JPH07158673A - 車両用摩擦材の取付方法 - Google Patents
車両用摩擦材の取付方法Info
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- JPH07158673A JPH07158673A JP34037393A JP34037393A JPH07158673A JP H07158673 A JPH07158673 A JP H07158673A JP 34037393 A JP34037393 A JP 34037393A JP 34037393 A JP34037393 A JP 34037393A JP H07158673 A JPH07158673 A JP H07158673A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 焼結摩擦材に貫通孔を形成せずに摺動摩擦面
積を大きく確保し、同じ大きさのパッドとして耐摩耗性
の向上を図つた車両用摩擦材の取付方法の提供。 【構成】 金属メッキ４が施され、通孔３ａにリベット
２を通した補強板３と、凹部１ａを形成し、銅及び鉄を
含む金属粉末を主体とする無機材料を圧縮成形した摩擦
素材１１とを、該凹部１ａにリベット２の頭部２ａを受
入れた状態で、該補強板３の金属メッキ４を施した面と
摩擦素材１１との接合面１０を圧接させて焼結し、摩擦
素材１１を焼結摩擦材１とすると共に、補強板３と焼結
摩擦材１とを接合する。
積を大きく確保し、同じ大きさのパッドとして耐摩耗性
の向上を図つた車両用摩擦材の取付方法の提供。 【構成】 金属メッキ４が施され、通孔３ａにリベット
２を通した補強板３と、凹部１ａを形成し、銅及び鉄を
含む金属粉末を主体とする無機材料を圧縮成形した摩擦
素材１１とを、該凹部１ａにリベット２の頭部２ａを受
入れた状態で、該補強板３の金属メッキ４を施した面と
摩擦素材１１との接合面１０を圧接させて焼結し、摩擦
素材１１を焼結摩擦材１とすると共に、補強板３と焼結
摩擦材１とを接合する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用摩擦材の取付方
法に関するものである。
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来の車両用摩擦材の取付
方法として、例えば特開平４−２４９６２６号公報に示
すものがある。すなわち、補強板の一側面に固着される
摩擦材と、補強板の他側面に複数本のリベットにて結合
される受金とを備え、車輪と共に回転するディスクに摩
擦材が接触する車両用摩擦材の取付方法であつて、前記
リベットの一部を、熱膨張差に基づく相対変位をし得る
ように補強板と受金との間にかしめ付ける。
方法として、例えば特開平４−２４９６２６号公報に示
すものがある。すなわち、補強板の一側面に固着される
摩擦材と、補強板の他側面に複数本のリベットにて結合
される受金とを備え、車輪と共に回転するディスクに摩
擦材が接触する車両用摩擦材の取付方法であつて、前記
リベットの一部を、熱膨張差に基づく相対変位をし得る
ように補強板と受金との間にかしめ付ける。
【０００３】このような車両用摩擦材の取付方法によれ
ば、構成部品の剛性を高めることなく、制動作動時の補
強板と受金との温度差に基づく熱膨張差が良好に吸収さ
れるため、補強板の塑性変形による反りが防止され、摩
擦材の変形に伴う引きずり、局部摩耗、剥離等が回避さ
れるのみならず、露出した補強板がディスクに直接接触
してディスクを損傷するという不具合が防止される。
ば、構成部品の剛性を高めることなく、制動作動時の補
強板と受金との温度差に基づく熱膨張差が良好に吸収さ
れるため、補強板の塑性変形による反りが防止され、摩
擦材の変形に伴う引きずり、局部摩耗、剥離等が回避さ
れるのみならず、露出した補強板がディスクに直接接触
してディスクを損傷するという不具合が防止される。
【０００４】そして、摩擦材として金属を使用するメタ
リック摩擦材が知られている。この摩擦材は、一般に焼
結にて製造され、有機系摩擦材に比して高温での摩擦係
数の安定性にすぐれ、ブレーキの効きの変化が少ないと
共に、耐摩耗性にすぐれ、フェードやウォータフェード
が小さく、また、熱伝導が良好なため同一吸収エネルギ
でも摩擦面の温度を低く抑えることができる。
リック摩擦材が知られている。この摩擦材は、一般に焼
結にて製造され、有機系摩擦材に比して高温での摩擦係
数の安定性にすぐれ、ブレーキの効きの変化が少ないと
共に、耐摩耗性にすぐれ、フェードやウォータフェード
が小さく、また、熱伝導が良好なため同一吸収エネルギ
でも摩擦面の温度を低く抑えることができる。
【０００５】しかして、補強板は、温度上昇の少ない受
金に対して複数本（具体的には４本）のリベットによつ
