JPH0711225A - ポリウレタン接着剤組成物 - Google Patents

ポリウレタン接着剤組成物

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JPH0711225A
JPH0711225A JP8811694A JP8811694A JPH0711225A JP H0711225 A JPH0711225 A JP H0711225A JP 8811694 A JP8811694 A JP 8811694A JP 8811694 A JP8811694 A JP 8811694A JP H0711225 A JPH0711225 A JP H0711225A
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JP
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acid
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polyurethane adhesive
polyol
composition according
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JP8811694A
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English (en)
Inventor
Shigetoshi Sasano
茂年 笹野
Teruo Hori
照夫 堀
Hisaya Yamazaki
久弥 山崎
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耐酸性、耐熱性、耐熱水性にすぐれたポリウレ
タン接着剤用樹脂組成物の提供。 【構成】有機ポリイソシアネート、有機ポリオールにリ
ンの酸またはその誘導体、アミン化合物およびエポキシ
樹脂を配合してなるポリウレタン接着剤用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐酸性および耐熱水性に
優れたポリウレタン接着剤組成物、詳しくは各種プラス
チックフィルム、金属箔等のラミネート複合フィルム用
の接着剤で、接着性、耐酸性および耐熱水性に優れたポ
リウレタン接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば食品等の包装材としてポ
リエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステ
ル、塩ビなどのプラスチックフィルムとアルミ箔などの
金属箔とを2層、3層または4層にラミネートした多層
複合フィルムが開発され、広く使用されている。これら
プラスチックフィルムあるいは金属箔を接着するのに有
機ポリイソシアネートおよび有機ポリオールを含有する
組成物にリンの酸素酸またはその誘導体、エポキシ樹脂
およびシランカップリング剤を配合したものを用いるこ
とが提案されている(特公昭61−4864号公報)。
また、有機ポリイソシアネートおよび有機ポリマーポリ
オールに分子中に少なくとも2個の酸無水基を有する多
塩基酸無水物を配合したものを用いることも提案されて
いる(特開昭61−47775号公報)。さらに、有機
ポリイソシアネート、有機ポリオールにリンの酸素酸ま
たはその誘導体、カルボン酸化合物またはその無水物お
よびエポキシ樹脂を配合したものを用いることも提案さ
れている(特開平2−84482号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記のような接
着剤を使用した包装材は接着力が必ずしも十分ではな
く、耐熱性あるいは耐酸、耐アルカリなどの耐薬品性に
劣るという欠点があった。たとえば、遊離脂肪酸を含む
酸性の高い食品を包装して135℃以上の高温熱水で高
温殺菌し、長期保存試験を行なうと金属箔とプラスチッ
クフィルムとの接着力が低下するのみならず、包装材と
しての強度も低下し、はなはだしい場合には完全に剥離
して金属箔にピンホールを誘発させ、金属本来の空気遮
断性を低下させて、食品の長期保存の目的が達成されな
いという欠点があった。更に、食酢や遊離脂肪酸の含有
量が多い高酸性食品を包装した場合、ボイル、レトルト
等の高温殺菌工程をおこなわなくても長期保存中に接着
強度が低下し、金属箔からプラスチックフィルムが剥離
するという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこれらの欠
点を解決すべく種々検討した結果、有機ポリイソシアネ
ート、有機ポリオールにリンの酸素酸またはその誘導
体、アミン化合物およびエポキシ樹脂を配合することに
よって、従来の公知の方法よりもさらに一層接着力、耐
酸性および耐熱水性にきわめて優れたポリウレタン接着
剤組成物が得られることを知見し、この知見にもとず
き、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、有
機ポリイソシアネート、有機ポリオールにリンの酸素酸
またはその誘導体、アミン化合物およびエポキシ樹脂を
配合してなるポリウレタン接着剤組成物に関する。
【0005】本発明に用いられる有機ポリイソシアネー
トとしては、たとえばトリメチレンジイソシアネート、
テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、1,
2−プロピレンジイソシアネート、1,2−ブチレンジ
イソシアネート、2,3−ブチレンジイソシアネート、
1,3−ブチレンジイソシアネート、2,4,4−または
2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、2,6−ジイソシアナートメチルカプロエートなど
の脂肪族ジイソシアネート、たとえば1,3−シクロペ
ンタンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイ
ソシアネート、1,3−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチル
シクロヘキシルイソシアネート、4,4′−メチレンビ
ス(シクロヘキシルイソシアネート)、メチル2,4−
シクロヘキサンジイソシアネート、メチル2,6−シク
ロヘキサンジイソシアネート、1,4−ビス(イソシア
ネートメチル)シクロヘキサン、1,3−ビス(イソシ
アネートメチル)シクロヘキサンなどの脂環族ジイソシ
アネート、たとえばm−フェニレンジイソシアネート、
p−フェニレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニ
ルジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネ
ート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2,4−または2,6−トリレンジイソシアネートもしく
はその混合物、4,4′−トルイジンジイソシアネー
ト、ジアニシジンジイソシアネート、4,4′−ジフェ
ニルエーテルジイソシアネートなどの芳香族ジイソシア
ネート、1,3−または1,4−キシリレンジイソシアネ
ートもしくはその混合物、ω,ω′−ジイソシアネート
−1,4−ジエチルベンゼン1,3−または1,4−ビス
(1−イソシアネート−1−メチルエチル)ベンゼンも
しくはその混合物などの芳香脂肪族ジイソシアネート、
トリフェニルメタン−4,4′,4″−トリイソシアネー
ト、1,3,5−トリイソシアネートベンゼン、2,4,6
−トリイソシアネートトルエンなどの有機トリイソシア
ネート、4,4′−ジフェニルジメチルメタン−2,2′
−5,5′−テトライソシアネートなどの有機テトライ
ソシアネートなどのポリイソシアネート単量体、上記ポ
リイソシアネート単量体から誘導されたダイマー、トリ
マー、ビウレット、アロフアネート、炭酸ガスと上記ポ
リイソシアネート単量体とから得られる2, 4,6−オ
キサジアジントリオン環を有するポリイソシアネート、
たとえばエチレングリコール、プロピレングリコール、
ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、ネオペン
チルグリコール、1,6−ヘキサングリコール、3−メ
チル−1,5−ペンタンジオール、3,3′−ジメチロー
ルヘプタン、シクロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレング
リコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ソルビトールなどの分子量200
未満の低分子量ポリオールとの付加体あるいはたとえば
後述する分子量が約200〜200,000のポリエス
テルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエステ
ルアミドポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、
ポリバレロラクトンポリオール、アクリルポリオール、
ポリヒドロキシアルカン、ひまし油などの付加体などが
あげられる。
【0006】本発明に用いられる有機ポリオールとして
は、官能基数が約2〜6、好ましくは約2〜4で、分子
量が約200〜200,000、好ましくは約300〜
100,000さらに好ましくは約300〜50,000
で酸価が約0〜280、好ましくは、約0〜100、更
に好ましくは0〜50mg KOH/gの化合物があげられ
る。更に詳しくは、ポリエステルポリオール、ポリエー
テルポリオール、ポリエステルアミドポリオール、アク
リルポリオール、ポリヒドロキシアルカン、ひまし油、
ポリウレタンポリオールまたはそれらの混合物があげら
れる。かかるポリエステルポリオールの例としては、た
とえばテレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバチン酸などの二塩基酸もしくはそれらの
ジアルキルエステルまたはそれらの混合物とたとえばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、1,6−ヘキサングリコール、3−メチル−1,5
−ペンタンジオール、3,3′−ジメチロールヘプタ
ン、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピ
レングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコー
ルなどのグリコール類もしくはそれらの混合物とを反応
させて得られるポリエステルポリオールあるいはポリカ
プロラクトン、ポリバレロラクトン、ポリ(β−メチル
