JPH0684676B2 - 遮音床装置 - Google Patents
遮音床装置Info
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- JPH0684676B2 JPH0684676B2 JP1257436A JP25743689A JPH0684676B2 JP H0684676 B2 JPH0684676 B2 JP H0684676B2 JP 1257436 A JP1257436 A JP 1257436A JP 25743689 A JP25743689 A JP 25743689A JP H0684676 B2 JPH0684676 B2 JP H0684676B2
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Description
わるのを軽減する遮音床装置に係り、特に床下地材と床
下面材との間に介装される緩衝機構の上下寸法を小さく
することができる遮音床装置に関する。
きな問題となっている。この床衝撃音には、通常歩行特
に生じる軽量衝撃による床衝撃音と、重量物を落下させ
たり子供が飛び跳ねた際に生じる重量衝撃による床衝撃
音とがあるが、特に重量衝撃による床衝撃音について
は、床スラブを厚くする以外に有効な解決策はなかっ
た。
置できる段数が少なくなってしまい、また建築資材費も
嵩むため、必ずしも有効な手段とは云えない。またこの
方法は、木造住宅に適用することが極めて困難である。
れているように、床下地材と床下面材との間に緩衝機構
を介装し、この緩衝機構により衝撃振動音を吸収するよ
うにした遮音床装置が提案されている。
出支持体と床下面材下面の脚体との間に弾性板状体を配
置し、この弾性板状体の弾性力により衝撃振動音を吸収
する構造になっているが、床下地材および床下面材の両
方に突起を設ける必要があるため、床下地材と床下面材
との間に大きな上下寸法を必要とし、開閉ドアの開閉が
不可能となる等の理由から、既存の建物には適用できな
いという問題がある。
弾性板状体の振動を減衰させる機構を有していないた
め、居住性が悪いという問題もある。
の上下寸法を小さくして既存の建物や木造住宅にも容易
に適用でき、しかも居住性が悪くなることがない遮音床
装置を提供することを目的とする。
床下面材との間に介装された緩衝機構により衝撃振動音
を吸収する遮音床装置において、前記緩衝機構として、
ベースプレートと;ベースプレートの一面側に配置さ
れ、反ベースプレート側に凸状に湾曲する板状の弾性部
材と;この弾性部材を、弾性変形自在にベースプレート
に支持する支持機構と;前記弾性部材の弾性復帰動作に
抵抗を与える減衰機構と;を備えたもの用いるようにし
たことを特徴とする。
ースプレートに固定された支持部材と;弾性部材の長手
方向端部に設けられ、前記支持部材の自由端が挿入され
る開口部と;を備えたものを用い、かつ減衰機構とし
て、前記支持部材の少なくとも上下いずれかの面に設け
られ、弾性部材の弾性復帰時に前記開口部の端縁が接触
する複数の突起を備えたものを用いることが好ましい。
長手方向端部の両側にそって立上がり、先端に内側に屈
曲する鉤部を有する一対の支持部材と;これらの両支持
部材を内側に付勢するスプリングと;を備えたものを用
い、かつ減衰機構として、弾性部材の長手方向端部に設
けられ、弾性部材の弾性復帰時に前記鉤部が接触する複
数の突起を備えたものを用いることが好ましい。
および両側部を門形に囲む支持部材と;この支持部材を
ベースプレートに連結するスプリングと;を備えたもの
を用い、かつ減衰機構として、弾性部材の長手方向端部
に設けられ、弾性部材の弾性復帰時に前記支持部材が接
触する複数の突起を備えたものを用いることが好まし
い。
るばね部材を備えたものを用いるようにすることが好ま
しい。
に取付けられ、弾性部材が一定以上弾性変形した後に弾
性変形し始める板状の第2の弾性部材を備えたものを用
いることがより好ましい。
の面の長手方向中央部に配置され、弾性部材側に凸状に
湾曲する板状のばね部と;このばね部の両端から長手方
向に延設され、先端が弾性部材の長手方向端部に接触し
て弾性部材を弾性変形方向に付勢する板状の減衰部と;
