JPH0713964A - 文書朗読装置 - Google Patents

文書朗読装置

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JPH0713964A
JPH0713964A JP5030992A JP3099293A JPH0713964A JP H0713964 A JPH0713964 A JP H0713964A JP 5030992 A JP5030992 A JP 5030992A JP 3099293 A JP3099293 A JP 3099293A JP H0713964 A JPH0713964 A JP H0713964A
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Natsuyuki Ono
野 奈 津 志 小
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書朗読装置では、与えられた文書が標準の
表記で記述されていなければ、正しい発声を行なえない
ことがある。したがって、ユーザは与えられた文書内に
表記の揺れが存在しないかどうか前もって調べ、存在す
ればそれを標準の表記に修正しなければならない。そこ
で、表記の揺れの可能性を考慮し、表記の揺れを含んで
いても正しい発声を行なえるようにする。 【構成】 従来の文書朗読装置に、連濁複合語辞書7、
代替表記辞書8、複合語解釈判定部9を追加し、名詞連
続が文書中に現れた場合、名詞連続部分が複合語の表記
の揺れとして解釈可能かどうかを調べ、もし解釈可能で
あるならば複合語の解釈を優先させることにより、「は
な時計」のような表記の揺れをすべて単語辞書に登録す
る必要はなく、またユーザが表記の揺れを調べる必要も
なく、正しい発声を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字で入力された文書
を朗読する文書朗読装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文書朗読装置は、入力された文書
を音声に変換して読み上げるための装置として広く利用
されている。例えば、日本語文書朗読装置を例に取る
と、「駅の前には大きな花時計があった。」という文書
を入力して、朗読を指示すると、「えきのまえにわおお
きなはなどけいがあった。」と発声する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の文書朗読装置では、文書中の単語の表記がすべて標
準の表記でなければ正しく発声できないことがある。例
えば、「駅の前には大きなはな時計があった。」という
文書に対しては「はな」と「時計」が別々の単語である
と解釈してしまうため「はなとけい」と発声してしま
う。そのためユーザは前もって文書中に表記の揺れがな
いかどうかを調べ、もしあれば、標準の表記に修正しな
ければならなかった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、文書中に表記の揺れがあっても正しい発声を行
なえるようにした文書朗読装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、従来の文書朗読装置に、連濁複合語辞
書、代替表記辞書および複合語解釈判定部を追加したも
のである。
【0006】
【作用】本発明は、上記構成により、名詞の連続が文書
中に現れた場合、名詞の連続部分が複合語の表記の揺れ
として解釈可能かどうかを調べ、もし解釈可能であるな
らば複合語の解釈を優先させることにより、「はな時
計」のような表記の揺れをすべて単語辞書に登録する必
要はなく、ユーザがこのような表記の揺れが文書中に存
在するかどうか調べる必要もないので、文書中に表記の
揺れがあっても正しい発声を行なうことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例における文書朗読装
置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施例における文書朗読装置の機能ブロック図であ
る。図1において、1は朗読すべき文書の入力や文書の
朗読の開始を指示する入力手段、2は入力された文書を
記憶する文書記憶部、3は単語の表記と読みと文法的な
情報およびアクセントに関する情報を対応づけて格納す
る単語辞書、4は単語間の接続の可否を記述した単語間
接続テーブル、5は単語辞書3と単語間接続ケーブル4
を参照して文書記憶部2に記憶された文書に対して形態
素解析を行なう形態素解析部、6は形態素解析部5の出
力した解析結果を記憶する解析結果記憶部、7は複合語
