JPH07136031A - シートリクライニング装置 - Google Patents
シートリクライニング装置Info
- Publication number
- JPH07136031A JPH07136031A JP5290489A JP29048993A JPH07136031A JP H07136031 A JPH07136031 A JP H07136031A JP 5290489 A JP5290489 A JP 5290489A JP 29048993 A JP29048993 A JP 29048993A JP H07136031 A JPH07136031 A JP H07136031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper arm
- lower arm
- arm
- rotation
- reclining device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/235—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
- B60N2/2356—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls
- B60N2/236—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls linearly movable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転軸の操作性を向上させること。
【構成】 ロアアーム（１）とアツパアーム（２）との
間にロツク機構（５）によるロアアーム（１）に対する
アツパアーム（２）の回動規制によつて生じる反力を回
転軸（３）に作用させないように受ける荷重受機構
（６）を設けた。
間にロツク機構（５）によるロアアーム（１）に対する
アツパアーム（２）の回動規制によつて生じる反力を回
転軸（３）に作用させないように受ける荷重受機構
（６）を設けた。
Description
【０００１】
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明は、シートリクライニング
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【０００３】
【従来の技術】従来、この種のシートリクライニング装
置としては、特開昭５９−３４２２１号公報に示される
ものが知られている。これは、シートクツシヨンに固定
されたロアアームと、シートバツクに固定されたアツパ
アームと、ロアアーム及びアツパアームに対して回転自
在であつてアツパアームをロアアームに回動自在に支持
する回転軸と、ロアアームとアツパアームとの間に設け
られ摺動自在なポール及びラチエツトを持つロツク機構
と、回転軸に支持されポールを摺動動作させるカムを持
つロツク解除機構とを有するものであつた。この従来装
置においては、ポールとラチエツトの噛合をポールとカ
ムの接合によつて維持させることでアツパアームのロア
アームに対する回動が規制され、回転軸を回転操作して
カムとポールの接合を解除することによつてポールとラ
チエツトの噛合を解除させることでアツパアームのロア
アームに対する回動が許容される。
置としては、特開昭５９−３４２２１号公報に示される
ものが知られている。これは、シートクツシヨンに固定
されたロアアームと、シートバツクに固定されたアツパ
アームと、ロアアーム及びアツパアームに対して回転自
在であつてアツパアームをロアアームに回動自在に支持
する回転軸と、ロアアームとアツパアームとの間に設け
られ摺動自在なポール及びラチエツトを持つロツク機構
と、回転軸に支持されポールを摺動動作させるカムを持
つロツク解除機構とを有するものであつた。この従来装
置においては、ポールとラチエツトの噛合をポールとカ
ムの接合によつて維持させることでアツパアームのロア
アームに対する回動が規制され、回転軸を回転操作して
カムとポールの接合を解除することによつてポールとラ
チエツトの噛合を解除させることでアツパアームのロア
アームに対する回動が許容される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置では、ポールとラチエツトとの噛合によりアツパア
