JPS622557Y2 - - Google Patents

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JPS622557Y2
JPS622557Y2 JP1985102100U JP10210085U JPS622557Y2 JP S622557 Y2 JPS622557 Y2 JP S622557Y2 JP 1985102100 U JP1985102100 U JP 1985102100U JP 10210085 U JP10210085 U JP 10210085U JP S622557 Y2 JPS622557 Y2 JP S622557Y2
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signal
temperature correction
temperature
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JP1985102100U
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JPS6163192U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は長期間にわたり高精度を保つ計時装置
に関するものである。
一般に高精度の計時装置の時間基準信号発生源
としては水晶発振器が用いられているが、この水
晶発振器も周囲の温度の変化によりその発振周波
数が変化することが知られている。従つて電子時
計を高精度に保つためには、温度変化により水晶
発振器の発振周波数又はその分周出力周波数の変
化を補償する必要がある。従来は水晶振動子の周
波数対温度特性を相殺するような容量温度特性を
有する感温容量素子等を水晶発振回路に組み込む
ことによつて補償し、その出力を分周して計時用
の基準時間信号を得ていた。しかしこの場合には
水晶振動子の温度周波数特性と温度補償素子の特
性が全く逆の対応を示すものでなければならない
が、実際には水晶振動子の特性曲線に追従するよ
うに補償素子を組み合せることは困難である。
又、補償素子は経年変化の大きなものが多く、さ
らに水晶振動子自身も経年変化をもつので、補償
安定性において劣り調整も容易でないという欠点
を有していた。
また温度周波数特性の異なる2個の水晶発振器
を持ち、一方を時間基準信号発生用、又他の一方
を温度検出用として用い、分周の途中で温度補正
をしてゆく方法が本願出願以前に本願出願と同一
の出願人によつて出願された特願昭51−81357号
に記されている。しかしながらこの方法も水晶振
動子の組み合せ、経年変化、調整など困難な点が
多く欠点を持つていた。
本考案の目的はこれらの従来の欠点を除去し、
周囲に温度変化があつても長期間一定に安定し、
また水晶振動子の組み合せの自由度も大きく、製
造及び修理の際にも歩度調整の簡単な計時装置を
提供することである。
以下、図面に基づいて本考案の実施例につき説
明する。
1はC−MOSによる低消費電力のCPU演算処
理部で内部に複数のレジスタ、デコーダなどを有
する。2は時間基準用水晶発振器であり、発振周
波数をここでは例えば1000000Hz(=1MHz)と
し、演算処理により10Hzをつくることで、正確な
0.1秒信号を作つている。3は温度補正用水晶発
振器で、前記時間基準用水晶発振器2とは温度周
波数特性が異なる。前記演算処理部1は前記時間
基準用水晶発振器2から時間基準信号を受け、ま
た前記温度補正用水晶発振器3より温度補正用信
号を受け、前記時間基準信号との差をとり温度検
出信号とする。次に前記演算処理部1は前記検出
信号により、あらかじめ前記PRM6に蓄えられ
ていた温度補正用データを呼び出す。前記PROM
6には製造の時点で水晶振動子の温度周波数特性
に対応した周波数の補正データを記憶させてお
く。
次に前記演算処理部1は前記温度補正用データ
により、前記時間基準信号を温度補正演算処理し
て温度変化による影響をなくしたうえで演算処理
により0.1秒間隔で1づつ0から9まで増える0.1
秒単位のデータをつくりレジスタにストアすると
同時に表示駆動手段7aに送り液晶によるマトリ
ツクス表示装置8に表示する。前記0.1秒単位の
データが9になると0.1秒後には0にリセツトさ
れ秒信号としての桁上げが1つ行なわれる。前記
秒信号のデータは前記0.1秒単位のデータが前記
演算処理部1によりつくられた次のタイミングで
演算処理され、前記0.1秒単位のデータによる桁
上げの秒信号によつて0〜59まで1つづつカウン
トされる。前記秒信号のデータが59になると1秒
後には0にリセツトされ、分信号としての桁上げ
が1つ行なわれる。以下同様の方法により秒デー
タ、分データ、時データ、日データ、曜データ、
月データ、年データがつくられ前記表示装置8に
表示されるが無用の繁雑さをさけるために説明は
省く。
以上のようにして表示装置8に現在時間をイン
ターフエイス7を通して表示することができる。
尚、この際、水晶振動子にも経年変化があるの
で、操作ボタン9により歩度調整のための信号デ
ータをインターフエイス7bを通してRAM5に
