JPH0717409A - ステアリング支持装置 - Google Patents
ステアリング支持装置Info
- Publication number
- JPH0717409A JPH0717409A JP18751693A JP18751693A JPH0717409A JP H0717409 A JPH0717409 A JP H0717409A JP 18751693 A JP18751693 A JP 18751693A JP 18751693 A JP18751693 A JP 18751693A JP H0717409 A JPH0717409 A JP H0717409A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- steering
- support beam
- vehicle
- front cowl
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- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両のステアリングハンドルを操作する時の
安定性を良くする。 【構成】 車両前部のフロントカウル３とステアリング
コラム１を支持するサポートビーム６とを、両端をピン
19，21で結合した中間部ブラケット18を介して連結し
た。フロントカウル３が上下に振動してもピン19，21を
軸にして中間部ブラケット18が振動するので、ステアリ
ングコラム１には振動の伝達がわずかになる。したがっ
て、ステアリングハンドル５のぶれが減少する。
安定性を良くする。 【構成】 車両前部のフロントカウル３とステアリング
コラム１を支持するサポートビーム６とを、両端をピン
19，21で結合した中間部ブラケット18を介して連結し
た。フロントカウル３が上下に振動してもピン19，21を
軸にして中間部ブラケット18が振動するので、ステアリ
ングコラム１には振動の伝達がわずかになる。したがっ
て、ステアリングハンドル５のぶれが減少する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両前部のフロントカ
ウルにステアリングコラムを介してステアリングハンド
ルを装着したステアリング支持装置に関するものであ
る。
ウルにステアリングコラムを介してステアリングハンド
ルを装着したステアリング支持装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、車両前部のフロントカウルに支
持されているステアリングは図９ないし図11に示すよう
に、ステアリングコラム１がブラケット２を介してフロ
ントカウル３に固着され、ステアリングシャフト４がス
テアリングコラム１に挿通し、ステアリングシャフト４
の上端にステアリングハンドル５が設けられている（特
開昭57-4466 号公報参照）。また、フロントカウル３と
平行に配置されたサポートビーム６はその両端をフロン
トピラー根本部７に固定し、サポートビーム６の中央部
を車両フロア８から立設した脚部９を介して支持してい
る。
持されているステアリングは図９ないし図11に示すよう
に、ステアリングコラム１がブラケット２を介してフロ
ントカウル３に固着され、ステアリングシャフト４がス
テアリングコラム１に挿通し、ステアリングシャフト４
の上端にステアリングハンドル５が設けられている（特
開昭57-4466 号公報参照）。また、フロントカウル３と
平行に配置されたサポートビーム６はその両端をフロン
トピラー根本部７に固定し、サポートビーム６の中央部
を車両フロア８から立設した脚部９を介して支持してい
る。
【０００３】サポートビーム６については、フロントピ
ラー根本部７、車両フロア８の中央部、フロントカウル
３のブラケット２を結合した取付部との計４箇所にて車
体とボルトまたは溶接により結合されている。なお、実
公昭61-36451号公報ではサポートビームとステアリング
コラムとを結合し、ステアリングコラムをブラケットを
介してフロントカウルに結合した構造が開示されてい
る。
ラー根本部７、車両フロア８の中央部、フロントカウル
３のブラケット２を結合した取付部との計４箇所にて車
体とボルトまたは溶接により結合されている。なお、実
公昭61-36451号公報ではサポートビームとステアリング
コラムとを結合し、ステアリングコラムをブラケットを
介してフロントカウルに結合した構造が開示されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両のアイ
ドリング時に、車体が共振することによりフロントカウ
ル３が上下に振動することがある。従来構造はフロント
カウル３とサポートビーム６がブラケット２により剛結
合されているために、車体振動がフロントカウル３、ブ
ラケット２を介してステアリングハンドル５に伝達する
ことがあるので、そのままでは乗員に不快感を与える要
因になる。
ドリング時に、車体が共振することによりフロントカウ
ル３が上下に振動することがある。従来構造はフロント
カウル３とサポートビーム６がブラケット２により剛結
合されているために、車体振動がフロントカウル３、ブ
ラケット２を介してステアリングハンドル５に伝達する
ことがあるので、そのままでは乗員に不快感を与える要
因になる。
【０００５】本発明は、ステアリングハンドルを操作す
