JPH0638548B2 - プリント配線基板の製造方法 - Google Patents

プリント配線基板の製造方法

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JPH0638548B2
JPH0638548B2 JP5463388A JP5463388A JPH0638548B2 JP H0638548 B2 JPH0638548 B2 JP H0638548B2 JP 5463388 A JP5463388 A JP 5463388A JP 5463388 A JP5463388 A JP 5463388A JP H0638548 B2 JPH0638548 B2 JP H0638548B2
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/4038Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections
    • H05K3/4053Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections by thick-film techniques

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はプリント配線基板の製造方法に関するもので
あり、特に、その表面および裏面に銅箔が貼着された基
板に、パンチング用ピンを用いてパンチング孔を穿設
し、該パンチング孔に銀ペーストまたはカーボンペース
トを埋めて銀スルホールまたはカーボンスルホール基板
を製造する方法に関するものである。
[従来の技術] 第8図〜第12図は、銀スルホールまたはカーボンスル
ホール基板を作製するための、従来の方法を示した図で
あり、断面図で表わされている。
第8図はプリント配線用の積層板の部分断面図であり、
10は基板である。3は紙フェノール、紙エポキシコン
ポジット等の基材を表わしている。基材3の表面および
裏面には、それぞれ銅箔1、銅箔2が貼着されている。
次に、第9図を参照して、パンチング用ピンを用いて、
パンチング孔4を基板10に穿設する。従来のパンチン
グ用ピンの平面図を第13図に、斜視図を第14図に示
す。従来のパンチング用ピンには、その径方向に沿う断
面形状が円である円柱状のピンを用いていた。このよう
な形状のパンチング用ピンを用いると、基板に穿設され
るパンチング孔の径方向に沿う断面形状も円となる。
次に、第10図を参照して、パンチング孔4の直下に、
予め銀ペーストまたはカーボンペースト5を溜めた容器
7を適宜対置させる。次に、上方から、ピン6をパンチ
ング孔4を貫通させ、ペースト5内に降下進入させる。
このとき、ピン6の先端に容器7中のペースト5が付着
する。次いで、ピン6の先端にペースト5を付着させた
状態でピン6を上方に上げていくと、第11図に示すよ
うに、ペースト5がパンチング孔4に埋められてゆく。
次いで、ピン6をパンチング孔4から抜き去ると、第1
2図に示すように、ペースト5がパンチング孔4に付着
して、銀スルホールまたはカーボンスルホールが形成さ
れる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の方法においては、第13
図および第14図を参照して、パンチング用ピンが円柱
であるため、基板10に穿設されるパンチング孔4の径
方向に沿う断面形状も円となり、その孔内壁面の総面積
は最小となる。また、パンチング孔4の開口部の円周方
向に沿う長さも最小となる。したがって、第12図のよ
うに、ペースト5でパンチング孔4を埋める場合、孔内
壁面でペースト5との接触面積が最小限となり、また、
ペースト5と銅箔1,2との接続面積が最小限となる。
すると、ペースト5と孔内壁面との接合力は最小限とな
り、また、ペースト5と銅箔1,2との接合力も最小限
となる。
したがって、実装にあたり半田フロート法を用いた場
合、基材3とペースト5との熱膨張率の差(基材3の熱
膨張率がペースト5の熱膨張率よりも大きい)により、
ペースト5が基材3の厚さ方向に引張ストレスを受け、
ひいてはペースト5と銅箔1,2との接続面積が減少
し、銅箔1,2とペースト5の接続部分の電気導通抵抗
値が上昇するという問題点があった。また、実際に使用
していると、特に高温高湿下の使用時において、ペース
ト5がスルホール孔(パンチング孔4)から脱落すると
いう問題点もあった。いずれの問題点も、第13図およ
び第14図に示す円柱形状のパンチング用ピンを用いた
ため、パンチング孔4の孔内の壁面の総面積が最小にな
り、また、パンチング孔4の開口部の円周長が最小にな
っていることに起因する。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、半田フロート法による実装を行なっても銅箔
とペーストの接合部分の電気導通抵抗が上昇せず、かつ
ペーストがスルホール孔から容易に脱落しない、銀スル
ホールまたはカーボンスルホール基板を製造する方法を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、その表面および裏面に銅箔が貼着された基
板に、パンチング用ピンを用いてパンチング孔を穿設
し、該パンチング孔に銀ペーストまたはカーボンペース
トを埋めて銀スルホールまたはカーボンスルホール基板
を製造する方法に係るものである。そして、パンチング
用ピンとして、その径方向に沿う断面形状が円であり、
その円周部には切込みが形成されているピンを用いたこ
とを特徴とする。
[作用] その径方向に沿う断面形状が円であり、その円周部には
切込みが形成されているパンチング用ピンを用いて基板
にパンチング孔を穿設するので、このパンチング用ピン
の形状に対応するパンチング孔が基板に穿設される。し
たがって、パンチング孔の孔内壁面の総面積は大きくな
り、また、パンチング孔の開口部の円周方向に沿う長さ
も大きくなる。したがって、ペーストで該パンチング孔
4を埋めた場合、孔内壁面とペーストとの接触面積が大
きくなり、また、ペーストと銅箔との接触面積が大きく
なる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図〜第7図はこの発明の一実施例を示したものであ
る。第1図は、基板たとえばプリント配線用の積層板の
部分断面図である。図において、10は基板であり、3
は紙フェノール、紙エポキシコンポジット等の基材であ
る。基材3の表面および裏面には、銅箔1、銅箔2がそ
れぞれ貼着されている。
次に、第4図を参照して、パンチング用ピンを用いて、
パンチング孔4を基板10に穿設する。本発明において
用いられるパンチング用ピンの平面図を第2図に、斜視
図を第3図に示す。このパンチング用ピン11は、その
径方向に沿う断面形状が円であり、その円周部に切込み
12が形成されている。このような形状のパンチング用
ピンを用いて、基板10にパンチング孔4をあけると、
パンチング孔4の孔内壁面には対応する溝が刻み込まれ
る。また、パンチング孔の開口部(すなわち銅箔1,
2)は、第2図に示すような、鋸歯状の形状に刻まれ
る。
次に、第5図を参照して、パンチング孔4の直下に、予
め銀ペーストまたはカーボンペースト5を溜めた容器7
を適宜対置させる。次に、上法からピン6をパンチング
孔4内に挿通させ、ペースト5内に降下進入させる。こ
のとき、ピン6の先端に容器7中のペースト5が付着す
る。次いで、ピン6の先端にペースト5を付着させた状
態でピン6を上方に上げていくと、第6図に示すよう
に、ペースト5がパンチング孔4に埋められてゆく。
次いで、ピン6をパンチング孔4から抜き去ると、第7
図に示すように、ペースト5がパンチング孔4に付着し
て、銀スルホールまたはカーボンスルホールが形成され
る。
この場合において、孔内壁面とペースト5との接触面積
が大きくなっており、また、ペースト5と銅箔1,2と
の接続面積が大きくなっているので、ペースト5と孔内
壁面との接合力は大きくなり、また、ペースト5と銅箔
1,2との接続力は大きくなる。したがって、実装にあ
たり半田フロート法を用いた場合、基材3とペースト5
との熱膨張率の差(基材の熱膨張率はペースト5の熱膨
張率よりも大きい)により、ペースト5が基材の厚さ方
向に引張ストレスを受けて、ペースト5と銅箔1,2と
の接続面積が多少減少しても、銅箔1,2とペースト5
の接続部分の電気導通抵抗値は従来のように顕著に上昇
しなくなる。また、実際に使用していても、特に高温高
湿下の使用時においても、ペースト5がスルホール孔
(パンチング孔4)から容易に脱落しなくなる。
なお、上記実施例では、パンチング用ピンとしてその径
方向に沿う断面形状が鋸歯状のものを使用した場合につ
いて説明したが、この発明はこれに限られるものでなく
他の形状のものであってもよい。
以上、具体的な実施例を挙げてこの発明を説明したが、
この発明は、その精神または主要な特徴から逸脱するこ
となく、他の色々な形で実施するこができる。それゆ
え、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、
限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請
求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何
ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に
属する変形や変更はすべて本発明の範囲内のものであ
る。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明によれば、パンチング用
ピンとして、その径方向に沿う断面形状が円であり、そ
の円周部には切込みが形成されているピンを用いたの
で、基板に穿設されるパンチング孔4もそれに対応する
形状のものとなり、その孔内壁面の総面積は大きくな
る。また、パンチング孔の開口部の円周方向に沿う長さ
も大きくなる。したがって、ペーストでパンチング孔4
を埋めた場合、孔内壁面とペーストとの接触面積が大き
くなり、また、ペーストと銅箔との接続面積が大きくな
る。そのため、ペーストと孔内壁面との接合力は大きく
なり、また、ペーストと銅箔との接続力は大きくなる。
したがって、実装にあたり半田フロート法を用いた場
合、基材とペーストとの熱膨張率の差で、ペーストが基
材の厚さ方向に引張ストレスを受け、ペーストと銅箔と
の接続面積が減少しても、銅箔とペーストの接続部分の
電気導通抵抗値はそれほど上昇しない。また、実際の使
用においても、特に高温高湿下の使用時においても、ペ
ーストがスルホール孔から容易に脱落しなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図、第5図、第6図および第7図はこの発
明の一実施例の工程を示した断面図である。第2図およ
び第3図は、それぞれこの発明に用いるパンチング用ピ
ンの平面図および斜視図である。第8図、第9図、第1
0図、第11図および第12図は従来の銀スルホールま
たはカーボンスルホール基板の製造方法の工程を断面図
で示したものである。第13図および第14図は、従来
の製造方法において使用する、パンチング用ピンの平面
図および斜視図である。 図において、1,2は銅箔、4はパンチング孔、5は銀
ペーストまたはカーボンペースト、6はピン、11はパ
ンチング用ピン、12は切込みである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その表面および裏面に銅箔が貼着された基
    板に、パンチング用ピンを用いてパンチング孔を穿設
    し、該パンチング孔に銀ペーストまたはカーボンペース
    トを埋めて銀スルホールまたはカーボンスルホール基板
    を製造するにあたり、 前記パンチング用ピンとして、その径方向に沿う断面形
    状が円であり、その円周部には切込みが形成されている
    ピンを用いたことを特徴とする、 プリント配線基板の製造方法。
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