のうち発声すると連濁という現象がおこる複合語のみを
集めてその表記と読みと連濁を行なわずに読んだ場合の
読みを複合語の構成語単位で区切って記憶した連濁複合
語辞書、8はある名詞の単語に代替表記が存在する場合
にその読みと表記と代替表記を対応づけて記憶した代替
表記辞書、9は解析結果記憶部6を参照して名詞が連続
している部分があればその部分が連濁複合語辞書7に登
録されている内容として解釈できるかどうかを代替表記
辞書8を参照して判定する複合語解釈判定部、10は音
声を発声させるための発声部、11は解析結果記憶部6
に記憶された内容を参照して発声部10に出力すべき音
声波形を出力する発声駆動部、12は入力手段1から入
力された文書を文書記憶部2に格納し、また入力手段1
から文書の朗読が指示された場合には形態素解析部5に
文書記憶部2の内容を渡し、解析結果を解析結果記憶部
6に記憶させ、さらに複合語解釈判定部9に対して解析
結果の中に表記の揺れが存在するかどうかを判定させ、
もしあれば解析結果を修正してその修正された解析結果
を発声部10に渡して実際に発声を行なわせる文書朗読
制御部である。上記構成は、従来の文書朗読装置に連濁
複合語辞書7、代替表記辞書8および複合語解釈判定部
9を追加したものと考えることができる。
【0008】図2は本実施例の機械翻訳装置の回路ブロ
ック図であり、21はキーボード、22は中央処理装置
(以下、CPUと略称する。)、23はスピーカ、24
はリードオンリーメモリ(以下、ROMと略称す
る。)、25はランダムアクセスメモリ(以下、RAM
と略称する。)である。図2において、図1に示した入
力手段1は、キーボード21により、単語辞書3、単語
間接続テーブル4、連濁複合語辞書7、代替表記辞書8
はROM24により、文書記憶部2、解析結果記憶部6
はRAM25により、形態素解析部5、複合語解釈判定
部9、発声駆動部11、文書朗読制御部12はCPU2
2がROM24およびRAM25とデータのやりとりを
行ないながらROM24に記憶されたプログラムを実行
することにより、発声部10は、スピーカ23により、
それぞれ実現されている。
【0009】以上のように構成された本発明の一実施例
における文書朗読装置について、以下その動作を図3の
フローチャートにもとづき説明する。まず、ステップ3
1で、ユーザが入力手段1から文書の入力を行なう。こ
のとき、文書朗読制御部12は、入力された文書を文書
記憶部2に書き込む。ここでは、「駅の前に大きなはな
時計があった。」という文が入力されたものとして説明
する。この時の文書記憶部2の内容を図4に示す。
【0010】次に、ステップ32で、ユーザが入力手段
1から文書朗読開始の指示を行なう。すると、文書朗読
制御部12は、文書記憶部2の内容を形態素解析部5に
渡す。
【0011】ステップ33では、形態素解析部5が、渡
された文書を単語辞書3および単語間接続テーブル4を
参照しながら形態素解析を行ない、結果を解析結果記憶
部6に書き込む。図5は単語辞書3の内容を示したもの
であり、また図6は単語間接続テーブル4の内容を示し
たものである。さらにこの時の解析結果記憶部6の内容
を図7に示す。
【0012】ステップ34で、文書朗読制御部12は、
複合語解釈判定部9に解析結果記憶部6の内容の中に複
合語の表記の揺れが含まれているかどうかを調べ、もし
含まれていれば解析結果記憶部6の内容を更新するよう
に指令を出す。すると、複合語会社判定部9は、解析結
果記憶部6の内容を参照し、解析結果の中に名詞が連続
する箇所がないかどうかを調べる。無ければステップ3
4へ進む。上の例では「はな」、「時計」が名詞連続で
あるので、ステップ35へ進む。
【0013】ステップ35では、複合語解釈判定部9
が、連濁複合語辞書7を参照して、「名詞連続部分の読
み」と「複合語を連濁せずに読んだ場合の読み」が等し
くなるような複合語を検索する。なければステップ34
へ進む。上の例では、連濁複合語辞書に「はな・とけ
い」という「連濁せずに読んだ場合の読み」をもつ複合
語が登録されているので、ステップ36へ進む。なお、
図8は連濁複合語辞書の内容を示したものである。
【0014】ステップ36では、複合語解釈判定部9
が、名詞連続部分の表記を代替表記辞書8を参照して考
え得る他の表記に置き換えてみて、ステップ35でマッ
チした複合語の表記になり得るかどうかを判断する。ス
テップ35でマッチした表記になり得ない場合はステッ
プ34へ進む。上の例では、代替表記辞書8に「はな」
という表記は「花」という表記の代替表記であることが
示されているので、「はな」を「花」という表記で代替
することで「はな」「時計」という名詞連続は「花時
計」という複合語の表記の揺れであると判定できる。こ