を備え、前記ばね部が、弾性部材が一定以上弾性変形し
た後に、弾性部材との接触により弾性変形し始めるよう
になっているものを用いることが好ましい。
重が負荷されると、反ベースプレート側に凸状に湾曲す
る板状の弾性部材が、平坦になる方向に弾性変形し、こ
の弾性変形により衝撃振動音が吸収される。
減衰機構により抵抗が与えられる。このため、弾性部材
の振動が短時間で減衰し、居住性の向上が図られる。ま
た、弾性部材は、支持機構により弾性変形自在にベース
プレートに支持される。このため、弾性部材がベースプ
レートの上側にくる上向き使用の場合はもとより、弾性
部材がベースプレートの下側にくる下向き使用の場合に
も、何等支障となることがない。
スプレートに固定された支持部材と;弾性部材の長手方
向端部に設けられ、前記支持部材の自由端が挿入される
開口部と;を備えたものを用い、かつ減衰機構として、
前記支持部材の少なくとも上下いずれかの面に設けら
れ、弾性部材の弾性復帰時に前記開口部の端縁が接触す
る複数の突起を備えたものを用いることにより、簡単な
構造で充分な減衰効果が期待できる。
長手方向端部の両側にそって立上がり、先端に内側に屈
曲する鉤部を有する一対の支持部材と;これら両支持部
材を内側に付勢するスプリングと;を備えたものを用
い、かつ減衰機構として、弾性部材の長手方向端部に設
けられ、弾性部材の弾性復帰時に前記鉤部が接触する複
数の突起を備えたものを用いたり、あるいは、支持機構
として、弾性部材の長手方向端部の上面および両側部を
門形に囲む支持部材と;この支持部材をベースプレート
に連結するスプリングと;を備えたものを用い、かつ減
衰機構として、弾性部材の長手方向端部に設けられ、弾
性部材の弾性復帰時に前記支持部材が接触する複数の突
起を備えたものを用いることにより、永続使用しても常
に安定した減衰効果が期待できる。
するばね部材を備えたものを用いることにより、適用場
所に応じた減衰効果を、ばね部材の調節で得ることがで
きる。
に取付けられ、弾性部材が一定以上弾性変形した後に弾
性変形し始める板状の第2の弾性部材を備えたものを用
いることにより、広範囲の衝撃振動音を吸収することが
可能となる。
の面の長手方向中央部に配置され、弾性部材側に凸状に
湾曲する板状のばね部と;このばね部の両端から長手方
向に延設され、先端が弾性部材の長手方向端部に接触し
て弾性部材を弾性変形方向に付勢する板状の減衰部と;
を備え、前記ばね部が、弾性部材が一定以上弾性変形し
た後に、弾性部材との接触により弾性変形し始めるよう
になっているものを用いることにより、簡単な構造で広
範囲の衝撃振動音を吸収することが可能となる。
して説明する。
大引、符号2は床下面材をなす根太であり、大引1と根
太2との間には、衝撃振動音を吸収する衝撃機構Aが介
装されている。
大引1上に配置されるベースプレート3と、このベース
プレート3上に配置された弾性部材4と、支持機構を兼
ねる減衰機構5とを備えている。
うに、プラスチックあるいは金属により長方形の板状に
形成されており、その長手方向両端部には、後述する減
衰機構5を構成する支持部材6がそれぞれ設けられてい
る。
うに、根太2側に凸の円弧状に湾曲する長方形状の板ば
ねで形成されており、その頂部上面には、根太2に突き
刺さる突片4aが設けられている。また、弾性部材4の長
手方向両端部には、第2図および第3図に示すように、
方形状をなす開口部7がそれぞれ設けられている。そし
て、これら各開口部7には、第1図ないし第3図に示す
ように、前記各支持部材6の自由端が外側から挿入さ
れ、これにより、弾性部材4は弾性変形自在にベースプ
レート3に支持されるようになっている。また、この弾
性部材4は、その長手方向両端部が弾性変形によりベー
スプレート3上をスライドするようになっている。
前記ベースプレート3の長手方向両端に、ベースプレー
ト3から切り起こすことにより一体に設けられた支持部
材6と、この支持部材6の下面に設けられた複数の突起
8とを備えており、これら各突起8は、第4図における
右側の面がなだらかで、左側の面が急峻となる断面形状
をなしている。そして、これら各突起8には、弾性部材
4が弾性変形,弾性復帰する際に、前記開口部7の下端
