JPH0547108Y2 - - Google Patents

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JPH0547108Y2
JPH0547108Y2 JP1986031282U JP3128286U JPH0547108Y2 JP H0547108 Y2 JPH0547108 Y2 JP H0547108Y2 JP 1986031282 U JP1986031282 U JP 1986031282U JP 3128286 U JP3128286 U JP 3128286U JP H0547108 Y2 JPH0547108 Y2 JP H0547108Y2
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meth
acrylate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ホログラム付き包装材料に関し、更
に詳しくは、ホログラムによつて優れた立体的且
つ美粧的効果を有する包装材料に関する。 (従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) ホログラフイーとは、物体からの光の波面の様
子を記録再生する新しい技術であつて、この技術
によつて作られたホログラム(物体からの光の波
面の様子を光の干渉により生じた干渉縞の形で記
録した材料)によれば、立体像を再生することが
出来、しかも多重記録も可能となる。又、ホログ
ラムの記録の一方法として、干渉縞を材料表面の
微小凹凸形状で記録することが出来、このホログ
ラムは大量複製が容易である為、種々の用途に広
く使用されつつある。 ところで、従来、煙草、酒等の嗜好品、菓子、
牛乳等の食品、本、フロツピーデスク、鉛筆、ノ
ート等の事務用品、衣類、靴、帽子、装飾品等の
生活用品、その他種々の物品、特に小売店で販売
される様な物品の包装材料においては、これらの
包装材料はその審美性や意匠的価値を高める為に
種々の美粧的工夫が付与されているが、いずれに
しても平面的であり過ぎ、従つて、優れた立体
感、意匠性或は高級感を現出することが出来ない
と云う問題がある。 (問題点を解決する為の手段) 本考案は上記の如き従来の包装材料に更に優れ
た美粧的及び意匠的硬化を付与すべく研究の結
果、本考案に到達した。 すなわち、本考案は、包装材料の基材の一部又
は全面に、レリーフ面を有するホログラム形成層
と、該ホログラム形成層とは屈折率の異なる透明
材料からなるホログラム効果層とを有する反射再
生型の透明型レリーフホログラムが設けられてい
ることを特徴とするホログラム付き包装材料であ
る。 (実施例) 以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳
細に説明する。 本考案の包装材料に用いられるホログラムとし
ては、レリーフ面を有するホログラム形成層と、
該ホログラム形成層とは屈折率の異なる透明材料
からなるホログラム効果層とを有する反射再生型
の透明型レリーフホログラムであればよい。 第1図a〜cに示すホログラム付き包装材料
0は、第2図aに図解的に示す如くのエンボスホ
ログラムを用いて包装材料基材1上に接着剤層2
を介して、ホログラム効果層3並びにホログラム
成形層4が積層されている例である。又、第2図
bに示す如く透明フイルム8にラミネートして基
材の窓空部7に設けることも出来る。 第3図にその断面の一部を図解的に示す他の例
のホログラム付き包装材料10は、ホログラム形
成層4の微小凹凸形状の表面にホログラム効果層
3を積層した場合の例である。 第4図にその断面の一部を図解的に示す他の例
のホログラム付き包装材料10は、ホログラム効
果層3の表面にホログラム形成層を設けた場合の
例であり、ホログラムの微小凹凸形状は表面に露
出した構成となつつている。 上記第3図及び第4図の構造においては、表面
の微小凹凸形状が露出しているので、表面の損傷
を防止する上で、表面に保護層を設けることが好
ましい。 以下、各構成材料について、更に詳細に説明す
る。 包装材料基材 包装材料基材としては、従来、包装材料用材料
として用いられている紙、プラスチツク、金属等
或はこれの複合材等の材料が全て用いられ得る。 これら包装材料基材には、図示はされていない
が、その他従来技術による種々の装飾が施されて
いてもよい。 ホログラムは、これら包装材料基材の全面又は
一部に設けることが出来る。 上記において包装材料とは、完成された包装材
料及び包装材料を組み立てる為の各部材を包含
し、例えば、シート状のもの、箱状のもの、ケー
ス状のもの、組立てケース状のもの等、全ての包
装材料を包含するものである。 ホログラム形成層 ホログラム形成層の厚みは、包装材料の大き
さ、ホログラムの種類によつて適宜選択され得る
が、通常、0.1〜50μm、望ましくは0.5〜5μmであ
ることが好ましい。 本考案にはエンボスホログラムが適しており、
このエンボスホログラム形成層用の樹脂は、ホロ
グラムの成形(複製)時には熱成形可能であり、