ームのロアアームに対する回動が規制されている状態で
アツパアームを回動させる如き荷重が入力されると、そ
の反力がアツパアームから回転軸に作用することとな
る。これにより、この反力の作用によつて操作軸の回転
操作が重くなり、操作性が損なわれる恐れがあつた。
装置では、ポールとラチエツトとの噛合によりアツパア
ームのロアアームに対する回動が規制されている状態で
アツパアームを回動させる如き荷重が入力されると、そ
の反力がアツパアームから回転軸に作用することとな
る。これにより、この反力の作用によつて操作軸の回転
操作が重くなり、操作性が損なわれる恐れがあつた。
【０００５】故に、本発明は、回転軸の操作性を向上さ
せることを、その技術的課題とする。
せることを、その技術的課題とする。
【０００６】
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ロアアー
ムとアツパアームとの間に設けられロツク機構によるロ
アアームに対するアツパアームの回動規制によつて生じ
る反力を回転軸に作用させないように受ける荷重受機構
を有した、ことである。
るために本発明において講じた技術的手段は、ロアアー
ムとアツパアームとの間に設けられロツク機構によるロ
アアームに対するアツパアームの回動規制によつて生じ
る反力を回転軸に作用させないように受ける荷重受機構
を有した、ことである。
【０００８】
【作用】本発明によれば、アツパアームのロアアームに
対する回動が規制されている状態でアツパアームを回動
させる如き荷重が入力されると、その反力は、荷重受機
構によつて受けられ回転軸に作用しない。よつて、操作
軸の回転操作が反力の作用によつて重くなるようなこと
はなく、結果、回転軸の操作性が向上され得る。
対する回動が規制されている状態でアツパアームを回動
させる如き荷重が入力されると、その反力は、荷重受機
構によつて受けられ回転軸に作用しない。よつて、操作
軸の回転操作が反力の作用によつて重くなるようなこと
はなく、結果、回転軸の操作性が向上され得る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【００１０】図１及び図２に示されるように、シートク
ツシヨン（図示せず）に固定されたロアアーム１及びシ
ートバツク（図示せず）に固定されたアツパアーム２に
は、両アーム１，２を貫通した形で回転軸３が回転自在
に支持されており、アツパアーム２はロアアーム１に対
して回転軸３を中心として回動自在とされている。ロア
アーム１及びアツパアーム２の回転軸３への支持部分１
１，１２は、互いに相対する方向に夫々半抜き形成さ
れ、ロアアーム１とアツパアーム２との間にこの半抜き
による空間Ａを形成している。この空間Ａ内にはロツク
解除機構４を構成するカム４１及びロツク機構５を構成
するポール５１，ラチエツト５２が配設されている。カ
ム４１は回転軸３に二面幅形状で一体回転するように固
定され、ラチエツト５２は、アツパアーム２の半抜きを
利用してアツパアーム２に回転軸３を中心とした円弧状
に一体形成され、さらに、ポール５１は、カム４１とラ
チエツト５２との間にロアアーム１とアツパアーム２に
ガイドされた形で摺動自在に配置されカム４１と接合可
能且つラチエツト５２と噛合可能とされている。又、カ
ム４１及びポール５１にはその回転方向で係合可能な足
部４１ａ及びカム面５１ａが夫々形成されている。尚、
ポール５１とカム４１との接合はカム４１に形成された
突部４１ｂとポール５１のカム形状の背面５１ｂとによ
り行われ、ポール５１とラチエツト５２との噛合は、ポ
ール５１に形成された歯部５１ｃとラチエツト５２に形
成された歯部５２ａとにより行われる。
ツシヨン（図示せず）に固定されたロアアーム１及びシ
ートバツク（図示せず）に固定されたアツパアーム２に
は、両アーム１，２を貫通した形で回転軸３が回転自在
に支持されており、アツパアーム２はロアアーム１に対
して回転軸３を中心として回動自在とされている。ロア
アーム１及びアツパアーム２の回転軸３への支持部分１
１，１２は、互いに相対する方向に夫々半抜き形成さ
れ、ロアアーム１とアツパアーム２との間にこの半抜き
による空間Ａを形成している。この空間Ａ内にはロツク
解除機構４を構成するカム４１及びロツク機構５を構成
するポール５１，ラチエツト５２が配設されている。カ
ム４１は回転軸３に二面幅形状で一体回転するように固
定され、ラチエツト５２は、アツパアーム２の半抜きを
利用してアツパアーム２に回転軸３を中心とした円弧状
