JPH066429A - ルームモニタ可能なコードレス電話機 - Google Patents

ルームモニタ可能なコードレス電話機

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JPH066429A
JPH066429A JP16564492A JP16564492A JPH066429A JP H066429 A JPH066429 A JP H066429A JP 16564492 A JP16564492 A JP 16564492A JP 16564492 A JP16564492 A JP 16564492A JP H066429 A JPH066429 A JP H066429A
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JP
Japan
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unit
signal
room
room monitor
slave
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Application number
JP16564492A
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English (en)
Inventor
Mikio Yamane
幹雄 山根
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH066429A publication Critical patent/JPH066429A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各子機の設置された部屋の音又は音声をモニタ
可能なコードレス電話機を提供する。 【構成】親機Aのルームモニタボタン11aを操作する
と、親機Aの制御部7は子機側にルームモニタ要求信号
を送信する制御を行い、子機は、このルームモニタ要求
信号に基づいて音声受話部を動作させ、マイクからモニ
タした音声を親機A側に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に接続された
親機と、この親機とは無線回線により接続される複数台
の子機とからなるコードレス電話機に係り、より詳細に
は、各子機の設置された部屋の音又は音声をモニタ可能
なコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコードレス電話機においては、親
機より内線呼出によって子機を呼び出し、子機がこの呼
び出しに応答して内線ボタンを押圧操作すると、親機と
子機との間で内線通話が行えるようになっている。つま
り、親機の内線呼出に対して子機が応答しない限り、子
機側の様子は親機側では分からないようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のコ
ードレス電話機では、親機から内線呼出によって呼び出
した子機を誰かが通話状態にしない限り、子機の設置さ
れている部屋の様子を親機側でうかがうことはできなか
った。すなわち、その部屋に子機の内線ボタンを押す誰
かが居ない限り、親機側では子機の設置された部屋の様
子は分からず、その部屋の様子をうかがうためには、わ
ざわざその部屋まで足を運ぶしかなかった。
【0004】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、子機の設置された部屋に誰も居なくて
も、親機側でその部屋の様子をモニタできるコードレス
電話機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のコードレス電話機は、電話回線に接続され
た親機と、この親機とは無線回線により接続される1又
は複数台の子機とからなるコードレス電話機において、
前記親機に、ルームモニタ用のボタンと、このボタン操
作により子機側にルームモニタ要求信号を送信する制御
部とが設けられ、前記子機に、前記親機からのルームモ
ニタ要求信号に基づいて音声受話部を動作させ、マイク
からモニタした音声を前記親機側に送信する制御部が設
けられたものである。また、本発明のコードレス電話機
