JPH064793A - 警備システム用制御方法及び装置 - Google Patents

警備システム用制御方法及び装置

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JPH064793A
JPH064793A JP18290692A JP18290692A JPH064793A JP H064793 A JPH064793 A JP H064793A JP 18290692 A JP18290692 A JP 18290692A JP 18290692 A JP18290692 A JP 18290692A JP H064793 A JPH064793 A JP H064793A
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sensor
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JP18290692A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Ishizaki
敏明 石崎
Shiro Ogawa
史郎 小川
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KING TSUSHIN KOGYO KK
Original Assignee
KING TSUSHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 警備区域の警備開始、解除時の操作ミス等に
よる誤報の発生を著しく低減させること。 【構成】 所定警備区域の警備の開始/解除を指令する
ための操作を行う操作手段を有し、警備用センサの作動
出力に基づいて警備用の信号を監視センタに送信しうる
ように構成された警備システムの制御において、所定警
備区域を受け持つセンサの作動状態が警備の開始に適し
た所定の状態にないと判別された場合はその旨の表示を
行なうと共に、警備開始指令から所定の猶予時間経過後
に所定警備区域を警備開始状態とするようにした。又、
警備解除操作をせずにドアを開ける等した場合には、セ
ンターに対する発報処理を所定時間猶予するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、警備システムのための
制御方法及び装置に関し、特に、機械警備システムにお
いて所要の警備区域を警備状態にセット及び又は警備状
態を解除するための警備開始/解除制御の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】侵入者を検知するための各種のセンサ、
例えば窓の開閉を検知するセンサ、ドアの開閉を検知す
るセンサ、人体から発する赤外線を検出する赤外線セン
サ等をビル、工場等の所要の警備対象の区域内に配設
し、これらのセンサが異常信号を発した場合に、公衆電
話回線又は専用回線を通じて所定の監視センターに警報
を送るようにした機械警備システムが公知である。この
種の機械警備システムにあっては、その区域の管理責任
者、又は最終退出者が、全てのドア、窓の施錠を行なっ
たならば、例えば最終退出者用のドア近くに配置された
操作ボックスに対して所要の操作を行なった後、その操
作ボックスに割り当てられた警備区域を警備開始状態と
することができる構成となっている。
【0003】また、このようにして警備状態とされた警
備区域内に入るには、操作ボックスに対して警備解除の
ための所要の操作を行なうことにより警備区域の警備状
態を解除した後、最終退出者用ドアの施錠を解除する手
順を取る必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種の警備システムにおいては、警備を開始させるために
操作者が例えばカードを操作ボックスの読取器に入れる
等の操作により、その警備区域がただちに警備開始状態
となるため、その警備区域内において窓等の閉め忘れ等
がある場合には、これに因るセンサからの出力が誤報と
して直ちに監視センタに送信されることになる。あるい
は、警備区域が警備開始状態となっている場合におい
て、カードを操作ボックスの読取器に入れて警備状態を
解除するのを忘れて、いきなりドアの施錠を解除して警
備区域内に入ると、この場合にもドアを開けることによ
りセンサから出力された信号に応答して、これが誤報と
して監視センタに直ちに送信されることになる。このよ
うな原因による誤報はかなりの数に昇るものであり、こ
の結果、特に朝夕における交通混雑時に警備員の不要な
現場派遣を多発させており、警備システムの運用コスト
を著しく増大させるという問題を生じている。
【0005】本発明の目的は、したがって、警備区域の
警備開始、解除時の操作ミス等による誤報の発生を著し
く低減させることができる、改善された警備システム用
制御方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、所定警備区域の警備の開始/解除を
指令するための操作を行う操作手段を有し、警備のため
に配設されたセンサの作動出力に基づいて警備用の信号
を監視センタに送信しうるように構成された警備システ
ムのための制御において、前記操作手段の操作によって
警備の開始が指令された場合に前記所定警備区域を受け
持つセンサの作動状態が警備の開始に適した所定の状態
にあるか否かを判別し、前記センサの作動状態が警備の
開始に適した所定の状態にないと判別された場合はその
旨の表示を行なうと共に、警備開始指令から所定の猶予