縁が接触し、かつ弾性復帰動作に対してのみ抵抗を与え
るようになっている。また、前記各支持部材6は、第2
図および第3図に示すように、ベースプレート3への連
結基端が幅広に形成され、ベースプレートの開口部7が
各突起8に接触しても、これに充分耐えられるよう考慮
されている。
間に緩衝機構Aを介装した状態で、根太2に衝撃荷重が
負荷されると、弾性部材4が弾性変形してその両端がベ
ースプレート3上をスライドし、衝撃振動音が吸収され
る。
は、その開口部7の下端縁が、支持部材6下面の各突起
8に接触することになるが、これらの突起8は、第4図
における右側の面がなだらかで、左側の面が急峻となる
断面形状をなしてるので、弾性部材4が弾性変形する際
には、突起8に接触してもほとんど抵抗が与えられず、
逆に弾性復帰する際には、突起8への接触により大きな
抵抗力が与えられる。このため、弾性部材4の振動が短
時間で減衰し、居住性の向上が図られる。
を向いてベースプレート3から切り起こされる場合につ
いて説明したが、第5図に示すように外側に向けて切り
起こすようにしてもよく、また各突起8を支持部材6の
上面に設け、開口部7の上端縁を接触させるようにして
もよい。また、各突起8を支持部材6に設けず、第6図
および第7図に示すように、ベースプレート3の上面に
設けるようにしてもよい。また、各支持部材6を、ベー
スプレート3と別体に形成し、これをベースプレート3
に固定するようにしてもよい。
で、前記第1実施例における減衰機構5に代え、減衰機
構15を用いるようにしたものである。
すように、ベースプレート3から弾性部材4両端部の両
側にそって立上がる一対の支持部材16を備えており、こ
れら各支持部材16の先端には、弾性部材4側に向かって
屈曲する鉤部16aがそれぞれ設けられている。そして、
弾性部材4を介し対向する両側の鉤部16aは、第9図に
示すようにスプリング17により内側に引張られるように
なっている。
9図に示すように、各鉤部16aに対応する位置に、複数
の突起8がそれぞれ設けられている。これら各突起8
は、第8図に示すように、弾性部材4の長手方向外側の
面がなだらかで、内側の面が急峻となる断面形状をなし
ており、弾性部材4が弾性変形,弾性復帰する際に、前
記各鉤部16aが接触するようになっている。そして、支
持部材16および鉤部16a自体が有する弾性力と、各突起
8の断面形状とにより、前記第1実施例と同様、弾性部
材4の弾性復帰動作に対してのみ、大きな抵抗が与えら
れるようになっている。
の効果が期待できる。
に設ける場合について説明したが、突起8を弾性部材4
の幅方向両側縁に設け、支持部材16に直接接触させるよ
うにしてもよい。
で、前記第1実施例における減衰機構5に代え、減衰機
構25を用いるようにしたものである。
すように、弾性部材4両端部の上面および両側部を門形
に囲む支持部材26を備えており、各支持部材26の下端
は、スプリング27を介してベースプレート3に連結され
ている。また、弾性部材4の長手方向両端上面には、第
10図および第11図に示すように、前記第2実施例と同一
の断面形状をなす複数の突起8が設けられ、弾性部材4
の弾性変形,弾性復帰時に、前記支持部材26に接触する
ようになっている。
の効果が期待できる。そして、支持部材26の両端および
スプリング27を、ベースプレート3に立設した筒材内に
収容し、支持部材26が上下動のみ許容されるようにすれ
ば、より確実な動作が期待できる。
実施例における支持機構を兼ねる減衰機構5に代え、支
持機構35Aと減衰機構35Bとを用いるようにしたものであ
る。
両端が支持部材6の長手方向両端部に設けた縦長の開口
部7に挿入される支持棒36aと、この支持棒36aをベース
プレート3に連結する連結棒36bとからなる支持部材36
を備えており、前記支持棒36aの両端部には、弾性部材
4の長手方向両端部を外方に常時押圧付勢して減衰機構
35Bを構成するスプリング37がそれぞれ装着されてい
る。そして、これら各スプリング37の付勢力により、弾
性部材4の弾性復帰動作に抵抗が与えられるようになっ
ている。
数を適切な値に設定することにより、充分な減衰効果が
期待できる。