メモリし、前記操作ボタンの操作で温度補正用デ
ータを前記PROM6のデータから前記RAM5の
データに切りかえることにより適宜歩度調整を簡
単に行なうことができる。また製造の時点で適切
な経年変化修正用データをROM4にメモリして
おき前記ROM5に記憶されたデータに従い定期
的に、例えば毎年1回前記経年変化修正用データ
により前記温度補正用データを前記演算処理部1
において自動修正することにで経年変化を最小に
することができる。つまり、これらの補正により
計時装置の精度をいつでも最高に保つことができ
る。
また、以上のように水晶振動子の温度、時間に
対する周波数特性に応じた補正データを記憶部に
メモリする構成にしたため、製造時、修理時に水
晶振動子の周波数特性に応じた補正データを記憶
部にメモリするだけで簡単に高精度な計時装置が
得られることになる。
尚、以上の説明から、演算処理部1が他の構成
要件との間に有する機能は以下のものとなる。
時間基準用水晶発振器より時間基準信号を、
温度補正用水晶発振器より温度補正用信号を受
けとる。
前記時間基準信号と前記温度補正用信号との
差をとり温度検出信号を得る。
前記温度検出信号により読み出された記憶部
からの温度補正用データ、経年変化修正用デー
タを受けとる。
前記時間基準信号を前記温度補正用データに
より補正処理し、計数する。
前記温度補正用データを前記経年変化修正用
データにより定期的に修正する。
上述の如く、本考案は、水晶振動子の温度、時
間に対する周波数特性を考慮し、温度補正用デー
タを記憶した第1の記憶部及び経年変化修正用デ
ータを記憶した第2の記憶部を設け、経年変化に
応じ、前記経年変化修正用データにより定期的に
修正された前記温度補正用データで時間基準信号
を補正処理することで長期間にわたり歩度調整操
作を不要とした高精度な計時装置を実現でき、置
時計から腕時計その他に非常に有用な計時装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例のブロツク図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時間基準信号を出力する時間基準用水晶発振
    器、温度補正用信号を出力する温度補正用水晶発
    振器、温度補正用データを予め記憶した第1の記
    憶部、経年変化修正用データを記憶した第2の記
    憶部、前記時間基準信号及び前記温度補正用信号
    との差により温度検出信号を得、前記温度検出信
    号により予め前記第1の記憶部に記憶された前記
    温度補正用データを呼び出し、前記時間基準信号
    を補正処理する演算処理部、前記演算処理部で補
    正処理された前記時間基準信号に基づいて時刻表
    示する表示手段を備え、前記演算処理部は前記第
    1の記憶部の前記温度補正用データを前記第2の
    記憶部の前記経年変化修正用データにより定期的
    に修正することを特徴とする計数装置。
JP1985102100U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPS622557Y2 (ja)

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JP1985102100U JPS622557Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JPS6163192U JPS6163192U (ja) 1986-04-28
JPS622557Y2 true JPS622557Y2 (ja) 1987-01-21

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5155660A (ja) * 1974-09-16 1976-05-15 Centre Electron Horloger
JPS5164353A (ja) * 1974-12-02 1976-06-03 Suwa Seikosha Kk Ondohoseisuishodokei
JPS5262470A (en) * 1975-11-18 1977-05-23 Citizen Watch Co Ltd Electronic watch with keyboard

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5164353A (ja) * 1974-12-02 1976-06-03 Suwa Seikosha Kk Ondohoseisuishodokei
JPS5262470A (en) * 1975-11-18 1977-05-23 Citizen Watch Co Ltd Electronic watch with keyboard

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Publication number Publication date
JPS6163192U (ja) 1986-04-28

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