JP2018165324A - ウレタン系接着剤組成物、および積層体 - Google Patents

ウレタン系接着剤組成物、および積層体 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、熱水スプレー式レトルト耐性を十分に発現でき、耐酸性に優れる積層体を形成できるウレタン系接着剤組成物を提供することである。【解決手段】 (メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂(A)、ポリオール(B)、イソシアネート化合物(C)、および単官能アルコール(D)を含有し、前記ポリオール(B)100重量部に対して、前記樹脂(A)を0.1〜10重量部、および前記単官能アルコール(D)を0.1〜10重量部含有することを特徴とするウレタン系接着剤組成物。【選択図】 なし

Description

本発明は、ウレタン系接着剤組成物、および積層体に関する。
食品、医療品、化粧品等の包装材料として、アルミニウム箔などの金属箔あるいは金属蒸着フィルムとポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリエステル、ナイロンなどのプラスチックフィルムを多層ラミネートして複合化したものが用いられている。これらのプラスチックフィルムと金属箔あるいは金属蒸着フィルムとを張り合わせる接着剤としては、芳香族多価カルボン酸無水物を反応せしめたポリマーポリオール及び有機イソシアネート化合物からなるものが知られている。
例えば、特許文献1には、(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂、ポリオール、および有機イソシアネート化合物を含有するウレタン系接着剤組成物が開示されている。
特開2012−184283号公報
近年、食品包装用の分野では、食生活の向上という時代の流れに沿って食品の殺菌効率改善の動きが高まっており、従来の熱水貯湯式レトルト処理に代わって熱水スプレー式レトルト処理への関心が高まっている。熱水スプレー式レトルト処理は、高温高圧の熱水スプレーを積層体に直に当てるため、接着剤には耐熱性、耐水性に加え、耐衝撃性が求められる。
特許文献1に開示されるウレタン系接着剤組成物は耐酸性に優れる積層体を形成し得る。しかし、特許文献1に開示されるウレタン系接着剤組成物では、耐酸性に優れる熱水スプレー式レトルト処理に耐える積層体を形成できなかった。
本発明の目的は、熱水スプレー式レトルト耐性を十分に発現でき、耐酸性に優れる積層体を形成できるウレタン系接着剤組成物を提供することである。
本発明は、特定量の単官能アルコール(D)を含有する[1]〜[3]に記載の接着剤組成物および[4]に記載の積層体に関する。
[1] (メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂(A)、ポリオール(B)、イソシアネート化合物(C)、および単官能アルコール(D)を含有し、
前記ポリオール(B)100重量部に対して、
前記樹脂(A)を0.1〜10重量部、および前記単官能アルコール(D)を0.1〜10重量部含有することを特徴とするウレタン系接着剤組成物。
[2] 単官能アルコール(D)の分子量が50以上1000以下であることを特徴とする前記[1]記載のウレタン系接着剤組成物。
[3] ポリオール(B)100重量部に対して、シランカップリング剤を0.1〜10重量部更に含有することを特徴とする前記[1]または[2]記載のウレタン系接着剤組成物。
[4]前記[1]〜[3]いずれか1項に記載のウレタン系接着剤組成物を用いて少なくとも2つのシート状基材を積層してなる積層体。
本発明のウレタン系接着剤組成物により、熱水スプレー式レトルト耐性を十分に発現でき、耐酸性に優れる積層体を提供できる。
本発明のウレタン系接着剤組成物は、前述の通り、(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂(A)、ポリオール(B)、イソシアネート化合物(C)、および単官能アルコール(D)を含有する。
<(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂(A)>
本発明のウレタン系接着剤組成物について説明する。本発明のウレタン系接着剤組成物は(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂(A)、ポリマーポリオール(B)およびイソシアネート化合物(C)を含むことを特徴とする。
<(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂(A)>