時間経過後に前記所定警備区域を警備開始状態とするよ
うにした点にある。
【0007】本発明の他の特徴は、所定警備区域の警備
の開始/解除を指令するための操作を行う操作手段を有
し、警備のために配設されたセンサの作動出力に基づい
て警備用の信号を監視センタに送信しうるように構成さ
れた警備システムのための制御において、前記所定警備
区域が警備開始状態とされている場合において前記所定
警備区域を受け持つセンサの作動状態が所定の状態に成
ったことに応答して所定の猶予時間内に前記所定警備区
域が警備解除状態とされたか否かを判別し、前記所定の
猶予時間内に前記所定警備区域が警備解除状態とされな
かった場合にその時のセンサの作動状態に応じた警備用
の信号を前記監視センタに送信するようにした点にあ
る。
【0008】
【作用】操作者が、警備開始目的で操作手段を操作する
と、その所定警備区域を受け持つセンサの作動状態がチ
ェックされ、若し警備開始に不適切な状態であるとその
旨が表示される。少なくともこの場合には、操作者が上
記不適切な状態を解消させるための処置をなすことがで
きるよう、警備の開始の実行が一時的に猶予される。
【0009】また、警備システムが警備状態にセットさ
れている状態において警備解除操作を行なうことなく警
備区域に入った場合、その時のセンサの作動状態に応じ
た警備用の信号を監視センタに送信することが所定の時
間だけ猶予される。したがって、この猶予時間内に警備
解除操作を行なえば、誤報が監視センタに送信されるの
を防ぐことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き詳細に説明する。図1は、本発明による警備システム
用制御装置の一実施例を示すブロック図である。この警
備システム用制御装置100は、所定の警備区域である
室101内に警備のために配設されたセンサループ10
2を有している。センサループ102は、ドア103の
開閉状態を検知するためのドアセンサ104及び窓10
5の開閉状態を検知するための窓センサ106を含んで
成り、送信機107内のループチェック回路108に接
続されている。
【0011】符号109で示されるのは、室101の外
側であってドア103の近くに設けられている操作ボッ
クスである。操作ボックス109は1つの単位警備区域
である室101に対応して設けられたものであり、室1
01を警備開始状態とするための警備開始スイッチ11
0、室101の警備状態を解除するための警備解除スイ
ッチ111、及び各種の警備に関する表示を行なうため
の表示部112を有し、これらのスイッチは施錠してあ
る箱の中に収納されており、この施錠を解くための鍵を
持っている人のみが操作可能となっている。なお、この
施錠方式に代えて、カード入力方式、暗証コード入力方
式或いはこれらを併用した方式を用いることも可能であ
るが、このような方式はすでに公知であるからその詳細
について説明するのを省略する。表示部112は、液晶
表示装置とスピーカとから成っており、各種の情報を視
覚的及び又は聴覚的に出力することができる構成となっ
ている。
【0012】ループチェック回路108は、室101の
警備のためのセンサ104、106を含んで成るセンサ
ループ102と接続されており、各センサの出力の状態
をチェックする機能を有している。すなわち、いずれか
のセンサが作動したか否かのチェックが行なわれる。な
お、このループチェック回路108は、図1の実施例で
は、唯一のセンサループ102のみのチェックのために
設けられているが、複数のセンサループのチェックを行
なう構成でもよい。この場合、他の警備区域のセンサル
ープのチェックをも行なう機能を有するような構成であ
ってもよく、また、センサの1つ1つについてその作動
状態をチェックできるように構成してもよい。ループチ
ェック回路108におけるセンサループ102のチェッ
ク結果は表示部112に送られる。
【0013】表示部112は、警備開始スイッチ110
が操作されたことに応答し、ループチェック回路108
から送られてくるループチェック結果が、警備の開始に
適さないものである場合、その結果を表示部112の液
晶表示器上に表示すると共に、スピーカを用いて音声に
より操作者に報せる構成となっている。この表示は、 「窓の閉め忘れがあります。」 又は、 「戸締りをもう一度確認して下さい。」 等、ループチェック回路108から送られてくる情報に
より適宜の形態とすることができる。
【0014】警備開始スイッチ110はタイマ回路11
3にも接続されており、警備開始スイッチ110が操作
されることにより、タイマ回路113がタイマ動作を開
始し、所定の時間T経過後にタイマ出力を出力制御部1
14に与える構成となっている。
【0015】ループチェック回路108からのチェック
結果を受け取っている出力制御部114は、タイマ出力
がタイマ回路113から入力されており且つループチェ
ックの結果が異常、すなわち、センサが作動している場
合にのみ、警備のための警報出力を、公衆加入者回線1
15を介して監視センタ116に送るように構成されて
いる。なお、タイマ回路113からのタイマ出力は表示
部112にも入力されており、表示部112はタイマ出
力を受けるとリセットされ、警備開始操作に応答しての
ループチェック結果の表示を停止させる構成となってい
る。
【0016】警備解除スイッチ111は出力制御部11
4に接続されており、警備解除スイッチ111が押され
ると、ループチェック回路108の作動状態に拘らず出
力制御部114から警報出力が監視センタ116に送ら
れるのが停止せしめられる構成となっている。また、ル