ホログラムの成形後、つまり加工時には、加工の
際の熱圧力、接着剤中の溶剤に耐えるだけの耐性
を有することがで必要である。この様な樹脂とし
ては、所謂、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹
脂、熱硬化性樹脂、自然硬化性樹脂型等の反応性
の樹脂等が用いられ得る。特に生産性を考慮した
場合、紫外線若しくは電子線で硬化する樹脂が適
している。 具体的には、例えば、メチル(メタ)アクリレ
ート[尚、(メタ)アクリレートと云う語は、ア
クリレート及びメタクリレートの双方の包含する
意味である。以下同様]、エチル(メタ)アクリ
レート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アク
リレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、イ
ソアミル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
ジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサ(メタ)アクリレート、エチレン
ジグリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)ア
クリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、プロピレングリコールジグリシジ
ルエーテルジ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)
アクリレート、ソルビトールテトラグリシジルエ
ーテルテトラ(メタ)アクリレート等のラジカル
重合性不飽和基を有する単量体が用いられ得る。 更に熱成形性を有する紫外線又は電子線硬化性
樹脂としては、以下の化合物(1)〜(8)を重合若しく
は共重合させた重合体に対し、後述する方法(イ)〜
(ニ)によりラジカル重合性不飽和基を導入したもの
が用いられる。 (1) 水酸基を有する単量体:N−メチルロール
(メタ)アクリルアミド、2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−
3−フエノキシプロピル(メタ)アクリレート
等。 (2) カルボキシル基を有する単量体:(メタ)ア
クリル酸、(メタ)アクリロイルオキシエチル
モノサクシネート等。 (3) エポキシ基を有する単量体:グリシジル(メ
タ)アクリレート等 (4) アジリジニル基を有する単量体:2−アジリ
ジニルエチル(メタ)アクリレート、2−アジ
リジニルプロピオン酸アリル等。 (5) アミノ基を有する単量体:(メタ)アクリル
アミド、ダイアセトン(メタ)アクリルアミ
ド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト等。 (6) スルフオン酸基を有する単量体:2−(メタ)
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフオ
ン酸等。 (7) イソシアネート基を有する単量体:2,4−
トルエンジイソシアネートと2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレートの1モル対1モル付
加物等のジイソシアネートと活性水素を有する
ラジカル重合性単量体の付加物等。 (8) 更に、上記の共重合体のガラス転移点を調節
したり、硬化膜の物性を調節したりする為に、
上記の化合物と、この化合物と共重合可能な以
下の様な単量体とを共重合させることが出来
る。この様な共重合可能な単量体としては、例
えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソ
ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メ
タ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリ
レート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
等が挙げられる。 次に上述の用にして得られた重合体を以下に述
べる方法(イ)〜(ニ)により反応させ、ラジカル重合性
不飽和基を導入することによつて、紫外線若しく
は電子線硬化性樹脂が得られる。 (イ) 水酸基を有する単量体の重合体又は共重合体
の場合には、(メタ)アクリル酸等のカルボキ
シル基を有する単量体等を縮合反応させる。 (ロ) カルボキシル基、スルフオン酸基を有する単
量体の重合体又は共重合体の場合には、前述の
水酸基を有する単量体を縮合反応させる。 (ハ) エポキシ基、イソシアネート基或はアジリジ
ニル基を有する単量体の重合体又は共重合体の
場合には、前述の水酸基を有する単量体若しく
はカルボキシル基を有する単量体を付加反応さ
せる。 (ニ) 水酸基或はハルボキシル基を有する単量体の
重合体又は共重合体の場合には、エポキシ基を
有する単量体或はアジリジニル基を有する単量