−γ−バレロラクトン)などのラクトン類を開環重合し
て得られるポリエステルポリオールがあげられる。
【0007】ポリエーテルポリオールの例としては、た
とえばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレ
ンオキシド、テトラヒドロフランなどのオキシラン化合
物を、たとえば水、エチレングリコール、プロピレング
リコール、トリメチロールプロパン、グリセリンなどの
低分子量ポリオールを開始剤として重合して得られるポ
リエーテルポリオールがあげられる。ポリエステルアミ
ドポリオールの例としては、上記ポリエステル化反応に
際し、たとえばエチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミンなどのアミノ基を有する脂
肪族ジアミンを原料としてあわせて使用することによっ
て得られる。アクリルポリオールの例としては、1分子
中に1個以上のヒドロキシル基を有する重合性モノマ
ー、たとえばアクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸
ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシブチルなど
あるいはこれらの対応するメタクリル酸誘導体などと、
たとえばアクリル酸、メタクリル酸またはそのエステル
とを共重合することによって得られる。ポリヒドロキシ
アルカンとしては、ブタジエンまたはブタジエンとアク
リルアミドなどと共重合して得られる液状ゴムがあげら
れる。ポリウレタンポリオールとしては、1分子中にウ
レタン結合を有するポリオールであり、たとえば分子量
約200〜5,000のポリエーテルポリオール、ポリ
エステルポリオールなどと前述の有機ポリイソシアネー
トとをNCO/OHが約1未満、好ましくは約0.8以
下で反応させて得られる。さらに、これまで述べたポリ
オール以外に、ポリオール成分の平均分子量を調節する
目的で、分子量が62〜200の低分子量ポリオールを
混合してもよい。これら低分子量ポリオールの例として
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ヘキシレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、シクロヘキサンジメタノールなどのポリエステ
ルポリオールの製造に使用されるグリコール類、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール
などのポリオール類があげられる。
【0008】本発明においては、上記の有機ポリイソシ
アネート、有機ポリオールからなる接着剤組成物にリン
の酸素酸またはその誘導体、アミン化合物およびエポキ
シ樹脂を配合する。本発明に用いられるリンの酸素酸ま
たはその誘導体のうち、リンの酸素酸としては、遊離の
酸素酸を少なくとも1個以上有しているものであればい
ずれでもよく、たとえば次亜リン酸、亜リン酸、オルト
リン酸、次リン酸などのリン酸類、たとえばメタリン
酸、ピロリン酸、トリポリリン酸、ポリリン酸、ウルト
ラリン酸などの縮合リン酸類があげられる。また、リン
の酸素酸の誘導体としては、上記のリンの酸素酸を遊離
の酸素酸を少なくとも1個以上残した状態でアルコール
類と部分的にエステル化されたものなどがあげられる。
これらアルコールとしては、メタノール,エタノール,
エチレングリコール,グリセリン等の脂肪族アルコー
ル,フェノール,キシレロール,ハイドロキノン,カテ
コール,フロログリシノール等の芳香族アルコールなど
があげられる。リンの酸素酸またはその誘導体は一種ま
たは二種以上に混合して用いてもよい。リンの酸素酸ま
たはその誘導体の添加量は、全組成物に対して約0.0
1〜10重量%、好ましくは約0.05〜5重量%、さ
らに好ましくは約0.1〜1重量%程度である。
【0009】本発明に用いられるアミン化合物として
は、1級、2級、3級アミノ基を分子内に1個以上有す
るものであればいずれでもよく、たとえば非芳香族性の
アミン化合物としたは、モノ(ジ、トリ)ブチルアミ
ン、モノ(ジ、トリ)エタノールアミン、エチレンジア
ミンなどの脂肪族アミン、シクロヘキシルアミンなどの
脂環式アミン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジンな
どの複素環アミンなどがあげられ、たとえば芳香族性の
アミン化合物としては、アニリン、トルイジン、アニシ
ジン、フェニレンジアミンなどの芳香族アミン、ピリジ
ン、アミノメチルピリジン、イミダゾールなど芳香複素
環アミンなどがあげられる。また、γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン、N−β(アミノメチル)γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシランなどのアミノシラン類な
どがあげられ、これらは一種または二種以上に混合して
用いてもよい。また、これらのアミン化合物は、たとえ
ばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオ
キシドなどのオキシラン化合物、あるいは後述のエポキ
シ樹脂に化学的に結合した状態で含有されていてもよ
い。アミン化合物の添加量は、全組成物に対して約0.
