JPH0650841B2 - 光ループ伝送方式 - Google Patents
光ループ伝送方式Info
- Publication number
- JPH0650841B2 JPH0650841B2 JP62321567A JP32156787A JPH0650841B2 JP H0650841 B2 JPH0650841 B2 JP H0650841B2 JP 62321567 A JP62321567 A JP 62321567A JP 32156787 A JP32156787 A JP 32156787A JP H0650841 B2 JPH0650841 B2 JP H0650841B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- loop
- fiber
- signal
- signals
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Small-Scale Networks (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ファイバによる加入者系のループ伝送方式に
係る。
係る。
〔従来の技術〕 光ファイバを使って加入者に信号を伝送する方法の一つ
として，光ファイバを送信局から第１，第２……，第ｎ
（ｎは正の整数）の加入者に順に接続し，光ファイバの
終端を再び送信局に戻すという光ループ系がある。
として，光ファイバを送信局から第１，第２……，第ｎ
（ｎは正の整数）の加入者に順に接続し，光ファイバの
終端を再び送信局に戻すという光ループ系がある。
このようなループ系においては，ループ内でファイバ切
断があると，切断点以後の加入者は信号を受信すること
ができない。このような欠点を解消するために，従来，
波長多重等により逆方向に，第１の方向の光信号と異な
る波長の光信号を送信していずれかの方向から受信でき
るようにしていた。しかしながら，このような従来の方
法においては，それぞれの波長の信号を受信するために
光受信器を２台必要とするという欠点があった。
断があると，切断点以後の加入者は信号を受信すること
ができない。このような欠点を解消するために，従来，
波長多重等により逆方向に，第１の方向の光信号と異な
る波長の光信号を送信していずれかの方向から受信でき
るようにしていた。しかしながら，このような従来の方
法においては，それぞれの波長の信号を受信するために
光受信器を２台必要とするという欠点があった。
本発明は従来方法におけるこのような欠点を除き，１台
の受信機で両方向に流れる信号を受信できる光ループ伝
送方式を提供するものである。
の受信機で両方向に流れる信号を受信できる光ループ伝
送方式を提供するものである。
本発明においては，一つの送信装置に対して複数の加入
者装置を光ファイバによりループ状に接続し，送信局に
おいて送信信号を互いに相関の小さい第１および第２の
伝送路符号でそれぞれ符号化すると共に，第１，第２の
光信号に変換し，第１の光信号を光方向性結合器を介し
て光ループファイバの一つの方向に供給し，前記第２の
光信号を前記光方向性結合器を介して光ループファイバ
の他の方向に供給して伝送することを特徴とする。
者装置を光ファイバによりループ状に接続し，送信局に
おいて送信信号を互いに相関の小さい第１および第２の
伝送路符号でそれぞれ符号化すると共に，第１，第２の
光信号に変換し，第１の光信号を光方向性結合器を介し
て光ループファイバの一つの方向に供給し，前記第２の
光信号を前記光方向性結合器を介して光ループファイバ
の他の方向に供給して伝送することを特徴とする。
第１図は本発明による実施例を示す。送信信号の入力端
子１０１に印加された被送信信号は第１の符号器１０２
により符号化され，第１の電気−光変換器１０３により
光信号に変換されて光方向性結合器１０４の第１の入力
端子Ｔ１に供給される。入力端子１０１に印加された信
号はまた，第２の符号器１０５にも印加されて符号化さ
れた後，第２の電気−光変換器１０６により光信号に変
換されて光方向性結合器１０４の第２の入力端子Ｔ２に
供給される。
子１０１に印加された被送信信号は第１の符号器１０２
により符号化され，第１の電気−光変換器１０３により
光信号に変換されて光方向性結合器１０４の第１の入力
端子Ｔ１に供給される。入力端子１０１に印加された信
号はまた，第２の符号器１０５にも印加されて符号化さ
れた後，第２の電気−光変換器１０６により光信号に変
換されて光方向性結合器１０４の第２の入力端子Ｔ２に
供給される。
光方向性結合器１０４は第１の入力端子Ｔ１の光信号を
第１の出力端子Ｔ３に出力し，第２の入力端子Ｔ２の光
信号を第２の出力端子Ｔ４に出力する。光方向性結合器
１０４の出力端子Ｔ３はループファイバ１０７の一端に
接続され，出力端子Ｔ４はループファイバ１０７の他端
に接続される。この結果，第１の符号器１０２で符号化
された光信号は，ループファイバ１０７を図中Ｃ１の方
向に流れ，第２の符号器１０５で符号化された光信号は
図中Ｃ２の方向に流れる。ループファイバ１０７上では
Ｃ１，Ｃ２両方向の光信号が重畳されて流れている。
第１の出力端子Ｔ３に出力し，第２の入力端子Ｔ２の光
信号を第２の出力端子Ｔ４に出力する。光方向性結合器
１０４の出力端子Ｔ３はループファイバ１０７の一端に
接続され，出力端子Ｔ４はループファイバ１０７の他端
に接続される。この結果，第１の符号器１０２で符号化
された光信号は，ループファイバ１０７を図中Ｃ１の方
向に流れ，第２の符号器１０５で符号化された光信号は
図中Ｃ２の方向に流れる。ループファイバ１０７上では
Ｃ１，Ｃ２両方向の光信号が重畳されて流れている。
ループファイバ１０７に障害の無い場合，各加入者装置
１０８〜１１２はＣ１，Ｃ２両方向に流れる光信号が重
畳された状態で受信する。
１０８〜１１２はＣ１，Ｃ２両方向に流れる光信号が重
畳された状態で受信する。
今，ループファイバが加入者装置１０９と１１０の間の
点１１３で切断されたとする。このとき，加入者装置１
０８，１０９にはＣ２の方向の光信号が到達し，加入者
装置１１０〜１１２にはＣ１の方向の光信号が到着す
る。Ｃ１方向およびＣ２の光信号は互いに相関の小さな
信号で符号化されており，Ｃ１方向とＣ２方向が重畳さ
