JPH0637661A - 車両の自車位置自動設定装置 - Google Patents

車両の自車位置自動設定装置

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JPH0637661A
JPH0637661A JP4208413A JP20841392A JPH0637661A JP H0637661 A JPH0637661 A JP H0637661A JP 4208413 A JP4208413 A JP 4208413A JP 20841392 A JP20841392 A JP 20841392A JP H0637661 A JPH0637661 A JP H0637661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
city
vehicle
stations
memory
state
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4208413A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Ito
政俊 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP4208413A priority Critical patent/JPH0637661A/ja
Publication of JPH0637661A publication Critical patent/JPH0637661A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 IDロジック型データ搭載型ラジオ受信機に
おいては、ステート(州)内に多数あるシティ(市)を
選択し特定しないと正常に機能しない。従来は表示画面
スクロールにより時間をかけて選択していたものを自動
的に行おうとする。 【構成】 車両の現在位置のステート名を操作部9によ
って手動で入力すれば、マイクロコンピュータ6がPL
L回路5、フロントエンド1を制御して、自動的にその
地域での受信可能局をサーチし所定レベル以上の入力の
ある局の周波数を5〜10局記憶し、これをシティ毎の
受信可能局周波数データを記憶したIDロジックメモリ
8の中の各シティのテーブル11a,11b……と順次
比較し、周波数の一致率の最も高いシティのテーブルを
特定することによって、自車位置を自動設定し、特定さ
れたシティ名が表示部7に表示され、該シティの地域の
放送が受信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用ラジオ受信機に
係わり、特に、予め分割した複数の地域名と、この地域
ごとに受信可能な放送局の送信周波数とを対応させたテ
ーブルを記憶したデータメモリを備えた、車載用ラジオ
受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用ラジオ受信機の分野にあっ
ては、全国を複数のブロックに分割して、各地域ブロッ
クごとに、受信可能な放送局の送信周波数データと、前
記送信周波数データに対応した放送局名等のデータを記
憶してなる放送局データとを予めラジオ受信機内のメモ
リに記憶させておき、選局時に前記メモリの記憶内容を
利用して所望の放送局の受信信号を得るようにした車載
用ラジオ受信機が知られている。この種の車載用ラジオ
受信機は、外国においては、いわゆる、IDロジック型
データ搭載型ラジオ受信機として知られている。
【0003】米国等の、その国土が広大である国におい
ては、国土の中に多数の放送局が配置されていて、それ
らの放送局のなかには、終日、特定の放送ジャンルの放
送内容だけを放送しているものも存在している。ここで
特定のジャンルというのは、音楽番組、ニュース番組等
のことで、例えば、音楽番組においても、クラシック、
カントリー、ロック等をそれぞれ専門に放送している局
も存在している。
【0004】このような地域ブロックを有する地方で使
用される車載用ラジオ受信機には、通常各地域における
放送局に関する各種のデータ、例えば、放送局名、放送
周波数、放送番組の内容等がそれぞれ記憶されている前
述のIDロジック型データが搭載されていて、車載用ラ
ジオ受信機に備えた各種選択キーのなかには、特定のジ
ャンルの番組を放送している局を直接選択するための各
ジャンル別の選択キーも設けられていて、多数の放送局
の中の一つをできるだけ少ない操作回数で選択できるよ
うな構成が採用されている。
【0005】一方、前述のIDロジック型データには地
域ブロックが指定されていて、その単位はステート
(州)とシティ(市)であり、現在、車が走行中のステ
ート(州)とシティ(市)を車載用ラジオ受信機の表示
装置に表示させれば、そのステート/シティにおける聴
取可能な放送局が受信可能となり、さらに特定のジャン
ルの番組を放送している局をも自動的に選択する機能を
持っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなIDロジッ
ク型データ搭載型ラジオ受信機は、前述のように現在の
自己の車両位置を予めステート(州)及びシティ(市)
として設定しておかなければ機能が正常に動作しない。
この設定はユーザーがマニュアルにて行っているが、各
州に存在する市の数が多いため設定に時間がかかり、非
