JPH1178882A - 磁気レールブレーキ用焼結材料 - Google Patents

磁気レールブレーキ用焼結材料

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JPH1178882A
JPH1178882A JP10119656A JP11965698A JPH1178882A JP H1178882 A JPH1178882 A JP H1178882A JP 10119656 A JP10119656 A JP 10119656A JP 11965698 A JP11965698 A JP 11965698A JP H1178882 A JPH1178882 A JP H1178882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍛接しにくい、磁気レールブレーキのため
の摩擦材料を提供する。 【解決手段】 本発明は、磁気的な基体およびまたは支
持体を備えた磁気レールブレーキ300の極片、極片範
囲または極片摩擦面の少なくとも一つの範囲のための摩
擦材料としての焼結材料に関する。この焼結材料は、粉
末化された摩耗抑制材およびまたは保護層を形成する粉
末を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念記載の、磁気レールブレーキ、特に渦電流ブレーキお
よびまたは電磁レールブレーキのための焼結材料、磁気
レールブレーキ、およびこのような焼結材料を含む、磁
気レールブレーキのための極片に関する。
【0002】
【従来の技術】技術水準の磁気レールブレーキの場合に
は、摩擦材料として特にSt37−鋼が使用される。S
t37−摩擦層を使用すると、ブレーキの制動力を非常
に低下させる鍛接が多く発生するという欠点がある。制
動力を再び発生するためには、鍛接を手で除去する必要
あり、高い保守整備コストがかかる。GGG40球状黒
鉛鋳鉄を使用すると、鍛接は少なくなるがしかし、この
ような摩擦層は制動力が小さい。
【0003】技術水準の磁気レールブレーキの場合の他
の問題は、摩擦材料と支持体または基体の連結部に発生
した。この連結部は技術水準では、焼結、接着あるいは
溶接によって行われる。焼結連結部はしばしば小さな剪
断力で分離され、接着連結部は、中間層を必要とすると
いう欠点がある。この中間層と摩擦材料ブロックとの間
に割れおよびまたは腐食が発生し、摩擦材料ブロックの
下方の錆が片側から忍び寄って発生する。この錆はブレ
ーキ作用に悪影響を与え、極端な場合にはブレーキライ
ニングを脱落させることになる。接着剤の熱処理によっ
てブレーキライニングを製造する際、支持板と摩擦材料
の接着は、比較的に長い放置時間を必要とする。これに
より、製作数が少なくなる。接着剤の熱処理の放置時間
を短縮すると、不充分な付着連結を甘受しなければなら
ない。充分な付着を可能にするためには、ざらざらした
接着表面は往々にして不充分である。従って、ドイツ連
邦共和国実用新案登録出願公開第8201404号公報
では、支持板が摩擦材料ブロックを支持する側に、焼結
融着された保持床を備えることが既に提案されている。
この保持床は、摩擦材料ブロックに摩擦連結または形状
補完的連結を行う個々の成形体からなり、この成形体は
アンダーカット、くびれ等を備えている。この保持床に
は、ブロックの形をしたプレスされた摩擦材料が、成形
体を形成するアンダーカット、くびれ等に充填されなが
ら固定される。しかし、実際の使用において、付着が依
然として不充分であることが判った。というのは、機械
的な力と発生する振動が連結部を分離するからである。
ざらざらした表面を形成する、顕微鏡でしか見えないこ
の成形体は更に、保持床の残りの材料と異なる材料から
なっている。従って、全体として床は不均質な構造を形
成し、負荷を受けたときに割れあるいは成形体の裂けを
生じる傾向がある。更に、保持床との連結個所に、1つ
の連結面の代わりに2つの連結面を形成しなければなら
ない。すなわち、摩擦材料本体と保持床の間と、保持床
と支持体の間に、連結面を形成しなければならない。
【0004】ヨーロッパ特許出願公開第0581988
号公報により、ブレーキパッドと、その製作方法と、路
上走行車両および鉄道車両、特に高速の鉄道車両のため
の磁気レールブレーキが知られている。路上走行車両お
よび鉄道車両のためのブレーキパッド用摩擦材料ブロッ
クに支持体を確実に連結するために、摩擦材料ブロック
を、一平面内に設けられていない互いに隣接する複数の
面部分で、鋳造された支持体の一部によって、摩擦連結
的およびまたは形状補完的に取り囲むことが提案されて
いる。これは、完成した焼結体が鋳型に入れられ、支持
材料によって鋳包みすることによって達成される。従っ
て、ヨーロッパ特許出願公開第0581988号公報記
載のブレーキパッドは、少なくとも摩擦材料ブロック
が、一平面内に設けられていない互いに隣接する複数の
面部分で、鋳造された支持体の一部によって、摩擦連結
的およびまたは形状補完的に取り囲まれることを特徴と
する。従って、場合によってはざらざらした隣接する二
つの面の連結部だけでなく、摩擦材料ブロックの側面ま
たはすべての面を取り囲む連結部が形成される。幾何学
的に簡単な連結は例えば、長方形のブレーキパッドの一
方の端面と、この端面に隣接する側面全部または一部
を、鋳造支持体によって取り囲むことにある。側方から
取り囲むと、剪断力を受け止める支持面としての働きを
する。その代わりにあるいはそれに補足して、摩擦材料
ブロックと鋳造支持体の一方の端面およびまたは対向す
る少なくとも2つの側面に、細長い張り出し部の形をし
たプロフィルを形成することが提案される。このプロフ
ィルは、適当に成形されて互いに係合し、摩擦材料ブロ
ックの周りに鋳造支持体を形状補完的に連結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、鍛接
しにくい、磁気レールブレーキのための摩擦材料と、充
分な寿命を許容し、充分に大きな制動力を発生する磁気
レールブレーキまたは磁気レールブレーキ用極片を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は請求項1記載
の焼結材料と、請求項8記載の磁気レールブレーキにに
よって解決される。この場合、本発明には請求項43記
載の磁気レールブレーキ用極片も含まれる。本発明で
は、磁気レールブレーキの極片、極片範囲または極片摩
擦面のための摩擦材料として、粉末化された摩耗抑制材
と保護層を形成する粉末を含む焼結材料が供される。
【0007】粉末化された摩耗抑制材として、Al2O3
