特定のエンジンのみが長
期にわたって使用されるような使用状態のときには、非
作像エンジンのトナー濃度は確実に低下する。この後
に、別のカラーモードが指定された場合、非作像サイク
ルから作像サイクルに復帰したエンジンのトナー濃度の
低下が顕著であることは、特定の色の画像濃度の低下を
引き起こし形成された画像の画質の劣化につながり問題
である。上記のトナーバンド形成に関する技術では、こ
の点に配慮することはなかった。
るトナー量は、それほど多くないので現像器４内のトナ
ー濃度をそれほど低下させるものではなく、画像濃度に
それほどの影響をきたすものではないが、特定のカラー
モードのみが大量に使用され、特定のエンジンのみが長
期にわたって使用されるような使用状態のときには、非
作像エンジンのトナー濃度は確実に低下する。この後
に、別のカラーモードが指定された場合、非作像サイク
ルから作像サイクルに復帰したエンジンのトナー濃度の
低下が顕著であることは、特定の色の画像濃度の低下を
引き起こし形成された画像の画質の劣化につながり問題
である。上記のトナーバンド形成に関する技術では、こ
の点に配慮することはなかった。
【００１０】本発明は、タンデムエンジンタイプのカラ
ー画像形成装置において、この非作像サイクルにあるエ
ンジンのクリーニングブレード保護用のトナーバンド形
成に使用したトナー消費量を的確に捕らえ、そのエンジ
ンが作像サイクルへ復帰する時に最適なトナー濃度を維
持できる方法を提供することを目的とする。
ー画像形成装置において、この非作像サイクルにあるエ
ンジンのクリーニングブレード保護用のトナーバンド形
成に使用したトナー消費量を的確に捕らえ、そのエンジ
ンが作像サイクルへ復帰する時に最適なトナー濃度を維
持できる方法を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、画像を形成する複数のエンジンを備え、
非作像サイクルにあるエンジンの感光体ドラム上に用紙
９へ載せないようなタイミングでトナーバンドを形成す
るタンデムエンジンタイプのカラー画像形成装置におい
て、トナーバンドを形成することによって消費されるト
ナー量を算出し現像器へのトナーの供給を制御するトナ
ー補充手段を設けた。
に、本発明は、画像を形成する複数のエンジンを備え、
非作像サイクルにあるエンジンの感光体ドラム上に用紙
９へ載せないようなタイミングでトナーバンドを形成す
るタンデムエンジンタイプのカラー画像形成装置におい
て、トナーバンドを形成することによって消費されるト
ナー量を算出し現像器へのトナーの供給を制御するトナ
ー補充手段を設けた。
【００１２】さらに、本発明は、トナー補充手段を、カ
ラーモードの設定信号と複写枚数信号とから非作像エン
ジンに対するトナーバンド作成信号を発生するトナーバ
ンド作成信号発生手段と、この信号に基づいて現像器へ
のトナー供給を制御するトナー供給制御手段とから構成
した。
ラーモードの設定信号と複写枚数信号とから非作像エン
ジンに対するトナーバンド作成信号を発生するトナーバ
ンド作成信号発生手段と、この信号に基づいて現像器へ
のトナー供給を制御するトナー供給制御手段とから構成
した。
【００１３】また、本発明は、トナー補充手段を、画像
形成装置を制御する制御手段内に構成した。
形成装置を制御する制御手段内に構成した。
【００１４】
【作用】本発明は、タンデムエンジンタイプのカラー画
像形成装置において、トナーバンドを形成することによ
って消費されるトナー量を算出し現像器へのトナーの供
給を制御するので、消費されたトナーの量を補充して、
現像器内のトナー濃度を常に一定に保つことができる。
像形成装置において、トナーバンドを形成することによ
って消費されるトナー量を算出し現像器へのトナーの供
給を制御するので、消費されたトナーの量を補充して、
現像器内のトナー濃度を常に一定に保つことができる。
【００１５】
【実施例】図１は、本発明が適用されたタンデムエンジ
ンタイプのカラー画像形成装置（複写機）の概略を示し
ている。本発明に係るタンデムエンジンタイプのカラー
画像形成装置は、それぞれが感光体ドラム１と帯電コロ
トロン２と像形成用レーザ光３と現像器４と転写コロト
ロン５とクリーナーブラシ６と除電ランプ７とクリーナ
ーブレード８とからなる複数のエンジン１０，１１，１
２，１３と、転写ベルト１４と、非作像サイクルにある
エンジンにトナーバンドを作成する信号を発生するトナ
ーバンド作成信号発生手段１５と、非作像サイクルにあ
るエンジンの現像器へのトナーの供給を制御するトナー
供給制御手段１６とから構成される。
ンタイプのカラー画像形成装置（複写機）の概略を示し
ている。本発明に係るタンデムエンジンタイプのカラー
画像形成装置は、それぞれが感光体ドラム１と帯電コロ
トロン２と像形成用レーザ光３と現像器４と転写コロト
ロン５とクリーナーブラシ６と除電ランプ７とクリーナ
ーブレード８とからなる複数のエンジン１０，１１，１
２，１３と、転写ベルト１４と、非作像サイクルにある
エンジンにトナーバンドを作成する信号を発生するトナ
ーバンド作成信号発生手段１５と、非作像サイクルにあ
るエンジンの現像器へのトナーの供給を制御するトナー
供給制御手段１６とから構成される。
