JP2003051079A - 徘徊者検知装置 - Google Patents

徘徊者検知装置

Info

Publication number
JP2003051079A
JP2003051079A JP2001236494A JP2001236494A JP2003051079A JP 2003051079 A JP2003051079 A JP 2003051079A JP 2001236494 A JP2001236494 A JP 2001236494A JP 2001236494 A JP2001236494 A JP 2001236494A JP 2003051079 A JP2003051079 A JP 2003051079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
alarm
wandering person
detection device
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001236494A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Shimado
孝明 島戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOOWA CORP KK
Original Assignee
KOOWA CORP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOOWA CORP KK filed Critical KOOWA CORP KK
Priority to JP2001236494A priority Critical patent/JP2003051079A/ja
Publication of JP2003051079A publication Critical patent/JP2003051079A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 徘徊者に発信機器を携帯させることなく、ド
アを内側から開けようとする徘徊者を検知して警報を発
する徘徊者検知装置を提供する。 【解決手段】 ドア11の開閉に使用する操作把手13
の近傍のドア本体に取付けられて、徘徊者の無断外出を
検知する徘徊者検知装置10であって、操作把手13の
近傍の検知エリア15に人体の一部が入ったことを検知
するパッシブセンサー16と、ドア11の開閉を検知す
るドア開閉検知器18と、少数のキースイッチを備えた
暗証コード入力手段19と、異常があった場合に作動す
る警報器20と、ドア開閉検知器18によってドア11
が閉じていることを検知し、暗証コード入力手段19か
らの所定の暗証コードの入力がない状態で、パッシブセ
ンサー16が作動したことによって警報を発する制御手
段23と、これらを収納するケース12とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無断でドアを開け
て外出しようとする徘徊者(痴呆性の老人や幼児を含
む)を自動的に検知して検知警報を発する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、寿命が延びて老齢化が進んでくる
に従って痴呆性の老人が増え、そのために徘徊する老人
と共に、幼児や身体障害者など、家からの出入りに配慮
が必要な人(以下、徘徊者という)に対する保護対策が
要望されている。特に、徘徊者が介護施設や家庭内に居
る場合、家族やホームヘルパー等の介護者や同居してい
る家族等(以下、居住者という)の監視を常時必要とす
るが、徘徊者を監視する場合、介護者が24時間、徘徊
者に付き添っていることは難しい。それで、居住者が家
から外出しようとする徘徊者を検知する方法として、例
えば特開平8−65413号公報、特開2000−08
1488公報に開示されているように、所定の周波数を
もった電波や可視光線を発生する発信器をお守りにして
持たせたり、発信器であることがわからないように衣服
に装着して徘徊者に携帯させて、出入口で発信器からの
電波や可視光線を受信し、居住者に知らせる方法があ
る。また、住宅の出入口からの徘徊者の出入りを監視し
たり、不審者の侵入を検知するために、例えば特開平7
−079291号公報に開示されているように、出入口
付近にビデオカメラを設けて徘徊者や不審者を検知した
ときに、警報発生装置等により警報を発生させて居住者
に通報する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発信器
を徘徊者に携帯させて、出入口に近づいた徘徊者を検知
する従来の方法では、徘徊者が発信器を発見して外した
り、発信器の携帯を嫌って問題を起こしたりすることが
ある。そのため、監視が中断したり、不可能になったり
して居住者が徘徊者の外出を十分監視できないという問
題があった。また、出入口付近にビデオカメラを設けて
徘徊者や不審者を検知する場合、常時ビデオカメラで撮
