JPH0673837B2 - 穿孔装置 - Google Patents

穿孔装置

Info

Publication number
JPH0673837B2
JPH0673837B2 JP63175644A JP17564488A JPH0673837B2 JP H0673837 B2 JPH0673837 B2 JP H0673837B2 JP 63175644 A JP63175644 A JP 63175644A JP 17564488 A JP17564488 A JP 17564488A JP H0673837 B2 JPH0673837 B2 JP H0673837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
blade receiving
receiving tree
punching
tree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63175644A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0224097A (ja
Inventor
順三 村本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakura Seiki Co Ltd
Original Assignee
Sakura Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakura Seiki Co Ltd filed Critical Sakura Seiki Co Ltd
Priority to JP63175644A priority Critical patent/JPH0673837B2/ja
Publication of JPH0224097A publication Critical patent/JPH0224097A/ja
Publication of JPH0673837B2 publication Critical patent/JPH0673837B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び発明の概要] 本発明は、帳票やカタログ等の冊子に綴込用のパンチ孔
を穿孔する装置、即ち、穿孔装置に関するものである。
[従来技術とその問題点] 帳票やカタログ等の積層シート群に綴込用のパンチ孔を
穿孔する装置として、例えば、第4図に示すような穿孔
装置がある。
このものでは、複数の穿孔ユニット(2)(2)が一体
的にテーブル(T)に対して昇降するようになってお
り、前記穿孔ユニット(2)(2)の下部に常時回転駆
動状態に突設した穿孔筒刃(1)をテーブル(T)に載
置した積層シート群(S)に押し込むようにして穿孔し
ている。
上記穿孔装置では、積層シート群(S)の最下層のシー
トをも良好に穿孔する為、テーブル(T)の上面に穿孔
筒刃(1)に対向させて刃受木(3)を設け、上記穿孔
筒刃(1)の最降下位置で、第5図の二点鎖線で示す如
く、穿孔筒刃(1)の先端が前記刃受木(3)に対接す
るようにしている。そして、前記刃受木(3)をテーブ
ル(T)に形成した側方に長い開口の凹陥部(4)内に
移動可能に収容し、この収容状態で刃受木(3)の頂面
がテーブル(T)の上面と一致するようにしてある。
このものでは、穿孔回数が増えて刃受木(3)に形成さ
れる穿孔筒刃(1)の刃先の切り込み跡が大きくなっ
て、穿孔筒孔(1)と前記切り込み跡との間に最下層シ
ートが押し込まれて奇麗に穿孔できなくなる。そこで、
従来は、切り込み跡の大きさや穿孔状態を勘によって判
断し、前記不良穿孔となる前に、作業者が手動により前
記刃受木(3)を若干ずらすようにしている。
従って、予め適正な時期に刃受木(3)を一定距離ズラ
せるかぎり、積層シート群(S)のうち最も穿孔されに
くい最下層シートの穿孔も、常に、良好なものとなる。
ところが、上記のものでは、刃受木(3)をズラせる時
期を勘によって判断しなければならないことから、刃受
木(3)のズラせる時期が早すぎたり、逆に遅すぎて穿
孔不良が生じると言う問題が生じる。又、穿孔回数が所
定回数に達した時に的確に刃受木(3)を移動させ得た
としても、この刃受木(3)を手動で移動させなければ
ならないから、穿孔作業を中断しなければならず、使い
勝手が悪いと言う問題がある。又、生産ラインの自動化
の為、積層シート群(S)が連続して自動移送されてく
るような場合には、この従来の手動式のものは採用でき
ない。
[技術的課題] 本発明は、このような『穿孔筒刃(1)を回転させた状
態でこれを具備する穿孔ユニット(2)を昇降させ、前
記穿孔筒刃(1)をテーブル(T)上に載置した積層シ
ート群(S)に押し込んでこれを穿孔する形式のもので
あって、前記穿孔ユニット(2)の昇降域の最降下位置
において上記した穿孔筒刃(1)が対接する位置に刃受
木(3)を配設した穿孔装置』に於いて、穿孔性能が不
十分になる時点で的確に刃受木(3)を移動でき、しか