る時の安定性を良くするようにしたステアリング支持装
置を提供することを目的とする。
る時の安定性を良くするようにしたステアリング支持装
置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、車両前部のフロントカウルとステアリング
を支持するサポートビームとを、両端をピン結合した中
間部ブラケットを介して連結したことを特徴とする。
するために、車両前部のフロントカウルとステアリング
を支持するサポートビームとを、両端をピン結合した中
間部ブラケットを介して連結したことを特徴とする。
【０００７】また、上記の装置の、中間部ブラケットと
連結しサポートビームと結合する後部ブラケットに、上
部前方に突出するストッパを設けたことを特徴とする。
連結しサポートビームと結合する後部ブラケットに、上
部前方に突出するストッパを設けたことを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明は上記のように構成したものであるの
で、ピンを軸にして中間部ブラケットが回動し、フロン
トカウルからの振動は吸収されステアリングに伝達され
る振動は減少する。また、ストッパによって、車両前方
から大きな力を受けたときには中間部ブラケットの前部
が起立し、サポートビームのねじり変形を軽減すること
ができる。
で、ピンを軸にして中間部ブラケットが回動し、フロン
トカウルからの振動は吸収されステアリングに伝達され
る振動は減少する。また、ストッパによって、車両前方
から大きな力を受けたときには中間部ブラケットの前部
が起立し、サポートビームのねじり変形を軽減すること
ができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図２に示すように、車両前部のフロントカウ
ル３と平行に配置されたサポートビーム６はその両端に
ブラケット10を有し、フロントピラー根本部７とボルト
で結合される。また、フロントカウル３とサポートビー
ム６とはブラケット構造体11によって結合され、サポー
トビーム６に溶接された取付ブラケット12はステアリン
グコラム１の上部（上側取付点）をボルトで締付けて支
持している。
説明する。図２に示すように、車両前部のフロントカウ
ル３と平行に配置されたサポートビーム６はその両端に
ブラケット10を有し、フロントピラー根本部７とボルト
で結合される。また、フロントカウル３とサポートビー
ム６とはブラケット構造体11によって結合され、サポー
トビーム６に溶接された取付ブラケット12はステアリン
グコラム１の上部（上側取付点）をボルトで締付けて支
持している。
【００１０】図１に示すように、ステアリングコラム１
はステアリングシャフト４を挿通し、ステアリングシャ
フト４の上端にはステアリングハンドル５が設けられて
いる。ステアリングシャフト４の下端は連結軸13に結合
されている。また、フロントカウル３の下側にペダルブ
ラッケト14が取付けられ、ペダル15が装着されている。
ペダルブラッケト14はブラケット16を介してステアリン
グコラム１の下部（下側取付点）を支持している。
はステアリングシャフト４を挿通し、ステアリングシャ
フト４の上端にはステアリングハンドル５が設けられて
いる。ステアリングシャフト４の下端は連結軸13に結合
されている。また、フロントカウル３の下側にペダルブ
ラッケト14が取付けられ、ペダル15が装着されている。
ペダルブラッケト14はブラケット16を介してステアリン
グコラム１の下部（下側取付点）を支持している。
【００１１】ブラケット構造体11は図６ないし図８に示
すように、車幅方向に固定したサポートビーム６の中央
より図中右側に固定され、また、図３ないし図５に示す
ように、この取付位置に取付ブラケット12が固定されス
テアリングコラム１を支持するようになっている。
すように、車幅方向に固定したサポートビーム６の中央
より図中右側に固定され、また、図３ないし図５に示す
ように、この取付位置に取付ブラケット12が固定されス
テアリングコラム１を支持するようになっている。
【００１２】ブラケット構造体11は車体前後方向に３分
割され、前部ブラケット17と中間部ブラケット18とはピ
ン19で結合し、中間部ブラケット18と後部ブラケット20
とはピン21で結合されている。また、後部ブラケット20
には上部前方を覆うようにストッパ22が設けられてお
り、ストッパ22は後部ブラケット20とサポートビーム６
とに溶接されている。
割され、前部ブラケット17と中間部ブラケット18とはピ
ン19で結合し、中間部ブラケット18と後部ブラケット20
とはピン21で結合されている。また、後部ブラケット20
には上部前方を覆うようにストッパ22が設けられてお
り、ストッパ22は後部ブラケット20とサポートビーム６
とに溶接されている。
【００１３】以上のように、ステアリングを支持するサ
ポートビーム６とフロントカウル３とを２つのピン19，
21で連結したブラケット構造体11によって連結したの
で、車体共振によるフロントカウル３の上下振動は中間
部ブラケット18が吸収してステアリングコラム１への振
動伝達を減少させることができる。また、振動が大きい
場合には中間部ブラケット18がストッパ22と接触するこ
とによってサポートビーム６に力を分散させるようにな
っている。また、前方からの衝撃によってフロントカウ
ル３を変形させるような場合には、中間部ブラケット18