は、上記構成に加えて、前記子機に、前記制御部の動作
を禁止するルームモニタキャンセルボタンが設けられた
ものである。さらに、本発明のコードレス電話機は、電
話回線に接続された親機と、この親機とは無線回線によ
り接続される複数台の子機とからなるコードレス電話機
において、前記親機に、ルームモニタ用のボタンと、こ
のボタン操作により前記複数台の子機に所定時間間隔で
順次ルームモニタ要求信号を送信する制御部とが設けら
れ、前記子機に、前記親機からのルームモニタ要求信号
に基づいて音声受話部を動作させ、マイクからモニタし
た音声を前記親機側に送信する制御部が設けられたもの
である。
【0006】
【作用】親機のルームモニタ用のボタンを操作すると、
制御部は、その操作信号をルームモニタ要求信号とし
て、無線送受信部の送信部より子機側に送信させる制御
を行う。一方、このルームモニタ要求信号を受信した子
機側の制御部は、音声送受信部の音声受話部を動作させ
る。これにより、音声受話部に接続されているマイクか
ら、その子機が設置されている部屋の音又は音声が入力
される。制御部は、これらのモニタ音声を無線送受信部
の送信部を介して親機側に送信する。親機側では、この
送信されてきたモニタ音声をスピーカから送出させるこ
とにより、子機が設置された部屋の様子をモニタできる
ものであるまた、このとき、子機に設けられたモニタキ
ャンセルボタンが押圧操作されている場合には、子機側
の制御部は、親機からのルームモニタ要求信号を受信し
てもこれをキャンセルし、モニタ動作は行わない。これ
により、子機の使用者のプライバシーが守られることに
なる。
【0007】また、親機のルームモニタ用のボタンを操
作すると、制御部は、その操作信号をルームモニタ要求
信号として、無線送受信部の送信部より複数台の子機に
所定時間間隔で順次ルームモニタ要求信号を送信させる
制御を行う。一方、自らに送信されてきたルームモニタ
要求信号を受信した子機側の制御部は、音声送受信部の
音声受話部を動作させる。これにより、音声受話部に接
続されているマイクから、その子機が設置されている部
屋の音又は音声が入力される。制御部は、これらのモニ
タ音声を無線送受信部の送信部を介して親機側に送信す
る。親機側では、この送信されてきたモニタ音声をスピ
ーカから送出させることにより、各子機が設置された部
屋の様子を順次モニタできるものである
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1は、本発明に係わるコードレス電話機
の親機Aの電気的構成を示すブロック図、図2は、同コ
ードレス電話機の子機Bの電気的構成を示すブロック図
である。
【0010】図1において、電話回線1には、回線の閉
結、開放等を行うスピーチネットワーク回路2が接続さ
れており、スピーチネットワーク回路2には、音声処理
を行う音声送受信部3、各種信号処理を行う信号処理部
4及び親機A全体の動作制御を行う制御部7がそれぞれ
双方向性に接続されている。5また、制御部7には、信
号処理部4及びアンテナ6を備えた無線送受信部5がそ
れぞれ双方向性に接続されているとともに、内線ボタン
8の出力と操作部11の出力とが導かれている。また、
制御部7の出力は、音声送受信部3に導かれており、音
声送受信部3には、スピーカ9の入力とマイク10の出
力とが接続された構成となっている。なお、操作部11
には、ルームモニタボタン11a及び子機選択ボタン1
1b等が設けられている。
【0011】図2において、アンテナ12が接続された
無線送受信部13には、各種信号処理を行う信号処理部
14、音声処理を行う音声送受信部15及び子機B全体
の動作制御を行う制御部16がそれぞれ双方向性に接続
されており、信号処理部14には、音声送受信部15及
び制御部16がそれぞれ双方向性に接続されている。ま
た、制御部16には、操作部21の出力と、外線ボタン
17の出力と、内線ボタン18の出力とが導かれてお
り、制御部16の出力は、音声送受信部15に導かれて
いる。また、音声送受信部15には、スピーカ19の入
力とマイク20の出力とが接続された構成となってい
る。なお、操作部21には、ルームモニタキャンセルボ
タン21a等が設けられている。
【0012】図3は、親機A側の制御部7及び子機B側
の制御部16のルームモニタ機能部分の回路構成を示し
ている。すなわち、入力ポート32より入力回路34に