も、穿孔作業を中断することなく連続して行なえるよう
にすると共に、刃受木(3)を矩形の板状体とした場合
にこの刃受木(3)を長く使用できるようにすることを
その技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決する為に講じた本発明の技術的手
段は、『刃受木(3)は所定の厚さの矩形板とし、前記
刃受木(3)を支持位置可変に且取り外し可能に支持固
定する刃受木支持部と、前記刃受木支持部を一定姿勢に
維持したままで水平面内を回転駆動する回転駆動装置
と、穿孔ユニット(2)の昇降回数が所定回数に達した
とき回転駆動信号を出力するカウンター(K)とを具備
し、前記回転駆動装置は、前記カウンター(K)の回転
駆動信号出力によって、前記刃受木支持部を一定角度回
転駆動させる構成とした』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
穿孔回数の増加に伴い、穿孔筒刃(1)によって形成さ
れた刃受木(3)の刃跡は大きくなるが、良好に穿孔で
きる回数は経験則上、大略一定となっている。
カウンター(K)の出力発生時期は上記経験則に基づい
て所定の値に設定されることとなる。
従って、穿孔回数が前記設定回数に達すると、カウンタ
ー(K)から回転駆動信号が回転駆動装置に入力され
て、この回転駆動装置が一定時間作動するか又は一定量
作動して、刃受木支持部は一定姿勢を維持したままで水
平面内で一定角度回転駆動されることとなり、これに保
持された刃受木(3)の刃跡のない新しい表面が穿孔筒
刃(1)に対向することとなる。刃受木(3)は矩形の
板状体となっているから、穿孔回数が設定回数になる度
に前記動作を繰り返すと、最終的には、回転駆動装置に
よる回転半径と一致した円形軌跡の全域に、刃跡が連続
する。
このような状態になると、刃受木(3)の支持位置を変
えて使用する。すると、刃跡のない新しい表面が穿孔筒
刃(1)に対向し、回転駆動装置による回転半径と一致
した円形軌跡の全域に、刃跡が連続するまで、この状態
で連続使用できる。
そして、全体として円形の刃跡群が密に連続するまでこ
の刃受木(3)が使用できる。
[効果] 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
不良穿孔が生じる穿孔回数に達する時期に、的確に刃受
木(3)を自動的に移動できるから、刃受木(3)の移
動時期が早すぎたり、遅すぎたりすることがなく、刃受
木(3)の寿命を十分に生かした上で常じ良好に穿孔で
きる。
又、穿孔作業を中断することなく連続して刃受木(3)
を移動できるから作業性が向上する。
さらに、全体として円形の刃跡群が密に連続するまでこ
の刃受木(3)が使用できるから、刃受木(3)が長く
使用できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図〜第3図に基づいて説明
する。
本発明の第1実施例を第1図に示す。
この実施例の穿孔装置は、回転駆動装置によって保持金
具(7)をテーブル(T)の凹陥部(4)内で自転させ
ることなく間欠的に円運動させることにより、刃受木
(3)と穿孔筒刃(1)との対向位置を円周方向に一定
ピッチ刻みでズラすようにしたものである。
前記保持金具(7)は断面U字状の構成(第2図参照)
としてこのU字状断面内に刃受木(3)を圧入させ、こ
の刃受木(3)の上面とテーブル(T)の上面が一致す
るようにその取付け高さを設定している。従って、刃受
木(3)は平行な側面が保持金具(7)の立ち上がり部
との摩擦力によって相対移動阻止状態に保持される。ま
た、この保持金具(7)による刃受木(3)の保持位置
をその長手方向に変えるには、これを強制的に取り外し
て新たな位置に再度圧入する。
前記円周方向への移動を可能にする為に、第1図に示す
ように、上部に拡大径部(65)を具備した第1伝導軸
(60)及び第2伝導軸(61)を凹陥部(4)の底部から
テーブル(T)の下面側に回転自在に貫通突出させ、こ
の第1・第2伝導軸(60)(61)の前記突出部にそれぞ
れプーリ(64)を設け、このプーリ(64)(64)相互間
にベルト(62)を掛けることにより、第1・第2伝導軸
(60)(61)の同期回転を可能ならしめている。前記第
1伝導軸(60)の下端部には従動ギヤ(6)が取付けら
れており、この従動ギヤ(6)とパルスモータ(P)の
出力軸に設けた駆動ギヤ(5)とを咬合させている。
又、上記した拡大径部(65)は、その上面がテーブル
(T)に形成した凹陥部(4)の底面と一致するように
埋設されており、この拡大径部(65)の軸心からズレた
位置に穿設された貫通孔(63)には保持金具(7)の底
面に穿設したピン(70)を回転自在に挿通させている。
尚、上記した各伝動軸の拡大径部に形成した貫通孔(6
3)は同一方向に位置させてある。
上記パルスモータ(P)は、穿孔ユニット(2)の昇降
回数をリミットスイッチ(R)を介してカウントするカ
ウンター(K)によってその動作のタイミングが設定さ