ZrO2、Al2TiO5 、Y2O3、SiC 、Si3N 4 、WC、Cr3C2 、Ti
C の一つまたは複数の組み合わせを使用すると有利であ
る。保護層を形成する粉末は好ましくは、球状黒鉛鋳
鉄、黒鉛、硫化鉄、硫化マンガン、鉛、モリブデンジス
ルフィト(モリブデンバイサルファイト)の一つから選
択される。
【0008】好ましい実施形では、焼結材料は更に、例
えば鉄粉末のような磁気を伝導する粉末からなる成分を
有する。摩擦材料としての焼結材料の特に摩耗しにくい
組成は、 80〜99% 磁気伝導性およびまたは磁気非伝導性
材料 0.5 〜 5% モリブデンジスルフィト 0.5 〜 5% 炭素 0.5 〜 2% シリコンカーバイド である。
【0009】焼結材料が第1の実施形において、磁気伝
導性材料を80〜99%含んでいると、この材料は好ま
しくは鉄成分を有する。焼結材料が磁気非伝導性材料を
含んでいると、この材料は好ましくは、錫、銅、亜鉛、
ニッケル、アルミニウム、またはこれらの物質の合金、
例えば青銅、黄銅、洋銀の複数または組み合わせを有す
る。本発明の他の観点では、保守整備が少なくて済むレ
ールブレーキが提供される。この場合、鍛接は生じない
かあるいか薄くかつ小さく、すなわち無視できるように
生じ、更に従来の鋼要素にほぼ匹敵する寿命を許容す
る。制動力は鋼要素を備えた従来のレールブレーキと同
じかそれよりも良好である。
【0010】磁束を案内するレールブレーキの極片範囲
は、磁気的な引張り力(保持力)を発生する、鍛接を生
じないで摩擦作業を行う(制動する)という前提条件を
満たすべきである。この両前提条件は、冒頭に述べた磁
気レールブレーキが本発明による焼結材料を含んでいる
ことによって満たされる。この場合、この前提条件と利
点が上記の組成によって達成可能であることは意外であ
った。磁束を案内するこの組成の極片範囲は、両課題、
すなわち磁気保持力を発生し、摩擦作業を行うという課
題を引き受ける。
【0011】本発明の他の実施形は従属請求項に記載さ
れている。コーティングの形をした焼結材料を形成する
というほかに、焼結材料は緻密な摩擦材料ブロックとし
て形成してもよい。この摩擦材料ブロックは基体および
または支持体に固定される。第1の実施形では、支持体
は鋳造され、摩擦材料ブロックに対する連結個所におい
て少なくとも2つの対向する側に、それぞれアンダーカ
ットを有する細長いリブまたは張り出し部を備えてい
る。このリブまたは張り出し部は摩擦材料ブロックの対
応する溝またはくびれに摩擦連結的におよび形状補完的
に係合する。この摩擦連結および形状補完的連結のため
の特別な実施形は、ガイドにおいて知られているような
蟻溝(燕尾)状の収容部である。この場合特に、摩擦材
料ブロックは両側にアンダーカットを有する幅広のリブ
の形をしたその背面に、雄の蟻溝部分を備えている。一
方、支持体は対応する雌の凹部を備えている。当該のリ
ブまたはアンダーカットを有する他の張り出し部は、摩
擦材料ブロックを製造するときに一緒に形成されるの
で、このリブは残りの摩擦材料体と共に均質な成形部品
を形成する。支持体のプロフィルがアンダーカットに係
合し、支持体も特別な材料からなる均質な部品であるの
で、外側プロフィル形成によって、連結個所の割れが充
分に防止される。
【0012】本発明の他の実施形では、リブまたは張り
出し部と、対応して形成された溝またはくびれが、支持
体または摩擦材料ブロックにおいてすべての側で互いに
係合するように設けられている。既に述べたように、特
別な実施形では、摩擦材料体が有効制動面と反対側の連
結面と、それに接続する側面において、所定の高さにわ
たって支持体によって取り囲まれている。この場合、側
面は滑らかであるかあるいはアンダーカットを備えたリ
ブの形のプロフィルを有することができる。支持体と摩
擦材料ブロックは特に、側面と端面で互いに面一に接続
している。
【0013】摩擦材料ブロックの材料として特に、焼結
材料が使用され、およびまたは、支持体の材料としてね
ずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄または鋳鋼が使用される。この
場合、焼結材料は請求項1〜7に記載した材料組成を有
する。摩擦材料ブロックと基体または支持体との間の連
結は、方法技術的に次のようにして製作可能である。す
なわち、摩擦材料ブロックが粉末冶金的方法で仕上げ焼
結された後で、鋳型に入れられ、その全部または一部を
鋳包みされ、摩擦材料ブロックに対して鋳造された支持
体が摩擦的およびまたは形状補完的に連結される。アン
ダーカットまたは溝あるいはくびれを有するリブまたは
張り出し部の形をした上記のプロフィルまたは肉眼で見
える歯状部は、焼結の前に、焼結中あるいは焼結の後
で、摩擦材料ブロックに穿設される。鋳型内に浸漬され
た摩擦材料ブロックを鋳造することにより、支持体は浸
漬深さの範囲内で、摩擦材料ブロックのプロフィルに形
状補完的に接続する。従って、冷却した後で、摩擦材料
ブロックと支持体とが固定連結される。
【0014】鋳造温度は短時間特に次のように選定され
る。すなわち、鋳造材料が摩擦材料ブロックの縁領域
に、例えば20μmまで溶解浸透し、それによってこの
領域に原子の拡散が形成されるように選定される。これ
により、形状補完的な連結が一層改善される。前述の方
法の利点は、仕上げを更に合理化することができる点に
ある。なぜなら、そうでないときに必要である、支持板
または基体または支持体に対して摩擦材料ブロックを固
体するための焼結プロセスが省略され、連結面をざらざ
らにすることや中間層を挿入したり前処理することや接
着剤やろうのような連結剤を塗布することが省略される
からである。
【0015】磁束を分離する極片範囲は、摩擦面を形成
する下面に、本発明による焼結材料を取り囲むきわめて
摩耗しにくく薄い非磁性のコーティングを備えることが
できる。このコーティングは衝撃や温度に対して安定性
があり、鍛接焼成を防止する。更に、各極片は異なる材
料および範囲から構造的に形成可能である。この範囲の
一方は磁気的保持力を発生し、他方の範囲は摩擦作業を
行う役目をする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態が図に示して
ある。本発明による磁気レールブレーキ300は、レー
ル320の縦方向に細長いコイル301と、磁心305
を備えている。この磁心の脚部305a,305bはそ
の自由端の方へ向かってくびれている。この自由端は互
いに平行に延びる2つの脚区間305a′,305b′
で終わっている。この脚区間は端側に、極片310,3
10′を持ち、この極片はレール320のレール頭32
1の方へ向いた端面または極片摩擦面310a,31
0′aを有する。