ープチェック回路108からのチェック結果はタイマ回
路113にも入力されており、チェック結果が異常にな
った場合もこれに応答してタイマ回路113を起動させ
る構成となっている。
【0017】次に、図1に示す警備システム用制御装置
100の作動について説明する。先ず、室101の警備
を開始させる場合について説明すると、最終退出者がド
ア103の外に出て、操作ボックス109の施錠を解
き、その中に収納されている警備開始スイッチ110を
押すと、これに応答してタイマ回路113が作動し、こ
れと同時にループチェック回路108からのチェック結
果が表示部112に与えられる。
【0018】したがって、例えば窓105を閉め忘れて
いる場合には、表示部112によって戸締りに不備があ
る旨の表示が行なわれ、操作者に戸締りを完全にするよ
う促す。この場合の表示内容は、既に説明したように、
ループチェック回路108からの出力内容により適宜に
定めることができる。この間にもタイマ回路113は作
動しつづけ、所定の猶予時間Tが経過すると、出力制御
部114はループチェック回路108の出力に応じて警
備のための信号を出力することができる状態に入る。
【0019】したがって、ループに異常がある旨の表示
が出た場合、この猶予時間内に、操作者は再度室101
内に入り、戸締りを完全にしたあとドア103を閉めれ
ば、出力制御部114からの警備のための警報出力が監
視センタ116に送られることがないことになる。
【0020】このように、警備開始操作を行なったもの
の、戸締りに不備があった場合であっても、これを表示
し、警報出力の発報を所定時間だけ猶予する構成である
から、誤報が発せられる前に戸締りをやり直すことがで
きる。この結果、警備開始時に発生しやすいこの種の誤
報を著しく減少させることができるため、警備員の現場
への不要な派遣を抑制するのに極めて効果的である。
【0021】次に、室101への入室のために警備を解
除させる場合について説明する。この場合には、操作ボ
ックス109の施錠を解き、その中に収納されている警
備解除スイッチ111を押した後ドア103から入室す
ればよいのであるが、警備解除スイッチ111を押さず
にドア103を開けてしまうことがしばしば生じる。こ
の場合には、ループチェック回路108がセンサループ
の異常として検知し、タイマ回路113を作動させると
共に、その異常内容を表示部112において表示し、入
室者に警備を解除するための操作を行なうように促す。
【0022】ループチェック回路108の出力は、出力
制御部114にも与えられるが、ほぼ同時にタイマ回路
113からタイマ出力が与えられるので、出力制御部1
14から警報出力が出力されるのは所定時間Tだけ猶予
される。この間に入室者が操作ボックスの施錠を解いて
警備解除スイッチ111を押せば、出力制御部114は
警備解除状態となり、ループチェック回路108がルー
プの異常を検出しても出力制御部114から警報出力が
出されることがないので、タイマ回路113からのタイ
マ出力がなくなっても警報を出力することがない。この
ように、入室時に警備解除スイッチ111を押すのを忘
れて入室してしまっても、表示部112の表示に従って
所定時間内に警備解除スイッチ111を押すことにより
送信機107から監視センタ116に対して誤報が出力
されることがない。このため、入室時の操作ミスによる
誤報のために警備員を現場に派遣するという無駄を著し
く減少させることができ、警備コストの低減を図ること
ができる。
【0023】次に、図2を参照して、本発明の別の実施
例について説明する。図2は、本発明による警備システ
ム用制御装置の別の実施例が適用されている警備システ
ムを示す概略図である。本実施例では、警備区域1内
に、ドア1aの開閉状態を検知するドアセンサS1、及
び窓1bの開閉状態を検知する窓センサS2が配設され
ており、これらのセンサS1、S2を含む第1センサル
ープ11と、図示しない室内のドアの開閉を検知するた
めのセンサS3、S4を含む第2センサループ12とが
形成されている。
【0024】これらのセンサループ11、12は、送信
機3に接続されており、送信機3は、ドア1aの近くの
外壁に取り付けられている操作ボックス2に接続されて
いる。送信機3は、警備区域1への侵入情報、たとえば
センサS1、S2のいずれかが作動してセンサループ1
1がオフとなったとき、警報出力を監視センタ4に送信
する機能を有している。また、必要に応じて、監視セン
タ4は送信機3を制御し、送信機3は操作ボックス2を
制御することができる。なお、送信機3と監視センタ4
との間は加入電話回線5によって接続されているが、こ
れに加えて専用回線によっても両者を接続する構成とす
ることができる。
【0025】図3は図2の操作ボックス2のパネルを示
す図である。図3において、21は取付枠であって、取
付枠21には本体のパネル部23がビス止めされてお
り、パネル部23の周囲にベゼル22が嵌め合わされて
いる。パネル部23には、警備を開始するときにまず押
す警備開始スイッチ24、警備を解除するときにまず押
す警備解除スイッチ25、実行中の操作を中止するとき
に押すクリアスイッチ26が配設されている。また、2
7は操作者の識別情報が記録されているカードが挿入さ
れるカード挿入口であって、その内部にカードリーダ2
7a(図3に図示せず、図4に図示)が設けられてい
る。
【0026】28は各操作指示、システムの作動状態等
を表示する表示装置(たとえばLCD)であり、その下
には、操作用のファンクションスイッチF1、F2、F
3が設けられている。29はスピーカであって、たとえ
