JPH0662012A - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

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JPH0662012A
JPH0662012A JP4210245A JP21024592A JPH0662012A JP H0662012 A JPH0662012 A JP H0662012A JP 4210245 A JP4210245 A JP 4210245A JP 21024592 A JP21024592 A JP 21024592A JP H0662012 A JPH0662012 A JP H0662012A
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gateway node
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誠治 平野
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    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 高速用および低速用ネットワーク1・2間を
接続するゲートウェイノード5・6を備えている。ゲー
トウェイノード5・6は、送信バッファ16、受信バッ
ファ17および判定部18を有する高速用および低速用
LSI13・14と、CPU15とを備えている。CP
U15は、ゲートウェイノード5・6に対して優先順位
を設定し、正常に作動している最優先のゲートウェイノ
ードのみ、両ネットワーク1・2間の信号の送信が可能
となるように制御する。 【効果】 複数のゲートウェイノードを備えていても、
同一信号を重複して送信することが防止され、多重伝送
装置の信頼性を高めることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多種類の信号を送信す
ることが可能な多重伝送路を備えた多重伝送装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の車両においては、電子化が進み多
くの電子機器が搭載されるようになった結果、使用する
ワイヤハーネスの本数が著しく増大しており、従って、
使用するワイヤハーネスの本数を減少させるべく、1本
のワイヤハーネスで多種類の信号を送信する多重伝送シ
ステムが採用されるようになってきている。
【0003】従来、本願出願人は、少なくとも2本のワ
イヤハーネスを備えた多重伝送装置を提案している(特
開平4−95545号公報)。この多重伝送装置は、例
えば、2本のワイヤハーネスのうちの1本を高速用多重
通信ラインとし、ABS(アンチロックブレーキシステ
ム)、EGI(燃料噴射制御)、TRC(トラクション
コントロール)、4WS(4輪操舵)、ACS(アクテ
ィブサスペンション)等の車両の走行状態を制御する上
で重要度の高い信号の授受を行う一方、他の1本を低速
用多重通信ラインとし、ランプ、エアコン、ワイパ、オ
ーディオあるいはパワーウインドや、水温計、速度計等
の各種メータ等の瞬時に作動する必要の無い信号の授受
を行うようになっている。
【0004】上記の高速用多重通信ラインおよび低速用
多重通信ラインは、ゲートウェイノードで接続されてお
り、これらゲートウェイノードを介して両通信ライン間
の信号の授受が行われるようになっている。そして、或
るゲートウェイノードが故障しても別のゲートウェイノ
ードで両通信ライン間の信号の授受を行うことができる
ように、ゲートウェイノードは両通信ライン間に複数接
続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多重伝送装置では、高速用多重通信ラインと低速用
多重通信ラインとを複数のゲートウェイノードで接続し
ているため、一方の通信ラインから他方の通信ラインへ
同一信号を重複して送信する虞れがあり、送信すべき信
号が増加した場合等に、信号の送信の効率が悪くなると
いう問題を生じている。
【0006】また、ゲートウェイノードによる信号の送
信が、例えばON/OFFスイッチで行われている場
合、同一信号が重複して送信されると、ONになるべき
ところがOFFになったり、OFFになるべきところが
ONになったりして多重伝送装置の信頼性を損なう虞れ
を有している。
【0007】本発明の目的は、一つの多重伝送路から他
の多重伝送路へ同一信号を重複して送信することを防止
することにより信頼性を高めた多重伝送装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の多
重伝送装置は、上記の課題を解決するために、複数の多
重伝送路と、上記の多重伝送路間を接続する複数の制御
ユニットと、これら制御ユニットが、一つの多重伝送路
から他の多重伝送路へ同一信号を重複して送信しないよ
うに規制する規制手段とを備えていることを特徴として
いる。
【0009】また、請求項2記載の発明の多重伝送装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1記載の多重
伝送装置において、上記の規制手段は、複数の制御ユニ