入力信号が導かれており、入力回路34からはルームモ
ニタ動作を制御する制御回路35に信号が送出されてい
る。また、ルームモニタ動作の各動作プログラムが格納
された記憶回路33と制御回路35とは双方向性の接続
となっており、制御回路35からの制御信号は、出力回
路36を介して出力ポート37に送出されるようになっ
ている。親機A及び子機Bは、記憶回路33に格納され
た動作プログラムに従って、各種のルームモニタ動作を
行うことになる。
【0013】次に、上記構成のコードレス電話機の動作
を、(1)通常の通話動作、(2)請求項1に係わるル
ームモニタ動作、(3)請求項2に係わるルームモニタ
動作、(4)請求項3に係わるルームモニタ動作に分け
て説明する。ただし、図4及び図5は請求項1に係わる
ルームモニタ動作を説明するための親機A及び子機Bそ
れぞれのフローチャート、図6及び図7は請求項2に係
わるルームモニタ動作を説明するための親機A及び子機
Bそれぞれのフローチャート、図8乃至図10は請求項
3に係わるルームモニタ動作を説明するための親機A及
び子機Bそれぞれのフローチャートであり、それぞれ必
要に応じて各図を参照しつつ説明を行うものとする。
【0014】(1)通常の通話動作。
【0015】電話回線1より呼出信号が入ってくると、
この呼出信号は図示しない着信検出回路によって検出さ
れ、その検出信号が制御部7に送出される。制御部7
は、この検出信号に基づき、信号処理部4と無線送受信
部5とに動作命令を出力し、子機Bへの呼出信号を信号
処理部4から無線送受信部5に送出させる。無線送受信
部5の送信部は、この呼出信号を送信可能な無線信号に
変調して子機B側に送信する。
【0016】子機Bでは、この送信されてきた無線信号
をアンテナ12を介して無線送受信部13の受信部にお
いて受信し、元の呼出信号に復調して制御部16に送出
する。制御部16は、この呼出信号に基づき、信号処理
部14に動作命令を出力し、図示しない内部スピーカよ
り呼出音の送出を行わせ、外線がかかってきたことを子
機Bの使用者に知らせる。
【0017】ここで、子機Bの使用者が外線ボタン17
を押圧操作すると、この操作信号を受けた制御部16
は、信号処理部14を制御して応答信号を無線送受信部
13に送出させ、無線送受信部13の送信部は、この応
答信号を送信可能な無線信号に変調して親機A側に送信
する。
【0018】親機Aでは、この無線信号をアンテナ6を
介して無線送受信部5で受信し、元の応答信号に復調し
て制御部7に送出する。制御部7では、この応答信号を
受けることにより、子機Bとの間に通話路を形成する。
これにより、親機Aを介して外線と子機Bとの間での通
話が可能となる。
【0019】すなわち、電話回線1より送られてきた通
話信号は、スピーチネットワーク回路2、音声送受信部
3を介して無線送受信部5の送信部に送られ、無線信号
としてアンテナ6より子機B側に送信される。
【0020】子機Bでは、この無線信号をアンテナ12
を介して無線送受信部13の受信部で受信し、元の音声
信号に復調して音声送受信部15の受話部に送出する。
音声送受信部15は、この音声信号をスピーカ19より
音声として送出する。
【0021】また、子機Bのマイク20から入力された
音声信号は、上記と逆の経路を通じて電話回線1に送出
される。
【0022】一方、内線通話の場合、例えば親機Aの内
線ボタン8が押圧操作されると、この操作信号を受けた
制御部7は、信号処理部4と無線送受信部5とに動作命
令を出力し、子機Bへの内線呼出信号を信号処理部4か
ら無線送受信部5に送出させる。無線送受信部5の送信
部は、この内線呼出信号を送信可能な無線信号に変調し
て子機B側に送信する。
【0023】子機Bでは、この送信されてきた無線信号
をアンテナ12を介して無線送受信部13において受信
し、元の内線呼出信号に復調して制御部16に送出す
る。制御部16は、この内線呼出信号に基づき、信号処
理部14に動作命令を出力して、図示しない内部スピー
カより内線呼出であることを示す呼出音の送出を行わ
せ、内線がかかってきたことを子機Bの使用者に知らせ
る。
【0024】ここで、子機Bの使用者が内線ボタン18
を押圧操作すると、この操作信号を受けた制御部16
は、信号処理部14を制御して応答信号を無線送受信部
13に送出させる。無線送受信部13の送信部は、この
応答信号を送信可能な無線信号に変調して親機A側に送
信する。
【0025】親機Aでは、この無線信号をアンテナ6を
介して無線送受信部5で受信し、元の応答信号に復調し
て制御部7に送出する。制御部7では、この応答信号を
受けることにより、子機Bとの間に内線通話路を形成す
る。これにより、親機Aと子機Bとの間での内線通話が
可能となる。
【0026】すなわち、親機Aのマイク10より入力さ
れた音声信号は、音声送受信部3の送話部を介して無線
送受信部5の送信部に送られ、無線信号としてアンテナ
6より子機B側に送信される。
【0027】子機Bでは、この無線信号をアンテナ12
を介して無線送受信部13の受信部で受信し、元の音声
信号に復調して音声送受信部15の受話部に送出する。
音声送受信部15は、この音声信号をスピーカ19より
音声として送出する。
【0028】また、子機Bのマイク20から入力された
音声信号は、上記と逆の経路を通じて親機Aのスピーカ
9より送出される。
【0029】(2)請求項1に係わるルームモニタ動
作。
【0030】親機Aの操作部11に設けられたルームモ
ニタボタン11aを押し、次に子機選択ボタン11bを
押してルームモニタしたい子機Bを選択すると(ステッ
プS11)、その操作信号は制御部7に与えられる。制
御部7は、この操作信号に基づき、信号処理部4と無線
送受信部5とに動作命令を出力し、選択された子機Bへ
のルームモニタ要求信号を信号処理部4から無線送受信
部5に送出させる。無線送受信部5の送信部は、このル
ームモニタ要求信号を送信可能な無線信号に変調して子
機B側に送信する(ステップS12)。
【0031】子機Bでは、この送信されてきた無線信号
をアンテナ12を介して無線送受信部13の受信部にお
いて受信し、元のルームモニタ要求信号に復調して制御
部16に送出する(ステップS21)。制御部16は、
このルームモニタ要求信号に基づき、信号処理部14に
動作命令を出力して応答信号を無線送受信部13に送出
する。無線送受信部13の送信部は、この応答信号を送
信可能な無線信号に変調して親機A側に送信する(ステ
ップS22)。
【0032】親機Aでは、この無線信号をアンテナ6を
介して無線送受信部5の受信部で受信し、元の応答信号
に復調して制御部7に与える。制御部7は、この応答信
号により、子機Bのルームモニタモードに移行する(ス
テップS13,S14)。
【0033】一方、子機Bでは、応答信号を送信した
後、音声送受信部15の受話部に動作命令を出力する。
この動作命令を受けた音声送受信部15の受話部は、マ
イク20より入力された音声信号を信号処理部14を介
して無線送受信部13に出力する(ステップS23)。
無線送受信部13の送信部は、この音声信号を送信可能
な無線信号に変調して親機A側に送信する。
【0034】親機Aでは、この無線信号をアンテナ6を
介して無線送受信部5の受信部で受信する。制御部7
は、無線送受信部5に無線信号が送られてきたことを検
出すると、信号処理部4と音声送受信部3とに動作命令
を出力する。これにより、無線送受信部5の受信部で受
信された音声信号は、信号処理部4を介して音声送受信
部3の送話部に導かれ、子機Bのマイク20より入力さ
れた音声がスピーカ9から出力されることになる(ステ
ップS14)。
【0035】この後、親機Aの使用者が再度ルームモニ
タボタン11aを押すと、その操作信号は制御部7に与
えられる。制御部7は、この操作信号に基づき、信号処
理部4と無線送受信部5とに動作命令を出力し、モニタ
中の子機Bへのルームモニタ解除信号を信号処理部4か
ら無線送受信部5に送出させる。無線送受信部5の送信
部は、このルームモニタ解除信号を送信可能な無線信号
に変調して子機B側に送信する(ステップS15,S1
6)。
【0036】子機Bでは、この送信されてきた無線信号
をアンテナ12を介して無線送受信部13の受信部にお
いて受信し、元のルームモニタ解除信号に復調して制御
部16に送出する(ステップS24)。制御部16は、
このルームモニタ解除信号に基づき、信号処理部14に
動作命令を出力して応答信号を無線送受信部13に送出
する。無線送受信部13の送信部は、この応答信号を送
信可能な無線信号に変調して親機A側に送信する(ステ
ップS25)。この後、子機Bは信号処理部14と音声
送受信部15の送話部の動作を停止して、ルームモニタ
モードを解除する(ステップS26)。