【0017】左側と右側の極片310,310′(N極
またはS極)の間の中間空間315には、中間空間を埋
める、非常に摩擦しにくく、衝撃に強くそして温度変化
に安定である非磁性の中間条片330が設けられてい
る。この中間条片は押込むことによってあるいはボルト
止めによってあるいは溶接によって極片310,31
0′に取外し可能に連結されている。この場合、中間条
片330は中間空間315を完全に埋める必要はない。
【0018】図示実施の形態において、各極片310,
310′または各極片摩擦面310a,310′aは、
焼結材料からなる摩擦材料ブロック40を備えている。
この焼結材料は、粉末化された摩耗抑制材の成分および
または保護層を形成する粉末の成分を含んでいる。この
場合、焼結材料は磁束を案内する範囲で使用する際、好
ましくは次の組成を有する。
【0019】 80〜99% 鉄 0.5 〜 5% モリブデンジスルフィト 0.5 〜 5% 炭素 0.5 〜 2% シリコンカーバイド この場合、もし必要であれば、重量パーセントを異なる
ように分配することができる。各々の極片310,31
0′または各々の極片摩擦面310a,310′aは、
一つの部分または複数の部分によって形成され支持体1
0または30に固定されたブロック20または40から
なっている。この構造の場合、少なくとも1個の摩擦材
料ブロック20,40は一平面内に設けられていない、
互いに隣接する複数の面部分23,24上で、鋳造され
た支持体10,30の部分13,14,32,33によ
って摩擦連結的およびまたは形状補完的に取り囲まれて
いる(図2,3,4,5,6)。
【0020】図2〜5には、鋳造された金属製の支持体
10と、摩擦ライニングとしての働きをする摩擦材料ブ
ロック20との連結構造が示してある。支持体10は磁
気レールブレーキに固定するためあるいは磁気レールブ
レーキの収容部分に固定するために、技術水準で知られ
ている横断面がキノコ状の形を有している。摩擦材料ブ
ロック20寄りの連結側において、支持体10はその全
長にわたってリブ状の凹部を有する。この凹部には、対
応して形成された摩擦材料ブロック20の幅広のリブ2
1が形状補完的および摩擦連結的に係合している。支持
体10と摩擦材料ブロック20との組み合わせは、磁気
レールブレーキに関係なく、特に摩耗しにくいブレーキ
パッドとして形成可能である。
【0021】リブ21は横断面(図4,5)が台形に形
成されている。この場合、上辺または上面22は大きな
辺または面である。側面23,24は、底辺または底面
に対して任意の台形角度で設けることができる。この台
形角度は側面23,24のそれぞれの長さと関連して、
支持体からの摩擦材料ブロックの引抜きまたは破断を効
果的に防止するように形成される。この場合、アンダー
カット25,26が重要である。このアンダーカットは
例えば波形のリブまたは他の形状の場合、非直線に形成
可能である。リブ21の形のような大きな面積の***部
の形状は、プレス工具によってあるいは焼結で付与され
る。プレスされて完成した摩擦材料ブロック20が図3
に示した高さhにわたって支持体の液状鋳造材料に浸漬
され、続いて鋳物が冷却されるので、支持体は浸漬深さ
hの範囲においてすべての側が摩擦材料ブロック20に
接触する。従って、鋳造技術的な製作により、リブ21
に相応して成形された溝状の凹部11が形成される。こ
の凹部は端面12と側面13,14を有し、この端面と
側面は摩擦材料ブロック20またはリブ21の上記面2
2〜24に形状補完的に接触する。同じことが支持体1
0と摩擦材料ブロック20の端面17,27について当
てはまる。しかし、摩擦材料ブロック20は溝を備えて
いてもよい。この溝には、鋳造後、支持体の対応するリ
ブが係合する。図2〜5の場合、摩擦材料ブロックと支
持体はそれぞれ同じ長さと同じ幅を有する。従って、外
面18,28は同様に、図3に示した端面から明らかな
ように、面一の面を形成する。
【0022】図2〜5に示した支持体10と摩擦材料ブ
ロック20の組み合わせの場合には、摩擦材料ブロック
20がリブ21の範囲においてのみ包囲されているが、
図6,7の実施の形態では、摩擦材料ブロック40はそ
の側面全体(図6)が包囲されているかあるいは鋳造支
持体30の側面31,32によって部分的に(図7)に
包囲されている。かぶさる部分は対向する2つの側面3
1,32に設けてもよいし、図7において端面33で示
すように、すべての面に設けてもよい。いかなる場合で
も、支持体30はほぼ直方体状の中空室を有し、この中
空室内に摩擦材料ブロック40の全体または一部が埋め
込まれている。前側のエッジは必要や目的に応じて、図
6から推察されるように、傾斜部41,42を備えてい
てもよい。図8に示した実施の形態では、ブレーキパッ
ドは同様に、鋳造された金属製の支持体10を備え、こ
の支持体は摩擦ライニングとしての働きをする複数の摩
擦材料面20′,20″,20″′を備えている。この
摩擦材料面は中間空間なしに支持体10によって保持さ
れ、かつ取り囲まれている。しかし、個々の摩擦材料面
20′,20″,20″′は、中間空間220を形成し
て間隔をおいて配置することができる。支持体10の鋳
造の場合、この中間空間220に支持体10の材料を充
填してもよい。
【0023】上記の実施の形態では、支持体10は鋳造
された金属製の成形体からなっているが更に、支持体1
0を焼結金属で作ることができる。この金属は好ましく
は次の組成を有する。 80〜99% 鉄 0.5 〜 5% モリブデンジスルフィト 0.5 〜 5% 炭素 0.5 〜 2% シリコンカーバイド 図1に示した実施の形態と同様に、両極片310,31
0′またはその極片摩擦面310a,310′aはそれ
ぞれ、上記組成を有する摩擦材料ブロック40からなっ
ている。
【0024】このような磁気レールブレーキ300は特
に、高速および一層高速の鉄道車両に使用される。この
鉄道車両の場合には、摩擦力がレールに直接伝達され
る。磁気コイル301を流れる直流電流は起磁力を発生
し、この起磁力は磁心305内で磁束を発生する。この
磁束はレールヘッド321を経て閉じる。このような磁
気レールブレーキの場合の押し付け力は、制動時にレー
ル上へ下降する電磁石によって発生する。誘導電流を供
給することにより、磁場が形成され、この磁場に基づい
て、磁心305がレールの方へ引っ張られる。脚部30
5a,305bまたは脚部区間305a′,305b′
には、摩擦材料ブロック40が直接または支持体を介在
して設けられ、この支持体には摩擦材料ブロック40が
固定されている。摩擦材料ブロック40を脚部305
a,305bまたは脚部区間305a′,305b′に