体或はジイソシアネート化合物と水酸基含有ア
クリル酸エステル単量体の1対1モルの付加物
を付加反応させてもよい。 又、更に、前述の単量体と、上記の熱成形性
の紫外線又は電子線硬化性樹脂とを混合して用
いることも出来る。 又、上記のものは電子線照射により充分に硬
化可能であるが、紫外線照射で硬化させる場合
には、増感剤として、ベンゾキノン、ベンゾイ
ン、ベンゾインメチルエーテル等のベンゾイン
エーテル類、ハロゲン化アセトフエノン類等の
紫外線照射によりラジカルを発生するものも用
いることが出来る。 ホログラム効果層 ホログラム効果層の材質としてはホログラム効
果を発現することが出来るものであつて、ホログ
ラム形成層とは屈折率の異なる透明材料が挙げら
れる。これらの材料の屈折率はホログラム形成層
よりも大きくても小さくてもよいが、屈折率の差
は0.1以上が好ましく、より好ましくは0.5以上で
ある。本考案者らの実験によれば、1.0以上大き
いことが最適である。この様に屈折率の異なる透
明薄膜層を設けることにより、ホログラム効果を
発現させると共に、下層の例えば表示部を隠蔽さ
せない作用が行われる。 ホログラム効果層を形成する透明材料は、次の
(1)〜(4)の材質のものである。 (1) ホログラム形成層よりも屈折率の大きい透明
連続薄膜。 これには、可視領域で透明なものと、赤外又
は紫外領域で透明なものとがあり、前者は第1
表に、後者は第2表にそれぞれ示す。表中、n
は屈折率を示す(以下、(2)〜(4)においても同
様)。 【表】 【表】 【表】 (2) ホログラム形成層よりも屈折率の大きい透明
強誘導体。第3表に示す。 【表】 【表】 (3) ホログラム形成層よりも屈折率の小さい透明
連続薄膜。第4表に示す。 【表】 (4) ホログラム形成層と屈折率の異なる樹脂。 ホログラム形成層に対して屈折率が大きいも
のでも小さいものでもよい。これらの例を第5
表に示す。 【表】 【表】 上記の他、透明な合成樹脂が使用可能である
が、特にホログラム形成層との屈折率差の大きい
樹脂が好ましい。 上記した(1)〜(4)の薄膜層の厚みは薄膜を形成す
る材料の透明領域であればよく、一般的には10〜
10000Åが好ましく、より好ましくは100〜5000Å
である。 上記ホログラム効果層をホログラム形成層に形
成する方法として、ホログラム効果層が上記(1)〜
(3)の材質である場合は、真空蒸着法、スパツタリ
ング法、反応性スパツタリング法、イオンプレー
テイング法、電気メツキ法等の一般的薄膜形成手
段を用いることが出来、又、ホログラム効果層が
上記(4)の材質である場合は、一般的なコーテイン
グ方法等を用いることが出来る。 尚、上記(4)の材質の場合、透明材料である限り
薄膜でなくともよく、薄膜以上の厚みを有する樹
脂層をホログラム形成層に設けてもよい。 尚、ホログラム効果層はホログラム形成層面上
に直接設けた場合のものが最もホログラム効果の
発現が良好なものとなる。 尚、ホログラム効果層はレリーフ形成面を埋め
る様に設けてもよく(即ち、片方の面が平面とな
る)、或はレリーフ形成面に追従する様に設けて
もよい(即ち、片方の面が凹凸面となる)。 以上の如きホログラム効果層は、上記作用効果
を奏すると共に、酸素や水分に対してバリヤー性
が優れており、ホログラム形成層の保護や包装材
料内の被包装物品の保護作用も有している。 接着剤層 接着剤層は、ホログラム形成層及びホログラム
効果層を包装材料基剤に接着させる役割を果たし
ている。接着剤としては、アクリル系樹脂、ビニ
ル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹
脂、アミド系樹脂、エポキシ系樹脂等の従来接着
剤として既知のものを広く使用することが出来
る。この接着剤層の膜厚は、0.1〜50μm、望まし
くは0.5〜10μmであることが好ましい。 尚、前記ホログラム効果層と接着剤層との間に
は、両者の接着性を高める為にアンカー層(図示
せず)を設けることも出来る。 製造方法 次に、本考案に係るホログラム付き包装材料の
製造方法について説明する。 第1〜4図に示す如き包装材料10に組込むホ
ログラム9を製造する方法は、いずれも従来公知
の方法をそのまま使用することが出来るが、好ま
しい方法は転写による方法である。この転写によ
る場合の例について説明する。 先ず、ホログラム付き包装材料10を製造する
に先立つて、第5図に示す様なホログラム転写シ
ート20を作成する。このホログラム転写シート
20を作成するには、先ず、ホログラム転写シー
ト基材5上に、必要に応じて剥離層6及びオーバ
ープリント層(図示なし)を介して、熱成形性を
有する紫外線又は電子線硬化性樹脂或は熱成成形
性を有する熱硬化性樹脂4を設けて、ホログラム
形成用フイルムを形成する。 上記樹脂のうち、特に硬化前に常温で固体であ
り熱成形性を有する紫外線又は電子線硬化性樹脂
が好ましい。 次いで、得られたホログラム形成用フイルムと
微小凹凸形状が形成されたホログラム原版とを、
該フイルムの樹脂層がホログラム原版に接する様
にして加熱圧接させ、前記樹脂表面に微小凹凸形
