JPH0326804Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0326804Y2 JPH0326804Y2 JP17441585U JP17441585U JPH0326804Y2 JP H0326804 Y2 JPH0326804 Y2 JP H0326804Y2 JP 17441585 U JP17441585 U JP 17441585U JP 17441585 U JP17441585 U JP 17441585U JP H0326804 Y2 JPH0326804 Y2 JP H0326804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- balcony
- wing
- pillars
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、袖壁とともに家屋の壁面から突出す
るバルコニーを形成するようにしたバルコニーの
床構造に関する。
るバルコニーを形成するようにしたバルコニーの
床構造に関する。
家屋の外面には、隣り合う窓の間を遮り又家屋
の見映えを高める袖壁がときに利用され、又特に
集合住宅においては隣り合う住居を遮るために、
このような袖壁が多用される。
の見映えを高める袖壁がときに利用され、又特に
集合住宅においては隣り合う住居を遮るために、
このような袖壁が多用される。
他方、家屋の使い勝手を向上する等のために外
面から突出するバルコニーが用いられる。
面から突出するバルコニーが用いられる。
しかし従来、袖壁とバルコニーとは異なる付属
構造体と考えられ、夫々別の場所に設けられてい
た。
構造体と考えられ、夫々別の場所に設けられてい
た。
本考案は袖壁とバルコニーとを一体に形成する
ことにより、袖壁場所にもバルコニーを形成する
とともに、新規な外観を有するバルコニー付の袖
壁体を形成しうるバルコニーの床構造の提供を目
的としている。
ことにより、袖壁場所にもバルコニーを形成する
とともに、新規な外観を有するバルコニー付の袖
壁体を形成しうるバルコニーの床構造の提供を目
的としている。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
図において、バルコニーの床構造は、家屋の外
壁面２から外方に夫々等距離を隔てて並設される
２本の袖壁柱３，３、該袖壁柱３と前記外壁面２
との間を継ぐ継ぎ梁４、該継ぎ梁４の内端に設け
た取付金具７、この取付金具７により端部を保持
され外壁面２に沿う内の支持材６、袖壁柱３の外
向き面から外方に突出するバルコニー片持梁１
０、及びその外端を継ぐ外の支持材９を具えると
ともに、前記内の支持材６、外の支持材９間に根
太１１…を架け渡しており、又前記袖壁柱３と外
壁面２との間に側壁板１２を取付け、袖壁１３を
形成することによつて、第３図に示すように、バ
ルコニー付の袖壁体１４を形成できる。
壁面２から外方に夫々等距離を隔てて並設される
２本の袖壁柱３，３、該袖壁柱３と前記外壁面２
との間を継ぐ継ぎ梁４、該継ぎ梁４の内端に設け
た取付金具７、この取付金具７により端部を保持
され外壁面２に沿う内の支持材６、袖壁柱３の外
向き面から外方に突出するバルコニー片持梁１
０、及びその外端を継ぐ外の支持材９を具えると
ともに、前記内の支持材６、外の支持材９間に根
太１１…を架け渡しており、又前記袖壁柱３と外
壁面２との間に側壁板１２を取付け、袖壁１３を
形成することによつて、第３図に示すように、バ
ルコニー付の袖壁体１４を形成できる。
前記袖壁柱３は、家屋本体の布基礎に設ける突
出部２２，２２に立設されかつ屋根近傍に達する
高さの通し柱状をなし角鋼管を用いて形成され
る。又袖壁柱３は、前記外壁面２を形成する家屋
本体の柱２４に向き合うとともに、該柱２４，２
４間には他の柱２５が配設され、前記柱２４，２
５間に、壁パネル等の取付ることによつて、階
上、階下の前記外壁面２を形成する。なお本例で
は、階上の壁パネルには、柱２４と柱２５間に、
出入口形成用の開口部を設け、又前記柱２５に
は、中間梁１７が突設される。
出部２２，２２に立設されかつ屋根近傍に達する
高さの通し柱状をなし角鋼管を用いて形成され
る。又袖壁柱３は、前記外壁面２を形成する家屋
本体の柱２４に向き合うとともに、該柱２４，２
４間には他の柱２５が配設され、前記柱２４，２
５間に、壁パネル等の取付ることによつて、階
上、階下の前記外壁面２を形成する。なお本例で
は、階上の壁パネルには、柱２４と柱２５間に、
出入口形成用の開口部を設け、又前記柱２５に
は、中間梁１７が突設される。
袖壁柱３は、その下端の台板２７を前記突出部
２２に載置しかつ固定するとともに、その上端
と、バルコニーの床に位置する中間高さとを、連
結梁２９と、前記継ぎ梁４とを用いて柱２４，２
４に連結する。
２２に載置しかつ固定するとともに、その上端
と、バルコニーの床に位置する中間高さとを、連
