JPH0846679A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH0846679A
JPH0846679A JP19734994A JP19734994A JPH0846679A JP H0846679 A JPH0846679 A JP H0846679A JP 19734994 A JP19734994 A JP 19734994A JP 19734994 A JP19734994 A JP 19734994A JP H0846679 A JPH0846679 A JP H0846679A
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JP
Japan
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level
speaker
sound
signal
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP19734994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shiga
崇 志賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPH0846679A publication Critical patent/JPH0846679A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子機1Bのマイクロホン13と親機1Aのス
ピーカ10との接近により生じるハウリングを防止する
コードレス電話機1を提供する。 【構成】 送話音を入力するマイクロホン13と送受話
音を出力するレシーバ14とを備える子機1Bと、送受
話音を発音するスピーカ10と所定レベル以上の送話音
を検出するレベル検出部5と、検出部5の検出信号によ
りスピーカ10の発音音量を絞るレベル制御部6とを備
える親機1Aとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハンズフリー機能を備え
たコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるハンズフリー機能を搭載したコ
ードレス電話機は通話方式には、次の,の種類があ
る。即ち、
【0003】スイッチング方式(半二重方式) 送話側と受話側のレベルを比較してレベルの大きい方の
みを優先通話する方式である。この方式は原理的に片方
向通話であるから通常の電話のようには話すことができ
ず、相手が話しているときは聴くだけ、相手が話し終わ
ったら自分が話すというように、多少の不便さがある。
【0004】同時通話方式(全二重方式) エコーキャンセル回路を用いて送話側と受話側とを同時
通話する方式である。この方式は通常の電話のように話
せるので理想的ではあるが、いわゆるエコーキャンセル
回路の性能によって通話品質が大きく影響し、かつキャ
ンセルの度合いによっては非常に通話が悪化する。ま
た、通話毎に回線に対してエコーキャンセル回路を最適
化することは実用上問題が多い(高価になる)ので代表
的な回線に対しての設定にならざるを得ず、平均的に通
話品質が悪化する傾向にあるものである。
【0005】さて、コードレス電話機のハンズフリー機
能の実現方法としては、親機筐体にマイクロホンとスピ
ーカとを配置したものがある。しかし、親機は比較的小
形化されているものであるから、どうしても話者の送話
音レベルよりスピーカから発音する送話音がマイクロホ
ンに回り込んでくる送話音レベルの方が大となり、これ
らマイクロホンとスピーカ間にハウリングが生じて通話
に支障が生ずる虞れがあるという問題があった。また、
コードレス電話機のハンズフリー機能の別の実現方法と
しては、送話音を入力するマイクロホンと送受話音を出
力するレシーバとを子機に備えると共に、この子機の置
台に送受話音を発音するスピーカを配置したものがある
(例えば特開平4−243354号公報)。しかし、子
機のマイクロホンとその置台のスピーカとの位置関係が
近接しているから、マイクロホンとスピーカ間にハウリ
ングが生じる虞れがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、コー
ドレス電話機の通話方式としては通常の電話のように話
せる同時通話方式が求められているが、これを採用した
場合、エコーキャンセル回路の性能によって通話品質が
大きく影響し、かつキャンセルの度合いによっては非常
に通話が悪化し、また通話毎に回線に対してエコーキャ
ンセル回路を最適化することは実用上問題が多い(高価
になる)ので代表的な回線に対しての設定にならざるを
得ず、平均的に通話品質が悪化する傾向があるという問
題があった。
【0007】また、コードレス電話機のハンズフリー機
能の実現方法としては、マイクロホンとスピーカとを親
機筐体に配置するもの等があるが、これにはハウリング
が生じて通話に支障が来す虞れがあるという問題があっ
た。
【0008】本発明の目的は、スイッチング方式あるい
は同時通話方式によらずにハンズフリー機能を実現する
ことができ、しかも通常の受話器通話に近い感覚で通話
することができるコードレス電話機を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために、下記の構成になるコードレス電話機を
提供するものである。親機1Aと子機1B間で無線によ
る通話を行うコードレス電話機1において、前記子機1
Bは、送話音を入力するマイクロホン13と、送受話音
を出力するレシーバ14とを備え、前記親機1Aは、送
受話音を発音するスピーカ10と、所定レベル以上の送
話音を検出するレベル検出部5と、このレベル検出部5
の検出信号により前記スピーカ10の発音音量を絞るレ
ベル制御部6とを備えたことを特徴とするコードレス電
話機。
【0010】
【実施例】以下、本発明のコードレス電話機を図に沿っ
て説明する。図1は本発明のコードレス電話機のブロッ
ク図である。
【0011】本発明のコードレス電話機1は親機1Aと
子機1Bから構成される。親機1Aはスピーチネットワ
ーク2、コードレス送受信部3、アンテナ4、レベル検
出部5、レベル制御部6、ボリウム(VR)7、(ノー
マルオープン)スイッチ8、パワーアンプ9、スピーカ
10から構成される。子機1Bはコードレス送受信部1
1、アンテナ12、マイクロホン13、レシーバ14か
ら構成される。
【0012】本発明のコードレス電話機1は、前述した
スイッチング方式あるいは同時通話方式によらずに、ハ
ンズフリー機能を実現することができ、しかも通常の受
話器通話に近い感覚で通話することができる理由につい
て説明する。即ち、受話器通話のように、受話部より発
