JPH0682577A - 電子時計 - Google Patents
電子時計Info
- Publication number
- JPH0682577A JPH0682577A JP4236904A JP23690492A JPH0682577A JP H0682577 A JPH0682577 A JP H0682577A JP 4236904 A JP4236904 A JP 4236904A JP 23690492 A JP23690492 A JP 23690492A JP H0682577 A JPH0682577 A JP H0682577A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- time
- oscillation frequency
- data
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水晶発振回路の発振周波数を分周計数して時
刻を刻む電子時計において、温度変化による時刻の誤差
を可及的に低減する。 【構成】 周囲温度を温度測定部7で測定し、この温度
データおよび予め記憶部8に記憶されている温度変化に
対する発振周波数変化を示す特性データに基づいて、補
正部9において、集積回路4の時刻データを補正するよ
うにしている。
刻を刻む電子時計において、温度変化による時刻の誤差
を可及的に低減する。 【構成】 周囲温度を温度測定部7で測定し、この温度
データおよび予め記憶部8に記憶されている温度変化に
対する発振周波数変化を示す特性データに基づいて、補
正部9において、集積回路4の時刻データを補正するよ
うにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水晶発振回路の発振周
波数を分周して計数するこにより、時刻を刻む電子時計
に関する。
波数を分周して計数するこにより、時刻を刻む電子時計
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例の電子時計のブロック図
であり、同図において、1は時間標準源となる水晶振動
子、2はこの水晶振動子1と共に水晶発振回路3を構成
するコンデンサ、4は発振周波数を分周して1Hzの信
号とする分周回路やカウンタ回路等を内蔵した時刻を刻
む集積回路、50はこの集積回路4からの時刻データを
読み取って液晶等の表示装置6に表示するとともに、必
要に応じて前記集積回路4の時刻データを任意の時刻に
プリセットするマイクロプロセッサである。
であり、同図において、1は時間標準源となる水晶振動
子、2はこの水晶振動子1と共に水晶発振回路3を構成
するコンデンサ、4は発振周波数を分周して1Hzの信
号とする分周回路やカウンタ回路等を内蔵した時刻を刻
む集積回路、50はこの集積回路4からの時刻データを
読み取って液晶等の表示装置6に表示するとともに、必
要に応じて前記集積回路4の時刻データを任意の時刻に
プリセットするマイクロプロセッサである。
【0003】かかる電子時計においては、水晶発振回路
3からの発振周波数を集積回路4で分周するとともに、
秒、分、時、年を内蔵の各カウンタで計数し、時刻デー
タとしてマイクロプロセッサ50に出力する。マイクロ
プロセッサ50は、表示装置6に対して表示制御を行っ
て時刻を表示する。
3からの発振周波数を集積回路4で分周するとともに、
秒、分、時、年を内蔵の各カウンタで計数し、時刻デー
タとしてマイクロプロセッサ50に出力する。マイクロ
プロセッサ50は、表示装置6に対して表示制御を行っ
て時刻を表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例では、時を刻む基準となる水晶発振回路の発振周
波数が、温度の影響を受けるために、周囲温度による周
波数の誤差が、そのまま時刻の誤差になるという難点が
ある。
従来例では、時を刻む基準となる水晶発振回路の発振周
波数が、温度の影響を受けるために、周囲温度による周
波数の誤差が、そのまま時刻の誤差になるという難点が
ある。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、温度による時刻の誤差を可及的に低減するこ
とを目的とする。
であって、温度による時刻の誤差を可及的に低減するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、本発明は、水晶発振回路の発振
周波数を分周して計数することにより、時刻を刻む電子
時計において、周囲温度を測定する温度測定部と、温度
変化に対する前記発振周波数の変化を示す特性データが
予め記憶された記憶部と、前記温度測定部からの温度デ
ータおよび前記記憶部の特性データに基づいて、刻まれ
た時刻を補正する補正部とを備えている。
周波数を分周して計数することにより、時刻を刻む電子
時計において、周囲温度を測定する温度測定部と、温度
変化に対する前記発振周波数の変化を示す特性データが
予め記憶された記憶部と、前記温度測定部からの温度デ
ータおよび前記記憶部の特性データに基づいて、刻まれ
た時刻を補正する補正部とを備えている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、周囲温度を測定し、温度変
化に対する発振周波数変化を示す特性データに従って計
測された時刻を補正するので、温度変化による時刻の誤
差を低減できることになる。
化に対する発振周波数変化を示す特性データに従って計
測された時刻を補正するので、温度変化による時刻の誤
差を低減できることになる。
【0009】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
て、詳細に説明する。
【0010】実施例1.図1は、本発明の一実施例のブ
ロック図であり、図3の従来例に対応する部分には、同
一の参照符号を付す。
ロック図であり、図3の従来例に対応する部分には、同
一の参照符号を付す。