て取付けてあるので、熱膨張差に基づく相対変形を許容
することと、隣接するリベット間において摩擦材を堅固
に取付けることとの両立が困難であつた。また、このよ
うな従来の車両用摩擦材の取付方法にあつては、リベッ
トのために摩擦材に貫通孔を形成する構造であつたた
め、摩擦材の摺動摩擦面が貫通孔の分だけ減少するとい
う不具合がある。
金に対して複数本（具体的には４本）のリベットによつ
て取付けてあるので、熱膨張差に基づく相対変形を許容
することと、隣接するリベット間において摩擦材を堅固
に取付けることとの両立が困難であつた。また、このよ
うな従来の車両用摩擦材の取付方法にあつては、リベッ
トのために摩擦材に貫通孔を形成する構造であつたた
め、摩擦材の摺動摩擦面が貫通孔の分だけ減少するとい
う不具合がある。
【０００６】本発明は、上記従来の技術的課題に鑑みて
なされ、その構成は、金属メッキ４が施され、通孔３ａ
にリベット２を通した補強板３と、凹部１ａを形成し、
銅及び鉄を含む金属粉末を主体とする無機材料を圧縮成
形した摩擦素材１１とを、該凹部１ａにリベット２の頭
部２ａを受入れた状態で、該補強板３の金属メッキ４を
施した面と摩擦素材１１との接合面１０を圧接させて焼
結し、摩擦素材１１を焼結摩擦材１とすると共に、補強
板３と焼結摩擦材１とを接合することを特徴とする車両
用摩擦材の取付方法である。
なされ、その構成は、金属メッキ４が施され、通孔３ａ
にリベット２を通した補強板３と、凹部１ａを形成し、
銅及び鉄を含む金属粉末を主体とする無機材料を圧縮成
形した摩擦素材１１とを、該凹部１ａにリベット２の頭
部２ａを受入れた状態で、該補強板３の金属メッキ４を
施した面と摩擦素材１１との接合面１０を圧接させて焼
結し、摩擦素材１１を焼結摩擦材１とすると共に、補強
板３と焼結摩擦材１とを接合することを特徴とする車両
用摩擦材の取付方法である。
【０００７】このような車両用摩擦材の取付方法に係る
補強板３及び焼結摩擦材１は、リベット２によつてプレ
ッシャプレートに固着してパッドが構成される。このパ
ッドは、例えば鉄道車両のディスクブレーキに組み込ん
で制動作動に供される。制動作動時には、車輪と共に回
転するディスクに摩擦材が摺接し、制動力が得られる。
その際、制動力は、リベット２を介して支持される。リ
ベット２の頭部２ａを受入れる凹部１ａは、接合面１０
側に形成され、焼結摩擦材１には貫通孔が形成されずに
摺動摩擦面が平滑面をなしているので、摺動摩擦面を広
く確保して高制動トルクを発生することができる。
補強板３及び焼結摩擦材１は、リベット２によつてプレ
ッシャプレートに固着してパッドが構成される。このパ
ッドは、例えば鉄道車両のディスクブレーキに組み込ん
で制動作動に供される。制動作動時には、車輪と共に回
転するディスクに摩擦材が摺接し、制動力が得られる。
その際、制動力は、リベット２を介して支持される。リ
ベット２の頭部２ａを受入れる凹部１ａは、接合面１０
側に形成され、焼結摩擦材１には貫通孔が形成されずに
摺動摩擦面が平滑面をなしているので、摺動摩擦面を広
く確保して高制動トルクを発生することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１〜図４は、本発明の１実施例を示す。
図３中において符号１は焼結摩擦材であり、焼結摩擦材
１の一側面には凹部１ａを設けてある。この凹部１ａ
は、リベット２の頭部２ａを受入れるためのものであ
り、焼結摩擦材１の焼結前に形成されている。リベット
２は、軸部側から圧潰させるかしめ作業が容易に可能と
するため、チュウブラリベット又は足割りリベットを使
用する。３は補強板であり、補強板３は、中央部に円形
の通孔３ａを有して円板状をなし、周縁部には折立縁部
３ｂをフランジングにて形成してある。更に、この補強
板３の折立縁部３ｂが形成された側の面には、折立縁部
３ｂの内面を含んで、予め金属メッキ、具体的には銅メ
ッキ４を施してある。なお、折立縁部３ｂの高さは、図
３に示す焼結摩擦材１の支持の点からは長く形成するこ
とが望まれるが、摺動摩擦面１ｂ側からの所定量の摩耗
が可能なように形成すべきであり、リベット２の頭部２
ａの高さとほぼ同じに形成してある。
て説明する。図１〜図４は、本発明の１実施例を示す。
図３中において符号１は焼結摩擦材であり、焼結摩擦材
１の一側面には凹部１ａを設けてある。この凹部１ａ
は、リベット２の頭部２ａを受入れるためのものであ
り、焼結摩擦材１の焼結前に形成されている。リベット
２は、軸部側から圧潰させるかしめ作業が容易に可能と
するため、チュウブラリベット又は足割りリベットを使
用する。３は補強板であり、補強板３は、中央部に円形
の通孔３ａを有して円板状をなし、周縁部には折立縁部
３ｂをフランジングにて形成してある。更に、この補強