01〜10重量%、好ましくは約0.05〜5重量%、
さらに好ましくは約0.1〜1重量%程度である。本発
明に用いられるエポキシ樹脂としては、たとえばビスフ
ェノールA、テトラヒドロキシジフェニルエタンなどの
多価フェノールとたとえばエピクロルヒドリンなどの多
官能ハロヒドリンとの反応生成物で、分子量が約320
〜200,000、好ましくは約320〜4,000のも
のが使用される。エポキシ樹脂の量は、全接着剤組成物
に対して約0.1〜50重量%、好ましくは約1〜30
重量%である。本発明のポリウレタン接着剤組成物は、
更に、性能を上げるため、必要により、カルボン酸化合
物またはその無水物およびシランカップリング剤を添加
してもよい。
【0010】カルボン酸化合物またはその無水物として
は、カルボキシル基を分子内に1個以上有するものであ
ればいずれでもよく、たとえば酢酸,乳酸,プロピオン
酸,オレイン酸,こはく酸,マレイン酸,フタル酸,ピ
ロメリット酸,ベンゾフエノンテトラカルボン酸,2,
3,6,7−ナフタリンテトラカルボン酸,5−(2,5
−ジオキソテトラヒドロフリル)−3−メチル−3−シ
クロヘキセン−1,2−ジカルボン酸などのモノまたは
ポリカルボン酸、またはそれらの無水物があげられ、こ
れらは一種または二種以上に混合して用いてもよい。こ
れらのカルボン酸化合物またはそれらの無水物はポリオ
ール成分または、エポキシ樹脂に化学的に結合した状態
で含有されていてもよく、また化学的に結合せず単に混
合された状態で含有されていてもよい。カルボン酸化合
物またはその無水物の添加量は、全組成物に対して約
0.01〜20重量%、好ましくは、約0.05〜10重
量%、さらに好ましくは0.1〜5重量%程度である。
【0011】また、シランカップリング剤としては、構
造式 R−Si≡(X)3またはR−Si≡(R')(X)2(式中、R
はビニル基、エポキシ基、アミノ基、イミノ基またはメ
ルカプト基を有する有機基を、R′は低級アルキル基
を、Xはメトキシ基、エトキシ基またはクロル原子を表
わす)で示されるものならいずれでもよく、たとえばビ
ニルトリクロルシランなどのクロロシラン、n−(ジメ
トキシメチルシリルプロピル)エチレンジアミン、n−
(トリエトキシシリルプロピル)エチレンジアミンなど
のアミノシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラ
ンなどのエポキシシラン、ビニルトリエトキシシランな
どのビニルシランなどがあげられる。シランカップリン
グ剤の添加量は全接着剤組成物に対して約0.1〜5重
量%程度が好ましい。さらに、シランカップリング剤の
ほかに、たとえば酸化防止剤、紫外線吸収剤、加水分解
防止剤、防ばい剤、増粘剤、可塑剤、顔料、充填剤など
の添加剤を必要に応じて使用することができる。また、
硬化反応を調節するため公知の触媒、添加剤などを使用
することができる。
【0012】本発明のポリウレタン接着剤組成物は、好
ましくは二液型として使用するが、場合によっては、一
液型として使用することもできる。すなわち、二液型の
場合は有機ポリイソシアネートを硬化剤として用い、ポ
リオール成分にリンの酸素酸またはその誘導体、アミン
化合物及びエポキシ樹脂を配合した主剤とをNCO/O
Hが約0.4〜10、好ましくは約0.5〜2.0となる
ように使用直前に混合する。また、一液型の場合は、有
機ポリオールとエポキシ樹脂との混合液と有機ポリイソ
シアネートとをポリオール成分中のヒドロキシ基に対し
てイソシアネート基過剰で反応することにより得られた
ものに、リンの酸素酸またはその誘導体およびアミン化
合物を添加することにより得られる。これは、水または
空気中の水分と反応して硬化接着するタイプである。一
液型のものを製造するにあたり、イソシアネート基(N
CO)とポリオールおよびエポキシ樹脂中のヒドロキシ
ル基(OH)との反応はNCO/OHが約1.2〜2
0、好ましくは約1.5〜10でおこなうと好都合であ
る。NCO/OHが1.2未満では組成物の粘度が高す
ぎ、場合によってはゲル化することがある。また、NC
O/OHが20を越えると硬化性が悪く、接着強度も十
分なものを得ることができないことがある。反応は通常
約30℃〜100℃でおこなわれ、所望により有機金属
触媒、第3級アミン触媒などを加えてもよい。
【0013】一般に一液型より二液型の方が硬化速度も
速く、接着性能もすぐれ応用範囲も広い。また、二液型
はポットライフが短いが、主剤と硬化剤を別々の系から
所定の量比で塗工に必要な最小量だけ自動的に供給し、
使用直前に混合できる装置を使用することによって何等
支障なく使用することができる。本発明の接着剤組成物
が常温〜140℃、好ましくは常温〜100℃で約10
0〜10,000cps、好ましくは約100〜5,000c
psの粘度を有している場合は無溶剤型で用いることがで
きる。上記範囲より粘度が高い場合、一液型あるいは二
液型いずれの場合も有機溶剤で希釈してもよい。有機溶
剤としては、たとえば酢酸エチルなどのエステル系、メ
チルエチルケトンなどのケトン系、トルエン、キシレン
などの芳香族系などのイソシアネート基に対して不活性
であればいかなるものを使用してもよい。本発明のポリ
ウレタン接着剤組成物を使用する具体的な処方として
は、たとえば溶剤型または無溶剤型のラミネータによっ
て接着剤組成物をフィルム表面に塗付し、溶剤型の場合
は溶剤を揮散させた後、無溶剤型ではそのまま接着面を
貼合せ常温または加温下に組成物を硬化させる。通常、
無溶剤型では塗布量が約1.0〜2.0g/m2、溶剤型で
は約2.0〜5.0g/m2程度で使用すると好都合であ
る。本発明の接着剤組成物は従来のウレタン接着剤に比
較して硬化も速く、接着性能がすぐれており、特にポリ
エチレンテレフタレート、ナイロン、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、塩ビなどのプラスチックフィルム、アル
ミニウム、酸化ケイ素、窒化ケイ素などを蒸着したプラ
スチックスフィルム、ステンレス、鉄、銅、鉛などの金
属に極めてすぐれた接着強度、耐熱性、耐水性、耐薬品
性を示す。
【0014】
【発明の効果】本発明のポリウレタン接着剤組成物は、
有機ポリイソシアネート、有機ポリオールからなる接着
剤組成物にリンの酸素酸またはその誘導体、アミン化合
物およびエポキシ樹脂を併用することにより、たとえば
食品包装材用の接着剤としてアルミ箔のような金属箔と
ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレ
ンテレフタレートなどのプラスチックフィルムの間に極
めてすぐれた接着強度、耐熱性、耐熱水性を示し、包装
材に食品を充填した状態で135℃以上で高温熱水滅菌
処理しても金属箔とプラスチックフィルムとの間が剥離
することのない耐酸性の良好なしかも食品の長期保存安
定性の良好な包装材として有利に用いられる。
【0015】
【実施例】つぎに、実施例ならびに比較例をあげて本発
明をさらに具体的に説明する。実施例中の%は総て重量
%を意味する。 実施例1 ジメチルテレフタレート194.2g、エチレングリコ
ール248.3g、酢酸亜鉛0.2gを窒素気流下160
〜220℃でエステル交換反応を行なった。所定のメタ
ノール留出後、イソフタル酸83.1gを加え、200
〜220℃でエステル化反応を行い、所定量の水を留出
後、アゼライン酸282.3gを加え、220〜230
℃でエステル化反応を行い、徐々に減圧にし220〜2
30℃で60分間縮合後1〜2mmHgで220〜230
℃で4時間縮合を行った。数平均分子量約15000の
ポリエステルグリコールを得た。(ポリオールAとする)
このポリオールA50gを酢酸エチル67gに溶解し、
ついで無水フタル酸2g、リン酸0.1g、モルホリン
0.1g、エピコート1002(シェル化学(株)製エポ
