JP2573040Y2 - 車載用ラジオ受信機 - Google Patents

車載用ラジオ受信機

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JP2573040Y2 JP1992034510U JP3451092U JP2573040Y2 JP 2573040 Y2 JP2573040 Y2 JP 2573040Y2 JP 1992034510 U JP1992034510 U JP 1992034510U JP 3451092 U JP3451092 U JP 3451092U JP 2573040 Y2 JP2573040 Y2 JP 2573040Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車載用ラジオ受信機に
係わり、特に、予め分割した地域ごとに受信可能な受信
周波数データメモリと、前記受信周波数データに対応し
た放送局名等のデータを記憶してなる放送局データメモ
リと、時刻表示装置とを備えた車載用ラジオ受信機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用ラジオ受信機の分野にあっ
ては、全国を複数のブロックに分割し、各地域ブロック
ごとに、受信可能な受信周波数データメモリと、前記受
信周波数データに対応した放送局名等のデータを記憶し
てなる放送局データとを予めラジオ受信機内のメモリに
記憶させておき、選局時に前記メモリの記憶内容を利用
して所望の放送局の受信信号を得るようにした車載用ラ
ジオ受信機が知られている。この種の車載用ラジオ受信
機は、外国においては、いわゆる、IDロジック型デー
タ搭載型ラジオ受信機として知られている。
【0003】米国等の、その国土が広大である国におい
ては、国土の中に多数の放送局が配置されていて、それ
らの放送局のなかには、終日、特定の放送ジャンルの放
送内容だけを放送しているものも存在している。ここで
特定のジャンルというのは、音楽番組、ニュース番組等
のことで、例えば、音楽番組においても、クラシック、
カントリー、ロック等をそれぞれ専門に放送している局
も存在している。
【0004】このような地域ブロックを有する地方で使
用される車載用ラジオ受信機には、通常、各地域におけ
る放送局に関する各種のデータ、たとえば、放送局名、
放送周波数、放送番組の内容等がそれぞれ記憶されてい
る前述のIDロジック型データが搭載されていて、車載
用ラジオ受信機に備えた各種選択キーのなかには、特定
のジャンルの番組を放送している局を直接選択するため
の各ジャンル別の選択キーも設けられていて、多数の放
送局の中の一つをできるだけ少ない操作回数で選択でき
るような構成が採用されている。
【0005】一方、前述のIDロジック型データには地
域ブロックが指定されていて、その単位はステート
(州)とシティ(市)であり、現在、車が走行中のステ
ート(州)とシティ(市)を車載用ラジオ受信機の表示
装置に表示させれば、そのステート/シティにおける聴
取可能な放送局が受信可能となり、さらに特定のジャン
ルの番組を放送している局をも自動的に選択する機能を
持っている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前述したようなIDロ
ジック型データ搭載型ラジオ受信機には、計時機能を備
えているのが一般であり、受信周波数等を表示する表示
器の表示面に、併記表示されるか、あるいは切り換え操
作によって現在時刻が表示されるが、米国等の、その国
土が広大である国においては、国土内において時差が地
域ごとに存在する問題がある。つまり、折角、現在、車
が走行中のステートとシティを車載用ラジオ受信機の表
示装置に表示させ、放送局を自動選局しても、時計が表
示する現在時刻がその地域のものではないので、受信し
ている放送のアナウンス等と食い違いを生じ、不都合で
ある。本考案は、この点を解決し、車が走行中のステー
トとシティをラジオ受信機の表示装置に表示させれば、
自動的に時刻表示も、その地域のものに切り換えるよう
にしようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本考案によ
れば、受信周波数と現在時刻とを表示可能な表示手段
と、予め分割した地域ごとに受信可能な周波数データを
記憶する受信周波数データメモリと、前記分割した地域
ごとの時差データを記憶する時差データメモリと、前記
分割した地域のいずれかを選択可能な選択手段と、該選
択手段により新たな分割地域が選択されたときに、前記
受信周波数データメモリと前記時差データメモリから前
記新たな分割地域に対応する周波数データと時差データ
を読み出し、現在の分割地域の周波数データを、読み出
された周波数データに設定し、かつ現在の時刻と読み出
された時差データとで演算を行い、新たな分割地域の時
刻を求めると共に、前記設定された周波数データ、及び
演算により求められた時刻に応じて前記表示手段の受信
周波数と現在時刻の表示変更を行う制御手段とを備えた
ことにより達成される。
【0008】
【作用】IDロジックメモリは、予め分割した地域ごと
に受信可能な受信周波数データと、該受信周波数データ
に対応した放送局名等のデータを記憶していて、受信地
域変更の操作にともないマイクロコンピュータによって
該当周波数データ等が呼び出され受信制御が行われ、同
時に、分割した地域ごとの時差を記憶したデータメモリ
からも、受信地域変更の操作にともないマイクロコンピ
ュータによって該当地域の時差が読み出されて、変更前
の地域の時刻を基準として演算し、変更後の地域の現在
時刻を表示部に表示するので、車の走行移動にともない
地域が変わった場合に自動的に時差補正が行われ、自動
車ユーザーの時計取扱いの煩わしさが全くなくなる。
【0009】
【実施例】図1は本考案に関するIDロジック型データ
搭載型車載用ラジオ受信機の一実施例のブロック構成図
であって、1はフロントエンド、2は中間周波増幅回
路、3は復調回路、4は可聴周波増幅回路、5は位相同
期回路(PLL)、6はマイルロコンピュータ、7は表
示部、8はIDロジックメモリ、9は操作部、10はス
ピーカ、11は前記IDロジックメモリとは別の時差デ
ータベースであってROMで構成され、前記IDロジッ
クメモリ8に記憶されている予め分割された地域のそれ
ぞれについての時差が記憶されている。本実施例では、
CA(Carifornia)を基準としてその他のス