れた光信号を受信する場合，光信号の状態で分離する必
要がなく，一つの光−電気変換器で電気信号に変換し，
しかる後に相関検出器により二つの信号に分離すること
が可能である。ループファイバが正常な場合は相関検出
された二つの信号のいずれか一方を出力信号として利用
する。ループファイバに障害のある場合は各加入者装置
はＣ１またはＣ２方向の信号のうち受信したものを利用
する。
点１１３で切断されたとする。このとき，加入者装置１
０８，１０９にはＣ２の方向の光信号が到達し，加入者
装置１１０〜１１２にはＣ１の方向の光信号が到着す
る。Ｃ１方向およびＣ２の光信号は互いに相関の小さな
信号で符号化されており，Ｃ１方向とＣ２方向が重畳さ
れた光信号を受信する場合，光信号の状態で分離する必
要がなく，一つの光−電気変換器で電気信号に変換し，
しかる後に相関検出器により二つの信号に分離すること
が可能である。ループファイバが正常な場合は相関検出
された二つの信号のいずれか一方を出力信号として利用
する。ループファイバに障害のある場合は各加入者装置
はＣ１またはＣ２方向の信号のうち受信したものを利用
する。
第２図(a)，(b)は入力信号がディジタル信号である場合
に利用される第１，第２の符号器１０２，１０５の一構
成例を示す。それぞれ自己同期型の３段および４段疑似
ランダム符号器であり，互いに相関の小さい符号を発生
し入力信号を符号化する。入力ディジタル信号の１ビッ
トは，この符号器によりＮビット（Ｎは整数）の符号に
変換される。
に利用される第１，第２の符号器１０２，１０５の一構
成例を示す。それぞれ自己同期型の３段および４段疑似
ランダム符号器であり，互いに相関の小さい符号を発生
し入力信号を符号化する。入力ディジタル信号の１ビッ
トは，この符号器によりＮビット（Ｎは整数）の符号に
変換される。
第３図(a)，(b)は加入者装置内の受信器の相関検出器と
して使用される自己同期型復号器を示し，それぞれ第２
図(a)，(b)の符号器に対応する。自己同期型であるため
に特に同期回路を必要とせず，低減波器ＬＰＦの出力
にはそれぞれＣ１方向およびＣ２方向の出力が分離され
出力される。
して使用される自己同期型復号器を示し，それぞれ第２
図(a)，(b)の符号器に対応する。自己同期型であるため
に特に同期回路を必要とせず，低減波器ＬＰＦの出力
にはそれぞれＣ１方向およびＣ２方向の出力が分離され
出力される。
以上説明したように，本発明は，伝送路に互いに相間の
小さな符号で符号化された信号をそれぞれ逆方向に流す
ことにより，各加入者間において，光ファイバが切断さ
れたときにもいずれかの方向の信号を受信する手段を与
えるものであり，各方向の信号が符号により分離されて
いる結果，一つの光−電気変換器により受信できるとい
う効果がある。このことは光加入者系を低価格化する上
で極めて効果の大きいものである。
小さな符号で符号化された信号をそれぞれ逆方向に流す
ことにより，各加入者間において，光ファイバが切断さ
れたときにもいずれかの方向の信号を受信する手段を与
えるものであり，各方向の信号が符号により分離されて
いる結果，一つの光−電気変換器により受信できるとい
う効果がある。このことは光加入者系を低価格化する上
で極めて効果の大きいものである。
第１図は本発明の構成を示す図，第２図は符号器の一例
を示す図，第３図は復号器の一例を示す図である。 図中，１０１……送信信号の入力端子，１０４……光方
向性結合器，１０７……ループファイバ，１０８〜１１
２……加入者装置，１１３……ファイバ切断点。
を示す図，第３図は復号器の一例を示す図である。 図中，１０１……送信信号の入力端子，１０４……光方
向性結合器，１０７……ループファイバ，１０８〜１１
２……加入者装置，１１３……ファイバ切断点。
Claims (1)
- 【請求項１】一つの送信装置に対して複数の加入者装置
を光ファイバによりループ状に接続した光ループ加入者
系において，送信信号を互いに相関の小さい第１および
第２の伝送路符号でそれぞれ符号化すると共に，第１，
第２の光信号に変換し，該第１の光信号を光方向性結合
器を介して光ループファイバの一つの方向に供給し，前
記第２の光信号を前記光方向性結合器を介して前記ルー
プファイバの他の方向に供給するようにしたことを特徴
とする光ループ伝送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62321567A JPH0650841B2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 光ループ伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62321567A JPH0650841B2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 光ループ伝送方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01164133A JPH01164133A (ja) | 1989-06-28 |
| JPH0650841B2 true JPH0650841B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=18134009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62321567A Expired - Lifetime JPH0650841B2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 光ループ伝送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650841B2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-21 JP JP62321567A patent/JPH0650841B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01164133A (ja) | 1989-06-28 |
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