板３の折立縁部３ｂが形成された側の面には、折立縁部
３ｂの内面を含んで、予め金属メッキ、具体的には銅メ
ッキ４を施してある。なお、折立縁部３ｂの高さは、図
３に示す焼結摩擦材１の支持の点からは長く形成するこ
とが望まれるが、摺動摩擦面１ｂ側からの所定量の摩耗
が可能なように形成すべきであり、リベット２の頭部２
ａの高さとほぼ同じに形成してある。
【０００９】焼結摩擦材１は、次のようにして製造され
る。先ず、無機系材料を型に入れて圧縮成形し、図１に
示すように一側面に凹部１１ａを有する摩擦素材１１と
なす。ここで、無機系材料は、銅粉及び鉄粉を含む金属
粉末を主体とし、これに非金属の粉末を加えて混合した
ものである。一般的には、この無機系材料を攪拌機によ
つて均一に混合し、常温にて金型に入れて圧縮成形して
圧粉体となす。この圧縮成形に際しては、２０００〜６
０００Kgf/cm2 の圧力を加える。次いで、圧粉体である
摩擦素材１１、リベット２及び補強板３を図２に示すよ
うに組付けた状態で、焼結する。すなわち、摩擦素材１
１の凹部１１ａにリベット２の頭部２ａを受入れ、この
リベット２の軸部を補強板３の通孔３ａに通し、摩擦素
材１１の周囲が所定高さの折立縁部３ｂによつて囲まれ
た状態とする。
る。先ず、無機系材料を型に入れて圧縮成形し、図１に
示すように一側面に凹部１１ａを有する摩擦素材１１と
なす。ここで、無機系材料は、銅粉及び鉄粉を含む金属
粉末を主体とし、これに非金属の粉末を加えて混合した
ものである。一般的には、この無機系材料を攪拌機によ
つて均一に混合し、常温にて金型に入れて圧縮成形して
圧粉体となす。この圧縮成形に際しては、２０００〜６
０００Kgf/cm2 の圧力を加える。次いで、圧粉体である
摩擦素材１１、リベット２及び補強板３を図２に示すよ
うに組付けた状態で、焼結する。すなわち、摩擦素材１
１の凹部１１ａにリベット２の頭部２ａを受入れ、この
リベット２の軸部を補強板３の通孔３ａに通し、摩擦素
材１１の周囲が所定高さの折立縁部３ｂによつて囲まれ
た状態とする。
【００１０】次いで、図外の治具を使用して摩擦素材１
１と補強板３とを締め付け、摩擦素材１１の一側面と補
強板３の銅メッキ４をした面との接合面１０を圧接させ
た状態で、焼結を施し、摩擦素材１１を焼結した焼結摩
擦材１となすと共に、補強板３と焼結摩擦材１とを接合
する。焼結に際しては、銅粉及び鉄粉を含む摩擦素材１
１は、いわゆる銅膨張現象を生じて膨張する。このた
め、焼結摩擦材１の周囲は、折立縁部３ｂに堅固に固着
する。しかして、この焼結は、水素又は天然ガスによる
還元雰囲気中で加圧して行われ、８００〜９００℃の温
度を与える。
１と補強板３とを締め付け、摩擦素材１１の一側面と補
強板３の銅メッキ４をした面との接合面１０を圧接させ
た状態で、焼結を施し、摩擦素材１１を焼結した焼結摩
擦材１となすと共に、補強板３と焼結摩擦材１とを接合
する。焼結に際しては、銅粉及び鉄粉を含む摩擦素材１
１は、いわゆる銅膨張現象を生じて膨張する。このた
め、焼結摩擦材１の周囲は、折立縁部３ｂに堅固に固着
する。しかして、この焼結は、水素又は天然ガスによる
還元雰囲気中で加圧して行われ、８００〜９００℃の温
度を与える。
【００１１】かくして製造された摩擦材組立体６は、図
３に示すように通孔７ａ及び環状の凹所７ｂを形成した
プレッシャプレート７に取付ける。すなわち、リベット
２の軸部を通孔７ａに通し、リベット２の軸部の突出端
部を凹所７ｂ内でかしめて、リベット２のかしめ部分が
プレッシャプレート７の裏面から突出しないように堅固
に固着する。プレッシャプレート７には、図４に示すよ
うに複数個（この例では１５個）の摩擦材組立体６がリ
ベット２によつてそれぞれ固着され、パッド９を構成す
る。
３に示すように通孔７ａ及び環状の凹所７ｂを形成した
プレッシャプレート７に取付ける。すなわち、リベット
２の軸部を通孔７ａに通し、リベット２の軸部の突出端
部を凹所７ｂ内でかしめて、リベット２のかしめ部分が
プレッシャプレート７の裏面から突出しないように堅固
に固着する。プレッシャプレート７には、図４に示すよ
うに複数個（この例では１５個）の摩擦材組立体６がリ
ベット２によつてそれぞれ固着され、パッド９を構成す
る。
【００１２】上記構成のパッド９は、例えば鉄道車両の
ディスクブレーキに組み込んで制動作動に供される。制
動作動時には、車輪と共に回転する図外のディスクに各
焼結摩擦材１の摺動摩擦面１ｂが摺接し、制動力が得ら
れる。その際の制動力は、各焼結摩擦材１において１本
のリベット２を介してプレッシャプレート７に堅固に支
持される。リベット２の頭部２ａを受入れる凹部１ａ
は、焼結摩擦材１と補強板３との接合面１０に形成さ
れ、焼結摩擦材１の摺動摩擦面１ｂは平滑面をなしてい