常に煩わしいものであった。本発明はステート(州)の
設定をユーザーが行えば、選択に時間のかかるシティ
(市)の特定は自動的に行うようにして、設定の煩わし
さを解消しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、予め分割した複数の地域の地域名と、この地域ごと
の受信可能な放送局の送信周波数とを対応させたテーブ
ルを記憶させたデータメモリと、自車の現在位置の地域
において受信された複数の局の周波数を記憶する受信局
メモリと、前記受信局メモリに記憶した複数局の周波数
を、前記データメモリの複数の地域ごとの送信周波数と
順次比較し、地域別に一致率を算出及び記憶する手段と
を備え、前記一致率が最大の地域を自車現在位置として
特定し表示することによって解決される。
【0008】
【作用】マイクロコンピュータによって、自動的にサー
チされ記憶された、その地域で実際に受信した複数の受
信局の周波数群と、IDロジック型データに内蔵され
る、その州の市名に対応した受信可能局の周波数群とが
比較され、一致率が算出される。この工程は、IDロジ
ック型データに内蔵されるその州の市の全てについて実
施されて、最も一致率の高い市が現在位置として特定さ
れる。すなわち、ステート(州)名を入力すれば、自動
的にシティ(市)名が特定でき、ユーザーの手間を大幅
に省くことができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に関するIDロジック型データ
搭載型車載用ラジオ受信機の一実施例のブロック構成図
であって、1はフロントエンド、2は中間周波増幅回
路、3は復調回路、4は可聴周波増幅回路、5は位相同
期回路(PLL回路)、6はマイクロコンピュータ、7
は表示部、8はIDロジックメモリ、9は操作部、10
はスピーカ、11は前記IDロジックメモリ8中に含ま
れるデータベースの一部であって、前記IDロジックメ
モリ8に記憶されている、各州における複数のシティ
(市)と、各シティ(市)それぞれにおける受信可能な
放送局の周波数が書き込まれているテーブルである。1
1a、11b、11c……11x-1、11xが各市の市
名と、それぞれに対応する受信可能な放送局の送信周波
数が低い周波数から順に書き込まれている。IDロジッ
クメモリ8には、このようなテーブルが各州ごとに記憶
されている。
【0010】12は受信用のアンテナであり、13は中
間周波増幅回路2の出力から受信された入力信号のレベ
ルを監視するSメータ回路で、その出力は受信信号のレ
ベルのデータとしてマイクロコンピュータ6に入力され
る。
【0011】点線の中がデータ搭載車載用ラジオ受信機
を示していて、フロントエンド1は入力が受信アンテナ
12、出力が中間周波増幅回路2にそれぞれ結合され、
PLL回路5によって受信同調周波数が選択される。ま
た、マイクロコンピュータ6は、PLL回路5、表示部
7、Sメータ回路13、テーブル11を含むIDロジッ
クメモリ8及び操作部9にそれぞれ結合され、ユーザー
の要求等に対応して、このデータ搭載車載用ラジオ受信
機の各部の制御を行っている。
【0012】本実施例の動作について図1と図2によっ
て説明する。アンテナ12、フロントエンド1、中間周
波増幅回路2、復調回路3、可聴周波増幅回路4、位相
同期回路(PLL)5、マイクロコンピュータ6、操作
部9、及びスピーカ10からなる部分は通常のラジオ受
信機と構成も動作も同じであるので、これらの部分の基
本的な説明は省略する。いま、この受信機がIDロジッ
クモードにあるとし、車の移動によって走行しているス
テートが変わったとすると、当然受信していた信号の電
界強度も弱くなってくるので、ステード変更の操作を行
う。
【0013】操作は操作部9に含まれるステート/シテ
ィ選択キー(図示省略)によって行われ、ステート/シ
ティ選択キーが最初に押されるとステート/シティ入力
モードに入り、表示部7上に走行中の車の現在地を示す
ステート/シティが表示される。次に、ステート/シテ
ィ選択キーを1.7秒以上押すとステート入力モードに
なり、この時、アップダウンキーにおける所望方向のキ
ー(ともに操作部9に含まれるが図示省略)を押すと、
ステート名がスクロール選択され、また、アップダウン
キーの前記所望方向のキーを1.7秒以上押すとステー
ト名が早送りになって、500msの間、表示部7に順
次表示される。
【0014】さらに、再度ステート/シティ選択キーを
押すと、シティ入力モードになり、ここでシティの自動
特定の機能が作動する。図2にそのフローチャートを示
す。マイクロコンピュータ6は受信可能局のピックアッ
プを行う。この工程については公知のオートプリセット
の技術同様であるので詳細は省略するが、Sメータ回路
13、PLL回路5及びフロントエンド1によって受信
周波数範囲全域にわたり電界強度の強い局の順に数局
(5〜10局)をピックアップし(ステップ101)、
その周波数群をマイクロコンピュータ6内の図示省略の
受信局メモリに記憶させる(ステップ102)。
【0015】次に、マイクロコンピュータ6は、この受
信局メモリに記憶した周波数群と、IDロジックメモリ
8内のテーブル11にある第一の市のテーブル11aの
周波数群とについて低周波数順に周波数の比較を行い
(ステップ103)、一致率を算出し(ステップ10
4)、その結果をマイクロコンピュータ6内の、前記受
信局メモリとは別の、やはり図示省略のメモリAに入れ