に一体形成され、さらに、ポール５１は、カム４１とラ
チエツト５２との間にロアアーム１とアツパアーム２に
ガイドされた形で摺動自在に配置されカム４１と接合可
能且つラチエツト５２と噛合可能とされている。又、カ
ム４１及びポール５１にはその回転方向で係合可能な足
部４１ａ及びカム面５１ａが夫々形成されている。尚、
ポール５１とカム４１との接合はカム４１に形成された
突部４１ｂとポール５１のカム形状の背面５１ｂとによ
り行われ、ポール５１とラチエツト５２との噛合は、ポ
ール５１に形成された歯部５１ｃとラチエツト５２に形
成された歯部５２ａとにより行われる。
【００１１】上記した構成において、ポール５１とカム
４１の接合によつてポール５１の摺動を規制してポール
５１とラチエツト５２の噛合を維持させることでアツパ
アーム２のロアアーム１に対する回動が規制されてい
る。この状態において、回転軸３を図１示時計方向に回
転操作すると、この回転軸３の回転と共にカム４１も図
１示時計方向に回転してカム４１とポール５１の接合が
解除されると共に足部４１ａとカム面５１ａとが係合し
てポール５１が図１示上方向に摺動させられる。
４１の接合によつてポール５１の摺動を規制してポール
５１とラチエツト５２の噛合を維持させることでアツパ
アーム２のロアアーム１に対する回動が規制されてい
る。この状態において、回転軸３を図１示時計方向に回
転操作すると、この回転軸３の回転と共にカム４１も図
１示時計方向に回転してカム４１とポール５１の接合が
解除されると共に足部４１ａとカム面５１ａとが係合し
てポール５１が図１示上方向に摺動させられる。
【００１２】これにより、ポール５１とラチエツト５２
との噛合が解除されアツパアーム２のロアアーム１に対
する回動が許容される。尚、アツパアーム２のロアアー
ム１に対する回動が許容された状態において、回転軸３
を前述とは逆に回転操作すると、ポール５１とカム４１
とが接合してポール５１が前述とは逆に摺動させらる。
との噛合が解除されアツパアーム２のロアアーム１に対
する回動が許容される。尚、アツパアーム２のロアアー
ム１に対する回動が許容された状態において、回転軸３
を前述とは逆に回転操作すると、ポール５１とカム４１
とが接合してポール５１が前述とは逆に摺動させらる。
【００１３】これにより、ラチエツト５２とポール５１
とが噛合してアツパアーム２のロアアーム１に対する回
動が規制される。
とが噛合してアツパアーム２のロアアーム１に対する回
動が規制される。
【００１４】尚、上記した構成は、シートクツシヨン及
びシートバツクの両側に配置されており、一方の回転軸
３のシート外方向の端（図２示右端）には、操作ハンド
ル３１が固定され、又、両回転軸３のシート内方向の端
（図２示左端）は、連結棒３２により連結されている。
びシートバツクの両側に配置されており、一方の回転軸
３のシート外方向の端（図２示右端）には、操作ハンド
ル３１が固定され、又、両回転軸３のシート内方向の端
（図２示左端）は、連結棒３２により連結されている。
【００１５】本発明の要部の第１実施例となる荷重受機
構６について説明する。
構６について説明する。
【００１６】図１及び図２に示されるように、アツパア
ーム２には、回転軸３を中心とした円弧状であつて両端
が空間Ａと連続した凹部６１が半抜き形成されている。
又、ロアアーム１には回転軸３を中心とした円弧状の凸
部６２が凹部６１の形成と同方向に反抜き形成されてい
る。この凹部６１と凸部６２とはその図１示上下面で当
接するように凸部６２が凹部６１内に挿通されて嵌合さ
れている。
ーム２には、回転軸３を中心とした円弧状であつて両端
が空間Ａと連続した凹部６１が半抜き形成されている。
又、ロアアーム１には回転軸３を中心とした円弧状の凸
部６２が凹部６１の形成と同方向に反抜き形成されてい
る。この凹部６１と凸部６２とはその図１示上下面で当
接するように凸部６２が凹部６１内に挿通されて嵌合さ
れている。
【００１７】この構成において、アツパアーム２のロア
アーム１に対する回動が規制されている状態でアツパア
ーム２を回動させる如き荷重がアツパアーム２に加わる
と、その荷重は、ポール５１とラチエツト５２との噛合
によつて受けられ、その反力は、凹部６１と凸部６２と
の当接によつて受けられて、夫々ロアアーム１に伝達さ
れる。このように、アツパアーム２のロアアーム１に対
する回動が規制されている状態でアツパアーム２に加わ
つたアツパアーム２を回動させる如き荷重は、回転軸３
