JPH0690592B2 - ホログラムシール - Google Patents

ホログラムシール

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JPH0690592B2
JPH0690592B2 JP59129271A JP12927184A JPH0690592B2 JP H0690592 B2 JPH0690592 B2 JP H0690592B2 JP 59129271 A JP59129271 A JP 59129271A JP 12927184 A JP12927184 A JP 12927184A JP H0690592 B2 JPH0690592 B2 JP H0690592B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、外部から見える位置にホログラムが設けられ
ているシールに関し、さらに詳しくは、特定の樹脂によ
って形成されたホログラム層および反射性金属薄膜層が
設けられているシールに関する。
[発明の技術的背景およびその問題点] レコードジャケット、本の表紙、銀行通帳等の表面に
は、種々の絵あるいは写真などが印刷されて美観が付さ
れている。しかし、このような絵あるいは写真は、平面
的な視感を与えるだけで立体的な視感には欠けている。
このようなレコードジャケット、本の表紙などの表面に
ホログラムを設ければ、立体的な視感を与えることが可
能となる。また、子供の玩具などとしても興味深いもの
が得られる。
ところでホログラフィーとは、物体からの光の波面を記
録する新しい技術であって、この技術によって作られた
ホログラムによれば、立体像を再生することができしか
も多重記録も可能となる。
またホログラムの記録の一方法として物体からの光の波
面に相当する干渉縞を材料表面の凹凸模様で記録するこ
とができ、このホログラムは大量複製が容易である。
このようなホログラムを、たとえばレコードジャケッ
ト、本の表紙などの物品上に設ければ、美しさおよび目
新しさを備えたものが得られる。
従来、ホログラムをレコードジャケットなどの物品表面
に設けるには、複製されたホログラムを接着剤層を介し
てこれらの物品表面に貼着させていた。ところで一般
に、物品表面にある物を貼着させる際には、熱をかける
と接着時間が短縮できしかも強い接着力が得られること
が多い。ところが従来のホログラムは、熱可塑性樹脂に
よって形成されているため、貼着時に熱をかけると物体
からの光の波面に相当する干渉縞である凹凸模様が一部
消滅してしまうという重大な問題点があった。
また、同時にホログラムが熱可塑性樹脂によって形成さ
れているため、一般に硬度の点で劣り表面が傷つきやす
いとともに溶剤に対して充分な抵抗性を有していないと
いう問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、これら従来技術に伴う問題点を解決しようと
するものであり、以下のような目的を有する。
(a)耐熱性に優れたホログラムを提供でき、したがつ
て貼着時に熱をかけることが可能なホログラムシールを
提供すること。
(b)表面が硬く、したがつて表面が傷にくいホログラ
ムを提供できるホログラムシールを提供すること。
(c)耐溶剤性に優れたホログラムを提供できるホログ
ラムシールを提供すること。
〔発明の概要〕
本発明に係るホログラムシールは、感熱接着層上に、反
射性金属薄膜層およびホログラム層が設けられているホ
ログラムシールであって、前記ホログラム層が、熱成形
性を有し固体状の紫外線硬化性樹脂または電子線硬化性
樹脂フィルムと、表面に物体からの光の波面に相当する
干渉縞が凹凸の形でホログラムに形成されているホログ
ラム原版とを、前記硬化性樹脂フィルムが加熱されてい
る条件下で、前記ホログラム原版に接するように圧接さ
せて、前記硬化性樹脂フィルムに凹凸を形成し、次い
で、紫外線または電子線を照射して硬化されていること
を特徴としている。
〔発明の具体的説明〕
以下、本発明を図面に示す具体例について説明する。
本発明に係る第1の態様のホログラムシール1aは、その
その断面図が第1図に示されるように、剥離紙2上に、
粘着剤層3を介して、反射性金属薄膜層4およびホログ
ラム層5がこの順序で設けられている。ホログラム層5
においては、物体からの光の波面に相当する干渉縞であ
る凹凸模様は、反射性金属薄膜層4と接する側に設けら
ている。また、必要に応じてホログラム層5上にはオー
バーシート6が設けられていてもよい。場合によって
は、粘着剤層3と反射性金属薄膜層4との間には、両者
の接着性を高めるためのアンカー層7が設けられていて
もよい。また、場合によっては、オーバーシート6上に
さらに容易に剥離しうる保護シート8を設けることもで
きる。
剥離紙2としては、シリコン系樹脂、ワックス、パラフ
ィン類などを紙またはフィルムなどの基材に加工したも
のが用いられる。
粘着剤層としては、アクリル系、ゴム系などの一般的な
粘着剤が広く用いられうる。
ホログラム層5は、熱成形性を有する紫外線または電子
線で硬化する樹脂あるいは熱成形性を有する熱硬化性樹
脂を硬化させた樹脂で構成されており、これら樹脂の表
面にホログラムが凹凸模様で形成されている このホログラム層5は、後述するが、物体からの光の波