結梁２９と、前記継ぎ梁４とを用いて柱２４，２
４に連結する。
連結梁２９は、柱２４の外向き面にボルト止め
する脚片３０にＩ形鋼を用いた基杆３１を突設し
ており、またそのウエブを袖壁柱３の内向き面に
突設した支持片３２にボルト止めすることによつ
て両者を結合する。
する脚片３０にＩ形鋼を用いた基杆３１を突設し
ており、またそのウエブを袖壁柱３の内向き面に
突設した支持片３２にボルト止めすることによつ
て両者を結合する。
前記継ぎ梁４は、柱２４にボルト止めする脚片
３４を内端に設ける基杆３５の外端に取付片３６
を溶着し、又取付片３６には、その４隅に透孔３
７…を透設する。なお継ぎ梁４内端の根元部に
は、他方の継ぎ梁４に向かつて水平に突出する受
片３９を有する前記取付金具７が夫々溶着され
る。
３４を内端に設ける基杆３５の外端に取付片３６
を溶着し、又取付片３６には、その４隅に透孔３
７…を透設する。なお継ぎ梁４内端の根元部に
は、他方の継ぎ梁４に向かつて水平に突出する受
片３９を有する前記取付金具７が夫々溶着され
る。
前記バルコニー片持梁１０は、前記取付片３６
と同形状の脚片４０を内端に有する基杆４１外端
に、該基杆４１と直角かつ垂直な結合片４３を取
付ける。又脚片４０の４隅の透孔４４は、取付片
３６の透孔３７に位置合わせされ、又袖壁柱３に
同配置の貫通孔４５…を設けることにより、透孔
４４、貫通孔４５、透孔３７を通る通しボルト４
６を用いて、継ぎ梁４の外端を袖壁柱３の内向き
面に、又バルコニー片持梁１０を袖壁柱３の外向
き面に夫々共付けし固定し、これによりバルコニ
ー片持梁１０は袖壁柱３の外向き面から外方に突
出する。
と同形状の脚片４０を内端に有する基杆４１外端
に、該基杆４１と直角かつ垂直な結合片４３を取
付ける。又脚片４０の４隅の透孔４４は、取付片
３６の透孔３７に位置合わせされ、又袖壁柱３に
同配置の貫通孔４５…を設けることにより、透孔
４４、貫通孔４５、透孔３７を通る通しボルト４
６を用いて、継ぎ梁４の外端を袖壁柱３の内向き
面に、又バルコニー片持梁１０を袖壁柱３の外向
き面に夫々共付けし固定し、これによりバルコニ
ー片持梁１０は袖壁柱３の外向き面から外方に突
出する。
又前記結合片４３，４３は、内向きの溝部４９
を具え飾り枠状の前記外の支持材９両端に設ける
Ｌ字の連結金具５０，５０を夫々ボルト結合する
ことによつて、外の支持材９を外壁面２と平行に
取付けうる。又外の支持材９には、その中間位置
に突片５２が突設され該突片５２は、前記中間梁
１７外端にボルト止めする。
を具え飾り枠状の前記外の支持材９両端に設ける
Ｌ字の連結金具５０，５０を夫々ボルト結合する
ことによつて、外の支持材９を外壁面２と平行に
取付けうる。又外の支持材９には、その中間位置
に突片５２が突設され該突片５２は、前記中間梁
１７外端にボルト止めする。
なお中間梁１７は、前記柱２５にボルトを用い
て固定する脚片５４に、取付けによつてバルコニ
ー片持梁１０と外端がほぼ揃う長さの基杆５５を
突設するとともに、その根元部両側には、夫々側
方にかつ前記受片３９に向かつて突出する受片５
６，５６を有する取付金具５７が溶着される。
て固定する脚片５４に、取付けによつてバルコニ
ー片持梁１０と外端がほぼ揃う長さの基杆５５を
突設するとともに、その根元部両側には、夫々側
方にかつ前記受片３９に向かつて突出する受片５
６，５６を有する取付金具５７が溶着される。
又夫々向き合う受片３９，５６間には、水平な
載置片５９の背縁に立片６０を立上げる断面Ｌ字
の内の支持材６，６が、夫々外壁面２と平行にか
つ外壁面２に沿つて載置され固定する。
載置片５９の背縁に立片６０を立上げる断面Ｌ字
の内の支持材６，６が、夫々外壁面２と平行にか
つ外壁面２に沿つて載置され固定する。
又内の支持材６の載置片５９は、外壁面２と直
角な根太１１…の一端を支持するとともに、その
他端は外の支持材９の溝部４９内で支持させるこ
とにより、該根太１１は、内、外の支持材６，９
間に架設される。又根太１１上には床板などを敷
設するとともに、手すり６１を設けることによつ
てバルコニーが形成される。
角な根太１１…の一端を支持するとともに、その
他端は外の支持材９の溝部４９内で支持させるこ
とにより、該根太１１は、内、外の支持材６，９
間に架設される。又根太１１上には床板などを敷
設するとともに、手すり６１を設けることによつ
てバルコニーが形成される。
又前記袖壁柱３と外壁面２との間には、前記継
ぎ梁４上下において側壁板１２を取付けることに
よつて、階下から階上にのびる前記袖壁１３が形
成される。なお袖壁柱３、柱２４，２５の外向き
面には、側壁板１２等を取付けるための下地板６
３，６４が添設される。
ぎ梁４上下において側壁板１２を取付けることに
よつて、階下から階上にのびる前記袖壁１３が形
成される。なお袖壁柱３、柱２４，２５の外向き
面には、側壁板１２等を取付けるための下地板６
３，６４が添設される。
このように、袖壁柱３を、継ぎ梁４、連結梁２
９を用いて外壁面２に固定するとともに、バルコ