を介することなくロアアーム１に伝達される。よつて、
回転軸３の回転操作は常に良好な状態で確保され、操作
性が損なわれるようなことはない。
アーム１に対する回動が規制されている状態でアツパア
ーム２を回動させる如き荷重がアツパアーム２に加わる
と、その荷重は、ポール５１とラチエツト５２との噛合
によつて受けられ、その反力は、凹部６１と凸部６２と
の当接によつて受けられて、夫々ロアアーム１に伝達さ
れる。このように、アツパアーム２のロアアーム１に対
する回動が規制されている状態でアツパアーム２に加わ
つたアツパアーム２を回動させる如き荷重は、回転軸３
を介することなくロアアーム１に伝達される。よつて、
回転軸３の回転操作は常に良好な状態で確保され、操作
性が損なわれるようなことはない。
【００１８】尚、回転軸３への荷重入力を回避するため
に、ロアアーム１と回転軸３との間にはブツシユ６３が
ロアアーム１に固定されて配設されており、アツパアー
ム２と回転軸３との間にはクラアランス６４が形成され
ている。又、このブツシユ６３はアツパアーム２とロア
アーム１との間に配設されロアアーム１をアツパアーム
２に対して図１示反時計方向に回動付勢するスパイラル
スプリング９のロアアーム１側への係止部材としても利
用されている。
に、ロアアーム１と回転軸３との間にはブツシユ６３が
ロアアーム１に固定されて配設されており、アツパアー
ム２と回転軸３との間にはクラアランス６４が形成され
ている。又、このブツシユ６３はアツパアーム２とロア
アーム１との間に配設されロアアーム１をアツパアーム
２に対して図１示反時計方向に回動付勢するスパイラル
スプリング９のロアアーム１側への係止部材としても利
用されている。
【００１９】本発明の要部の第２実施例となる荷重受機
構７について説明する。
構７について説明する。
【００２０】図３及び図４に示されるように、回転軸３
とアツパアーム２及びロアアーム１との間にはブツシユ
７１が配設されており、その内周面７１ａで回転軸３を
回転自在に支持し、その外周面７１ｂでロア，アツパア
ーム１，２の支持部分１１，２１を支持している。又、
ブツシユ７１はアツパアーム２の支持部分２１に固定さ
れている。この構成において、アツパアーム２のロアア
ーム１に対する回動が規制されている状態でアツパアー
ム２を回動させる如き荷重がアツパアーム２に加わる
と、その荷重は、ポール５１とラチエツト５２との噛合
によつて受けられ、その反力は、ブツシユ７１によつて
受けられて、夫々ロアアーム１に伝達される。このよう
に、アツパアーム２のロアアーム１に対する回動が規制
されている状態でアツパアーム２に加わつたアツパアー
ム２を回動させる如き荷重は、回転軸３を介することな
くロアアーム１に伝達される。よつて、回転軸３の回転
操作は常に良好な状態で確保され、操作性が損なわれる
ようなことはない。
とアツパアーム２及びロアアーム１との間にはブツシユ
７１が配設されており、その内周面７１ａで回転軸３を
回転自在に支持し、その外周面７１ｂでロア，アツパア
ーム１，２の支持部分１１，２１を支持している。又、
ブツシユ７１はアツパアーム２の支持部分２１に固定さ
れている。この構成において、アツパアーム２のロアア
ーム１に対する回動が規制されている状態でアツパアー
ム２を回動させる如き荷重がアツパアーム２に加わる
と、その荷重は、ポール５１とラチエツト５２との噛合
によつて受けられ、その反力は、ブツシユ７１によつて
受けられて、夫々ロアアーム１に伝達される。このよう
に、アツパアーム２のロアアーム１に対する回動が規制
されている状態でアツパアーム２に加わつたアツパアー
ム２を回動させる如き荷重は、回転軸３を介することな
くロアアーム１に伝達される。よつて、回転軸３の回転
操作は常に良好な状態で確保され、操作性が損なわれる
ようなことはない。
【００２１】尚、ブツシユ７１は、ロアアーム１をアツ
パアーム２に対して図１示反時計方向に回動付勢するス
パイラルスプリング９のアツパアーム２側への係止部材
としても利用されている。
パアーム２に対して図１示反時計方向に回動付勢するス
パイラルスプリング９のアツパアーム２側への係止部材
としても利用されている。
【００２２】カム４１は、その配置上、ブツシユ７１に
支持されることとなつて回転軸３に固定することができ
ないため、回転軸３に二面巾形状で一体回転するように
固定されたレリーズレバー４２を介して回転軸３に連係
されることとなる。レリーズレバー４２とカム４１との