配置する方法以外に、摩擦材料ブロック40を脚部内に
配置することもできる。この場合、極片310,31
0′または極片摩擦面310a,310′aはこのよう
な摩擦ブロック40を備えているかあるいはそれ自体が
摩擦材料ブロックとして形成されている(図1,6,
7)。
【0025】摩擦材料ブロック40のために使用される
焼結材料は、磁束を案内する極片範囲内に、充分な誘導
および充分な磁束を可能にするために、金属成分を備え
ている(これはその組成からも判る)。本発明による焼
結材料を含む、磁束を案内しない範囲では、焼結材料は
例えば錫、銅、亜鉛、ニッケルまたはアルミニウムまた
はこれらの物質の複合体または合金のような、磁気を伝
導しにくい材料を重量割合で多く含む。
【0026】図示の場合、先ず最初に摩擦材料ブロック
20または40が焼結によって作られ、続いて支持体が
一体鋳造される。鋳造され摩擦材料ブロックの形に適合
した支持体または基体に対する摩擦材料ブロック20ま
たは40の固定は、ボルト連結または他の適当な連結に
よって行うことができる。摩擦材料ブロック20または
40は他の実施の形態では、鋳包みの前に、支持体10
寄りの壁面に、保持床(保護層)150の形をした表面
成形部を備えていてもよい。これは、摩擦材料ブロック
と鋳造された支持体との間の連結を改善する。この保持
床は150はいろいろな幾何学形状、球形等を有するこ
とができる(図9,10)。
【0027】更に、摩擦材料ブロック20または40を
鋳包みする前に、すなわち支持体10を鋳造する前に、
摩擦材料ブロックを支持板160に取付けることができ
る。この支持板はその両壁面160a,150aに、保
持床150を備えている。図9〜13には、金属または
他の適当な材料からなる、公知のごとく形成された支持
板が160で示してある。この支持板には、プレスされ
た摩擦材料混合物からなるブロック20が設けられてい
る。図9,10の実施の形態の場合には、支持板160
は摩擦材料ブロック20を支持する側160aに、構造
的に形成された表面として保持床150を備えている。
この表面は成形要素または成形体162の基礎層150
aからなっている。この成形要素または成形体は好まし
くは、高温で溶ける成分と低温で溶ける成分の材料混合
物によって混合され、圧縮され、そして熱処理されてい
る。それによって、個々の成形体162はそれぞれ、ア
ンダーカット、くびれ164等を備えている。この場
合、成形体162は任意のあらゆる金属材料から構成可
能である。更に、摩擦材料ブロック20と反対側の壁面
160bは保持床150を備えている。
【0028】図11に示した実施の形態の場合には、保
持床150が支持板160上に焼結された球状の成形体
162′からなっている。この成形体は固定範囲にアン
ダーカット164を形成している。保持床150上に、
例えば金属製の電気メッキ(被膜)170が形成されて
いる。この被膜は個々の成形体162を取り囲み、成形
体162′によって形成された輪郭に適合している。こ
の場合、被膜170はアンダーカット、くびれ等164
に沿っているので、閉じた金属製の被膜が得られる。そ
れによって同時に、支持板160のための良好な腐食防
止層が形成される。この支持板は好ましくは材料厚さが
薄くなっている。金属被膜170は銅、銀、錫、カドニ
ウム、亜鉛または他の適当な金属からなっている。金属
電気メッキによってもたらされる他の利点は、被膜の厚
さの寸法が正確であることにある。この寸法精度はラッ
カーの被膜の場合にも粉末コーティングの場合にも不可
能である。更に、金属被膜は厚さが均一である。この均
一性は他の方法では得られない。更に、保持床150の
輪郭はそのまま完全に維持されるので、金属被膜170
にもかかわらず、押しつけられた摩擦材料と凹凸のある
底とが、摩擦的および形状補完的に強く連結される。
【0029】摩擦材料混合物は適当な成形体の助けを借
りて、保持床150を備えた支持板160上に次のよう
に押しつけられる。すなわち、プレス工程の間、摩擦材
料混合物が個々の成形要素162(この成形要素の奇抜
な表面は図15の詳細Cに示してある)の間の中間室内
の、アンダーカット、くびれ等164によって形成され
た空間に流れ込む。これにより、成形要素162によっ
て、互いに係合する、成形された摩擦材料ブロック20
と保持床150とが緊密に連結される。しかし、材料特
性によって、保持床150とその基礎層150aのこの
ような成形が行われる。これにより、摩擦材料が保持床
によって充填されていない摩擦材料収容面20′の表面
部分を付勢し、摩擦材料収容面20′の全面の充填が行
われるので、自由面と自由空間が全く生じないかあるい
は非常に少数しか生じない。それによって、湿気の侵入
とそれに伴う腐食が回避される(図10)。
【0030】図12,13には他の実施の形態が示して
ある。この実施の形態の場合には、基本構造が図9,1
0の基本構造と一致し、図15の詳細Aに示すように、
係合要素180が円筒形の柱または円錐台の柱の形にあ
るいは円錐台として基礎層150aに形成されている。
この場合、係合要素180は肉眼観察では柱として生じ
る。すなわち、係合要素はアンダーカット、くびれ16
4等を有する奇抜な構造として形成されている。
【0031】図14には他の実施の形態が示してある。
この実施の形態の場合には、図13となり、係合要素2
15は三角形、四角形または多角形の底面を有する角錐
として形成されている。その際、最適な保持特性および
摩耗特性を得るために、角錐の底面215aと角錐側面
215bの間の角錐の角度は、図14の詳細Bに示すよ
うに、約60である。
【0032】金属被膜の形成は電気的なメッキ方法また
は熱的な方法あるいは蒸着によって行うことができる。
更に、表面を凹凸にする(ざらざらにする)前にあるい
は保持床を形成する前に、支持板は例えば銅製の金属被
膜を備えることができる。そして、この金属被膜には、
ざらざらした底が加工される。支持板160が薄い板か
らなっていると、この板がプロフィル、例えばリブを備
えているので、支持板160の固有の強度が高まる。
【0033】摩擦材料ブロック20がリブ21(図2,
3)のようなプロフィルを備えていると、支持板160
は対応するプロフィル形状を有する。摩擦材料ブロック
20と摩擦材料ブロック40は、請求項1〜7に記載さ
れているのと同じ摩擦材料混合物からなっている。図1
6,17では、磁気レールブレーキ300の磁心305
の脚部305a,305b(図16,18,20,22
には脚部305bだけが示してある)の自由端に、焼結
された摩擦材料からなる摩擦材料ブロック40が設けら
れている。脚部の端部での摩擦材料ブロック40の固定
は、焼結、溶接またはろう付けによって行われる。非磁
性の中間条片330はピン継手またはボルト継手340
を介して磁心305の脚部に連結されている。非磁性の
中間条片は同様に、請求項1〜7に記載の焼結材料で作
ることもできるし、また耐摩耗性の球状黒鉛鋳鉄、例え
ばGGG50、GGG60、GGG70、GGG80あ
るいは粒子で補強した球状黒鉛鋳鉄で作ることができ
る。
【0034】図18,19に示した実施の形態の場合、
磁心305の脚部における摩擦材料ブロック40の固定
は、鋼板350を介在して行われる。この鋼板350は
溶接によって磁心305の各々の脚部に連結されてい
る。これに対して、鋼板350における摩擦材料ブロッ
ク40の固定は、焼結、溶接またはろう付けによって行
われる。鋼板350は、それと摩擦材料ブロックとを固
定連結するために、ざらざらした底を備えていてもよ
い。
【0035】ピンやボルトを用いて磁心305の脚部に
中間条片330を固定する代わりに、図20,21に従
って中間条片330を摩擦材料ブロック40の一体構成
部品とすることができる。この摩擦材料ブロックは図1
6,17に関連して説明したように脚部の端部に固定可
能である。摩擦材料ブロック40と中間条片330の間
で摩擦連結が行われる。この連結は焼結、ろう付けまた
は接着によって行われる。サンドイッチの方法による連
結、すなわちプレスや焼結による連結も行うことができ
る。
【0036】中間条片330は両摩擦材料ブロック40
の一方にまたは両方の摩擦材料ブロックに固定可能であ
る。図20,21に示す一体化された中間条片330を
備えた摩擦材料ブロック40は、図18,19に関連し
て説明したように、鋼板350を介在して、磁心305
の脚部に連結することができる(図22,23)。
【0037】図24では、本発明による焼結材料は、摩
擦面を形成する極片310,310′の下面に、きわめ
て摩耗しにくい薄いコーティング400として形成され
ている。このコーティングは衝撃や温度に対して安定性
があり、鍛接部の焼成を防止する。コーティング400
が非磁性に形成されていると、コーティングは高い摩擦
係数を有する。それによって、弱まった磁気的な引張り
力が再び相殺される。ブレーキ力がほぼ従来のSt37
−要素のブレーキ力に一致するという条件から、すなわ
ち磁気的な引張り力の低減および高い摩擦係数による相
殺から、このような構造の最大の層厚が生じる。
【0038】図25は、各極片310,310′の摩擦
面が磁気的な保持力を発生するいわゆる磁束を案内する
範囲と、摩擦作業を行う、特に磁束を案内しない範囲と
に構造的に分割されている実施の形態を示している。そ
のために、極片摩擦面には、溝、穴または凹部410が
穿設され、これらには、きわめて摩耗しにくく衝撃に耐
え、温度に対して安定性のある(非磁性または磁性の)
材料415が挿入される。
【0039】図25には、極片摩擦面の異なる実施の形
態がA,B,Cで示してある。すなわち、Aは穴、Bは
溝、Cはジグザグ状の凹部である。その際、横断面が小
さいことによる保持力損失を相殺するためには、穿設さ
れた材料415はSt37よりもはるかに大きな摩擦係
数を有していなければならない。極片またはその摩擦面
におけるコーティングの形成は、次の方法また はその
組み合わせによって行うことができる。
【0040】極片に対する直接的なフレーム溶射、高速
フレーム溶射、プラズマ溶射または爆発溶射、極片に溶
接される板に対する間接的なフレーム溶射、高速フレー
ム溶射、プラズマ溶射または爆発溶射、極片に対する被
膜材料の直接的な焼結融着または溶着、板に対する被膜
材料の焼結融着または溶着および極片に対するこの 板
の溶接または硬質ろうによるろう付け板に対する被膜材
料の焼結融着または溶着および極片に対するこの 板の
ボルト固定きわめて摩耗しにくい層を備えた極片31
0,310′のコーティングの際、極片高さは好ましく
は20mmから約5mmに減らさなければならない。そ
れによって、重量の軽減と大きな引張り力が達成され
る。しかし、磁束を束ねるために或る程度の残留高さは
必要である。
【0041】焼結材料からなる中実の極片である焼結極
片を使用する場合には、この焼結極片は次のようにして
取付けられる。板への焼結融着およびこの板のボルト止
め、焼結極片の直接的なボルト止め、形状補完的な収容
部内への摩擦材料の圧入または押し込み材料の組み合わ
せからなる極片310,310′を使用する場合、プレ
スまたは鋳造された部分範囲による鋳包みが行われる。
磁気的に良好な極片材料に対するきわめて摩耗しにくい
材料からなる板のボルト止めまたはピン止めも可能であ
る。
【0042】その際、次の材料が使用される。図24の
実施の形態の場合、非磁性のマトリックス、例えばW
C、Cr3 2を有するセラミックスコーティングまた
は炭化物コーティングが使用される。磁気的に望まし
い、摩耗しにくいコーティングを備えた極片310,3
10′の場合、磁気的なマトリックスを備えたセラミッ
クスコーティングまたは炭化物コーティングあるいは適
当なFe成分を有する焼結極片が使用される。
【0043】極片310,310′の間に中間条片33
0(図1)が配置されている場合には、この中間条片は
セラミックス、焼結金属(非磁性)からなっている。炭
化物コーティング(非磁性)、繊維補強または粒子補強
の非磁性材料、例えば粒子補強のアルミニウム、CFC
またはCFKを使用することができる。これと同じ材料
は、構造的に複数の範囲に分割された極片(図24)に
も使用可能である。
【0044】各々の極片310,310′は第1の実施
の形態では構造的に、異なる材料および範囲からなって
いる。そのうちの一方の材料または範囲は、磁気的な保
持力を発生し、他方は摩擦作業を行う。これに対して、
第2の実施の形態では、各々の極片310,310′
は、磁気的な保持力を発生し、摩擦作業を行うという両
課題を受け持つ1つの材料からなっている。
【0045】図26,27には、本発明による焼結材料
を含む磁気レールブレーキの代替的な実施の形態が示し
てある。図26,27に示したレールブレーキは、永久
磁石式レールブレーキである。この場合、磁束を案内す
る範囲と、磁束を案内しない範囲が、ブレーキの縦方向
において交互に設けられている。
【0046】磁束を案内する範囲800,802の間に
は、磁束を案内しない範囲804が設けられている。磁
束を案内する範囲800,802は全体が本発明による
焼結材料からなっているかあるいは永久磁石材料からな
っている。この範囲800,802の下側には、衝撃に
対して非常に安定していて摩耗しにくい本発明による焼
結材料からなるコーティングが取付けられている。磁束
を案内しない範囲のための材料としては特に、鋼、好ま
しくはGGG50、GGG60、GGG70または粒子
で補強した球状黒鉛鋳鉄が使用される。
【0047】図26に示した実施の形態の場合には、永
久磁石範囲800,802だけがレールに常時接触して
いる。図27には、永久磁石式レールブレーキの代替的
な実施の形態が示してある。磁束を案内する範囲80
0,802は磁束を案内しない範囲804から分離され
ている。本実施の形態では、磁束を案内しない範囲は例
えば鋳物材料である。レール頭に接触するこの範囲の摩
擦面は、本発明による焼結材料を備えたコーティングと
して形成されている。コーティング806は鋳物からな
る支持体または基体に、フレーム溶射等によって被膜さ
れている。
【0048】上記記載において摩擦材料混合物のすべて
のパーセントは重量パーセントである。
【図面の簡単な説明】
【図1】極片と本発明による摩擦材料ブロックを有する
磁気レールブレーキを備えたレール片の概略図である。
【図2】鋳包みによって得られる支持体を備えた摩擦材
料ブロックの斜視図である。
【図3】図2の支持体を備えた摩擦材料ブロックの正面
図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】支持体と摩擦材料ブロックの立体的な分解図で
ある。
【図6】摩擦材料ブロックが側方を鋳造された支持体に
よって取り囲まれている、本発明の他の実施の形態の垂
直断面図である。
【図7】摩擦材料ブロックが鋳造された支持体によって
すべての側を取り囲まれている実施の形態の立体的な図
である。
【図8】鋳造された支持体によって複数の側を取り囲ま
れている個別的な複数の摩擦材料ブロックを備えた他の
実施の形態の立体的な図である。
【図9】支持体寄りの摩擦材料ブロックの壁面の表面プ
ロフィルまたは肉眼で見える凹凸または肉眼で見える歯
状部を備えた他の実施の形態の正面図である。
【図10】図9のX−X線に沿った垂直断面図である。
【図11】摩擦材料ブロックを鋳包みする前に、球状成
形体の形をした、支持板壁面の両側に取付けられた保持
床を有する取付けられた支持板を備えた摩擦材料ブロッ
クの垂直断面図である。
【図12】取付けられた保持床の他の実施の形態を有す
る支持板を上側から見た図である。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿った垂直
断面図である。
【図14】取付けられた保持床の他の実施の形態を示
す、図13と同様な断面図である。
【図15】保持床を形成する係合要素の異なる形状を、
詳細A,B,Cに示す図である。
【図16】自由端に摩擦材料ブロックを支持し、非磁性
中間条片を付設した、磁気レールブレーキの磁心の脚部
の概略図である。
【図17】図16の磁心の脚部に固定された摩擦材料ブ
ロックの立体的な図である。
【図18】中間に配置された鋼板を有する摩擦材料ブロ
ックを自由端に支持し、非磁性中間条片を付設した、磁
気レールブレーキの磁心の脚部の概略図である。
【図19】図18の磁心の脚部に固定され、鋼板を固定
した摩擦材料ブロックの立体的な図である。
【図20】非磁性の中間条片を固定した摩擦材料ブロッ
クを自由端に支持する、磁気レールブレーキの磁心の脚
部を概略的に示す図である。
【図21】図20の磁心の脚部に固定され、非磁性の中
間部材を固定した摩擦材料ブロックの立体的な図であ
る。
【図22】中間に配置された鋼板と、固定された非磁性
の中間部材とを備えた摩擦材料ブロックを自由端に支持
する、磁気レールブレーキの磁心の脚部を概略的示す図
である。
【図23】図22の磁心の脚部に固定され、鋼板と非磁
性中間条片を固定した摩擦材料ブロックの立体的な図で
ある。
【図24】下側に取付けられた薄くて摩耗しにくい非磁
性なコーティングを備えた極片範囲の概略的な部分図で
ある。
【図25】摩擦面が異なる課題を有する複数の範囲に分
割されている極片範囲の概略的な部分図である。
【図26】永久磁石式レールブレーキにおける本発明の
代替的な実施の形態を示す図である。
【図27】磁束を案内しない範囲に、摩耗しにくく衝撃
に対して安定したコーディングを備えた永久磁石式レー
ルブレーキを示す図である。
【符号の説明】
10,30 基体または支持体 20,40 摩擦材料ブロック 20′ 摩擦材料収容面 150 保持床 150a 基層 160 支持板または中間板 162,162′ 成形体 164 アンダーカットまた
はくびれ 170 被膜 180,215 係合要素 305 磁心 305a,305b 脚部 310,310′ 極片 315 中間空間 330 中間条片 340 ボルト連結部 350 鋼板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16D 69/00 F16D 69/00 M 69/02 69/02 F (71)出願人 598056744 クノール・ブレムゼ・ジステメ・フユー ル・シーネンファールツオイゲ・ゲゼルシ ヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツ ング ドイツ連邦共和国、80809 ミユンヘン、 モースアッヒエル・ストラーセ、80 (72)発明者 フリーデマン・グルップ ドイツ連邦共和国、47839 クレーフエル ト、デユンキルヒエナー・ストラーセ、91 (72)発明者 ウーウエ・クレガー ドイツ連邦共和国、80993 ミユンヘン、 ウイッテンベルガー・ストラーセ、49 (72)発明者 エッカルト・ザウムウエーバー ドイツ連邦共和国、82131 ガウテイング、 ミユールストラーセ、15 (72)発明者 ウオルフガング・シユレーエル ドイツ連邦共和国、21481 ラウエンブル ク、フインケンウエーク、8 (72)発明者 ウオルフガング・フアレンテイン ドイツ連邦共和国、21509 グリンデ、ブ ライター・カムプ、6

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気レールブレーキ、特に渦電流ブレー
    キおよびまたは磁気式基体およびまたは支持体を備えた
    電磁レールブレーキの極片、極片範囲または極片摩擦面
    の少なくとも1つの範囲のための摩擦材料としての焼結
    材料において、 粉末化された摩耗抑制材およびまたは保護層を形成する
    粉末を含むことを特徴とする焼結材料。
  2. 【請求項2】 粉末化された摩耗抑制材が、Al2O3 、Zr
    O2、Al2TiO5 、Y2O3、SiC 、Si3N4 、WC、Cr3C2 、TiC
    の一つまたは複数の組み合わせから選択されることを特
    徴とする請求項1記載の焼結材料。
  3. 【請求項3】 保護層を形成する粉末が、球状黒鉛鋳
