JP3006168B2 - 電動式パンチ装置 - Google Patents

電動式パンチ装置

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JP3006168B2
JP3006168B2 JP3155642A JP15564291A JP3006168B2 JP 3006168 B2 JP3006168 B2 JP 3006168B2 JP 3155642 A JP3155642 A JP 3155642A JP 15564291 A JP15564291 A JP 15564291A JP 3006168 B2 JP3006168 B2 JP 3006168B2
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punch
motor
paper
moving
sensor
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小篠裕司
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Pentel Co Ltd
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイルに綴じて使用
する紙に1穴のパンチで多穴をあけることのできるパン
チ装置に関するものであって、特に、電気を動力として
のモ−タを用いてパンチ部の移動と、紙に綴じ穴を開け
る電動パンチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチを用いて紙に多穴を開ける
場合、使用されている刃の個数、配置間隔により対応で
きるものが限定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術に
よると、システム手帳のリフィルや、バインダノート等
の綴じ穴が多いものについて、穴を開ける人の技術を要
するなどの不具合があった。また、綴じ穴の間隔が従来
のパンチでは固定されており綴じ穴間隔の違ったものに
は対応が出来ないという不具合があった。
【0004】本発明は、前述した課題を解決するために
なされたものであって、用紙に穴をあける位置を指示す
るために印を付けたガイドと、該ガイドの印を検出する
センサーと、該センサーによって用紙に穴をあける1つ
だけの刃と、前記刃を駆動させる機構を内蔵するパンチ
部をモータによって移動させる機構と、該移動機構をセ
ンサー信号に従ってモータを制御して移動、停止する為
の情報を処理する制御部とからなり、前記センサーより
入力された情報に基づき用紙の所望の位置に穴をあける
電動式パンチ装置を提案するものである。
【0005】
【作用】本発明の電動式パンチ装置は、パンチ部の移動
を電動で行う事により人が紙或いはパンチ部を手で動か
す必要がなくなり、位置検出部が正確な位置情報を持っ
ているために、迅速且つ正確に、適切な位置に自動的に
綴じ穴をあける事が可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。まず、図1は、本発明による電動パンチ装
置の外観斜視図である。本体1には紙2がセットできる
ようになっており、更にパンチ部3が移動するためのパ
ンチ部移動溝4と、穴あけ位置設定ガイド5が設けられ
ている。パンチ部3の中には、制御ハードウェア部6を
設けてあり本体1内部の移動用モータ、パンチ用モー
タ、ガイドを検出する反射型光学式センサー20と結線
されて、移動用モータ8での正確な位置情報を制御部へ
印加する。
【0007】次に、図2は、パンチ部3の内部構造を摸
式的に示した縦断面図である。穴あけ位置設定ガイド検
出センサ20がハ−ドウェア部6と接続ケーブル7で結
線されている。駆動軸10は図示しないモータに直結さ
れておりモータが回転すると、駆動軸10が回転し更に
駆動軸10と噛合したギア11が回転してクランク12
を矢印の方向へ回転させる。ギア11とクランク12と
同軸に固着されたギアとが噛合して、クランク12が回
転するとクランクシャフト13が上に持ち上げられ、支
点としての支持ピン14を中心にしてバネ15で支えら
れた刃16を押し下げ紙2の穴あけ動作が行われる。
【0008】刃16を押し下げられると紙屑受け17の
上面に設けた嵌合孔18のエッジと、刃16とが紙2を
挟んで剪断力により紙2に穴をあける。紙2の穴のあけ
られた部分は紙屑受け17内に落下し収容される。ま
た、パンチ部3の下面には移動用の車輪19が配置され
ている。
【0009】次に、図1、図2、図4を参照して本装置
の穴あけ動作及び操作方法を説明する。図4は、パンチ
部3の駆動部分を下から見た図である。パンチ部3に
は、穴あけ位置設定ガイド検出センサ20が固着され、
穴あけ位置設定ガイド5上には事前に任意の位置に、所
望の個数印した黒マ−クを検出するよう配置されてい
る。ベルト21は移動用モータ8に設けられているギア
22とベルト21が緩まないように設けられたギア23
