JPH0828259A - 車両用排気管の支持装置 - Google Patents

車両用排気管の支持装置

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JPH0828259A
JPH0828259A JP18891594A JP18891594A JPH0828259A JP H0828259 A JPH0828259 A JP H0828259A JP 18891594 A JP18891594 A JP 18891594A JP 18891594 A JP18891594 A JP 18891594A JP H0828259 A JPH0828259 A JP H0828259A
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bracket
exhaust pipe
vehicle
fixing member
pipe
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JP18891594A
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Masayuki Hibi
雅之 日比
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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    • F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/18—Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly
    • F01N13/1805—Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body
    • F01N13/1811—Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body with means permitting relative movement, e.g. compensation of thermal expansion or vibration
    • F01N13/1822—Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body with means permitting relative movement, e.g. compensation of thermal expansion or vibration for fixing exhaust pipes or devices to vehicle body
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/16—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用排気管を支持するブラケットパイプの
マフラサポート部材からの抜けを防止する。 【構成】 固定部材１０は、バネ鋼を打ち抜き加工した
リング部１０ａを設け、リング部には、互いに９０度隔
てて対向する係合片１１が突出して設けられている。係
合片は、固定部材１０の平面に対して一方向に９０度曲
げられる。支持装置は、ゴム製のマフラサポート部材２
０を用いており、マフラサポート部材は、下側に排気管
側ブラケットパイプ３１を圧入して防振支持する貫通孔
２１ａを設けた排気管側支持部２１を設けている。貫通
孔に、先端に外径の大きなスプール部３１ａを設けた鉄
製の排気管支持用のブラケットパイプ３１を圧入して挿
着させる。そして、貫通孔の出口部分に設けた固定部材
１０にスプール部３１ａを嵌挿させる。係合片にブラケ
ットパイプのスプール部を引っ掛けることにより、ブラ
ケットパイプを引き抜きを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用排気管の支持装
置に係り、特にその改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の車両用排気管の支持装置
としては、例えば図９に示すように、排気管側に固定し
たブラケットパイプ１及び車体側に固定したブラケット
パイプ２をマフラーサポートゴム３の貫通孔３ａ，３ｂ
に挿着させることにより、排気管（図示しない）を車体
（図示しない）に防振支持させていた。そして、車体の
振動等により、各ブラケットパイプ１、２のマフラーサ
ポートゴム３からの抜けを防止するために、ブラケット
パイプ１，２の先端にマフラーサポートゴムの貫通孔３
ａ，３ｂの内径より外径の大きなパイプスプール部１
ａ，２ａを設け、貫通孔３ａ，３ｂの出口側にてマフラ
ーサポートゴム３に係止させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記車両用
排気管の支持装置の場合、ブラケットパイプを抜け難く
するためには、パイプスプール部の外径とゴム貫通孔の
内径の差を大きくする必要があり、またブラケットパイ
プの外径をゴム貫通孔の内径より大きくする方が効果が