    鉄、黒鉛、硫化鉄、硫化マンガン、鉛、モリブデンジル
    スフィトの一つまたは複数の組み合わせから選択される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の焼結材料。
  4. 【請求項4】 焼結材料が更に、例えば鉄粉末のような
    磁気を伝導する粉末からなる少なくとも一つの成分を有
    することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記
    載の焼結材料。
  5. 【請求項5】 焼結材料が次の組成、すなわち 80〜99% 磁気伝導性およびまたは磁気非伝導性
    材料 0.5 〜 5% モリブデンジスルフィト 0.5 〜 5% 炭素 0.5 〜 2% シリコンカーバイド を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載の焼結材料。
  6. 【請求項6】 磁気伝導性材料が少なくとも一つの鉄の
    成分を含むことを特徴とする請求項5記載の焼結材料。
  7. 【請求項7】 磁気非伝導性材料が、錫、銅、亜鉛、ニ
    ッケル、アルミニウムの一つまたは複数の組み合わせあ
    るいはこれらの物質の合金を含んでいることを特徴とす
    る請求項5または6記載の焼結材料。
  8. 【請求項8】 磁気的な基体およびまたは支持体と、極
    片範囲とを備え、極片範囲が磁束を案内する範囲と、磁
    束を分離する範囲を備えている、磁気レールブレーキ、
    特に渦電流ブレーキおよびまたは電磁レールブレーキに
    おいて、磁束を案内する範囲およびまたは磁束を分離す
    る範囲の少なくとも一部が、レール側の摩擦材料とし
    て、請求項1〜7のいずれか一つに記載の焼結材料を含
    んでいることを特徴とする磁気レールブレーキ。
  9. 【請求項9】 磁束を分離する範囲が、磁気レールブレ
    ーキの縦方向に延びる中間条片として形成されているこ
    とを特徴とする請求項8記載の磁気レールブレーキ。
  10. 【請求項10】 磁束を分離する極片範囲と磁束を案内
    する極片範囲が、磁気レールブレーキの縦方向に交互に
    設けられていることを特徴とする請求項8記載の磁気レ
    ールブレーキ。
  11. 【請求項11】 焼結材料がコーティングとして形成さ
    れ、このコーティングが磁束を案内する極片範囲および
    または磁束を分離する極片範囲に付設されてていること
    を特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の磁
    気レールブレーキ。
  12. 【請求項12】 コーティングが吹き付け、焼結融着ま
    たは溶着されたコーティングであることを特徴とする請
    求項11記載の磁気レールブレーキ。
  13. 【請求項13】 極片範囲に付設されたコーティング
    が、それぞれの極片範囲に直接形成されていることを特
    徴とする請求項12記載の磁気レールブレーキ。
  14. 【請求項14】 極片範囲寄りのコーティングが、それ
    ぞれの極片範囲に連結された支持板または中間板に形成
    されていることを特徴とする請求項12記載の磁気レー
    ルブレーキ。
  15. 【請求項15】 コーティングが20〜0.5mm、特
    に5mmの高さを有することを特徴とする請求項12〜
    14のいずれか一つに記載の磁気レールブレーキ。
  16. 【請求項16】 摩擦材料が摩擦材料ブロックとして形
    成され、この摩擦材料ブロックが磁束を案内する範囲お
    よびまたは磁束を分離する範囲に付設されていることを
    特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の磁気
    レールブレーキ。
  17. 【請求項17】 摩擦材料ブロック(20,40)およ
    びまたはコーティングが、基体およびまたは支持体(1
    0,30)寄りの壁面に、保持床等の表面成形部(15
    0)を備え、摩擦材料ブロック(20,40)およびま
    たはコーティングと、基体およびまたは支持体(10,
    30)との間の連結強度を高めるために、肉眼で見える
    歯状部が形成されていることを特徴とする請求項8〜1
    6のいずれか一つに記載の磁気レールブレーキ。
  18. 【請求項18】 摩擦材料ブロック(20;40)およ
    びまたはコーティングが、支持板または中間板(16
    0)上に設けられ、この支持板または中間板が摩擦材料
    ブロック(20;40)を支持する側にあるいは両側
    に、凹凸のある底として、肉眼で見える歯状部を形成す
    る焼結された保持床(150)を各々1つ備え、この保
    持床がアンダーカット、くびれ(164)等を有する、
    摩擦材料ブロックに対して摩擦連結部および形状補完的
    連結部を形成する個別的な成形体(162;162′)
    からなり、プレスされた摩擦材料ブロック(20)が、
    個別的な成形体(162;162′)のアンダーカッ
    ト、くびれ(164)等を埋めながら保持床(150)
    に固定されていることを特徴とする請求項16または1
    7記載の磁気レールブレーキ。
  19. 【請求項19】 焼結融着されたまたは他の方法で形成
    された保持床(150)を備えているかまたは備えてい
    ない支持板または中間板(160)に対して、摩擦材料
    を押しつける前に、電気メッキ方法、熱的方法あるいは
    他の適当な方法で発生した金属被膜(170)が、支持
    板(160)の腐食保護層として形成され、金属被膜
    (170)が銅、銀、錫、カドニウム、亜鉛、クロムま
    たは他の適当な金属からなっていることを特徴とする請
    求項16〜18のいずれか一つに記載の磁気レールブレ
    ーキ。
  20. 【請求項20】 焼結融着された保持床(150)を備
    えている支持板(160)に対して、摩擦材料を押しつ
    ける前に、磁化可能な材料からなる被膜が支持板(16
    0)の腐食保護層として形成されることを特徴とする請
    求項16〜18のいずれか一つに記載の磁気レールブレ
    ーキ。
  21. 【請求項21】 保持床(150)が溶融点の低い成分
    (A)と、溶融点の高い成分(B)との材料混合物から
    なっていることを特徴とする請求項16〜20のいずれ
    か一つに記載の磁気レールブレーキ。
  22. 【請求項22】 溶融点の低い成分(A)が錫等のよう