に掛けられており、移動用モータ8が回転することによ
りパンチ部3が左右に移動する。
【0010】次に、操作方法と動作の説明をする。まず
パンチ部3が本体1の左右どちらかの端まで移動した状
態(待機状態)で用紙2にあけたい綴じ穴の個数分各位
置に黒マ−クを印した位置設定ガイド5を用意し、穴あ
け位置設定ガイド検出センサー20の下の所定の位置に
合わせてセットする。次に本体1の所定の位置に用紙2
の端部を合わせてセットすると図示しないスイッチが入
り移動用モータ8が回転する。移動用モータ8が回転す
ることにより本体1の左右どちらかの端に位置したパン
チ部3が反対の端方向へ移動する。
【0011】パンチ部3に取り付けられた穴あけ位置設
定ガイド検出センサ20がガイド5上の黒マ−クの印を
検出するとハードウェア部6に信号が印加され制御回路
により移動用モータ8の回転を停止させる。その後、パ
ンチ部3の内部のモータを回転させ駆動軸10、ギア1
1、クランク12を回転させ、クランクシャフト13を
動作させ、刃16を押し下げることにより紙2に穴をあ
ける。この作業を繰り返し、ガイド5上の黒マ−クを検
出する度に穴あけを行ない、本体1の左右の端で図示し
ないリミットスイッチを検出した時点で終了する。以上
の処理により用紙2に適切な綴じ穴をあける事が可能と
なる。
【0012】次に、図5を参照してハードウェア部6の
制御手順を説明する。まずパンチ部3により左または右
のリミットスイッチの入力があるまでパンチ部移動用モ
ータ8を回転させる。リミットスイッチより入力があっ
た時点でパンチ部移動用モータ8の回転を停止する。次
に穴あけ用紙セットセンサーより入力があるまで待機す
る。穴あけ用紙セットセンサーより入力があり、紙のセ
ットを確認後移動用モータ8を先の回転とは逆の回転を
させる。
【0013】これによりパンチ部3が現在位置している
端から反対側の端に向かって移動する。この移動時にガ
イド検出の反射型光学式センサ20より入力があった場
合に、パンチ部3の移動用モータ8を停止させる。パン
チ部移動用モータ8の停止後穴あけモータを回転させ、
穴あけモータ停止位置センサよりの入力があった時点で
穴あけモータを停止させ1つの穴あけを完了する。
【0014】穴あけモータ停止後パンチ部移動用モータ
8の回転を再開する。パンチ部3が始めの位置と反対の
端のリミットスイッチの入力があるまで繰り返す。リミ
ットスイッチの入力でパンチ移動用モータ8を停止さ
せ、パンチ部3の移動を完了する。紙セットセンサの入
力がなくなるまで待ち、穴あけ用紙が外されたことを確
認後待機状態に戻り、新しい穴あけ用紙がセットされる
のを待つ。
【0015】尚、本実施例では、移動用モータに位置検
出部を設けたが、パンチ部の位置を知ることを目的とし
たものであるからパンチ部に付随した移動機構に位置検
出部を配置させてもかまわない。また、ガイドを検出す
るセンサとしては、ガイドの印を検出できるものであれ
ば光学センサー、マイクロスイッチ、エアースイッチ等
を使用してもかまわないものである。また、穴あけ位置
設定ガイドも検出センサーに対応したマーク式、穴をあ
けたもの、すでに穴のあいた紙等を使用してもかまわな
い。また、パンチ部とセンサ部の移動機構について本実
施例では同一の移動機構であるものとしたが、別々の移
動機構でもかまわない。また、パンチ部の穴あけ機構も
クランクを用いて説明したが、紙に穴をあけるだけの力
が得られる機構であればよく、本実施例に限定されるも
のではない。
【0016】
【発明の効果】本発明は、システム手帳のリフィルや、
バインダノート等の多種多様なファイルに対して、それ
ぞれに対応した穴あけ位置を設定したガイドを用意する
か、すでに穴のあいた用紙をガイドにすることで、それ
ぞれに対応した綴じ穴を自動であける事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に於ける外観斜視図
【図2】 パンチ部の要部縦断面図
【図3】 紙屑受けの平面図
【図4】 底面図
【図5】 全体ハード構成図

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に穴をあける位置を指示するために
    印を付けたガイドと、該ガイドの印を検出するセンサー
    と、該センサーによって用紙に穴をあける1つだけの刃
    と、前記刃を駆動させる機構を内蔵するパンチ部をモー
    タによって移動させる機構と、該移動機構をセンサー信
    号に従ってモータを制御して移動、停止する為の情報を
    処理する制御部とからなり、前記センサーより入力され
    た情報に基づき用紙の所望の位置に穴をあけることを特
    徴とする電動式パンチ装置。
JP3155642A 1991-05-30 1991-05-30 電動式パンチ装置 Expired - Fee Related JP3006168B2 (ja)

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