ットに対して優先順位を設定すると共に、正常に作動し
ている最優先の制御ユニットのみ、多重伝送路間の信号
の送信が可能となるように制御する制御手段を備えてい
ることを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の発明の多重伝送装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1記載の多重
伝送装置において、上記の規制手段は、多重伝送路で伝
送されている信号を検知する検知手段と、制御ユニット
が送信しようとしている信号と同一信号が送信される側
の多重伝送路から検知手段によって検知されたときに、
上記の信号を送信しないように禁止する禁止手段とを備
えていることを特徴としている。
【0011】また、請求項4記載の発明の多重伝送装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1記載の多重
伝送装置において、上記の規制手段は、複数の制御ユニ
ットが各々所定の信号だけを一つの多重伝送路から他の
多重伝送路へ送信するように規制することを特徴として
いる。
【0012】
【作用】請求項1記載の多重伝送装置においては、規制
手段の規制により、複数の制御ユニットが、一つの多重
伝送路から他の多重伝送路へ同一信号を重複して送信し
ないようにしている。これにより、複数の制御ユニット
を備えていても、同一信号を重複して送信することが防
止され、多重伝送装置の信頼性を高めることが可能とな
る。
【0013】請求項2記載の多重伝送装置においては、
制御手段の制御により、複数の制御ユニットに対して優
先順位を設定すると共に、正常に作動している最優先の
制御ユニットのみ、多重伝送路間の信号の送信を可能と
している。これにより、請求項1記載の多重伝送装置と
同様に、複数の制御ユニットを備えていても、同一信号
を重複して送信することが防止され、多重伝送装置の信
頼性を高めることが可能となる。
【0014】請求項3記載の多重伝送装置においては、
検知手段により、多重伝送路で伝送されている信号を検
知し、制御ユニットが送信しようとしている信号と同一
信号が送信される側の多重伝送路から検知されたとき
に、禁止手段により、上記の信号の送信を禁止するよう
にしている。これにより、請求項1記載の多重伝送装置
と同様に、複数の制御ユニットを備えていても、同一信
号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置の
信頼性を高めることが可能となる。
【0015】請求項4記載の多重伝送装置においては、
規制手段の規制により、複数の制御ユニットが各々所定
の信号だけを一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ送
信するようにしている。これにより、請求項1記載の多
重伝送装置と同様に、複数の制御ユニットを備えていて
も、同一信号を重複して送信することが防止され、多重
伝送装置の信頼性を高めることが可能となる。
【0016】さらに、複数の制御ユニットが各々所定の
信号だけを一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ送信
するので、複数の制御ユニットは同時に作動することが
できる。これにより、多重伝送路間で送信すべき信号が
増加した場合にも信号を効率良く送信できる多重伝送装
置を得ることができる。
【0017】
【実施例】〔実施例1〕本発明の一実施例について図1
ないし図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
尚、本実施例では、多重伝送路および制御ユニットをそ
れぞれ2つ備えている多重伝送装置について説明する。
【0018】本実施例の多重伝送装置は、図1に示すよ
うに、多重伝送路として、閉ループになったバスにより
構成される高速用ネットワーク1と低速用ネットワーク
2とを備えており、車両の走行状態を制御する制御ユニ
ットとして、ゲートウェイノード5・6が両ネットワー
ク1・2間に接続されている。
【0019】上記の高速用ネットワーク1には、車両の
走行状態を制御する際、信頼性および安全性にとって重
要度の高いノード3…がそれぞれ別個独立に接続されて
いる。これらノード3…は、例えば、サスペンションダ
ンパへの油圧配管に設けられる流量制御弁および油路遮
断弁、ブレーキ油圧制御バルブのソレノイド、後輪操舵
用油圧制御バルブのソレノイド、燃料噴射用のインジェ
クションドライバ等のアクチュエータ、および、各種セ
ンサ等である。
【0020】上記の低速用ネットワーク2には、車両の
走行状態を制御する際、信頼性および安全性にとって重
要度の低いノード4…がそれぞれ別個独立に接続されて
いる。これらノード4…は、例えば、メータの一構成要
素である各種のワーニングランプやランプ、あるいはリ
ヤデフォッガスイッチ等の各種スイッチ等のアクチュエ
ータ、および、各種センサ等である。また、上記のゲー
トウェイノード5・6は、例えば、ACS(アクティブ
サスペンション)制御ユニット、4WS(4輪操舵)制
御ユニット、ABS/TRC(アンチロックブレーキシ
ステム/トラクションコントロール)制御ユニット、E
GI(燃料噴射制御)ユニット等として作動するように
なっている。