る(ステップ105)。そして引き続いて、前記受信局
メモリに記憶した周波数群との次の第二の市のテーブル
11bの周波数群との周波数比較を行い(ステップ10
6)、一致率を算出し(ステップ107)、この結果と
先に入力したメモリAの一致率データとを比較し(ステ
ップ108)、一致率の大きい方のデータにメモリAの
内容を入れ替える(ステップ109)。次にテーブル1
1の内容が次の市で最後かどうかをチェックし(ステッ
プ110)、実施例の図1の例であれば、まだテーブル
11に市のテーブルが11c……11x-1、11xと存
在するので、ステップ106にもどって次の市のテーブ
ル11cとの比較を行い、一致率を算出し(ステップ1
07)、メモリAの内容と比較し(ステップ108)、
大きい方とメモリAの内容を入れ替える(ステップ10
9)。
【0016】このようにして市のテーブル11x-1まで
達すると、ステップ110において次の市のテーブルが
最後かどうかがチェックされ、次の市のテーブル11x
で最後となるので、ここまでの市の場合同様に周波数比
較と一致率算出を行い(ステップ111)、その結果と
メモリAに入っている一致率との比較を行い(ステップ
112)、その比較の結果、大きい方のデータを持つテ
ーブルの市名が特定され、マイクロコンピュータ6は表
示部7にその市名を表示させる(ステップ113)。
【0017】なお、図1のテーブル11の右端に示した
カッコ内の数字は、各市ごとの一致率を仮定したもの
で、この場合には一致率が10〜90%の範囲にある
が、一致率最大の90%であるテーブル11bの市、”
LOSANGLS”選択されることになる。
【0018】マイクロコンピュータ6はIDロジックメ
モリ8の記憶データから、前記表示されたステート/シ
ティに該当する受信可能な放送局を読み出してPLL回
路5を駆動してその地域の放送受信に切り換える。この
際、前述のように特定のジャンルの放送内容の指定がさ
れていれば、受信可能な放送局の中から、そのジャンル
のものを自動的に選択する。
【0019】上記の実施例の構成では、ステートのマニ
ュアル操作による選択に伴って、自動的にシティが選択
特定されるようにしたが、手動によるシティ名選択も可
能であることはもちろんである。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、IDロ
ジック型データ搭載型ラジオ受信機の使用にあたり、走
行による地域の変化に伴うステート(州)とシティ
(市)との設定を、ステート名さえ入力すればシティ名
の特定を現在の電波状況から自動設定するように構成し
たので、非常に多いシティ名からの煩わしい選択が不要
となって、ユーザーにとって頗る便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の動作のフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1 フロントエンド 2 中間周波増幅回路 3 復調回路 4 可聴周波増幅回路 5 位相同期回路(PLL) 6 マイクロコンピュータ 7 表示部 8 IDロジックメモリ 9 操作部 10 スピーカ 11 テーブル 12 アンテナ 13 Sメータ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め分割した複数の地域の地域名と、こ
    の地域ごとに受信可能な放送局の送信周波数とを対応さ
    せたテーブルを記憶したデータメモリと、自車の現在位
    置の地域において受信した複数の局の周波数を記憶する
    受信局メモリと、前記受信局メモリに記憶した複数局の
    周波数を、前記データメモリの複数の地域ごとの送信周
    波数と順次比較し、地域別に一致率を算出及び記憶する
    手段とを備え、前記一致率が最大の地域を自車現在位置
    の地域名として特定し表示することを特徴とする車両の
    自車位置自動設定装置。
JP4208413A 1992-07-13 1992-07-13 車両の自車位置自動設定装置 Withdrawn JPH0637661A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4208413A JPH0637661A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 車両の自車位置自動設定装置

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JP4208413A JPH0637661A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 車両の自車位置自動設定装置

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JPH0637661A true JPH0637661A (ja) 1994-02-10

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JP4208413A Withdrawn JPH0637661A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 車両の自車位置自動設定装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005