JPH0637522U - インシュレータの取付構造 - Google Patents

インシュレータの取付構造

Info

Publication number
JPH0637522U
JPH0637522U JP7230692U JP7230692U JPH0637522U JP H0637522 U JPH0637522 U JP H0637522U JP 7230692 U JP7230692 U JP 7230692U JP 7230692 U JP7230692 U JP 7230692U JP H0637522 U JPH0637522 U JP H0637522U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
exhaust manifold
mounting structure
combustion engine
internal combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7230692U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2594474Y2 (ja
Inventor
謙一郎 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP1992072306U priority Critical patent/JP2594474Y2/ja
Publication of JPH0637522U publication Critical patent/JPH0637522U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2594474Y2 publication Critical patent/JP2594474Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 排気マニホールドからの輻射熱を遮蔽するイ
ンシュレータの取付強度を向上することにより内燃機関
の動作時における振動抑制を図り得るようにすること。 【構成】 シリンダヘッド1にガスケット2を介して接
続された排気マニホールド3を覆うようにして配設され
るインシュレータ4は,その両側部分に関してボルト5
の螺着方向へ弾性的に撓んだ状態で,その上部と下部と
でボルト5により排気マニホールド3に固定され、イン
シュレータ4の両側の側縁部はシリンダヘッド1に圧接
されている。このような取付構造においては,インシュ
レータ4自身の弾性により,ボルト5による排気マニホ
ールド3への固定強度が向上されて振動防止が図られる
と共に,内燃機関に対してインシュレータ4の一体化が
図られ,振動防止効果がさらに向上される。このような
取付構造とすることにより,ボルト5の数量の増加は必
要なく,その取付に際しての作業量も増加することはな
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,排気マニホールドからの輻射熱を遮蔽すべく該排気マニホールドに 固定されるインシュレータの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のインシュレータの取付構造としては,例えば実開昭57−76 244号公報に開示のものが知られている。 上記公報に開示の取付構造では,内燃機関に接続された排気マニホールドを覆 うようにして上記インシュレータが配備されており,このインシュレータは,そ の両側部分で上記排気マニホールドにネジ部材により螺着固定されている。 これにより,上記排気マニホールドからの輻射熱の遮蔽が図られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが,上記のような従来の取付構造では,内燃機関の動作時における振動 が上記インシュレータに伝達され,上記インシュレータの部分においてその振動 が増幅されて騒音源になるという問題点があった。 このような不具合を解消すべく,ネジ部材による固定箇所の増加が考えられる が,このような構造では,部品点数及びその取付に要する作業量が共に増加して コスト上昇につながり,好ましいものとはいえない。 そこで,本考案は,上記事情に鑑みて創案されたものであり,部品点数を増加 することなく極めて簡単な構造でインシュレータの取付強度を向上させ,内燃機 関の振動に伴う騒音の低減を図り得るインシュレータの取付構造の提供を目的と するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本考案が採用する主たる手段は,その要旨とする ところが,内燃機関に接続された排気マニホールドを覆うようにして該排気マニ ホールドにその両側部分でネジ部材により固定され,上記排気マニホールドから の輻射熱を遮蔽するインシュレータの取付構造において,上記インシュレータを その両側部分に関して上記ネジ部材の螺着方向へ弾性的に撓んだ状態で上記排気 マニホールドに固定され得るような形状となすと共に,上記インシュレータが上 記排気マニホールドに固定された際に該インシュレータの上記内燃機関側の端部 が該内燃機関の本体部分に圧接される如くなした点に係るインシュレータの取付 構造である。
【0005】
【作用】
上述のインシュレータの取付構造では,インシュレータ自身の弾性により,ネ ジ部材による排気マニホールドへの固定強度が向上されると共に,上記ネジ部材 の上記排気マニホールドからの抜けも効果的に防止される。同時に,上記インシ ュレータが上記排気マニホールドに固定された際に,該インシュレータの上記内 燃機関側の端部が該内燃機関の本体部分に圧接されるので,内燃機関に対してイ ンシュレータの一体化が図られ,振動防止効果が更に向上される。 このような取付構造とすることにより,ネジ部材の増加は必要なく,取付に際 しての作業量も増加することはない。
【0006】
【実施例】
以下添付図面を参照して,本考案を具体化した実施例につき説明し,本考案の 理解に供する。尚,以下の実施例は,本考案を具体化した一例であって,本考案 の技術的範囲を限定する性格のものではない。 ここに,図1は本考案の一実施例に係るインシュレータの取付構造を示す側面 図,図2は上記インシュレータを示すものであって,(A)は正面図,(B)は 平面図である。 この実施例に係るインシュレータの取付構造では,図1及び図2に示す如く, シリンダヘッド1にガスケット2を介して接続された排気マニホールド3を覆う ようにして,板状のインシュレータ4が配設されている。 上記インシュレータ4は,その上縁部4aの内側が上記ガスケット2の上端部 に当接された状態で,上部2か所,下部1か所にそれぞれ穿設された貫通孔4b ,4b,4cを通して上記排気マニホールド3に螺着される3本のボルト5にて 該排気マニホールド3に固定されている。 この場合,上記インシュレータ4は,上記貫通孔4b,4cの穿設部位に関す るその両側部分で上記ボルト5の螺着方向へ弾性的に撓んだ状態で上記排気マニ ホールド3に固定され得るような形状に予め形成されている。
【0007】 従って,上記インシュレータ4を上記排気マニホールド3に取り付ける際,例 えば上記インシュレータ4の上縁部4aを上記ガスケット2の上端部に当接させ た状態でまず貫通孔4b,4bに嵌入されたボルト5にて該インシュレータ4の 上部を上記排気マニホールド3に取り付けると,該インシュレータ4は図1にお いて二点鎖線で示されるような状態となる。そこで,上記インシュレータ4の下 部を矢印6方向へその弾性力に抗して押しやることにより,上記インシュレータ 4の上記上縁部4aの両側の側縁部4d,4dが上記シリンダヘッド1に圧接さ れることになり,該インシュレータ4と上記シリンダヘッド1との一体化が図ら れる。この状態で,上記インシュレータ4の貫通孔4cにボルト5を挿通させて 該ボルト5を排気マニホールド3に螺着することにより,上記インシュレータ4 はその両側部分に関して該ボルト5の螺着方向へ弾性的に撓んだ状態で上記排気 マニホールド3に固定されることとなる。 上記のような取付構造では,インシュレータ4自身の弾性によりボルト5によ る排気マニホールド3への固定強度が向上されて振動防止が図られると共に,上 記ボルト5の排気マニホールド3からの抜けも効果的に防止される。同時に,シ リンダヘッド1に対してインシュレータ4の一体化が図られ,振動防止効果が更 に向上される。更に上記取付構造においては,インシュレータ4の上縁部4aが ガスケット2の上端部に接触されていることで,振動を減衰させる効果も奏する 。 このような取付構造とすることにより,従来のインシュレータの取付構造に対 してボルト5の数量的増加は必要なく,取り付けに際しての作業量も増加するこ とはない。 そして,上記インシュレータ4において,上記排気マニホールド3からの輻射 熱をも効果的に遮蔽し得るものである。
【0008】
【考案の効果】
本考案は,上記したように,内燃機関に接続された排気マニホールドを覆うよ うにして該排気マニホールドにその両側部分でネジ部材により固定され,上記排 気マニホールドからの輻射熱を遮蔽するインシュレータの取付構造において, 上記インシュレータをその両側部分に関して上記ネジ部材の螺着方向へ弾性的 に撓んだ状態で上記排気マニホールドに固定され得るような形状となすと共に, 上記インシュレータが上記排気マニホールドに固定された際に該インシュレータ の上記内燃機関側の端部が該内燃機関の本体部分に圧接される如くなしたことを 特徴とするインシュレータの取付構造であるから,何ら部品点数を増加すること なく極めて簡単な構造でインシュレータの取付強度を向上させることができ,内 燃機関の振動に伴う騒音の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係るインシュレータの取
付構造を示す側面図。
【図2】 上記インシュレータを示すものであって,
(A)は正面図,(B)は平面図。
【符号の説明】
1…シリンダヘッド 2…ガスケット 3…排気マニホールド 4…インシュレ
ータ 4a…上縁部 4b,4c…貫
通孔 4d…側縁部 5…ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に接続された排気マニホールド
    を覆うようにして該排気マニホールドにその両側部分で
    ネジ部材により固定され,上記排気マニホールドからの
    輻射熱を遮蔽するインシュレータの取付構造において, 上記インシュレータをその両側部分に関して上記ネジ部
    材の螺着方向へ弾性的に撓んだ状態で上記排気マニホー
    ルドに固定され得るような形状となすと共に,上記イン
    シュレータが上記排気マニホールドに固定された際に該
    インシュレータの上記内燃機関側の端部が該内燃機関の
    本体部分に圧接される如くなしたことを特徴とするイン
    シュレータの取付構造。
JP1992072306U 1992-10-16 1992-10-16 インシュレータの取付構造 Expired - Fee Related JP2594474Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992072306U JP2594474Y2 (ja) 1992-10-16 1992-10-16 インシュレータの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992072306U JP2594474Y2 (ja) 1992-10-16 1992-10-16 インシュレータの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0637522U true JPH0637522U (ja) 1994-05-20
JP2594474Y2 JP2594474Y2 (ja) 1999-04-26