【0021】上記のゲートウェイノード5は、図2に示
すように、高速用ネットワーク1と接続される高速用バ
ス・インタフェイス11、低速用ネットワーク2と接続
される低速用バス・インタフェイス12、高速用通信L
SI13、低速用通信LSI14、および、規制手段お
よび制御手段としてのCPU15で構成されている。
【0022】高速用通信LSI13は、送信バッファ1
6と、受信バッファ17と、LSI等からなる判定部1
8とを有しており、高速用バス・インタフェイス11か
ら入力された信号を受信バッファ17を介してCPU1
5に出力すると共に、CPU15から入力された信号を
送信バッファ16を介して高速用バス・インタフェイス
11に出力するようになっている。また、判定部18
は、高速用ネットワーク1へ信号を送信したことや、あ
るいは高速用ネットワーク1から信号を受信したことを
CPU15に入力するようになっている。
【0023】同様に、低速用通信LSI14は、送信バ
ッファ16と、受信バッファ17と、LSI等からなる
判定部18とを有しており、低速用バス・インタフェイ
ス12から入力された信号を受信バッファ17を介して
CPU15に出力すると共に、CPU15から入力され
た信号を送信バッファ16を介して低速用バス・インタ
フェイス12に出力するようになっている。また、判定
部18は、低速用ネットワーク2へ信号を送信したこと
や、あるいは低速用ネットワーク2から信号を受信した
ことをCPU15に入力するようになっている。
【0024】また、CPU15は、上記のACS制御、
4WS制御、ABS/TRC制御、EGI等の制御を実
行するためのプログラムや、後述の受信処理を実行する
ためのプログラムを格納しているROM(図示せず)を
備えており、これらプログラムにより信号を制御する制
御機能を有している。
【0025】また、ゲートウェイノード6はゲートウェ
イノード5と同様の構成となっており、これら2つのゲ
ートウェイノード5・6は、高速用および低速用ネット
ワーク1・2間にそれぞれ別個独立に接続されている。
【0026】そして、上記のゲートウェイノード6にお
けるCPU15は、ゲートウェイノード5が受信した信
号を制御したときに、ゲートウェイノード5のCPU1
5から高速用ネットワーク1あるいは低速用ネットワー
ク2に送信される受信確認信号(ACK信号)を受信す
るようになっている。これにより、ゲートウェイノード
5・6に優先順位が設定される。即ち、ゲートウェイノ
ード5はゲートウェイノード6よりも優先順位が上とな
っている。
【0027】尚、ゲートウェイノード6をゲートウェイ
ノード5よりも優先させるときには、ゲートウェイノー
ド5におけるCPU15が、ゲートウェイノード6のC
PU15から高速用ネットワーク1あるいは低速用ネッ
トワーク2に送信される受信確認信号(ACK信号)を
受信するようにすればよい。
【0028】上記の構成におけるゲートウェイノード5
・6のCPU15・15による受信処理について、図3
および図4に示すフローチャートに基づいて、以下に説
明する。尚、以下の説明においては、ゲートウェイノー
ド5がゲートウェイノード6よりも優先されている場合
について説明する。
【0029】図3(a)に示すように、ゲートウェイノ
ード5の受信バッファ17が高速用ネットワーク1ある
いは低速用ネットワーク2から信号を受信すると、CP
U15は判定部18からの入力により信号の受信を検知
し(S1)、後述のゲートウェイ処理を行って(S
2)、リターンする。また、上記のS2が行われると、
ゲートウェイノード5のCPU15は、受信確認信号を
高速用ネットワーク1あるいは低速用ネットワーク2を
介してゲートウェイノード6のCPU15に送信する。
【0030】一方、図3(b)に示すように、ゲートウ
ェイノード6の受信バッファ17が高速用ネットワーク
1あるいは低速用ネットワーク2から信号を受信する
と、CPU15は判定部18からの入力により信号の受
信を検知し(S4)、次に、CPU15は、ゲートウェ
イノード5からの受信確認信号を受信したか否か、即
ち、ゲートウェイノード5が正常に作動しているか否か
を判断する(S5)。
【0031】ゲートウェイノード5からの受信確認信号
を受信している場合は、ゲートウェイノード5が正常に
作動していると判断して、ゲートウェイノード6のCP
U15は信号のゲートウェイ処理を行わずにリターンす
る。一方、S6にて、ゲートウェイノード5からの受信
確認信号を受信していない場合は、ゲートウェイノード
5に何らかの異常が発生して正常に作動していないと判
断して、ゲートウェイノード6のCPU15は後述のゲ
ートウェイ処理を行って(S6)、リターンする。よっ
て、ゲートウェイノード6は、ゲートウェイノード5に
何らかの異常が発生した場合にのみ、信号のゲートウェ
イ処理を行うようになっている。
【0032】上記のS2およびS5にて行われるゲート
ウェイ処理は、図4に示すフローチャートに基づいて行
われる。先ず、CPU15は、受信バッファ17で受信
した信号におけるフレーム中のIDコードを読み出し、
受信した信号が車両の走行に関するどのような信号であ
るかを認識し、例えば、車両の信頼性および安全性に対
する重要度の高低によって、この信号をゲートウェイさ
せるべきか否かを判断する(S8)。受信した信号を、