実施例における減衰機構5に代え、支持機構45Aと減衰
機構45Bとを用いるようにしたものである。
弾性部材の長手方向一端を弾性変形自在にベースプレー
ト3に固定する支持部材46で構成され、また、前記減衰
機構45Bは、弾性部材4の長手方向他端を外側に引張る
スプリング47で構成されている。そして、前記スプリン
グ47の付勢力により、弾性部材4の弾性復帰動作に抵抗
が与えられるようになっている。なお、本実施例では、
弾性部材4の一端がベースプレート3に固定されている
ため、前記第1実施例における突片4aは省略されてい
る。
数の選定により、充分な減衰効果が期待できる。
施例における弾性部材4に代え、弾性部材54を用いるよ
うにしたものである。
量衝撃用の第1板ばね54aと、重量衝撃用の第2板ばね5
4bと、これら両板ばね54a,54bを頂部で連結する止め金
具54cとから構成されており、前記止め金具54cは、前記
第1実施例における突片4aを兼ねている。
実施例における弾性部材4と同一構成をなしており、ま
た前記第2板ばね54bは、第1板ばね54aと同一または異
なるばね定数のばね材で第1板ばね54aよりも小さな曲
率の円弧状に形成され、第1板ばね54aが弾性変形しな
い状態においては、ベースプレート3から浮き上がった
状態となっている。そして、第2板ばね54bは、第1板
ばね54aがある程度弾性変形した後に、ベースプレート
3上に設けたガイド片60に接触し、第1板ばね54aとと
もに重量衝撃に対して弾性変形するようになっている。
なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構
成となっている。
2枚の板ばね54a,54bで構成することにより、より広範
囲の衝撃振動音を吸収することができる。そして、弾性
部材を構成する板ばねを、3枚以上にすれば、さらに広
範囲の衝撃振動音を吸収することが可能となる。
で、前記第1実施例におけるベースプレート3,弾性部材
4および減衰機構5に代え、ベースプレート63,弾性部
材54,支持機構65Aおよび減衰機構65Bを用いるようにし
たものである。
図に示すように、プラスチックあるいは金属により長方
形の板状に形成されており、その上面には、2個の内側
突片66および2個の外側突片67がそれぞれ設けられ、後
述する減衰機構65Bは、これら各突片66,67上に載置され
るようになっている。
示すように、弾性部材54の第1板ばね54aが摺動する摺
動突片68がそれぞれ設けられ、前記減衰機構65Bは、こ
れら両摺動突片68により幅方向の位置規制がなされるよ
うになっている。
し第19図に示すように、鉤状をなす係止片69がそれぞれ
設けられており、これら各係止片49と前記各摺動突片68
とにより、第1板ばね54aを弾性変形自在にベースプレ
ート63に支持する支持機構65Aを構成している。
ないし第19図に示すように、凹部71および弾性部材54の
長手方向の位置規制を行なう突片72がそれぞれ設けられ
ている。
方向中央部に位置して弾性部材54側に凸状に湾曲する板
状のばね部73と、このばね部73の両端から長手方向に延
設される板状の減衰部74とから、断面ハット状に形成さ
れており、前記ばね部73により、減衰機構65Bにばね性
が与えられるようになっている。そして、前記各減衰部
74の先端は、前記第1板ばね54aの長手方向両端に設け
られた屈曲部75に接触し、第1板ばね54aを弾性変形方
向に付勢するようになっている。
により、前記第6実施例の場合よりも構造を簡素化する
ことができる。
実施例における弾性部材54および減衰機構65Bに代え、
弾性部材4および減衰機構85Bを用いるようにしたもの
である。
第7実施例の減衰機構65Bと同様、ばね部86と減衰部87
とから断面ハット状に形成されているが、ばね部86は、
減衰機構65Bのばね部73よりも大形に形成されている。
そして、このばね部86は、弾性部材4が一定以上弾性変
形した後に、弾性部材4との接触により弾性変形し始
め、弾性部材4とともに衝撃振動音を吸収するようにな
っている。すなわち、ばね部86は、前記第7実施例にお
けるばね部73の機能と第2板ばね54bの機能とを兼備し
ている。