面に相当する干渉縞が凹凸模様で表面に形成されたホロ
グラム原版を用いた複製法により形成する。ホログラム
層5の厚みは、0.1〜50μm、望ましくは0.5〜5μmで
あることが好ましい。
本発明に使用可能なホログラム層用の樹脂は、ホログラ
ムの成形(複製)時には熱成形可能であり、ホログラム
成形後つまり転写時には、転写の際の熱に耐えるだけの
耐熱性を有することが必要である。このような樹脂とし
ては、いわゆる紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、
熱硬化性樹脂、自然硬化型の反応性の樹脂層などが用い
られうる。特に生産性を考慮した場合、紫外線もしくは
電子線で硬化する樹脂が適している。
このような樹脂としては、具体的には、たとえばメチル
メタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、エチルメタクリレート、プロピルアクリレート、
プロピルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチル
メタクリレート、イソブチルアクリレート、イソブチル
メタクリレート、t−ブチルアクリレート、t−ブチル
メタクリレート、イソアミルアクリレート、イソアミル
メタクリレート、シクロヘキシルアクリレート、シクロ
ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルメタクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、エチレングリコールジメタク
リレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポ
リエチレングリコールジメタクリレート、ヘキサンジオ
ールジアクリレート、ヘキサンジオールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、トリメチロール
プロパンジアクリレート、トリメチロールプロパンジメ
タクリレート、/ペンタエリスリトールテトラアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリメタクリレート、ジペンタエリスリトールヘ
キサアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサメタ
クリレート、エチレングリコールジグリシジルエーテル
ジアクリレート、エチレングリコールジグリシジルエー
テルジメタクリレート、ポリエチレングリコールジグリ
シジルエーテルジアクリレート、ポリエチレングリコー
ルジグリシジルエーテルジメタクリレート、プロピルグ
リコールジグリシジルエーテルジアクリレート、プロピ
ルグリコールジグリシジルエーテルジメタクリレート、
ポリプロピレングリコールジグリジルエーテルジアクリ
レート、ポリプロピレングリコールジグリジルエーテル
ジメタクリレート、ソルビトールテトラグリジルエーテ
ルテトラアクリレート、ソルビトールテトラグリジルエ
ーテルテトラメタクリレートなどのラジカル重合性不飽
和基を有する単量体が用いられうる。
さらに本発明においては、熱成形性を有する紫外線また
は電子線硬化性樹脂を用いることができる。このような
樹脂としては、以下の化合物〜を重合もしくは共重
合させた重合体に対し、後述する方法(イ)〜(ニ)に
よりラジカル性不飽和基を導入したものが用いられる。
水酸基を有する単量体:N-メチロールアクリルアミ
ド、2-ヒドロキシエチルアクリレート、2-ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2-ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2-ヒドロキシプロピルメタクリレート、2-ヒドロキ
シブチルアクリレート、2-ヒドロキシブチルメタクリレ
ート、2-ヒドロキシ‐3-フェノキシプロピルメタクリレ
ート、2-ヒドロキシ‐3-フェノキシプロピルアクリレー
トなど。
カルボキシル基を有する単量体:アクリル酸、メタク
リル酸、アクリロイルオキシエチルモノサクシネートな
ど。
エポキシ基を有する単量体:グリシジルメタクリレー
トなど。
アジリジニル基を有する単量体:2-アジリジニルエチ
ルメタクリレート、2-アジリジニルプロピオン酸アリル
など。
アミノ基を有する単量体:アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、ダイアセトンアクリルアミド、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタク
リレートなど。
スルフォン基を有する単量体:2-アクリルアミド‐2-
メチルプロパンスルフォン酸など。
イソシアネート基を有する単量体:2,4-トルエンジイ
ソシアネートと2-ヒドロキシエチルアクリレートの1モ
ル対1モル付加物などのジイソシアネートと活性水素を
有するラジカル重合性単量体の付加物など。
さらに、上記の共重合体のガラス転移点を調節した
り、硬化膜の物性を調節したりするために、上記の化合
物と、この化合物と共重合可能な以下のような単量体と
を共重合させることができる。このような共重合可能な