高速用ネットワーク1から低速用ネットワーク2へ、あ
るいは、低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク
1へゲートウェイさせるべきであると判断した場合、C
PU15は、信号を受信したネットワークから他方のネ
ットワークに信号を送信し(S9)、リターンする。一
方、S8にて、受信した信号をゲートウェイさせるべき
でないと判断した場合、CPU15は、信号を受信した
ネットワークから他方のネットワークに信号を送信せず
にリターンする。
【0033】以上のように、本実施例の多重伝送装置
は、ゲートウェイノード5・6に優先順位を設定し、ゲ
ートウェイノード5・6のCPU15・15により、優
先されているゲートウェイノード5が正常に作動してい
る場合は、ゲートウェイノード5のみで信号のゲートウ
ェイ処理を行う一方、ゲートウェイノード5が正常に作
動していない場合にのみ、ゲートウェイノード6で信号
のゲートウェイ処理を行うようになっている。これによ
り、複数のゲートウェイノード5・6を備えていても、
高速用ネットワーク1から低速用ネットワーク2へ、あ
るいは、低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク
1へ同一信号を重複して送信することが防止され、多重
伝送装置の信頼性を高めることが可能となる。
【0034】尚、上記の実施例においては、ゲートウェ
イノード5がゲートウェイノード6よりも優先されてい
る場合について説明したが、勿論、ゲートウェイノード
6がゲートウェイノード5よりも優先されている場合に
ついても同様の効果を得ることができる。
【0035】また、上記の実施例の多重伝送装置におい
ては、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備
えている場合について説明したが、多重伝送路および制
御ユニットの数は上記の実施例に限定されず、例えば、
多重伝送路を3つ以上備えていてもよく、また、制御ユ
ニットを3つ以上備えていてもよい。
【0036】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図5のフローチャートに基づいて説明すれば、以下の通
りである。尚、本実施例では、多重伝送路および制御ユ
ニットをそれぞれ2つ備えている多重伝送装置について
説明すると共に、説明の便宜上、前記の実施例1の図面
に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号
を付記し、その説明を省略する。
【0037】本実施例の多重伝送装置は、図2に示した
ゲートウェイノード5・6のCPU15・15が、制御
手段として、正常に作動している最優先のゲートウェイ
ノードのみ、高速用および低速用ネットワーク1・2間
の信号の送信が可能となるように制御する代わりに、検
知手段および禁止手段として、高速用ネットワーク1あ
るいは低速用ネットワーク2で伝送されている信号を検
知すると共に、ゲートウェイノード5・6が送信しよう
としている信号と同一の信号が送信される側のネットワ
ークから検知されたときに、上記の信号を送信しないよ
うに禁止する構成となっている。また、判定部18・1
8はCPU15と共に検知手段を構成している。その他
の構成は、前記の実施例1の多重伝送装置と同一であ
る。
【0038】上記の構成におけるゲートウェイノード5
・6のCPU15・15および判定部18…による受信
処理について、以下に説明する。尚、以下の説明におい
ては、ゲートウェイノード5を例に挙げて説明する。
【0039】図5に示すように、ゲートウェイノード5
の受信バッファ17が高速用ネットワーク1あるいは低
速用ネットワーク2から信号Aを受信すると、検知手段
であるCPU15は判定部18からの入力により信号A
の受信を検知し(S11)、この信号Aが高速用ネット
ワーク1から受信したものであるか否かを判断する(S
12)。信号Aが高速用ネットワーク1から受信したも
のであると判断すると、次に、CPU15は、低速用ネ
ットワーク2から受信して既にゲートウェイ処理が行わ
れた信号Bが高速用通信LSI13の送信バッファ16
に存在しているか否かを判断する(S13)。
【0040】信号Bが高速用通信LSI13の送信バッ
ファ16に存在している場合は、この信号Bと、受信し
た信号Aとが同一の信号であるか否かを判断する(S1
4)。信号Bと信号Aとが同一の信号である場合は、ゲ
ートウェイノード5が送信しようとしている信号と同一
の信号が送信される側のネットワークに存在しているこ
とになるので、禁止手段であるCPU15は上記の信号
A・Bの送信を中止し(S15)、リターンする。
【0041】上記のS13にて信号Bが高速用通信LS
I13の送信バッファ16に存在していない場合、およ
び、S14にて信号Bと信号Aとが同一の信号でない場
合は、CPU15は、信号Aにおけるフレーム中のID
コードを読み出し、信号Aが車両の走行に関するどのよ
うな信号であるかを認識し、例えば、車両の信頼性およ
び安全性に対する重要度の高低によって、この信号Aを
ゲートウェイさせるべきか否かを判断する(S16)。
信号Aを高速用ネットワーク1から低速用ネットワーク
2へゲートウェイさせるべきであると判断した場合、C
