JPH0673567B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0673567B2
JPH0673567B2 JP60295758A JP29575885A JPH0673567B2 JP H0673567 B2 JPH0673567 B2 JP H0673567B2 JP 60295758 A JP60295758 A JP 60295758A JP 29575885 A JP29575885 A JP 29575885A JP H0673567 B2 JPH0673567 B2 JP H0673567B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパチンコ機に関するものである。
(従来の技術) パチンコ機には、所定の入賞口を含む入賞領域へパチン
コ球を導く案内部材を、パチンコ球を拾う方向に動かす
ことにより入賞確率増大状態になる入賞装置を設けたも
のである。
そして、この種パチンコ機は、従来、前記所定の入賞口
にパチンコ球が入賞したとき所定時間内の前記入賞装置
の入賞確率増大状態を維持し初め、該入賞装置の入賞確
率増大状態中に前記所定の入賞口にパチンコ球が入賞し
た時には、再度最初から入賞確率増大状態を開始させる
ようになっている。これによって、賭博性が抑制され、
かつ、遊技者の遊技意欲をも減衰させることがないよう
にしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような所謂役物動作を行なわせるも
のであっても、次の様な点で充分なものとは言い難かっ
た。
すなわち、機差によって入賞領域内の部分的な構造、形
状が微妙に異って、中には所定の入賞口に比較的とび抜
けて入り易いものと、その逆に入り難いものとが生ずる
ことがあった。そして、前者の場合には、一般にこの種
パチンコ機では入賞装置の入賞確率増大状態を連続的に
継続する回数は制限されているため、入賞装置が入賞確
率増大状態になってから直ぐに所定の入賞口に入賞する
といったケースが連続し、遊技者にとって充分なる利益
が付与しないまま役物動作が終了してしまうこととな
る。また後者の場合には、入賞確率増大状態とすること
ができないまま遊技を終ってしまう可能性が高い。した
がって、何れの場合にしても遊技差に不満感を覚えさ
せ、遊技意欲を減衰させることに通ずることとなるので
ある。
よって、本発明の目的は、極力機差に影響されにくく、
各遊技台の遊技動作を容易に均一化することができるパ
チンコ機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そのため本発明は以下の構成を有している。
すなわち、 遊技盤に設けられた始動入賞口と、所定の入賞口を含む
入賞領域へパチンコ球を導く案内部材を通常時パチンコ
球を拾わない閉状態から拾う開状態に動かすための駆動
手段を備えた入賞装置と、通常時に入賞条件設定用の当
り情報及び外れ情報が順次1種類づつ表示される可変表
示をさせ所定の入賞口にパチンコ球が入ったとき、その
入賞タイミングによって当り情報及び外れ情報の何れか
を選択的に停止表示し且つ停止表示情報を検出し検出の
終了に基いて可変表示を再開させるための入賞条件設定
装置と、始動入賞口への入賞時に予め定められた第1開
放時間だけ駆動手段を作動させ入賞条件設定装置におい
て当り情報が検出されるとセットされ第1開放時間より
も長い第2開放時間だけ入賞確率増大状態を維持させる
ために駆動手段を作動させる入賞確率増大化回路と、入
賞確率増大化回路のセット状態中に、入賞条件設定装置
にて当り情報が検出されたときには、入賞確率増大状態
を再度最初から開始させるように入賞確率増大化回路を
制御する入賞確率増大状態制御回路と、 を備えたパチンコ機である。
(発明の作用) 本願発明は上記のように構成したので、通常時である遊
技開始以前から、当り情報及び外れ情報が入賞条件設定
装置によって可変表示され、遊技の第1段階では始動入
賞口への入賞により、入賞確率増大化回路は駆動手段を
第1開放時間だけ作動させるので、パチンコ球を拾わな
い閉状態にある案内部材が第1開放時間だけパチンコ球
を拾う開状態に動かされる。
このため入賞装置は、パチンコ球が案内部材によって入
賞領域へ導かれない状態から、入賞領域へ導かれ易い状
態に移行し、入賞確率増大状態が第1開放時間だけ形成
され、その間パチンコ球は入賞領域に入賞し易くなる。
つぎの第2段階では、上記第1段階の開状態中に入賞領
域への入賞球の有無が認識され、入賞球があった場合、
第3段階では所定の入賞口にパチンコ球が入るか否かが
認識され、所定の入賞口にパチンコ球が入った場合、可
変表示状態にある入賞条件設定装置は、第4段階でいず
れかの情報を停止表示すると同時に、当り情報が停止表
示されているか否かを判定する。
この時点で遊技者は、入賞条件設定装置に停止表示され
ている当り情報または外れ情報を認識しており、同時に
入賞条件設定装置もその旨を判定し、つぎに第5段階で
は、上記第4段階において当り情報が入賞条件設定装置
で判定された場合、入賞確率増大化回路は入賞確率増大
状態を第2開放時間だけセットする。
他方、入賞確率増大化回路が外れ情報を判定した場合、