【0037】一方、親機Aでは、子機Bからの無線信号
をアンテナ6を介して無線送受信部5の受信部で受信
し、元の応答信号に復調して制御部7に与える。制御部
7は、この応答信号により、信号処理部4と音声送受信
部3の受話部の動作を停止して、子機Bのルームモニタ
モードを解除する(ステップS17)。
【0038】(3)請求項2に係わるルームモニタ動
作。
【0039】親機Aの操作部11に設けられたルームモ
ニタボタン11aを押し、次に子機選択ボタン11bを
押してルームモニタしたい子機Bを選択すると(ステッ
プS31)、その操作信号は制御部7に与えられる。制
御部7は、この操作信号に基づき、信号処理部4と無線
送受信部5とに動作命令を出力し、選択された子機Bへ
のルームモニタ要求信号を信号処理部4から無線送受信
部5に送出させる。無線送受信部5の送信部は、このル
ームモニタ要求信号を送信可能な無線信号に変調して子
機B側に送信する(ステップS32)。
【0040】子機Bでは、この送信されてきた無線信号
をアンテナ12を介して無線送受信部13の受信部にお
いて受信し、元のルームモニタ要求信号に復調して制御
部16に送出する(ステップS41)。制御部16は、
このルームモニタ要求信号に基づき、ルームモニタキャ
ンセルボタン21aが押されているか否かを判断する
(ステップS42)。
【0041】ここで、ルームモニタキャンセルボタン2
1aが押されている場合には、制御部16は親機Aから
のルームモニタ要求信号をキャンセルして、以後の動作
を終了する。一方、ルームモニタキャンセルボタン21
aが押されていない場合には、以後、上記(1)の動作
と同様の動作により、ルームモニタモードに移行するこ
とになる(ステップS43〜S47)。
【0042】一方、ルームモニタ要求信号を送信した親
機Aでは、子機Bよりの応答信号の受信待ちの状態とな
っており、所定時間内に応答信号を受信しない場合に
は、子機Bのルームモニタキャンセルボタン21aが押
されていると判断して、以後の動作を停止する(ステッ
プS33,S38)。一方、ルームモニタキャンセルボ
タン21aが押されていない場合には、所定時間内に子
機Bから応答信号が送られてくることから、この場合親
機Aは、以後、上記(1)の動作と同様の動作により、
子機Bのルームモニタを行うことになる(ステップS3
4〜S37)。
【0043】(4)請求項3に係わるルームモニタ動
作。
【0044】親機Aの操作部11に設けられたルームモ
ニタボタン11aを押すと(ステップS51)、その操
作信号は制御部7に与えられる。制御部7は、この操作
信号に基づき、信号処理部4と無線送受信部5とに動作
命令を出力し、まず1台目の子機B(各子機Bへ信号を
送信する順番は予め設定されている)へのルームモニタ
要求信号を信号処理部4から無線送受信部5に送出させ
る。無線送受信部5の送信部は、このルームモニタ要求
信号を送信可能な無線信号に変調して1台目の子機B側
に送信する(ステップS52,S53,S54)。
【0045】1台目の子機Bでは、この送信されてきた
無線信号をアンテナ12を介して無線送受信部13の受
信部において受信し、元のルームモニタ要求信号に復調
して制御部16に送出する(ステップS71)。制御部
16は、このルームモニタ要求信号に基づき、信号処理
部14に動作命令を出力して応答信号を無線送受信部1
3に送出する。無線送受信部13の送信部は、この応答
信号を送信可能な無線信号に変調して親機A側に送信す
る(ステップS72)。
【0046】親機Aでは、この無線信号をアンテナ6を
介して無線送受信部5の受信部で受信し、元の応答信号
に復調して制御部7に与える。制御部7は、この応答信
号により、1台目の子機Bのルームモニタモードに移行
する(ステップS55,S56)。
【0047】一方、1台目の子機Bでは、応答信号を送
信した後、音声送受信部15の受話部に動作命令を出力
する。この動作命令を受けた音声送受信部15の受話部
は、マイク20より入力された音声信号を信号処理部1
4を介して無線送受信部13に出力する。無線送受信部
13の送信部は、この音声信号を送信可能な無線信号に
変調して親機A側に送信する(ステップS73)。
【0048】親機Aでは、この無線信号をアンテナ6を
介して無線送受信部5の受信部で受信する。制御部7
は、無線送受信部5に無線信号が送られてきたことを検