【００１６】このタンデムエンジンタイプのカラー画像
形成装置は、図示を省略した原稿ガラス上に置かれた原
稿面を露光ランプによって照射し光学系を介して得られ
た画像をＣＣＤセンサで読取り、読み取った画像信号を
図示を省略した画像処理部を通して、Ｋエンジン１０、
Ｙエンジン１１、Ｍエンジン１２、Ｃエンジン１３の像
形成用レーザー光学系３に与えられる。この後は、各エ
ンジンがそのエンジンの設置間隔によって定まるタイミ
ング差を持って、作像動作が行われる。
形成装置は、図示を省略した原稿ガラス上に置かれた原
稿面を露光ランプによって照射し光学系を介して得られ
た画像をＣＣＤセンサで読取り、読み取った画像信号を
図示を省略した画像処理部を通して、Ｋエンジン１０、
Ｙエンジン１１、Ｍエンジン１２、Ｃエンジン１３の像
形成用レーザー光学系３に与えられる。この後は、各エ
ンジンがそのエンジンの設置間隔によって定まるタイミ
ング差を持って、作像動作が行われる。
【００１７】作像動作をＫエンジン１０を例にして説明
する。帯電コロトロン２で帯電された感光体ドラム１に
は、像形成用レーザー光３で露光されて静電潜像が作成
される。その静電潜像は、現像器４で現像されトナー像
となる。感光体ドラム１上に形成されたトナー像は、転
写コロトロン５で転写ベルト１４上に吸着・保持されて
移送されてきた用紙９に転写される。転写後の感光体ド
ラム１に残留したトナーは、ブレード８で欠き落されク
リーナーブラシ６で清掃される。清掃後の感光体ドラム
１は、除電ランプ７で除電される。これらの動作は、Ｙ
エンジン１１、Ｍエンジン１２、Ｃエンジン１３でも同
様に実行されトナー像が用紙上に順次転写される。
する。帯電コロトロン２で帯電された感光体ドラム１に
は、像形成用レーザー光３で露光されて静電潜像が作成
される。その静電潜像は、現像器４で現像されトナー像
となる。感光体ドラム１上に形成されたトナー像は、転
写コロトロン５で転写ベルト１４上に吸着・保持されて
移送されてきた用紙９に転写される。転写後の感光体ド
ラム１に残留したトナーは、ブレード８で欠き落されク
リーナーブラシ６で清掃される。清掃後の感光体ドラム
１は、除電ランプ７で除電される。これらの動作は、Ｙ
エンジン１１、Ｍエンジン１２、Ｃエンジン１３でも同
様に実行されトナー像が用紙上に順次転写される。
【００１８】上記の作像サイクル動作に対し、非作像サ
イクル動作では、感光体ドラム１は回転を続けるが、像
形成用レーザー光３による露光および現像器４による現
像が行われない。そこで、長時間にわたり非作像サイク
ル動作を行うと、ドラムの表面とブレードの間の潤滑剤
としてのトナーが枯渇してブレード８が捲れてしまう恐
れがある。これを回避するため、感光体ドラム１の表面
に、一定の枚数間隔毎にトナーバンド１７を作成する。
イクル動作では、感光体ドラム１は回転を続けるが、像
形成用レーザー光３による露光および現像器４による現
像が行われない。そこで、長時間にわたり非作像サイク
ル動作を行うと、ドラムの表面とブレードの間の潤滑剤
としてのトナーが枯渇してブレード８が捲れてしまう恐
れがある。これを回避するため、感光体ドラム１の表面
に、一定の枚数間隔毎にトナーバンド１７を作成する。
【００１９】ここで、非作像サイクルとなるエンジンが
生じる特定のカラーモードの印刷が行われるときには、
図示を省略した操作パネルから入力されるカラーモード
設定信号や、そのカラーモードで複写した枚数をカウン
トした複写カウント信号等に基づいて、非作像サイクル
状態のエンジンに所定の間隔でトナーバンドを作成する
ことを指示するトナーバンド作成信号を発生するトナー
バンド作成信号発生手段１５から所定の複写間隔でトナ
ーバンド作成信号ＴＢが、トナー供給制御手段１６へ向
けて発せられる。
生じる特定のカラーモードの印刷が行われるときには、
図示を省略した操作パネルから入力されるカラーモード
設定信号や、そのカラーモードで複写した枚数をカウン
トした複写カウント信号等に基づいて、非作像サイクル
状態のエンジンに所定の間隔でトナーバンドを作成する
ことを指示するトナーバンド作成信号を発生するトナー
バンド作成信号発生手段１５から所定の複写間隔でトナ
ーバンド作成信号ＴＢが、トナー供給制御手段１６へ向
けて発せられる。
【００２０】トナー供給制御手段１６は、トナーバンド
作成信号を受けて非作像サイクルにあるエンジンの現像
器に設けられているトナー供給モータを所定の間隔で所
定時間動作させて所定量のトナーを現像器に供給する。
すなわち、１回のトナーバンド作成によって消費される
トナーの量は、トナーバンドの面積が定まっていれば予
め算出することができる。したがって、トナーバンド作
成毎に消費量に見合うトナーを補給することで、非作像
サイクルにあるエンジンの現像器のトナー濃度を常に一
定に保つことができる。
作成信号を受けて非作像サイクルにあるエンジンの現像
器に設けられているトナー供給モータを所定の間隔で所
定時間動作させて所定量のトナーを現像器に供給する。
すなわち、１回のトナーバンド作成によって消費される
トナーの量は、トナーバンドの面積が定まっていれば予
め算出することができる。したがって、トナーバンド作
成毎に消費量に見合うトナーを補給することで、非作像