入賞確率増大化回路は入賞確率増大状態をセットせず、
第1段階と同様、始動入賞口への入賞待ち状態になる。
つぎの第6段階で入賞確率増大化回路は停止表示情報の
種類検出の終了に基いて可変表示を再開させ、停止表示
情報の種類は、上記第4段階において停止表示された情
報の遊技者による認識と同時に検出されるので、外観
上、停止表示された情報の種類を認識後、直ちに可変表
示が再開され、入賞確率増大状態のセット有無にかかわ
らず、情報の停止表示に要する時間を可及的に短縮で
き、現遊技から即座に次回セットのための遊技に移行で
きる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
まず、第1図において、1は本発明に係るパチンコ機の
遊技盤であり、この遊技盤1上には球発射装置(図示
略)により発射されたパチンコ球を誘導する誘導レール
2が固着されており、遊技盤1の誘導レール2の外方部
分はパチンコ球が打込まれない非遊技部3とされ、遊技
盤1の誘導レール2に囲まれるその内方部分はパチンコ
球が打込まれる遊技部4とされている。
非遊技部3の両肩には表示ランプ5,5,…が配設されてい
る。
遊技部4には、その両側に表示ランプ6,6が配設され、
さらにその内方にはランプ付風車7,7と、パチンコ球入
賞の都度一定量の賞品球を払出すためのみの普通の入賞
口8,8と、普通の入賞口としても機能しかつ通称チュー
リップという役物が付加されたランプ付入賞口9,9と、
センター役物(入賞装置)10と、センター役物補助ユニ
ット11と、何れの入賞口にも入賞しなかったパチンコ球
を回収する外れ口12とが配設されている。
補助ユニット11は遊技盤1に設けられた始動入賞口とし
ての第1始動入賞口13,13と第2始動入賞口14とカバー1
5とを備えており、始動入賞口13,14は普通の入賞口とし
ての機能の他、センター役物10に関連した特別の機能も
有するもので、これは後述により明らかにする。カバー
15はケース状をなして3つの始動入賞口13,14全てにか
ぶさるように遊技部4上に固着されている。このカバー
15の上部には各始動入賞口13,14にパチンコ球を導く球
入口(図示略)が開設され、各球入口の上方には障害釘
16が2本ずつ打設されている。尚、この障害釘16は遊技
部4上に多数存在するもので、ここでは、図示を省略し
ている。
センター役物10は第2図〜第4図に示すようにそのボデ
ィ17が前板部18とケース部19とから構成されており、遊
技部4の略中央に穿設された役物取付け孔(図示略)に
表面側からケース部19該が挿入され、かつ前板部18が遊
技部4上にねじ止めされて該遊技部4上に固着されてい
る。
前板部18には天穴入賞口20が開設されており、かつその
下方には10カウント表示器21とデモ用ランプ22,22とが
横方向に並設されると共に、これらにその上方からかぶ
さるように飾り取付け板23が前側に突設されている。10
カウント表示器21はLEDにより7セグメント構成で後述
する10カウント値を数字で表示するものである。飾り取
付け板23には図示しない飾り板が接着剤などで取付けら
れるようになっている。前板部18の両側部にはデモ用ラ
ンプ24,24が設けられている。
ケース部19の正面側は開口されており、その開口部(入
賞領域)25内の下部には所定の入賞口26と他の入賞口2
7,27とが横一列に並設されている。これらの入賞口26,2
7,27は、普通の入賞口としての機能を有する他、センタ
ー役物10に関連する特別の機能を有しており、これは後
述により明らかにする。開口部25の下部周縁には、各入
賞口26,27,27を仕切る仕切り板部28,28を備える飾り取
付け板29が前側に突出するように立設されており、この
飾り取付け板29には図示しない飾り板が接着剤などで取
付けられるようになっている。
飾り取付け板23の上板部30及び側板部31,31は開口部25
の上方において廂状に位置し、飾り取付け板29の各端部
32は開口部25の各側縁においてその真中辺に位置してお
り、開口部25は、これらの飾り取付け板23,29により、
その各側縁における飾り取付け板23の上板部30及び側板
部31,31と飾り取付け板29の各端部32との間の部分(以
下、この部分を球入口部33という。)を除いて囲繞さ
れ、その囲まれている部分からのパチンコ球の侵入が阻
止されるようになっている。
各球入口部33の前方には開動部材としての案内羽根34が
設けられており、各案内羽根34はそれぞれ各球入口部33
を開閉するものである。すなわち、案内羽根34は飾り取
付け板29の端部32の上方においてその中間部が軸支され
ているものであり、35はその支軸となるシャフトであっ
て、このシャフト35は固着され、これと一体になって第
2図中の矢印A−A′方向に回動可能とされている。案
内羽根34は通常時そのA′方向の回動で第2図に示す状
態に及びA方向の回動で起立状態になるようにされてお
り、通常はこの起立状態となるようにされ、該状態で
は、球入口部33沿いに延在して、一端が飾り取付け板23
の側板部31下端とパチンコ球1個も通過できない狭い間
隔を置いて該側板部31下端の近傍に位置し、かつ他端部
が飾り取付け板29の端部32の内側に接触して位置し、開
口部25をパチンコ球に対して遮断し開口部25へのパチン