るので、摺動摩擦面１ｂを広く確保して高制動トルクを
発生することができる。
ディスクブレーキに組み込んで制動作動に供される。制
動作動時には、車輪と共に回転する図外のディスクに各
焼結摩擦材１の摺動摩擦面１ｂが摺接し、制動力が得ら
れる。その際の制動力は、各焼結摩擦材１において１本
のリベット２を介してプレッシャプレート７に堅固に支
持される。リベット２の頭部２ａを受入れる凹部１ａ
は、焼結摩擦材１と補強板３との接合面１０に形成さ
れ、焼結摩擦材１の摺動摩擦面１ｂは平滑面をなしてい
るので、摺動摩擦面１ｂを広く確保して高制動トルクを
発生することができる。
【００１３】そして、制動作動に伴つて焼結摩擦材１が
摩擦熱によつて昇温すると共に、各補強板３が加熱され
る。この制動加熱により、プレッシャプレート７と温度
差を生じた焼結摩擦材１及び補強板３が大きく熱膨張す
るが、補強板３は１本のリベット２によつてプレッシャ
プレート７に取付けられ、焼結摩擦材１及び補強板３の
熱膨張が自由であるので、焼結摩擦材１の周囲が補強板
３の折立縁部３ｂによつて支持されていることとも相ま
つて、補強板３の変形及び焼結摩擦材１と補強板３との
接合面１０の剥離が良好に抑制される。
摩擦熱によつて昇温すると共に、各補強板３が加熱され
る。この制動加熱により、プレッシャプレート７と温度
差を生じた焼結摩擦材１及び補強板３が大きく熱膨張す
るが、補強板３は１本のリベット２によつてプレッシャ
プレート７に取付けられ、焼結摩擦材１及び補強板３の
熱膨張が自由であるので、焼結摩擦材１の周囲が補強板
３の折立縁部３ｂによつて支持されていることとも相ま
つて、補強板３の変形及び焼結摩擦材１と補強板３との
接合面１０の剥離が良好に抑制される。
【００１４】ところで、上記の実施例にあつては、焼結
摩擦材１に凹部１ａを形成してリベット２の頭部２ａを
受け入れたが、補強板３のみに又は補強板３及び焼結摩
擦材１の両者に凹部を形成してリベット２の頭部２ａを
受け入れることも可能である。また、補強板３及び焼結
摩擦材１に円形状を与えたが、三角形、矩形等の各種の
形状を与えることも可能である。
摩擦材１に凹部１ａを形成してリベット２の頭部２ａを
受け入れたが、補強板３のみに又は補強板３及び焼結摩
擦材１の両者に凹部を形成してリベット２の頭部２ａを
受け入れることも可能である。また、補強板３及び焼結
摩擦材１に円形状を与えたが、三角形、矩形等の各種の
形状を与えることも可能である。
【００１５】以上の説明によつて理解されるように、本
発明に係る車両用摩擦材の取付方法によれば、焼結摩擦
材に貫通孔を形成することなく焼結摩擦材がブレーキに
装備されるので、焼結摩擦材の摺動摩擦面積を大きく確
保することができ、同じ大きさのパッドとして耐摩耗性
の向上を図ることができる。
発明に係る車両用摩擦材の取付方法によれば、焼結摩擦
材に貫通孔を形成することなく焼結摩擦材がブレーキに
装備されるので、焼結摩擦材の摺動摩擦面積を大きく確
保することができ、同じ大きさのパッドとして耐摩耗性
の向上を図ることができる。
【図１】 本発明の１実施例に係る摩擦素材を示す断面
図。
図。
【図２】 同じく摩擦材組立体を示す断面図。
【図３】 同じく摩擦材組立体を受金に取付けた状態を
示す断面図。
示す断面図。
【図４】 同じくパッドを示す図。
１：焼結摩擦材、１ａ：凹部、１ｂ：摺動摩擦面、２：
リベット、２ａ：頭部、３：補強板、３ａ：通孔、４：
銅メッキ（金属メッキ）、６：摩擦材組立体、１０：接
合面、１１：摩擦素材。
リベット、２ａ：頭部、３：補強板、３ａ：通孔、４：
銅メッキ（金属メッキ）、６：摩擦材組立体、１０：接
合面、１１：摩擦素材。
Claims (1)
- 【請求項１】 金属メッキ（４）が施され、通孔（３
ａ）にリベット（２）を通した補強板（３）と、凹部
（１ａ）を形成し、銅及び鉄を含む金属粉末を主体とす
る無機材料を圧縮成形した摩擦素材（１１）とを、該凹
部（１ａ）にリベット（２）の頭部（２ａ）を受入れた
状態で、該補強板（３）の金属メッキ（４）を施した面
と摩擦素材（１１）との接合面（１０）を圧接させて焼
結し、摩擦素材（１１）を焼結摩擦材（１）とすると共
に、補強板（３）と焼結摩擦材（１）とを接合すること