影しておき、ビデオに録画する必要があり、多くの手間
と費用がかかるという問題があった。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたもので、徘徊者に発信機器を携
帯させることなく、ドアを内側から開けようとする徘徊
者を検知して警報を発する徘徊者検知装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る徘徊者検知装置は、ドアの開閉に使用する操作
把手の近傍のドア本体に取付けられて、徘徊者の無断外
出を検知する徘徊者検知装置であって、前記操作把手の
近傍の検知エリアに人体の一部が入ったことを検知する
パッシブセンサーと、前記ドアの開閉を検知するドア開
閉検知器と、少数のキースイッチを備えた暗証コード入
力手段と、異常があった場合に作動する警報器と、前記
ドア開閉検知器によって前記ドアが閉じていることを検
知し、前記暗証コード入力手段からの所定の暗証コード
の入力がない状態で、前記パッシブセンサーが作動した
ことによって警報を発する制御手段と、これらを収納す
るケースとを有している。これによって徘徊者が内側か
らドアの操作把手を触ろうとすると、パッシブセンサー
が働き警報を発する。一方、徘徊者でない者がドアを開
けて出ようとする場合には、最初に暗証コード入力手段
から所定の暗証コードを入力すると、次にドアの操作把
手を触っても警報を発しない。
【0005】前記目的に沿う第2の発明に係る徘徊者検
知装置は、ドアの開閉に使用する操作把手の近傍のドア
本体に取付けられて、徘徊者の無断外出を検知する徘徊
者検知装置であって、前記操作把手の近傍の検知エリア
に人体の一部が入ったことを検知するパッシブセンサー
と、前記ドアの開閉を検知するドア開閉検知器と、少数
のキースイッチを備えた暗証コード入力手段と、異常が
あった場合に作動する警報器と、前記暗証コード入力手
段からの所定の暗証コードの入力がない状態で、前記パ
ッシブセンサーが作動し、次に前記ドア開閉検知器が前
記ドアが閉状態から開状態になることを確認(検知)す
ることによって警報を発する制御手段と、これらを収納
するケースとを有する。これによって徘徊者が内側から
ドアの操作把手を触ろうとすると、パッシブセンサーが
働き、ドアを開けようとすると、ドア開閉検知器が働い
て警報を発する。一方、徘徊者でない者がドアを開けて
出ようとする場合には、最初に暗証コード入力手段から
所定の暗証コードを入力すると、次にドアの操作把手を
触っても警報を発しない。なお、第1、第2の発明に係
る徘徊者検知装置において、パッシブセンサーは、取付
け状態のケースの側壁又は底壁に、暗証コード入力手段
はケースの正面側に設けられているのが好ましい。ま
た、ケースの背面側には接着剤や両面テープが貼着され
て容易にドア内壁の所定位置に取付けられるのが好まし
い。更には、第1、第2の発明において、ケース内部に
電池が設けられて、これを電源として全体のシステムが
作動するのが好ましい。
【0006】第3の発明に係る徘徊者検知装置は、第
1、第2の発明に係る徘徊者検知装置において、前記警
報器には、警報音を発するブザーの他に、微弱な信号電
波を発する電波発送部を備え、更に、前記電波発送部の
信号を受けて補助警報を発する受信装置を有している。
これによって、ドアの近傍だけでなく、電波の届く範囲
の離れた位置に受信装置を配置し、ドアから出ようとす
る徘徊者の監視を行える。また、第4の発明に係る徘徊
者検知装置は、第1〜第3の発明に係る徘徊者検知装置
において、別に防犯機能切替えスイッチが設けられ、前
記制御手段は、前記防犯機能切替えスイッチがオンの状
態で、前記パッシブセンサーが作動することなく、前記
ドアが閉じている状態から開いた状態になると警報を発
する。これによって、外部からの侵入者が無断でドアを
開けた場合には、警報が発する。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る徘徊者検知装置のブロック図、図2(A)は同
徘徊者検知装置の取付け状態を示す側面図、(B)は同
徘徊者検知装置の正面図、図3、図4は同徘徊者検知装
置の動作状態を示すフロー図である。なお、図2(B)
の図面は周囲の側壁を展開状態で示している。
【0008】図1、図2(A)、(B)に示すように、
本発明の一実施の形態に係る徘徊者検知装置10は、ド
ア11に接着剤や両面テープを介して取付けられるケー
ス12を有している。このケース12は、この実施の形
態ではドアの操作把手の一例であるドアノブ13の上部
に約15〜30cmの距離をあけてドア本体に固定され
ている。ケース12の下部側壁14にはドアノブ13や
サムターン(施解錠レバー)13aの近傍の検知エリア
15に人体の一部が入ったことを検知するパッシブセン
サー16が取付けられている。このパッシブセンサー1
6は所謂焦電センサーといわれるもので、人体等から発
する赤外線の変化を検知してスイッチがオンになるよう
になっている。このパッシブセンサー16としては、検
知範囲が比較的狭いものを使用し、図2に示すように、