コ球の侵入を阻止する閉状態であって、第2図に示す状
態では、前記一端部が前記他端部よりも若干上になる傾
斜状をなして、該一端部側が開口部25の外側であってパ
チンコ球の流れる領域へ張出し、かつ該他端部側が開口
部25の内側に張出すように延在して、該一端部及び他端
部が飾り取付け板23の側板部31下端から、パチンコ球1
個は勿論のこと複数が上下に並んでまとまって通過でき
るくらい離れ、前記一端部側からパチンコ球を拾えば、
これを前記他端部側へ流して開口部25内に案内すると共
に、拾わなかったパチンコ球であってもその球入口部33
からの開口部25内への飛入を許容する開状態である。
開口部25内の入賞口26,27,27の上方には役継続回数表示
器36が設けられており、この役継続回数表示器36は、、
8個のLED36−1〜36−8を横一列に備え、これらのLED
36−1〜36−8を役継続回数に応じて一つずつ増加点灯
させてゆくようになっているものである。開口部25内の
残りの部分には窓枠部37が設けられており、この窓枠部
37は、開口部25の上縁、両球入口部33,33及び役継続回
数表示器36の上縁からケース部19の内方であってかつ奥
方に引込むように形成されており、その内周は窓部38と
されている。窓枠部37の両側部にはデモ用LED39,39,…
が嵌着されている。
ケース部19内であって、その窓部25の奥方には、第3図
及び第4図にも示すようにリーフ式表示器40が設けられ
ており、41はその回転軸、42,42,…は表示板であり、こ
のリーフ式表示器40は、後述する絵柄検出器48とともに
入賞条件設定装置を構成し、回転軸41の回転により該回
転軸41の周囲を表示板42,42,…に循らせて該表示板42,4
2,…により複数種類の識別情報となる絵柄を可変表示す
るもので、この表示板42,42,…を窓部38を通して視認で
きるように配置されているものである。すなわち、表示
板42,42,…は、回転軸42の周囲に、ここでは10枚保持さ
れているもので、43,43はその保持板であり、各保持板4
3は回転軸41の各端に固定されており、各保持板43には
第5図に示すように、保持孔44,44,…が穿設されてい
る。各表示板42には、その両側に突起部45が形成されて
おり、この各表示板42は、この各突起部45がそれぞれ各
保持板43の保持孔44に挿入されて両保持板43,43間に回
動自在に挾み込まれている。保持孔44,44,…は保持板43
の周回り方向に等間隔に配置されている。各表示板42
は、窓部38に面する絵柄表示位置において2枚1組で1
つの絵柄を表示する。つまり、各表示板42には、その表
・裏各面に絵柄の上半分及び下半分が描かれ、通常時、
各表示板42は回転軸41の第3図における矢印B方向の回
転により該回転軸41の周囲を循って上半分表示位置そし
て下半分位置に順次到来し絵柄の上半分及び下半分を順
次1種類づつ表示(可変表示)し、この可変表示は所定
の入賞口26への入賞により、いずれかの情報を停止表示
するようにされている。46はストッパ片であって、この
ストッパ片46はケース部19に固定されて表示板42が上半
分表示位置にあるとき該表示板の上縁部に係合し、この
表示板42が下半分表示位置側へ倒れ込まないようにされ
ているものである。
このリーフ式表示器40によって表示される10の絵柄のう
ち、3つは当りを表わすものとされ、残りは外れを表わ
すものとされている。ここにおける、当り、外れについ
ては後述により明らかにする。
窓部38には凸レンズ47が接着されており、表示板42の絵
柄は、この凸レンズ47により拡大された状態で視認され
るようになっていて、リーフ式表示器40の小型化が図
れ、ケース部19内におけるスペースの有効利用化が図れ
る。
48は絵柄検出器であり、この絵柄検出器48は各表示42の
位置を利用して停止表示された絵柄の種類を検出するも
のであって、絵柄検出板49と当り検出センサ50とから構
成されている。51はケース部19の各側部間に架設された
固定支軸であり、リーフ式表示器40の回転軸41は、この
固定支軸51に回転自在に軸支されており、絵柄検出板49
は、この固定支軸51に回転自在に軸支されかつリーフ式
表示器40の回転軸41にこれと一体回転するように連結さ
れた回転軸41と同軸にされて一体成形されている。この
絵柄検出板49には3個の当り検出用孔52が穿設されてお
り、当り検出センサ50は当りを表わす絵柄が表示されて
いるときに当り検出用孔52を検出するように配置されて
いる。そしてリーフ表示器40は絵柄検出器48による停止
表示絵柄の種類検出の終了に基いて可変表示を再開させ
る(後述)。
53は駆動手段としてのソレノイド装置、54はリンク機
構、55,55は引張りコイルバネであり、これらのソレノ
イド装置53、リンク機構54及び引張りコイルバネ55,55
によって案内羽根34,34の駆動が行なわれるようになっ
ている。
ソレノイド装置53はケース部19の裏面側のソレノイド取
付け板56に、これと固定板57との間に挾み込まれるよう
に固着されて上下方向に立設されており、58はそのプラ
ンジャ、59はソレノイドである。プランジャ58の中間部
にはリング60が固着されており、このリング60とソレノ
イド59の上端面との間には弾発コイルバネ61がプランジ