連係は、カム４１に設けられたロアアーム１の長穴１２
を貫通する突ピン４１ｃとレリーズレバー４２に設けら
れた穴４２ａとの挿通によつてなされる。又、このレリ
ーズレバー４２を利用してポール５１を摺動させるよう
にしてもよい。この場合、ポール５１に設けられたロア
アーム１の長穴１３を貫通する突ピン５１ｄがレリーズ
レバー４２に設けられたカム長穴４２ｂに挿通される構
造となる。
支持されることとなつて回転軸３に固定することができ
ないため、回転軸３に二面巾形状で一体回転するように
固定されたレリーズレバー４２を介して回転軸３に連係
されることとなる。レリーズレバー４２とカム４１との
連係は、カム４１に設けられたロアアーム１の長穴１２
を貫通する突ピン４１ｃとレリーズレバー４２に設けら
れた穴４２ａとの挿通によつてなされる。又、このレリ
ーズレバー４２を利用してポール５１を摺動させるよう
にしてもよい。この場合、ポール５１に設けられたロア
アーム１の長穴１３を貫通する突ピン５１ｄがレリーズ
レバー４２に設けられたカム長穴４２ｂに挿通される構
造となる。
【００２３】本発明の要部の第３実施例となる荷重受機
構８について説明する。
構８について説明する。
【００２４】アツパアーム１には、サブプレート８１が
固定されている。このサブプレート８１にはブツシユ８
２が固定されており、このブツシユ８２の内周面８２ａ
で回転軸３が回転自在に支持され、外周面８２ｂでロア
アーム１の支持部１１が支持されている。この構成にお
いて、アツパアーム２のロアアーム１に対する回動が規
制されている状態でアツパアーム２を回動させる如き荷
重がアツパアーム２に加わると、その荷重は、ポール５
１とラチエツト５２との噛合によつて受けられ、その反
力は、サブプレート８１を介してブツシユ８２によつて
受けられて、夫々ロアアーム１に伝達される。このよう
に、アツパアーム２のロアアーム１に対する回動が規制
されている状態でアツパアーム２に加わつたアツパアー
ム２を回動させる如き荷重は、回転軸３を介することな
くロアアーム１に伝達される。よつて、回転軸３の回転
操作は常に良好な状態で確保され、操作性が損なわれる
ようなことはない。
固定されている。このサブプレート８１にはブツシユ８
２が固定されており、このブツシユ８２の内周面８２ａ
で回転軸３が回転自在に支持され、外周面８２ｂでロア
アーム１の支持部１１が支持されている。この構成にお
いて、アツパアーム２のロアアーム１に対する回動が規
制されている状態でアツパアーム２を回動させる如き荷
重がアツパアーム２に加わると、その荷重は、ポール５
１とラチエツト５２との噛合によつて受けられ、その反
力は、サブプレート８１を介してブツシユ８２によつて
受けられて、夫々ロアアーム１に伝達される。このよう
に、アツパアーム２のロアアーム１に対する回動が規制
されている状態でアツパアーム２に加わつたアツパアー
ム２を回動させる如き荷重は、回転軸３を介することな
くロアアーム１に伝達される。よつて、回転軸３の回転
操作は常に良好な状態で確保され、操作性が損なわれる
ようなことはない。
【００２５】尚、回転軸３への荷重入力を回避するため
に、アツパアーム２と回転軸３との間にはクラアランス
８４が形成されている。又、ブツシユ８２は、ロアアー
ム１をアツパアーム２に対して図１示反時計方向に回動
付勢するスパイラルスプリング９のアツパアーム２側へ
の係止部材としても利用されている。スパイラルスプリ
ング９の係止を考慮しない場合は、ブツシユ８２とサブ
プレート８１とを一体に形成してもよい。
に、アツパアーム２と回転軸３との間にはクラアランス
８４が形成されている。又、ブツシユ８２は、ロアアー
ム１をアツパアーム２に対して図１示反時計方向に回動
付勢するスパイラルスプリング９のアツパアーム２側へ
の係止部材としても利用されている。スパイラルスプリ
ング９の係止を考慮しない場合は、ブツシユ８２とサブ
プレート８１とを一体に形成してもよい。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、ロアアームとアツパア
ームとの間にロツク機構によるロアアームに対するアツ
パアームの回動規制によつて生じる反力を回転軸に作用
させないように受ける荷重受機構が設けられているの
で、アツパアームのロアアームに対する回動が規制され
ている状態でアツパアームを回動させる如き荷重が入力
されると、その反力は、荷重受機構によつて受けられ回
転軸に作用しないこととなる。これにより、操作軸の回