ば5秒経過しても次の操作がない場合に音声で知らせる
等の如く音声による表示を行なうためのものである。さ
らに、30は警備を開始したときに点灯し警備を解除し
たときに消灯されるランプである。
【0027】操作ボックス2内には、上述した各操作部
材からの信号に応答して警備システムを制御するための
制御装置が設けられている。本実施例では、この制御装
置は、以下に詳細に説明するように、マイクロコンピュ
ータシステムとして構成されている。
【0028】図4は操作ボックス2内の制御部の詳細を
示すブロック回路図である。制御部31はマイクロコン
ピュータによって構成され、CPU401、プログラ
ム、定数等を記憶するROM402、一時的なデータを
記憶するRAM403、送信機3との通信制御を行う通
信制御部404、及び入出力インターフェイス405等
を備えており、これらは、内部バス402によって接続
されている。この入出力インターフェイス405には警
備開始スイッチ24、警備解除スイッチ25、クリアス
イッチ26、カードリーダ27a、表示装置28、ファ
ンクションスイッチF1、F2、F3、ランプ30等が
接続されている。ROM402内には、警備システムを
制御するための制御プログラムがストアされており、こ
の制御プログラムがCPU401において実行され、所
要の制御機能が達成される。音声表示のためのスピーカ
29は、内部バス406を介して制御信号を受け取って
いる音声合成部32に接続されている。
【0029】以下、図5乃至図13を参照して制御プロ
グラムに従う制御について説明する。図5はメインルー
チンであって、操作ボックス2の電源オン後スタートす
る。ここで、ステップ501、502はメインルーチン
がスタート後1回のみ実行され、その後は、ステップ5
03のみが実行され続ける。
【0030】ステップ501では、RAM403等の初
期化を行い、ステップ502では、送信機3に対して監
視センタ4からダウンロードれた設定データのうち、必
要なデータを操作ボックス制御部31のRAM403に
ロードする。設定データとは、たとえば、カードの登録
番号、暗証番号、画面表示のメッセージデータ、センサ
の文字データ(たとえばドア、窓等)であって、通常、
監視センタ4において統括的に維持されている。次に、
フローは主制御ステップ503に進む。
【0031】図6は図5の主制御ステップ503の詳細
なフローチャートである。ステップ601では、RAM
403における状態フラグFを読出し、現在の状態が警
備解除状態、(F=「0」)か警備状態(F=「1」)
かを判別する。このフラグFの初期状態は、後述するよ
うにして送信機3内において定められる。この結果、警
備解除状態であれば、フローはステップ602に進み、
警備開始スイッチ24がオンか否かを判別し、警備開始
スイッチ24がオンのときのみステップ603から60
6のフローを実行する。逆に、警備状態であれば、フロ
ーはステップ607に進み、警備解除スイッチ25がオ
ンか否かを判別し、警備解除スイッチ25がオンのとき
のみステップ608を実行するようにする。また、警備
開始スイッチ24も警備解除スイッチ25もオンとされ
ていなければステップ601に戻る。
【0032】なお、警備開始スイッチ24及び警備解除
スイッチ25のオン操作の前に、操作者が誤ってカード
をカード挿入口に入れてしまった場合には、表示装置2
8に、 「スイッチを先に押してください。」 を表示して操作者に注意を喚起することもできる。ま
た、警備解除状態(F=「0」)において、操作者が誤
って再び警備解除スイッチ25をオンとした場合には、
表示装置28に、 「警備解除中です。」 を表示して操作者に注意を喚起することもできる。さら
に、警備状態(F=「1」)において、操作者が誤って
再び警備スイッチ24をオンとした場合には、表示装置
28に、 「警備中です。」 を表示して操作者に注意を喚起することもできる。
【0033】次に、ステップ603から606について
説明する。ステップ603では、ループチェックを行
う。つまり、操作ボックス2が管理するセンサループ1
1、12に含まれるセンサS1、S2、S3、S4の少
なくとも1つがドア、窓等の閉め忘れによってループ異
常状態にあるかを判別する。この結果、ループが正常状
態であればステップ604の警備開始ルーチンに進む。
ステップ604については後述する。逆に、ループが異
常状態であればステップ605、606のフローに進
む。ステップ605では、表示装置28に、 「ループが異常です。」 を表示し、さらにこの表示状態をステップ606にて一
定時間たとえば10秒間維持せしめ、これにより、操作
者にドア、窓等の閉め忘れのあることを指摘する。そし
て、ステップ601に戻る。従って、ループ異常の場合
には、警備開始ステップ604には直接進まず、操作者
がドア、窓等を閉めてループが正常になった後に再び警
備開始スイッチ24をオンにして始めて、フローは警備
開始ステップ604に進むことになる。
【0034】他方、ステップ607において、警備解除
スイッチ25がオンとされたときには、ステップ603
のようなループチェックを行わずに、警備解除ステップ
608に直接進む。なお、警備解除ステップ608につ
いては後述する。
【0035】図7、図8は図6の警備開始ステップ60
4の詳細なフローチャートである。ステップ701で
は、表示装置28に、 「カードを挿入してください。」 を表示して操作者にカード挿入を指示する。この結果、
操作者がカードを挿入したときのみステップ702を介
してステップ703に進む。なお、図示しないが、カー