ャ58に嵌合されて装着されており、プランジャ58は、こ
の弾発コイルバネ61により突出付勢されており、ソレノ
イド59に通電されると、このソレノイド59はプランジャ
58を吸引する。
リンク機構54は2種4つのリンク62,62,63,63からな
り、ソレノイド装置53のプランジャ58と案内羽根34,34
のシャフト35,35とを連結してソレノイド装置53の動力
をシャフト35に伝達する。各リンク62は、その一端がプ
ランジャ58の上端部に軸着されており、64はその連結軸
であって、かつ中間部はケース部19の裏板等に軸支され
ていて、65,65はその支軸である。各リンク63はその一
端がそれぞれ各リンク62の他端に軸着されており、66,6
6はその連結軸であって、かつ他端は各シャフト35の末
端に固着されている。プランジャ58が下降すれば各リン
ク62がその他端部が上昇する方向に回動し、これにより
各リンク63がその一端部が上昇する方向に回動し、その
他端部において各シャフト35が回転されて各案内羽根34
が開かれる。プランジャ58が上昇すれば各リンク62,63
は逆に回動して各案内羽根34は閉じられる。
各リンク62にはバネ掛け部67がそれぞれ形成されてお
り、固定板57にはその各バネ掛け部67の下方にバネ掛け
部68がそれぞれ形成されている。各引張りコイルバネ55
は、各バネ掛け部67と各バネ掛け部68との間にそれぞれ
掛け渡されて装着されており、各リンク62を介して各案
内羽根34を閉方向に付勢し、弾発コイルバネ61と協働し
てソレノイド59の通電が断たれたとき案内羽根34、34が
円滑に閉まるようにされている。
69は減速機構付のモータ、70はモータ停止タイミング検
出器、71は動力伝達手段、72は表示固定手段であり、こ
れらのモータ69、モータ停止タイミング検出器、動力伝
達手段71及び表示固定手段72はリーフ式表示器駆動装置
を構成しており、モータ69は停止タイミング検出器70及
び後述の回路によってその作動・停止が制御され、この
モータ69の回転出力軸73とリーフ式表示器40の回転軸41
とは動力伝達手段71により連結されてモータ69の動力が
回転軸41に伝達されるようにされると共に、表示固定手
段72によって回転軸41の回転が阻止されてリーフ式表示
器40の表示が固定されるようになっている。
停止タイミング検出器70は各表示板42の位置に関連して
モータ69の停止タイミングを検出するもので、モータ69
はその検出信号が出力された時に通電が断たれて停止さ
れるようになっていて、各表示板42がその絵柄表示位置
(上半分表示位置あるいは下半分表示位置)に位置決め
されるように停止タイミング検出器70によて停止タイミ
ングを決めれば、モータ69の作動停止をもってリーフ式
表示器40の作動を停止させることができるようになって
いる。
動力伝達手段71は回転軸74,75と歯車76,77と間欠送りギ
ヤ78とから構成されている。回転軸74は、ケース部19の
各側部間に架設されて固定支軸79に回転自在に軸支され
ているものであり、回転軸75は、固定支軸51に回転自在
に軸支され、かつリーフ式表示器40の回転軸41と一体回
転するように該回転軸41と連結されている。歯車76はモ
ータ69の回転出力軸73に固着されており、歯車77は回転
軸74に固定されている。間欠送りギヤ78は原車80と従車
81とからなり、原車80は回転軸74に固定されていてモー
タ69の動力を連続的に受けるようにされ、従車81は回転
軸75に固定されていてリーフ式表示器40の回転軸41と一
体回転するようにされており、これら原車80と従車81に
よって各表示板42についてその各絵柄表示位置で順次止
まるように回転軸41が間欠送りされるようになってい
る。
原車80は6本の送りレバー82,82,…を回転方向に等間隔
に有し、従車81はその周部10箇所にU字状の切欠き部8
3,83,…を回転方向に等間隔に有するもので、各送りレ
バー82は、回転によりその先端部が各切欠き部83に対し
侵入し、そしてその侵入端において各切欠き部83の回転
方向前方の内壁に係合した状態で所定角度回転して従車
81を回転させ、その後に係合解除して脱出するようにさ
れ、順次、切欠き部83に循るようにされて、各表示板42
は所定ピッチずつ送られるようになっている。従車81
は、その切欠き部83の内壁と原車80の送りレバー82との
係合が解除する時に2枚の表示板42,42がそれぞれ上半
分表示位置及び下半分表示位置で止まるように位相調整
されている。
表示固定手段72は原車側回転体84と従車側回転体85とか
ら構成されており、原車側回転体84は回転軸74に固定さ
れて間欠送りギヤ78の原車80と一体回転するようにさ
れ、従車側回転体85は回転軸75に固定されて間欠送りギ
ヤ78の従車81と一体回転するようにされている。原車側
回転体84は、その周面が従車側回転体85の周面に対して
スライド可能とされ、かつ従車側回転体85は、その周面
が原車側回転体84の周面に対してスライド不能とされ
て、これら原車側回転体84と従車側回転体85との周面同
志は係合しており、各表示板42の絵柄表示位置への位置
決め後は、ガタなくその位置に固定されるようになって
いる。すなわち、原車側回転体84の周部には、その6箇