Family

ID=13485457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992072306U Expired - Fee Related JP2594474Y2 (ja) 1992-10-16 1992-10-16 インシュレータの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2594474Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02101018U (ja) * 1989-01-27 1990-08-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02101018U (ja) * 1989-01-27 1990-08-10

Also Published As

Publication number Publication date
JP2594474Y2 (ja) 1999-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0637522U (ja) インシュレータの取付構造
JP2804666B2 (ja) 車両用エンジンのマウント装置
JPH0716018Y2 (ja) 排気マニホルドの遮熱板
JPH1150842A (ja) 遮熱板の取付構造
JP3018839B2 (ja) 車両の排気系部品の防振支持構造
JPH0544508Y2 (ja)
JPH072975Y2 (ja) エキゾーストマニホルドのカバー組付構造
JPS6010954Y2 (ja) エンジンの懸架装置
JPH0213727Y2 (ja)
JPH0229528B2 (ja) Enjinshijisochi
JP2579845Y2 (ja) マフラーマウント構造
JP3070323B2 (ja) エンジンの遮熱板取付構造
JPH0592422U (ja) エンジンの排気マニホールドカバー
JPS6317876Y2 (ja)
JPS5933882Y2 (ja) エンジンのカバ−類のシ−ル構造
JPH10244844A (ja) 車両用排気管の固定構造
JPS6111485Y2 (ja)
JP3598807B2 (ja) オイルパンカバー
JPS5933883Y2 (ja) エンジンのカバ−類のシ−ル構造
JPH0413496Y2 (ja)
JP2705410B2 (ja) 燃焼装置
JP2588725Y2 (ja) 内燃機関のオイルパン
JPH0583338U (ja) エンジンの防音カバー
JPH0141862Y2 (ja)
JPS6023491Y2 (ja) カバ−類の弾性支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees