JPH0671284U - 飲料容器保持部材を備えたコンソールボックス - Google Patents

飲料容器保持部材を備えたコンソールボックス

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JPH0671284U
JPH0671284U JP1922893U JP1922893U JPH0671284U JP H0671284 U JPH0671284 U JP H0671284U JP 1922893 U JP1922893 U JP 1922893U JP 1922893 U JP1922893 U JP 1922893U JP H0671284 U JPH0671284 U JP H0671284U
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JP
Japan
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beverage container
console box
holding member
container holding
sliding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP1922893U
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English (en)
Inventor
昭久 村松
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲料容器保持部材はもとより、灰皿などのそ
の他の付属品の付設を可能とし、飲料容器保持部材の非
使用時には、これが何ら邪魔になることのないようにし
た、飲料容器保持部材を備えたコンソールボックスを提
供することである。 【構成】 コンソールボックス本体2内に、摺動部材6
の格納スペース13を設ける。摺動部材6には、保持リ
ング9と容器底受け板10より成る飲料容器保持部材
が、使用時の水平位置と、折りたたみ位置との間で回動
可能となるようにそれぞれ装着される。飲料容器保持部
材は非使用時には折りたたまれた状態で、摺動部材6と
共に格納スペース13に格納される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、飲料容器保持部材を備えた、自動車のコンソールボックスに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の後部座席の人の利便を図るために、運転席と助手席との間に配備され るコンソールボックスの後壁部がわに、飲料容器の保持部材(カップホルダ)な どを設ける場合がある。例えば、実開昭59−348号公報には、コンソールボ ックスに飲料容器立てを備えたものが示されている。かような飲料容器立ては、 コンソールボックス本体の後壁部の略全幅にわたって設けられているので、この 部位に灰皿などの別の付属品を付設することが難しい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、飲料容器保持部材はもとより、灰皿などのその他の付属品の 付設を可能とし、飲料容器保持部材の非使用時には、これが何ら邪魔になること のないようにした、飲料容器保持部材を備えたコンソールボックスを提供するこ とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、コンソールボックス本体の配設方向に摺動 自在に設けられる摺動部材と、折りたたんだ位置から、飲料容器の保持位置であ るほぼ水平に開いた位置まで、回動可能に、前記摺動部材に装着される飲料容器 保持部材とを有するコンソールボックスであって、コンソールボックス本体の少 なくとも一方の側部がわの内部に、折りたたんだ飲料容器保持部材を有する摺動 部材の格納スペースを設けると共に、この格納スペースから、摺動部材がコンソ ールボックス本体の後壁部外に突出するように、該摺動部材を引き出したとき、 コンソールボックス本体の幅方向の外方に、飲料容器保持部材が開くように、該 飲料容器保持部材を摺動部材に装着した飲料容器保持部材を備えたコンソールボ ックスを提案するものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
【0006】 図1は、本考案一実施例の飲料容器保持部材を備えたコンソールボックスの外 観斜視図である。同図において、コンソールボックス1は、自動車の車室内に配 置された図示されない運転席と助手席との間に配備されている。このコンソール ボックスの本体2の上部には「リッド」とも呼ばれている蓋3が設けられている 。この蓋3はヒンジ部4を支点にして矢印方向に開放可能となっていて、この開 放によって、コンソールボックス本体2内に確保された物入れ空間5の上部開口 が開放され、この空間5に小物を出し入れすることができる。
【0007】 コンソールボックス本体2には、この配設方向に摺動自在に摺動部材6が設け られている。コンソールボックス1は、この長手方向が自動車の走行方向に対応 していて、コンソールボックス本体2の配設方向というのは、かような方向のこ とである。摺動部材6は、図2に示す如く引き出し板7や、断面「コ」の字形の 摺動板8などを一体的に構成したものとなっていて、このうちの摺動板8には飲 料容器保持部材が設けられている。
【0008】 本例においては、かかる飲料容器保持部材が、両脚端を摺動板8に枢着された 飲料容器保持用リング(以下、「保持リング」と言う)9と、基部を同じく摺動 板8に枢着された容器底受け板10の2つの要素部材から成っている。保持リン グ9と容器底受け板10とは、図4に示すように折りたたんだ位置から、図5に 示すように飲料容器12の保持位置であるほぼ水平に開いた位置まで回動可能に 、摺動板8の上下位置にそれぞれ装着されている。
【0009】 コンソールボックス本体2の一方の側部がわの内部には、図1、図2及び図4 に示すように、折りたたまれた保持リング9及び容器底受け板10を有した摺動 部材6の格納スペース13が確保されている。すなわち、図2及び図4において 符号13で示す縦長の空間が、かかる格納スペースである。なお、図2において 、格納スペース13の輪郭を便宜上仮想線で示してある。
【0010】 図1に示した格納スペース13から摺動部材6がコンソールボックス本体2の 後壁部2A外に突出するように、該摺動部材6を引き出したとき、コンソールボ ックス本体2の幅方向の外方に、保持リング9と、容器底受け板10とが開くよ うに、これらが摺動部材6に装着されている。
【0011】 保持リング9と、容器底受け板10とを使用しないときは、両部材は図4に示 す如く摺動板8内に折りたたまれていて、且つ、この摺動板8が、折りたたまれ た両部材9,10もろとも、格納スペース13に格納される。