所にスライド部86が形成され、各スライド部86は従車側
回転体85の周面に対して凸状をなす円弧面87を有してい
る。原車側回転体84の周部におけるスライド部86とスラ
イド部86との間には切欠き部88′が形成されている。従
車側回転体85の周部は10箇所の被スライド部88により構
成されており、各被スライド部88はスライド部86の円弧
面87に適合する凹状の円弧面89を備えている。スライド
部86の円弧面87と被スライド部88の円弧面89とは摺接す
るようにされており、円弧面87は円弧面89に対し凸状で
あるがため該円弧面89上を絶対的にスライド可能であ
り、かつ円弧面89は円弧面87に対し凹状をなすがため該
円弧面87上を絶対的にはスライド不能であって、間欠送
りギヤ78の原車80のみ回転し同従車81が回転されず従車
側回転体85が回転していないときには、円弧面87が円弧
面89上をスライドすることにより原車側回転体84は回転
するようにされていると共に、間欠送りギヤ78の原車80
により同従車81が回転させられているときには、従車側
回転体85は該従車81と共に回転し、しかも、間欠送りギ
ヤ78が止って2枚の表示板42,42が位置決めされたあと
は、円弧面89が円弧面87に対してスライド不能であるこ
とから従車側回転体85は回転できず、したがってリーフ
式表示器40の回転軸41は回転できないで該2枚の表示板
42,42はガタなくその位置に固定されるようになってい
るものである。従車側回転体85は、これが回転される時
は、その円弧面89と円弧面89との頂点部が原車側回転体
84の切欠き部88内に入り込むようされていて、従車側回
転体85が回転するとき、これと原車側回転体84とが干渉
し合わないようにされている。
停止タイミング検出器70はタイミング検出板90とタイミ
ング検出センサ91とから構成されており、タイミング検
出板90は回転軸74に固定されていて間欠送りギヤ78の原
車80と一体回転するようにされている。このタイミング
検出板90には第7図に示すように6個のタイミング検出
用孔92,92,…が周回り方向等間隔に形成されており、タ
イミング検出センサ91は2枚の表示板42,42が絵柄表示
位置に到来したとき各タイミング検出用孔92を検知する
ように配置されている。このタイミング検出センサ91は
ケース部19に一体化されたセンサ取付け基板93に固着さ
れている。
第8図は本実施例で使用する電気回路を示すものであ
る。
この図において、94は第1始動球検出スイッチ、95は第
1始動スイッチ回路、96は第1始動ラッチ回路である。
第1始動球検出スイッチ94は第1始動入賞口13,13の夫
々に配され、各入賞口13におけるパチンコ球の入賞を検
出するものである。この第1始動球検出スイッチ94の検
出信号は第1始動スイッチ回路95により波形成形され
て、第1始動ラッチ回路96をラッチさせるものとなる。
97は第2始動球検出スイッチ、98は第2始動スイッチ回
路、99は第2始動ラッチ回路である。第2始動球検出ス
イッチ97は第2始動入賞口14に対し配され、この入賞口
14におけるパチンコ球の入賞を検出するものである。こ
の第2始動球検出スイッチ97の検出信号は第2始動スイ
ッチ回路98により波形成形されて、第2始動ラッチ回路
99をラッチさせるものとなる。
100はモータ停止指令球検出スイッチ、101はモータ停止
スイッチ回路、102はモータ停止指令用ラッチ回路であ
る。モータ停止指令球検出スイッチ100は、所定の入賞
口26に対して配設されており、この所定の入賞口26にお
けるパチンコ球の入賞を検出する。このモータ停止指令
球検出スイッチ100の検出信号はモータ停止スイッチ回
路101により波形成形されてモータ停止用ラッチ回路102
をラッチさせるものとなる。
103は停止タイミング検出スイッチ回路、104はモータオ
ン・オフ用ラッチ回路である。停止タイミング検出スイ
ッチ回路103には、モータ停止タイミング検出センサ91
の検出信号が入力され、この検出信号は該スイッチ回路
103によって波形成形され、モータオン・オフ用ラッチ
回路104をラッチさせるものとなる。
105は当り検出スイッチ回路、106は当りラッチ回路であ
る。当り検出スイッチ回路105には当り検出センサ50の
検出信号が入力されるようになっており、この検出信号
は、該スイッチ回路105により波形整形されて当りラッ
チ回路106をラッチさせるものになる。
107は10カウント球検出スイッチ、108は10カウントスイ
ッチ回路、109はカウント回路である。10カウント球検
出スイッチ107は、所定の入賞口26及び他の入賞口27に
おけるパチンコ球を10カウント球として検出するもの
で、その検出信号は10カウントスイッチ回路108によっ
て波形整形されて10カウント回路109に入力される。こ
の10カウント回路109は、該検出信号を受ける毎にカウ
ントアップし、そのカウント値を表わすカウント値信号
と、該カウント値が「10」になったときの10カウント
リセット信号とを出力する。
110は入賞確率増大化回路としてのタイマ回路であり、
このタイマ回路110は、第1始動ラッチ回路96にリセッ
トをかけるためのタイマ信号と、第2始動ラッチ回路
99にリセットをかけるためのタイマ信号と、ソレノイ