接触させるために、弾性部材4の長手方向両端部にそれ
ぞれ設けた屈曲部、符号89は、弾性部材4とばね部86と
の接触音を吸収するために弾性部材4に装着された軟質
プラスチック製あるいゴム製のカバーであり、このカバ
ー89は、弾性部材4として金属板ばねを用いる場合に、
含水面に接触させても弾性部材4が腐蝕しないようにす
るための保護カバーも兼ねている。その他の点について
は、前記第7実施例と同一構成となっている。
実施例の場合よりもさらに構造が簡素化され、しかも広
範囲の衝撃振動音を吸収することができる。
して使用する場合について説明したが、逆に弾性部材4,
54を下側にして使用するようにしてもよい。
一板厚の板ばねで形成される場合について説明したが、
例えば頂部の板厚が厚く長手方向両端に向かって次第に
板厚が薄くなる板ばねを用いるようにしてもよい。
宅の場合、部屋の周囲600mm程度の範囲は、タンス等の
重量物が配される場合が多い。したがって、この範囲の
大引1と根太2との間には、緩衝機構Aに代えて木片等
のスペーサを介装するようにしてもよい。
る場合について説明したが、集合住宅にも同様に適用す
ることができる。そしてこの場合、緩衝機構Aは、床下
地材としての床スラブと床下面材としてのベニヤ板等と
の間に介装されることになる。
弾性部材により衝撃振動音を吸収するようにしているの
で、緩衝機構の上下寸法を小さくして、しかも充分な衝
撃振動音の吸収効果が得られる。また、緩衝機構は減衰
機構を備えているので、弾性部材の振動が短時間で減衰
し、居住性を向上させることができる。また弾性部材
は、支持機構により弾性変形自在にベースプレートに支
持されるので、緩衝機構の上下を逆にして使用すること
もできる。
スプレートに固定された支持部材と;弾性部材の長手方
向端部に設けられ、前記支持部材の自由端が挿入される
開口部と;を備えたものを用い、かつ減衰機構として、
前記支持部材の少なくとも上下いずれかの面に設けら
れ、弾性部材の弾性復帰時に前記開口部の端縁が接触す
る複数の突起を備えたものを用いることにより、簡単な
構造で充分な減衰効果が期待できる。
長手方向端部の両側にそって立上がり、先端に内側に屈
曲する鉤部を有する一対の支持部材と;これら両支持部
材を内側に付勢するスプリングと;を備えたものを用
い、かつ減衰機構として、弾性部材の長手方向端部に設
けられ、弾性部材の弾性復帰時に前記鉤部が接触する複
数の突起を備えたものを用いたり、あるいは、支持機構
として、弾性部材の長手方向端部の上面および両側部を
門形に囲む支持部材と;この支持部材をベースプレート
に連結するスプリングと;を備えたものを用い、かつ減
衰機構として、弾性部材の長手方向端部に設けられ、弾
性部材の弾性復帰時に前記支持部材が接触する複数の突
起を備えたものを用いることにより、永続使用しても常
に安定した減衰効果が期待できる。
するばね部材を備えたものを用いることにより、適用場
所に応じた減衰効果を、ばね部材の調節で得ることがで
きる。
に取付けられ、弾性部材が一定以上弾性変形した後に弾
性変形し始める板状の第2の弾性部材を備えたものを用
いることにより、広範囲の衝撃音を吸収することが可能
となる。
の長手方向中央部に配置され、弾性部材側に凸状に湾曲
する板状のばね部と;このばね部の両端から長手方向に
延設され、先端が弾性部材の長手方向端部に接触して弾
性部材を弾性変形方向に付勢する板状の減衰部と;を備
え、前記ばね部が、弾性部材が一定以上弾性変形した後
に、弾性部材との接触により弾性変形し始めるようにな
っているものを用いることにより、簡単な構造で広範囲
の衝撃音を吸収することが可能となる。
成図、第2図は第1図の側面図、第3図は緩衝機構の平
面図、第4図は第1図の要部拡大断面図、第5図および
第6図は前記第1実施例の変形例をそれぞれ示す第4図
相当図、第7図は第6図の平面図、第8図は本発明の第
2実施例を示す緩衝機構の構成図、第9図は第8図の側
面図、第10図は本発明の第3実施例を示す第8図相当
図、第11図は第10図の側面図、第12図は本発明の第4実
施例を示す第8図相当図、第13図は本発明の第5実施例
を示す第8図相当図、第14図は本発明の第6実施例を示
