JPH0716298Y2 - ターミナル取付構造 - Google Patents

ターミナル取付構造

Info

Publication number
JPH0716298Y2
JPH0716298Y2 JP1989019667U JP1966789U JPH0716298Y2 JP H0716298 Y2 JPH0716298 Y2 JP H0716298Y2 JP 1989019667 U JP1989019667 U JP 1989019667U JP 1966789 U JP1966789 U JP 1966789U JP H0716298 Y2 JPH0716298 Y2 JP H0716298Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
mounting
board
hard
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989019667U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02111074U (ja
Inventor
則明 太田
博康 白鳥
圭二 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1989019667U priority Critical patent/JPH0716298Y2/ja
Publication of JPH02111074U publication Critical patent/JPH02111074U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0716298Y2 publication Critical patent/JPH0716298Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、例えば回路部品(回路アッシー)と外部配
線板とを導通させるターミナルを回路部品を実装した基
板に取付けるためのターミナル取付構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 回路アッシーと外部配線板とを導通させるターミナルを
回路アッシーを実装したハード基板に取付ける取付構造
として、例えば第6図乃至第8図に示すものが知られて
いる。
この取付構造によれば、第6図に示すようにターミナル
100の長手方向一端にほぼ直角に折り曲げてなる位置決
めピン110が設けられ、またこの位置決めピン110の近傍
にリベット300がカシメ止めされるカシメ孔120が設けら
れ、さらに長手方向他端側にネジ孔130が設けられてい
る。また、ハード基板200の角部分には、位置決めピン1
10が係止される位置決め孔210とリベット300の挿通孔22
0が設けられている。
位置決めピン110を位置決め孔210に係止してターミナル
100をハード基板200の角部分に位置決めした後、リベッ
ト300を挿通孔220からカシメ孔120に挿入してカシメ孔1
20から突出した部分を潰すと、ターミナル100がハード
基板200裏面(銅箔等による配線回路が設けられた面)
の角部分にカシメ止めされる。そして、第7図に示すよ
うにターミナル100の長手方向一端側の周辺部分を半田4
00により固定する。
ハード基板200が装備されるケース500は、第8図に示す
ように一方の面部側にネジ600が挿通される筒状部510が
設けられ、他方の面部側に外部配線板520が設けられて
いる。ネジ600を外部配線板520の挿通孔521から筒状部5
10に挿入してターミナル100のネジ孔130に螺合すること
により、ターミナル100の長手方向他端部が筒状部510に
固定され、ハード基板200に実装された回路アッシー
(図示せず)と外部配線板520とがターミナル100とネジ
600を介して電気的に接続される(導通する)。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記取付構造では、いちいちリベット300を使
用してターミナル100をカシメ止めしなければならず、
部品点数が多くなり、またリベット300の挿入工程とカ
シメ止め工程とを必要として工程数が多くなり、このた
めコストアップになる欠点があった。
また、ターミナル100をハード基板200裏面にカシメ止め
した後に半田付けを行うが、このとき自動半田付けを行
うとターミナル100全面に半田400が付着してしまうた
め、すなわちネジ孔130を設けた部分まで半田400が付着
してしまうため、手作業による半田付けしか行えず作業
能率を向上させることが難しい欠点があった。
この考案は上記従来技術の欠点を解消するもので、その
目的とするところは、部品点数や組立工程数を減らして
コストダウンを図り、また自動半田付けを行って作業能
率を向上させることが可能なターミナル取付構造を提供
することである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この考案のターミナル取付構
造は、ターミナルに一対の取付脚部をそれぞれ対向させ
て立設し、また前記ターミナルが取付けられる基板に前
記取付脚部が移動可能な状態で挿入される一対の円弧状
の取付孔を設け、さらに前記各取付脚部に、これら各取
付脚部を前記各取付孔内に挿入した状態で前記ターミナ
ルを回動させたときに、前記各取付孔の端部周縁に形成
した配線回路の端部分に係合する係合溝部を設けたこと
を特徴としている。
(作用) ターミナルの取付脚部を基板の表面側から取付孔に差し
