JPH0699130A - デザイン壁施工方法 - Google Patents

デザイン壁施工方法

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JPH0699130A
JPH0699130A JP27495692A JP27495692A JPH0699130A JP H0699130 A JPH0699130 A JP H0699130A JP 27495692 A JP27495692 A JP 27495692A JP 27495692 A JP27495692 A JP 27495692A JP H0699130 A JPH0699130 A JP H0699130A
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JP
Japan
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resin material
base surface
edging
decorative
aggregate
Prior art date
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Pending
Application number
JP27495692A
Other languages
English (en)
Inventor
Daikichi Suematsu
大吉 末松
Chitoshi Taniguchi
千年 谷口
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑なデザインや特定品の製作に際し、型紙
を使用するよりも手間やコスト面で有利に製作でき、ま
た、下地面の状態に影響されることなく、確実できれい
な縁取り部を形成できるように 【構成】 縁取り部3a,3bによって複数の装飾面4
a,4b,4cに区画されたデザイン壁4を下地面2上
に製作するデザイン壁施工方法であって、乾燥すること
によって剥離性を持つ剥離性樹脂材3を縁取り下地面2
0に塗布する。次に、剥離性樹脂材3が乾燥したのち、
各装飾下地面21,22,23に、所定の色彩を持った
骨材含有塗材40,41,42を塗布する。次に、その
骨材含有塗材40,41,42が乾燥したのち、前記剥
離性樹脂材3を縁取り下地面20から剥離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面(床面や天井面を
含む)を、骨材含有塗材を用いてデザイン壁に装飾する
際の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、壁面をデザイン壁に装飾する場
合、まず、縁取り部を形成する型紙を縁取り下地面に貼
り付け、次に、この型紙によって区画された各装飾下地
面に、所定の色彩を持った骨材含有塗材を塗布し、この
骨材含有塗材が乾燥したのち、前記型紙を剥離する方法
で製作されていた。
【0003】前記型紙は、型紙基材を縁取り部の形状に
対応して打ち抜き等で切り取ったものであり、その裏面
が粘着面に形成され、この粘着面によって下地面に貼り
付けるようになっている。従って、この型紙を用いた場
合、そのデザインが単純模様の繰返しで、規格化されて
いるような場合には、この型紙を多量に作っておけば、
能率的に作業ができるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように型紙を用いた場合、そのデザインが複雑であった
り、注文形態が特定品(単品)であるような場合には、
そのためだけに型紙を作る必要が生じ、その型紙製作に
多大の手間を要すると共に、コスト的にも不利になると
いう問題があった。
【0005】又、型紙は、その裏面の粘着面によって下
地面に貼り付けるものであるが、下地面が刷毛引き仕上
げによる凹凸のある粗面であるような場合、また、多数
のブロックを積み重ねたブロック塀のように、その積み
重ね時にブロックが前後に位置ズレして表面が不揃いに
なっているような場合、型紙の貼り付けが不確実にな
る。このため、型紙が下地面から浮き上がり状態となっ
て、型紙と下地面との間に隙間が生じ、後の工程で、各
装飾下地面に骨材含有塗材を塗布した際、この隙間に骨
材含有塗材が侵入する。従って、型紙を剥離したとき
に、縁取り部に骨材含有塗材が張り出したり、縁取り部
が埋まってしまうなど、その補修に無駄な手間がかかっ
てしまうという問題があった。
【0006】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目し、複雑なデザインや特定品の製作に際し、型紙を使
用するよりも手間やコスト面で有利に製作でき、また、
下地面の状態に影響されることなく、確実できれいな縁
取り部を形成できるようにしたデザイン壁施工方法を提