大きい。しかし、ブラケットパイプを抜け難くすること
により、ブラケットパイプのマフラーサポートゴムへの
挿入が非常に困難になり、挿着の作業性が著しく悪化す
るという問題がある。
【０００４】これに対し、例えば実開昭６２ー１９４１
２４号公報に示すように、ブラケットパイプのゴム貫通
孔からの突出部分に、外周に沿って溝を設け、溝にスナ
ップリングを係止することにより、ブラケットパイプの
抜けを防止するものが知られている。また、実開平３ー
８３３１７号公報に示すように、ブラケットパイプに多
数の小孔を設け、ゴム貫通孔からの突出部分の小孔に抜
け止めピンを挿着させることにより、ブラケットパイプ
の抜けを防止するものが知られている。さらに、実開平
５ー３６０１７号公報に示すように、ブラケットパイプ
のゴム貫通孔への挿入部分の外周に内側にへこんだ環状
ビードを設け、ブラケットパイプをゴム貫通孔に挿着さ
せた状態で、この挿入部分の内側に、環状ビードに係合
する環状ビードを設けると共に軸方向に沿ってスリット
が径成されかつ他端側にフランジを設けた筒状部材を挿
着させることにより、ブラケットパイプの抜けを防止す
るものも知られている。また、その他の支持部材として
は、ブラケットパイプのゴム貫通孔からの突出部分に、
ボルトを貫通させこのボルトにワッシャを係止させるこ
とにより、ブラケットパイプの抜けを防止するものも知
られている。
【０００５】しかし、上記公報に記載等の各支持部材に
ついては、いずれもブラケットパイプの形状に大幅な変
更を加える必要があると共に、組み付け作業の工程も増
えることにより、製造コストが著しく上昇するという問
題がある。本発明は、上記した問題を解決しようとする
もので、ブラケットパイプのマフラーサポートゴムから
の抜けを確実に防止することができると共に簡易な構成
の車両用排気管の支持装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項１に係る発明の構成上の特徴は、車両用
排気管に一端を結合して同排気管を支持するブラケット
の他端側を、車体に取り付けられるゴム製の連結部材の
貫通孔に嵌合させて、同連結部材を貫通した同ブラケッ
トの他端側の大径部を同連結部材の端面に係止させるこ
とにより排気管を車体に支持させる車両用排気管の支持
装置において、ブラケットの大径部の内側の外周に挿着
させる固定部材であって、リング状でかつ内周部の少な
くとも一部に同リングの中心軸方向に突出した係合片を
有する固定部材を設けたことにある。
【０００７】また、上記請求項２に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項１に記載の車両用排気管の支持装置
において、係合片をブラケット突出方向に向けて曲げた
ことにある。
【０００８】また、上記請求項３に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項１に記載の車両用排気管の支持装置
において、係合片を、ブラケット突出方向に向けて折り
曲げかつ内側に向けて折り返し、折り返した先端を中心
に向けて折り曲げて構成したことにある。
【０００９】また、上記請求項４に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項１から請求項３に記載の車両用排気
管の支持装置において、係合片の先端により形成される
内周径の大きさを、ブラケットの外径の大きさ以下とし
たことにある。
【００１０】また、上記請求項５に係る発明の構成上の
特徴は、車両用排気管に一端を結合して同排気管を支持
するブラケットの他端側を、車体に取り付けられるゴム
製の連結部材の貫通孔に嵌合させて、同連結部材を貫通
した同ブラケットの他端側の大径部を同連結部材の端面
に係止させることにより排気管を車体に支持させる車両
用排気管の支持装置において、リング状でかつ内周部の
少なくとも一部に同リングの中心軸方向に突出した係合
片を有する固定部材を、連結部材内のブラケット突出側
の貫通孔の周囲に埋設したことにある。
【００１１】また、上記請求項６に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項５に記載の車両用排気管の支持装置
において、係合片をブラケット突出方向に向けて曲げた
ことにある。
【００１２】また、上記請求項７に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項６に記載の車両用排気管の支持装置
において、固定部材が埋設された連結部材の貫通孔の外
周位置よりわずかに外周側位置の同連結部材の表面の少
なくとも係合片との対応領域に凹部を設けたことにあ
る。
【００１３】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項１に
係る発明においては、リング状の固定部材をブラケット
のゴム製連結部材の貫通孔から突出した大径部に挿着さ
せることにより、ブラケットは固定部材の係合片に係止
され、ゴム製連結部材に強固に固定される。そのため、
ブラケットのゴム製連結部材からの抜けを確実に防止す
ることができる。また、請求項１に係る発明によれば、
ブラケットに何等加工を施すことなく簡易な固定部材を