キシ樹脂)15gを加え、固形分50%の主剤Aを得
た。
【0016】実施例2 ポリオールA50gに無水マレイン酸2gを加え、14
0℃で3時間反応したものを酢酸エチル67gに溶解
し、ついでリン酸0.1g、トリイソプロパノールアミ
ン0.15g、エピコート1002 15gを加えて、
固形分50%の主剤Bを得た。 実施例3 ポリオールAの製法に準じて、イソフタル酸/テレフタ
ル酸/アゼライン酸=2/4/5(モル比)、エチレン
グリコールよりなる数平均分子量16000のポリエス
テルグリコールを得た。(ポリオールBとする)このポ
リオールB40gに無水コハク酸0.1gを加え、14
0℃で2時間反応したものを酢酸エチル75gに溶解
し、ついでリン酸0.1g、モルホリン0.1g、エピコ
ート1002 10gを加えて、固形分40%の主剤C
を得た。 実施例4 ポリオールAの製法に準じて、イソフタル酸/セバチン
酸=1/1(モル比)、エチレングリコール/ネオペン
チルグリコール=1/3(モル比)よりなる数平均分子
量2500のポリエステルグリコールを得た(ポリオー
ルCとする)。ポリオールC100g、イソホロンジイ
ソシアネート6.2g、酢酸エチル106.2g、ジブチ
ル錫ジラウレート0.05gの混合液を65℃で7時間
反応後ジエチレングリコール0.5gを加え更に1時間
反応した。ついでリン酸0.1g、ジブチルアミン0.1
g、エピコート1002 15g、酢酸エチル15gを
加え、固形分50%のポリエステルウレタン型主剤Dを
得た。
【0017】実施例5 ポリオールA50gに無水コハク酸2gを加え、140
℃で3時間反応したものを酢酸エチル67gに溶解し、
ついでリン酸0.1g、N,N',N",N"'−テトラ(2
−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン0.5g、エ
ピコート1002 15gを加えて、固形分50%の主
剤Eを得た。 実施例6 NCO基含有量17.3%のイソホロンジイソシアネー
トの三量体(T1890/100;Huls 社(株)製)1
00gを酢酸エチル100gに溶解し、固形分50%の
ポリイソシアネートの溶液を得た。以下この溶液を硬化
剤Aという。 実施例7 キシリレンジイソシアネート188.2gを90℃に加
熱し、トリメチロールプロパン44.7gを徐々に加え
2時間反応した。次いで酢酸エチル77.6gを加え均
一混合し、固形分75%、NCO基含有量13.5%、
25℃粘度1800cpsのポリイソシアネートの溶液を
得た。以下この溶液を硬化剤Bという。 実施例8 トリレンジイソシアネート174.2g、トリメチロー
ルプロパン44.7g、酢酸エチル73.0gの混合液を
65℃で3時間反応した。固形分75%、NCO基含有
量14.4%、25℃粘度1000cpsのポリイソシアネ
ートの溶液を得た。以下この溶液を硬化剤Cという。か
くして得られた主剤A〜E、硬化剤A〜Cおよびシラン
カップリング剤を後記〔表1〕に記載するように配合し
て接着剤組成物1〜8を調整した。また、比較のためア
ミン化合物、リン酸、カルボン酸化合物またはその無水
物およびエポキシ樹脂を一部含まない主剤A′〜D′を
以下に示す如く製造し、〔表2〕に記載するように配合
して接着剤組成物51〜55を調整した。
【0018】比較例 (1)実施例(1)と全く同様にして、モルホリンのみを除
いた固形分50%の主剤A′を得た。 (2)実施例(2)と全く同様にして、無水マレイン酸のみ
を除いた固形分50%の主剤B′を得た。 (3)実施例(3)と全く同様にして、リン酸のみを除いた
固形分40%の主剤C′を得た。 (4)実施例(4)と全く同様にして、エポキシ樹脂のみを
除いた固形分50%の主剤D′を得た。 〔表1〕,〔表2〕の接着剤組成物の夫々を使用し、後
述の如き方法で複合フィルムを作成した後、夫々のフィ
ルムについてプラスチックフィルムとアルミニウム箔と
の接着強度、耐熱水、耐酸試験を行った。その結果を