ニー片持梁１０、内、外の支持材６，９を取付け
又根太１１を架け渡したうえ、床体をその上面に
載設することにより、バルコニーを形成し、又外
壁面２と袖壁柱３との間に側壁板１２を取付け袖
壁１３を形成できる。その結果、袖壁１３とバル
コニーとが一体化したバルコニー付きの袖壁体１
４が形成される。
９を用いて外壁面２に固定するとともに、バルコ
ニー片持梁１０、内、外の支持材６，９を取付け
又根太１１を架け渡したうえ、床体をその上面に
載設することにより、バルコニーを形成し、又外
壁面２と袖壁柱３との間に側壁板１２を取付け袖
壁１３を形成できる。その結果、袖壁１３とバル
コニーとが一体化したバルコニー付きの袖壁体１
４が形成される。
このように本考案のバルコニーの床構造は、家
屋の外壁面から離れて立設され側壁板を取付ける
ことにより袖壁を形成する袖壁柱に、継ぎ梁、バ
ルコニー片持梁、内、外の支持材、根太等を用い
てバルコニーの床を形成できる。従つて、袖壁部
分にもバルコニーの形成を可能とし、家屋構造の
融通性を増し、しかも新しい外観の家屋を形成し
うる他、バルコニーの側部に袖壁を設けることに
よつて、隣家等の視界を遮ることも可能となり、
集合住宅等において特に好適に使用しうる。
屋の外壁面から離れて立設され側壁板を取付ける
ことにより袖壁を形成する袖壁柱に、継ぎ梁、バ
ルコニー片持梁、内、外の支持材、根太等を用い
てバルコニーの床を形成できる。従つて、袖壁部
分にもバルコニーの形成を可能とし、家屋構造の
融通性を増し、しかも新しい外観の家屋を形成し
うる他、バルコニーの側部に袖壁を設けることに
よつて、隣家等の視界を遮ることも可能となり、
集合住宅等において特に好適に使用しうる。
第１図は本考案の一実施例を示す側面図、第２
図はその分解斜視図、第３図は形成されるバルコ
ニーを例示する斜視図である。 ２……外壁面、３……袖壁柱、４……継ぎ梁、
６……内の支持材、７……取付金具、９……外の
支持材、１０……バルコニー片持梁、１１……根
太、１２……側壁板、１３……袖壁、１４……バ
ルコニー付の袖壁体、１７……中間梁、３６……
取付片、４０……脚片。
図はその分解斜視図、第３図は形成されるバルコ
ニーを例示する斜視図である。 ２……外壁面、３……袖壁柱、４……継ぎ梁、
６……内の支持材、７……取付金具、９……外の
支持材、１０……バルコニー片持梁、１１……根
太、１２……側壁板、１３……袖壁、１４……バ
ルコニー付の袖壁体、１７……中間梁、３６……
取付片、４０……脚片。
Claims (1)
- 家屋の外壁面から外方に夫々等距離を隔てて並
設される２本の袖壁柱、該袖壁柱と前記外壁面と
の間に夫々架け渡される継ぎ梁、この継ぎ梁の内
端に固定される取付金具、この取付金具に端部を
保持されかつ前記外壁面に沿う内の支持材、前記
袖壁柱の外向き面から外方に突出するバルコニー
片持梁、および該バルコニー片持梁の外端を継ぐ
外の支持材を具えるとともに、前記継ぎ梁の上下
かつ前記袖壁柱と前記外壁面との間に側壁板を配
することにより袖壁を形成するとともに、前記内
の支持材と外の支持材との間に根太を架け渡して
なるバルコニーの床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17441585U JPH0326804Y2 (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17441585U JPH0326804Y2 (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6280903U JPS6280903U (ja) | 1987-05-23 |
| JPH0326804Y2 true JPH0326804Y2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=31112776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17441585U Expired JPH0326804Y2 (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0326804Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0544402Y2 (ja) * | 1988-05-27 | 1993-11-11 |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP17441585U patent/JPH0326804Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6280903U (ja) | 1987-05-23 |
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