本発明で用いられる(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂には、合成時の全量に対して、(メタ)アクリル酸エステルの含有量が50〜95%が好ましく、より好ましくは50〜70%、無水マレイン酸の含有量が5〜50%が好ましく、30〜50%がより好ましい。無水マレイン酸の含有量が5%以上であると、長期保管時の接着力は劣化せず、また、50%以下であると、(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸の共重合物の合成が容易である。
(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂の数平均分子量は300〜50000が好ましく、より好ましくは1000〜12000である。数平均分子量が300以上であると、長期保管時の接着力の劣化がなく、また、50000以下であると、接着剤に配合する他の成分との相溶性が良好で、接着剤の塗工外観が優れる。
(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸を共重合させてなる樹脂(A)の添加量は、後述するポリオール(B)100重量部に対して、0.1〜10重量部であり、好ましくは1〜5重量部である。樹脂(A)の添加量がポリオール(B)に対して、0.1重量部以上だと、接着力の長期保持が可能であり、また、10重量部以下では接着剤に配合する他の成分との相溶性が良好で、接着剤の塗工外観が優れる。
本発明に用いられる(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸−i−プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸−i−ブチル、メタクリル酸−t−ブチル、メタクリル酸ペンチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘプチル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ヒドロキシメチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フェニル等が挙げられる。なかでも無水マレイン酸との共重合性の観点からメタクリル酸メチルが好ましい。
(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂(A)の合成方法は、ラジカル共重合法が用いられる。例えば、溶液重合、乳化重合、塊状重合、懸濁重合等から、適宜選ばれる。
<ポリオール(B)>
本発明で用いられるポリオールは、硬化速度の観点から、1分子中の官能基数が、2〜10であることが好ましく、より好ましくは2〜8である。また、数平均分子量が、接着剤組成物の粘度の観点から、好ましくは500〜100,000、より好ましくは1,000〜30,000である。
更に詳しくは、ポリオール(B)として、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエーテルエステルポリオール、ポリエステルアミドポリオール、アクリルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリヒドロキシルアルカン、ポリウレタンポリオール、ひまし油又はそれらの混合物(以下、これらをポリオール(1)とする。)が挙げられる。これらのなかでも、耐熱性の観点から、ポリウレタンポリオールが好ましい。
ポリエステルポリオールとしては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸等二塩基酸若しくはそれらのジアルキルエステル又はそれらの混合物と、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3,3′−ジメチロールヘプタン、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール等のグリコール類若しくはそれらの混合物とを反応させて得られるポリエステルポリオール或いはポリカプロラクトン、ポリバレロラクトン、ポリ(β−メチル−γ−バレロラクトン)等のラクトン類を開環重合して得られるポリエステルポリオールが挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフラン等のオキシラン化合物を、例えば、水、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン等の低分量ポリオールを開始剤として重合して得られるポリエーテルポリオールが挙げられる。
ポリエーテルエステルポリオールとしては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸等の二塩基酸若しくはそれらのジアルキルエステル又はそれらの混合物と、上記ポリエーテルポリオールを反応させて得られるポリエーテルエステルポリオールが挙げられる。
ポリエステルアミドポリオールとしては、上記エステル化反応に際し、例えば、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等のアミノ基を有する脂肪族ジアミンを原料としてあわせて使用することによって得られる。
アクリルポリオールの例としては、1分子中に1個以上の水酸基を含むアクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロプル、アクリルヒドロキシブチル等、或いはこれらの対応するメタクリル酸誘導体等と、例えばアクリル酸、メタクリル酸又はそのエステルとを共重合することによって得られる。
ポリカーボネートポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,8−ノナンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、水添ビスフェノールAの中から選ばれた1種又は2種以上のグリコールをジメチルカーボネート、ジフェニルカーボネート、エチレンカーボネート、ホスゲン等との反応によって得られたものが挙げられる。
ポリヒドロキシアルカンとしては、ブタジエン、又はブタジエンとアクリルアミド等と共重合して得られる液状ゴムが挙げられる。
ポリウレタンポリオールとしては、1分子中にウレタン結合を有するポリオールであり、例えば、数平均分子量200〜20,000のポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルエステルポリオール等とポリイソシアネートとをNCO/OHが1未満が好ましく、より好ましくは0.9以下で反応させて得られる。
本発明では、上記ポリオールとして、その分子中(分子内部や分子末端)にカルボキシル基を有するもの(以下、ポリオール(2)という。)を用いることができる。本発明で用いられるポリオール(2)は、望ましくは上記のポリオール(1)と多塩基酸若しくはその無水物とを反応させることにより得られる。この際用いられるポリオール(1)としては、分子末端に2個以上の水酸基を含有し、数平均分子量が、好ましくは1,000〜100,000、より好ましくは3,000〜15,000である。前記数平均分子量が1,000以上だと凝集力が十分であり、100,000以下では、合成上、末端に多塩基酸若しくはその無水物を容易に反応させることができ、増粘やゲル化がない。
<イソシアネート化合物(C)>
本発明で用いられるイソシアネートとしては、例えば、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、1,2−プロピレンジイソシアネート、1,2−ブチレンジイソシアネート、2,3−ブチレンジイソシアネート、1,3−ブチレンジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアネートメチルカプロエート等の脂肪族ジイソシアネート;
1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、1,3−シクロヘキサンジイソシアネート、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート、4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、メチル2,4−シクロヘキサンジイソシアネート、メチル2,6−シクロヘキサンジイソシアネート、1,4−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、1,3−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン等の脂環式ジイソシアネート;
m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−2,6−トリレンジイソシアネート又は2,6−トリレンジイソシアネート若しくはその混合物、4,4′−トルイジンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルエーテルジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート;
1,3−1,4−キシリレンジイソシアネート又は1,4−キシリレンジイソシアネート若しくはその混合物、ω,ω′−ジイソシアネート−1,4−ジエチルベンゼン、1,3−ビス(1−イソシアネート−1−メチルエチル)ベンゼン又は1,4−ビス(1−イソシアネート−1−メチルエチル)ベンゼン若しくはその混合物等の芳香族ジイソシアネート;
トリフェニルメタン−4,4′,4″−トリイソシアネート、1,3,5−トリイソシアネートベンゼン、2,4,6−トリイソシアネートトルエン等のトリイソシアネート;4,4′−ジフェニルジメチルメタン−2,2′−5,5′−テトライソシアネート等のテトライソシアネート等のポリイソシアネート単量体;
上記ポリイソシアネート単量体から誘導されたダイマー、トリマー、ビウレット、アロファネート;
炭酸ガスと上記ポリイソシアネート単量体とから得られる2,4,6−オキサジアジントリオン環を有するポリイソシアネート;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3,3′−ジメチロールプロパン、シクロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等の分子量200未満の低分子ポリオールと上記ポリイソシアネート単量体との付加体;
分子量200〜20,000のポリエステルポリオール、ポリエーテルエステルポリオール、ポリエステルアミドポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリバレロラクトンポリオール、アクリルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリヒドロキシアルカン、ひまし油、ポリウレタンポリオール等と上記ポリイソシアネート単量体との付加体;
ポリエーテルポリオールとポリイソシアネートとをNCO/OHが1未満で反応させて得られるポリウレタンポリオールと上記ポリイソシアネート単量体の付加体;等が挙げられる。
これらポリイソシアネート化合物は、接着剤の用途により単独或いは二種以上の混合物として適宜用いることが出来る。例えば、硬化速度、及び耐熱性の観点からは、芳香族系のポリイソシアネートが好ましい。
イソシアネート化合物(C)は、硬化速度の観点から、ポリオール(B)100重量部に対して、1〜50重量部含有することが好ましく、より好ましくは5〜30重量部である。
<単官能アルコール(D)>
本発明の接着剤には、熱水スプレー式レトルト耐性の向上のために、単官能アルコールを含有することが重要である。
単官能アルコールとしては、分子量50以上1000以下のものが好ましい。
例えば1−ブタノール、1−プロパノール、1−ペンタノール、1−ヘキサノール、1−ヘプタノール、1−オクタノール、1−ノナノール、1−デカノール、ウンデシルアルコール、ラウリルアルコール、トリデシルアルコール、ミリスチルアルコール、ペンタデシルアルコール、セタノール、1−ヘプタデカノール、ステアリルアルコール、ノナデシルアルコール、ベンジルアルコール等が挙げられる。
これら単官能アルコールは、ポリオール(B)100質量部に対して0.1〜10質量部であり、ポリール(B)100質量部に対して0.5〜3質量部であることが好ましい。
<シランカップリング剤>
本発明の接着剤には、耐熱水性を高めるため、さらに、シランカップリング剤を含有させることができる。シランカップリング剤としては、例えばビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン等のビニル基を有するトリアルコキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノ基を有するトリアルコキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のグリシジル基を有するトリアルコキシシラン等が挙げられる。シランカップリング剤の添加量は、ポリール(B)100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましく、0.5〜3.0質量部であることがより好ましい。
<リンの酸素酸>
また、本発明の接着剤には、耐酸性を高めるため、さらに、リンの酸素酸またはその誘導体を含有させることができる。リンの酸素酸またはその誘導体の内、リンの酸素酸としては、遊離の酸素酸を少なくとも1個有しているものであればよく、例えば、次亜リン酸、亜リン酸、オルトリン酸、次リン酸等のリン酸類、メタリン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸、ポリリン酸、ウルトラリン酸等の縮合リン酸類が挙げられる。また、リンの酸素酸の誘導体としては、上記のリンの酸素酸を遊離の酸素酸を少なくとも1個残した状態でアルコール類と部分的にエステル化されたもの等が挙げられる。これらのアルコールとし(ては、メタノール、エタノール、エチレングリコール、グリセリン等の脂肪族アルコール、フェノール、キシレノール、ハイドロキノン、カテコール、フロログリシノール等の芳香族アルコール等が挙げられる。リンの酸素酸またはその誘導体は、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
リンの酸素酸またはその誘導体の添加量は、接着剤の固形分を基準として0.01〜10重量%であることが好ましく、0.05〜5重量%であることがより好ましく、0.1〜1重量%であることが特に好ましい。
<リン酸エポキシ>
さらに、本発明の接着剤は、金属密着性能向上のために、リン酸エポキシを含有させることができる。リン酸エポキシとしては、DSM Resinsレジン社製URAD-DD79が挙げられる。
リン酸エポキシの添加量は、接着剤の固形分を基準として、0.01〜10重量%であることが好ましく、0.1〜1重量%であることが特に好ましい。
<その他の添加剤>
本発明の接着剤には、さらに、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、加水分解防止剤、防黴剤、増粘剤、可塑剤、顔料、充填剤等の添加剤を必要に応じて含有させることができる。また、硬化反応を調節するため公知の触媒、添加剤等を含有させることができる。
本発明の接着剤は、(メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂(A)、ポリオール(B)、イソシアネート化合物(C)および単官能アルコールを配合し、その粘度が常温〜150℃、好ましくは常温〜100℃で100〜10,000mPa・s、好ましくは100〜5,000mPa・sの場合は無溶剤型で用いることができる。接着剤の粘度が上記範囲より高い場合は、有機溶剤で希釈してもよい。有機溶剤としては、例えば酢酸エチル等のエステル系、メチルエチルケトン等のケトン系、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系等のイソシアネートに対して不活性なものであれば必要に応じいかなるものを使用してもよい。
本発明の接着剤は、溶剤型または無溶剤型のラミネーターによってフィルム表面に塗布し、溶剤型の場合は溶剤を揮散させた後、無溶剤型ではそのまま接着面を貼り合せ、常温または加温下に硬化させることにより使用することができる。通常、無溶剤型では塗布量が乾燥固形物量1.0〜2.0g/m、溶剤型では乾燥固形物量2.0〜5.0g/mの範囲で使用すると好都合である。
<積層体>
次に、本発明の積層体について説明する。本発明の積層体は、少なくとも2つのシート状基材が本発明の接着剤から形成される接着剤層を介して積層されているものである。
シート状基材は、積層体に通常用いられているプラスチックフィルム、紙、金属箔等であり、2つのシート状基材は、同種のものでも異種のものでも良い。プラスチックフィルムとしては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂のフィルムを用いることができるが、熱可塑性樹脂のフィルムが好ましい。熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリスチレン、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、アセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、繊維素系プラスチック等が挙げられる。
積層体の厚さは、通常10μm以上である。本発明の接着剤を用いて、積層体を作るには、通常用いられている方法、例えば、ドライラミネーターによって接着剤を一方のシート状基材の片面に塗布し、溶剤を揮散させた後、他方のシート状基材と貼り合わせ、常温もしくは加温下に硬化させれば良い。シート状基材表面に施される接着剤量は1〜10g/m程度である。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。実施例及び比較例中の部、%は、特に指定がない場合は重量部、重量%を意味する。
また、本発明において「数平均分子量」とは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーを利用し、標準ポリスチレンの検量線を使用して算出した。酸価、水酸基価は、1gのポリマーポリオール当りのKOHのmgで表わす。酸価はKOHによる中和滴定で、水酸基価はピリジンと無水酢酸を用いるアセチル化により測定した。
(合成例1)(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体(A−1)の合成
攪拌機、温度計、還流冷却管、滴下槽及び窒素ガス導入管を備えた反応容器に、トルエン200部を仕込み、窒素ガスを導入しつつ、攪拌しながら110℃まで昇温した。次に、滴下槽1にメタクリル酸メチル90部、アクリル酸ブチル60部、無水マレイン酸150部、トルエン50部を仕込み、滴下槽2に過酸化ベンゾイル9部をトルエン50部に溶解せしめたものを仕込み、夫々同時に2時間かけて反応容器内の温度を110℃にたもちながら、攪拌下に滴下した。反応終了後、室温まで冷却し、大量のメタノールによりポリマーを沈殿、ろ過し、120℃で6時間乾燥し、数平均分子量3000、酸価488の(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体(A−1)を得た。
(合成例2)(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体(A−2)の合成
組成をメタクリル酸メチル90部、アクリル酸ブチル120部、無水マレイン酸90部とした以外は合成例1と同様に重合、乾燥し、数平均分子量3500、酸価298の(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体(A−2)を得た。
(合成例3)スチレン−無水マレイン酸共重合体(A−3)の合成
組成をスチレン150部、無水マレイン酸150部とした以外は合成例1と同様に重合、乾燥し、数平均分子量2800、酸価501のスチレン−無水マレイン酸共重合体(A−3)を得た。
(合成例5)ポリオール(B−1)の合成
攪拌機、温度計、還流冷却管、滴下槽及び窒素ガス導入管を備えた反応容器に、エチレングリコール5.0部、ネオペンチルグリコール16.8部、1,6−ヘキサンジオール19.1部、イソフタル酸42.0部、テレフタル酸4.4部、セバシン酸17.0部を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら260℃まで昇温した。酸価が5以下になるまで反応を続けた後に、徐々に減圧を行って、1mmHgで反応を継続し、余剰のアルコールを除去して、水酸基価が10mgKOH/g、数平均分子量17000のポリエステルポリオール(B−1)を得た。
(合成例6)ポリオール(B−2)の合成
上記ポリエステルポリオール(B−1)300gを窒素気流下で攪拌しながら過熱し、150℃の雰囲気中で、イソホロンジイソシアネート4.5g添加し、攪拌を継続した。IR分析にて未反応のNCO由来の吸収が消失するまで攪拌を続け、水酸基価が8mgKOH/g、数平均分子量25000のポリエステルポリウレタンポリオール(B−2)を得た。
(合成例7)ポリオール(B−3)の合成
上記ポリエステルポリウレタンポリオール(B−2)300gを窒素気流下で攪拌しながら180℃まで昇温し、エチレングリコールビスアンヒドロトリテート4g及び、無水トリメリット酸1.5gを仕込み、180℃で1時間保持し、水酸基価が5mgKOH/g、数平均分子量26000のカルボキシル基を有するポリエステルポリウレタンポリオール(B−3)を得た。
(実施例1)
攪拌機、温度計、還流冷却管、滴下槽及び窒素ガス導入管を備えた反応容器に、合成例1で得た(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体(A−1)3.0g、合成例5で得たポリエステルポリオール(B−1)100g、酢酸エチル75.7g、を仕込み、窒素ガスを導入しつつ、攪拌しながら78℃まで昇温し、1時間保持した。室温まで冷却後、リン酸0.05g、シランカップリング剤(γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン)0.9g、ベンジルアルコール(D−1)1g、及び、有機イソシアネート化合物(C)として、イソホロンジイソシアネートのトリメチロールプロパン付加体(IPDI−TMPアダクト)と、キシリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパン付加体(XDI−TMPアダクト)との5/5(重量比)混合物の酢酸エチル希釈液(不揮発分70重量%)を21.4g、酢酸エチル185gを配合し、接着剤を得、後述する方法に従い、スプレーレトルト耐性、耐酸性を評価した。結果を評価し、結果を表1に示す。
(実施例2〜7、比較例1〜6)
表1記載の材料を使用した以外は、実施例1と同様な操作により、接着剤を得、同様に評価し、結果を表1に示す。
(実施例8)
ベンジルアルコール(C−1)1gの代わりに、ラウリルアルコール (C−2)5gを用いた以外は実施例1と同様にして接着剤を得、同様に評価し、結果を表1に示す。
(4層複合積層体の作成)
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(厚さ12μm)/ナイロン(NY)フィルム(厚さ15μm)/アルミニウム(AL)箔(厚さ9μm)/未延伸ポリプロピレン(CPP)フィルム(厚さ70μm、表面コロナ放電処理)の4層複合積層体を接着剤の固形分塗布量を3.5g/mとして、以下に記載の方法で作成した。
すなわち、接着剤溶液を常温にてラミネーターにより、まずポリエチレンテレフタレートフィルムの印刷面に塗布し、溶剤を揮散させた後、塗布面をナイロンフィルムと貼り合せた。さらに、その積層体のナイロンフィルム面に同様に接着剤溶液を塗布し、溶剤を揮散させた後、塗布面をアルミニウム箔表面と貼り合せた。ついで、その積層体のアルミニウム箔面に同様に接着剤溶液を塗布し、溶剤を揮散させた後、塗布面を未延伸ポリプロピレンフィルムと貼り合せ、40℃で3日間保温し、4層複合積層体を作成した。
4層複合積層体の外観を、PET側、CPP側の両側ぞれぞれから接着状態観察したところ、全ての実施例、比較例で浮きや剥がれ、ハジキは観察されなかった。
(ラミネート強度試験)
上記のようにして作成した4層複合積層体から15mm×300mmの大きさの試験片を作り、引張り試験機を用い、温度20℃、相対湿度65%の条件下で、T型剥離により、剥離速度30cm/分で、PETフィルム/NYフィルム間、NYフィルム/AL箔間、およびAL箔/CPPフィルム間のラミネート強度(N/15mm)を測定した。
表1の数値は、5個の試験片の平均値である。測定はレトルトの前後でそれぞれ行った。レトルト条件は、(株)日阪製作所製「RCS−40RTGN」高温高圧調理殺菌試験機により、10r.p.m.、135℃、30分、3MPaの加圧下で熱水殺菌を行った。
(熱水スプレー式レトルト耐性評価用のテストピースの作成)
各々の4層複合積層体から縦40mm、横40mmの試料1を切り出した。未延伸ポリプロピレンフィルムが内側を向くように前記試料1を半分に折り畳み、縦20mm、横40mmの試料2を作成した。試料2の折り山から開放端に向かって18mmまでの全面(=18mm×40mm)を(株)テスター産業製のTP−701−A ヒートシールテスターにより、200℃、20N/cm、2秒の条件でヒートシール処理し、試料3を作成した。
次いで試料3の折り山から開放端に向かって1mmの位置を折り山に平行に切り落とし、縦19mm、横40mmの試料4を作成した。横40mmのヒートシール端部の任意の箇所に、底辺1mm、高さ1.5mmの三角形の切り込み(ノッチ)を設け、テストピースとした。なお、1mmの底辺は横40mmのヒートシール端部(辺)に重なるようにし、高さ1.5mmの頂点は横40mmの開放端に向かうようにするものとする。
(熱水スプレー式レトルト耐性)
各実施例、各比較例の接着剤を用いて形成した4層複合積層体からそれぞれ50個のテストピースを作成し、ノッチを設けた端部が同じ方向に位置するようにテストピースを束ねた。
(株)日阪製作所製「RCS−60SPXTG」熱水スプレー式レトルト殺菌装置を用いて、熱水スプレーノズルから5mmの距離に、束ねたテストピースのノッチを設けた端部が位置するように設置し、レトルト条件135℃、40分、3.0kg/cmG、水圧3MPaGの条件でレトルト処理を行った。
レトルト後のテストピースの状態を目視観察し、テストピースを構成する各フィルム層の剥がれの有無により評価した。
◎:50個中、剥離のあるもの2個未満。
〇:50個中、剥離のあるもの2個以上、5個未満。
△:50個中、剥離のあるもの5個以上、10個未満。
×:50個中、剥離のあるもの10個以上。
(耐酸性試験)
各々の4層複合積層体を使用して、未延伸ポリプロピレンが内側となるように9cm×13cmの大きさのパウチを作成し、内容物として4.2重量%以上の濃度を有する食酢を充填した。
そのまま(回転式レトルト前)、または(株)日阪製作所製「RCS−40RTGN」高温高圧調理殺菌試験機により、3r.p.m.、135℃、30分、3MPaの加圧下で熱水殺菌を行った後(回転式レトルト後)、50℃、2週間または4週間保存後のAL箔/CPPフィルム間の剥離状態を観察した。
◎:剥離なし ラミネート強度低下なし
○:剥離なし ラミネート強度低下あり
△:部分的に剥離あり ラミネート強度低下あり
×:全面に剥離あり ラミネート強度低下あり
Figure 2018165324

Claims (4)

  1. (メタ)アクリル酸エステルと無水マレイン酸とを共重合させてなる樹脂(A)、ポリオール(B)、イソシアネート化合物(C)、および単官能アルコール(D)を含有し、
    前記ポリオール(B)100重量部に対して、
    前記樹脂(A)を0.1〜10重量部、および前記単官能アルコール(D)を0.1〜10重量部含有することを特徴とするウレタン系接着剤組成物。
  2. 単官能アルコール(D)の分子量が50以上1000以下であることを特徴とする請求項1記載のウレタン系接着剤組成物。
  3. ポリオール(B)100重量部に対して、シランカップリング剤を0.1〜10重量部更に含有することを特徴とする請求項1または2記載のウレタン系接着剤組成物。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載のウレタン系接着剤組成物を用いて少なくとも2つのシート状基材を積層してなる積層体。
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