JPH0643258U - 消音器 - Google Patents

消音器

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Publication number
JPH0643258U
JPH0643258U JP7741692U JP7741692U JPH0643258U JP H0643258 U JPH0643258 U JP H0643258U JP 7741692 U JP7741692 U JP 7741692U JP 7741692 U JP7741692 U JP 7741692U JP H0643258 U JPH0643258 U JP H0643258U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
air passage
sound absorbing
silencer
partition plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7741692U
Other languages
English (en)
Inventor
則男 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP7741692U priority Critical patent/JPH0643258U/ja
Publication of JPH0643258U publication Critical patent/JPH0643258U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compressor (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消音効果とコンプレッサ吸気量の確保とを両
立させる。 【構成】 消音器1は、筒体3及び仕切板4で空気通路
2が形成され、筒体3の外周を外筒5が覆っている。仕
切板4は消音器1の入口側から出口側に向かってα度だ
け螺旋状になめらかにねじられている。筒体3及び仕切
板4は多孔板6で表面を保護された吸音材7で構成され
ている。空気通路を流れる空気流は旋回を与えられ、コ
ンプレッサに流入し、空気通路を伝わるコンプレッサの
音は吸音され消音する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンプレッサの吸気口に設ける吸音型の消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこのような消音器としては、例えば図8及び図9に示すようなものがあ る(例えば、ガスタービンの基礎と実際 三輪 光砂著 成山堂書店 平成元年 3月18日発行 第146頁参照)。
【0003】 すなわち、多孔板101でつつみ込む様に表面を保護したガラスウール等の吸 音材102をスプリッタ状に、ダクト103内に設置しスプリッタ間を空気の通 風路としていた。吸音材102は、その前端を丸く、後端をとがらせて通風抵抗 が小さくなる様に形成されている。またダクト103の内面にも表面を多孔板1 01で保護した吸音材102が取り付けられている。
【0004】 そして、空気伝波音を、スプリッタ状に配置した吸音材102間を通過するあ いだに消音していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の消音器にあっては、空気通路を吸音材102 を平行にスプリッタ状に配置した構成となっていたため、消音器を通風するとき の圧力損失分だけ、コンプレッサ吐出圧が下がり所定の性能が得られないという 問題点があった。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、消音効果 と、コンプレッサ吸気量の確保とを両立させた消音器を提供することを目的とし ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、コンプレッサの吸気口に設ける吸音型の消音器において、 吸気通路の少なくとも一部を螺旋状の吸音材によって形成した。
【0008】
【作用】
コンプレッサから発生する空気伝波音は、空気通路内を伝わる間に吸音材で吸 音され、消音される。
【0009】 また、空気通路は螺旋状に形成されているので、吸入した空気は、空気通路に よって旋回流となり、コンプレッサに予旋回流として流入する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1〜図4は本考案の一実施例を示 す図である。
【0011】 まず構成を説明する。消音器1の空気通路2は筒体3と仕切板4とで形成され ている。また、外筒5が筒体3の外周を覆い消音器の外形を形成している。仕切 板4は消音器1の入口側1aから出口側1bに向かってα度だけ螺旋状になめら かにねじられている。すなわち、図1のA矢印図である図2の状態から図1のB 矢印図である図3の状態までねじられている。
【0012】 また、筒体3及び仕切板4は多孔板6で表面を保護されたガラスウール等の吸 音材7で構成されており、空気通路2を伝わる音を吸音するようになっている。
【0013】 図4に示すように、消音器1の出口側1bには、ダクト8が取り付けられてお り、ダクト1の下流側にコンプレッサ9の吸気口10がフランジ11によって結 合されている。なお、12は原動機である。
【0014】 次に作用を説明する。コンプレッサ9から発生する空気伝波音は、空気通路2 内を伝わる間に吸音材7で吸音され、消音器1の入口側1aに達するまでに消音 される。ここで、仕切板4が消音器1の入口側1aから出口側1bに向かってα 度だけねじれているため、空気通路2はα度だけねじられている。そのため、音 波は直進し難く、ストレートな空気通路の消音器よりも大きな吸音効果が得られ る。
【0015】 また、消音器1の入口側1aから吸入され出口側1bへと流れる空気は、空気 通路2がα度だけねじられているため、出口側1bから流出する空気はα度だけ 旋回したものとなっている。
【0016】 そのため、図4に図示したように、消音器1をコンプレッサ9の吸気口に取り 付けると、コンプレッサ9の吸気は、α度だけ予旋回を加えられた状態となる。 従って、予旋回方向を圧力比が高まる方向とすれば、コンプレッサ9の吐出圧は 高められるので、消音器1装着による圧力損失分を補い、所定の吐出圧を得るこ とができる。
【0017】 図5〜図7には、本考案の他の実施例を示す。この実施例は、前記実施例に対 して、空気通路2を仕切る仕切板3を、消音器1の入口側1aから出口側1bま で真直に直線状に配置し、ダクト8内の空気通路13にその入口側8aから出口 側8bに向けて、ねじられた螺旋板14を設けたものである。尚、本実施例にお いては螺旋板14にも、吸音材7が取り付けられ、吸音効果を高めている。
【0018】 本実施例にあっても、コンプレッサから発生する空気伝波音は、空気通路2内 を伝わる間に吸音材7で吸音され、入口側1aに達するまでに消音される。その 際、本実施例においては、空気通路2内を音波は直進するが、吸音効果は実用上 十分である。
【0019】 また、ダクト8に設けられた、螺旋板13によって、空気流には、予旋回が与 えられコンプレッサに導入されるので、予旋回のない場合に比べ、本実施例にお いても、コンプレッサは圧力比の高い性能となり、所定の吐出圧を得ることがで きる。
【0020】 更に、本実施例においては、予旋回を与える螺旋板をダクト内に設けたので、 空気通路の構造は簡単となり、コスト低減を図ることができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明してきたように構成されているので、本考案によれば、消音器を設け た場合にも、コンプレッサの吐出圧を下げることなく、コンプレッサは所定の性 能を得ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図。
【図2】図1のA矢視図。
【図3】図1のB矢視図。
【図4】本考案の一実施例の消音器をコンプレッサへ取
り付けた状態を示す一部を断面した側面図。
【図5】本考案の他の実施例を示す側面図。
【図6】図5のC矢視図。
【図7】図5のE矢視図。
【図8】従来例を示す側断面図。
【図9】同じく従来例の正面図。
【符号の説明】
1…消音器 2…空気通路 3…筒体 4…仕切板 5…外筒 6…多孔板 7…吸音材 8…ダクト 13…ダクト内空気通路 14…螺旋板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサの吸気口に設ける吸音型の
    消音器において、吸気通路の少なくとも一部を螺旋状の
    吸音材によって形成したことを特徴とする消音器。
JP7741692U 1992-11-11 1992-11-11 消音器 Pending JPH0643258U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7741692U JPH0643258U (ja) 1992-11-11 1992-11-11 消音器

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JP7741692U JPH0643258U (ja) 1992-11-11 1992-11-11 消音器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0643258U true JPH0643258U (ja) 1994-06-07

Family

ID=13633346

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JP7741692U Pending JPH0643258U (ja) 1992-11-11 1992-11-11 消音器

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JP (1) JPH0643258U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014058957A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Toyota Boshoku Corp 吸気ダクト
KR20170001782U (ko) * 2015-11-13 2017-05-23 대우조선해양 주식회사 소음기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014058957A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Toyota Boshoku Corp 吸気ダクト
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