ケース12から斜め下部(ドア面から約20〜30度程
度)に配置されたドアノブ13、サムターン13aの近
傍のみ(パッシブセンサー16から約40〜60cmの
範囲)の対象物を検知するようになっている。なお、外
部からドア11の鍵を使って解錠する場合、内側にある
サムターン13aが作動するが、この場合、サムターン
13aは金属であるので、パッシブセンサー16は感知
しない。
【0009】また、ドアノブ13に近接するドア枠に対
向するケース12の側壁17には、ドア11の開閉を検
知するドア開閉検知器の一例である反射型の赤外線セン
サー18が設けられている。この赤外線センサー18は
ドア11が閉じている場合には、ドア枠又はその近傍の
壁を検知してオンとなっているが、ドア11を開ける
と、その状態が外れてその出力がオフとなるようになっ
ている。なお、ドア11は蝶番構造の開き戸の他、引き
戸であっても本発明は適用できる。ケース12の正面側
には、暗証コード入力手段の一例であるキー入力スイッ
チ19と警報器の一例である電子ブザー20が設けられ
ている。キー入力スイッチ19は上と下の2つの押しボ
タンスイッチ(キースイッチ)からなって、それぞれ
1、2の番号が付されている。従って、例えば、1、
2、1等のような簡単な暗証番号(暗証コード)を入力
することができる。また、電子ブザー20は小型のスピ
ーカからなって、音に対応した周波数の信号を入力する
と警報音を発するようになっている。なお、単に電圧を
加えると音を発する構造のものを使用してもよい。
【0010】ケース12の下部側壁14には、パッシブ
センサー16の他に、2つの切替えスイッチ21、22
が設けられている。この切替えスイッチ21は、電子ブ
ザー20の音を報知音(ピッ)と、警報音(ピーポ、ピ
ーポ、・・)に切り換えるものである。なお、監視中に
徘徊者が切替えスイッチ21、22を作動させようとす
ると、パッシブセンサー16が働き、警報を発すること
になる。また、切替えスイッチ22は外部から人がドア
11を開けようとする場合には、防犯機能を発揮させる
場合に切り換えるスイッチ(防犯機能切替えスイッチ)
である。ケース12内には、制御手段の一例であるマイ
コンからなるコントローラ23、これに接続されるアン
プ24、外部に特定の電波信号を発する電波発送部2
5、作動状態を示す発光ダイオード26、及びこれらの
電源部となる電池27を備えている。コントローラ23
には予め全体の動作を司るプログラムが書き込まれてい
る。
【0011】一方、電波発送部25の微弱電波を受信し
て補助警報を発する受信装置28が例えば、居間等に別
置きされている。この受信装置28には電波受信部29
と、電波受信部29によって受信された信号から信号分
を取り出す検波器30と、全体の制御を司るマイコンか
らなるコントローラ31と、これに接続されるアンプ3
2及び電子ブザー33を有し、更に、電源部となる電池
34及び切替えスイッチ35を有している。この切替え
スイッチ35は電波発送部25より報知音の信号があっ
た場合、これを報知音を発するか警報音を発するかの切
替えを行うものである。従って、電波発送部25より警
報音の信号があった場合には、切替えスイッチ35の状
態に関係なく警報音を発する。また、警報音を発した場
合にこれを止めるスイッチ35aが設けられている。こ
のスイッチ35aは単なる押しボタンスイッチであって
もよいし、2キーの暗証番号入力スイッチであってもよ
い。なお、この受信装置28は省略することもできる
し、この受信装置28を複数台別の場所に設置すること
もできる。
【0012】次に、図3、図4を参照しながら、前記コ
ントローラ23内に書き込まれているプログラム動作及
びその作用について説明する。この徘徊者検知装置10
を作動させると、まず、赤外線センサー18によって、
ドア11が開いているか否かの確認を行う(ステップS
1)。ドア11が開いていることを検知した場合には屋
外からのドアの開く操作があったと見做して、防犯機能
用の切替えスイッチ22がオフになっている(ステップ
S2)場合には、報知音(ピッ)を電子ブザー20から
発し(ステップS3)、報知音発生の無線信号を電波発
送部25から送出する(ステップS4)。この後、禁止
回路を通ってスタートに戻る(ステップS5)。この禁
止回路はステップS1〜ステップS4までの動作を直ち
に繰り返すと、報知音が連続的になるので、約10秒
(1〜15秒の範囲で可変設定可能)のタイマーを設け
て、システムの安定を図っている。従って、ドア11が
開いたままであれば、徘徊者検知装置10は約10秒に
1回の報知音を発することになる。更に、この禁止回路
は約10秒間、警報音の発生も止める働きをする。これ
によって、外部からドアを開けた人が中に入ってドアを
閉めた場合に、パッシブセンサー16が働いて警報が作
動しないようになっている。なお、ステップS2でスイ
ッチ22がオンの場合には警報音(ピーポ、ピーポ)を
電子ブザー20から発し(ステップS9)、警報音発生
の無線信号を発する(ステップS10)。この後、タイ
マーの設定時間(例えば、30秒)をカウントし(ステ
ップS11)、警報を停止して(ステップS12)スタ
ートに戻る。
【0013】次に、ステップS1でドア11が閉じてい
る場合、パッシブセンサー16が作動状態となってい
る。仮に徘徊者がドアノブ13を触ろうとして検知エリ
ア15内に人体の一部である手が侵入した場合にはパッ
シブセンサー16の出力がオンとなる(ステップS
6)。次にケース12正面に設けられている発光ダイオ
ード(赤LED)26が点滅表示し(ステップS7)、
切替えスイッチ21が報知側に入っているか、警戒体制
時である警報側に入っているかを検知する(ステップS
8)。切替えスイッチ21が報知側に入っている場合に
はステップS3に移動して報知音を発生し(ステップS
3)、無線信号を発する(ステップS4)。なお、ステ
ップS6の後に、ドア11を開いたことを赤外線センサ
ー18で検知して、ステップS7に進むようにすること
もできる。一方、切替えスイッチ21が警報側に入って
いる場合には、警報音を発し(ステップS9)、電波発
送部25から警報音の信号を発する(ステップS1
0)。ステップS6でパッシブセンサー16が人体を検
知しない場合には、切替えスイッチ19からの入力を監
視し(ステップS13)、所定の2キー入力暗証コード
に一致する入力があった場合には、OK信号音を発す
る。このOK信号音は、電子ブザー20から報知音を2
回連続して発生する(ピッピッ)によって行う(ステッ
プS14)。この後、タイマーの設定カウントを完了し
て(ステップS11)、ステップS12で警報停止を行
って(実際には警報停止をしているので、単に確認する
だけ)スタートに戻る。
【0014】ステップS13で、キー入力スイッチ19
から誤った入力を検知した場合には、直ちに、ステップ
S9に飛んで、警報音を発生し、ステップS10で電波
発送部25から警報音を発する無線信号を送信する。な
お、以上の動作でステップS9で警報音を発し、ステッ
プS10で警報音発生の無線信号を送信した後、再度キ
ー入力スイッチ19から正しい暗証番号を確認した場合
(ステップS15)には、直ちに警報の停止を行う(ス
テップS12)。
【0015】従って、切替えスイッチ21を警報側にし
ておけば、徘徊者が無断で外出する場合には、キー入力
スイッチ19は押さないか又は押しても間違えるので、
ドアノブ13に近づけばパッシブセンサー16が働いて
電子ブザー20から警報音が発する。また、徘徊者以外
の家人が出る場合には、先にキー入力スイッチ19から
暗証番号〔例えば、112〕を入力すれば、警報音はな
らないで、ドア11を開けることができる。切替えスイ
ッチ22をオンにしておくと、防犯機能が働き、外から
無断でドア11を開けると警報音を発する。
【0016】次に、例えば、居間や台所に設置されてい
る受信装置28について、図4を参照しながら説明す
る。この受信装置28は、徘徊者検知装置10から発す
る電子ブザー20の音は小さいので、これを補助するた
めに設けたもので、徘徊者検知装置10の電波発送部2
5から発する警報音及び報知音の電波信号に応じて作動
する。まず、電波受信部29が報知音又は警報音の信号
を受信すると、検波部30でこれを検波して、コントロ
ーラ31で報知音か警報音から区別して(ステップS1
a)、警報音信号の場合には警報音〔ピーポ、ピーポ、
・・〕を電子ブザー33から発する(ステップS2
a)。この後、タイマー設定時間をカウントして(ステ
ップS3a)警報音を停止する(ステップS5a)が、
警報音を止めるスイッチ35aの入力があった場合(ス
テップS4a)には、警報音は途中で止まる(ステップ
S5a)。一方、ステップS1aで報知音であると認識
した場合には、切替えスイッチ35が警報音側になって
いるか報知音側になっているかを確認し(ステップS6
a)、警報音側になっている場合には、ステップS2a
に進んで警報音を電子ブザー33から発する。ステップ
S6aで報知音側に切替えスイッチ35がなっている場
合には、電子ブザー33から報知音〔ピッ〕を発生する
(ステップS7a)。
【0017】前記実施の形態においては、キー入力スイ
ッチ19から暗証番号がない場合、パッシブセンサー1
6が検知すると直ちに警報/報知信号を発することがで
きるようにしているが、この後、ドア11を開けない場
合には徘徊者は出て行くことはできないので、更にドア
11の開くのを検知する赤外線センサー18がドア11
の開いたのを検知した後、警報音/報知音とその信号を
発するようにすることもできる。また、発光ダイオード
26は、ドア11が開いている場合と、電池27が消耗
しかかっている場合に、点滅するようにしてもよい。ド
ア開閉検知器としてこの実施の形態では、反射型の赤外
線センサー18を用いたが、他にマグネットスイッチ、
マイクロリミットスイッチ、赤外線投受光器、超音波セ
ンサー等がある。更には、暗証コード入力手段として、
2つのキーを有するキー入力スイッチを用いたが、更に
複数のキーを有するものであってもよい。この実施の形
態では、パッシブセンサー16の直下にドアノブ13を
配置しているが、場合によっては、徘徊者検知装置10
(具体的には、ケース12)をドアノブ13の側方にあ
るドア内表面に取付けることもできる。
【0018】
【発明の効果】請求項1及び2記載の徘徊者検知装置
は、以上の説明からも明らかなように、ドアノブ近傍の
人体の一部を検知できるパッシブセンサーと、暗証コー
ド入力手段とを有しているで、徘徊者以外の家人は暗証
コード入力手段によってパッシブセンサーの作動を簡単
に止めることができ、徘徊者に発信機器等を携帯させる
ことなく、徘徊者の外出を監視できる。また、居住者は
外出の際のみの暗証コード入力手段の操作で警報を作動
させずに、容易に入外出することができる。また、請求
項3記載の徘徊者検知装置は、警報音を発するブザーの
他に、微弱な信号電波を発する電波発送部を有し、更
に、電波発送部の信号を受けて補助警報を発する受信装
置を有しているので、請求項1、2記載の効果の他、ド
アの近傍だけでなく、電波の届く範囲の離れた位置に受
信装置を配置し、ドアの監視を行える。請求項4記載の
徘徊者検知装置は、別に防犯機能切替えスイッチが設け
られ、制御手段は、防犯機能切替えスイッチがオンの状
態で、パッシブセンサーが作動することなく、ドアが閉
じている状態から開いた状態になると警報を発するの
で、上記効果の他、外部からの侵入者が無断でドアを開
けた場合の監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る徘徊者検知装置の
ブロック図である。
【図2】(A)は同徘徊者検知装置の取付け状態を示す
側面図、(B)は同徘徊者検知装置の正面図である。
【図3】同徘徊者検知装置の動作状態を示すフロー図で
ある。
【図4】同徘徊者検知装置の動作状態を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
10:徘徊者検知装置、11:ドア、12:ケース、1
3:ドアノブ、13a:サムターン、14:下部側壁、
15:検知エリア、16:パッシブセンサー、17:側
壁、18:赤外線センサー、19:キー入力スイッチ、
20:電子ブザー、21、22:切替えスイッチ、2
3:コントローラ、24:アンプ、25:電波発送部、
26:発光ダイオード、27:電池、28:受信装置、
29:電波受信部、30:検波器、31:コントロー
ラ、32:アンプ、33:電子ブザー、34:電池、3
5:切替えスイッチ、35a:スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの開閉に使用する操作把手の近傍の
    ドア本体に取付けられて、徘徊者の無断外出を検知する
    徘徊者検知装置であって、前記操作把手の近傍の検知エ
    リアに人体の一部が入ったことを検知するパッシブセン
    サーと、前記ドアの開閉を検知するドア開閉検知器と、
    少数のキースイッチを備えた暗証コード入力手段と、異
    常があった場合に作動する警報器と、前記ドア開閉検知
    器によって前記ドアが閉じていることを検知し、前記暗
    証コード入力手段からの所定の暗証コードの入力がない
    状態で、前記パッシブセンサーが作動したことによって
    警報を発する制御手段と、これらを収納するケースとを
    有することを特徴とする徘徊者検知装置。
  2. 【請求項2】 ドアの開閉に使用する操作把手の近傍の
    ドア本体に取付けられて、徘徊者の無断外出を検知する
    徘徊者検知装置であって、前記操作把手の近傍の検知エ
    リアに人体の一部が入ったことを検知するパッシブセン
    サーと、前記ドアの開閉を検知するドア開閉検知器と、
    少数のキースイッチを備えた暗証コード入力手段と、異
    常があった場合に作動する警報器と、前記暗証コード入
    力手段からの所定の暗証コードの入力がない状態で、前
    記パッシブセンサーが作動し、次に前記ドア開閉検知器
    が前記ドアが閉状態から開状態になることを確認するこ
    とによって警報を発する制御手段と、これらを収納する
    ケースとを有することを特徴とする徘徊者検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の徘徊者検知装置に
    おいて、前記警報器には、警報音を発するブザーの他
    に、微弱な信号電波を発する電波発送部を備え、更に、
    前記電波発送部の信号を受けて補助警報を発する受信装
    置を有していることを特徴とする徘徊者検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の徘
    徊者検知装置において、別に防犯機能切替えスイッチが
    設けられ、前記制御手段は、前記防犯機能切替えスイッ
    チがオンの状態で、前記パッシブセンサーが作動するこ
    となく、前記ドアが閉じている状態から開いた状態にな
    ると警報を発することを特徴とする徘徊者検知装置。