状を形成しつつ、又はその後紫外線又は電子線を
照射するか、熱を更に加えて前記樹脂を硬化させ
る。 ホログラム原版とホログラム形成用フイルムと
を加熱圧接するに際しては、加熱ロール等の加熱
圧接手段を用いることが出来、この際加熱ロール
の温度は、用いられるべき樹脂の種類、ベースフ
イルムの材料、厚み等によつて大きく変化する
が、一般的には、100〜200℃であることが適当で
ある。又、ホログラム原版とホログラム形成用フ
イルムとは0.1Kg/cm2以上、望ましくは1Kg/cm2
以上の圧力下に圧接することが好ましい。 この際に、紫外線又は電子線を照射してもよ
い。又、ホログラム原版のホログラムの微小凹凸
形状を成形したフイルムをホログラム原版より剥
離した後に再度照射してもよく、照射強度は樹脂
を十分に硬化させる強度であることが好ましい。
紫外線又は電子線の照射は、使用する樹脂に応じ
て適宜決めることが必要である。 次に、ホログラム効果層3を被覆させる。この
ホログラム効果層3は、スパツタリング法、イオ
ンプレーテイング法、真空蒸着法、その他の方法
によつてホログラム形成層4上に設けることが出
来る。 次いで、このホログラム効果層3上に、必要に
応じてアンカー層(図示なし)を設けた後に、接
着剤層2を塗布法等により設けると、ホログラム
転写シート20が得られる。 尚、従来用いられてきた種類の紫外線硬化性樹
脂及び電子線硬化性樹脂は、一般に液体状態であ
る為、基材フイルムに塗布した場合に著しくべた
つき、従つて、基材フイルム上に従来の紫外線又
は電子線硬化性樹脂を塗布してなるホログラム形
成用フイルムは巻き取つて保管することが出来
ず、ホログラム原版と接触する直前に基材フイル
ム上にその都度紫外線硬化性樹脂を塗布してホロ
グラム形成用フイルムを形成しなければならない
と云う問題点があつたが、上記の様なホログラム
形成用フイルムは、特定の樹脂により形成されて
いる為、べとつくことがなく、巻取つて保管する
ことが出来ると云う利点を有している。 次に上記の様な構成を有するホログラム転写シ
ート20と基材1とを、ホログラム転写シートの
接着剤層2と基材1とが接する様にして加熱圧接
すると、ホログラム転写シート20のホログラム
形成層4及びホログラム効果層3が基材1上に転
写されて、本考案に係るホログラム付き包装材料
10が得られる。 ホログラム転写シート20と基材1とは、100
〜200℃の温度で5〜50Kg/cm2の圧力下で加熱圧
接されることが好ましい。 (考案の効果) 本考案に係る包装材料は、その表面にホログラ
ムが設けられているので、以下の様な効果が得ら
れる。 (イ) 包装材料に立体的な視感が生じ、審美性、装
飾性及び高級感が一層向上している。 (ロ) 耐熱性に優れたホログラム形成層を設ける様
にしたので、ホログラム貼着時に熱をかけてホ
ログラムを接着させることが出来る。 (ハ) 耐候性にも優れたホログラム形成層を設ける
様にしたので、小売店の店頭等に陳列したり、
輸送時等の取扱いの様な厳しい条件下でもその
効果を失わない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るホログラム付き包装材料
の斜視図であり、第2図〜第4図は、上記ホログ
ラムの断面図であり、第5図はホログラム付き包
装材料を製造するに際して用いられるホログラム
転写シートの断面図である。 1……基材、2……接着剤層、3……ホログラ
ム効果層、4……ホログラム形成層、5……ホロ
グラム転写シート基材、6……剥離層、7……窓
空部、8……透明フイルム、9……ホログラム、
10……ホログラム付き包装材料、20……ホロ
グラム転写シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 包装材料の基材の一部又は全面に、レリーフ
    面を有するホログラム形成層と、該ホログラム
    形成層とは屈折率の異なる透明材料からなるホ
    ログラム効果層とを有する反射再生型且つ透明
    型レリーフホログラムが設けられていることを
    特徴とするホログラム付き包装材料。 (2) 基材が窓部を有し、透明型ホログラムが該窓
    部を外面又は内面から被覆している実用新案登
    録請求の範囲第(1)項に記載のホログラム付き包
    装材料。 (3) ホログラム形成層が、熱成形性を有する紫外
    線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂又は熱硬化性
    樹脂を用いて形成された実用新案登録請求の範
    囲第(1)項に記載のホログラム付き包装材料。 (4) 熱成形性を有する紫外線硬化性樹脂、電子線
    硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂が、硬化前の状態
    が常温で固体であり、熱成形性を有するもので
    ある実用新案登録請求の範囲第(3)項に記載のホ
    ログラム付き包装材料。
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