JPH0657892A - 茅葺風屋根構造体 - Google Patents
茅葺風屋根構造体Info
- Publication number
- JPH0657892A JPH0657892A JP19106591A JP19106591A JPH0657892A JP H0657892 A JPH0657892 A JP H0657892A JP 19106591 A JP19106591 A JP 19106591A JP 19106591 A JP19106591 A JP 19106591A JP H0657892 A JPH0657892 A JP H0657892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- bundled
- roving
- glass roving
- mesh panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04D—ROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
- E04D9/00—Roof covering by using straw, thatch, or like materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ガラスロービング1の一端近傍を針金4により
束ねて塗料を塗布し茅風に着色する。この束ねた部位を
金属のメッシュパネル5に千鳥状に固定する。このメッ
シュパネル5を鋼板7に固定する。 【効果】不燃性であり、腐敗等の変質の恐れがない。
束ねて塗料を塗布し茅風に着色する。この束ねた部位を
金属のメッシュパネル5に千鳥状に固定する。このメッ
シュパネル5を鋼板7に固定する。 【効果】不燃性であり、腐敗等の変質の恐れがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は茅葺風屋根構造体に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来より施工されている茅葺屋根は天然
の茅を用いて葺き上げた構造のものである。しかしなが
ら、かかる茅葺屋根は可燃性であるという致命的課題を
有すると共に茅が腐敗したり変質するという課題を有す
る。
の茅を用いて葺き上げた構造のものである。しかしなが
ら、かかる茅葺屋根は可燃性であるという致命的課題を
有すると共に茅が腐敗したり変質するという課題を有す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術が有
していた課題を解消し、不燃性で腐敗したり変質するこ
とのない茅葺風屋根構造体の提供を目的とする。
していた課題を解消し、不燃性で腐敗したり変質するこ
とのない茅葺風屋根構造体の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定長さのガ
ラスロービングをその一端近傍においてのみ束ね、束ね
た部位を保持体に固定すると共に束ねた部位が別に固定
されたガラスロービングにより覆われるようにし、該保
持体を躯体に固定してなる茅葺風屋根構造体を提供する
ものである。
ラスロービングをその一端近傍においてのみ束ね、束ね
た部位を保持体に固定すると共に束ねた部位が別に固定
されたガラスロービングにより覆われるようにし、該保
持体を躯体に固定してなる茅葺風屋根構造体を提供する
ものである。
【0005】本発明において使用されるガラスロービン
グとしては、100 〜500 本程度のガラス繊維のストラン
ドをバインダーにより集束した周知のものが例示され
る。このガラス繊維のストランドとしてはガラス繊維を
100〜200 本バインダーにより集束したものである。こ
のガラス繊維の太さとしては、JIS によるA種、B種、
C種いずれのものも使用できる。更にその組成としても
ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、低アルカリガラ
ス、無石灰ガラス、鉛ガラス等広範囲のものが使用でき
る。
グとしては、100 〜500 本程度のガラス繊維のストラン
ドをバインダーにより集束した周知のものが例示され
る。このガラス繊維のストランドとしてはガラス繊維を
100〜200 本バインダーにより集束したものである。こ
のガラス繊維の太さとしては、JIS によるA種、B種、
C種いずれのものも使用できる。更にその組成としても
ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、低アルカリガラ
ス、無石灰ガラス、鉛ガラス等広範囲のものが使用でき
る。
【0006】ガラスロービングの長さは10〜30cm程度が
実用的である。ガラスロービングはその一端近傍のみを
束ね、他の部位は束ねない。ガラスロービングを束ねる
にあたっては、ガラスロービングを目標とする長さの2
倍の長さに切断し、その中央部を 180度折り曲げ、その
折り曲げた部位の近傍を束ねるようにすると、ガラスロ
ービングの脱落を防止できるので好ましい。ガラスロー
ビングを束ねるものとしては針金が作業性に優れるので
好ましい。針金は若干長めのものを使用し、ガラスロー
ビングを束ね、その残余を利用して保持体に固定するこ
とが好ましい。
実用的である。ガラスロービングはその一端近傍のみを
束ね、他の部位は束ねない。ガラスロービングを束ねる
にあたっては、ガラスロービングを目標とする長さの2
倍の長さに切断し、その中央部を 180度折り曲げ、その
折り曲げた部位の近傍を束ねるようにすると、ガラスロ
ービングの脱落を防止できるので好ましい。ガラスロー
ビングを束ねるものとしては針金が作業性に優れるので
好ましい。針金は若干長めのものを使用し、ガラスロー
ビングを束ね、その残余を利用して保持体に固定するこ
とが好ましい。
【0007】束ねたガラスロービングは茶等の塗料をス
プレー等により塗布し茅風に着色する。かかる塗料とし
てはウレタン系塗料、フッ素系塗料が耐候性に優れるの
で好ましい。束ねたガラスロービングに塗料を塗布する
代りに予め塗料を塗布したガラスロービングを束ねるこ
ともできる。又、ガラスロービングの代りにガラス繊維
のストランドを使用してもよい。
プレー等により塗布し茅風に着色する。かかる塗料とし
てはウレタン系塗料、フッ素系塗料が耐候性に優れるの
で好ましい。束ねたガラスロービングに塗料を塗布する
代りに予め塗料を塗布したガラスロービングを束ねるこ
ともできる。又、ガラスロービングの代りにガラス繊維
のストランドを使用してもよい。
【0008】以下図面に基づいて説明する。図1は本発