【0011】同図において、1は時間標準源となる水晶
振動子、2はこの水晶振動子1と共に水晶発振回路3を
構成するコンデンサ、4は発振周波数を分周して1Hz
の信号とする分周回路やカウンタ回路等を内蔵した時刻
を刻む集積回路、5はこの集積回路4からの時刻データ
を読み取って液晶等の表示装置6に表示するとともに、
必要に応じて前記集積回路4の時刻データを任意の時刻
にプリセットする制御部であり、以上の構成は、図3の
従来例と同様である。
振動子、2はこの水晶振動子1と共に水晶発振回路3を
構成するコンデンサ、4は発振周波数を分周して1Hz
の信号とする分周回路やカウンタ回路等を内蔵した時刻
を刻む集積回路、5はこの集積回路4からの時刻データ
を読み取って液晶等の表示装置6に表示するとともに、
必要に応じて前記集積回路4の時刻データを任意の時刻
にプリセットする制御部であり、以上の構成は、図3の
従来例と同様である。
【0012】一般に、水晶発振回路3の発振周波数は、
図2の特性図に示されるように、周囲温度によって変化
する。すなわち、図2において、横軸は周囲温度ta、
縦軸は発振周波数fをそれぞれ示しており、放物線状の
特性曲線の頂点を、基準温度t0,基準周波数f0とする
と、発振周波数は、周囲温度が高くなっても、逆に低く
なっても低下し、時刻の遅れが生じることになる。
図2の特性図に示されるように、周囲温度によって変化
する。すなわち、図2において、横軸は周囲温度ta、
縦軸は発振周波数fをそれぞれ示しており、放物線状の
特性曲線の頂点を、基準温度t0,基準周波数f0とする
と、発振周波数は、周囲温度が高くなっても、逆に低く
なっても低下し、時刻の遅れが生じることになる。
【0013】この実施例では、周囲温度による発振周波
数の低下に基づく、時刻の誤差を可及的に低減するため
に、次のように構成している。
数の低下に基づく、時刻の誤差を可及的に低減するため
に、次のように構成している。
【0014】すなわち、この実施例の電子時計は、水晶
振動子1の周囲温度を測定する温度測定部7と、温度変
化に対する発振周波数の変化を示す上述の図2の特性デ
ータが予め記憶された記憶部8と、温度測定部7からの
温度データおよび記憶部8の特性データに基づいて、集
積回路4で刻まれた時刻を補正する補正部9とを備えて
いる。
振動子1の周囲温度を測定する温度測定部7と、温度変
化に対する発振周波数の変化を示す上述の図2の特性デ
ータが予め記憶された記憶部8と、温度測定部7からの
温度データおよび記憶部8の特性データに基づいて、集
積回路4で刻まれた時刻を補正する補正部9とを備えて
いる。
【0015】この実施例では、補正部9は、一定時間、
例えば、24時間経過する毎に、温度測定部で測定され
た温度データを取り込み、この温度データと記憶部2の
特性データとに基づいて、24時間分の遅れ時間を補正
データとして演算算出し、この補正データを、集積回路
4から得られる現在の時刻データに加算して遅れを補正
し、この補正した時刻データを集積回路4に新たにプリ
セットするものであり、これによって、例えば、24時
間単位で温度による時刻の遅れが補正されるようになっ
ている。
例えば、24時間経過する毎に、温度測定部で測定され
た温度データを取り込み、この温度データと記憶部2の
特性データとに基づいて、24時間分の遅れ時間を補正
データとして演算算出し、この補正データを、集積回路
4から得られる現在の時刻データに加算して遅れを補正
し、この補正した時刻データを集積回路4に新たにプリ
セットするものであり、これによって、例えば、24時
間単位で温度による時刻の遅れが補正されるようになっ
ている。
【0016】制御部5では、24時間単位で補正される
集積回路4の時刻データを、従来例のマイクロプロセッ
サ50と同様に、読み出して表示装置6に表示するもの
である。
集積回路4の時刻データを、従来例のマイクロプロセッ
サ50と同様に、読み出して表示装置6に表示するもの
である。
【0017】この制御部5、記憶部8および補正部9
は、マイクロプロセッサ10によって構成される。
は、マイクロプロセッサ10によって構成される。
【0018】上述の実施例では、24時間毎に集積回路
4で計測される時刻を補正するようにしたけれども、さ
らに短い時間間隔あるいは長い時間間隔で補正するよう
にしてもよいのは勿論である。
4で計測される時刻を補正するようにしたけれども、さ
らに短い時間間隔あるいは長い時間間隔で補正するよう
にしてもよいのは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、周囲温度
を測定し、予め記憶されている温度と発振周波数との関
係を示す特性データに基づいて、時刻を補正するので、
温度変化による時刻の誤差を低減できることになる。
を測定し、予め記憶されている温度と発振周波数との関
係を示す特性データに基づいて、時刻を補正するので、
温度変化による時刻の誤差を低減できることになる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】温度と発振周波数との関係を示す特性図であ
る。
る。
【図3】従来例のブロック図である。
1 水晶振動子 3 水晶発振回路 4 集積回路 7 温度測定部 8 記憶部 9 補正部
Claims (1)
- 【請求項1】 水晶発振回路の発振周波数を分周して計
数することにより、時刻を刻む電子時計において、 周囲温度を測定する温度測定部と、 温度変化に対する前記発振周波数の変化を示す特性デー
タが予め記憶された記憶部と、 前記温度測定部からの温度データおよび前記記憶部の特
性データに基づいて、刻まれた時刻を補正する補正部