込んで、ターミナルを一方向に回動させると、取付脚部
の係合溝部が取付孔の端部周縁に形成した配線回路の端
部分に係合して、ターミナルが基板に取付けられる。そ
して、取付孔から基板裏面側に突出した取付脚部の端部
を基板に半田付けをする。
(実施例) 以下この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第3図はこの考案のターミナル取付構造の一
実施例を示し、第1図は基板とターミナルを裏返した状
態で示す分解斜視図、第2図はターミナルを基板に取付
ける過程を基板とターミナルを裏返した状態で示す斜視
図、第3図はターミナルの半田付け状態を示す裏面図で
ある。
まず、第1図を参照してハード基板20とこのハード基板
20に取付けられるターミナル10を説明する。ハード基板
20は硬質の合成樹脂材からなり、その角部分に挿通孔21
とこの挿通孔21を中心とした円弧に沿うように延びる一
対の円弧状の取付孔22、22が設けられている。そして、
各取付孔22の一方の周縁部分には、ハード基板20裏面に
設けた銅箔からなる配線回路23の端部分23aが延びてい
る。この端部分23aは絶縁処理がされておらず、半田付
けが可能になっている。また、端部分23aを除いた配線
回路23には絶縁被覆がコートされていて、絶縁処理が施
されている。
ターミナル10は、銅、銅合金等の導電材からなる方形状
の平板部11と、その長手方向両端をほぼ直角に折り曲げ
て設けた側板部12、12とから形成されている。そして、
平板部11中央部には挿通孔21と一致するネジ孔13が設け
られ、また各側板部12には取付孔22、22に挿入される一
対の取付脚部14がそれぞれ一体に立設されている。この
取付脚部14には、取付脚部14を取付孔22に挿入した状態
でターミナル10を一方に回動したとき取付孔22の一方の
周縁部分(端部分23a)に係合する係合溝部15がそれぞ
れ設けられている。
ここで、一方の取付脚部14に設けられる係合溝部15と他
方の取付脚部14に設けられる係合溝部15は互いに反対の
方向において開口している。また、各係合溝部15の開口
部には突起15aが設けられていて、開口幅Aがハード基
板20の板厚Bよりも若干小さく設定されている(第4図
参照)。
次に、第2図を参照してハード基板20にターミナルを取
付ける方法を説明する。ターミナル10の取付脚部14をハ
ード基板20の表面側から取付孔22に挿入してハード基板
20裏面側に突出させ、ターミナル10をハード基板20に対
して平行な状態を維持しつつ第2図に示す矢印C方向に
回動させると、係合溝部15が取付孔22の一方の周縁部分
(端部分23a)に係合する。このとき、係合溝部15の開
口幅Aがハード基板20の板厚Bよりも若干小さいため、
係合溝部15が拡げられるように取付脚部14が撓み、取付
脚部14の復元弾発力で突起15aが端部分23aに圧接する。
また、側板部12はハード基板20の表面側に圧接する。こ
のため、ターミナル10はハード基板20に対してガタ付く
ことなく、強固に取付けられる。また、平板部11のネジ
孔13はハード基板20の挿通孔21と一致するように位置す
る。
ターミナル10の取付脚部14はハード基板20の裏面側に突
出しており、この突出した端部が半田30により端部分23
aに固定(半田付け)される(第3図参照)。
このように構成されたターミナル取付構造では、ターミ
ナル10をハード基板20にワンタッチで取付けることがで
きて、リベットを必要とせず部品点数を減らすことが出
来、またカシメ止め工程が不要で組立工程数を減らすこ
とが出来て、部品コスト、製造コストを下げることが出
来る。
また、半田付けは、取付脚部12の端部が配線回路23を設
けたハード基板20の裏面側に突出するため、すなわちタ
ーミナル10の平板部11(ネジ孔13)や側板部12はハード
基板20の表面側に位置してこれらに半田が付着するおそ
れがないため、自動半田付け装置により行うことが出
来、作業能率を向上させることが出来る。
ターミナル10を取付けたハード基板20は、第5図に示す
ようにネジ50によりケース40に固定される。すなわち、
ケース40の一方の面部側にはネジ50が挿通される筒状部
41が設けられ、また他方の面部側には外部配線板42が設
けられている。そして、ハード基板20の挿通孔21部分を
筒状部41に載せた状態で、ネジ50を外部配線板42の挿通
孔42aから筒状部41と挿通孔21に挿入してネジ孔13に螺
合させると、ハード基板20の角部分がケース40に固定さ
れ、ハード基板20に実装した回路アッシー(図示せず)
と外部配線板42とがネジ50とターミナル10とを介して電
気的に接続される(導通する)。
なお、上記実施例ではハード基板20にターミナル10を取
付けた場合を示したが、これに限定されず、例えばフレ
キシブルプリント配線板に取付けるようにしてもよい。
この場合、フレキシブルプリント配線板のターミナル10
が取付けられる部分に硬質の板片等を当接させておけば
よい。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、ターミナルに一
対の取付脚部をそれぞれ対向させて立設し、また前記タ
ーミナルが取付けられる基板に前記取付脚部が移動可能
な状態で挿入される一対の円弧状の取付孔を設け、さら
に前記各取付脚部に、これら各取付脚部を前記各取付孔
内に挿入した状態で前記ターミナルを回動させたとき
に、前記各取付孔の端部周縁に形成した配線回路の端部
分に係合する係合溝部を設けたので、ターミナルを基板
にワンタッチで取付けることが出来て、部品点数や組立
工程数を減らしてコストダウンを図ることが出来る。ま
た、自動半田付けを行って作業能率を向上させることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の一実施例を示し、第1図
は基板とターミナルを裏返した状態で示す分解斜視図、
第2図はターミナルを基板に取付ける過程を基板とター
ミナルを裏返した状態で示す斜視図、第3図はターミナ
ルの半田付け状態を示す裏面図であり、また第4図は係
合溝部の開口部の幅とハード基板の板厚との関係を説明
する説明図であり、また第5図はハード基板をケースに
固定した状態を示す部分断面であり、また第6図乃至第
8図は従来技術を示し、第6図はハード基板とターミナ
ルとの分解斜視図、第7図はターミナルを取付けた状態
を示す斜視図、第8図はハード基板をケースに固定した
状態を示す部分断面図である。 10……ターミナル 14……取付脚部 15……係合溝部 20……基板(ハード基板) 22……取付孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターミナルに一対の取付脚部をそれぞれ対
    向させて立設し、また前記ターミナルが取付けられる基
    板に前記取付脚部が移動可能な状態で挿入される一対の
    円弧状の取付孔を設け、さらに前記各取付脚部に、これ
    ら各取付脚部を前記各取付孔内に挿入した状態で前記タ
    ーミナルを回動させたときに、前記各取付孔の端部周縁
    に形成した配線回路の端部分に係合する係合溝部を設け
    たことを特徴とするターミナル取付構造。
JP1989019667U 1989-02-23 1989-02-23 ターミナル取付構造 Expired - Lifetime JPH0716298Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989019667U JPH0716298Y2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ターミナル取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989019667U JPH0716298Y2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ターミナル取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02111074U JPH02111074U (ja) 1990-09-05
JPH0716298Y2 true JPH0716298Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31235380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989019667U Expired - Lifetime JPH0716298Y2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ターミナル取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0716298Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7041540B2 (ja) * 2018-02-14 2022-03-24 日立Astemo株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816293U (ja) * 1971-07-08 1973-02-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02111074U (ja) 1990-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2769638B2 (ja) 電気コネクタ及びその電気端子
JPH067594Y2 (ja) 電気ヒンジコネクター
JP3284342B2 (ja) コネクタ
JP3396799B2 (ja) メモリカードの接地端子付きコンタクトの製造方法
JP2002313502A (ja) フレキシブルプリント回路とワイヤハーネスの接続用コネクタ
JPH0716298Y2 (ja) ターミナル取付構造
JP3094408B2 (ja) Fpc用コネクタ
JP2772317B2 (ja) 基板取付用端子と配線基板との結合構造
JP2740419B2 (ja) 電気コネクタ
JPH09283223A (ja) 電気コネクタ
JP3032608B2 (ja) 集積回路用面実装型ソケット
JP3118179B2 (ja) 電源端子の端子構造
JPH04186790A (ja) プリント配線板への電子部品装着方法
JP4229222B2 (ja) テーピング接続端子
JPH0523367U (ja) プツシユスイツチ
JPH0786700A (ja) 電気的接続治具及びこの治具を用いた電気的接続方法
JPH02865Y2 (ja)
JPS6328619Y2 (ja)
JP3647801B2 (ja) 電子部品のフレキシブル基板への取付構造
JPH0447916Y2 (ja)
JPH10199595A (ja) プリント基板用接続端子
JPH03196475A (ja) プリント基板の接続装置
JP3016159U (ja) 放熱板の接地構造
JPH0745342A (ja) フレキシブルフラットケーブル構造
JPH0521097A (ja) プリント基板の端子構造