明による茅葺風屋根構造体の一部断面図である。図にお
いて1はガラスロービングであり、その中央部3におい
て180 度折り曲げられている。このガラスロービングは
折り曲げられた部位から10〜30mm程度離れた部位におい
て針金4により束ねられ、その表面はスプレーにより茶
色のウレタン塗料が塗布されている。この束ねられたガ
ラスロービングはステンレス金属製のメッシュパネル5
に針金4により固定されている。6はガラスロービング
の浮上を防ぐための浮上防止鉄線であり、図には省略し
たがメッシュパネル5に固定されている。
明による茅葺風屋根構造体の一部断面図である。図にお
いて1はガラスロービングであり、その中央部3におい
て180 度折り曲げられている。このガラスロービングは
折り曲げられた部位から10〜30mm程度離れた部位におい
て針金4により束ねられ、その表面はスプレーにより茶
色のウレタン塗料が塗布されている。この束ねられたガ
ラスロービングはステンレス金属製のメッシュパネル5
に針金4により固定されている。6はガラスロービング
の浮上を防ぐための浮上防止鉄線であり、図には省略し
たがメッシュパネル5に固定されている。
【0009】針金4、浮上防止鉄線6はその上に葺かれ
る別のガラスロービングによって覆われるようになって
いる。ガラスロービングを固定する間隔は狭くする程茅
葺風に近くなるが、固定する作業の作業性が低下するの
で好ましくない。望ましい間隔は 0.5 〜5cm の範囲で
ある。
る別のガラスロービングによって覆われるようになって
いる。ガラスロービングを固定する間隔は狭くする程茅
葺風に近くなるが、固定する作業の作業性が低下するの
で好ましくない。望ましい間隔は 0.5 〜5cm の範囲で
ある。
【0010】ガラスロービングのメッシュパネルへの固
定は、千鳥配列になるようにすると更に茅葺風になるの
で好ましい。かかるメッシュパネルは鋼板等の躯体7に
針金、ビス等により固定される。
定は、千鳥配列になるようにすると更に茅葺風になるの
で好ましい。かかるメッシュパネルは鋼板等の躯体7に
針金、ビス等により固定される。
【0011】施工に当っては、メッシュパネル5を躯体
7に固定した後、メッシュパネルにガラスロービングを
固定してもよいが、メッシュパネルにガラスロービング
を固定する作業は大変であるので、予めガラスロービン
グをメッシュパネルに固定し、このメッシュパネルを躯
体に固定することが好ましい。この場合メッシュパネル
の大きさは 0.2〜4m2 程度が作業性に優れる。本発明
による屋根構造体は屋外、屋内いずれでも使用すること
ができる。特にアトリウム等の屋内用に適している。
7に固定した後、メッシュパネルにガラスロービングを
固定してもよいが、メッシュパネルにガラスロービング
を固定する作業は大変であるので、予めガラスロービン
グをメッシュパネルに固定し、このメッシュパネルを躯
体に固定することが好ましい。この場合メッシュパネル
の大きさは 0.2〜4m2 程度が作業性に優れる。本発明
による屋根構造体は屋外、屋内いずれでも使用すること
ができる。特にアトリウム等の屋内用に適している。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば不燃性で、腐敗等の変質
の恐れのない茅葺風屋根構造体が得られる。
の恐れのない茅葺風屋根構造体が得られる。
【図1】本発明による茅葺風屋根構造体の断面図。
1 ガラスロービング 4 針金 5 メッシュパネル
Claims (2)
- 【請求項1】所定長さのガラスロービングをその一端近
傍においてのみ束ね、束ねた部位を保持体に固定すると
共に束ねた部位が別に固定されたガラスロービングによ
り覆われるようにし、該保持体を躯体に固定してなる茅
葺風屋根構造体。 - 【請求項2】前記ガラスロービングは、180 度折り曲げ
られ、折り曲げられた部位の近傍のみ束ねられている請
求項1記載の茅葺風屋根構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19106591A JPH0657892A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 茅葺風屋根構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19106591A JPH0657892A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 茅葺風屋根構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657892A true JPH0657892A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16268295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19106591A Withdrawn JPH0657892A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 茅葺風屋根構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6715251B2 (en) * | 2002-04-08 | 2004-04-06 | Han-Lung Yang | Decorative simulated thatch unit |
WO2009081863A1 (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Nishio Supplies Co., Ltd. | 防火防炎機能を備えた屋根およびこれに用いる防火防炎用ネット |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP19106591A patent/JPH0657892A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6715251B2 (en) * | 2002-04-08 | 2004-04-06 | Han-Lung Yang | Decorative simulated thatch unit |
WO2009081863A1 (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Nishio Supplies Co., Ltd. | 防火防炎機能を備えた屋根およびこれに用いる防火防炎用ネット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |