JP2007013532A - 電話装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電話装置の設置場所の音を外部の電話機からモニタできるようにした電話装置において、電話装置の誤操作等によるモニタ音送信動作の解除の防止を可能にする。
【解決手段】異常検出センサ5が異常を検出した場合は、緊急連絡先記憶部16から緊急連絡先である固定電話機3の電話番号を読み出して発呼し、着信を検出したときに緊急通報メッセージ記憶部17から音声メッセージを読み出し、固定電話機3へ送信する。固定電話機3からモニタ指示信号を受信すると、音声処理部13のマイクロホンで検出した音を固定電話機3に送信する。このモニタ音送信状態では、操作部14の全てのキー操作を無効にする。
【選択図】 図1
【解決手段】異常検出センサ5が異常を検出した場合は、緊急連絡先記憶部16から緊急連絡先である固定電話機3の電話番号を読み出して発呼し、着信を検出したときに緊急通報メッセージ記憶部17から音声メッセージを読み出し、固定電話機3へ送信する。固定電話機3からモニタ指示信号を受信すると、音声処理部13のマイクロホンで検出した音を固定電話機3に送信する。このモニタ音送信状態では、操作部14の全てのキー操作を無効にする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自宅等に設置した電話装置のマイクロホンが検出した音を緊急連絡先へ送信することで、緊急連絡先から電話装置の設置場所の音をモニタできるようにした電話装置に関し、詳細には、電話装置の誤操作等によるモニタ音送信動作の解除の防止を可能にした電話装置に関する。
従来、ルームモニタ機能を備えた電話装置がある(特許文献1参照)。この電話装置は、主装置と、そこに収容されたスピーカホン電話機とを備えており、発呼側電話機からルームモニタ用の制御信号を受信したときに、スピーカホン電話機と発呼側電話機との間に通話路を形成することで、スピーカホン電話機の設置場所の音を外出先等からモニタできると共に、スピーカホン電話機を介して子供や老人等と会話を行える。
また、住居等において緊急事態が発生したときに、予め定められた緊急連絡先へ自動的に発呼し、着信が検出されたときに緊急事態が発生した旨の音声メッセージを送信し、その後にハンズフリー通話に切り換えることにより、緊急事態が発生した場所の音を緊急連絡先へ送信可能にすることで、緊急事態が発生した場所の音を緊急連絡先からモニタできるようにした自動通報装置もある(特許文献2参照)。
特開昭63−146649号公報
特開平4−98965号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電話装置において、ルームモニタを行っているときに、子供等が誤ってオフフックを行った場合、或いは不法侵入者が故意にオフフックを行った場合は、連絡先との間の回線が切断されるため、モニタ音送信動作が解除されてしまい、連絡先から音のモニタができなくなる。また、特許文献2に開示された自動通報装置で不法侵入者の存在に応じて緊急通報を行い、その後にモニタ音送信を行っているときに、不法侵入者が自動通報装置の電話機のオフフック等を行った場合や、自動通報装置のユーザが誤ってオフフック等を行った場合も同様の問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、電話装置のマイクロホンが検出した音を通話相手先へ送信することで、電話装置の設置場所の音を通話相手先からモニタできるようにした電話装置において、電話装置の誤操作等によるモニタ音送信動作の解除の防止を可能にすることである。
請求項1に係る発明は、通話相手先と接続中に、マイクロホンで検出した音を前記通話相手先へ送信するモニタ音送信手段と、前記モニタ音送信手段が動作しているときのキー操作を無効にする手段とを備えたことを特徴とする電話装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の電話装置において、緊急通報モードに設定する手段と、該モードに設定されているとき、異常検出センサの出力信号に基づいて前記通話相手先に接続する手段とを備えたことを特徴とする電話装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の電話装置において、前記電話装置は、主装置と該主装置に収容された複数のボタン電話機とからなり、前記ボタン電話機毎に前記モニタ音送信手段を動作させるか否かの設定が可能であることを特徴とする電話装置である。