供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のデザイン壁施工方法では、縁取り部によ
って複数の装飾面に区画されたデザイン壁を下地面上に
製作するデザイン壁施工方法であって、乾燥することに
よって剥離性を持つ剥離性樹脂材を、縁取り下地面に塗
布する。次に、剥離性樹脂材が乾燥したのち、各装飾下
地面に、所定の色彩を持った骨材含有塗材を塗布する。
次に、骨材含有塗材が乾燥したのち、前記剥離性樹脂材
を縁取り下地面から剥離することとした。
【0008】
【作用】本発明のデザイン壁施工方法では、乾燥するこ
とによって剥離性を持つ剥離性樹脂材を用いて縁取り部
を形成することに特徴がある。即ち、この剥離性樹脂材
を縁取り下地面に直接に塗布し、この剥離性樹脂材を型
紙の代わりとして使用する。従って、型紙を使用する必
要がないし、複雑なデザインであっても、その場で対応
できるし、注文の意向に沿って描くことができる。
【0009】また、樹脂材を下地面に直接に塗布するた
め、下地面に凹凸がある場合でも、その凹凸に沿って塗
布することができる。従って、後の工程で、各装飾面を
形成した際、縁取り部に骨材含有塗材が張り出したり、
縁取り部が埋まってしまうといった不具合がない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。図1は本実施例の施工方法を示す工程説明図であ
る。
【0011】この実施例では、図1−イのように、コン
クリート壁面を素地面1とし、この素地面1に、図1−
ロのように、黒色でスプレー塗装したものを下地面2と
している。尚、この下地面2としては、素地面(コンク
リート壁面、ブロック壁面、金属壁面、ガラス壁面、板
木壁面等)をスプレー塗装したもの以外に、素地面をそ
のまま下地面としたり、又、素地面にモルタルをコテ塗
りしたもの等を下地面としてもよい。
【0012】また、本実施例では、図1−ホで示すよう
に、方形面の中に円形を描き、この円形の中に三角形を
描くことによって、円形縁取り部3a及び三角形縁取り
部3bにより区画された外枠装飾面4a、3個の三日月
状装飾面4b、三角形装飾面4cが形成されたデザイン
壁4を製作するようにしている。
【0013】そして、施工に際しては、図1−ハのよう
に、縁取り部3a,3bとなる下地面部分(縁取り下地
面20)に、乾燥することによって剥離性を持つ剥離性
樹脂材3を塗布する。この場合、所定のデザインに従っ
て下地面2上の縁取り下地面20となる部分に、予め下
書30きをしておき、この下書き30に沿って剥離性樹
脂材3を塗布する。
【0014】前記剥離性樹脂材3としては、例えば、塩
化ビニル・酢酸ビニル共重合体、アクリル・シリコン共
重合体、ポリビニルアルコール系、ポリエステル系樹脂
等を主剤とし、これに可塑剤、耐寒剤、紫外線吸収剤等
を添加したものを用いることができる。
【0015】又、実施例では、この剥離性樹脂材3を刷
毛によって塗布するようにしており、この場合、図2
(図1のA部拡大図)に示すように、縁取り下地面2a
から故意に張り出す状態に剥離性樹脂材3を塗布し、剥
離性樹脂材3が乾燥したのち、その張り出し部分をカッ
ターナイフ等で切除するようにしている。これにより、
剥離性樹脂材3をラフに塗布することができるし、剥離
性樹脂材3の縁をきれいに仕上げることができる。又、
この切除に際し、縁取り部3aの幅で2枚のカッター刃
を並設したカッターナイフを用いれば、カッターナイフ
を一度入れるだけで、剥離性樹脂材3の幅を、縁取り部
3aの幅に対応して一定幅に揃えることができる。
【0016】次に、図1−ニのように、剥離性樹脂材3
が乾燥したのち、装飾面4a,4b,4cとなる下地面
部分(装飾下地面21,22,23)に、所定の色彩を
持った骨材含有塗材40,41,42を所定の厚みで
(5mm〜20mm程度)塗布する。尚、実施例では、
外枠装飾面4aを白色、3個の三日月状装飾面4bを黄
色、三角形装飾面4cを赤色にしている。
【0017】前記骨材含有塗材40,41,42として
は、例えば、セラミック系細骨材や天然石細骨材(ガー
ネット)等をアクリル系樹脂やメチルメタアクリレート
樹脂に混合したものが用いられ、無機系顔料によって着
色されているため、変色はない。
【0018】次に、図1−ホのように、骨材含有塗材4
0,41,42が乾燥したのち、前記剥離性樹脂材3を
縁取り下地面20から剥離するもので、これによりデザ
イン壁4の製作が完了する。この場合、縁取り部3a,
3bには、黒色でスプレー塗装した下地面2が現われる
ことになる。尚、下地面2に予め着色していない場合、
剥離性樹脂材3を縁取り下地面20から剥離したのち、
縁取り部3a,3bに着色してもよい。
【0019】従って、本実施例の施工方法では、剥離性
樹脂材3を縁取り下地面20に直接に塗布し、この剥離