がストッパ22と接触することで中間部ブラケット18の前
部が起立して前後方向に短くなり、サポートビーム６へ
の衝撃力を減少させることができる。
ポートビーム６とフロントカウル３とを２つのピン19，
21で連結したブラケット構造体11によって連結したの
で、車体共振によるフロントカウル３の上下振動は中間
部ブラケット18が吸収してステアリングコラム１への振
動伝達を減少させることができる。また、振動が大きい
場合には中間部ブラケット18がストッパ22と接触するこ
とによってサポートビーム６に力を分散させるようにな
っている。また、前方からの衝撃によってフロントカウ
ル３を変形させるような場合には、中間部ブラケット18
がストッパ22と接触することで中間部ブラケット18の前
部が起立して前後方向に短くなり、サポートビーム６へ
の衝撃力を減少させることができる。
【００１４】したがって、ブラケット構造体11はフロン
トカウル３からのわずかな振動を減衰させるのでステア
リングハンドル５の操作性が良く、また、衝撃力を減少
させるので、サポートビーム６のねじり変形を軽減さ
せ、ステアリングハンドル５の上方移動を少なくするこ
とができる。
トカウル３からのわずかな振動を減衰させるのでステア
リングハンドル５の操作性が良く、また、衝撃力を減少
させるので、サポートビーム６のねじり変形を軽減さ
せ、ステアリングハンドル５の上方移動を少なくするこ
とができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるから、ブラケット構造体が振動を吸収するので、車
体共振によるフロントカウルの上下振動がステアリング
ハンドルへ伝達することを減少させることができ、操作
性の向上を図ることができる。また、サポートビームの
ねじれ変形を減少させることにより、車両前方から大き
な力を受けたときのステアリングハンドルの上方移動を
軽減することができるという効果がある。
あるから、ブラケット構造体が振動を吸収するので、車
体共振によるフロントカウルの上下振動がステアリング
ハンドルへ伝達することを減少させることができ、操作
性の向上を図ることができる。また、サポートビームの
ねじれ変形を減少させることにより、車両前方から大き
な力を受けたときのステアリングハンドルの上方移動を
軽減することができるという効果がある。
【図１】本発明による実施例のステアリング支持構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図２】図１に示す実施例のステアリング支持構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図３】図１に示す実施例のブラケット構造体の側面図
である。
である。
【図４】図３に示すブラケット構造体の背面図である。
【図５】図３に示すブラケット構造体の上面図である。
【図６】実施例のサポートビームの背面図である。
【図７】図６に示すサポートビームの上面図である。
【図８】図６に示すサポートビームの側面図である。
【図９】従来のステアリング支持構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図１０】図９に示すものの側面図でる。
【図１１】図９に示すものの背面図である。
１ ステアリングコラム ３ フロントカウル ６ サポートビーム 18 中間部ブラケット 19 ピン 20 後部ブラケット 21 ピン 22 ストッパ
Claims (2)
- 【請求項１】 車両前部のフロントカウルとステアリン
グを支持するサポートビームとを、両端をピン結合した
中間部ブラケットを介して連結したことを特徴とするス
テアリング支持装置。 - 【請求項２】 中間部ブラケットと連結しサポートビー
ムと結合する後部ブラケットに、上部前方に突出するス
トッパを設けたことを特徴とする請求項１記載のステア
リング支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18751693A JPH0717409A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ステアリング支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18751693A JPH0717409A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ステアリング支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717409A true JPH0717409A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16207448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18751693A Pending JPH0717409A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ステアリング支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717409A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001072087A1 (de) | 2000-03-23 | 2001-09-27 | Schott Glas | Kochfeld |