【0012】 例えば、図示していない後部座席に着座した人が飲料容器を飲料容器保持部材 に置きたい場合には、引き出し板7を手前(自動車の後方側)に寄せながら、摺 動部材6を引き出した上、図4に示すように折りたたんでいた両部材9,10を 、それぞれ矢印方向a,bに回動させ、図1及び図2に示すように、ほぼ水平に 開いた位置に置く。この位置で、両部材9,10はロックされるようになってお り、かような状態で、図5に示すように、飲料容器12を保持リング9内に入れ 、容器底部を容器底受け板10に置く。
【0013】 摺動部材6をコンソールボックス本体2の片一方のみの側部がわに設けた場合 、摺動部材6が占拠する後壁部2A以外の部位に、後部座席用の灰皿などの他の 付属品を設けることが可能になる。これに対し、図1に示すように、コンソール ボックス本体の両側部に、共に同一構成の摺動部材をそれぞれ設けるようにして も良い。図1では、他方の摺動部材についてはコンソールボックス本体2内に格 納されており、引き出し板7′のみが見えている。
【0014】 飲料容器保持部材を装着した摺動部材を両側に設ける場合には、図4に示した 構成がコンソールボックス本体2に対して左右対称に設けられることになり、他 方の摺動部材に装着された飲料容器保持部材も、コンソールボックス本体2の幅 方向の外方に開かれる。
【0015】 このように、コンソールボックス本体2の両側部に、飲料容器保持部材を装着 した摺動部材を設ける場合にも、図3に示すように、後壁部2Aの中央部、すな わち両引き出し板7,7′の間のコンソールボックス本体部に、灰皿14或いは その他の付属品を設けることができる。
【0016】 飲料容器保持部材を装着した摺動部材6を片側或いは両側に設ける構成例のい ずれの場合も、飲料容器保持部材の非使用時には、この飲料容器保持部材が摺動 部材6と共に、コンソールボックス本体2内に格納されてしまうので、それが邪 魔になることもなく、又、飲料容器保持部材が折りたたまれてしまうので、コン ソールボックス本体2の幅を増大させることなく、従前のコンソールボックスで も、灰皿などを余分に設置することが可能になる。いずれにしても、飲料容器保 持部材の開閉方向が、従来と違って、コンソールボックス本体の幅方向の外方に なっているので、かような作用効果を期待することができるのである。
【0017】 なお、飲料容器保持部材を装着した摺動部材6を両側に設ける場合は、都合、 2個の飲料容器を保持することができ、しかも、それぞれの飲料容器が同一の飲 料容器保持部材に並列保持される方式ではなく、別々の、両側にはなれた飲料容 器保持部材に保持される方式となるため、両飲料容器が干渉することもなく、非 常に使い勝手の良いものとすることができる。
【0018】 ところで、図6は、図4のX−X線に沿う断面図であるが、かかる図6のよう に、摺動板8と、格納スペース13(図4)を形成するためのコンソールボック ス本体壁部から連なる上側壁部15との間に、端部を壁部15の側に係止させた 板バネ16を介設し、この板バネ16と、下側に同様に設けた板バネ17(図4 )とで、摺動板6を、上下に弾発的に挟持させた構成とすると、摺動部材6の摺 動の際、それに、「ガタ」などが生じにくくなり、その摺動を、より円滑に行う ことができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、コンソールボックス本体幅を増大させることなしに、飲料容 器保持部材はもとより、灰皿などのその他の付属品を付設することができ、又、 飲料容器保持部材の非使用時には、これがコンソールボックス本体内に格納され てしまうので、飲料容器保持部材が何ら邪魔になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の飲料容器保持部材を備えたコ
ンソールボックスの外観斜視図である。
【図2】飲料容器保持部材を装着した摺動部材をコンソ
ールボックス本体内の格納スペースから引き出した状態
を示す摺動部材周りの構成斜視図である。
【図3】コンソールボックス本体に灰皿を設けた例を示
す斜視図である。
【図4】コンソールボックスの片一方の構造部の断面図
である。
【図5】飲料容器を保持させた飲料容器保持部材周りの
構成の断面図である。
【図6】図4のX−X線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス 2 コンソールボックス本体 2A 後壁部 6 摺動部材 12 飲料容器 13 格納スペース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンソールボックス本体の配設方向に摺
    動自在に設けられる摺動部材と、折りたたんだ位置か
    ら、飲料容器の保持位置であるほぼ水平に開いた位置ま
    で、回動可能に、前記摺動部材に装着される飲料容器保
    持部材とを有するコンソールボックスであって、コンソ
    ールボックス本体の少なくとも一方の側部がわの内部
    に、折りたたんだ飲料容器保持部材を有する摺動部材の
    格納スペースを設けると共に、この格納スペースから、
    摺動部材がコンソールボックス本体の後壁部外に突出す
    るように、該摺動部材を引き出したとき、コンソールボ
    ックス本体の幅方向の外方に、飲料容器保持部材が開く
    ように、該飲料容器保持部材を摺動部材に装着したこと
    を特徴とする、飲料容器保持部材を備えたコンソールボ
    ックス。
JP1922893U 1993-03-23 1993-03-23 飲料容器保持部材を備えたコンソールボックス Pending JPH0671284U (ja)

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JPH0671284U true JPH0671284U (ja) 1994-10-04

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ID=11993526

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JP1922893U Pending JPH0671284U (ja) 1993-03-23 1993-03-23 飲料容器保持部材を備えたコンソールボックス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010535656A (ja) * 2007-08-03 2010-11-25 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー 車両のシート配置システム及びキャビン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010535656A (ja) * 2007-08-03 2010-11-25 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー 車両のシート配置システム及びキャビン

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