請求項4に係る発明は、請求項3記載の電話装置において、前記通話相手先からの設定指示に基づいて前記設定を行う手段を備えたことを特徴とする電話装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の電話装置において、前記緊急連絡先からのモニタ音を要求する信号の受信に基づいて前記モニタ音送信手段を動作させる手段を備えたことを特徴とする電話装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の電話装置において、緊急通報モードに設定する手段と、該モードに設定されているとき、異常検出センサの出力信号に基づいて前記通話相手先に接続する手段とを備えたことを特徴とする電話装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の電話装置において、前記電話装置は、主装置と該主装置に収容された複数のボタン電話機とからなり、前記ボタン電話機毎に前記モニタ音送信手段を動作させるか否かの設定が可能であることを特徴とする電話装置である。
請求項4に係る発明は、請求項3記載の電話装置において、前記通話相手先からの設定指示に基づいて前記設定を行う手段を備えたことを特徴とする電話装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の電話装置において、前記緊急連絡先からのモニタ音を要求する信号の受信に基づいて前記モニタ音送信手段を動作させる手段を備えたことを特徴とする電話装置である。
(作用)
請求項1に係る発明によれば、モニタ音送信手段が動作しているときのキー操作は無効となるため、電話装置のオフフック等の操作を行っても、通話相手先へのモニタ音の送信動作は保持される。
請求項2に係る発明によれば、緊急通報モードに設定されているとき、異常検出センサの出力信号に基づいて通話相手先に接続し、モニタ音送信手段を動作させる。
請求項3に係る発明によれば、ボタン電話機毎に通話相手先へのモニタ音送信を行うか否かを設定できる。
請求項4に係る発明によれば、通話相手先からの設定指示に基づいて、ボタン電話機毎に通話相手先へモニタ音送信を行うか否かを設定する。
請求項5に係る発明によれば、通話相手先に接続され、通話相手先から送信されたモニタ音を要求する信号を受信したときに、モニタ音送信手段を動作させる。
請求項1に係る発明によれば、モニタ音送信手段が動作しているときのキー操作は無効となるため、電話装置のオフフック等の操作を行っても、通話相手先へのモニタ音の送信動作は保持される。
請求項2に係る発明によれば、緊急通報モードに設定されているとき、異常検出センサの出力信号に基づいて通話相手先に接続し、モニタ音送信手段を動作させる。
請求項3に係る発明によれば、ボタン電話機毎に通話相手先へのモニタ音送信を行うか否かを設定できる。
請求項4に係る発明によれば、通話相手先からの設定指示に基づいて、ボタン電話機毎に通話相手先へモニタ音送信を行うか否かを設定する。
請求項5に係る発明によれば、通話相手先に接続され、通話相手先から送信されたモニタ音を要求する信号を受信したときに、モニタ音送信手段を動作させる。
本発明によれば、電話装置のマイクロホンが検出した音を通話相手先へ送信することで、電話装置の設置場所の音を通話相手先からモニタできるようにした電話装置において、電話装置の誤操作等による所定の連絡先へのモニタ音送信動作の解除を防止できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態に係る電話装置の構成を示す図である。この電話装置1は、有線及び無線の電話網2を介して固定電話機3及び携帯電話機4と通信可能である。また、電話装置1の配置場所と同じ室内に設置された赤外線センサ、ガス漏れセンサ等の異常検出センサ5の出力に基づいて、所定の緊急連絡先へ緊急通報が可能である。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態に係る電話装置の構成を示す図である。この電話装置1は、有線及び無線の電話網2を介して固定電話機3及び携帯電話機4と通信可能である。また、電話装置1の配置場所と同じ室内に設置された赤外線センサ、ガス漏れセンサ等の異常検出センサ5の出力に基づいて、所定の緊急連絡先へ緊急通報が可能である。
電話装置1は、この電話装置1全体の制御等を行う主制御部11と、電話網2を介して固定電話機3及び携帯電話機4との間の通信を行うための通信制御部12と、音声信号アンプ、スピーカ、及び受話器等を備えており、呼出音や各種報知音の発生等を行う音声処理部13と、数字キーや各種機能キーからなる操作部14と、LCD等からなる表示部15と、緊急連絡先の電話番号を記憶する緊急連絡先記憶部16と、緊急連絡先へ送信するための音声メッセージを記憶する緊急通報メッセージ記憶部17とを備えている。
ここで、緊急連絡先記憶部16には、緊急連絡先の電話番号(ここでは固定電話機3の電話番号とする)が予め登録されている。なお、緊急連絡先記憶部16に複数の緊急連絡先を登録しておき、操作部14を用いて電話装置1を緊急通報モードに設定するときに、複数の緊急連絡先の中から一つを選択できるようにしてもよい。