JP2001236494A 2001-08-03 2001-08-03 徘徊者検知装置 Pending JP2003051079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236494A JP2003051079A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 徘徊者検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236494A JP2003051079A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 徘徊者検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003051079A true JP2003051079A (ja) 2003-02-21

Family

ID=19067748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001236494A Pending JP2003051079A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 徘徊者検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003051079A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102682569A (zh) * 2011-03-09 2012-09-19 邱祎晗 盲人门槛自动提醒装置
JP2016110579A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 ワカタカ技研有限会社 認知症者自宅保護管理システム
JP2016143329A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 株式会社ジーコム 異常検出装置
JP2017187935A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社チェリー・Bpm 外出検出システム、および通報システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102682569A (zh) * 2011-03-09 2012-09-19 邱祎晗 盲人门槛自动提醒装置
JP2016110579A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 ワカタカ技研有限会社 認知症者自宅保護管理システム
JP2016143329A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 株式会社ジーコム 異常検出装置
JP2017187935A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社チェリー・Bpm 外出検出システム、および通報システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10896595B2 (en) Temporary security bypass method and apparatus
JP6422229B2 (ja) 通知システム
JP4120665B2 (ja) セキュリティシステム
JP2013025481A (ja) 防犯システム
JP2013025480A (ja) 防犯システム
JP2003051079A (ja) 徘徊者検知装置
JP2004206531A (ja) セキュリティ自動切替システム
JP2002190070A (ja) ライフガードシステム
JP2005248452A (ja) 施錠システム
KR20160107577A (ko) 보안 기능을 구비한 도어락 장치 및 이를 이용한 보안 시스템
JP2009294833A (ja) 警備装置
KR101283653B1 (ko) 디지털 도어락 시스템에서의 도어 오픈 제어장치 및 그 방법
JP2002279564A (ja) 警備装置
KR20020038909A (ko) 비상시 문을 자동으로 무선원격조정 개폐하는 수단
JP4235065B2 (ja) セキュリティシステム
JP2002121940A (ja) 錠監視装置
JP2015191603A (ja) 監視システム
KR20030080504A (ko) 침입 알림 기능을 가지는 도어 잠금 장치 및 그 방법
JP2003036490A (ja) セキュリティインターホン
KR100625773B1 (ko) 실내온도조절기를 이용한 비상 통보시스템
JP2007226708A (ja) 防犯装置制御システム
JP2003228782A (ja) 警備装置
KR200280831Y1 (ko) 침입 알림 기능을 가지는 도어 잠금 장치
JP2009167738A (ja) ドアロックシステム
JPH05298562A (ja) セキュリティー防犯システム