PU15は、信号Aを低速用通信LSI14の送信バッ
ファ16へ書き込み(S17)、低速用通信LSI14
に、信号Aの低速用ネットワーク2への送信を行わせて
(S18)、リターンする。尚、高速用通信LSI13
の送信バッファ16に存在している信号Bは、高速用ネ
ットワーク1へ送信される。一方、S16にて、信号A
を高速用ネットワーク1から低速用ネットワーク2へゲ
ートウェイさせるべきでないと判断した場合、CPU1
5は、信号Aを低速用ネットワーク2へ送信せずにリタ
ーンする。
【0042】次に、上記のS12において、信号Aが高
速用ネットワーク1から受信したものでないと判断する
と、即ち、信号Aが低速用ネットワーク2から受信した
ものであると判断すると、次に、CPU15は、高速用
ネットワーク1から受信して既にゲートウェイ処理が行
われた信号Cが低速用通信LSI14の送信バッファ1
6に存在しているか否かを判断する(S19)。
【0043】信号Cが低速用通信LSI14の送信バッ
ファ16に存在している場合は、この信号Cと、受信し
た信号Aとが同一の信号であるか否かを判断する(S2
0)。信号Cと信号Aとが同一の信号である場合は、ゲ
ートウェイノード5が送信しようとしている信号と同一
の信号が送信される側のネットワークに存在しているこ
とになるので、禁止手段であるCPU15は上記の信号
A・Cの送信を中止し(S21)、リターンする。
【0044】上記のS19にて信号Cが低速用通信LS
I14の送信バッファ16に存在していない場合、およ
び、S20にて信号Cと信号Aとが同一の信号でない場
合は、CPU15は、信号Aにおけるフレーム中のID
コードを読み出し、信号Aが車両の走行に関するどのよ
うな信号であるかを認識し、例えば、車両の信頼性およ
び安全性に対する重要度の高低によって、この信号Aを
ゲートウェイさせるべきか否かを判断する(S22)。
信号Aを低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク
1へゲートウェイさせるべきであると判断した場合、C
PU15は、信号Aを高速用通信LSI13の送信バッ
ファ16へ書き込み(S23)、高速用通信LSI13
に、信号Aの高速用ネットワーク1への送信を行わせて
(S24)、リターンする。尚、低速用通信LSI14
の送信バッファ16に存在している信号Cは、低速用ネ
ットワーク2へ送信される。一方、S22にて、信号A
を低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1へゲ
ートウェイさせるべきでないと判断した場合、CPU1
5は、信号Aを高速用ネットワーク1へ送信せずにリタ
ーンする。
【0045】以上のように、本実施例の多重伝送装置
は、ゲートウェイノード5のCPU15および判定部1
8・18により、高速用および低速用ネットワーク1・
2で伝送されている信号を検知し、ゲートウェイノード
5が送信しようとしている信号と同一の信号が送信され
る側のネットワークから検知されたときに、上記の信号
を送信しないようになっている。これにより、高速用ネ
ットワーク1から低速用ネットワーク2へ、あるいは、
低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1へ同一
信号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置
の信頼性を高めることが可能となる。
【0046】尚、上記の実施例においては、ゲートウェ
イノード5を例に挙げて説明したが、勿論、ゲートウェ
イノード6についても同様の受信処理が行われるように
なっている。
【0047】また、上記の実施例の多重伝送装置におい
ては、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備
えている場合について説明したが、多重伝送路および制
御ユニットの数は上記の実施例に限定されず、例えば、
多重伝送路を3つ以上備えていてもよく、また、制御ユ
ニットを3つ以上備えていてもよい。
【0048】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図6のフローチャートに基づいて説明すれば、以
下の通りである。尚、本実施例では、多重伝送路および
制御ユニットをそれぞれ2つ備えている多重伝送装置に
ついて説明すると共に、説明の便宜上、前記の実施例1
の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には同一
の符号を付記し、その説明を省略する。
【0049】本実施例の多重伝送装置は、図2に示した
ゲートウェイノード5・6のCPU15・15が、信号
におけるフレーム中のIDコードを読み出し、各々のC
PU15は予め受信処理プログラムで設定されているI
Dコードを有する信号だけを受信処理して、一つのネッ
トワークから他のネットワークへ送信する構成となって
いる。即ち、信号のIDコードによって受信処理するゲ
ートウェイノードを決定し、ゲートウェイノード5で処
理されるIDコードを有する信号はゲートウェイノード
6では処理されない一方、ゲートウェイノード6で処理
されるIDコードを有する信号はゲートウェイノード5
では処理されない構成となっている。その他の構成は、