サイクルにあるエンジンの現像器のトナー濃度を常に一
定に保つことができる。
【００２１】上記したトナーバンド作成信号発生手段１
５およびトナー供給制御手段１６は、複写機全体を制御
する制御手段内でのソフトウエアとして構成することが
できる。
５およびトナー供給制御手段１６は、複写機全体を制御
する制御手段内でのソフトウエアとして構成することが
できる。
【００２２】図３は、転写ベルト１４上を搬送される用
紙９と感光体ドラム１の表面に形成される像の位置関係
を示す図で、作像サイクルと非作像サイクルでの像作成
状態の相違を示している。図において、用紙は供給され
る間隔で配置されて示され、像は回転ドラムを用紙上に
展開した形式で示されている。用紙９は、所定の間隔ｄ
をおいてエンジンへ順次供給される。作像サイクルで
は、感光体ドラム１の表面には、用紙９が到来する位置
にあわせて順次像１９が形成され用紙９上に転写され
る。非作像サイクルでは、感光体ドラム１の表面には、
用紙９の間隔ｄの位置にあわせて、用紙９に重ならない
ようにトナーバンド１７が形成される。このトナーバン
ド１７は、非作像サイクルのエンジンが、転写動作を除
く像作成用レーザー光３による露光および現像器４によ
る現像を行うことによって、一定の枚数毎（トナーバン
ド作成間隔１８）に作成される。
紙９と感光体ドラム１の表面に形成される像の位置関係
を示す図で、作像サイクルと非作像サイクルでの像作成
状態の相違を示している。図において、用紙は供給され
る間隔で配置されて示され、像は回転ドラムを用紙上に
展開した形式で示されている。用紙９は、所定の間隔ｄ
をおいてエンジンへ順次供給される。作像サイクルで
は、感光体ドラム１の表面には、用紙９が到来する位置
にあわせて順次像１９が形成され用紙９上に転写され
る。非作像サイクルでは、感光体ドラム１の表面には、
用紙９の間隔ｄの位置にあわせて、用紙９に重ならない
ようにトナーバンド１７が形成される。このトナーバン
ド１７は、非作像サイクルのエンジンが、転写動作を除
く像作成用レーザー光３による露光および現像器４によ
る現像を行うことによって、一定の枚数毎（トナーバン
ド作成間隔１８）に作成される。
【００２３】トナーバンド１７の大きさおよび濃度なら
びに間隔等の像情報は、一定のトナーをクリーナーブレ
ード８に供給するように設定されるので、その像密度は
各トナーバンド１７で一定であり、この潜像を現像する
ことによって消費される現像器４内のトナー量をあらか
じめ知ることができる。そのため、非作像サイクルのエ
ンジンが像形成用レーザー光３によりトナーバンド１７
作成の潜像を露光した場合、現像器に対してトナーを補
充することで、現像器内トナー濃度低下を防ぐことがで
きる。
びに間隔等の像情報は、一定のトナーをクリーナーブレ
ード８に供給するように設定されるので、その像密度は
各トナーバンド１７で一定であり、この潜像を現像する
ことによって消費される現像器４内のトナー量をあらか
じめ知ることができる。そのため、非作像サイクルのエ
ンジンが像形成用レーザー光３によりトナーバンド１７
作成の潜像を露光した場合、現像器に対してトナーを補
充することで、現像器内トナー濃度低下を防ぐことがで
きる。
【００２４】以上の方法によって、特定のカラーモード
指定による非作像サイクルのエンジン動作においても現
像器内のトナー濃度を安定させることができ、このエン
ジンが作像サイクルへ復帰した時に安定した画像濃度を
供給することができる。
指定による非作像サイクルのエンジン動作においても現
像器内のトナー濃度を安定させることができ、このエン
ジンが作像サイクルへ復帰した時に安定した画像濃度を
供給することができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明は、タンデムエンジンタイプのカ
ラー画像形成装置において、非作像サイクルにあるエン
ジンにトナーバンドを作成することによるトナー消費量
を的確に算出し補充することで、トナーブレード８によ
るクリーニング性能を高く保つことができるとともに、
このエンジンが作像サイクルに復帰するときに常時安定
したトナー濃度を維持することができ、質の高い画像を
形成することができる。
ラー画像形成装置において、非作像サイクルにあるエン
ジンにトナーバンドを作成することによるトナー消費量
を的確に算出し補充することで、トナーブレード８によ
るクリーニング性能を高く保つことができるとともに、
このエンジンが作像サイクルに復帰するときに常時安定
したトナー濃度を維持することができ、質の高い画像を
形成することができる。
【図１】 本発明に係るタンデムエンジンタイプのカラ
ー画像形成装置の構成の概要を示す図。
ー画像形成装置の構成の概要を示す図。
【図２】 画像作成部（エンジン）の構成を示す図。
【図３】 用紙と感光体ドラム上に形成された像の位置
関係を示す図。
関係を示す図。
【図４】 従来のタンデムエンジンタイプのカラー画像
形成装置の構成の概要を示す図。
形成装置の構成の概要を示す図。
１ 感光体ドラム、 ２ 帯電コロトロン、 ３ 像形
成用レーザー光、 ４現像器、 ５ 転写コロトロン、
６ クリーナーブラシ、 ７ 除電ランプ、 ８ ク