ド挿入が一定時間行われないときには図6のステップ6
01に戻るように構成されている。
【0036】ステップ703では、カードが正常か否
か、つまりカードの番号が登録済みか否かを判別する。
この結果、カードが登録済みのときにはステップ704
に進み、カードが未登録のときにはステップ705に進
む。ステップ705では、表示装置28に、 「カードをお確かめ下さい。」 と表示して操作者にカードの誤りを指摘してフローは図
6のステップ601に戻る。
【0037】ステップ704では、暗証番号が設定され
ているか否かを判別する。この結果、暗証番号が設定さ
れているときには、ステップ706から710のフロー
を実行し、暗証番号が設定されていないときには、ステ
ップ711に直接進む。
【0038】ステップ706では、表示装置28に、 「暗証番号を入力してください。」 を表示し、操作者に暗証番号入力の指示をする。次に、
ステップ707では、操作者がたとえば3つのファンク
ションスイッチF1、F2、F3を用いて暗証番号を入
力するのを待ち、暗証番号が入力されて始めてステップ
708に進むようになる。なお、一定時間経過しても暗
証番号が入力されないときには、図示しないステップに
よって図6のステップ601に戻る構成となっている。
【0039】ステップ708では、入力された暗証番号
が正常か否か、つまり、そのカードに対して登録されて
いる暗証番号と今入力された暗証番号とが一致したか否
かを判別する。この結果、入力された暗証番号が登録さ
れている暗証番号と一致しているときにはステップ71
1に進むが、一致していないときにはステップ709に
進み、ステップ709において、その入力回数を計数
し、入力回数が5回まで暗証番号の入力を許容する。入
力回数が5回未満のときには、ステップ719におい
て、表示装置28に、 「暗証番号が違います。」 を表示してステップ707に戻る。他方、暗証番号の入
力回数が5回となったときには、ステップ710におい
てロックアウト異常処理を行い、たとえば1分間処理を
禁止し、その後、図6のステップ601に戻る。
【0040】ステップ711では、カードが抜かれたか
否かを判別する。この結果、カードが抜かれていないと
きには、ステップ718にて、表示装置28に、 「カードを抜いてくださいを意味する絵」 を表示し、操作者にカードの抜き忘れを注意してステッ
プ711に戻る。カードが抜かれたときにはステップ7
12に進む。
【0041】ステップ712では、退出ディレー中が否
かが判別され、退出ディレー中の場合にはステップ71
3に入り、LCD表示及び音声出力により、所要の表示
を行なう。この退出ディレーの作動については、後で詳
述する。退出ディレー中でない場合にはステップ712
の判別結果はNOとなり、ステップ714に入る。
【0042】ステップ714では、送信機3に対して警
備を開始するように要求し、ステップ715では、送信
機3による警備開始の確認を待つ。なお、送信機3が警
備開始を行なうと、送信機3は操作ボックス2と共に監
視センタ4にその旨を通報する。送信機3から警備開始
の通報を受けると、フローはステップ715を介してス
テップ716、717に進む。つまり、ステップ716
では、状態フラグFを”1”として警備状態とし、ステ
ップ717にてランプ30をオンにして警備中であるこ
とを示し、これにより、警備システムは警備状態とな
る。そして、図6のステップ601に戻る。
【0043】図9、図10は図6の警備解除ステップ6
08の詳細なフローチャートである。図9、図10に示
すフローチャートについて説明すると、ステップ901
では、入室ディレー中が否かが判別され、入室ディレー
中の場合にはステップ902に入り、LCD表示及び音
声出力により所要の表示を行なう。この入室ディレーに
ついては後に詳述する。入室ディレー中でない場合、又
はステップ902の実行が終了した後は、ステップ90
3に入り、警備解除スイッチ25が押されたか否かが判
別される。警備解除スイッチ25が押されないとステッ
プ901に戻り、警備解除スイッチ25が押されるとス
テップ904に進む。
【0044】ステップ904では、表示装置28に、 「カードを挿入してくださいを意味する絵」 を表示して操作者にカード挿入を指示する。この結果、
操作者がカードを挿入したときのみステップ905を介
してステップ906に進む。なお、図示しないが、カー
ド挿入が一定時間行われないときには図6のステップ6
01に戻るようにすることは図7の場合と同様である。
【0045】ステップ906では、カードが正常か否
か、つまりカードの番号が登録済みか否かを判別する。
この結果、カードが登録済みのときにはステップ907
に進み、カードが未登録のときにはステップ908に進
む。ステップ908では、表示装置28に、 「カードをお確かめ下さい。」 と表示して操作者にカードの誤りを喚起してフローは図
6のステップ601に戻る。
【0046】ステップ907では、暗証番号が設定され
ているか否かを判別する。この結果、暗証番号が設定さ
れているときには、ステップ909に入り、暗証番号が
設定されていないときには、ステップ914に進む。
【0047】ステップ909では、表示装置28に、 「暗証番号を入力してください。」 を表示し、操作者に暗証番号入力の指示をする。次に、
ステップ910では、操作者が3つのファンクションス
イッチF1、F2、F3を用いて暗証番号を入力するの
を待ち、暗証番号が入力されて始めてステップ911に
進むようになる。なお、暗証番号が一定時間経過しても
入力されないときには、図示しないステップによって図