前記の実施例1の多重伝送装置と同一である。
【0050】上記の構成におけるゲートウェイノード5
・6のCPU15・15による受信処理について、以下
に説明する。尚、以下の説明においては、ゲートウェイ
ノード5を例に挙げて説明する。
【0051】図6に示すように、ゲートウェイノード5
の受信バッファ17が高速用ネットワーク1あるいは低
速用ネットワーク2から信号を受信すると、CPU15
は判定部18からの入力により信号の受信を検知し(S
31)、上記の信号におけるフレーム中のIDコードを
読み出し、この信号が予め受信処理プログラムで設定さ
れているIDコードを有しているか否かを判断する(S
32)。
【0052】上記の信号が受信処理プログラムで設定さ
れているIDコードを有していない場合は、受信処理を
行わずにリターンする一方、受信処理プログラムで設定
されているIDコードを有している場合は、この信号が
高速用ネットワーク1から受信したものであるか否かを
判断する(S33)。信号が高速用ネットワーク1から
受信したものであると判断すると、CPU15は、信号
を低速用通信LSI14の送信バッファ16へ書き込み
(S34)、低速用通信LSI14に、信号の低速用ネ
ットワーク2への送信を行わせて(S35)、リターン
する。
【0053】次に、上記のS33において、信号が高速
用ネットワーク1から受信したものでないと判断する
と、即ち、信号が低速用ネットワーク2から受信したも
のであると判断すると、CPU15は、信号を高速用通
信LSI13の送信バッファ16へ書き込み(S3
6)、高速用通信LSI13に、信号の高速用ネットワ
ーク1への送信を行わせて(S37)、リターンする。
【0054】ゲートウェイノード6についても同様の受
信処理が行われるようになっており、S32にて信号が
予め受信処理プログラムで設定されているIDコードを
有している場合に受信処理を行うようになっている。そ
して、ゲートウェイノード5で処理されるIDコードを
有する信号はゲートウェイノード6では処理されないよ
うになっており、ゲートウェイノード5で処理されない
IDコードを有する信号をゲートウェイノード6で処理
するようになっている。
【0055】以上のように、本実施例の多重伝送装置
は、ゲートウェイノード5・6のCPU15・15によ
り、ゲートウェイノード5・6が、各々所定の信号だけ
を一つのネットワークから他のネットワークへ送信する
ようになっている。これにより、高速用ネットワーク1
から低速用ネットワーク2へ、あるいは、低速用ネット
ワーク2から高速用ネットワーク1へ同一信号を重複し
て送信することが防止され、多重伝送装置の信頼性を高
めることが可能となる。
【0056】また、本実施例の多重伝送装置は、ゲート
ウェイノード5・6が、各々所定の信号だけを送信する
ようになっているので、ゲートウェイノード5・6を同
時に作動することができる。これにより、高速用および
低速用ネットワーク1・2間で送信すべき信号が増加し
た場合にも信号を効率良く送信でき、オーバーフロー等
を起こさずに信号を処理することができる。
【0057】尚、上記の実施例の多重伝送装置において
は、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備え
ている場合について説明したが、多重伝送路および制御
ユニットの数は上記の実施例に限定されず、例えば、多
重伝送路を3つ以上備えていてもよく、また、制御ユニ
ットを3つ以上備えていてもよい。
【0058】〔実施例4〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図7のフローチャートに基づいて説明すれば、以
下の通りである。尚、本実施例では、多重伝送路および
制御ユニットをそれぞれ2つ備えている多重伝送装置に
ついて説明すると共に、説明の便宜上、前記の実施例1
の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には同一
の符号を付記し、その説明を省略する。
【0059】本実施例の多重伝送装置は、図2に示した
ゲートウェイノード5が高速用ネットワーク1から低速
用ネットワーク2へ信号を送信する一方、ゲートウェイ
ノード6が低速用ネットワーク2から高速用ネットワー
ク1へ信号を送信する構成となっている。その他の構成
は、前記の実施例1の多重伝送装置と同一である。
【0060】上記の構成におけるゲートウェイノード5
・6のCPU15・15による受信処理について、以下
に説明する。
【0061】図7(a)に示すように、ゲートウェイノ
ード5の受信バッファ17が高速用ネットワーク1ある
いは低速用ネットワーク2から信号を受信すると、CP
U15は判定部18からの入力により信号の受信を検知
し(S41)、この信号が高速用ネットワーク1から受
信したものであるか否かを判断する(S42)。信号が
高速用ネットワーク1から受信したものであると判断す
ると、CPU15は、信号におけるフレーム中のIDコ
ードを読み出し、信号が車両の走行に関するどのような
信号であるかを認識し、例えば、車両の信頼性および安
全性に対する重要度の高低によって、この信号をゲート
ウェイさせるべきか否かを判断する(S43)。
【0062】上記の信号を高速用ネットワーク1から低
速用ネットワーク2へゲートウェイさせるべきであると