れており、このカウンター(K)の計数値が設定値にな
ると、この時の出力信号によって、前記パルスモータ
(P)が一定角度回転せしめられるようになっている。
駆動ギヤ(5)、従動ギヤ(6)及びベルト(62)を介
して第1・第2伝動軸(60),(61)は同期回転せしめ
られ、保持金具(7)は貫通孔(63)の偏心量に応じた
公転を行なうこととなる。尚、この実施例では、穿孔ユ
ニット(2)の昇降回数が50回に達する毎に保持金具
(7)が円運動する際の円弧長さが1mm〜5mm程度となる
ようにしている。
また、保持金具(7)は公転することとなるから、穿孔
筒刃(1)の刃受木(3)における対向点(刃跡)が連
続する軌跡は円となる。
従って、刃受木(3)の位置を変えながら一定サイズの
矩形の刃受木(3)を使用する場合、穿孔筒刃(1)の
対向点(刃跡)の軌跡の総長さは、刃受木(3)を直線
移動させるものに比べて大幅に大きいものとなる。従っ
て、刃受木(3)の交換周期は長いものとなる。なお、
刃受木(3)の一公転後、刃受木(3)をその長手方向
に公転直径だけズラせると同じ刃受木(3)を使用する
ことができるものとなるが、場合によっては、ズラせる
距離を前記公転直径より小さくしても良い。
続いて、本発明の第2実施例を第2図及び第3図に基づ
いて説明する。
この実施例の穿孔装置における刃受木(3)の移動装置
は、第1実施例のものとほぼ同様の構成であるが、保持
金具(7)を正確に所定量移動させる為に、第2図に示
すように、パルスモータ(P)の回転をゼネバギヤ装置
(Z)を介して駆動ギヤ(5)に伝動させるようにして
いる。
上記したゼネバギヤ装置(Z)は、12個の歯を具備する
従動ホイール(98)とこれに咬み合うピン(97)を具備
する原動ホイール(99)とからなり、上記原動ホイール
(99)が一回転することにより、第3図に示す如く、前
記ピン(97)が一歯分だけ従動ホイール(98)を回転せ
しめるようになっている。即ち、原動ホイール(99)が
一回転することにより、正確に従動ホイール(98)が30
度回転するように設定されているのである。
そして、同図に示すように、原動ホイール(99)をパル
スモータ(P)の出力軸に、又、従動ホイール(98)を
駆動ギヤ(5)に取付けている。
従って、カウンター(K)の計数値が設定値になってこ
れからの出力信号によってパルスモータ(P)の出力軸
が一回転せしめられると、ゼネバギヤ装置(Z)の従動
ホイール(98)が30度回転せしめられ、従動ギヤ(6)
プーリ(64),(64)等を介して、保持金具(7)は移
動することとなる。
尚、上記した第1及び第2実施例の場合、刃受木(3)
はテーブル(T)の凹陥部(4)内で公転するものであ
るから、凹陥部(4)の側壁と刃受木(3)との間隔は
変化することとなるが、刃受木(3)と凹陥部(4)と
の間を薄板で被蓋するようにすれば、積層シート(S)
を自動送りするような場合でも、積層シート群が前記間
隙に落ち込むようなことはないし、又、引かかるような
ことはない。
尚、移動装置としては、上記のパルスモータ(P)以外
の他の駆動装置を代替使用できること、及び、穿孔動作
の検知にはリミットスイッチ(R)以外にフォトセンサ
ー等の他の検知手段を利用できることは言うまでもな
い。
更に、保持金具(7)としては、刃受木(3)に移動力
を付与できるかぎり他の支持構造を採用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の移動装置の説明図,第2
図は本発明の第2実施例の回転駆動装置の全体説明図,
第3図は第2実施例の回転駆動装置の要部の機構平面
図,第4図及び第5図は従来例の穿孔装置の説明図であ
り、図中、 (1)……穿孔筒刃 (2)……穿孔ユニット (3)……刃受木 (7)……保持金具 (T)……テーブル (K)……カウンター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穿孔筒刃(1)を回転させた状態でこれを
    具備する穿孔ユニット(2)を昇降させ、前記穿孔筒刃
    (1)をテーブル(T)上に載置した積層シート群
    (S)に押し込んでこれを穿孔する形式のものであっ
    て、前記穿孔ユニット(2)の昇降域の最降下位置にお
    いて上記した穿孔筒刃(1)が対接する位置に刃受木
    (3)を配設した穿孔装置に於いて、刃受木(3)は所
    定の厚さの矩形板とし、前記刃受木(3)を支持位置可
    変に且取り外し可能に支持固定する刃受木支持部と、前
    記刃受木支持部を一定姿勢に維持したままで水平面内を
    回転駆動する回転駆動装置と、穿孔ユニット(2)の昇
    降回数が所定回数に達したとき回転駆動信号を出力する
    カウンター(K)とを具備し、前記回転駆動装置は、前
    記カウンター(K)の回転駆動信号出力によって、前記
    刃受木支持部を一定角度回転駆動させる構成とした穿孔
    装置。