リーナーブレード、 ９ 用紙（転写材）、 １０ Ｋ
エンジン（黒色）、 １１ Ｙエンジン（イエロー）、
１２ Ｍエンジン（マゼンタ）、１３ Ｃエンジン
（シアン）、 １４ 転写ベルト、 １５ トナーバン
ド作成信号発生手段、 １６ トナー供給制御手段、
１７ トナーバンド、 １８トナーバンド作成間隔、
１９ 画像。
成用レーザー光、 ４現像器、 ５ 転写コロトロン、
６ クリーナーブラシ、 ７ 除電ランプ、 ８ ク
リーナーブレード、 ９ 用紙（転写材）、 １０ Ｋ
エンジン（黒色）、 １１ Ｙエンジン（イエロー）、
１２ Ｍエンジン（マゼンタ）、１３ Ｃエンジン
（シアン）、 １４ 転写ベルト、 １５ トナーバン
ド作成信号発生手段、 １６ トナー供給制御手段、
１７ トナーバンド、 １８トナーバンド作成間隔、
１９ 画像。
Claims (3)
- 【請求項１】 画像を形成する複数のエンジンを備え、
非作像サイクルにあるエンジンの感光体ドラム上に用紙
９へ載せないようなタイミングでトナーバンドを形成す
るタンデムエンジンタイプのカラー画像形成装置におい
て、トナーバンドを形成することによって消費されるト
ナー量を算出し現像器へのトナーの供給を制御するトナ
ー補充手段を設けたことを特徴とするタンデムエンジン
タイプのカラー画像形成装置。 - 【請求項２】 トナー補充手段は、カラーモードの設定
信号と複写枚数信号とから非作像エンジンに対するトナ
ーバンド作成信号を発生するトナーバンド作成信号発生
手段と、この信号に基づいて現像器へのトナー供給を制
御するトナー供給制御手段とからなる請求項１に記載の
タンデムエンジンタイプのカラー画像形成装置。 - 【請求項３】 トナー補充手段が画像形成装置を制御す
る制御手段内に構成されている請求項１または請求項２
に記載のタンデムエンジンタイプのカラー画像形成装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6098424A JPH07306561A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | タンデムエンジンタイプのカラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6098424A JPH07306561A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | タンデムエンジンタイプのカラー画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07306561A true JPH07306561A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14219435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6098424A Pending JPH07306561A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | タンデムエンジンタイプのカラー画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07306561A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003122087A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2006251094A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
| JP2009122558A (ja) * | 2007-11-18 | 2009-06-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2015034968A (ja) * | 2013-04-23 | 2015-02-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP6098424A patent/JPH07306561A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003122087A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2006251094A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
| JP2009122558A (ja) * | 2007-11-18 | 2009-06-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2015034968A (ja) * | 2013-04-23 | 2015-02-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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