の場合はステップ37へ進む。図9は代替表記辞書の内
容を示したものである。
【0015】ステップ37では、表記の揺れだと判定さ
れた部分に対して複合語解釈判定部9が解析結果記憶部
6の内容を修正し、ステップ34に戻る。図10は修正
時の解析結果記憶部6の内容である。
【0016】ステップ34では、もう一度名詞連続区間
が解析結果記憶部6にあるかどうか調べる。もうこれ以
上名詞連続がない場合はステップ38へ進む。
【0017】ステップ38では、発声駆動部11が解析
結果記憶部6の内容を参照して、発声部10に渡す音声
波形を発声させる。
【0018】ステップ39では、発声駆動部11が発声
させた音声波形を発声部10が実際に音声として出力す
る。これによってユーザには文書が朗読されているよう
に聞こえる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、従来の文書朗読装置に連濁複合語辞書、代替表記辞
書、複合語解釈判定部を追加したものであり、名詞連続
が文書中に現れた場合、名詞連続部分が複合語の表記の
揺れとして解釈可能かどうかを調べ、もし解釈可能であ
るならば複合語の解釈を優先させることにより、「はな
時計」のような表記の揺れをすべて単語辞書に登録する
必要はなく、ユーザがこのような表記の揺れが文書中に
存在するかどうか調べる必要もないので、文書中に表記
の揺れがあっても正しい発声を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における文書朗読装置の機能
ブロック図。
【図2】同装置の回路ブロック図。
【図3】同装置の動作の概略を示すフローチャート。
【図4】同装置における文書記憶部の内容を示す一覧
図。
【図5】同装置における単語辞書の内容を示す一覧図。
【図6】同装置における単語間接続テーブルの内容を示
す一覧図。
【図7】同装置における解析結果記憶部の内容を示す一
覧図。
【図8】同装置における連濁複合語辞書の内容を示す一
覧図。
【図9】代替表記辞書の内容を示す一覧図。
【図10】解析結果記憶部の内容を示す一覧図。
【符号の説明】
1 入力手段 2 文書記憶部 3 単語辞書 4 単語間接続テーブル 5 形態素解析部 6 解析結果記憶部 7 連濁複合語辞書 8 代替表記辞書 9 複合語解釈判定部 10 発声部 11 発声駆動部 12 文書朗読制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10L 3/00 E 8946−5H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 朗読すべき文書の入力および文書の朗読
    開始を指示する入力手段と、入力された文書を記憶する
    文書記憶部と、単語の表記と読みと文法的な情報および
    アクセントに関する情報を対応づけて格納する単語辞書
    と、単語間の接続の可否を記述した単語間接続テーブル
    と、前記単語辞書と前記単語間接続テーブルを参照して
    前記文書記憶部に記憶された文書に対して形態素解析を
    行なう形態素解析部と、前記形態素解析部の出力した解
    析結果を記憶する解析結果記憶部と、複合語のうち発生
    すると連濁という現象がおこる複合語のみを集めてその
    表記と読みと連濁を行なわずに読んだ場合の読みを複合
    語の構成語単位で区切って記憶した連濁複合語辞書と、
    ある名刺の単語に代替表記が存在する場合にその読みと
    表記と代替表記を対応づけて記憶した代替表記辞書と、
    前記解析結果記憶部を参照して名詞が連続している部分
    があればその部分が前記連濁複合語辞書に登録されてい
    る内容として解釈できるかどうかを前記代替表記辞書を
    参照して判定する複合語解釈判定部と、音声を発声させ
    るための発声部と、解析結果記憶部に記憶された内容を
    参照して前記発声部に出力すべき音声波形を出力する発
    声駆動部と、前記入力手段から入力された文書を前記文
    書記憶部に格納し、また入力手段から文書の朗読が指示
    された場合には前記形態素解析部に文書記憶部の内容を
    渡し、解析結果を解析結果記憶部に記憶させ、さらに前
    記複合語解釈判定部に対して解析結果の中に表記の揺れ
    が存在するかどうかを判定させ、もしあれば解析結果を
    修正してその修正された解析結果を前記発声部に渡して
    実際に発声を行なわせる文書朗読制御部とを備えた文書
    朗読装置。
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