JPH07109109B2 - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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JPH07109109B2
JPH07109109B2 JP62130429A JP13042987A JPH07109109B2 JP H07109109 B2 JPH07109109 B2 JP H07109109B2 JP 62130429 A JP62130429 A JP 62130429A JP 13042987 A JP13042987 A JP 13042987A JP H07109109 B2 JPH07109109 B2 JP H07109109B2
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JP
Japan
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building
unit
floor
floor frame
frame
Prior art date
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JP62130429A
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JPS63293249A (ja
Inventor
直樹 島田
英治 広田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はユニット建物に関する。
[従来の技術] 従来、構造上の重複について改良したユニット建物とし
て、特開昭59-106641号公報に記載のものが提案されて
いる。このユニット建物は、複数本の上梁、下梁および
柱を接合して略箱型形状に形成された建物ユニットを複
数個用いて建物を構成するに際し、上記建物ユニットの
複数個を間隔をおいて配置し、上記離隔配置された建物
ユニット間に継ぎ梁を張り渡し、この継ぎ梁の上に床フ
レームを設置するものである。したがって、上記従来の
ユニット建物によれば、離隔配置された建物ユニット間
にも建物空間が形成され、隣り合う建物ユニットの柱、
梁等が互いに重なり合うことのない、構造上の無駄が排
されたユニット建物を得ることができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来のユニット建物にあっては、床
フレームの構築のために継ぎ梁を用いる必要があり、そ
の加工、取着作業が必要となる。また、床フレームは継
ぎ梁の上に設置されるから、床面レベルが継ぎ梁のせい
の高さだけ持ち上げられて高くなり、またこれに応じ
て、床上空間の天井高さが低くなる。
本発明は、ユニット建物の構造をより簡素化し、かつ広
い建物空間を形成することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、複数本の上梁、下梁および柱を接合して略箱
型形状に形成された建物ユニットを複数個用いて建物を
構成するに際し、上記建物ユニットの複数個を間隔をお
いて配置してなるユニット建物において、上記離隔配置
されている建物ユニットの上梁間に床フレームを配設
し、床フレームの両側辺部のそれぞれを対応する建物ユ
ニットの少なくとも2本の柱の上端部に支持するように
したものである。
[作用] 本発明によれば、離隔配置された建物ユニット間に建物
空間が形成され、隣り合う建物ユニットの柱、梁等が互
いに重なり合うことのない、構造上の無駄が排されたユ
ニット建物を得ることができる。
ここで、床フレームの両側辺のそれぞれは対応する建物
ユニットの少なくとも2本の上端部に直接的に支持され
る。したがって、床フレームを建物ユニットに支持する
ための継ぎ梁等の介在構造物が必要とされない。
また、床フレームは上記介在構造物をともなわないか
ら、床面レベルが介在構造物の存在によって持ち上げら
れる等がなく、床面レベルは対応する建物ユニットの上
梁の上端程度に低く、床上空間の天井高さは高く設定で
きる。
すなわち、ユニット建物の構造をより簡素化し、かつ広
い建物空間を形成することができる。
[実施例] 第1図は本発明における床フレームの支持構造を示す平
面図、第2図は本発明が適用されてなるユニット建物を
一部破断して示す斜視図、第3図はユニット建物の全体
構成を示す模式図、第4図はユニット建物の要部を分解
して示す斜視図、第5図は床フレームの端部支持構造を
示す平面図、第6図は第5図のVI-VI線に沿う矢視図、
第7図は第5図のVII-VII線に沿う矢視図、第8図は床
フレームの中間部支持構造を示す平面図、第9図は第8
図のIX-IX線に沿う矢視図、第10図は第8図のX−X線
に沿う矢視図である。
ユニット建物10は、第2図に示すように、例えば2階建
アパートであり、各階の左右両側に隣り合う住宅を形成
している。ユニット建物10は、第3図に示すように、複
数の建物ユニット11を水平方向および上下方向に据付け
てなり、前面中央部に各階の玄関前空間12A、12Bを形成
するとともに、後面中央部の建物ユニット11に界壁11C
(第4図参照)を設けて隣り合う住宅の仕切りとしてい
る。また、1階の玄関前空間12Aには階段13が設置され
ている。10Aは各住宅の玄関である。
建物ユニット11は、例えば第4図に示すように、各4本
の形鋼製上梁14、形鋼製下梁15および角鋼管製柱16を溶
接接合して略箱型形状に形成されている。各建物ユニッ
ト11は、ユニット建物10のどの部分を構成するかにより
床、天井、間仕切、内壁等の内部仕上げが施され、ま
た、外壁、屋根等の外部仕上げも施される。
ここで、ユニット建物10は、各階の玄関前空間12A、12B
を挟む両側の建物ユニット11L、11Rを相互に離隔配置
し、この離隔配置されている建物ユニット11L、11Rの上
梁間に玄関前空間12A、12Bのための床フレーム17と天井
フレーム18を配設している。(第4図参照)。
床フレーム17は、第4図に示すように、両側辺部を構成
する2本の形鋼製縦枠19、両端部を構成する2本の形鋼
製横枠20、不図示の床受材にて構成され、それらの上面
に床材21を敷設される。
上記床フレーム17は、両縦枠19のそれぞれにおける一端
部を対応する1階建物ユニット11L、11Rの後面コーナー
部の柱16の上端部に接続具22を介して支持され、両縦枠
19のそれぞれにおける中間部を対応する1階建物ユニッ
ト11L、11Rの前面コーナー部の柱16の上端部に接続具23
を介して支持される。また、床フレーム17の前面側の端
部は、両側の建物ユニット11L、11Rより前方に突出配置
される。
なお、各建物ユニット11L、11Rの後面コーナー部の柱16
の上端部に対する床フレーム17の支持構造は第5図〜第
7図に示される通りであり、柱16の上端部に2本のボル
ト24のより接続具22を取着し、この接続具22に2本のボ
ルト25により床フレーム17の縦枠19を取着している。26
は角鋼管製柱16に設けられる補強板であり、27は縦枠19
に設けられる補強板である。
また、各建物ユニット11L、11Rの前面コーナー部の柱16
の上端部に対する床フレーム17の支持構造は第8図〜第
10図に示す通りであり、柱16の上端部に2本のボルト28
により接続具23を取着し、この接続具23に2本のボルト
29により床フレーム17の縦枠19を取着している。30は角
鋼管製柱16に設けられる補強板であり、31は縦枠19に設
けられる補強板である。
ここで、上記床フレーム17の前面寄りの一部には、階段
13の上方に位置することなる吹抜け開口部32が形成され
ている。なお、階段13の下端部は1階基礎に固定され、
階段13の上端部は吹抜け開口部32を形成することとなる
床フレーム17の床受材(不図示)に固定される。階段13
の上端部が臨む床フレーム17の後面寄りの一部は、隣り
合う住宅の玄関10Aに連なる玄関廊下を形成する。
また、両側の建物ユニット11L、11Rより前方に突出する
床フレーム17の前面側の端部はバルコニーとなり、手摺
り33が設置される。なお、34は階段13の手摺り、35は吹
抜け開口部32の手摺りである。
他方、天井フレーム18は、第4図に示すように、両側辺
部を構成する2本の形鋼製縦枠36、両端部を構成する2
本の形鋼製横枠37、不図示の天井受材にて構成され、そ
れらの下面に天井材38を張り設けられる。
上記天井フレーム18は、両縦枠36のそれぞれにおける一
端部を対応する2階建物ユニット11L、11Rの後面コーナ
ー部の柱16の上端部に接続具(前述の接続具22と同一)
を介して支持され、両縦枠36のそれぞれにおける他端部
を対応する2階建物ユニット11L、11Rの前面コーナー部
の柱16の上端部に接続具(前述の接続具23と同一)を介
して支持される。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、離隔配置された建物ユニット11
L、11Rの間に建物空間(玄関前空間12A、12B)が形成さ
れ、隣り合う建物ユニット11L、11Rの柱16、梁等14、15
等が重なり合うことのない、構造上の無駄が排されたユ
ニット建物10を得ることができる。
ここで、床フレーム17の両側縦枠19のそれぞれは対応す
る建物ユニット11L、11Rの2本の柱16の上端部に直接的
に支持される。したがって、床フレーム17を建物ユニッ
ト11L、11Rに支持するための継ぎ梁等の介在構造物が必
要とされない。
また、床フレーム17は上記介在構造物をともなわないか
ら、床面レベルが介在構造物の存在によって持ち上げら
れる等がなく、床面レベルは対応する建物ユニットの上
梁の上端程度に低く、床上空間の天井高さは高く設定で
きる。
すなわち、ユニット建物10の構造をより簡素化し、かつ
広い建物空間(玄関前空間12A、12B)を形成することが
できる。
また、上記ユニット建物10にあっては、床フレーム17の
前面側の端部を両側の建物ユニット11L、11Rより前方に
突出させたので、階段13の勾配を緩やかにとるために該
階段13の水平長さが長くなる場合にも、階段13のための
吹抜け開口部32を広範囲に設定できる。また、両側の建
物ユニット11L、11Rに支持された堅固なバルコニーを軒
先側に張り出し、広いバルコニー空間と変化に富む建物
外観を得ることができる。
なお、本発明の実施においては、床フレームの両側辺部
のそれぞれを対応する建物ユニットの3本以上の柱の上
端部に支持してもよい。
また、本発明の実施においては、床フレームの一端部を
両側の建物ユニットより前方に突出し、かつ床フレーム
の他端部を両側の建物ユニットより後方に突出させても
よい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、ユニット建物の構造を
より簡素化し、かつ広い建物空間を形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における床フレームの支持構造を示す平
面図、第2図は本発明が適用されてなるユニット建物を
一部破断して示す斜視図、第3図はユニット建物の全体
構成を示す模式図、第4図はユニット建物の要部を分解
して示す斜視図、第5図は床フレームの端部支持構造を
示す平面図、第6図は第5図のVI-VI線に沿う矢視図、
第7図は第5図のVII-VII線に沿う矢視図、第8図は床
フレームの中間部支持構造を示す平面図、第9図は第8
図のIX-IX線に沿う矢視図、第10図は第8図のX−X線
に沿う矢視図である。 10……ユニット建物、11、11L、11R……建物ユニット、
12A、12B……玄関前空間(建物空間)、14……上梁、15
……下梁、16……柱、17……床フレーム、19……縦枠、
22、23……接続具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の上梁、下梁および柱を接合して略
    箱型形状に形成された建物ユニットを複数個用いて建物
    を構成するに際し、上記建物ユニットの複数個を間隔を
    おいて配置してなるユニット建物において、上記離隔配
    置されている建物ユニットの上梁間に床フレームを配設
    し、床フレームの両側辺部のそれぞれを対応する建物ユ
    ニットの少なくとも2本の柱の上端部に支持することを
    特徴とするユニット建物。
  2. 【請求項2】前記床フレームの少なくとも一端部が両側
    の建物ユニットより突出している特許請求の範囲第1項
    に記載のユニット建物。
JP62130429A 1987-05-27 1987-05-27 ユニット建物 Expired - Lifetime JPH07109109B2 (ja)

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JPS63293249A JPS63293249A (ja) 1988-11-30
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JP2618573B2 (ja) * 1992-10-13 1997-06-11 ミサワホーム株式会社 ユニット式建物
JPH06129014A (ja) * 1992-10-20 1994-05-10 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
JP5400283B2 (ja) * 2007-08-30 2014-01-29 積水化学工業株式会社 建物ユニットの連結構造及びユニット建物

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