出すると、信号処理部4と音声送受信部3とに動作命令
を出力する。これにより、無線送受信部5の受信部で受
信された音声信号は、信号処理部4を介して音声送受信
部3の送話部に導かれ、1台目の子機Bのマイク20よ
り入力された音声がスピーカ9から出力されることにな
る(ステップS56)。
【0049】この後、再度ルームモニタボタン11aが
押されることなく(すなわち、ルームモニタモードが解
除されることなく)所定時間が経過すると(ステップS
57,S58)、制御部7は、信号処理部4と無線送受
信部5とに動作命令を出力し、モニタ中の1台目の子機
Bへのルームモニタ解除信号を信号処理部4から無線送
受信部5に送出させる。無線送受信部5の送信部は、こ
のルームモニタ解除信号を送信可能な無線信号に変調し
て子機B側に送信する(ステップS59)。
【0050】1台目の子機Bでは、この送信されてきた
無線信号をアンテナ12を介して無線送受信部13の受
信部において受信し、元のルームモニタ解除信号に復調
して制御部16に送出する(ステップS74)。制御部
16は、このルームモニタ解除信号に基づき、信号処理
部14に動作命令を出力して応答信号を無線送受信部1
3に送出する。無線送受信部13の送信部は、この応答
信号を送信可能な無線信号に変調して親機A側に送信す
る(ステップS75)。この後、1台目の子機Bは信号
処理部14と音声送受信部15の送話部の動作を停止し
て、ルームモニタモードを解除する(ステップS7
6)。
【0051】一方、親機Aでは、1台目の子機Bからの
無線信号をアンテナ6を介して無線送受信部5の受信部
で受信し、元の応答信号に復調して制御部7に与える。
制御部7は、この応答信号により、1台目の子機Bのモ
ニタモードを停止し、次に2台目の子機Bへのルームモ
ニタ要求信号を信号処理部4から無線送受信部5に送出
させる。無線送受信部5の送信部は、このルームモニタ
要求信号を送信可能な無線信号に変調して2台目の子機
B側に送信する(ステップS60,S61,S53)。
【0052】以後、親機Aと2台目の子機Bとの間で、
上記と同様ステップS54〜S61、ステップS71〜
S76の動作を繰り返す。このようにして最後の子機で
あるn台目の子機Bまでルームモニタを順次繰り返す
と、再び1台目の子機Bに戻ってさらにルームモニタモ
ードを実行する。
【0053】このようなルームモニタの循環動作中に、
ステップS57において親機Aの使用者が再度ルームモ
ニタボタン11aを押すと(すなわち、ルームモニタモ
ードの解除操作を行うと)、その操作信号は制御部7に
与えられる。制御部7は、この操作信号に基づき、信号
処理部4と無線送受信部5とに動作命令を出力し、現在
モニタ中の子機Bへのルームモニタ解除信号を信号処理
部4から無線送受信部5に送出させる。無線送受信部5
の送信部は、このルームモニタ解除信号を送信可能な無
線信号に変調してモニタ中の子機B側に送信する(ステ
ップS57,S62)。
【0054】モニタ中の子機Bでは、この送信されてき
た無線信号をアンテナ12を介して無線送受信部13の
受信部において受信し、元のルームモニタ解除信号に復
調して制御部16に送出する(ステップS74)。制御
部16は、このルームモニタ解除信号に基づき、信号処
理部14に動作命令を出力して応答信号を無線送受信部
13に送出する。無線送受信部13の送信部は、この応
答信号を送信可能な無線信号に変調して親機A側に送信
する(ステップS75)。この後、子機Bは信号処理部
14と音声送受信部15の送話部の動作を停止して、ル
ームモニタモードを解除する(ステップS76)。
【0055】一方、親機Aでは、子機Bからの無線信号
をアンテナ6を介して無線送受信部5の受信部で受信
し、元の応答信号に復調して制御部7に与える。制御部
7は、この応答信号により、信号処理部4と音声送受信
部3の受話部の動作を停止して、子機Bのルームモニタ
モードを解除する(ステップS63)。
【0056】
【発明の効果】本発明のルームモニタ可能なコードレス
電話機は、親機に、ルームモニタ用のボタンと、このボ
タン操作により子機側にルームモニタ要求信号を送信す
る制御部とを設け、子機に、親機からのルームモニタ要
求信号に基づいて音声受話部を動作させ、マイクからモ
ニタした音声を親機側に送信する制御部を設けた構成と
したので、子機の設置されている部屋に誰もいない場合