    な溶融点の低い金属あるいは青銅、黄銅等のような溶融
    点の低い合金であることを特徴とする請求項16〜21
    のいずれか一つに記載の磁気レールブレーキ。
  23. 【請求項23】 溶融点の高い成分(B)が砂、セラミ
    ックス粉末等からなっていることを特徴とする請求項1
    6〜22のいずれか一つに記載の磁気レールブレーキ。
  24. 【請求項24】 溶融点の高い成分(B)の溶融点が、
    支持板(160)の溶融点よりも低いことを特徴とする
    請求項16〜23のいずれか一つに記載の磁気レールブ
    レーキ。
  25. 【請求項25】 溶融点の低い成分(A)が約30%の
    青銅からなり、溶融点の高い成分(B)が約70%のF
    e粉末からなっていることを特徴とする請求項16〜2
    4のいずれか一つに記載の磁気レールブレーキ。
  26. 【請求項26】 使用される青銅が10%の錫を有する
    ことを特徴とする請求項25記載の磁気レールブレー
    キ。
  27. 【請求項27】 焼結された保持床(150)が、摩擦
    材料収容面(20′)の範囲において支持板(160)
    の全面または一部の面を被覆する基層(150a)から
    なり、この基層がアンダーカット、くびれ(164)等
    を有する、摩擦連結部および形状連結部を形成する個別
    的な成形要素(11)からなっていることを特徴とする
    請求項16〜26のいずれか一つに記載の磁気レールブ
    レーキ。
  28. 【請求項28】 互いに間隔を有する係合要素(18
    0;215)がそれぞれ、基層(150a)上に形成さ
    れていることを特徴とする請求項27記載の磁気レール
    ブレーキ。
  29. 【請求項29】 各々の係合要素(180;215)が
    円筒形の柱の形、円錐台状の柱の形にあるいは円錐台と
    して形成されていることを特徴とする請求項27記載の
    磁気レールブレーキ。
  30. 【請求項30】 係合要素(215)が三角形、四角形
    または多角形の底面を有する角錐の形に形成されている
    ことを特徴とする請求項27記載の磁気レールブレー
    キ。
  31. 【請求項31】 底面と側面の間の円錐角または角錐角
    (α)が約60°であることを特徴とする請求項28ま
    たは29記載の磁気レールブレーキ。
  32. 【請求項32】 アンダーカット(150)が成分
    (A)と成分(B)のほかに、炭素からなる成分(C)
    を有することを特徴とする請求項16〜31のいずれか
    一つに記載の磁気レールブレーキ。
  33. 【請求項33】 縦方向に延びる中間条片(330)
    が、磁気レールブレーキの極片(310,310′)の
    間の中間室(315)内に設けられ、中間条片がピン止
    めまたはボルト止めによって取外し可能にあるいは溶
    接、吹き付けまたは焼結融着によって取外し不能に極片
    (310,310′)に連結されていることを特徴とす
    る請求項9および11〜32のいずれか一つに記載の磁
    気レールブレーキ。
  34. 【請求項34】 磁気レールブレーキが磁心(305)
    を備え、この磁心が自由脚部(305a,305b)を
    備え、この脚部の端部に摩擦材料ブロック(40)が設
    けられ、この摩擦材料ブロックが焼結、溶接、接着また
    はろう付けによって脚部に固定されていることを特徴と
    する請求項33記載の磁気レールブレーキ。
  35. 【請求項35】 磁気レールブレーキが磁心(305)
    を備え、この磁心が自由脚部(305a,305b)を
    備え、この脚部の端部に、鋼板(350)を介在して摩
    擦材料ブロック(40)が設けられ、摩擦材料ブロック
    (40)の鋼板(350)が溶接継手によって磁心(3
    05)の脚部(305a;305b)に固定され、摩擦
    材料ブロック(40)が焼結、溶接、接着またはろう付
    けによって鋼板(350)に固定されているかあるいは
    鋼板(350)の表面に形成された凹凸のある底によっ
    て鋼板に固定されていることを特徴とする請求項33記
    載の磁気レールブレーキ。
  36. 【請求項36】 非磁性の中間条片(330)が磁心
    (305)の両脚部(305a,305b)の間で、ピ
    ン継手またはボルト継手(340)を介して脚部に連結
    されていることを特徴とする請求項34または35記載
    の磁気レールブレーキ。
  37. 【請求項37】 磁束を分離する中間条片(330)が
    非磁性の材料を含み、中間条片が、磁心(305)の脚
    部(305a,305b)の自由端に固定された両摩擦
    材料ブロック(40)または一方の摩擦材料ブロック
    (40)に固定され、摩擦材料ブロック(40)の一体
    化された構成部品であることを特徴とする請求項34ま
    たは35記載の磁気レールブレーキ。
  38. 【請求項38】 中間条片(330)が摩擦材料ブロッ
    ク(40)に摩擦連結的に連結され、溶接、焼結、ろう
    付けまたは接着によって摩擦材料ブロックに固定されて
    いることを特徴とする請求項37記載の磁気レールブレ
    ーキ。
  39. 【請求項39】 基体およびまたは支持体が請求項1〜
    7のいずれか一つに記載の焼結材料を含んでいることを
    特徴とする請求項8〜38のいずれか一つに記載の磁気
    レールブレーキ。
  40. 【請求項40】 基体およびまたは支持体がねずみ鋳
    鉄、球状黒鉛鋳鉄または鋳鋼を備えていることを特徴と
    する請求項8〜38のいずれか一つに記載の磁気レール
    ブレーキ。
  41. 【請求項41】 摩擦材料の少なくとも一部が耐摩耗性
    球状黒鉛鋳鉄を含んでいることを特徴とする請求項8〜
    40のいずれか一つに記載の磁気レールブレーキ。
  42. 【請求項42】 耐摩耗性球状黒鉛鋳鉄が、GGG5
    0、GGG60、GGG70、GGG80または粒子で
    補強した球状黒鉛鋳鉄から選択されることを特徴とする
    請求項41記載の磁気レールブレーキ。
  43. 【請求項43】 極片が請求項1〜7のいずれか一つに
    記載の焼結材料からなっていることを特徴とする、磁気
    レールブレーキ、特に渦電流ブレーキおよびまたは電磁
    レールブレーキのための極片。
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