JPH0649733U - 自動車用ペダルの取付け構造 - Google Patents

自動車用ペダルの取付け構造

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JPH0649733U
JPH0649733U JP9162892U JP9162892U JPH0649733U JP H0649733 U JPH0649733 U JP H0649733U JP 9162892 U JP9162892 U JP 9162892U JP 9162892 U JP9162892 U JP 9162892U JP H0649733 U JPH0649733 U JP H0649733U
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JP
Japan
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shaft
pedal
hole
mounting structure
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP9162892U
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English (en)
Inventor
輝男 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FTECH CO., LTD.
Original Assignee
FTECH CO., LTD.
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Publication date
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】部品数の少ない簡単な構造でかつ組立て作業性
も良好なペダル取付け構造を提供することにある。 【構成】自動車用ペダルの回動支点を得るための構造で
あって、ペダル1を貫通するシャフト2の軸部端部に弾
性的な係合爪部23を有する脚部22を一体に形成し、
ブラケット3には軸部21と脚部22を挿通する通孔3
1,32を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用ペダルの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその技術的課題】
自動車におけるペダルたとえばアクセルペダルは、アクセルアームの一端にパ ッドを有し、アクセルアームの他端にエンジンのキャブレター系のスロットルバ ルブに対するワイヤー等が連結されるようになっており、かかるペダルはシーソ ー運動を行うべくブラケットに回動可能に取り付けられる。 この取付け構造に関し、従来では、図6と図7及び図8のようになっていた。 すなわち、図6はペダル100に貫通孔101を設け、車体側のブラケット10 2のヨーク部103,103にシャフト挿通孔104,104を設け、シャフト 挿通孔104,104に貫通孔101を合致させた状態で、先端部にリング溝1 06を有するシャフト105を貫挿し、リング溝106にEリング107を取り 付けるか、あるいはリング溝に代えてシャフトの軸線と直交する孔に割りピンを 挿通して係止するものである。また、図7はブラケット102に前記構成のシャ フト105を溶接などによって固定して片持ち構造とし、ペダル100の貫通孔 101にシャフト105を挿通し、前記と同様な方法で抜け止めを図るものであ る。図8は、ペダル100に曲げ加工したシャフト105を溶接等によって固定 し、ブラケット102に設けたシャフト挿通孔104にシャフト105を挿通し 、Eリングや割ピンで抜け止めを図るものである。
【0003】 しかし、上記のような構造では、いずれもブラケット、シャフト、ペダル、E リングまたは割ピンの4部品が必要であるためコストが高くなり、また、組付け 工程においても、シャフトが抜け落ちないように片手でシャフトの頭部を支えつ つEリングや割ピンといった小さな部品を取り付けなければならないため、時間 と手間のかかる煩雑な作業となっていた。
【0004】 本考案は前記のような問題点を解消するために考案されたもので、その目的と するところは、部品数の少ない簡単安価な構造でかつ組立て作業性も良好なペダ ル取付け構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、自動車用ペダルの回動支点を得るための構 造であって、ペダルを貫通するシャフトの軸部端部に弾性的な係合爪部を有する 脚部を一体に形成し、ブラケットには軸部と脚部を挿通する通孔を形成した構成 としたものである。 本考案はアクセルペダルの取付け構造に好適であるが、その他ブレーキペダル やクラッチペダルの取付け構造にも適用できる。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。 図1と図2は本考案によるペダル取付け構造の実施例を示しており、ペダル1 とシャフト2およびブラケット3からなる。 ペダル1はこの例では合成樹脂ないし複合材で作られ、ウエブとフランジとに よって溝形断面をなし、溝内にはトラス状の補強リブが一体形成されることで必 要強度と剛性が付与されている。もちろん鉄系材料やアルミなどの非鉄系材料で 作られていてもよい。 該ペダル1の長手方向の一端部には図示しないスロットルバルブに対するケー ブルなどの連絡部材5の取付け部10が設けられ、他端部には踏み面11が形成 されている。ペダル1は側面から見て略くの字状に屈曲形成されており、この屈 曲分岐点よりも上半部の領域には、真円形の貫通穴12が形成されている。 シャフト2は、図5に示すように、一端部に径の大きな頭部20を有し、頭部 20のつけ根から軸線方向に回動支点としての軸部21が連設されている。この 軸部21は好ましくは軸線と直角の断面が小判状ないしこれに類する形状となっ ており、軸部21の端部域には軸部21よりも径の細い脚部22が形成されてい る。脚部22はスリット220により円周上で複数本に分割されることで弾性が 持たされ、各脚部22には後面が平坦な係合爪部23が突設されており、係合爪 部23の外径は軸部21の外径とほぼ一致している。シャフト2は合成樹脂で成 形されるか、あるいはスリットの終端位置に達するまで中心に金属棒などをイン サート成形したようなものからなる。
【0007】 ブラケット3はヨーク30,30’を有し、一方のヨーク30には前記軸部2 1を貫挿する通孔31が形成され、他方のヨーク30’には前記脚部22の通過 を許す通孔32およびこれに続いて係合爪部23に対する係止壁33が形成され ている。係止壁33は頭部20がヨーク30の外面に当接したときに係合爪部2 3の後面が接するような位置に設けられている。 前記通孔31は通孔32よりも径が大きく構成され、さらにこの実施例ではシ ャフト2の回り止めを図るべく軸部21と同じ小判状ないしこれに類する形状と なっている。 また、爪部23へ外力が加わることによる脱落を防止するため、ヨーク30’ にはボス状の突周壁34が設けられている。
【0008】
【実施例の作用】
本考案は前記のような構成からなるので、ペダルの組立てにあたっては、ペダ ル1の貫通穴12がヨーク30,30’と同心になるように配し、シャフト2を 通孔31と貫通穴12を通して挿入するだけでよく、係合爪部23は通孔32と の接触により半径方向から圧迫され、スリット220を介して縮径しながら通孔 32を通過し、通過した瞬間に圧縮が開放される。これにより係合爪部23は拡 開し、係止壁33にパチンと係合する。これによりシャフト2は確実に抜け止め された状態に保持される。 前記通孔31を他方の通孔32よりもまた係合爪部23の外径より大きくした 場合には、シャフト2の嵌挿時に、係合爪部23は無抵抗で通孔31及び貫通穴 12を通過し、通孔32を通過するときだけ貫入に対する抵抗力が生ずる。この ため作業性がよいと共に、係合爪部23の不用意な破損が防止される。 また、シャフト2の軸部21を小判状ないしこれに類する断面形状とした場合 には、非円弧部をパーティング面とすることで、成形時にバリが多少発生しても 図4のようにバリ4,4が貫通穴12に接触しない。したがって多少のバリがあ っても回動には影響を受けず円滑にペダル1を回動させることができる。また、 図3はこれと共にブラケット3の通孔31の断面形状を小判形ないしこれに類す る形状とすることによりシャフト2の回り止めを図ることができる。
【0009】
【考案の効果】
以上説明した本考案によるときには、自動車用ペダルの回動支点を得るための 構造であって、ペダル1を貫通するシャフト2の軸部端部に弾性的な係合爪部2 3を有する脚部22を一体に形成し、ブラケット3には軸部21と脚部22を挿 通する通孔31,32を形成したので、部品数を減少し構造をシンプルで安価な ものとすることができる。しかも、組立て作業もブラケット3とペダル1を整合 させてシャフト2を嵌挿するだけで足りるため簡単であり、作業性及び作業能率 を向上することができるなどのすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動車用ペダルの取付け構造の一
例を示す部分切欠正面図である。
【図2】図1の部分的拡大図である。
【図3】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図4】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図5】本考案におけるシャフトの斜視図である。
【図6】従来の自動車用ペダルの取付け構造を示す断面
図である。
【図7】従来の自動車用ペダルの取付け構造を示す断面
図である。
【図8】従来の自動車用ペダルの取付け構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ペダル 2 シャフト 3 ブラケット 12 貫通穴 21 軸部 22 脚部 23 係合爪部 31,32 通孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用ペダルの回動支点を得るための構
    造であって、ペダル1を貫通するシャフト2の軸部端部
    に弾性的な係合爪部23を有する脚部22を一体に形成
    し、ブラケット3には軸部21と脚部22を挿通する通
    孔31,32を形成したことを特徴とする自動車用ペダ
    ルの取付け構造。
  2. 【請求項2】シャフト2の軸部断面が小判状ないしこれ
    に類する形状となっているものを含む請求項1に記載の
    自動車用ペダルの取付け構造。
JP9162892U 1992-12-18 1992-12-18 自動車用ペダルの取付け構造 Pending JPH0649733U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017158888A1 (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 豊田鉄工株式会社 車両用操作ペダル装置
JP2017224082A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 豊田鉄工株式会社 車両用操作装置

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