用いるのみで上記抜け防止効果が得られ、製造コストを
大幅に上昇させることもない。
【００１４】また、上記のように構成した請求項２に係
る発明においては、係合片をブラケット突出方向に向け
て折り曲げたことにより、固定部材のブラケットへの挿
着が容易になる。また、ブラケットを引き抜こうとする
と、係合片が内側に曲がり内径が小さくなる方向に変位
するので、ブラケットの引き抜きをより強力に阻止する
ことができる。
【００１５】また、上記のように構成した請求項３に係
る発明においては、固定部材をブラケットに嵌合させる
とき、係合片の折り返し部分が外側に押されて変位する
ので、嵌合が非常に容易に行われる。また、ブラケット
の挿着後は、ブラケットの引き抜きに対して折り曲げ折
り返し部分が内側に変位することにより、ブラケットの
抜けが確実に防止される。
【００１６】また、上記のように構成した請求項４に係
る発明においては、係合片がブラケットの外周に緊密に
係合するので、車両の振動に対して、係合片とブラケッ
トの接触による無用の騒音を発生することがない。
【００１７】また、上記のように構成した請求項５に係
る発明においては、固定部材を、連結部材内のブラケッ
ト突出側の貫通孔の周囲に埋設したことにより、ブラケ
ットの連結部材への圧入と同時に、固定部材をブラケッ
トを挿着させることができるので、ブラケットの挿着の
作業性が著しく改善された。
【００１８】また、上記のように構成した請求項６に係
る発明においては、係合片をブラケット突出方向に向け
て曲げたことによりブラケットの連結部材への圧入が容
易になり、上記請求項４に係る発明の効果に加えて、一
層ブラケットの挿着の作業性が改善された。
【００１９】また、上記のように構成した請求項７に係
る発明においては、凹部を設けたことにより、ブラケッ
トの圧入時に、係合片の外側への変位が容易に行われる
ので、ブラケットの連結部材への挿着がさらに容易に行
われる。
【００２０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図１は、第１実施例に係る車両用排気管の支持
装置の固定部材１０を、正面図及び断面図により概略的
に示したものである。固定部材１０は、樹脂成形により
形成され、２５ｍｍφ×１．５ｍｍ厚さのリング部１０
ａを有し、中央に最大外径１９φの花模様の空間１０ｂ
を設けている。そして、リング部１０ａの内周には、互
いに９０度隔てて対向する幅３ｍｍの係合片１１が突出
して設けられ、また係合片１１の間には内周間隔１６ｍ
ｍの突出部１２が設けられている。係合片１１と突出部
１２の境界には半径１ｍｍの切り欠き１３が設けられて
おり、最大外径１９φの部分を形成している。係合片１
１は、図１（ｂ）に示すように、固定部材１０の平面に
対して一方向に円弧形状に９０度曲げられている。そし
て、対向する係合片１１の内端間距離ｄは、後述する車
両用排気管支持用ブラケットパイプの外径ｐと同一ない
しは短くなるように形成される。固定部材１０の樹脂材
料としては、ＰＯＭ，ＰＡ等のエンジニアリングプラス
チックが用いられるが、樹脂材料の他に、バネ鋼や一般
の鋼板を用いることもできる。
【００２１】つぎに、この固定部材１０を使用した、排
気管の支持装置について説明する。この支持装置は、図
２に示すように、ゴム製のマフラサポート部材２０を用
いており、マフラサポート部材２０は、下側に排気管側
ブラケットパイプ３１が圧入される貫通孔２１ａを設け
た排気管側支持部２１を設け、上側に車体側ブラケット
パイプ３２が圧入される貫通孔２２ａを設けた車体側支
持部２２を設けている。そして、マフラサポート部材２
０は、圧入された両ブラケットパイプ３１，３２を防振
支持するものである。なお、排気管側支持部２１及び車
体側支持部２２は、本実施例においては同一形状であ
り、以下、主に排気管側について説明する。
【００２２】この支持装置の組立は、まず、先端に外径
の大きなスプール部３１ａを設けた鉄製の排気管支持用
のブラケットパイプ３１を、マフラサポート部材２０の
貫通孔２１ａに圧入して挿着させることにより行われ
る。そして、排気管側支持部２１の出口側に突出したブ
ラケットパイプ３１のスプール部３１ａの内側に固定部
材１０を挿着させ、係合片１１をスプール部３１ａに係
止させる。その結果、固定部材１０の係合片１１にブラ
ケットパイプ３１のスプール部３１ａが引っ掛かり、ブ
ラケットパイプ３１を貫通孔２１ａから引き抜こうとす
る力に対し、係合片１１が押されてその内端間距離ｄが
小さくなる方向に変位し、ますますブラケットパイプ３
０を引き抜くことができ難くなる。従って、マフラサポ
ート部材２０におけるブラケットパイプ３１の支持の信
頼性が高められる。また、係合片１１の内端間距離ｄを
ブラケットパイプ３０の外径ｐと同一ないし短くしたこ
とにより、両者間にガタをなくしたので、車両の振動等
に対して、係合片１１とブラケットパイプ３０との接触
による騒音発生を効果的に防止することができる。な
お、上記固定部材１０の係合片１１の数については、４
個である必要はなく、図３に示すように、３個であって
もよく、必要に応じて個数を変更することができる。
【００２３】つぎに、上記第１実施例の変形例として、
図４（ａ），（ｂ）に示すように、固定部材１０の係合
片１４を曲げることなく、固定部材１０と同一平面内に
設けるようにした。そして、係合片１４の内端間距離ｄ
は、排気管支持用ブラケットパイプ３１の外径ｐと同一
ないしは短くなるように形成される。以上のように構成
した変形例１に係る固定部材１０を用いることによって
も、固定部材１０のブラケットパイプ３１の挿着が上記
第１実施例に較べてわずかに困難になるが、ブラケット
パイプ３１の引き抜きに対しては上記第１実施例とほぼ
同様の効果を得ることができる。また、固定部材１０の
製造については、上記第１実施例の固定部材より簡単に
製造することができる。
【００２４】つぎに、上記第１実施例の変形例２につい
て説明する。変形例２に係る固定部材１５は、図５に示
すように、リング部分１６と、その内周部分の４箇所に
係合片１７を設けており、樹脂成形により一体的に形成
される。各係合片１７は、スリット１８によって分離さ
れている。そして、係合片１７は、リング部分１６から
直角に折り曲げた一定高さの折り曲げ部１７ａと、折り
曲げ部先端から内側に向けて折り返された折り返し部１
７ｂと、折り返し部１７ｂの先端を内側にわずかに突出
させた突出部１７ｃとを有している。以上のように構成
した変形例に係る固定部材１５を用いることにより、ブ
ラケットパイプ３１のマフラサポート部材２０への圧入
後、ブラケットパイプ３１のスプール部３１ａの内側に
固定部材１５を嵌合させるとき、係合片１７の折り返し
部１７ｂが外側に押されて変位するので、挿着が非常に
容易に行われる。また、ブラケットパイプ３１の挿着後
は、折り曲げ部１７ａ及び折り返し部１７ｂが内側に変
位することにより、ブラケットパイプ３１の抜けが確実
に防止される。
【００２５】つぎに、第２実施例を図面を用いて説明す
ると、図６は、本実施例に適用されるマフラサポート部
材４０を正面図及び断面図により示したものである。マ
フラサポート部材４０は、下側の排気管側ブラケットパ
イプ３１が圧入される貫通孔４１ａを設けた排気管側支
持部４１の右側部に、上記第１実施例に示したの固定部
材１０を、係合片１１の先端を出口側の表面に向けて埋
設させたものである。固定部材１０の埋設については、
マフラサポート部材４０の成形時に、成形型に固定部材
１０をセットして一体成形することにより得られる。
【００２６】以上のように構成した排気管支持部４１の
貫通孔４１ａにブラケットパイプ３１を挿着させるとき
に、別途スプール部３１ａに固定部材１０を嵌め込む必
要がないので、ブラケットパイプの挿着が容易かつ便利
である。また、係合片１１をブラケットパイプの圧入方
向に向けて曲げたことによりブラケットパイプ３１の圧
入が容易であり、ブラケットパイプ挿着の作業性が著し
く改善される。また、ブラケットパイプ３１の引き抜き
に対しては、固定部材１０の係合片１１にブラケットパ
イプ３１のスプール部分３１ａが引っ掛かり、ブラケッ
トパイプ３１を貫通孔２１から引き抜こうとする力に対
し、係合片１１が押されてその内端間距離ｄが小さくな
る方向に変位し、ますますブラケットパイプ３１を引き
抜くことができ難くなる。従って、マフラサポート部材
４０におけるブラケットパイプ３１の支持の信頼性が高
められる。
【００２７】なお、第２実施例の変形例として、図７に
示すように、排気管支持部４１の固定部材１０が配設さ
れた貫通孔４１ａの外周位置よりわずかに外周側位置の
表面の係合片１１との対応領域に凹部４１ｂを設けた。
その結果、ブラケットパイプ３１の貫通孔４１ａへの圧
入時に、係合片１１の外側への変位が凹部４１ｂによっ
て容易に行われるので、ブラケットパイプ３１の挿着が
さらに容易に行われる。
【００２８】なお、上記各実施例及び変形例において
は、マフラサポート部材に排気管側及び車体側のブラケ
ットパイプを圧入固定させる場合について説明されてい
るが、図８に示すように、本発明に係るマフラサポート
部材５１を車体側の２本ブラケットパイプ５２の支持に
適用し、排気管側はマフラサポート部材５１を排気管５
４に取り付ける支持部材５３によってマフラサポート部
材５１に固定するようにしてもよい。
【００２９】なお、上記実施例においては、車両用排気
管の支持について説明しているが、その他、消音器等に
対しても本発明を適用することができる。また、マフラ
サポート部材の車体側への固定については、ブラケット
パイプの代わりにボルト等を用いて行ってもよい。ま
た、上記各実施例に示した排気管支持装置の各部分の形
状等については、上記構成のものにかぎらず、用途等に
応じて適宜変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例に係る車両用排気管の支持
装置の固定部材を概略的に示す正面図及びＩーＩ線方向
の断面図である。
【図２】同車両用排気管の支持装置の使用状態を示す断
面図及び右側面図である。
【図３】同支持装置の固定部材の係合片の数を変えた例
を示す正面図である。
【図４】同支持装置の固定部材の変形例１を概略的に示
す正面図及びＩＶーＩＶ線方向の断面図である。
【図５】同支持装置の固定部材の変形例２を概略的に示
す正面図、ＶーＶ線方向の断面図及び挿着状態を示す一
部破断面図である。
【図６】第２実施例に係る同支持装置のマフラサポート
部材を示す正面図及びＶＩーＶＩ線方向の断面図であ