6のステップ601に戻るようにすることも図8の場合
と同様である。
【0048】ステップ910では、入力された暗証番号
が正常か否か、つまり、そのカードに対して登録されて
いる暗証番号と今入力された暗証番号とが一致したか否
かを判別する。この結果、入力された暗証番号が登録さ
れている暗証番号と一致しているときにはステップ91
4に進むが、一致していないときにはステップ912に
進み、ステップ912において、その入力回数を計数
し、入力回数が5回まで暗証番号の入力を許容する。入
力回数が5回未満のときには、ステップ920におい
て、表示装置28に、 「暗証番号が違います。」 を表示してステップ910に戻る。他方、暗証番号の入
力回数が5回となったときには、ステップ913におい
てロックアウト異常処理を行い、たとえば1分間処理を
禁止し、その後、図6のステップ601に戻る。
【0049】ステップ914では、カードが抜かれたか
否かを判別する。この結果、カードが抜かれていないと
きには、ステップ919にて、表示装置28に、 「カードを抜いてくださいを意味する絵」 を表示し、操作者にカードの抜き忘れを指摘してステッ
プ914に戻る。カードが抜かれたときにはステップ9
15に進む。
【0050】ステップ915では、送信機3に対して警
備を解除するように要求し、ステップ916では、送信
機3による警備解除の確認を待つ。なお、送信機3が警
備解除を行うと、送信機3は操作ボックス2と共に監視
センタ4にその旨を通報する。送信機3から警備解除通
報を受けると、フローはステップ916を介してステッ
プ917、918に進む。つまり、ステップ917で
は、状態フラグFを「0」として警備解除状態とし、ス
テップ918にてランプ30をオフにし、これにより、
警備システムは警備解除状態となる。そして、図6のス
テップ601に戻る。
【0051】次に送信機3の構成について説明する。送
信機3は、センサループ11、12の状態を判別する機
能、操作ボックス2からの警備開始、解除のための指令
信号を受け取り、図1に示した実施例の場合と同様に所
定の猶予時間をもって警備の開始、解除制御を行なう機
能、操作ボックス2における各種の表示の制御を行なう
機能を有している。これらの各機能を達成するため、送
信機3は公知のマイクロコンピュータシステムを備えて
おり、このマイクロコンピュータシステムのメモリ内に
予めストアされている送信制御プログラムが図示しない
CPUにおいて実行され、これにより所要の機能が達成
される構成となっている。なお、送信機3に設けられて
いるマイクロコンピュータ自体は公知のものであるか
ら、その構成を図示するのを省略する。
【0052】図11は送信機3のための送信制御プログ
ラムを示すフローチャートである。この送信制御プログ
ラムはシステムの電源を投入することによって起動さ
れ、ステップ201で初期化処理が実行された後ステッ
プ202に入る。ステップ202では、操作ボックス2
及び監視センタ4との間で必要なデータの受授を行い、
ステップ203で警備システムの警備状態を示すフラグ
Fが「0」か否かをチェックする。F=「0」の場合は
現在警備解除状態であるから、警備の開始を行なうため
の開始制御ルーチン204に入る。一方、F=「1」の
場合は現在警備状態に入っているので、警備を解除する
ための解除制御ルーチン205に入る。
【0053】図12には開始制御ルーチン204の詳細
フローチャートが示されている。開始制御ルーチン20
4に入ると、ステップ211で警備開始の要求が操作ボ
ックス2から出されているかが判別され、開始要求があ
る場合にのみステップ212に進む。ステップ212で
は、警備開始時に、センサループに異常があった場合で
もこれに応答して直ちに発報処理を行なわず、所定の猶
予期間が経過するまで待ち、その猶予期間が経過しても
センサループの異常が解消されない場合に発報処理を行
なう、ディレーモードになっているか否かが判別され
る。ディレーモードになっていない場合には、このルー
チンの処理は終了しステップ202に戻る。
【0054】ステップ212でディレーモードになって
いると判別されると、ステップ213でディレータイマ
をスタートさせ、ステップ214でセンサループに異常
があるか否かが判別される。センサループに異常がある
と判別されると、ステップ215に入り、ここで異常の
あるセンサループはディレーモードの適用されるセンサ
ループであるか否かが判別される。本実施例では、セン
サループ12がディレーモードの適用のないセンサルー
プとして定められており、このディレーモードの適用の
ないセンサループの異常の場合にはステップ216に入
り、ここで発報処理が行なわれ、監視センタに対して警
報信号が送られる。この後、ステップ217に入る。セ
ンサループに対してディレーモードを適用するか否か
は、適宜に定めることが出来る。例えば、通常人の出入
りがなく、且つ機密書類を保管してある部屋のドアの開
閉センサのように、ループ異常により直ちに発報するこ
とが要請されるループに対してはディレーモードを適用
しないのが普通であり、通用口のドア等のセンサのルー
プに対してディレーモードが適用される。
【0055】センサループに異常がない場合、又は異常
があってもディレーモードの適用のあるセンサループで
ある場合には、ステップ216は実行されず、ステップ
217に進む。ステップ217では、ディレータイマが
所定時間をカウントしたか否かチェックし、所定時間を
カウントしていない場合にはステップ214に戻り、所
定時間をカウントした場合にはこのルーチンの処理を終
了する。
【0056】すなわち、警備開始の要求が操作ボックス