でも、親機側でその部屋の様子をモニタできるといった
効果を奏する。また、子機にルームモニタキャンセルボ
タンを設けることにより、子機の使用者のプライバシー
も守られる。さらに、ルームモニタボタンを操作するこ
とにより、複数台の子機に順次ルームモニタ要求信号を
送信するように構成したので、1回の操作で各子機が設
置された各部屋の様子を順次モニタすることができると
いった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコードレス電話機の親機の電気
的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係わるコードレス電話機の子機の電気
的構成を示すブロック図である。
【図3】親機及び子機の制御部のルームモニタ機能部分
の回路構成を示す図である。
【図4】請求項1に係わるルームモニタ動作を説明する
ための親機のフローチャートである。
【図5】請求項1に係わるルームモニタ動作を説明する
ための子機のフローチャートである。
【図6】請求項2に係わるルームモニタ動作を説明する
ための親機のフローチャートである。
【図7】請求項2に係わるルームモニタ動作を説明する
ための子機のフローチャートである。
【図8】請求項3に係わるルームモニタ動作を説明する
ための親機のフローチャートである。
【図9】請求項3に係わるルームモニタ動作を説明する
ための親機のフローチャートである。
【図10】請求項3に係わるルームモニタ動作を説明す
るための子機のフローチャートである。
【符号の説明】
A 親機 B 子機 3 音声送受信部 7 制御部 10 マイク 11 操作部 11a ルームモニタボタン 15 音声送受信部 16 制御部 20 マイク 21 操作部 21a ルームモニタキャンセルボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された親機と、この親機
    とは無線回線により接続される1又は複数台の子機とか
    らなるコードレス電話機において、 前記親機に、ルームモニタ用のボタンと、このボタン操
    作により子機側にルームモニタ要求信号を送信する制御
    部とが設けられ、前記子機に、前記親機からのルームモ
    ニタ要求信号に基づいて音声受話部を動作させ、マイク
    からモニタした音声を前記親機側に送信する制御部が設
    けられたことを特徴とするルームモニタ可能なコードレ
    ス電話機。
  2. 【請求項2】 前記子機に、前記制御部の動作を禁止す
    るルームモニタキャンセルボタンが設けられたことを特
    徴とする請求項1に記載のルームモニタ可能なコードレ
    ス電話機。
  3. 【請求項3】 電話回線に接続された親機と、この親機
    とは無線回線により接続される複数台の子機とからなる
    コードレス電話機において、 前記親機に、ルームモニタ用のボタンと、このボタン操
    作により前記複数台の子機に所定時間間隔で順次ルーム
    モニタ要求信号を送信する制御部とが設けられ、前記子
    機に、前記親機からのルームモニタ要求信号に基づいて
    音声受話部を動作させ、マイクからモニタした音声を前
    記親機側に送信する制御部が設けられたことを特徴とす
    るルームモニタ可能なコードレス電話機。
JP16564492A 1992-06-24 1992-06-24 ルームモニタ可能なコードレス電話機 Pending JPH066429A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10336334A (ja) * 1997-04-11 1998-12-18 Koninkl Philips Electron Nv 電話方式装置、並びに、電話方式装置で使用されるリンクを確保する方法及び加入者機
JP2007312443A (ja) * 2007-09-03 2007-11-29 Nakayo Telecommun Inc ボタン電話システムおよび該ボタン電話システムを構成するボタン電話主装置
JP2008183353A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム

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