と、 を備えることを特徴とする電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4236904A JPH0682577A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4236904A JPH0682577A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 電子時計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682577A true JPH0682577A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17007481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4236904A Pending JPH0682577A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 電子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682577A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09113654A (ja) * | 1995-10-16 | 1997-05-02 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 間欠受信制御器 |
US7791418B2 (en) | 2007-12-20 | 2010-09-07 | Pentad Design, Llc | Systems and methods for compensating for variations of the output of a real-time clock |
JP2015171151A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | イーエム・ミクロエレクトロニク−マリン・エス アー | 発振器を有する時間ベース、周波数分割回路及びクロックパルス抑制回路 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4236904A patent/JPH0682577A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09113654A (ja) * | 1995-10-16 | 1997-05-02 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 間欠受信制御器 |
EP0768583A3 (en) * | 1995-10-16 | 2001-04-25 | Nec Corporation | A method and apparatus for generating a clock signal which is compensated for a clock rate deviation therefor |
US7791418B2 (en) | 2007-12-20 | 2010-09-07 | Pentad Design, Llc | Systems and methods for compensating for variations of the output of a real-time clock |
JP2015171151A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | イーエム・ミクロエレクトロニク−マリン・エス アー | 発振器を有する時間ベース、周波数分割回路及びクロックパルス抑制回路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100396785B1 (ko) | Gsm단말기의 시간오차 보상장치 및 방법 | |
US5748570A (en) | Time correction of an electronic clock | |
US4708491A (en) | Time of day clock | |
US5719782A (en) | Frequency measuring apparatus and frequency measuring method | |
US4114363A (en) | Electronic timepiece | |
US20140269227A1 (en) | Timepiece device and method of operation thereof | |
JPH0682577A (ja) | 電子時計 | |
US4282594A (en) | Electronic timepiece | |
JPH06342088A (ja) | 計時方式、半導体装置、計時装置 | |
JPH0631731B2 (ja) | 温度補償機能付時計装置 | |
JPS5840155B2 (ja) | デンシドケイ | |
JPH04319694A (ja) | 時刻補正データメモリ付時計装置 | |
JPS622557Y2 (ja) | ||
JPH0465696A (ja) | 電子時計 | |
JPH0450793A (ja) | 時計精度調整装置 | |
US4098070A (en) | Digital display electronic wristwatch | |
JPH1114775A (ja) | 電子時計の自動表示時刻補正方法 | |
JPH0245837Y2 (ja) | ||
US4134254A (en) | Electronic timepiece device | |
JPH02227698A (ja) | 時計自動調整装置 | |
JPS62231196A (ja) | 誤差調整機能を有する時計装置 | |
JPS6145986A (ja) | 高精度電子時計 | |
JPH0346408A (ja) | 時計 | |
US20080191808A9 (en) | Layout for a time base | |
JPS5854715Y2 (ja) | 時報修正式電子時計 |