〔表3〕,〔表4〕に示した。
【0019】三層複合フィルムの作成 複合フィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム
(厚み12μ)/アルミニウム箔(厚み9μ)/未延伸
ポリプロピレン(厚み70μ,表面コロナ処理)上記の
複合フィルムを以下に記載の方法で作成した。即ち、
〔表1〕に記載の各接着剤組成物を常温にてラミネータ
ーにより、まずポリエチレンテレフタレートフィルムに
塗布し、溶剤を含むものはそれを揮散させた後、塗布面
をアルミニウム箔表面と貼合わせた。ついで、その複合
フィルムのアルミニウム箔の他の面に同様に接着剤組成
物を塗布し、溶剤を含むものはそれを揮散させ、塗布面
を未延伸ポリプロピレンと貼合わした。その後これらの
貼合わせフィルムを50℃,3日間保温し、接着剤組成
物を硬化させた。
【0020】接着性試験 上記の様にして作成した複合フィルムから300mm×
15mmの大きさの試験片を用いて、インストロン型引
張試験機を用い、T型剥離により剥離速度300mm/
分で接着強度を測定した。測定値は、アルミニウム箔と
未延伸ポリプロピレンとの間の接着強度(g/15m
m)を5個の試験片の平均値で示した。 耐熱水、耐酸性試験 夫々の複合フィルムを使用して13cm×17cmの大
きさの袋を作成した。内容物として4.2%以上の濃度
を有する食酢を充填した。この袋を135℃×30分
間、4.5kg/cm2 の加圧下で熱水滅菌を行なった
後、アルミニウム箔とポリプロピレンフィルム間の剥離
状態、接着強度および60℃、14日間保存後の剥離状
態を調べた。また熱水滅菌を行なわない系でも同様に剥
離状態を調べた。試験はそれぞれ5袋について行なっ
た。表に掲げる結果はそれらの平均値である。上記の結
果から、リンの酸素酸またはその誘導体、アミン化合物
およびエポキシ樹脂の添加によって接着剤組成物の耐熱
水性、耐酸性が著しく改善されること、従って、本発明
の接着剤組成物は、高酸性食品を入れるレトルト食品用
包装材を製造するための複合ラミネートフィルム用接着
剤として優れていることがわかる。
【0021】
【表1】
【表2】
【0022】
【表3】
【表4】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機ポリイソシアネート、有機ポリオール
    に、リンの酸素酸またはその誘導体、アミン化合物およ
    びエポキシ樹脂を配合してなるポリウレタン接着剤組成
    物。
  2. 【請求項2】有機ポリオールにリンの酸素酸またはその
    誘導体、アミン化合物およびエポキシ樹脂を配合してな
    る請求項1記載のポリウレタン接着剤組成物。
  3. 【請求項3】更に、カルボン酸化合物またはその無水物
    を配合してなる請求項1記載のポリウレタン接着剤組成
    物。
  4. 【請求項4】更に、シランカップリング剤を配合してな
    る請求項1記載のポリウレタン接着剤組成物。
  5. 【請求項5】有機ポリイソシアネートが脂肪族ポリイソ
    シアネートである請求項1記載のポリウレタン接着剤組
    成物。
  6. 【請求項6】有機ポリオールがポリエステルポリオール
    である請求項1記載のポリウレタン接着剤組成物。
  7. 【請求項7】リンの酸素酸がリン酸である請求項1記載
    のポリウレタン接着剤組成物。
  8. 【請求項8】アミン化合物が非芳香族性アミン化合物で
    ある請求項1記載のポリウレタン接着剤組成物。
  9. 【請求項9】エポキシ樹脂が多価フェノールと多官能ハ
    ロヒドリンとの反応生成物である請求項1記載のポリウ
    レタン接着剤組成物。
  10. 【請求項10】請求項1記載のポリウレタン接着剤組成
    物で接着してなるレトルトパウチ。
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