ド59を励磁するためのタイマ信号と、LED39,39,…か
らなるデモ表示器を駆動するためのタイマ信号と、当
りラッチ回路106にリセットをかけるためのタイマ信号
とを出力する機能を有し、例えばバイナリカウンタ、
クロック発振回路からなる。
111,112,113はインバータ、114はアンド回路、115はオ
ア回路、116はタイマ制御回路である。アンド回路114に
は各ラッチ回路96,99,106のQ出力端子からの出力信号
がそれぞれインバータ111,112,113を介して入力される
ようになっており、オア回路115には、このアンド回路1
14の出力信号と当り検出スイッチ回路105の出力信号と
が入力されるようになっている。このオア回路115の出
力信号はタイマ制御回路116に入力されるようになって
おり、このタイマ制御回路116は、オア回路115からのH
入力に応じてタイマ回路110のリセット端子にHを入力
し、このタイマ回路110を初期状態にする機能及びこの
タイマ回路110の出力を禁止する機能を有する。
117はオア回路、118は信号遅延回路、119はアンド回路
である。オア回路117には第1、第2の両始動スイッチ
回路95,98の出力が入力されるようになっており、信号
遅延回路118には、このオア回路117の出力信号が入力さ
れるようになっている。アンド回路119には、この信号
遅延回路118の出力信号が入力されるようになっている
と共に、モータ停止スイッチ回路101の出力信号は、こ
のアンド回路119を介してラッチ回路102に入力されるよ
うになっており、モータ停止指令検出スイッチ100から
検出信号が出たとしても始動球検出スイッチ94,97の検
出信号が出たのちでなければラッチ回路102がラッチさ
れないようになっている。
このラッチ回路102のQ出力端子からの出力信号はアン
ド回路120,121に入力されるようになっており、停止タ
イミング検出スイッチ回路103の出力信号はアンド回路1
20を介してラッチ回路104に入力され、当り検出スイッ
チ回路105の出力信号は入賞確率増大状態制御回路とし
てのアンド回路121を介してラッチ回路106に入力される
ようになっていて、停止タイミング検出センサ91及び当
り検出センサ50の検出信号が出たとしてもラッチ回路10
2がラッチしていなければラッチ回路104,106はラッチさ
れず、それらの検出信号は無効とされるようになってい
る。
122は第1始動リセット回路、123は第2始動リセット回
路である。リセット回路122にはタイマ回路110のタイマ
信号が入力され、リセット回路123にはタイマ信号
が入力されるようになっており、リセット回路122,123
は夫々タイマ信号,がHになるとラッチ回路96,99
にリセットをかけるものである。なおタイマ信号の出
力開始からこれがHになるまでの時間はタイマ信号に
よりソレノイド59が1回励磁される時間とされ、タイマ
信号の出力開始からこれがHになるまでの時間はタイ
マ信号によりソレノイド59が2回励磁される時間とさ
れており、上述した1回励磁及び2回励磁に要する時間
を第1開放時間という。
124は自己リセット回路であり、この自己リセット回路1
24にはモータオン・オフ用ラッチ回路104のQ出力端子
からの出力信号が入力されるようになっている。この自
己リセット回路124は、ラッチ回路104のQ出力端子の出
力信号がHになると該ラッチ回路104にリセットをかけ
ると共に、ラッチ回路102にもリセットをかける機能を
有する。
ラッチ回路106のQ出力端子からの出力信号はアンド回
路125に入力されており、10カウントスイッチ回路108の
出力信号は、このアンド回路125を介して10カウント回
路109に入力されるようになっていて、この10カウント
回路109はラッチ回路106がラッチされているときのみ10
カウント動作する。
この10カウント回路109の10カウントリセット信号は
オア回路126を介してラッチ回路106のリセット端子に入
力されるようになっている。127はタイムリセット回路
であり、このタイムリセット回路127は、タイマ信号
がHになるとタイムリセット信号を出力するもので、オ
ア回路126には、このタイムリセット回路をも入力され
るようになっていて、ラッチ回路106は、これらの10カ
ウントリセット信号およびタイムリセット信号のうち
何れかによってリセットがかけられるようになってい
る。尚、タイマ信号の出力開始からこれがHになるま
での時間はソレノイド59がタイマ信号により18回励磁
に要する第2開放時間とされており、この第2開放時間
は上記第1開放時間よりも長く定められている。
128は継続回数カウンタ回路であり、この継続回数カウ
ンタ回路128にはアンド回路121の出力信号が入力される
ようになっている。この継続回数カウンタ回路128は、
当り検出センサ50の検出信号が出る毎にカウントアップ
して、そのカウント値を表わすカウント値信号と、カ
ウント値が「8」になったときにHになる8カウント信
号とを出力する。
129信号遅延回路、130は継続回数制御回路、131はオア
回路であり、信号遅延回路129にはインバータ132を介し
て8カウント信号が入力され、継続回数制御回路130
にも8カウント信号が入力されるようになっている。
オア回路131には、これらの回路129,130の出力信号が入
力され、このオア回路131の出力信号はアンド回路119に
入力されるようになっている。
タイマ回路110のタイマ信号はソレノイド駆動回路132
に入力され、タイマ信号はデモ表示器駆動回路133に
入力されて、各タイマ信号,は各駆動回路132,133
に増幅等されてソレノイド59及びLED39,39,…に供給さ
れる。
134はランプ点灯制御回路、135はアンド回路、136はラ
ンプ駆動回路であり、アンド回路135にはタイマ信号
とランプ点灯制御回路134の出力信号とが入力されるよ
うになっている。このアンド回路135の出力信号はラン
プ駆動回路136によって増幅等され、デモ用のランプ22,
24に供給されるようになっている。
137は数値表示器駆動回路であり、この数値表示器駆動
回路137には10カウント回路109のカウント値信号と継
続回数カウンタ回路128のカウント値信号とが入力され
るようになっている。この数値表示器駆動回路137は、
カウント値信号によって、10カウント表示器21にその
カウント値を数字で表示させると共に、カウント値信号
によって、LED36−1〜36−8をそのカウント値に応
じた個数だけ点灯させるものである。
次に作用を説明する。
まず、通常時すなわち第1、第2の両始動入賞口13,14,
14の何れにも入賞がない場合には、ラッチ回路96,99は
何れもラッチされず、またラッチ回路106もラッチされ
ていないから、タイマ制御回路116にはHが入力される
ので、タイマ回路110の出力は禁止されることとなっ
て、ソレノイド59、デモ用のLED39,39,…、ランプ22,24
は何れも駆動されない。
一方、ラッチ回路104もラッチされないことから、その
出力端子からの出力信号はHであり、モータ69は回転
駆動されるためリーフ式表示器40は絵柄の可変表示を行
なっている。
次に、例えば第1始動入賞口13に入賞があると、第1始
動ラット回路96がラッチされるから、アンド回路114へ
の一入力がLになるので、タイマ制御回路116にLが入
力されて、タイマ回路110が出力を開始し、ソレノイド5
9が励磁されて案内羽根34,34が開き、またLED39,39,
…、ランプ22,24が点灯する。そして、タイマ回路119が
出力開始して所定時間経つとタイマ信号がHになるた
めラッチ回路96がリセットされ、アンド回路114の出力
がHとなってタイマ回路110の出力が禁止される。
これによりソレノイド装置53が第1開放時間だけ励磁さ
れるので、閉状態にある案内羽根34は開状態に動かさ
れ、センター役物10が第1開放時間だけ入賞確率増大状
態になり、開状態と閉状態との2状態によって、新たな
入賞口を第1開放時間だけ形成することで遊技変化を付
与する。
つぎの第2段階では、上記第1段階の開状態中に開口部
25への入賞球の有無が認識され、入賞球があった場合、
第3段階では所定の入賞口26にパチンコ球が入るか否か
が認識される。
この間、所定の入賞口26への入賞がなければ、何も起ら
ない。
一方、所定の入賞口26への入賞があると、ラッチ回路10
2がラッチされ、続いて停止タイミング検出センサ91の
検出信号によりラッチ回路104がラッチされるため、そ
の出力端子からの出力信号Lになってモータ69が停止
し、第4段階としてリーフ式表示器40の絵柄が止まる。
と同時に、当り検出センサ50でその絵柄の当り外れが判
定されており、この時点で遊技者は、リーフ式表示器40
および絵柄検出器48に停止表示されている当り情報また
は外れ情報を認識している。つぎに第5段階では、自己
リセット回路124によりラッチ回路104がリセットされる
ことかその出力端子からの出力信号がHになるため、
モータ69は一旦停止ののち、第6段階として直ちに駆動
開始となる。
なお停止表示情報の種類は、上記第4段階において停止
表示された情報の遊技者による認識と同時に検出される
ので、外観上、停止表示された情報の種類を認識後、直
ちに可変表示が再開されるようになる。このように情報
の停止表示状態から直ちに可変表示を再開させるので、
入賞確率増大状態のセット有無にかかわらず、情報の停
止表示に要する時間を可及的に短縮でき、現遊技から即
座に次回セットのための遊技に移行できる。
絵柄の判定が外れであったときには、ラッチ回路106が
ラッチされないため、アンド回路114の出力信号はHで
あり、タイマ回路110の出力は禁止で何も起らず、上記
第1段階と同様、始動入賞口13,14への入賞待ち状態に
なる。
一方、上記第5段階で絵柄の判定が当りであると、ラッ
チ回路106がラッチされ、アンド回路114の出力信号がL
になることから、タイマ回路110が出力を開始し、ソレ
ノイド59が励磁されて案内羽根34,34が開き、LED39,39,
…及びランプ22,24が点灯される。また、継続回数カウ
ンタ回路128のカウント値が「1」になるため、LED36−
1が点灯されると共に、10カウント回路109へのゲート
が開き、そのカウント値が10カウント表示器21によって
表示される。さらに、この間所定の入賞口26への入賞が
あったときには、そのたびにモータ69が一担停止される
と共に絵柄が判定される。この判定で当りが1度も出な
かったときには、10カウントか或いはソレノイド59が18