転操作が反力の作用によつて重くなるようなことはな
く、結果、回転軸の操作性を向上させることができる。
ームとの間にロツク機構によるロアアームに対するアツ
パアームの回動規制によつて生じる反力を回転軸に作用
させないように受ける荷重受機構が設けられているの
で、アツパアームのロアアームに対する回動が規制され
ている状態でアツパアームを回動させる如き荷重が入力
されると、その反力は、荷重受機構によつて受けられ回
転軸に作用しないこととなる。これにより、操作軸の回
転操作が反力の作用によつて重くなるようなことはな
く、結果、回転軸の操作性を向上させることができる。
【図１】本発明に係るシートリクライニング装置の第１
実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
【図２】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【図３】本発明に係るシートリクライニング装置の第２
実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
【図４】図３のＣ−Ｃ線断面図である。
【図５】本発明に係るシートリクライニング装置の第３
実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
【図６】図５のＤ−Ｄ線断面図である。
１ ロアアーム ２ アツパアーム ３ 回転軸 ４ ロツク解除機構 ５ ロツク機構 ４１ カム ５１ ポール ５２ ラチエツト ６１ 凹部（係合部） ６２ 凸部（係合部） ７１ ブツシユ ８１ サブプレート（受部材） ８２ ブツシユ（受部材） ６，７，８ 荷重受機構 ６４，８３ クリアランス
Claims (4)
- 【請求項１】 シートクツシヨンに固定されたロアアー
ムと、シートバツクに固定されたアツパアームと、前記
ロアアーム及び前記アツパアームに対して回転自在であ
り且つ前記アツパアームを前記ロアアームに回動自在に
支持する回転軸と、前記ロアアームと前記アツパアーム
との間に設けられ前記アツパアームの前記ロアアームに
対する回動を規制する摺動自在なポール及びラチエツト
を持つロツク機構と、前記回転軸に支持され前記ポール
を摺動動作させて前記アツパアームの前記ロアアームに
対する回動を許容するカムを持つロツク解除機構とを有
するシートリクライニング装置において、前記ロアアー
ムと前記アツパアームとの間に設けられ前記ロツク機構
によるロアアームに対するアツパアームの回動規制によ
つて生じる反力を前記回転軸に作用させないように受け
る荷重受機構を有するシートリクライニング装置。 - 【請求項２】 前記荷重受機構は、前記アツパアームと
前記ロアアームとの間に前記回転軸の周囲で且つ前記回
転軸を中心とした円弧状で形成され前記アツパアームと
前記ロアアームとを凹凸係合させる係合部と、前記アツ
パアームと前記回転軸との間に形成されたクリアランス
と、を有して構成される、請求項１記載のシートリクラ
イニング装置。 - 【請求項３】 前記荷重受機構は、外周面で前記アツパ
アーム，ロアアーム及びロツク解除機構を支持すると共
に内周面で前記回転軸を支持するブツシユ、を有して構
成される、請求項１記載のシートリクライニング装置。 - 【請求項４】 前記荷重受機構は、前記アツパアーム及
び前記ロアアームの一方に固定され内周面で前記回転軸
を支持すると共に該周面で前記アツパアーム及び前記ロ
アアームの他方を支持する受部材と、前記アツパアーム
及び前記ロアアームの一方と前記回転軸との間に形成さ
れたクリアランスと、を有して構成される、請求項１記
載のシートリクライニング装置。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP29048993A JP3509150B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | シートリクライニング装置 |
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| JP29048993A JP3509150B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | シートリクライニング装置 |
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