単量体としては、たとえばメチルメタクリレート、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリ
レート、プロピルアクリレート、プロピルメタクリレー
ト、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、イソ
ブチルアクリレート、イソブチルメタクリレート、t−
ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレート、イソ
アミルアクリレート、イソアミルメタクリレート、シク
ロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレー
ト、2-エチルヘキシルアクリレート、2-エチルヘキシル
メタクリレートなどが挙げられる。
次に上述のようにして得られた重合体を以下に述べる方
法(イ)〜(ニ)により反応させ、ラジカル重合性不飽
和基を導入することによつて、熱成形性を有する紫外線
もしくは電子線硬化樹脂が得られる。
(イ)水酸基を有する単量体の重合体または共重合体の
場合には、アクリル酸、メタクリル酸などのカルボキシ
ル基を有する単量体などを縮合反応させる。
(ロ)カルボキシル基、スルフォン基を有する単量体の
重合体または共重合体の場合には、前述の水酸基を有す
る単量体を縮合反応させる。
(ハ)エポキシ基、イソシアネート基あるいはアジリジ
ニル基を有する単量体の重合体または共重合体の場合に
は、前述の水酸基を有する単量体もしくはカルボキシル
基を有する単量体を付加反応させる。
(ニ)水酸基あるいはカルボキシル基を有する単量体ま
たは共重合体の場合には、エポキシ基を有する単量体あ
るいはアジリジニル基を有する単量体あるいはジイソシ
アネート化合物と水酸基含有アクリル酸エステル単量体
の1対1モルの付加物を付加反応させても良い。
またさらに、前述の単量体と、上記の成形性の紫外線ま
たは電子線硬化性樹脂とを混合して用いることもでき
る。
また、上記のものは電子線により十分に硬化可能である
が、紫外線照射で硬化させる場合には、増感剤としてベ
ンゾキノン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテルな
どのベンゾインエーテル類、ハロゲン化アセトフェノン
類、ピアチル類などの紫外線照射によりラジカルを発生
するものも用いることができる。
反射性金属薄膜層4は、ホログラム層5に反射性を与え
るためのものであって、Cr,Ti,Fe,Co,Ni,Cu,Ag,Au,Ge,A
l,Mg,Sb,Pb,Pd,Cd,Bi,Sn,Se,In,Ga,Rbなどの金属および
その酸化物、窒化物などを単独もしくは2種以上組合せ
て用いて形成される。これらの金属のうちAl,Cr,Ni,Ag,
Auなどがとくに好ましい。
この反射性金属薄膜層4の膜厚は、10〜10,000Å望まし
くは200〜2000Åであることが望ましい。
この反射性金属薄膜層4は必ずしもなくてもよい場合が
あるが、存在することが好ましい。
オーバーシート6は、ホログラム層5を保護するととも
にカード全体の機械的強度を上げる働きをしており、ホ
ログラム層5を外部から見える状態に保つために透明度
の高い材料から構成されていることが好ましい。このオ
ーバーシート6としては、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ルアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、アミド系樹脂、ウ
レタン系樹脂などを用いることができる。オーバーシー
ト6の膜厚は、0.2〜200μmであることが好ましい。
アンカー層7は、反射性金属薄膜層4と粘着剤層3との
間の接着性を高める役割を果している。アンカー層7と
しては、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル系
樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル
系樹脂などの従来既知のものが広く使用できる。このア
ンカー層の膜厚は、0.02〜10μm、望ましくは0.2〜2
μmであることが好ましい。
保護シート8としては、弱粘着加工された各種フィルム
などが用いられる。
次に本発明に係る第2の態様のホログラムシール1bにつ
いて説明する。このホログラムシール1bは、その断面図
が第2図に示されるように、感熱接着層9上に、反射性
金属薄膜層4およびホログラム層5がこの順序で設けら
れている。ホログラム層5においては、凹凸模様は反射
性金属薄膜層4と接する側に設けられている。また必要
に応じて、ホログラム層5上にはオーバーシート6が設
けられていてもよく、さらに感熱接着層9と反射性金属
薄膜層4との間には、両者の接着性を高めるためのアン
カー層7が設けられていてもよい。また場合によっては
オーバーシート6上にさらに容易に剥離しうる保護シー
ト8を設けることもできる。
感熱接着層9としては、オレフィン系樹脂、ビニル系樹
脂、アクリル系樹脂、アミド系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ゴム系樹脂、スチレン共重合樹脂などの従来既知の
ものが用いられ得る。
なお、反射性金属薄膜層4、ホログラム層5、オーバー
シート6およびアンカー層7は、本発明に係る第1の態
様のホログラムシール1aと同様である。
次に、本発明に係るホログラムシールの製造方法の1例
について説明する。
第1の態様のホログラムシールは、以下のようにして形
成される。すなわち、ホログラム転写基材シート上に、
必要に応じて剥離層およびオーバープリント層を介し
て、前述の樹脂を設けてホログラム形成用フィルムを形
成し、このホログラム形成用フィルムとホログラム原版
とを、該フィルムの樹脂層がホログラム原版に接するよ
うにして加熱圧接させつつ、紫外線または電子線を照射
するか熱をさらに加えて前記樹脂を硬化させて、前記樹
脂表面に凹凸模様を形成する。
ホログラム原版とホログラム形成用フィルムとを加熱圧
接するに際しては、加熱ロールなどの加熱圧接手段を用
いることができ、この際加熱ロールの温度は、用いられ
るべき樹脂の種類、ベースフィルムの材料、厚みなどに
よって大きく変化するが、一般的には、100〜200℃であ
ることが適当である。また、ホログラム原版とホログラ
ム形成用フィルムとは0.1kg/cm2以上、望ましくは1kg/c
m2以上の圧力下に圧接することが好ましい。
この際に、紫外線または電子線を照射する場合には、そ
の照射強度はホログラム原版のホログラムの凹凸を成形
したフィルムを版より剥離した後に再度照射しても良
く、樹脂を十分に硬化させることが好ましい。紫外線、
電子線の照射量は、使用する樹脂に応じて適宜決めるこ
とが必要である。
なお熱成形性の紫外線または電子線硬化性樹脂を用いて
ホログラムを成形する場合には、従来の一般の熱可塑性
樹脂を用いた場合と同様に加熱圧接下でホログラムの凹
凸を成形しその状態で冷却した後フィルムを剥離し、ホ
ログラムを複製しても良く、その後に紫外線または電子
線を照射し、樹脂を硬化させてもよい。
次に、反射性金属薄膜層4を被着させる。この反射性金
属薄膜層は、スパッタリング法、イオンプレーティング
法、真空蒸着法などによつてホログラム層上に設けるこ
とができる。
次いで、この反射性金属薄膜層4上に、必要に応じてア
ンカー層を設けた後に、粘着剤層を設けて、ホログラム
転写シートを作成する。
次に、このホログラム転写シートを剥離紙2上に転写す
れば、本発明に係る第1の態様のホログラムシールが得
られる。
第2の態様のホログラムシールは、以下のようにして形
成される。すなわち、第1の態様のホログラムシールと
同様にして、ホログラム転写基材シート上に、剥離層、
オーバープリント層、前述の樹脂、反射性金属薄膜層お
よびアンカー層を形成してホログラム転写シートを作成
し、このホログラム転写シートを感熱接着剤層上に転写
すればよい。
なお、従来用いられてきた種類の紫外線硬化性樹脂およ
び電子線硬化性樹脂は、一般に液体状態にあるため、基
材フィルム上に塗布した場合に著しくべたつき、したが
つて基材フィルム上に従来の紫外線または電子線硬化性
樹脂を塗布してなるホログラム形成用フィルムは巻き取
って保管することができず、ホログラム原版と接触する
直前に基材基材フィルム上にいちいち紫外線硬化性樹脂
を塗布してホログラム形成用フィルムを形成しなければ
ならないという問題点があったが、本発明に係るホログ
ラム形成用フィルムは、特定の樹脂により形成されてい
るためべとつくことがなく、巻き取って保管することが
できるという利点を有している。
〔発明の効果〕
本発明に係るホログラムシールは、そのホログラム層が
特定の樹脂により形成されているので、以下のような効
果が得られる。
(a)耐熱性に優れたホログラムが提供され、貼着時に
熱をかけて形成することができる。
(b)表面が硬く、傷つきにくいホログラムが得られ
る。
(c)耐溶剤性に優れたホログラムが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明に係るホログラムシール
の断面図である。 1……ホログラムシール、2……剥離層、3……粘着剤
層、4……反射性金属薄膜層、5……ホログラム層、6
……オーバーシート、7……アンカー層、8……保護
層、9……感熱接着層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱接着層上に、反射性金属薄膜層および
    ホログラム層が設けられているホログラムシールであっ
    て、前記ホログラム層が、熱成形性を有し固体状の紫外
    線硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂フィルムと、表面
    に物体からの光の波面に相当する干渉縞が凹凸の形でホ
    ログラムに形成されているホログラム原版とを、前記硬
    化性樹脂フィルムが加熱されている条件下で、前記ホロ
    グラム原版に接するようにして圧接させて、前記硬化性
    樹脂フィルムに凹凸を形成し、次いで、紫外線または電
    子線を照射して硬化されていることを特徴とするホログ
    ラムシール。
JP59129271A 1984-06-25 1984-06-25 ホログラムシール Expired - Lifetime JPH0690592B2 (ja)

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