JP63175644A 1988-07-14 1988-07-14 穿孔装置 Expired - Lifetime JPH0673837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175644A JPH0673837B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 穿孔装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175644A JPH0673837B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 穿孔装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0224097A JPH0224097A (ja) 1990-01-26
JPH0673837B2 true JPH0673837B2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=15999694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63175644A Expired - Lifetime JPH0673837B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 穿孔装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0673837B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08126995A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Wakita Koki Seihon:Kk 穿孔機用刃受木自動移動装置
TWI337575B (en) * 2005-03-25 2011-02-21 Daido Kogyo Kk Paper cutting machine having rest
GB2467968B (en) 2009-02-24 2015-04-22 Dyson Technology Ltd Centrifugal compressor with a diffuser
CN112388729A (zh) * 2020-11-25 2021-02-23 宋志龙 一种pcb制备***的钻孔设备与工作方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5256387U (ja) * 1975-10-20 1977-04-23
JPS5511735A (en) * 1978-07-07 1980-01-26 Shibaura Eng Works Ltd Perforator

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0224097A (ja) 1990-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5797305A (en) On demand cross web perforation
JP2001198889A (ja) 孔明け装置
JP2011161601A5 (ja)
NL1007361C2 (nl) Perforator.
CN101108492B (zh) 纸张穿孔装置及纸张穿孔方法
JPH0673837B2 (ja) 穿孔装置
JP2002326196A (ja) 穿孔装置
JPS6016856B2 (ja) 工具を貫通して間欠的に送られる帯状ブリキ板等の様な条片状又は帯状材料から金属小板を打ち抜くためのプレス機の工具の位置決め装置
JP3006168B2 (ja) 電動式パンチ装置
JP2016040059A (ja) 穿孔装置
CN220409823U (zh) 一种硬纸袋加工用打孔装置
EP0083164B1 (en) Rotary punch assembly
CN219310379U (zh) 一种九十六槽定子的切割装置
CN214214936U (zh) 一种移板装置及冲口机
JPH0758837B2 (ja) 電子部品装着機
CN111604536B (zh) 一种定长截断装置和截断方法
EP0528675A2 (en) Rotary perforator, method for perforating a web, and web perforated by the rotary perforator
CN212286066U (zh) 一种定长截断装置
CN217018681U (zh) 一种可以控制打孔间距的m型钢带生产用打孔装置
JPH0212078Y2 (ja)
JPH0957687A (ja) サークルカッター
JPH0441153Y2 (ja)
JPH0694118B2 (ja) フィルム孔開け機
JP2001347492A (ja) ロータリパンチユニット
KR910000032B1 (ko) 라벨 부착용 봉침의 전자동 천공 기계장치