る。
【図７】第２実施例の変形例に係るマフラサポート部材
を示す断面図である。
【図８】マフラサポート部材を支持部材により排気管に
取り付けた例を概略的に示す斜視図ある。
【図９】従来例に係る車両用排気管の支持装置を概略的
に示す断面図である。
【符号の説明】
１０…固定部材、１１…係合片、１５…固定部材、１６
…リング部分、１７…係合片、１７ａ…折り曲げ部、１
７ｂ…折り返し部、１７ｃ…突出部、２０…マフラサポ
ート部材、２１…排気管側支持部、２１ａ…貫通孔、２
２…車体側支持部、２２ａ…貫通孔、３１…排気管側ブ
ラケットパイプ、３１ａ…スプール部、３２…車体側ブ
ラケットパイプ、３２ａ…スプール部、４０…マフラサ
ポート部材、４１…排気管支持部、４１ａ…貫通孔、４
１ｂ…凹部、５１…マフラサポート部材、５２…車体側
ブラケットパイプ、５３…支持部材、５４…排気管。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車両用排気管に一端を結合して同排気管
    を支持するブラケットの他端側を、車体に取り付けられ
    るゴム製の連結部材の貫通孔に嵌合させて、同連結部材
    を貫通した同ブラケットの他端側の大径部を同連結部材
    の端面に係止させることにより前記排気管を車体に支持
    させる車両用排気管の支持装置において、 前記ブラケットの大径部の内側の外周に挿着させる固定
    部材であって、リング状でかつ内周部の少なくとも一部
    に同リングの中心軸方向に突出した係合片を有する固定
    部材を設けたことを特徴とする車両用排気管の支持装
    置。
  2. 【請求項２】 前記請求項１に記載の車両用排気管の支
    持装置において、 前記係合片を前記ブラケット突出方向に向けて曲げたこ
    とを特徴とする車両用排気管の支持装置。
  3. 【請求項３】 前記請求項１に記載の車両用排気管の支
    持装置において、 前記係合片を、前記ブラケット突出方向に向けて折り曲
    げかつ内側に向けて折り返し、折り返した先端を中心に
    向けて折り曲げて構成したことを特徴とする車両用排気
    管の支持装置。
  4. 【請求項４】 前記請求項１から請求項３に記載の車両
    用排気管の支持装置において、 前記係合片の先端により形成される内周径の大きさを、
    前記ブラケットの外径の大きさ以下としたことを特徴と
    する車両用排気管の支持装置。
  5. 【請求項５】 車両用排気管に一端を結合して同排気管
    を支持するブラケットの他端側を、車体に取り付けられ
    るゴム製の連結部材の貫通孔に嵌合させて、同連結部材
    を貫通した同ブラケットの他端側の大径部を同連結部材
    の端面に係止させることにより前記排気管を車体に支持
    させる車両用排気管の支持装置において、 リング状でかつ内周部の少なくとも一部に同リングの中
    心軸方向に突出した係合片を有する固定部材を、前記連
    結部材内のブラケット突出側の貫通孔の周囲に埋設した
    ことを特徴とする車両用排気管の支持装置。
  6. 【請求項６】 前記請求項５に記載の車両用排気管の支
    持装置において、 前記係合片を前記ブラケット突出方向に向けて曲げたこ
    とを特徴とする車両用排気管の支持装置。
  7. 【請求項７】 前記請求項６に記載の車両用排気管の支
    持装置において、 前記固定部材が埋設された前記連結部材の貫通孔の外周
    位置よりわずかに外周側位置の同連結部材の表面の少な
    くとも前記係合片との対応領域に凹部を設けたことを特
    徴とする車両用排気管の支持装置。
JP18891594A 1994-07-18 1994-07-18 車両用排気管の支持装置 Pending JPH0828259A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100362407B1 (ko) * 2000-10-19 2002-11-25 기아자동차주식회사 자동차용 배기 시스템의 마운팅 러버
FR3036066A1 (fr) * 2015-05-13 2016-11-18 Renault Sa Dispositif d'accrochage pour l'accrochage d'un pot d'echappement a la caisse d'un vehicule automobile
EP3260322A1 (de) * 2016-06-23 2017-12-27 Volkswagen Aktiengesellschaft Abgasanlage mit einer aufhängungsvorrichtung zur befestigung an einer karosserie eines automobils

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CN107539120A (zh) * 2016-06-23 2018-01-05 大众汽车有限公司 带有用于固定在汽车的车身处的悬挂装置的排气设备
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