判断した場合、CPU15は、信号を低速用通信LSI
14の送信バッファ16へ書き込み(S44)、低速用
通信LSI14に、信号の低速用ネットワーク2への送
信を行わせて(S45)、リターンする。一方、S42
にて信号が高速用ネットワーク1から受信したものでな
いと判断した場合、および、S43にて信号を高速用ネ
ットワーク1から低速用ネットワーク2へゲートウェイ
させるべきでないと判断した場合、CPU15は、信号
の受信処理を行わずにリターンする。
【0063】一方、図7(b)に示すように、ゲートウ
ェイノード6の受信バッファ17が高速用ネットワーク
1あるいは低速用ネットワーク2から信号を受信する
と、CPU15は判定部18からの入力により信号の受
信を検知し(S47)、この信号が低速用ネットワーク
2から受信したものであるか否かを判断する(S4
8)。信号が低速用ネットワーク2から受信したもので
あると判断すると、CPU15は、信号におけるフレー
ム中のIDコードを読み出し、信号が車両の走行に関す
るどのような信号であるかを認識し、例えば、車両の信
頼性および安全性に対する重要度の高低によって、この
信号をゲートウェイさせるべきか否かを判断する(S4
9)。
【0064】上記の信号を低速用ネットワーク2から高
速用ネットワーク1へゲートウェイさせるべきであると
判断した場合、CPU15は、信号を高速用通信LSI
13の送信バッファ16へ書き込み(S50)、高速用
通信LSI13に、信号の高速用ネットワーク1への送
信を行わせて(S21)、リターンする。一方、S48
にて信号が低速用ネットワーク2から受信したものでな
いと判断した場合、および、S49にて信号を低速用ネ
ットワーク2から高速用ネットワーク1へゲートウェイ
させるべきでないと判断した場合、CPU15は、信号
の受信処理を行わずにリターンする。
【0065】以上のように、本実施例の多重伝送装置
は、ゲートウェイノード5・6のCPU15・15によ
り、ゲートウェイノード5が高速用ネットワーク1から
低速用ネットワーク2へ信号を送信する一方、ゲートウ
ェイノード6が低速用ネットワーク2から高速用ネット
ワーク1へ信号を送信するようになっている。これによ
り、高速用ネットワーク1から低速用ネットワーク2へ
の信号の送信はゲートウェイノード5だけで行われ、ま
た、低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1へ
の信号の送信はゲートウェイノード6だけで行われるの
で、同一信号を重複して送信することが防止され、多重
伝送装置の信頼性を高めることが可能となる。
【0066】また、本実施例の多重伝送装置は、ゲート
ウェイノード5が高速用ネットワーク1から低速用ネッ
トワーク2へ信号を送信し、ゲートウェイノード6が低
速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1へ信号を
送信するので、ゲートウェイノード5・6を同時に作動
することができる。これにより、高速用および低速用ネ
ットワーク1・2間で送信すべき信号が増加した場合に
も信号を効率良く送信でき、オーバーフロー等を起こさ
ずに信号を処理することができる。
【0067】尚、上記の実施例においては、ゲートウェ
イノード5が高速用ネットワーク1から低速用ネットワ
ーク2へ信号を送信し、ゲートウェイノード6が低速用
ネットワーク2から高速用ネットワーク1へ信号を送信
する場合について説明したが、勿論、ゲートウェイノー
ド5が低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1
へ信号を送信し、ゲートウェイノード6が高速用ネット
ワーク1から低速用ネットワーク2へ信号を送信する場
合についても、同様の効果を得ることができる。
【0068】また、上記の実施例の多重伝送装置におい
ては、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備
えている場合について説明したが、多重伝送路および制
御ユニットの数は上記の実施例に限定されず、例えば、
多重伝送路を3つ以上備えていてもよく、また、制御ユ
ニットを3つ以上備えていてもよい。制御ユニットを3
つ以上備えた場合には、制御ユニットに、実施例1に示
したような優先順位を設定すればよい。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明の多重伝送装置は、
以上のように、複数の多重伝送路と、上記の多重伝送路
間を接続する複数の制御ユニットと、これら制御ユニッ
トが、一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ同一信号
を重複して送信しないように規制する規制手段とを備え
ている構成である。
【0070】これにより、複数の制御ユニットを備えて
いても、同一信号を重複して送信することが防止され、
多重伝送装置の信頼性を高めることができるという効果
を奏する。
【0071】また、請求項2記載の発明の多重伝送装置
は、以上のように、規制手段は、複数の制御ユニットに
対して優先順位を設定すると共に、正常に作動している
最優先の制御ユニットのみ、多重伝送路間の信号の送信
が可能となるように制御する制御手段を備えている構成