以上の構成を有する電話装置の緊急通報時の主制御部11の処理について図2のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は電話装置1が緊急通報モードに設定されているとき(緊急通報モードになっているとき)に行われる。
まず、異常検出センサ5が異常を検出したか否かを判定し(ステップS1)、検出したと判定した場合は、緊急連絡先記憶部16から緊急連絡先である固定電話機3の電話番号を読み出し、通信制御部12を制御して、固定電話機3に発呼させ、着信を検出したときに、緊急通報メッセージ記憶部17から異常の内容に応じた音声メッセージ(緊急通報メッセージ)を読み出し、固定電話機3へ送信する(ステップS2)。
固定電話機3のユーザは、緊急通報メッセージを聞き、電話装置1の設置場所の音を聞きたいと思ったときは、固定電話機3の操作部にて所定の操作を行うことにより、モニタ音を要求するためのモニタ指示信号を送信する。主制御部11は、固定電話機3からのモニタ指示信号が通信制御部12にて受信されたか否かを判定し(ステップS3)、受信された場合は、電話装置1をモニタ音送信モードに設定することで、音声処理部13のマイクロホンで検出された音が固定電話機3へ送信されるように制御する(ステップS4)。
ステップS4にてモニタ音送信モードにセットした後は、操作部14におけるキー操作の有無を判定し(ステップS5)、キー操作が検出された場合(ステップS5でYES)にそのキー操作を無効とする処理(ステップS6)を通話処理終了(ステップS7でYES)迄繰り返し実行する。ここで、操作部14におけるキー操作とは、数字キー及び機能キーの操作だけでなくオンフック操作も含む。従って、モニタ音送信モードにセットされているときは、操作部14がどのように操作されても、その操作が無効になることでモニタ音送信モードが保持されるから、固定電話機3では電話装置1の設置場所の音をモニタすることができる。
ここで、ステップS7で判定する通話処理終了とは、緊急連絡先である固定電話機3のユーザがオンフック等を行うことで回線が切断されることであり、主制御部11は通話処理終了を検出すると、終了処理を実行する(ステップS8)。
ステップS3にてモニタ指示信号の受信を検出しなかった場合は、操作部14におけるキー操作の有無を判定し(ステップS9)、キー操作が検出された場合(ステップS9でYES)はそのキー操作に対応するキー処理を実行(ステップS10)した後に通話処理終了か否かを判定する(ステップS11)。キー操作が検出されなかった場合(ステップS9でNO)はそのまま通話処理終了か否かを判定する。主制御部11は通話処理終了を検出すると(ステップS11でYES)、終了処理を実行する(ステップS8)。通話処理終了を検出しなかった場合はステップS3に戻り、モニタ指示信号の受信の有無を判定する。
このように、本実施形態に係る電話装置1によれば、モニタ音送信モードにセットされているときは、全てのキー操作が無効とされるので、誤操作等によりモニタ音送信モードが解除される事態を防止できる。なお、以上の実施形態は、異常検出センサ5が異常を検出したときに緊急連絡先へ発呼して緊急通報を行い、その後に緊急連絡先からモニタ指示信号を送信するものであるが、固定電話機3又は携帯電話機4から電話装置1へ発呼してモニタ指示信号を送信するように構成することもできる。また、異常検出センサ5として例えば赤外線センサを電話装置1の筐体の表面に設けてもよい。さらに、全てのキー操作を無効にするのではなく、オンフック操作等のような緊急連絡先との間の回線を切断する操作のみを無効としてもよい。
[第2の実施形態]
図3は本発明の第2の実施形態に係る電話装置を備えたシステムの構成を示す図である。この図において、図1と同一又は対応する構成要素には図1と同じ符号を付した。
この電話装置は、主装置21及びそれに収容されたN台(N≧2)のボタン電話機(子機)22-1〜22-Nからなるボタン電話装置であり、有線及び無線の電話網2を介して固定電話機3及び携帯電話機4と通信可能である。また、ボタン電話機22-1〜22-Nの配置場所と同じ室内に設置された赤外線センサ、ガス漏れセンサ等の異常検出センサ5の出力に基づいて、所定の緊急連絡先へ緊急通報が可能である。
図3は本発明の第2の実施形態に係る電話装置を備えたシステムの構成を示す図である。この図において、図1と同一又は対応する構成要素には図1と同じ符号を付した。
この電話装置は、主装置21及びそれに収容されたN台(N≧2)のボタン電話機(子機)22-1〜22-Nからなるボタン電話装置であり、有線及び無線の電話網2を介して固定電話機3及び携帯電話機4と通信可能である。また、ボタン電話機22-1〜22-Nの配置場所と同じ室内に設置された赤外線センサ、ガス漏れセンサ等の異常検出センサ5の出力に基づいて、所定の緊急連絡先へ緊急通報が可能である。
主装置21は、1本以上の電話回線26に接続されており、内線伝送路24によりボタン電話機22-1〜22-Nに接続されている。また、異常検出センサ5は、無線又は有線のLAN等の通信ネットワーク25により主装置21に接続されている。
主装置21は、電話回線26及びボタン電話機22-1〜22-Nの状態を管理し、この主装置全体の制御等を行う制御部31と、電話回線26を終端制御する外線インタフェース部32と、内線伝送路24を介してボタン電話機22-1〜22-Nを収容する内線インタフェース部33と、外線インタフェース部32と内線インタフェース部33とを交換接続する交換処理部34と、通信ネットワーク25を介したデータ通信のための処理を行う通信インタフェース部35と、制御部31での制御に必要な各種制御情報、外線情報、内線情報等を関連付けて記憶する記憶部36とを備えている。緊急連絡先の電話番号、及び緊急通報メッセージもここに記憶されている。
図4は、それぞれ図3におけるボタン電話機22-1〜22-Nの構成を示すブロック図である。図3において、ボタン電話機22-1〜22-Nは同じ構成を持つので、以下、ボタン電話機22として説明する。
図4に示すように、ボタン電話機22は、このボタン電話機全体の制御等を行う制御部41と、それぞれが制御部41に接続された内線インタフェース部42、音声処理部43、表示部44、操作部45、記憶部46を備えている。内線インタフェース部42は、内線伝送路24を介して主装置21と通信を行い、音声処理部43は、音声信号アンプ、スピーカ、及び受話器等を備えており、呼出音や各種報知音の発生等を行う。表示部44は制御部41から送られてくる各種情報や後述する操作部45から入力される情報等を表示する。操作部45は、ダイヤルキー、外線キー、フックスイッチ等の各種キーを備え、ユーザがこれらのキーを用いて入力した情報を制御部41へ送る。記憶部46は、制御部41が各種処理を実行するときに使用するプログラム等が予め格納されているROM、制御部41が各種処理を実行するときに各種データ等を一時的に記憶するRAM等からなる。
以上の構成を有するボタン電話装置の緊急通報時の制御部31の処理について図5及び図6のフローチャートを参照しながら説明する。これらの処理はボタン電話装置がボタン電話機22の操作部45の操作により緊急通報モードに設定されているときに行われる。このボタン電話装置は図1に示した電話装置1と同様に、緊急通報モードに設定されているときにモニタ音送信モードに設定することで、ボタン電話機22の音声処理部43のマイクロホンで検出された音を緊急連絡先へ送信するモニタ音送信モードに設定できるが、このモードはN台のボタン電話機22-1〜22-N毎に設定するか否かの選択が可能であり、ボタン電話機毎の選択情報は記憶部36に記憶される。この選択は、ボタン電話機22-1〜22-Nにおけるキー操作(1台のボタン電話機でN台のボタン電話機の選択を可能にしてもよい)により実行することも、緊急通報先の電話機のキー操作等により実行することも可能である。また、この選択対象は、緊急通報モード設定操作に用いたボタン電話機を含む1台以上のボタン電話機とすることも、緊急通報モード設定操作に用いたボタン電話機以外の1台以上のボタン電話機とすることも可能である。以下、モニタ音送信モードに設定するように選択されたボタン電話機をモニタモード指定子機という。
まず主装置21の制御部31は異常検出センサ5が異常を検出したか否かを判定し(図5のステップS21)、検出したと判定した場合は、緊急連絡先である固定電話機3の電話番号を記憶部36から読み出し、外線インタフェース部32を制御して固定電話機3に発呼し、着信を検出したときに異常の内容に応じた音声メッセージを記憶部36から読み出し、固定電話機3へ送信すると共に、内線インタフェース部33を制御してモニタモード指定子機と固定電話機3との間に通話路を形成する(ステップS2、S3)。
制御部31は、固定電話機3からのモニタ指示信号が外線インタフェース部32にて受信されたか否かを判定し(ステップS24)、受信されたと判定した場合(ステップS24でYES)は、モニタ音送信モードに設定することで、ボタン電話機22の音声処理部43のマイクロホンで検出された音が固定電話機3に送信されるように制御する(ステップS25)。ここで、複数台のボタン電話機がモニタモード指定子機に選択されている場合は、複数のマイクロホンで検出された音を混合して送信する。
ステップS24で受信されなかったと判定した場合はそのまま、受信されたと判定した場合はモニタ音モードに設定した後に、通話処理終了か否かを判定する(ステップS26)。そして、通話処理終了を検出すると、終了処理を実行(ステップS27)した後にモニタ音送信モードを解除する(ステップS28)。通話処理終了を検出しなかった場合はステップS24に戻り、そのステップの処理を繰り返す。