性樹脂材3を型紙の代わりとして使用しているため、型
紙を使用する必要がないし、複雑なデザインであって
も、その場で対応できるし、注文の意向に沿って描くこ
とができる。
【0020】また、剥離性樹脂材3を下地面2に直接に
塗布するため、下地面2に凹凸がある場合でも、その凹
凸に沿って塗布することができる。従って、後の工程
で、各装飾面4a,4b,4cを形成した際、縁取り部
3a,3bに骨材含有塗材40,41,42が張り出し
たり、縁取り部3a,3bが埋まってしまうという不具
合がない。
【0021】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、本発明の具体的な構成は前記実施例に限定される
ものではなく、例えば、剥離性樹脂材の塗布に際し、こ
の剥離性樹脂材をチューブ容器に収容し、このチューブ
容器から押し出しながら塗布していくようにしてもよ
い。この場合、剥離性樹脂材を一定幅で押し出せる口金
を取り付ければ、より能率的かつ簡単に塗布作業を行な
うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のデザ
イン壁施工方法にあっては、剥離性樹脂材を縁取り下地
面に塗布することによって縁取り部を形成するため、複
雑なデザインや特定品の製作に際し、型紙を使用するよ
りも手間やコスト面で有利に製作でき、また、下地面の
状態に影響されることなく、確実できれいな縁取り部を
形成できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のデザイン壁施工方法を示す工程説明
図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【符号の説明】
2 下地面 20 縁取り下地面 21 装飾下地面 22 装飾下地面 23 装飾下地面 3 剥離性樹脂材 3a 円形縁取り部 3b 三角形縁取り部 4 デザイン壁 4a 外枠装飾面 4b 三日月状装飾面 4c 三角形装飾面 40 骨材含有塗材 41 骨材含有塗材 42 骨材含有塗材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縁取り部によって複数の装飾面に区画さ
    れたデザイン壁を下地面上に製作するデザイン壁施工方
    法であって、 乾燥することによって剥離性を持つ剥離性樹脂材を、縁
    取り下地面に塗布する。次に、剥離性樹脂材が乾燥した
    のち、各装飾下地面に、所定の色彩を持った骨材含有塗
    材を塗布する。次に、骨材含有塗材が乾燥したのち、前
    記剥離性樹脂材を縁取り下地面から剥離することを特徴
    としたデザイン壁施工方法。
JP27495692A 1992-09-18 1992-09-18 デザイン壁施工方法 Pending JPH0699130A (ja)

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JP27495692A JPH0699130A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 デザイン壁施工方法

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JP27495692A Pending JPH0699130A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 デザイン壁施工方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0386973A2 (en) * 1989-03-08 1990-09-12 MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. Preparation process of thermoplastic resin composite
JP2016123903A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社壁紙革命 塗装方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62221472A (ja) * 1986-03-25 1987-09-29 Koatsu Kako Kk ***模様の形成方法
JPS62250977A (ja) * 1986-04-24 1987-10-31 Shikoku Chem Corp 浮出し模様を呈する壁面仕上げ法
JPS63261049A (ja) * 1987-04-06 1988-10-27 大阪セメント株式会社 外壁の内断熱湿式工法

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