2よりあった場合、センサループの異常の有無をチェッ
クし、センサループの異常があってもそれがディレーモ
ードの適用のないセンサループでない限り、ディレータ
イマによる所定時間のカウントが終了するまで開始制御
ルーチンの実行を終了させない構成となっている。
【0057】図13には、解除制御ルーチン205の詳
細フローチャートが示されている。解除制御ルーチン2
05に入ると、ステップ221でディレー中か否かが判
別され、ディレー中であるとステップ222でタイマが
所定時間をカウントしたか否かを判別し、その判別結果
がNOの場合にはステップ223に入り、センサループ
の異常があるか否かが判別される。
【0058】ループが異常であると、ステップ244で
その異常ループがディレーチャンネルであるか否かが判
別される。ディレーチャンネルの異常であればステップ
230に入るが、ディレーチャンネル以外のチャンネル
の異常の場合にはステップ225に入り、発報処理がな
された後、ステップ230に入る。ステップ223でル
ープの異常が認められなければステップ224は実行さ
れず、ステップ230に入る。
【0059】ステップ221でディレー中でないと判断
されると、ステップ226に入り、ここでループ異常が
あるか否かが判別される。ループ異常がないと、直ちに
ステップ230に入るが、ループ異常が認められた場合
にはステップ227に入り、ここでディレー有りか否か
が判別される。ディレーが無い場合にはステップ225
に入って発報処理が行なわれるが、ディレーが有る場合
には、ステップ228で異常が認められているループは
ディレーチャンネルであるか否かが判別される。
【0060】ステップ228の判別結果がNOの場合に
はステップ225に進むが、ステップ228の判別結果
がYESの場合にはステップ229に入り、ここで、デ
ィレータイマが起動され、ステップ230に入る。
【0061】ステップ230では、操作ボックス2から
解除要求が出ているのか否かが判別され、解除要求が出
されている場合にはこのルーチンの実行を終了する。一
方、解除要求が出されていない場合には、ステップ22
1に戻ることになる。
【0062】解除制御ルーチンは上述の如く作動するの
で、ディレーチャンネル以外のチャンネルでのセンサル
ープの異常発生に対しては直ちに発報処理を行なうが、
ディレーチャンネルでのセンサループ異常に対しては、
タイマが先ず起動され、このタイマが所定時間をカウン
トするまでは発報処理は実行されず、タイマが所定時間
をカウントし終わってもまだセンサループが異常である
場合に発報処理が実行される。
【0063】したがって、操作ボックス2において警備
解除操作が行なわれずに、入室するなどしてディレーチ
ャンネルのセンサループに異常が生じても、これにより
直ちに発報することはなく、所定時間内に操作ボックス
2から解除要求を与えることにより、警備システムは警
備解除状態となり、うっかりミスによる誤報の発生を未
然に防止することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
警備システムを警備開始状態にすると同時に警備のため
の信号を監視センタに送信しうる状態とするのではな
く、警備のための信号は警備開始のための操作後所定の
猶予時間が経ってから監視センタに送信されうる状態と
なるので、警備の開始の際に操作ミスがあっても、これ
による誤報の発生を著しく低減させることができる。同
様に、警備解除操作を行なうことなく警備区域に入って
も、所定の猶予時間内に警備解除操作を行なうことによ
り警備のための信号を監視センタに送信することを阻止
できるので、これによる誤報の発生を著しく低減させる
ことができる。この結果、警備区域の監視のためのコス
トを著しく低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る警備制御装置の他の実施例が適用
される警備システムを示す概略図である。
【図3】図2の操作ボックス2のパネルを示す図であ
る。
【図4】操作ボックス2内の制御部の詳細を示すブロッ
ク回路図である。
【図5】図4のCPUの動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】図4のCPUの動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】図4のCPUの動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】図4のCPUの動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】図4のCPUの動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】図4のCPUの動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】送信機に設けられたマイクロコンピュータに
おいて実行される制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】送信機に設けられたマイクロコンピュータに
おいて実行される制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】送信機に設けられたマイクロコンピュータに