テート、HA,AK,CO,IL等の各ステートの時差
を記憶させてある。12は受信用のアンテナである。点
線の中がデータ搭載車載用ラジオ受信機を示していて、
フロントエンド1は入力が受信アンテナ12、出力が中
間周波増幅回路2に結合され、PLL5によって受信同
調周波数が選択される。また、マイクロコンピュータ6
は、PLL5,表示部7、IDロジックメモリ8と時差
データベース11および操作9にそれぞれ結合され、ユ
ーザーの要求等に対応して、このデータ搭載車載用ラジ
オ受信機の各部の制御を行っている。
【0010】本実施例の動作について図1を中心に説明
する。アンテナ12、フロントエンド1、中間周波増幅
回路2、復調回路3、可聴周波増幅回路4、位相同期回
路(PLL)5、マイクロコンピュータ6、操作部9、
スピーカ10からなる部分は通常のラジオ受信機と構成
も動作も同じであるので、この点の説明は省略する。い
ま、この受信機がIDロジックモードにあるとし、車の
移動によって車行しているステートが変わったとする
と、当然受信していた信号の電界強度も弱くなってくる
ので、ステート変更の操作を行う。
【0011】操作は操作部9に含まれるステート/シテ
ィ選択キー(図示省略)によって行われ、ステート/シ
ティ選択キーが最初に押されるとステート/シテイ入力
モードに入り、表示部7に走行中の車の現在地を示すス
テート/シティが表示される。次に、ステート/シティ
選択キーを1.7秒以上押すとステート入力モードにな
り、この時、アップダウンキーにおける所望方向のキー
(ともに操作部9に含まれるが図示省略)を押すと、ス
テート名がスクロール選択され、また、アップダウンキ
ーの前記所望方向のキーを1.7秒以上押すとステート
名が早送りになって、500msの間、表示部7に順次
表示される。
【0012】さらに、再度、ステート/シティ選択キー
を押すと、シティ入力モードになり、この時、アップダ
ウンキーの所望方向のキーを押すと、前述同様にシティ
名がスクロール選択され、また、アップダウンキーの前
記所望方向のキーを1.7秒以上押すと、シティ名が早
送りになって500msの間、表示部7に順次表示され
る。その後、ステート/シティ選択キーを1.7秒以上
押すか、または、5秒以内にキー入力を行わないとき
は、自動的にステート/シティ入力モードが解除され、
通常モードに復帰する。
【0013】上記の操作によって、表示部7に表示され
るステート/シティが変更されると、マイクロコンピュ
ータ6は、変更前のステート/シティを基準として、変
更後のステート/シティとの時差を時差データベース1
1から読取り、変更後のステート/シティにおける現在
時刻を演算した上で表示部7に表示する。
【0014】マイクロコンピュータ6はIDロジックメ
モリ8の記憶データから、前記表示されたステート/シ
ティに該当する受信可能な放送局を読み出して位相同期
回路5を駆動してその地域の放送受信に切り換える。こ
の際、前述のように特定のジャンルの放送内容の指定が
されていれば、受信可能な放送局の中から、そのジャン
ルのものを自動的に選択する。
【0015】上記の実施例の構成では、ステート/シテ
ィの表示変更に伴って、自動的に時刻表示も時差補正さ
れるようにしたが、手動によって時刻修正が可能である
ことはもちろんである。
【0016】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、選択手段
により新たな分割地域が選択されたときに、受信周波数
データメモリと時差データメモリから新たな分割地域に
対応する周波数データと時差データを読み出し、現在の
分割地域の周波数データを、読み出された周波数データ
に設定し、かつ現在の時刻と読み出された時差データと
で演算を行い、新たな分割地域の時刻を求めると共に、
設定された周波数データ、及び演算により求められた時
刻に応じて表示手段の受信周波数と現在時刻の表示変更
を行うようにしたので、車の走行移動にともない地域が
変わった場合に、ユーザーがその地域を選択するだけで
その地域で受信可能な受信周波数に切り換えることがで
きるばかりでなく、時差を考慮したその地域の現在時刻
に容易に変更できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 フロントエンド 2 中間周波増幅回路 3 復調回路 4 可聴周波増幅回路 5 位相同期回路(PLL) 6 マイクロコンピュータ 7 表示部 8 IDロジックメモリ 9 操作部 10 スピーカ 11 時差データベース 12 アンテナ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信周波数と現在時刻とを表示可能な表
    示手段と、 予め分割した地域ごとに受信可能な周波数データを記憶
    する受信周波数データメモリと、 前記分割した地域ごとの時差データを記憶する時差デー
    タメモリと、 前記分割した地域のいずれかを選択可能な選択手段と、 該選択手段により新たな分割地域が選択されたときに、
    前記受信周波数データメモリと前記時差データメモリか
    ら前記新たな分割地域に対応する周波数データと時差デ
    ータを読み出し、現在の分割地域の周波数データを、読
    み出された周波数データに設定し、かつ現在の時刻と読
    み出された時差データとで演算を行い、新たな分割地域
    の時刻を求めると共に、前記設定された周波数データ、
    及び演算により求められた時刻に応じて前記表示手段の
    受信周波数と現在時刻の表示変更を行う制御手段とを備
    えたことを特徴とする車載用ラジオ受信機。
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JPH0588039U JPH0588039U (ja) 1993-11-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333494U (ja) * 1986-08-21 1988-03-03
JP2765996B2 (ja) * 1989-10-06 1998-06-18 三洋電機株式会社 Rds受信機

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JPH0588039U (ja) 1993-11-26

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