音された音を送話部で拾う割合が少なければ良い。とこ
ろが、同一筐体内に受話部(スピーカ)と送話部(マイ
クロホン)を配置すると、送話部は受話部に比べて遥か
に(受話部より発音された)音を拾う割合が多くなって
しまうので、上記したスイッチング方式あるいは同時通
話方式が必要となる。しかし、こうした方式をとらなく
ても、受話部(スピーカ)と送話部(マイクロホン)と
の距離を十分にとることができれば良い。従って、コー
ドレス電話機1の親機1Aにスピーカ10を設け、その
子機1Bにマイクロホン13を配置した。また、親機1
Aに配置したレベル検出部5、レベル制御部6が必要な
理由は、上記したように、受話部(スピーカ)と送話部
(マイクロホン)との距離が十分にとれているときは問
題がないが、コードレス電話機1の子機1Bは親機1A
のスピーカ10に接近することも考えられるので、その
時のハウリングを抑制する手段が必要になる。レベル検
出部5、レベル制御部6はこのハウリングを抑制する手
段として動作するものである。
【0013】次に、コードレス電話機1の動作につい
て、(1)受話、(2)送話、の順に説明する。
【0014】(1)受話 公衆回線あるいは専用回線を介し電話回線lを経て伝送
される受話信号は、親機1Aを構成するスピーチネット
ワーク部2を介してコードレス送受信部3及びスイッチ
8の一端側に供給される。コードレス送受信部3はこの
受話信号を送信処理した後、アンテナ4を介してこの受
話信号を無線送信する。子機1Bのコードレス送受信部
11はアンテナ12を介して入来する無線送信された親
機1Aからの受話信号を受信処理した後、レシーバ14
に送出する。一方、親機1Aのスピーチネットワーク部
2を介してスイッチ8の一端側に供給される受話信号
は、ハンズフリー機能が選択されていると、スイッチ8
はオフからオン状態となり、このスイッチ8を介し、ボ
リウム7にてレベル調整され、パワーアンプ9で所望量
増幅された後、スピーカ10から放音される。こうし
て、ハンズフリー機能の選択時、親機1Aのスピーカ1
0は受話信号を発音すると共に、子機1Bのレシーバ1
4で親機1Aからの受話信号を聴取することができる
(ハンズフリー機能の非選択時、子機1Bのレシーバ1
4で受話信号を聴取できるのみであることは言うまでも
ない)。
【0015】(2)送話 話者の音声は子機1Bのマイクロホン13で収音され、
収音された送話信号はコードレス送受信部11で送信処
理された後、アンテナ4を介して無線送信される。親機
1Aのコードレス送受信部3は子機1Bから無線送信さ
れた送話信号を受信処理した後、この送話信号をレベル
検出部5及びスピーチネットワーク2に夫々出力する。
スピーチネットワーク2はこの送話信号を電話回線lを
介して公衆回線あるいは専用回線に伝送すると共に、ハ
ンズフリー機能が選択されていると、スイッチ8はオフ
からオン状態となり、このスイッチ8を介し、パワーア
ンプ9にて所望量増幅された後、スピーカ10から放音
される。こうして、ハンズフリー機能の選択時、親機1
Aのスピーカ10は子機1Bからの送話信号を発音する
(ハンズフリー機能の非選択時、親機1Aのスピーカ1
0は送話信号を発音しないことは言うまでもない)。
【0016】ところで、親機1Aのレベル検出部5はコ
ードレス送受信部3から出力する送話信号のレベルを検
出する。レベル検出部5は子機1Bからの送話信号のレ
ベルが予め定められた信号レベルを越えたとき、レベル
制御部6に制御信号を出力する。レベル制御部6はこの
制御信号が供給されると、これに応じて(同期して)ボ
リウム7を介してパワーアンプ9に供給している送話信
号のレベルを絞る(ミュートする、小とする、遮断す
る)ように動作する。こうした、レベル検出部5及びレ
ベル制御部6の連動は、ユーザの使い勝手により、親機
1Aと子機1Bが接近して、親機1Aのスピーカ10よ
り放音されている音声が子機1Bのマイクロホン13で
拾われ(収音され)、これによりスピーカ10とマイク
ロホン13間でハウリングを起こした時、スピーカ10
より放音されている音声の音量を絞り、ハウリングによ
るスピーカ10より大音量の発生を未然に防止するため
に行われる。また、この連動は、子機1Bのマイクロホ
ン13に過大な音(衝撃音等)が入った時、親機1Aの
スピーカ10から大音量が出力されないように未然に防
止するためである。
【0017】
【発明の効果】本発明のコードレス電話機は子機にマイ
クロホンとレシーバとを備えた(親機にマイクロホンを
備えない)から、スイッチング方式あるいは同時通話方
式によらずにハンズフリー機能を実現することができる
ので、通常の受話器通話に近い感覚で通話することがで
きる。本発明のコードレス電話機は親機側に所定レベル
以上の送話音を検出するレベル検出部とこのレベル検出
部の検出信号により前記スピーカの発音音量を絞るレベ
ル制御部とを備えたから、子機と親機間の接近により生
じる子機のマイクロホンと親機のスピーカ間のハウリン
グを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話機のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 コードレス電話機 1A 親機 1B 子機 5 レベル検出部 6 レベル制御部 10 スピーカ 13 マイクロホン 14 レシーバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親機と子機間で無線による通話を行うコー
    ドレス電話機において、 前記子機は、送話音を入力するマイクロホンと、送受話
    音を出力するレシーバとを備え、 前記親機は、送受話音を発音するスピーカと、所定レベ
    ル以上の送話音を検出するレベル検出部と、このレベル
    検出部の検出信号により前記スピーカの発音音量を絞る
    レベル制御部とを備えたことを特徴とするコードレス電
    話機。
JP19734994A 1994-07-29 1994-07-29 コードレス電話機 Pending JPH0846679A (ja)

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JP19734994A JPH0846679A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 コードレス電話機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009105650A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 構内放送システム及び方法
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