である。
【0072】これにより、請求項1記載の多重伝送装置
と同様に、複数の制御ユニットを備えていても、同一信
号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置の
信頼性を高めることができるという効果を奏する。
【0073】また、請求項3記載の発明の多重伝送装置
は、以上のように、規制手段は、多重伝送路で伝送され
ている信号を検知する検知手段と、制御ユニットが送信
しようとしている信号と同一信号が送信される側の多重
伝送路から検知手段によって検知されたときに、上記の
信号を送信しないように禁止する禁止手段とを備えてい
る構成である。
【0074】これにより、請求項1記載の多重伝送装置
と同様に、複数の制御ユニットを備えていても、同一信
号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置の
信頼性を高めることができるという効果を奏する。
【0075】また、請求項4記載の発明の多重伝送装置
は、以上のように、規制手段は、複数の制御ユニットが
各々所定の信号だけを一つの多重伝送路から他の多重伝
送路へ送信するように規制する構成である。
【0076】これにより、請求項1記載の多重伝送装置
と同様に、複数の制御ユニットを備えていても、同一信
号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置の
信頼性を高めることができるという効果を奏する。
【0077】さらに、複数の制御ユニットが各々所定の
信号だけを一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ送信
するので、複数の制御ユニットは同時に作動することが
できる。これにより、多重伝送路間で送信すべき信号が
増加した場合にも信号を効率良く送信できる多重伝送装
置を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における多重伝送装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】上記の多重伝送装置のゲートウェイノードの構
成を示すブロック図である。
【図3】上記のゲートウェイノードの受信処理動作を示
すフローチャートである。
【図4】上記のゲートウェイノードのゲートウェイ処理
動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施例における多重伝送装置のゲ
ートウェイノードの受信処理動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明のさらに他の実施例における多重伝送装
置のゲートウェイノードの受信処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明のさらに他の実施例における多重伝送装
置のゲートウェイノードの受信処理動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 高速用ネットワーク(多重伝送路) 2 低速用ネットワーク(多重伝送路) 5 ゲートウェイノード(制御ユニット) 6 ゲートウェイノード(制御ユニット) 13 高速用LSI 14 低速用LSI 15 CPU(規制手段、制御手段、検知手段、禁止
手段) 16 送信バッファ 17 受信バッファ 18 判定部(検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺山 孝二 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の多重伝送路と、上記の多重伝送路間
    を接続する複数の制御ユニットと、これら制御ユニット
    が、一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ同一信号を
    重複して送信しないように規制する規制手段とを備えて
    いることを特徴とする多重伝送装置。
  2. 【請求項2】上記の規制手段は、複数の制御ユニットに
    対して優先順位を設定すると共に、正常に作動している
    最優先の制御ユニットのみ、多重伝送路間の信号の送信
    が可能となるように制御する制御手段を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の多重伝送装置。
  3. 【請求項3】上記の規制手段は、多重伝送路で伝送され
    ている信号を検知する検知手段と、制御ユニットが送信
    しようとしている信号と同一信号が送信される側の多重
    伝送路から検知手段によって検知されたときに、上記の
    信号を送信しないように禁止する禁止手段とを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の多重伝送装置。
  4. 【請求項4】上記の規制手段は、複数の制御ユニットが
    各々所定の信号だけを一つの多重伝送路から他の多重伝
    送路へ送信するように規制することを特徴とする請求項
    1記載の多重伝送装置。
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