す第8図相当図、第15図は本発明の第7実施例を示す第
8図相当図、第16図は第15図に示すベースプレートの平
面図、第17図は第16図のXV II−XV II線断面図、第18図
は第17図のXV III部拡大図、第19図は第17図のX IX−X
IX線拡大断面図、第20図は本発明の第8実施例を示す第
8図相当図である。 1:大引、2:根太 3,63:ベースプレート 4,54:弾性部材 5,15,25,35B,45B,85B:減衰機構 6,16,26,36,46:支持部材 7:開口部、8:突起 16a:鉤部 17,27,37,47:スプリング 35A,45A,65A:支持機構 54a:第1板ばね、54b:第2板ばね 73,86:ばね部、74,87:減衰部 75,88:屈曲部、89:カバー
Claims (7)
- 【請求項1】床下地材と床下面材との間に介装された緩
衝機構により衝撃振動音を吸収する遮音床装置におい
て、前記緩衝機構は、ベースプレートと;ベースプレー
トの一面側に配置され、反ベースプレート側に凸状に湾
曲する板状の弾性部材と;この弾性部材を、弾性変形自
在にベースプレートに支持する支持機構と;前記弾性部
材の弾性復帰動作に抵抗を与える減衰機構と;を備えて
いることを特徴とする遮音床装置。 - 【請求項2】支持機構は、一端がベースプレートに固定
された支持部材と;弾性部材の長手方向端部に設けら
れ、前記支持部材の自由端が挿入される開口部と;を備
え、かつ減衰機構は、前記支持部材の少なくとも上下い
ずれかの面に設けられ、弾性部材の弾性復帰時に前記開
口部の端縁が接触する複数の突起を備えていることを特
徴とする請求項1記載の遮音装置。 - 【請求項3】支持機構は、ベースプレートから弾性部材
の長手方向端部の両側にそって立上がり、先端に内側に
屈曲する鉤部を有する一対の支持部材と;これら両支持
部材を内側に付勢するスプリングと;を備え、かつ減衰
機構は、弾性部材の長手方向端部に設けられ、弾性部材
の弾性復帰時に前記鉤部が接触する複数の突起を備えて
いることを特徴とする請求項1記載の遮音床装置。 - 【請求項4】支持機構は、弾性部材の長手方向端部の上
面および両側部を門形に囲む支持部材と;この支持部材
をベースプレートに連結するスプリングと;を備え、か
つ減衰機構は、弾性部材の長手方向端部に設けられ、弾
性部材の弾性復帰時に前記支持部材が接触する複数の突
起を備えていることを特徴とする請求項1記載の遮音床
装置。 - 【請求項5】減衰機構は、弾性部材を弾性変形方向に付
勢するばね部材を備えていることを特徴とする請求項1
記載の遮音床装置。 - 【請求項6】弾性部材は、弾性部材内面の長手方向中央
部に取付けられ、弾性部材が一定以上弾性変形した後に
弾性変形し始める板状の第2の弾性部材を備えているこ
とを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の遮音床装
置。 - 【請求項7】減衰機構は、ベースプレートの弾性部材側
の面の長手方向中央部に配置され、弾性部材側に凸状に
湾曲する板状のばね部と;このばね部の両端から長手方
向に延設され、先端が弾性部材の長手方向端部に接触し
て弾性部材を弾性変形方向に付勢する板状の減衰部と;
を備え、前記ばね部は、弾性部材が一定以上弾性変形し
た後に、弾性部材との接触により弾性変形し始めるよう
になっていることを特徴とする請求項1記載の遮音床装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Citations (2)
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-
1989
- 1989-10-02 JP JP1257436A patent/JPH0684676B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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JPH02289759A (ja) | 1990-11-29 |
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