おいて実行される制御動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 警備区域 2、109 操作ボックス 3、107 送信機 4、116 監視センタ 5 専用回線 24、110 警備開始スイッチ 25、111 警備解除スイッチ 28 表示装置 29 スピーカ 31 制御装置 100 制御装置 101 室 102 センサループ 103 ドア 104、106 センサ 105 窓 108 ループチェック回路 112 表示部 113 タイマ回路 114 出力制御部 115 公衆加入者回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定警備区域の警備の開始/解除を指令
    するための操作を行う操作手段を有し、警備のために配
    設されたセンサの作動出力に基づいて警備用の信号を監
    視センタに送信しうるように構成された警備システムの
    ための制御方法において、前記操作手段の操作によって
    警備の開始が指令された場合に前記所定警備区域を受け
    持つセンサの作動状態が警備の開始に適した所定の状態
    にあるか否かを判別し、前記センサの作動状態が警備の
    開始に適した所定の状態にないと判別された場合はその
    旨の表示を行なうと共に、警備開始指令から所定の猶予
    時間経過後に前記所定警備区域を警備開始状態とするこ
    とを特徴とする警備システム用制御方法。
  2. 【請求項2】 警備のために配設されたセンサの作動出
    力に基づいて警備用の信号を監視センタに送信しうるよ
    うに構成された警備システム用の制御装置において、所
    定警備区域の警備の開始/解除を指令するための操作手
    段と、前記操作手段の所要の操作に応答し前記所定警備
    区域を受け持つセンサの作動状態が警備の開始に適した
    所定の状態にあるか否かを判別する判別手段と、該判別
    手段に応答し前記センサの作動状態が警備の開始に適し
    た所定の状態にないと判別された場合にその旨を表示す
    る表示手段と、前記操作手段による前記所要の操作に応
    答し所定時間経過後に前記所定警備区域の警備を開始さ
    せるよう前記警備システムを制御するための制御出力を
    与える出力手段とを備えたことを特徴とする警備システ
    ム用制御装置。
  3. 【請求項3】 所定警備区域の警備の開始/解除を指令
    するための操作を行う操作手段を有し、警備のために配
    設されたセンサの作動出力に基づいて警備用の信号を監
    視センタに送信しうるように構成された警備システムの
    ための制御方法において、前記所定警備区域が警備開始
    状態とされている場合において前記所定警備区域を受け
    持つセンサの作動状態が所定の状態に成ったことに応答
    して所定の猶予時間内に前記所定警備区域が警備解除状
    態とされたか否かを判別し、前記所定の猶予時間内に前
    記所定警備区域が警備解除状態とされなかった場合にそ
    の時のセンサの作動状態に応じた警備用の信号を前記監
    視センタに送信するようにしたことを特徴とする警備シ
    ステム用制御方法。
  4. 【請求項4】 警備のために配設されたセンサの作動出
    力に基づいて警備用の信号を監視センタに送信しうるよ
    うに構成された警備システム用の制御装置において、所
    定警備区域の警備の開始/解除を指令するため前記所定
    警備区域の外側に設けられている操作手段と、前記所定
    警備区域が警備状態にあるか否かを識別するための識別
    手段と、前記所定警備区域を受け持つセンサの作動状態
    が所定の状態に成ったか否かを判別する判別手段と、該
    判別手段と前記識別手段とに応答し前記所定警備区域が
    警備状態にある場合において前記所定警備区域を受け持
    つセンサの作動状態が前記所定の状態に成ってから警備
    用の信号を監視センタに送信するまでの猶予時間を計時
    するための計時手段と、前記計時手段と前記判別手段と
    に応答し前記猶予時間が経過しても前記所定警備区域を
    受け持つセンサの作動状態が前記所定の状態になってい
    る場合に前記警備用の信号を監視センタに送信させるた
    めの制御手段とを備えたことを特徴とする警備システム
    用制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000346426A (ja) * 1999-06-10 2000-12-15 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機の制御装置
JP2001188976A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警報装置
JP2005084863A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Saxa Inc 監視通報システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000346426A (ja) * 1999-06-10 2000-12-15 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機の制御装置
JP2001188976A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警報装置
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