| EP1383356A2 (de) | 2002-07-19 | 2004-01-21 | Schott Glas | Transparente Glas/Glaskeramikplatte mit Metallanmutung für Produkte mit Heissbereich |
| US7105232B2 (en) | 2002-09-19 | 2006-09-12 | Schott Ag | Glass ceramic or glass cook top with an IR-permeable undercoat |
| JP2009012564A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Honda Motor Co Ltd | ステアリングコラム支持構造 |
| DE102008020895A1 (de) | 2008-04-25 | 2009-10-29 | Schott Ag | Glaskeramikplatte |
| US7638208B2 (en) | 2005-10-01 | 2009-12-29 | Schott Ag | Glass ceramic plate providing a cooking surface for a cooking apparatus and having a coating on an underside thereof and coating process for making same |
| JP2015030277A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | マツダ株式会社 | 車両の前部車体構造 |
| CN106494515A (zh) * | 2015-09-03 | 2017-03-15 | 铃木株式会社 | 转向轴固定构造 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18751693A patent/JPH0717409A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001072087A1 (de) | 2000-03-23 | 2001-09-27 | Schott Glas | Kochfeld |
| DE10014373C2 (de) * | 2000-03-23 | 2003-12-11 | Schott Glas | Kochfeld |
| US6914223B2 (en) | 2000-03-23 | 2005-07-05 | Schott Glas | Cook-top |
| EP1383356A2 (de) | 2002-07-19 | 2004-01-21 | Schott Glas | Transparente Glas/Glaskeramikplatte mit Metallanmutung für Produkte mit Heissbereich |
| DE10232814B4 (de) * | 2002-07-19 | 2007-08-30 | Schott Ag | Transparente Glas/Glaskeramikplatte mit Metallanmutung, ausgebildet als Kochfläche oder Kaminsichtscheibe |
| US7105232B2 (en) | 2002-09-19 | 2006-09-12 | Schott Ag | Glass ceramic or glass cook top with an IR-permeable undercoat |
| US7638208B2 (en) | 2005-10-01 | 2009-12-29 | Schott Ag | Glass ceramic plate providing a cooking surface for a cooking apparatus and having a coating on an underside thereof and coating process for making same |
| JP2009012564A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Honda Motor Co Ltd | ステアリングコラム支持構造 |
| DE102008020895A1 (de) | 2008-04-25 | 2009-10-29 | Schott Ag | Glaskeramikplatte |
| JP2015030277A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | マツダ株式会社 | 車両の前部車体構造 |
| CN106494515A (zh) * | 2015-09-03 | 2017-03-15 | 铃木株式会社 | 转向轴固定构造 |
| CN106494515B (zh) * | 2015-09-03 | 2019-09-27 | 铃木株式会社 | 转向轴固定构造 |
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