を特徴とする車両用摩擦材の取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34037393A JPH07158673A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 車両用摩擦材の取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34037393A JPH07158673A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 車両用摩擦材の取付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07158673A true JPH07158673A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18336329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34037393A Pending JPH07158673A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 車両用摩擦材の取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07158673A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1178882A (ja) * | 1997-04-28 | 1999-03-23 | Alliedsignal Bremsbelag Gmbh | 磁気レールブレーキ用焼結材料 |
| WO2007135950A1 (ja) | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Nabtesco Corporation | ディスクブレーキ用パッド |
| WO2008079991A1 (en) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Honeywell International Inc. | Backing plate and method of making |
| KR101537761B1 (ko) * | 2014-03-28 | 2015-07-22 | 한국철도기술연구원 | 저소음 브레이크 패드 |
| WO2016071207A1 (en) * | 2014-11-06 | 2016-05-12 | Volvo Truck Corporation | A braking arrangement and an attachment member |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP34037393A patent/JPH07158673A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1178882A (ja) * | 1997-04-28 | 1999-03-23 | Alliedsignal Bremsbelag Gmbh | 磁気レールブレーキ用焼結材料 |
| JP4518580B2 (ja) * | 1997-04-28 | 2010-08-04 | ハネウェル・ブレムスベラーグ・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング | 磁気レールブレーキ用焼結材料 |
| WO2007135950A1 (ja) | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Nabtesco Corporation | ディスクブレーキ用パッド |
| WO2008079991A1 (en) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Honeywell International Inc. | Backing plate and method of making |
| US8302745B2 (en) | 2006-12-20 | 2012-11-06 | Honeywell International Inc. | Backing plate and method of making |
| KR101537761B1 (ko) * | 2014-03-28 | 2015-07-22 | 한국철도기술연구원 | 저소음 브레이크 패드 |
| US10203011B2 (en) | 2014-06-11 | 2019-02-12 | Volvo Truck Corporation | Braking arrangement and an attachment member |
| WO2016071207A1 (en) * | 2014-11-06 | 2016-05-12 | Volvo Truck Corporation | A braking arrangement and an attachment member |
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