回励磁されてタイマ信号がHになるとラッチ回路106
がリセットされてアンド回路114の出力信号がHにな
り、タイマ回路110が出力を停止して役を終了する。
絵柄の判定で再び当りが出たときには、アンド回路121
の出力信号によってアンド回路114の出力信号が瞬時H
となり、タイマ回路110が初期状態になって再度最初か
ら出力を開始する。またアンド回路121の出力信号で継
続回数カウンタ回路128が1カウントアップするため、L
ED36−1に加えてLED36−2も点灯する。
このように、役が継続し、これが8回目になると、継続
回数カウンタ回路128の8カウント信号がHになるた
め、アンド回路119へのオア回路131からの入力がLにな
るので、所定の入賞口26への入賞があったとしてもモー
タ69は停止制御されず、したがって、10カウントか或は
ソレノイド59の18回励磁で役の全てが終了することとな
るのである。なお、本実施例では情報の表示を行なうた
めにリーフ式表示器のものを用いたが、これは例えば周
知のLEDからなる表示器、ドラムの外表面に各種図柄な
どを描いたドラム式等によって表示してもよい。さら
に、センター役物10には三箇所の入賞口26,27,27を形成
したが、これは一箇所でもよい。そして、この場合、そ
の入賞口に対応してパチンコ球を検出するためのスイッ
チは、一個だけ取り付けて、10カウント用および継続用
として兼用するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上述べて来たことから明らかなように、本発明によれ
ば、所定の入賞口の入賞確率が役物動作の継続時間に大
きく影響することがないから、各遊技台の遊技動作を容
易に均一化することができるという効果を奏する。
そして、所定の入賞口への入賞確率を高めることができ
ることとなるので、この点からも各遊技台の遊技動作を
容易に均一化することができることとなる。
さらに同じ理由で、各遊技台を遊技性が満喫できる状態
とすことができることから、遊技者の遊技意欲を増大さ
せることできることとなる。
また情報の停止表示状態から直ちに可変表示を再開させ
るので、入賞確率増大状態のセット有無にかかわらず、
情報の停止表示に要する時間を可及的に短絡でき、現遊
技から即座に次回セットのための遊技に移行できる。
これにより所定の入賞口への次回入賞に基く当り情報の
停止表示いいかえれば入賞確率増大状態の新たなセット
または現セットの更新に対する期待感を情報の停止表示
状態直後から即座に遊技者に対して抱かせる。
また本願発明は入賞確率増大状態のセット前から入賞確
率増大状態のセット時及びセット終了まで、上述した複
数段階にわたって当り情報の停止表示に対する期待感を
遊技者に抱かせることによって遊技意欲の低減を抑止す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパチンコ機の遊技盤の正面図、第
2図は同入賞装置の正面図、第3図は同断面側面図、第
4図は部分断面背面図、第5図はリーフ式表示器の簡略
分解斜視図、第6図は当り検出板の正面図、第7図は停
止位置検出板の正面図、第8図は本発明で使用する電気
回路のブロックダイヤグラムである。 1……遊技盤、10……センター役物、25……開口部、26
……所定の入賞口、27……他の入賞口、34……案内羽
根、40……リーフ式表示器、48……絵柄検出器、100…
…モータ停止指令球検出スイッチ、101……モータ停止
スイッチ回路、102……モータ停止指令用ラッチ回路、5
0……当り検出センサ、105……当り検出スイッチ回路、
106……当りラッチ回路、110……タイマ回路、124……
自己リセット回路、127……タイムリセット回路、128…
…継続回数カウンタ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤に設けられた始動入賞口と、 所定の入賞口を含む入賞領域へパチンコ球を導く案内部
    材を通常時パチンコ球を拾わない閉状態から拾う開状態
    に動かすための駆動手段を備えた入賞装置と、 通常時に入賞条件設定用の当り情報及び外れ情報が順次
    1種類づつ表示される可変表示をさせ前記所定の入賞口
    にパチンコ球が入ったとき、その入賞タイミングによっ
    て前記当り情報及び外れ情報の何れかを選択的に停止表
    示し且つ該停止表示情報を検出し該検出の終了に基いて
    前記可変表示を再開させるための入賞条件設定装置と、 前記始動入賞口への入賞時に予め定められた第1開放時
    間だけ前記駆動手段を作動させ前記入賞条件設定装置に
    おいて当り情報が検出されるとセットされ前記第1開放
    時間よりも長い第2開放時間だけ入賞確率増大状態を維
    持させるために前記駆動手段を作動させる入賞確率増大
    化回路と、 該入賞確率増大化回路のセット状態中に、前記入賞条件
    設定装置にて前記当り情報が検出されたときには、前記
    入賞確率増大状態を再度最初から開始させるように前記
    入賞確率増大化回路を制御する入賞確率増大状態制御回
    路と、 を備えたパチンコ機。
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