また、通話処理終了を検出する迄の間、図6に示すキー処理を並行して実行する。以下、このキー処理について説明する。まず操作部45におけるキー操作の有無を判定し(ステップS31)、キー操作が検出された場合(ステップS31でYES)は、そのキー操作がモニタモード指定子機からのキー操作であるか否かを判定する(ステップS32)。そして、モニタモード指定子機からのキー操作の場合はそのキー操作を無効とする処理を実行し(ステップS33)、その他のボタン電話機からのキー操作の場合はそのキー操作に対応するキー処理を実行し(ステップS34)、何れの場合もステップS31に戻る。
このように、本実施形態に係るボタン電話装置によれば、モニタモード指定子機がモニタ音送信モードにセットされているときは、その全てのキー操作が無効になるので、誤操作等によりモニタ音送信モードが解除される事態を防止できる。なお、モニタモード指定子機がモニタ音送信モードにセットされているときは、モニタモード指定子機以外の全てのボタン電話機又はモニタモード指定子機以外の電話機の内、予め選択されたボタン電話機についても、その全てのキー操作若しくは緊急連絡先との間の回線を切断する操作が無効になるようにしてもよい。また、固定電話機3又は携帯電話機4からボタン電話装置へ発呼してモニタ指示信号を送信するように構成することもできる。
1…電話装置、5…異常検出センサ、11…主制御部、13…音声処理部、14…操作部、16…緊急連絡先記憶部、31…制御部、36…記憶部、43…音声処理部、45…操作部。
Claims (5)
- 通話相手先と接続中に、マイクロホンで検出した音を前記通話相手先へ送信するモニタ音送信手段と、前記モニタ音送信手段が動作しているときのキー操作を無効にする手段とを備えたことを特徴とする電話装置。
- 請求項1記載の電話装置において、緊急通報モードに設定する手段と、該モードに設定されているとき、異常検出センサの出力信号に基づいて前記通話相手先と接続する手段とを備えたことを特徴とする電話装置。
- 請求項1記載の電話装置において、前記電話装置は、主装置と該主装置に収容された複数のボタン電話機とからなり、前記ボタン電話機毎に前記モニタ音送信手段を動作させるか否かの設定が可能であることを特徴とする電話装置。
- 請求項3記載の電話装置において、前記通話相手先からの設定指示に基づいて前記設定を行う手段を備えたことを特徴とする電話装置。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の電話装置において、前記通話相手先からのモニタ音を要求する信号の受信に基づいて前記モニタ音送信手段を動作させる手段を備えたことを特徴とする電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005191338A JP2007013532A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 電話装置 |
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JP2005191338A JP2007013532A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 電話装置 |
Publications (1)
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JP2007013532A true JP2007013532A (ja) | 2007-01-18 |
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ID=37751432
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JP2005191338A Pending JP2007013532A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 電話装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010199928A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Nakayo Telecommun Inc | 火災情報報知機能を有する構内交換機及び内線端末 |
-
2005
- 2005-06-30 JP JP2005191338A patent/JP2007013532A/ja active Pending
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